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2010年09月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 秋の新番一覧

 とりあえず、羅列してみる。

10/1(金) 愛知 25:58〜   スーパーロボット大戦OG 〜ジ・インスペクター〜 :前のシリーズがそんなに面白くなかったのでスルーしようかと思ったらシリーズ構成(の片割れ)が八房龍之助で監督が大張正巳ってんだから見るしかないw
10/2(土) 教育 18:00〜   バクマン。 :NHK教育だからジャンプとか連載中のマンガとかの実名は出せないんだろうなぁ。
10/2(土) 中京 24:10〜  テガミバチ REVERSE :分割二期の第二期だけど、原作もまだ途中だし、どういう決着を付けるんだろう?
10/3(日) 中京 07:00〜   夢色パティシエールSP プロフェッショナル :SPて何の略なのかが気になる……つか、一期目から続きじゃなく二年後ってのがちょっと異色。
10/3(日) CBC 17:00〜  STAR DRIVER 輝きのタクト :番宣の「銀河美少年かっ!」と「綺羅星☆!」で腹抱えて笑ったw
10/3(日) NHK-BS 23:00〜   心霊探偵 八雲 :タイトルだけは知ってるけど、ドラマにもなってなかったっけ? どんな感じなんだろう?
10/5 (火) 愛知 25:28〜  薄桜鬼 碧血録 :碧血録って、「血風録」のもじりなんだろうなぁ。
10/5(火) 愛知 25:58〜   百花繚乱 サムライガールズ :クイーンズブレイドとか一騎当千とかのポルノ的アニメなんだろうけど、声優陣が若手中心でこの手のではちょっと珍しいかも。
10/5(火) 愛知 26:28〜  えむえむっ! :公式サイトのURLが「ブタロー」ってなんだよw とりあえず女の子に殴られ罵られると気持ちよくなってしまう主人公が福山潤というのはとても合っている。
10/6(水) 愛知 25:28〜   荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ :嫌いではないのだけど、これを分割二期で、という理由はよくわからない。
10/6(水) 愛知 25:58〜   おとめ妖怪 ざくろ :大正浪漫的妖異譚。だけど、それ以上のことは原作を追ってないのでよくわかりませんすいません。
10/6(水) 愛知 26:28〜  もっと To LOVEる :とりあえず知欠先生頑張れとエールを送りたい。
10/7(木) 愛知 25:28〜  俺の妹がこんなに可愛いわけがない :可愛いわけがありません。可愛いと思ったら気のせいです。
10/7(木) 愛知 26:28〜  そらのおとしもの f(フォルテ) :二期目が決まった要因の一つが空飛ぶパンツへの反響だったってのがw
10/7(木) 愛知 26:58〜  侵略!イカ娘 :原作は2chで「どこが面白いの?」と言われるのがもはや定番のネタと化してますが、何気に嫌いじゃないです。しかも水島努監督なので原作にはない動きがありまくりだと思います。多分。
10/8(金) CBC 26:30〜  探偵オペラ ミルキィホームズ :主人公のライバルチームのCV見たらほとんどギャラクシーエンジェルだった。
10/11(月)愛知 25:28〜  FORTUNE ARTERIAL 〜赤い約束〜 :サブタイトルに「赤い」がついてるのにちっとも大栄ドラマっぽくないw
10/11(月)愛知 25:28〜  神のみぞ知るセカイ :桂馬が下野紘ってのは、合ってるかどうか見てみないとわからない。こういうちょっとギャグっぽい自己陶酔系は最近だと福山潤が十八番だろうけど、さすがにそこまで行くとやり過ぎか。
10/13(水)CBC 26:00〜  咎狗の血 :なんともわかりません。
10/13(水)CBC 26:30〜  とある魔術の禁書目録II :また一層登場キャラが多くなってるんですが……しかもほとんど女性キャラ。初春まで出てるんですが。
10/21(木)CBC 26:30〜  それでも町は廻っている :原作どおり淡々とした雰囲気だといいのだけど、新房色もそれはそれで見てみたい気もする。
10/21(木)東海 26:15〜  海月姫 :同じ海産物でもイカ娘とは大分カラーが違うっぽい。

