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2010年09月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みつどもえ#8とオカ学#9

  みつどもえ #8「RUNNER」。体育の授業のあまり時間でけいどろをして遊んでた三姉妹のクラス。ところがみつばは警官役のふたばの前にあっさり協定を結んでいたひとはを裏切り囮にしようとする。結局みつばはふたばに追いかけ回されて体育用具室に逃げ込むが、隠れた跳び箱に棚が倒れ込んで出られなくなってしまう。困っていたところ誰かがやって来た気配に、みつばは助けを求めるのだが、それがさっき見捨てたひとはで……

 三姉妹がそれぞれ別の方向でまともかつ異常なのがよく出てるのが今回。どサドな割に意外と人情味のあるみつばは、一度ひとはを裏切った上に閉じ込められた跳び箱から出るために再度ひとはを騙す。でもそんな彼女も、一緒に体育用具室に閉じ込められてしまったひとはが腹痛を訴えるのに血相を変えて扉をこじ開けようとするのだが……いや、みつばが確かに悪いけど、それはねえよw
 あと、矢部っちへのひとはの態度はどう考えてもひどいw


  世紀末オカルト学院 #9「雪のあかり」。今日も今日とて降霊術の授業を受けていたマヤたち。ところが、亡くなった学長の例を呼び出すはずが、出てきたのは何故か小学生くらいの女の子。すぐに姿を消した少女の霊の、その寂しげな様子がマヤは気になる。だが、消えたはずのその女の子の霊をスマイルが連れてくる。「お家に帰りたい」という彼女・あかりのために、みんなで家を探し、突き止めるマヤたちだったが、これで一安心、と思った矢先、突然玄関先に座り込んだあかりが、「寒い」と震えだし、ポルターガイストを引き起こす。
 やがてあかりは姿を消すが、騒ぎを聞きつけた大家から、彼女が何故かクリスマスの夜に玄関先に座り込んで凍死したと聞き、あかりの死後住居も仕事も変えた父親に話を聞きに行くのだが……

 まず最初に言いたい。亜美、JKに「たまには役に立ちなさいよ」って言ってたけど、JKはいつも無茶苦茶役に立ってると思うのだけどなぁ。
 そのJKは、みんなに見えてるあかりの霊が一人だけ見れない。まあ、ダウジングで場所はわかるから困らないみたいだけど、なんかの伏線なのか?
 で、本筋としては寂しそうなあかりの霊に、親に見捨てられたかつての自分の姿を重ね、感情移入するマヤが、あかりのために帰りたがってる家を探すのだけど、家を探したら探したで、なんだか地縛霊化しそうな感じで暴走してしまう。
 それがクリスマスに彼女が凍死したことに関係があると、あかりの父親を捜すマヤだったのだけど……なんだか、今回マヤが思い入れで暴走気味のような。何気に文明が美風からの誘いに鼻の下を伸ばしてるのもいい気がしないみたいだけど、これってフラグ? いや、文明はやめとけってw
 マヤと父親の関係が一つの主軸なので、これって何かの転換点なのかな、やっぱ。それと何気に来週川嶋千尋と美風の対決があるっぽいのが楽しみ。いえ、個人的には断然ちーたん派ですが。w


2010年09月04日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みつども えー#9

  みつどもえ #9「変人はサンタクロース」。基本、年末年始ネタ。この暑い最中だというのに! でも、実験的要素を多く取り入れてて、オリジナル短編「矢部っちの部屋」を埋め合わせに入れたり(でもすべってる)、無言劇を入れたり、EDが青く美しきドナウだったりw
 この辺から人間関係も結構変わってきてるけど、千葉氏が「長女のパンツは見飽きた」と、興味を示さなくなってるのが……みつばはとりあえず完璧に女子のカテゴリーからはずされたよう。
 一番最初のエピソードとか突っ込みとか見てるとうっかり三女が一番の常識人だと信じそうになってしまうけど、黒オーラ抜きにしても学校で官能小説を堂々と読んでる変態だということをお忘れなく。もろエロ要素なければ夕方とかにも流せるのにw
 なんか分割二期であることも明らかになったようだし、あとはみつばの牝豚化と宮下さんがウザ下さんになるのを待つだけか。でも宮下の「クラスで一番の常識人」ってカテゴリーは、あまりに佐藤に可哀相だと思う……


