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2008年09月11日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#10とイタKissちょっとだけ

  ワールドデストラクション #10「カラクリロボには108の原則がある」。デストラクトコードについての本を書いたワニ師を訪ねてクロックタウンを訪れたキリエたち。獣人に変装して街に潜り込むが、獣人の命令しか聞かないカラクリロボたちのためにあっという間に見やぶられ、彼らがデストラクトコードを持っていることを知るワニ師の差し金でカラクリロボたちに追い詰められる。たまたま撲滅委員会対策の「チビクマ族の命令は聞かない」という付帯原則が付け加えられていなかったカラクリロボのおかげでトッピーだけは難を逃れ、デストラクトコードを持って一時逃げる。だがワニ師に捕まったキリエとモルテを助けるため、トッピーはそのカラクリロボ・28号と共にクロックタワー最上部に向かうのだが……

 多いな、原則。
 ワニだから時計モチーフなのか、今回は珍しく複数回にわたって敵になりそうなワニ師が登場。デストラクトコードの研究を行い、その力を制御し我が者にしようとして、キリエたちを迎え撃つ。
 が、トッピー対策に「クマ族の命令は聞かない」とカラクリロボの原則を改造していたのだけど、トッピーがチビクマ族だと知って「手配書は間違いだったのか!」って、その手配書、例の偽撲滅委員会……こんなところで登場とはw
 モルテはデストラクトコードのことを知るため敢えて捕まりワニ師の前に引っ立てられるのだけど、「起動させればみんな元素の砂に還るのだぞ」と言われても「それでいいのよ」と、絶望をたたえた目で答える。RPG原作なのに戦闘より三人の珍道中が中心で、それも弟の死で世界への絶望に凝り固まったモルテの心を解きほぐすものなのだよなあ。これまでの経験を通しても、いまだモルテは世界を憎み続けてるのか。
 そしてトッピーは、原則と命令に従うだけのはずの28号と友情に似た交流を持つ。「自分は命令に従うだけ」という彼に、「心があるということは、命令じゃなく自分の意思で行動を決定することだ」と言うトッピー。その言葉に何かを感じたかのように、ワニ師の命令に逆らい、トッピーたちを逃すために犠牲になる28号……って、生きてるのかよ!
 トッピーの「自分の意思で生きる(クマ)」という命令に「難しいけどやってみます」と言って別れる28号。
 そのトッピー、次回予告ではついにクマと認めてしまってる……まあ、冬眠じゃなぁ。
 それと、次回登場の竜の谷はリュウ族にゆかりの深いところらしいけど、当然リ・アが絡んでくるんだよね? キリエへのデレが今回もなくてちと欲求不満……

 それとイタKiss、ついにそろそろ原作で描かれてなかったラストにさしかかるよう。2クールという長さの制限上、わりとはしょった感じの構成なのがちょっと残念ではあるのだけど。

[その他] テレビ局には二通りある

 って、いかん。トッピーの口癖がうつった。
  キー局の持ち株会社化でローカル局はいよいよ正念場IT-PLUS )。主にはスポンサー離れとデジタル化設備の重い負担、場合によってはネットの普及なども多少は関係してるのか、やはりこれまでのキー局−ローカル局という体制には無理が出てきた模様。ローカル局のドキュメンタリーとか深夜番組とか、結構特異なものがあって面白くはあるのだけど、キー局からの番組配信を中心とした経営体質というのが、スポンサー不審の昨今テレビ局再編の動きになる、というのはそうなのだろうなぁ。
 深夜アニメの番組とかを見ると各局の独自の動きが結構あるのだけど、やっぱ広告収入が最も多い時間帯だとそうでもないのか。現行の局ネット体制が崩れて、どうなるんだろう。
 しかし見れば見るほど、現在の地上波デジタル化戦略って混乱ばかり招いてるよなぁ。
 お役所のやることと来たら……


2008年09月12日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#23

  マクロスF #23「トゥルー・ビギン」。ヴァジュラ襲撃のダメージのためにジリ貧のフロンティア船団。 アルトはシェリルと恋人のような日々を過ごすアルトだった。しかしそのシェリルは対症治療も中断して「対ヴァジュラ兵器」として利用されてまで歌い続け、アルトの行動が同情ゆえだと悟っていた。
 アイを仲間の元へ送り届けるためにヴァジュラの星に向かうランカとブレラだったが、ランカは次第に幼い頃の記憶を取りもどしつつあった。そして、記憶の中にブレラとおぼしき少年がいるのに、戸惑う。
 そしてキーマンとしてレオン、ビルラーに呼び出されるアルト。彼らの野望を感じつつも人類の存亡を盾にされ戸惑うアルトだが、兄弟子の矢三郎に、そしてクランに「本当に自分がしたいこと」を問われ、「ランカのために軍人となったが、ランカが人類に仇なす存在となったのなら、自分の手でランカを殺す」と思い詰めた心情を吐露する。その言葉を、シェリルも影で聞いていた。
 そして、ヴァジュラの本星を目前にブレラの意識がグレイスに乗っ取られ、SMSも野望の中心であるそこへ向かい、レオンの決断により、フロンティア船団も最後の希望としてそこに向かうのだった。