 さて、今期はどれが当たりなのか。とりあえず順当な線でバクマン、神知る、それ町、テガミバチ。スタッフでだとスパロボ、イカ娘。ネタ的な意味でSTAR DRIVER、そらおと、えむえむ、ってあたりか。心霊探偵八雲とざくろと海月姫は堅実そうな感じかなと。これ以外で伏兵があったら面白いんだけどなぁ


2010年09月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] よしなし

 時々、アニメの新作で「21世紀の××を作ります」とかのコメントがあるものがあるけど(たとえば、××はハイジであったり、ルパンであったり)、作風とか時勢とか、いろいろ当時と違うものはあるけども、圧倒的に物理的に足りないのは「再放送」だと思う。
 たとえばルパンだとかガンダムだとか、認知度が上がり、また幅広い世代での認知度を得ているのは、確実に「再放送」のせい。でも、今は再放送をしない。権利関係が昔より複雑になってるってのもあるだろうけど、でも再放送という機会がなくなった今、「共通の体験」というのは確実に薄くなっている。目にする機会自体ももちろん減っている。
 それじゃ視聴者は育たないわなぁ。局で権利を有するものの多い、NHKに期待するくらいしかないだろうなぁ。

 中国。何が目的なんだろうなぁ。おそらくアメリカ(の一部)とはある程度話がついてるのだろうけど、それにしてもあまり侵略的行為を取ると世界中の警戒心を高めるのは変わりない。何より、中国が騒ぎ立てるのにこちらが感情的についていけず、「え? なにこの人突然騒いでるの?」と半ばポカンとしてしまうのだけど(そうする理由の幾つかは推測できるにしても)。「安全のため中国から日本への渡航禁止」も、軽い嫌がらせとサッカーで言うところの「シミュレーション」なんだろうけど、あまりにわざとらしすぎて。
 中国のネットでの反応はどうかと思ったけど、尖閣諸島は中国領という教育がされてるので(そりゃ中国からすればそうするわな)日本の領海侵犯と憤ってるのが多いにしても、それ以上に中国政府に対する不信感が出てたり、韓国の違法中国漁船拿捕にしても中国漁船側の非を指摘する声も結構ある。ネットをやる人は教育レベルが中国平均より高水準としても、今回の話は確実に中国政府主導なのは間違いない。もっとも政府のどのへんか、はまったくわからないけど。(温家宝はバリバリにやる気発言の連続だから、そのライン上にはあるんだろうけど)

[必殺] あんた、この替玉どう思う?

 替玉と言ってもカタとかバリカタとかハリガネとかコナオトシとかではない。(それが言いたかった)
  東海地区、あす早朝の「必殺仕業人」 は、必殺シリーズ通算二百回記念回でもある「あんた、この替玉どう思う?」。極悪な女盗賊と顔かたちがそっくりの清純な娘(夏純子の二役)が、女盗賊の身代わりにされて獄門台送りを待つばかりの身になるのだけど、主水たち仕業人が「身代わりのすり替え」を行なうという、かなりトリッキーで痛快な話。のみならず、二百回記念ということで歴代レギュラーがカメオ出演もしている。話自体も面白いので、よろしければ是非。
 


2010年09月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オカルト学院#12

  世紀末オカルト学院 #12「千の風、美の尋めゆき」。黒魔女の本性を現した美風に、父の敵と食ってかかろうとするマヤを逃がすため、千尋も白魔術師としての全力を出す。マヤは使い魔だった千尋の部下に連れられ、逃げるしかない自分の無力さを嘆くことしかできない。
 一方、マヤが死んだという嘘を信じた亜美たちはマヤ殺しの犯人を知るために一生懸命マヤの霊を呼び出そうとするが上手く行かない。が、その彼女らの前に当のマヤが生きて姿を現し、マヤを助けるために奮戦することに……
 だが、その時千尋は、圧倒的な黒魔女の力に加えて文明を想う心の隙を突かれ、美風の致命的な一撃を受けてしまっていた。