2010年09月05日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#29とオーズ#1

  ゴセイジャー #29「ゴセイジャーを封印せよ!」。なんだかいかにも悪巧みを画策してた武レドランの陰謀が結実。なのだけど、結局武レドランの退場話にしかならなかったようで……
 この番組って、見ていて何が辛いかっていうと「テーマ」がないことなんですよね。テーマというのは「地球を護る護星天使の活躍」とか、そういうお題目じゃなくって、視聴者が話を見続ける「核」とでも言うんでしょうか。視聴者の興味を引きつけるものですね。それがシリーズ通して一つのもので貫けば、文句はないわけです。Wやシンケンジャー、ディケイドですらそういうものがあって貫いたんですが、ゴセイジャーはホントにまったくないんですよね。ウォースター編からの敵であった武レドランも今回退場して、膜インや筋グコンがそんなに魅力的な悪役とも思えず、正直、どうしてこんなに迷走してるのかがわからないんですが……


  仮面ライダーオーズ #1「メダルとパンツと謎の腕」。とある美術館に所蔵されていた大量のメダルが警備員になりすました泥棒たちによって盗み出されようとするが、メダルは集まって怪人たちになり、泥棒たちや駆けつけた警官たちをなぎ倒していく。
 それに呼応するように「鴻上ファウンデーション」で密かに結成されていたライドベンダー部隊が出撃、復活した怪人たちを迎え撃つが、怪人たちの力に敵わず、次々と返り討ちにされてしまう。
 結局、怪人たちは部隊を全滅させ、いずこかへと姿を消してしまう。
 その事件の翌日、戦闘で破壊された美術館でのんきに寝ていた警備員のバイト・映司は目覚めると、仮眠室以外は徹底的に破壊されている上に警察が辺りを取り囲んでいてびっくり仰天。警察の事情聴取を受けるが、映司は何も知らない上に、住まいもお金も荷物もなくあちこちを放浪してるという彼に、逆に刑事たちが呆れてしまう。そんな刑事たちに、映司は「少しのお金と、明日のパンツがあれば生きていけますよ!」と、頓着ない様子で語るのだった。
 だが、そんな映司の言葉とは裏腹に、街に紛れたメダルの怪人たち・グリードは自分の身体を構成するメダルが足りないことを知り、メダルを生み出すために人間たちの欲望を利用しようとする。彼らは人間の欲望から、欲望を集めてメダルを生み出す怪人・ヤミーを作り、自分たちのためにメダルを集めようとしていた。
 そんなこととはつゆ知らず、バイト先もなくなり街をあてどなくうろつく映司だったが、少ない荷物の中に変なメダルが紛れていたことに気付く。しかもそのメダルを狙って、片腕しか復活できなかったグリード・アンクが彼につきまとうが、そんな彼らからメダルを奪おうと昆虫系グリードウヴァの生み出した怪人・カマキリヤミーが襲ってくる。アンクは仲間であるはずの他のグリードたちからも自分の復活のためにメダルを奪い、他のグリードたちから狙われていたのだった。ヤミーを抑えようとした刑事たちも瀕死の重傷を負い、メダルを持つアンクと映司が追い詰められ絶体絶命というとき、アンクは自分が生き延びるため、やむを得ず映司にメダルの力を人間が引き出す能力、オーズへの変身能力を与えるのだった……

 「タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!」の例の歌声とかがかなり事前の不安要素をかきたてた新ライダーですが、初回の滑り出しはまずまずのようで。なんだかわからないまま変身して「なんだ今の歌!?」と戸惑う映司に「歌のことは気にするな」と言い放つアンク。ああ、実はあの歌のこと、自分でも気にしてたのね……
 主人公が異様に無欲で飄々としてるってのは平成ライダー第一弾のクウガ=五代雄介を彷彿とさせるけど、今回はもうちょっと天然ボケのようで……「明日のパンツがあれば生きていける!」ってセリフは、どっかの「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」と強弁する某アニメに聞かせてやりたいものですな。
 非常に判りやすい敵としての「グリード」に、判りやすく他人の為に戦う主人公「映司」、それを自分のために利用しようとする(けど、なんかグダグダになりそうな雰囲気も、の)「アンク」、それと最大の狂言回しの「鴻上ファウンデーション」と、まずは初回のつかみはOKのようですね。人間の欲望の象徴としてのメダルの取り扱いをどうするかもいろいろ設定で腐心したみたいですが、このへん、妙に引っ張られすぎずにそれなりにテーマとして織り込めれば良いシリーズになるんじゃないでしょうか。
 ただ、組織のトップがエキセントリックなのは、フォームチェンジの使い分けとかよりもよっぽど不安要素なので、この辺ちゃんとしていただきたい……