 なんかシェリルがデレまくってるんですが。ノンアルコールのシャンパン様飲料で酔っぱらうシェリル萌え? つまり、シャンメリーで酔っぱらう? いや、未成年で飲酒? とかは思ってたのですが、まさかシャンメリーとは……(シャンメリーちゃうって) それもアルトの心が本当はランカに向きながら、自分に同情でも気持ちを寄せてくれているというのが、とても切なくはありますが。でも、「だっこ」をせがむのはちょっと、いや、かなり萌えた。
 当のアルトは軍に配属されて、部下に「シェリルと付き合ってるんですって?」とからかわれ、「女のことでからかうバルキリー乗りは突然撃墜されるってジンクスが」って、柿崎ですか!? 柿崎ですか!? いや、今回ジンクス敗れまくりですが。パイン・サラダとか。
 グレイス、レオン、ビルラーの野望の中心はヴァジュラの体内でのみ精製されるフォールドクォーツなんでしょうけどね。それのために嫌が応にもランカは事態の中心となり、ようやく兄ということが明かされたブレラはグレイスにより強制モードに移行、ヴァジュラの星が戦場になることに……ランカは実験体とかではなく、V型感染症に感染した母体から生まれた、偶然のテストケースだったのか。
 しかし、野望を抱き陰謀を繰り広げる三勢力と比べ、アルトが事態をちっとも把握してないのが……個人的にはそれ以上にシェリルが不憫なんですけどね? 気持ちを確かめ合った途端、想い人を亡くしたクランもですが。


2008年09月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 山籠りしてました

 この三日間山の中に篭もってました。
 どうにか帰ってきましたが、疲れ果てててちと更新は今日は無理……


2008年09月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#30とキバ#33

  ゴーオンジャー #30「友情ノパンチ」。新アイテム・ゴローダーに興味津々な走輔。闘魂ソウルの代わりにエンジンソウルをセットしたらどうかと、本人に無断でスピードルのソウルを差し込んでしまう。が、炎神にとってゴローダーにセットされるのは大変な苦痛を伴うことだった。走輔の勝手な行動に怒ったスピードルは、走輔をなじった挙げ句パートナーとして失格とまで言い出す。そんなとき、ストローバンキが現われ人々に加えさせたストローから毒を吐き出させた。ゴーオンジャー・ウィングスの活躍でストローバンキを追い詰めるが、走輔とスピードルの喧嘩のせいでチームワークが乱れ、結局取り逃がしてしまうことに……
 しかしストローバンキが持っていたドリンクを調べようと、した走輔と連がうっかりそのドリンクを浴び、二人はまるで人が変わったように悪事を働き出す。

 なんだか「ヒーローにだって生活があるんだよ!」の言葉が妙に切ないのは、連がいたからでしょうか? いっつも卵料理だものなぁ。
 セットするエンジンソウルによってボイスが変わるらしいゴローダーのおもちゃの宣伝を兼ねて、スピードルのソウルをセットしたら、というのが今回の話。予告でチンピラ化した走輔ととっくみあいをするゴローダーが出たから何かと思ったら、ガイアークのドリンクのせいで悪に染まってしまった走輔を更生させるために、スピードルが苦しいのをおしてゴローダーに入って走輔とぶつかりあうシーンでした。こういう使い方があるのか。
 しかし、チョイ悪の走輔に胸キュンする美羽……ちょっと趣味が悪いかも。