 サブタイトルに登場人物の名前が入ってるのが定番だったけど、今回は変則で千尋と美風の名前が分割して入ってる。
 これまで怪しい黒幕っぽい演出をされてた千尋だけど、その正体を明かして美風相手に奮戦。が、文明のことを持ち出されて動揺した挙句、美風に「キスした」と告げられ、その動揺の隙にとどめを刺されてしまう。が、千尋は最後の力を振り絞って文明にかけられた金縛りを解くと、マヤの父、神代純一郎が生きていること、そして何事かを告げ、文明に行動を促す。
 文明は千尋が重症であることを知らず、マヤを助けるために飛び出すのだけど、その直後、千尋は力尽き、文明のジャケットの上で息絶える……ようやく見せ場が来たと思ったらこれとは、報われなさ過ぎる……けど、千尋の行動でヘタレの文明は決起し、さらに美風を倒すための重要なヒントも残す。千尋のした重要なことはそれだけじゃないけど。
 マヤも自分の出来ることが逃げ惑うだけなのに反発。使い魔はそんな彼女に美風を倒す最後の手段を教える。それは、バルトシュタイン学院を使って起動する魔を滅する呪文。手帳に記されていたその呪文なのだけど、肝心の手帳は美風が燃やしたはずでは……というと、実は前回文明に渡した手帳は偽者で本物はマヤが持ち続けてた。燃やされたのは、入替えた千尋のポエム手帳。千尋、どんだけ役に立ってるんだか。つーか、でも切ないよなぁ。あと男を見る目のなさも……
 しかしマヤを直接攻撃できない美風は足場を崩し、その拍子にマヤは手帳を落としてしまう。その手帳を拾ったのは駆けつけた文明。美風は再び文明を籠絡しようとするのだけど、騙されていたことを知り、千尋の想いも受け取った文明はもう美風の言葉に耳を貸さない。これ、本当に文明? 偽者じゃないの?
 いや、案の定前の姿で迫られると動揺し、マヤが写メで「美風こそがノストラダムスの鍵」と教えることで、ようやく最後の誘惑も振り切るのだけど。
 色仕掛けが利かないとわかると美風は直接攻撃に切り替えるのだけど、何故か美風の攻撃は文明に致命傷を与えられない。美風は動揺しながらも心当たりがあるようなのだけど……文明の超能力が復活したのか、それとも別の理由? ついには杖で殴打するのだけど、文明曰く「こんなの、マヤに比べれば……ぬるいな!」。美風は「変態〜!」と悪態を吐くのだけど、ご心中、お察し申し上げます。w 確かにののしって欲しいとか、変態だw
 文明とマヤのコンビプレイで美風を滅することに成功。破滅した未来も書き換えることに成功したはず、なのだけど……文明の連絡を受けた未来のレジスタンスが喜び勇んで外に出るが、廃墟の光景は変わっていなかった。つまり、鍵は美風ではなかった、ということ? そうすると、本当の鍵は一緒に写っていた……
 そんな感じで微妙に決着がついてないまま、次回最終回。あれ? 今回マヤの呪文で一緒に消えたはずの千尋と部下の黒服も出てるんですが、なんで???
 そう言えば子ども時代の文明が母親とプラネタリウムに行くはずだった第三水曜に入った終業式の講演会。恐怖の魔王が降ってくると言う1999年7月21日も第三水曜なんですが……

[アニメ] 最終回いろいろ1

 最終回サブタイトルにメインタイトル付けるって、最近の流行ですか?

  黒執事II #12「黒執事」。悪魔執事二人(+その他)の坊ちゃまをめぐるドタバタ愛憎ギャグも今回が最後。って、説明間違ってないよな? 基本、この話痴話喧嘩ですから。第一期みたいな「復讐」という目的がなくなってどうなるかと思い切って痴情のもつれだけに特化させるとは、思い切ったことをしたなぁ。そしてその結果は、破れたはずのアロイスが永遠の幸福を手に入れ、目標を達成したはずのシエルは永遠という怠惰の中に、セバスチャンもまた望むものを永遠に手に入れられなくなる。うわぁ、意地の悪い終わり方だ。
 これを2クール続けられたらめげるところでしたが、先の読めない展開といい、「痴情のもつれ」という一本線を貫いたことといい、意外にも楽しませていただきました。3期目はないだろうけど、これはこれで(ネタ的に)「良いものだ」でした。
 ところでこれ、ギャグって認識で間違ってないよね?


