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2009年07月12日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ディケイド#24

  ディケイド #24「見参侍戦隊」。新たな世界へやってきた士たち。だが、そこでは何故か士は黒子の姿に……どんな世界だかわからない彼らの目の前に突然然化け物たちが現れ、変身して迎え撃とうとする。しかしそこに陣太鼓と共に大量に現れた黒子たち。彼らの掲げる陣幕から現れたのは、白装束の五人の若者たち……シンケンジャーと名乗る彼らはその化物=外道衆たちを倒し、立ち去っていく。が、気付くと士の姿もない……どうやらシンケンジャーのお供の黒子と一緒に行ってしまったようなのだ。
 その頃、志葉家では士は黒子としてこの世界が何なのか、シンケンジャーが何者なのかを探ろうとする。が、志葉家では体調が悪いのに丈留たちを心配して病院にいかない彦馬と、それを心配して無理にでも病院に行かせようとする丈留とが喧嘩をしだしてしまう。
 一方、海東は源太の元からこの世界の宝・折神を盗み出す。取り戻そうと追ってきた源太と一戦を交えるが、そこに士たちが何者か調べようとするシタリが使わしたアヤカシ・チノマナコが乱入。無双の怪力を誇るチノマナコに源太も海東も手も足も出ず、逆にディエンドライバーを奪われてしまう。
 士を心配してやっぱり黒子に扮して志葉家に忍び込んだユウスケにわかったことを説明する士だが、その前にボロボロになって逃げてきた海東が……ディエンドライバーが奪われたと聞いた士は喜んで「貸しを作ってやる」とディケイドに変身してチノマナコを倒そうとする。しかし、電王ライナーフォームを呼び出し電車斬りを放とうとした瞬間、チノマナコに逃げられてしまう。
 逃げたチノマナコは外道衆の活動限界である水切れの時刻になっても平気そうどころか、ディエンドライバーを使い仮面ライダーに変身してしまう……

 戦隊物と仮面ライダーの初のコラボ。仮面ライダーの抱える問題を解決することで世界を救ってきた士だが、この世界ではその仮面ライダー自体が存在しない。自分は本当に世界にとって必要な存在なのか、迷う士。一方、夏海は仮面ライダーのいないこの世界に強い違和感を抱く。
 シンケンジャー内部も丈留と彦馬に不和の危険が訪れたりしてる上に、ディケイドたちが現れたせいでこの世界に初めてのライダー……それも、悪のライダーが誕生してしまう。
 しかし鳴滝さんはいっつも思わせぶりなこと言ってるけど、何を知ってるのかがよくわからないのが……


2009年07月13日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その4

  東のエデン #11「さらにつづく東」。結託したセレソンNo.1、No.2、No.10により「迂闊な月曜日」の再現がさらに大規模になって行われようとしていた。その企みを潰そうとする滝沢だが、彼の根城であるシネコン跡に彼がドバイに送り出した二万人のニートが全裸で帰ってくる。
 東のエデンメンバーらと共に滝沢が迂闊な月曜日の首謀者ではないかという疑念を持った咲だったが、滝沢とNo.1物部らの会話を携帯を通じて聞いて、滝沢が迂闊な月曜日首謀者どころか、二万人のニートを募りミサイル被害から人々を救った張本人であることを知る。しかし同時に、滝沢が助けた人々、一緒に活動したニートたちから疑いと批難を受け、絶望し、自ら記憶を消した過去も知る。
 いまだに滝沢が全ての首謀者だと思い込んだニートたちは滝沢を求めて荒れ狂うが、そこに全部を背負う覚悟を決めた滝沢が姿を現す。