2010年09月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#48

  キルミンずぅ #48「カノンはどこだ!キノコランドへGO!GO!GO!」。怪盗ビューティバットの正体がカノンであることに驚くリコたち神浜キルミンズ。話を聞こうと逃げるカノンを追うが、その彼らの前に二ツ木の気球が現れ、カノンを乗せて去っていってしまう。友達だと思ってたカノンが怪盗だったことにショックを受け、リムが御子神博士のパソコンとドクトルを盗んだのもカノンでは? と口にするが、リコがカノンはそんなことをする子ではないと言い張り、タマオも「キノコ男に騙されて利用されてるのでは?」と言ったことから、カノンを助け出して話を聞こうという事になる。ナギサへの連絡のためにリムを残し、リコたちは気球を追って神浜自然公園までたどり着くが、リコとケンは二ツ木の秘密施設の中に閉じ込められてしまう。

 あと三話ということもあって話は佳境。ビューティバットの正体がカノンということがわかり、リコたちがアニマリアン(少なくとも独自で変身可能な)ではないこともばれてしまう。今のリコたちならカノンの正体も十分受け入れられるはずなのだけど、カノンがテンパったり、二ツ木の陰謀でわずかながらリコたちもカノンに疑いを抱いてしまったりで、話はどんどん妙な方向へ。カノンが二ツ木にさらわれたと思ったリコとケンはカノンを助け出そうとするのだけど、ケンが変身解除のタイミングを逃しタイムリミットを過ぎてしまい、ネズミになったまま戻れなくなってしまう。カノンはそんなケンを一生懸命落ち着かせようとするのだけど、本能までネズミになってしまったケンにカノンの声は届かない。しかし、リコの呼びかけにケンが元の姿に戻ったのを見たカノンは、自分がケンに拒否されたと勘違いしてしまい……まあ、キルミンのことをほとんど何にも知らないから仕方ないんだけど、これがまた変な方向に行かなければいいのだけど。
 ミサもまた、カノンが二ツ木に連れて行かれたと聞いて勝手な行動ばかり取る二ツ木の元へ押しかけようとするのだけど、二ツ木はミサからのアクセスを拒否。これまでの不審も積もり積もって、ついにミサも二ツ木との全面対決を決定する。けど、柩を隠したのは羽鳥シロウからの依頼としても、二ツ木は羽鳥シロウの意図を知らないみたいだし、羽鳥シロウもまた、二ツ木の動きを掴み切れてないんじゃないだろうか。シロウとミサの会話を聞いてると、シロウはミサの母親への復讐心からの過激な「革命」をやんわりと妨害し、その恨みが和らぐのを待とうとしてるように思えるのだけど……
 ミサがルーファス・シェーンベルクに会うのを邪魔してるって、ルーファス・シェーンベルクってどんな人物なんだろう?
 それと、大関警部が「われわれはサルやオランウータンじゃないんです」って、一応外見は自認してたのね……

[その他][特撮] twitterのオーズのハッシュタグがかぶってるらしい

  スラッシュドット.jpで仮面ライダーオーズの公式推奨のハッシュタグがOpenOffice.Orgとかぶってた/,JP )って話題が出てたんですが、この話題そのものよりも、 こちら 経由で、石ノ森章太郎がかつて「ちいたかわしわし ごりらんらん」という絵本を描いていたということを初めて知った。寡聞にして今まで知らなかったんですが、「チーターの脚、タカのくちばし、ワシの羽、ゴリラの腕力」にあこがれてた男の子がそれがかなうのだけど、ものすごい格好になってしまって、というものらしい。でも、これってまんまオーズのフォームチェンジだよなぁ。
 当然石ノ森プロがこれを知らないわけがなく、オーズの企画でそれが意識されないわけもない(平成ライダー企画時には、過去の石ノ森デザイン(アイデア段階も含む)に類似のデザインがあるかどうかで石ノ森らしさから外れないように毎回石ノ森プロがチェックする)。実際に、上の動物でオーズに登場未定なのはワシだけだし。(もっとも、ショッカーマークのオマージュのつもりでワシを持って来たら、後で「ショッカーマークのはワシですよ」と突っ込まれたとか)
 例の事前に色々言われてた「タカ! トラ! バッタ! タ・ト・バ、タトバ! タ・ト・バ!」って変身時の歌声も、先の「ちいたかわしわし〜」の音感からとしても不思議ではない。
 まあ、その辺は考えすぎても意味がないのだけど、どんなデザインや企画を持って来てもひっくり返せばどこかで類似のものが出てくる石ノ森章太郎のアイデア袋の深さには感心する以外ない。