  祝福のカンパネラ #12「祝福のカンパネラ」。世界中で起こっている異常の原因であり、ミリアムの命を縮めているマナの異常を治すため、レスターたちはマナの流れを整える「天涯の水車」を治そうとするのだが、そこで待ち構えていたアニエスの師匠・アルトワーズからある事実を告げられる。

 いや、なんというか、毒にもならず薬にもならず、を貫き通してました。ギャルゲのアニメ化っていう点ではクオリティが高かったんですが。サブキャラメインの八話が頂点だったかなぁ、というのが個人的な感想。藤原啓二や石丸博也が出てたのは良かったんですが、そのへんもっと生かしてくれれば良かったのになあ。キャラもそう悪くなかったし、いろいろ宝の持ち腐れ感のある作品でした。

[アニメ] 前回のオカ学

 え〜、実は前回のオカ学の感想で、アライブ連載中のコミックについて書いたことで、身内から「ネタバレすな!」ってコメントが届いたんですが……実は、ネタバレってほどのことじゃないんですよね、アレ。
 コミック版の展開は、第一話の展開のラストで、死霊を倒した後に学長の死体からメモが飛び出てきて、そのメモで死体は偽物で学長は実は生きてる、学園は任せた、ってことを知らせる展開ってだけのものだったんですが……そもそも他でもアニメと展開違ってるし。端的には、アニメだと一話最後で登場した文明が中盤で出てきてからんできてるし。これ見てアニメの方でもマヤの父が生きてるって確信するものじゃないです。
 これは単に「アニメのシリーズ構成を元に学長が生きてることにした『のかもしれない』」って可能性のひとつでしかないですわな。
 これが単に「学院側に文明側の協力者がいなければおかしい」「その協力者と思しき人物が学長の遺体が火葬にされて証拠隠滅できたと安堵した描写がされた」「学長と文明側は同一の目的を持ってる」ってことから「学長は生きてて、(どうやってか)偽の死体を仕立てて学長が死んだことにしてその痕跡の消滅も図ってる」って推測と符合したことで補強材料の一つにした(上記のはコミック版以前にすべて材料が出て推測してます)のに、補強材料の一つを明らかにしたからって「ネタバレ」呼ばわりされても困りますわな、ってのがこちらの言い分。
 全部推理の上でのことであり、それを「考えてることを書くな」と言われても困ります。と、言いたいです。すいませんが、全世界公開で。


2010年09月25日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その2

  学園黙示録〜HIGHSCHOOL OF THE DEAD〜 #12「ALL DEAD's attack」。結局原作の高城邸脱出まで。いろいろ最後まで真っ黒だったんですが、ここまで無理して放送しなくても……とも。いや、ネット配信があるから言えるんですが。
 この後原作で続くショッピングセンター編のフリが最後にあったんですが、第二期あるのかなぁ。クォリティ高いし、ハードな世界観はアニメになっても楽しめたんですが。いや、オタなネタも勿論楽しみましたが。

  オオカミさんと七人の仲間たち #12「オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女」。羊飼士狼の件も一段落ついて、大神さんが亮士をどう思ってるかを問い詰められる回。いや、作画のクォリティは高かったんですが、なんつーか、いろいろ外しまくってた感が。亮士がやるときは男らしくやる、って設定なのが、切れて言葉遣いが乱暴になるだけ、としか見えなかったのが一番痛い。
 最終回でも、一番気になったのは「今時そんな下手なことやるヤクザなんかおらんだろ」ということだし。
 ナレーションは、まあ、慣れたというか、諦めたというか。

  HEROMAN #26「フェイス」。復活したゴゴールが地球を食い尽くそうとしているのを止めようとするジョーイとヒーローマンだが、ヒーローマンが傷つき倒れ、決死の覚悟でのジョーイの攻撃も不発に終わってしまう。あこがれていたヒーローになれず、みんなを救えないまま終わってしまうのかと思ったジョーイだが……
 ヒーローマンがなんなのか、最後にデントン教授が仮説を披露するけど、その仮説の内容より、ヒーローマンってのは、ジョーイを支えてくれる仲間や家族の象徴だったんだなぁ、というのが。炭鉱で仲間を救い犠牲になった父に近づくためヒーローになろうとしたけども、姉のホリーから「父は犠牲になろうとしたんじゃなく、みんなと一緒に愛する家族の元に帰ろうとしたからがんばれたんだ」と言われ、自分一人の自己犠牲でどうにかしようとしていた自分の誤りに気付く。自分を支え、力を貸してくれる仲間がいるからこそヒーローになれるのであり、その仲間のためにも悲しませてはいけない、と。
 個人的には非常にシンプルなテーマでありそれなりに普遍的なテーマであり、結構楽しめたのですが、二期目はキツイ気も……最後にドクターミナミの脱獄が映され、二期の前振りはされてるんですが。