 謎が色々放り投げっ放しよりなにより、二万人ニート全裸祭wwwww 迂闊な月曜日はNo.10結城亮が日本の社会全部に絶望し、全部を一度リセットするために仕掛けたもので、滝沢はそれをセレソン携帯で知り、二万人のニートを募って警官に偽装させ、避難誘導しミサイル攻撃から人々を助けていた。が、世間や助けたはずの人々から疑念の目を向けられ、のみならず一緒に行動したニートたちからすら疑いの目を向けられた滝沢は、絶望しながらも自分が全てを背負うためにニートたちには自分がミサイル攻撃の首謀者だと偽り、ニートたちを世間の攻撃から守るためにドバイに期間限定で送り込んでいた。
 咲は迂闊な月曜日について「誰も犠牲が出なかったなんてがっかり。もっと面白いことがおこれば良かったのに」と言ったことを思いだし、自分も滝沢を追い込んだ「世論」の一部だったことを知って愕然とする。
 しかし咲の聞いた滝沢の会話、そして板津が命がけで送ったセレソン携帯の履歴を見て、東のエデンメンバーらと共に立ち上がる。
 そして一度は全てに絶望したはずの滝沢の選択は、人々の批難も無邪気な敵意も全て一身に背負い、それでも彼らと共に社会を守ることだった。
 「東のエデン」サイトでニートたちのアイデアを募り、ジュイスに最もミサイル攻撃を防ぐ効果的なアイデアを検索させ、それを実行させる。色々謎やら詳細は不明なのだけど、むしろ舞台劇的な作品だったのだろうなぁ、と思う。最後、滝沢はこの国の王様になって人々の不満、敵意も一身に背負うという選択をしたことも含めて。
 今の日本見てると、この雰囲気とか構図とか色々身につまされますわ。マスコミのイメージ戦略だけで国民からの悪意を買ってる指導者とか見てると。一億二千万の眠れるニートは、目覚める日が来るのかねえ。
 あ、映画はもちろん見に行きます。あとパンツが生きてて良かった。w


  リストランテ・パラディーゾ #11「リストランテの人々」。オルガの誕生日が近づく中、まだ未練が断ち切れないクラウディオに平然と会いに来るガブリエッラに腹を立て、ニコレッタは彼女にクラウディオを傷つけていると突きつけてしまう。ガブリエッラはニコレッタの気持ちとクラウディオの優しさに甘えていたことを認め、しばらくカゼッタ・デ・ロルソには顔を出さないとクラウディオに告げる。
 そしてオルガの誕生パーティ、ニコレッタから「是非来てくれ」と言われたガブリエッラも参加し、気心の知れた人々同士の歓談が繰り広げられる。そんなとき、オルガの目の前に運ばれてきたバースデーケーキ。それが、ニコレッタから彼女へのプレゼントだと聞かされたオルガは、ニコレッタを捨てたも同然にしてしまった良心の呵責がついにあふれ出し、ニコレッタが自分の娘だと参列者の前で暴露してしまう。

 原作の良さもあるんだけど、これ、ホントにクリスタルブレイズと同じ監督? いや、スタッフやら諸々の条件で作品の出来って大きく変わるんだなぁ、という好例になりましたわ。
 オルガの告白を聞いたロレンツォは案の定ニコレッタがオルガの娘だと気付いていたのだけど、その理由が「笑顔がとても良く似てたから」という、異父兄弟のジジとまったく同じ理由なのが、心憎い。オルガもニコレッタのことを想っていなかったわけではなく、でも女としてロレンツォに嫌われるのが怖くて何も言い出せなかった、というさじ加減の演出が絶妙。思い出したように母親らしいことをしようとするのも、その良心の呵責からだったのだよな。
 そしてクラウディオ。ガブリエッラとの生活を忘れられず、結婚指輪を付けっぱなしで、一度心の整理がつけられないまま指輪を外そうとしてニコレッタにパスタをかけられてたけど、今度はちゃんと気持ちに区切りを付けた上で、自然に指輪を外す。まあ、だからと言ってニコレッタの気持ちを受け入れたわけじゃないんだけど、小洒落た憎い結末ではありますな。


  けいおん 番外編「冬の日!」。う〜ん、つまらないわけではないし、作画は間違いなくいいんだけど、世間様で騒ぐような熱狂する何かは最後まで見出せませんでしたわ。「京アニクォリティに加えてどういう『いい話』を作ればファンを釣れるか」という計算が丸見えで。いや、それは商売と言うことを考えれば別に悪いことじゃないんですけどね。ただ、妙な自意識を感じてしまうのが。ハルヒのエンドレスエイトループでもそれを感じ始めてます……