2010年09月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#48

  キルミンずぅ #48「カノンはどこだ!キノコランドへGO!GO!GO!」。怪盗ビューティバットの正体がカノンであることに驚くリコたち神浜キルミンズ。話を聞こうと逃げるカノンを追うが、その彼らの前に二ツ木の気球が現れ、カノンを乗せて去っていってしまう。友達だと思ってたカノンが怪盗だったことにショックを受け、リムが御子神博士のパソコンとドクトルを盗んだのもカノンでは? と口にするが、リコがカノンはそんなことをする子ではないと言い張り、タマオも「キノコ男に騙されて利用されてるのでは?」と言ったことから、カノンを助け出して話を聞こうという事になる。ナギサへの連絡のためにリムを残し、リコたちは気球を追って神浜自然公園までたどり着くが、リコとケンは二ツ木の秘密施設の中に閉じ込められてしまう。

 あと三話ということもあって話は佳境。ビューティバットの正体がカノンということがわかり、リコたちがアニマリアン(少なくとも独自で変身可能な)ではないこともばれてしまう。今のリコたちならカノンの正体も十分受け入れられるはずなのだけど、カノンがテンパったり、二ツ木の陰謀でわずかながらリコたちもカノンに疑いを抱いてしまったりで、話はどんどん妙な方向へ。カノンが二ツ木にさらわれたと思ったリコとケンはカノンを助け出そうとするのだけど、ケンが変身解除のタイミングを逃しタイムリミットを過ぎてしまい、ネズミになったまま戻れなくなってしまう。カノンはそんなケンを一生懸命落ち着かせようとするのだけど、本能までネズミになってしまったケンにカノンの声は届かない。しかし、リコの呼びかけにケンが元の姿に戻ったのを見たカノンは、自分がケンに拒否されたと勘違いしてしまい……まあ、キルミンのことをほとんど何にも知らないから仕方ないんだけど、これがまた変な方向に行かなければいいのだけど。
 ミサもまた、カノンが二ツ木に連れて行かれたと聞いて勝手な行動ばかり取る二ツ木の元へ押しかけようとするのだけど、二ツ木はミサからのアクセスを拒否。これまでの不審も積もり積もって、ついにミサも二ツ木との全面対決を決定する。けど、柩を隠したのは羽鳥シロウからの依頼としても、二ツ木は羽鳥シロウの意図を知らないみたいだし、羽鳥シロウもまた、二ツ木の動きを掴み切れてないんじゃないだろうか。シロウとミサの会話を聞いてると、シロウはミサの母親への復讐心からの過激な「革命」をやんわりと妨害し、その恨みが和らぐのを待とうとしてるように思えるのだけど……
 ミサがルーファス・シェーンベルクに会うのを邪魔してるって、ルーファス・シェーンベルクってどんな人物なんだろう?
 それと、大関警部が「われわれはサルやオランウータンじゃないんです」って、一応外見は自認してたのね……