[その他] どう考えても

  船長釈放は検察判断=日中関係修復に努力−官房長官時事 )。これって、普通に考えれば政府の意向、それも首相も外相も外遊中なんだから官房長官である仙谷氏の意向だと見るのが妥当なのだけど、仮に、もし検察の判断だとしたら、なんで検察が勝手に外交も斟酌して判断してるの? って話で。
 小沢一郎や鈴木宗男の捜査などで「国策捜査」って言葉がわりと出てくるようになりましたが、その時併せて出てくることが多いのが「検察の青年将校化」という言葉。わりと「はいはい」って感じで聞き流してたのですが、検察が外交まで越権し始めたとするなら、これもあながち根拠のないことではないと思います。
 実際に仙谷官房長官の意向が働いてるって報道もありましたが、検察の判断だとしたら検察の越権行為も甚だしくあり、またどっちにしても仙谷氏に最終的に許可した責任の帰するところなのは変わりない。
 このことで中国国内の対日強硬派が勢いを得る結果になり、日本側に利することは皆無と言っていい。
 この件、自民党はもちろん、 共産党からも責められてる産経 )のが、また。この前更迭された民主の平野氏も批判しており、民主内でも紛糾しそうですな。
 また、原理原則から見てもこの判断は筋が通ってない。加えて日本に不利な喧嘩かというと必ずしもそうでない。それを、大義名分も道理も理も利も放り投げてのこの行動だものなぁ。これで支持率下がらなかったら、それこそ日本は終わってますわ。どうにかする価値もない。


2010年09月26日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#32とオーズ#4

  ゴセイジャー #32「究極の奇跡をおこせ!」。あー、膜インは実は死んでなくて地球を飲み込もうとしてました、と。なんかホント迷走してるというか。山田ルイ五十三世演じる天知博士とか、良い味出してるので余計に惜しい。
 自分みたいなのの反応はどうでもいいけど、子どもたち、楽しんでるのかなぁ。ディケイドの時とかWの時とかは、「ディディディディエーンド!」とか「サイクロン!」「ジョーカー!」と言って遊んでる子どもたちの姿を見かけたけど、ゴセイジャーはそれっぽいのを見たことがないのだよなあ。単に勝手なこと言ってるおっきなオトモダチに不評なだけ、ならいいのだけど。


  仮面ライダーオーズ #4「疑いと写メと救いの手」。食欲に取り憑かれた腹時門太に寄生したネコヤミーを引きはがしとどめを刺そうとしたものの、邪魔をしたのは五人のグリードのうちの一人、カザリ。だが、カザリは敵対的な態度を示さず、アンクに人間であるオーズと手を切って自分と組もうと持ちかける。アンクも言うことを聞かない映司と手を組むよりはいいかもしれない、と言い出すのだが、猶予期間が欲しいと、映司とカザリを天秤にかける。
 アンクに「カザリと手を組んで欲しくなければメダル集めに専念しろ」と言われる映司だが、それに承諾することが出来ず迷う上、比奈に映司が彼女の兄の携帯を持ってるところを見つかってしまう。
 事情を説明しようとして困る映司だが、カザリとの戦いのダメージで気絶し、今度は比奈にクスクシエに運び込まれることに……目が醒めた映司は、嘘を吐き通すことが出来ず、瀕死の泉信吾の身体をアンクが乗っ取ってるのだと、正直に話してしまう。
 兄が怪人に身体を乗っ取られており、しかも怪人を引き離せば兄の命がないことに困惑する比奈。そんな比奈に映司は「必ずおにいさんを助ける」と言うのだが、比奈は「どうすれば助けられるのかもわからないのに、赤の他人のあなたを信じることはできない」と言う。
 映司はその言葉を否定せず「自分は親切じゃないし、全部の人を救えるなんてできないから信じてもらえなくて当り前。でも、手が届く人を助けられなかったらずっと後悔する。だから助けるんだ」と……
 そんな時、門太が近くのレストランにいて、取り憑かれたヤミーに無理やり食べさせられて今にも限界を迎えそうだと聞き、映司は飛び出す。そんな映司にアンクもついていくのだが、門太を助けようとする映司の前に立ちはだかったカザリは、アンクにどちらを選ぶのか迫る。アンクは、「面倒な人間はこりごりだ」と、映司を見捨て、カザリを選ぼうとするのだが……