2009年07月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 咲#15とまにまに#2と化物語#2とループ

  #15「魔物」。その気になれば自分の存在感もろとも捨て牌、リーチまでも同卓の相手に気付かせないように出来る東横桃子の特技がいよいよ本領を発揮し、またもや透華はあり得ない振り込みをしてしまう。しかし目の前の卓をPC画面に置き換えてしまうことで100%デジタル打ちの力を発揮できるようになった和には通じず、結局各校横並びのまま大将戦へ。
 各校満を持して実力者を送り出す最終決戦、注目は当然大会を荒らしまくった怪物・天江衣だが、まったく無名の咲が二連続で嶺上開花で上がり、好気の目を一身に集めることになる。

 透華まったく目立たず副将戦終了って……仲間からも「一番高い役を上がったのにねえ」「記録に残るより記憶に残る麻雀ってわけだ」とかからかわれてるし。愛されてるねえ。一は別の愛し方の気がするけど。
 で、大将戦。注目度No.1の衣に去年の雪辱を狙う池田とのカードが注目されていたけども、のっけからいきなり嶺上開花を出す咲に一気に注目が移る。それに対しやはり無名の鶴賀の加治木が一か八かの牽制をかけ、曲者の伏兵ぶりを見せつける。つか、池田ってこれまで「福地先輩好き好き」しかイメージがないけど、ホントに強いの? あと、ホントに衣がこれまで言われている通りの強さなら、衣の独壇場に咲が一矢報いる展開になりそうな。
 それとやっぱり制作会社が変わってました。まあ、GONZOが今アレだからなぁ。


  宙のまにまに #2「ファーストスター」。最後の部員が集まらず廃部の危機だというのに緊張感なく一年の朔の教室に入り浸る美星。そんな彼女をいらだたしげな目で見つめる蒔田姫。彼女は受験当日、落ち込んでいたところを朔の何気ない一言で救われ、それから密かに朔に心を寄せていた。なんとかして美星を朔から遠ざけようとする姫だが、美星に無理矢理引っ張られた屋上での天体観測でこれまで思って見なかった星空に一瞬心を奪われる。が、それよりなによりつきあってると誤解していた朔と美星がなんでもないと知り、一気に攻勢に出るべく天文部に入部することになる。

 なんつーか、キャラは地味めな割に妙にハイテンションなのな。美星を始めとして、江戸川とか、朔のお母さんとか。ふーみんも何気にハイテンションだし、部長は部長でハイテンション……なのかな?
 話としてはライバル登場+天文部本格始動ですか。しかし文芸部は全天候対応というか、そりゃインドアじゃ天候関係ないわな……つか、文芸部こそ余所様の理解を得られない部活の代表のような。まああの会長なら無理矢理理解を得るんでしょうけど。


  化物語 #2「ひたぎクラブ 其ノ貳」。めだかボックスでもそうだったけど、羞恥心のない美女、ってのは、西尾維新のパターンなのか? まあなんでもいいけど。
 重し蟹についていろいろ語ってたけど、よく考えたら一番結びつけそうな「オモイカネ」は出てこなかったのな。重さを取り戻した後のひたぎのあの態度は、暦の願望混じりの幻想なのか何なのか。
 ところで今回OPがついてたけど、なんかヒロインごとに変わるっぽい? つか、本編でもそうだけど実写の多用はいつもの新房作品ながら、どれだけ視聴者がついてくるのかなぁ。まあ延々ループよりは大丈夫でしょうが。


 で、 ループ 。なんか「この後の新作部分は全部エンドレスエイト」って噂も出てきてるようで……まあ、やっても今の京アニなら不思議ではないけど。いくら京アニでも、ホントにやったら悪い意味で伝説になると思うのだけどなぁ。


2009年07月16日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#14とうみもの#4とかなめも#2