[その他][特撮] twitterのオーズのハッシュタグがかぶってるらしい

  スラッシュドット.jpで仮面ライダーオーズの公式推奨のハッシュタグがOpenOffice.Orgとかぶってた/,JP )って話題が出てたんですが、この話題そのものよりも、 こちら 経由で、石ノ森章太郎がかつて「ちいたかわしわし ごりらんらん」という絵本を描いていたということを初めて知った。寡聞にして今まで知らなかったんですが、「チーターの脚、タカのくちばし、ワシの羽、ゴリラの腕力」にあこがれてた男の子がそれがかなうのだけど、ものすごい格好になってしまって、というものらしい。でも、これってまんまオーズのフォームチェンジだよなぁ。
 当然石ノ森プロがこれを知らないわけがなく、オーズの企画でそれが意識されないわけもない(平成ライダー企画時には、過去の石ノ森デザイン(アイデア段階も含む)に類似のデザインがあるかどうかで石ノ森らしさから外れないように毎回石ノ森プロがチェックする)。実際に、上の動物でオーズに登場未定なのはワシだけだし。(もっとも、ショッカーマークのオマージュのつもりでタカを持って来たら、後で「ショッカーマークのはワシですよ」と突っ込まれたとか)
 例の事前に色々言われてた「タカ! トラ! バッタ! タ・ト・バ、タトバ! タ・ト・バ!」って変身時の歌声も、先の「ちいたかわしわし〜」の音感からとしても不思議ではない。
 まあ、その辺は考えすぎても意味がないのだけど、どんなデザインや企画を持って来てもひっくり返せばどこかで類似のものが出てくる石ノ森章太郎のアイデア袋の深さには感心する以外ない。


2010年09月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] あそびにいくヨ!#9

  あそびにいくヨ! #9「いだいなるさいしょのあしすとろいど?」。友人が「あそびにいくヨって、ハンドメイドメイとかおねがいティーチャーとかに似てない?」と言うので、「どこが!?」とびっくりして聞き返したら、「なんというか、WOWOW無料アニメの匂いがする」と言われて、酷く納得したなんてことがございました。
 90年代のオタクっぽさと80年代の模倣っぽい感じのなんとも言えない感じなんですが、今回、それが悪い方に思いっきり出てるような。いや、元々作者の自己満足的なネタが非常に多いんですが、いつもならそれがわかっていて一方では鬱陶しく思いながらもついのせられて、ってところがあったんですが、今回は、ちょっと自己満足すぎ。
 思い入れが強い作品の、思い入れが強い挿入歌を入れたい気持ちはわかるけど、思い入れが先走りすぎて話が完全においてけぼりです。基本キャーティアの趣味の中身は80年代だとわかってても、今回はちょっと……多分スタッフが茅原実里に歌わせたかったってのもあるんだろうけど。


2010年09月09日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オカ学#10

  世紀末オカルト学院 #10「暖炉のあかり」。この世に未練を残すあかりのために、父親に話を聞こうとしたマヤたち。だが、あかりの父は頑なにマヤたちを拒み続ける。家の前でうずくまり続けるあかりの姿に、バルトシュタイン学院設立に取り憑かれた父にないがしろにされた自分を重ねるマヤは、なんとかして話を聞こうと通い続ける。

 父が自分を捨てたと思い、家族の思い出の場所であるはずの旧自宅もあっさりと取り壊しに同意する。が、やはり割り切れないものがあるらしく、取り壊し前日にもう誰もいない屋敷に訪れ、物思いにふける。文明はどこかマヤの様子がおかしいことに気付き、事情を知ってる亜美からそのことを聞き、マヤに「本当にそれでいいのか」と確認するが、強がったマヤの返事が返ってくるだけ。
 あかりの方の事情は、実はあかりが待っていたのは家族との楽しい絆の象徴であったサンタであり、あかりの父は仕事にかまけ、妻に去られた失意もあり、あかりのことをないがしろにしてあかりが追い詰められてたことに気付かなかった自分を責め続けていた。あかりに会ってくれとマヤたちに言われても、にわかにはオカルト話を信じず、また罪悪感からあかりに会わせる顔がないと、それだけは聞き入れようとはしない。
 マヤたちは自分たちでクリスマスパーティをしてあかりをサンタクロースに会わせようとするのだが、いよいよクライマックスのサンタクロースの入場、サンタに扮した文明が入ってくるはずが、サンタの扮装してたのはあかりの父だった……
 凍死した夜に本当に会いたかったのはサンタではなく一緒にクリスマスを祝う父親であり、その願いが叶ったあかりは満足して消えていく。
 そしてその晩、取り壊しが始まった自宅で、マヤはかつて自分がクリスマスプレゼントに「妖怪や宇宙人やUMAが一緒に勉強するお化けの学校」をお願いしたのを思い出し、父がオカルト学院を作った理由が自分のためだったと知る。
 新たに世界と父の作った学院を守る決意をしたマヤだったが、なんか次回、いきなりマヤが死んでるんですが……マヤの顔芸がこの番組の楽しみのひとつだけど、死に顔はなかろう……