 映司、アンクのことをあっさりばらしちゃったな。どうせ隠し通せない性格だとは思ったけど、まさかもうばらしちゃうとは。でも、信吾は瀕死の状態でアンクがいないとすぐに死んでしまう。もしアンクを追い詰めれば、アンクはあっさり信吾の身体に見切りをつけて去ってしまう。どうにもならない状況を「なんとかする」と言う映司に、「あなたのことを信じる根拠がない」と言う比奈。映司はそれを否定せず、でも、「助けられる人を助けられなければ自分は後悔する」と、そのまま飛び出す。
 門太の方は、もう最後はヤミーに振り回されもう食べたくないと泣きを入れても無理やり食べさせられることに。お前は裏食医の五行かと。しかも、この前はヤミーと引き離せたのに、今回はヤミーに取り込まれてしまう。
 ヤミーごと倒せば門太の命もないが、なまなかな攻撃ではヤミーにダメージすら与えられない。そんなジレンマに陥った映司とアンクの前に、カザリが最後の決断をアンクに迫りに来る。
 アンクは、「言うことを聞かない面倒な人間と組むより、同じグリードであるカザリと組む方が良さそうだ」と、映司を見捨て、カザリと手を組もうとする。
 かのように思えたが……
 アンクはカザリを攻撃。映司にメダルを渡し、「お前が俺が裏切らないか監視してたことは、お前を見てた人間たちのおかげでお見通しだ。疑念を持ったグリードはその疑念から絶対俺を裏切る」とカザリの誘惑を断る。いや、人間だって裏切るときは裏切ると思いますけどね?
 オーズに変身した映司はネコヤミーを攻撃しあぐね、タカキリバ(タカ、カマキリ、バッタ)フォームになるのだけど、カマキリメダルがカザリの攻撃で奪われることに……が、実は逆にカザリから映司がメダルを奪っており、タカトラータ(タカ、トラ、チーター)フォームで、メダルで構成されたネコヤミーの身体を蹴りで掘り進み、中に取り込まれた門太を助け出すことに成功する。
 門太を助け出した後は遠慮なくメダジャリバーでネコヤミーを倒して一件落着だけど、三枚のネコ系メダルの代りにカマキリメダルを奪い返され、三歩進んで一歩下がる状態に。メダルの奪い合いの一進一退があるのか。しかも、メダルをめぐっての駆け引きもこの展開ならありえそう。
 何気に奪ったメダルにはライオンヘッドのメダルもありそうで、タトバコンボ以外のコンボで最初に出てくるのはネコ系か?
 次回は海棲系のグリード、メズールが出てきそうだけど、海棲系のフォームって、出てきてないよなぁ。うーん。メズールの一番攻撃力の高い攻撃が「ガサツで、足が臭い!」だったらどうしよう?


2010年09月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

  ストライクウィッチーズ2 #12「天空より永遠に」。ロマーニャ方面のネウロイの大ボスを倒すために総力戦、な最終回。ストーリー性が高いわけではなかったし基本疑似ポルノなのが一側面としてあるので「良い作品」とは色んな意味で言い難いんですが。ただ、制作者はアンダースンの「大魔王作戦」みたいな世界をやってみたかったとあるので、世界観が第一で、キャラとかはその世界観の提示のためのものであり、大きく世界観を崩すことがなければそれでいいというアタマでもあったんでしょうな。要はストーリーと言うより、昔MS-Vのプラモに入ってたそのMSのエピソードのパンフみたいなノリなんでしょう。そういう意味では、まあ、上手くいったんじゃないでしょうかね。

  戦国BASARA弐 #12「蒼紅決死戦! 激闘の果てに吹く風の音よ!!」。毛利と真田が、豊臣と伊達がぶつかり合い最終決戦。前作のおバカノリがかなり減じられてしまって、その分幸村が悩んだりするあまりテンションの高くない話が続いたのがちょっと残念だったけど、最後はかなりど派手な戦闘シーンで締め。つか、前作で死んだと思ってた徳川家康と本多忠勝も出てきてるんですが……いや、死なれたらいろいろ歴史が変わりすぎてつじつまが合わなくなり過ぎちゃうんで、アレなんですが、姿も青年になってるし、三作目を睨んでの復活なのかな? つか、結局ほとんど主要キャラ死んでないんじゃん!
 もうちょっとバカノリを出して欲しかったなぁ、とは思いますが、まあ、最終決戦はその分ど派手だったので良しということにしときますか。
 そして劇場版決定。誰得www うぇうぇwwww