  バスカッシュ #14「スプラッシュ・ダッシュ・クラッシュ」。ついに決勝戦、ファルコン率いる「キング・オブ・キングス」と対戦するチームバスカッシュ。しかしアランは妙な胸騒ぎを感じ、はるかもまた念の為にガンツにあることを頼んでいた。
 試合はセンタータービンの風車と巨大ホテルのスカイラウンジに取り付けられた特設ゴール。難関ゴールであることとチームワークばっちりのキングオブキングスに一方的にリードを広げられる。しかも突然の嵐で足場のグリップが効かない。そんなとき、お使いに行ってたガンツがようやく戻ってくる。彼が運んできたものとは、雨天用の新シューズだった。

 セラ、アイスマン、ダン、それぞれの想いを乗せた最終試合が始まる……んだけど、なんか妙に肩の力が抜けてるというか。しかし本来の実力が出せても相手は強豪。立ち上がりの悪さに加え、突然の雨というアクシデントによって前半はファルコンたちの一方的な試合。
 しかし後半に新シューズが届き、ダンたちの追い上げが始まる。セラもアイスマンも復讐ではなく自分の過去を乗り越えるため、勝利を目指す。そんな中、試合前から異常の兆候を見せていたアイスマンの左腕にはっきりとした異常が起こる。苦痛をこらえ、左手を潰しながらもファルコンとの競り合いで手にしたボールをダンに託し、更に猛追するファルコンをかわし、無理にでも自身でゴールを狙うのではなくセラにパスを託すという、これまでのダンでは考えられないプレイで勝利を手にする。
 が、喜びに浸る暇もなくアイスマンの左腕の異常、セラの父親の暗殺、ダンを「伝説の男」と呼ぶジェームスたちと、この後の波乱を感じさせる展開に。
 監督交代後一時落ち込んでたみたいだけど、無闇に勢いがある展開が復活してきた模様。
 OP・EDも後半になって変更してる。前半のも好きだったんだけどなぁ。後半の展開にはこっちの方が合ってる、ってことなんだろうか?


  うみものがたり #3「試される心」。セドナを封印するためには一刻も早く空の巫女である夏音の心を純粋にしなくてはいけない。そう考えた亀の松本は夏音に離れ小島にある心をピュアにする宝物を取ってくるように言う。自分がピュアになればマリンたちも早く海に帰れるかも、とちょっと思った夏音は、松本に貰った洞窟の地図を手に、離れ小島へ。
 だがそこには海賊船と海賊の宝があるという言い伝えがあり、洞窟内で迷った夏音とマリンはその海賊船を見つけてしまう。そしてその海賊船で彼女らを襲った者の正体とは……

 今度の海は、サムがいっぱーい。って、サムとワリン、もう出ないかと思ったら意外にも再登場。サムは何も考えなしのさわやかキャラだけど、ワリンはそらは危険な場所だと思い込み、マリンたちを心配して追いかけてきたのはいいのだけど、その思い込みが激しくて空人である夏音にやたらと攻撃的。つか、やたらと戦闘力高くないですか?
 夏音がマリンの相方である空の巫女と言われてなお疑うワリン。だけど、セドナの影響と夏音が邪悪オーラを発散させてしまったせいで海賊が復活、邪悪な魂を奪おうと夏音を襲う。でも、まあワリンはマリンを心配するあまり攻撃的になったとしても、都さんは天然に邪悪じゃないですか? あと、急速に距離を縮めるマリンと夏音に嫉妬するウリンも邪悪をため込んできてるような……セドナの力を浴びたとおぼしき指輪も預かってしまうし。
 そういえば元鰈はいまだにセリフのある出番がないですな……


  かなめも #2「はじめての、新聞配達」。風新新聞専売所の一員として初めて迎える朝、誰もいないのにアブダクションかとびびりまくるが、実際はもちろん懲戒の配達に出払ってただけ。朝食を準備が終わった後、順路帳を片手に配達先を回るが、変質者が出ると脅されびびりまくって帰ってくる。試しで夕刊を配ることになるが、かなが配達に必須とも言える自転車に乗れないことがわかり、急遽特訓することに。
 ボロボロになりながらもちっとも自転車に乗れるようになれないかなだが、持って配れる範囲でということで初めての配達に。しかし配達途中に雨に降られ、雨宿りしてるところをやっぱり新聞の束を抱えた少女に出くわす。
^  相変わらず性格破綻者ばっか。けど、趣味嗜好はどん引きするほど異常だけど、行動とかは結構まともなんだよなぁ。不審者対策もばっちりやってるところがアレだけど。
 自転車の練習もはるかのどん引き妄想以外はちゃんとやってるし。
 そして新聞配達でライバルキャラ登場。って、釘宮声の(元)お嬢様って、ベタだなぁ。
 主にはるか辺りの変態ぶりがマジ引きだけど、雰囲気が出てるのでなんか妙に気になってしまう。突然藁の中の七面鳥とか。


2009年07月17日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 大正野球娘#1と東京マグニチュード8.0#1

  大正野球娘 #1「男子がすなるという、あれ」。鈴川小梅は良家の子女が集まる東邦星華女学園に通う、洋食屋の娘。親友で真性のお嬢様の小笠原晶子に突然有無を言わせずある約束をさせられる。それは。「一緒に野球をしてくれ」というもの。「野球って、男の方がしているという、アレ?」というくらいの知識しかない小梅は晶子やその他誘いに応じた級友たちと一緒に近所の大学の野球部へ練習を見に行くが、そのスパルタな練習に級友たちは皆逃げ出してしまう。逃げるタイミングを失った小梅はなし崩しに二人きりでメンバー集めからやることになってしまう。

 ライトノベル原作のアニメ化。大正時代に女の子がスポーツをする、ってのはあり得ないんだけど、そのあり得ないを「IF」として「実際にやっちゃったらどうなのか」というのを基本に描いてるのは好感。
 でも、だからってのっけから「ナベチャンタラギッチョンチョンデパイノパイノパイ」は……いや、面白いですが。
 特にエキセントリックなことやらせなくても、カルチャーギャップを丹念に描くことで面白いものは作れるんだなぁ、という第一話。問題なく視聴継続。


  東京マグニチュード8.0 #1「お台場、沈む」。中学一年生の未来は夏休みを目前にしていろんなことにうんざりしていた。海外旅行に行く友人をよそに仕事ばかりで旅行どころかまともに家で顔を合わせることも少ない両親、自分や親に気を使いまくる弟、夏休みの課題として出された「将来の自分」……
 弟の悠貴はまとまらない家族を目にし、特に全部をバカにしているかのような未来をなんとかしようと、自分が行きたい展示をやってると言って無理矢理未来をお台場に引っ張り出す。
 未来は相変わらず文句を言い、全部がつまらないことのように言いながらも「面白そうなこと」に他人の横やりが入るのに勝手にすねてしまい、悠貴を一人でトイレに行かせ、屋外で待っていたその時、突然激しい揺れが襲ってくる。そして彼女が見たのは沈む建物、崩壊していく橋だった……

 のっけにリアルさを強調するかのようにシミュレーションしたことを告知してるけど、本編の方もリアリティーを出すためにかなり等身大の女の子を主人公にしてる。見た目は「それでも町は回ってる」の歩鳥? と思ったけど、石黒氏は別にスタッフに絡んでないよう。中身は、中学生くらいの女の子にありがちな、世間をどこかつまらなさそうに、さげすんだように見ている、どこにでもいそうな子。まったく世の中に飽きてるかと言えば、そうではなくって面白いことが何か、どう探せばいいか見失っているだけなのだけど、面白いと思ったこと、良いと思った物がほんのちょっとしたタイミングで水を差されたと感じてしまう。
 そして、その鬱憤を晴らすために「こんな世界、壊れちゃえばいいのに」と携帯メールに書いた瞬間、それは起こる。
 彼女の何気ない言葉の通り壊れていく世界。そして何が起こってるのか理解した瞬間、思い浮かんだのは弟のことだった。
 ノイタミナ枠はかなりそうだけど、これも地味めながらかなり面白い(って言うと題材が題材だから何だけど)話になりそう。
 ところで最後の滝川クリステルのアナウンスは、お約束なの?