  GIANT KILLING #26。波に乗った大阪戦を達巳の戦略とチームと自分を変えようとする選手たちの努力により勝ちをもぎ取ったETU。が、今度の試合、主要選手がケガや累積警告でほとんど欠場という事態になってしまう。それに対する達巳の秘策とは……ファン参加のカレーパーティ?
 大阪戦は戦略もさることながら敵味方すべてが「自分にとってサッカーとは、プロの試合とはなんなのか」と向き合い、あるいはそれを突きつけ出た迷いに付け入り、の、知略以上にサッカー哲学同士の勝負で、結果はわかっていても手に汗を握ったんですが、最終回はその後から一転、若干気の抜けたようなエピソードというのがらしいw
 と言っても気を緩ませてるわけではなく、達巳にはもちろん考えがあってのこと。続編が出ないとその辺のことは半分わからないので、是非続編を期待したいんですが。
 そして、今シリーズでわかってるもう半分は、選手だけで戦うのではなく、選手、コーチ、フロント、サポーター、地元が一丸となって戦うチームを達巳が目指してるということ。これは最新刊16巻での達巳の過去でも出てきてるのだけど、達巳が尊敬するフロントでもあった笠っさんが目指したチームでもあり、選手だった達巳が前のオーナーに滅茶苦茶にされる前のかつてのETUで感じたチームでもあった。一件「達巳は雰囲気のいい家族みたいなチームを作りたいのだな」としか見えないけど、その辺がわかってると達巳のチーム作りは全部達巳の過去、そして達巳の関わってきた人々の積み重ねで出来てるんだとわかって、かなり男泣きな状態に。
 やっぱりこれは第二期作ってよ、NHK。


2010年09月30日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 世紀末オカルト学院#13

  世紀末オカルト学院 #13「マヤの文明」。黒魔女だった美風を倒し、平和な未来を取り戻したと信じるマヤと文明。文明は終業式のある21日に未来に帰ることになるが、マヤはそんな文明を驚かせようと、終業式に1999年の文明少年とその母を呼んでいることを明かす。驚き、感動する文明だが、ひとつの事実に気付いてしまう。彼は、長野にも、オカルト学院にも来た記憶がないのだ。子供の頃来たならば覚えてるはず。思い出そうとする文明は突然頭を抱えて苦しみだし、気を失ってしまう。
 幸い文明はすぐに目を覚ますが、未来との通信で、2012年の世界は変わっていない、宇宙人に支配されたままだということを知らされる。真のノストラダムスの鍵は美風ではなく文明自身……それも、子供の頃の文明と出会うことで時空が歪みを引き起こし、宇宙人の侵略を引き起こすことが明らかになる。
 破滅を回避するためには21日の終業式までに未来に帰ればいい、そう言われ、文明は無理を言って終業式前日の文明母との打ち合わせまではいさせてくれと頼み込む。だがマヤは、文明が終業式にも出られる妙案を思いつく。それは文明少年の講演をキャンセルし、親子も松代から遠ざけるというものだったが……