2009年07月20日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#21とディケイド#25

  シンケンジャー #21「親子熊」。源太が烏賊折神を奪った海東を追いかけてた頃、街で暴れる人々が急増した原因を探るシンケンジャーたち。調査中千明と茉子の休憩していたファミレスで、突然軽い感じの中年男が割り込んでくる。彼は千明の父親。フレンドリーに接してくる彼に、千明はあからさまにイヤそうな顔をする。侍らしさのかけらもない父親のせいで自分は実力的にみんなより劣ると信じているためだった。
 そんなとき、アヤカシ・ササマタケによって凶暴化させられたサラリーマンが乱入、人質を取って立てこもる。千明と茉子は人質を助けてサラリーマンの身柄を確保しようと作戦を立てるが、何故か千明の父が茉子に絡んで作戦の邪魔をする。

 親子熊って……まあ、折神が熊だからでしょうけど。  師匠でもある自分が弱かったから自分も弱いのだと思い込んでいる千明。その父親を千明は毛嫌いし、人質を助けようとしてたのを邪魔されたことで余計に反発が大きくなる。だが、人質の女性を助けるために飛び込もうとしていた茉子は、千明父の行動は女性のそばに赤ちゃんがいたことに自分が気付いていなかったため、茉子の邪魔をすることで赤ちゃんと茉子の両方を守ったのだということに気付く。
 千明に明るく育って欲しいと願って育てたこと、そして父が軽薄な態度と裏腹に今まで気付かなかった「すごさ」を持つことに千明は気付く。
 千明が他のメンバーにすぐ追いつくわけではなく、段階を経て成長していくわけか。相変わらず上手いなぁ。


  ディケイド #25「外道ライダー、参る!」。シンケンジャーの殿様・丈留と対峙する士。しかし、鳴滝から「ライダーは世界を破壊する」と聞いていたシンケンジャーたちは士をあからさまに警戒する。ひとまず話を聞くために士と一緒に光写真館にやってきた丈留、そしてその丈留を追ってきた流ノ介たちは、ここ最近の異変は士がこの世界にやってきたせいでないかと問い詰める。解放されていた海東に、海東から烏賊折神を取り戻すべく乗り込んできた源太も含め大騒ぎになったところで、士をこの世界から追い出そうとする彼らに切れた夏海が、「なんで士君が否定されなきゃいけないの!」と叫ぶ。
 当の士も自分が世界にとって何の意味もないのか悩み始めており、何も言えなくなってしまう。その時、街中にディエンドになったアヤカシ・チノマナコが現れ暴れまくる。

 士が訪れることで異分子である彼への拒絶反応により、その世界は崩壊する……って、これまでの世界を見てる限りそうは思えないのだけどなぁ。実際はともかく、少なくとも鳴滝はそう思い込んでいるよう。
 その鳴滝の言葉を真に受けて、シンケンジャーたちは右往左往し、士自身も世界に拒絶されてるのを感じて自分がいるべき世界などないのではないかと迷う。
 それを一喝したのは夏海。士の帰る場所、それは光写真館……必ず帰ってくると信じて士たちのために写真館で料理を作って待つ栄次郎、その栄次郎の姿に、自分も丈留たちのための帰る場所であり続けようと決意を新たにする彦馬、そして自分を待っていてくれる人たちがいることを実感する士。
 丈留もまた、鳴滝の言葉に惑わされず自らの目で士を判断し、決して世界の破壊者などではないと断言する。
 ディエンドチノマナコを倒すためユウスケ=クウガ、シンケンジャー、ディケイドが協力し、倒す。
 しかしファイナルフォームライドカード、ディエンドが呼び出したライダーでも使えるのか……
 次回は仮面ライダーBlack RXの世界。そして映画と連動して大ショッカーがついに登場。天本英世もだけど、菅貫太郎が生きていればなぁ……