 世紀末オカルト学院最終回。第二話くらいでマヤが「お前が恐怖の大王か!」と言ってた通り、皮肉にも本当に文明がノストラダムスの鍵。前回の写真は、手前の美風がピンぼけしていて、ピントの合っていた文明を「破壊のイメージを込めて」撮ってしまったことになっていたらしい。文明が過去の自分と出会うと時空のひずみが生じる理由についてはまったく同じ情報体が同時に存在することにより情報の揺らぎが熱力学的問題を引き起こし云々かんぬん、と煙に巻いたような説明だったけど、まあオカルトだからね。
 文明が「鍵」にならないよう、また終業式に出られるよう文明少年の講演をキャンセルし、亜美たちと一緒にお別れ会を開くマヤ。その席で文明は「教師に向いてない」とか「流されてばっかでお調子者」とか「優柔不断で地に足がついてない」とか散々言われ、その言葉の通り今まで流されてばかりで自分の足で歩いて運命を切り開いたことなんてなかったと自嘲する。
 が、その「流されるまま」で「自分の足で歩いた事なんてない」はずの文明……というより文明少年は、遠くから見たオカルト学院に強く興味を惹かれ、母親から禁止されたにもかかわらず一人でオカルト学院に忍び込んでしまう。学院の中の変なものを見てはしゃぎ、校庭から夏の大三角形を見上げた文明少年は初めて心から楽しめる場所、落ち着けるところを見つけ「ここは僕の場所だ!」と喜び、いつの間にか学園内で寝入ってしまう。
 このことが回避したはずの破滅を引き起こしてしまうのだが、未来に帰ろうとする文明に初めて素直になって「行かないで」と懇願するマヤ。そして子供時代の自分に出会ってしまった文明が、自分が言いなりでなく自分の意思で行動したことに安らかな笑みを浮かべるのは、これだけで泣けてくるのだが、この後がさらに圧巻。
 時空の歪みから現れたトライポッドが学院を破壊し始め、「僕の場所」を守ろうとして倒れた文明少年の胸ポケットから母親が収めていたスプーンを取り出すと、逃げようというマヤに決意の表情で振り返り、「未来が変わるのは、ここからだ!」
 その後ほんの一分ばかりのシーンだけども、学院を、未来を、子供時代の自分を、そしてマヤを守るために宇宙人たちを粉砕し、そしてゲートごと消えていく文明の姿は、マジ泣きで見入ってしまった。それが「自分の足で歩いたことがないと思っていたのが、実は子供の頃に歩いていたことがあった」と知ることが大人の文明が「自分の足で歩く」決断へと繋がっていくのはホントに見事だった。
 未来で文明を送り出した司令が生き延びていて宇宙人に侵略された過去を変えようとした神代純一郎だったとか、文明少年がプラネタリウムに行くはずだった7月21日に講演の依頼をしたのがオカルト学院だったとか、文明と文明少年が会うことが本当の鍵だったとか、謎解きとか要素とかは想像してた通りだったけど、まさかこんなに心を震わせられるとは。オカルトなのに! 文明なのに!
 特にスプーンを掲げて宇宙人と戦う文明の姿は、どう考えてもウルトラマン#32でベータカプセルと間違えてスプーンを掲げてしまったハヤタのパロだというのにw(そういえばあのシーンの直前で食べてたのもカレーだな)
 そして消えた文明に涙し、気がついた文明少年と一緒に歩き出したマヤがその後どうなったのか、エピローグは神代純一郎の視点になる。よく考えれば最初に学長の葬式から始まり、マヤが父である学長の行動をなぞりその意思を知っていくので、この話自体が「神代純一郎の物語」と言えなくもないので、このエピローグは相応しいものなのだろう。まあ、冷静に考えると自分で鍵になる文明を送り出してしまったり、精霊を呼ぶ呪文と間違えて死霊を呼ぶ呪文をテープに吹き込んでしまった通りいらんことをしてるだけとも言えるのだけど、でもそんな純一郎の行動があったからマヤと文明が出会い、あの結末になったのだなぁと思うと、前回の次回予告の通り「オカルトだから、巡り会えた」なのだろう。
 これだけ滅茶苦茶で突然なのにとても後味よくまとまったのは、マヤと文明の成長ものとしてきちんと描ききったからであり、また二人にとってオカルトが(ってより学院が)それぞれ彼らを抑圧していたものから解放したからだろうな。その意味では学院そのものも主役だったか。
 最後の提供のイラストカードで、全キャラ集合(ただし、お亡くなりになったキャラの頭にはわっかが……)があったのだけど、子供文明は当然だけど、大人文明の頭にもわっかがなかったのは……文明は生きてる、って暗示なのか?
 正直に言って、最初は心の底からまったく期待してなかったけど、予想外すぎる伏兵振りで「アニメの力」を見せてくれました。感謝。
 ところで、毎回最後に出てくる「この物語はフィクションであり〜」の最後のフレーズ「それをあなたが信じない限りは」って、必殺シリーズ中の異色作、オカルトを題材にした「翔べ!必殺うらごろし」の最後のナレーションのフレーズを連想するけど、やはりそれからなんだろうか?
 最後に一応引用だけしとく。
超自然現象
それを証明する多くの伝承が古来より東西にわたって受け継がれている
この一行はこれからもこのような未知の世界への旅を続けるであろう
たとえあなたが信じようと信じまいと