  キバ #33「新世界・もう一人のキバ」。お互いの正体を知らぬまたキバ・クイーンとして傷つけ合う渡と深央。人間の姿ではお互いの怪我を気遣い絆を深め合うが、クイーンである深央はキングと結ばれることが運命づけられている。
 それを知らない渡はキバを正しい方向に導くためとバウンティハンターの仕事を名護にさせられるが、気弱な渡に凶悪犯の相手が出来るわけがない。ピンチに陥った渡を助けたのは、なんと幼い頃渡と仲が良かった大河。童心に返って砂遊びをしながら旧交を温める二人に、それを呆れ怒る名護。だが、大河の正体は実はファンガイアのキングであり、しかもキングの使命は「人類の躍進をなす存在を消すこと」だった。IT企業の年若き社長としての顔を持ち、新技術への投資を行いながらめぼしい技術を開発者もろとも葬り去る大河。そして深央も、クイーンとして人間を愛したファンガイアを殺す任務を強要される。
 22年前。ひとまずとは言え母の敵も討ち果たし、ゆりは音也との将来を具体的に夢見るようになる。
 音也はそんなゆりといちゃつきながらも、これまでと違う勝手に戸惑いをわずかに覗かせる。そしてその反動のように真夜と距離を近付けていく。特に真夜のバイオリンのセンスには音也でさえも舌を巻き、逆に自分の演奏を正確にコピーされ「どうしてコピーできたと思う?」と宿題を出される。
 だが、真夜の正体を察した力が真夜に襲いかかり、音也の目の前でファンガイアのクイーンとしての姿をさらす。

 ルークが退場し、過去編はようやくこれから現代につながる展開になりそう。つか、時系列がイマイチわからないので不鮮明なのだけど、大河は真夜と前のキングの息子、ということでいいのかな? だとすると、やはり渡とは腹違いの兄弟ということになるけど……まだ大河は渡の正体には気付いてないのかな?
 ゆりを運命の女と定めた音也だけど、かつてのギラギラしたところがなくなったゆりを、冗談でじゃれ合いながらも、ゆりから心が離れかけてるかのような描写が。そして音也は真夜の正体を知ってしまうのだけど、音也がファンガイアだからと無闇に敵対視するわけはないので、どう転ぶのかなぁ。
 現代編では、何と言っても名護の「どうして私がバウンティハンターをやってるか、わかりますか?」に対し渡が「ボタン集めのため……ですか?」が大笑い。名護は「違う! 修行のためだ!」と言ってるけど、絶対渡の言ってることが正解だよなぁ。
 そして、キバの戦いを見守るキバそっくりなライダー。キングの正体だと思うけど、と、いうことは嶋が言っていた「かつてキバは世界を危機に陥れた」というのは、キバではなくこっちの可能性があるのか。
 しかし、やっぱり名護さんへの渡の答えが今回は……<まだ言うか。


2008年09月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#24とその他短めに

  潜脳調査室 #24「地球律」。気象分子プラントの危険性を訴え稼働中止を訴える波留たちだが、悲願である計画を実現させるため、ジェニー円はタカナミの権限を停止、独断で計画を進めてしまう。直接久島の見いだした危険性を訴えに行くが、データの不確かさを盾にあくまでつっぱねられた彼らは、最後の手段として実力行使でプラント稼働を阻止しようとする。
 だがスタンドアローンのメタル空間を持つプラントに干渉するには、物理的に接触して回線を開くしかない。ソウタがその役を買って出、波留とダイバー兄弟がメタルでそのサポートをすることになるのだが、ソウタの前に軍用義体を持つ円が立ちはだかる。

 ダイバー兄、前回から「やってやるぜ」連発しすぎw いや、たしかに声が矢尾一樹なんだけどさ。今回は「やってやったぜ!」などのバリエーションも。見るところが違う?
 円は円で人類を脅かすまでになった気象異常を克服し、人類の未来を切り開こうとしている理想は純粋なもの。だが、計画に入れ込むあまり波留たちが示した危険性に一切耳を貸そうとしない。だが、わざわざ侵入したソウタの前に単身立ちはだかる。
 生身の格闘術を極めようとするソウタだが、軍用義体の前には歯が立たない。波留たちもサポートをするのだが、それでも痛めつけられ、追い詰められていく。だがソウタは何者かの援護により波留たちが手助けされ、余裕の出来た波留たちのサポートで満身創痍ながら円を下す。
 しかし、傷つき切ったソウタは目的を果たすことが出来ず、ついにプラントが稼働してしまう……
 なすすべもなく散布される気象分子を見つめる波留たちだったが、波留が突然「久島が呼んでる」と言ったのは、どういうことなんだろう? 地球律の波動は何か関係してくるの?


 いよいよgdgdになって楽しくなってきた「コードギアスR2」だけども、今回初めて玉城が活躍らしい活躍を見せたのが驚いたよ。これは死亡フラグなのか?
 「もしかしたら実はただのいい人かもしれない」と戦々恐々としていたシュナイゼル閣下が、善意の短絡思考の主だったのは、斜め下にがっかりすべきなんだろうか。ダモクレスの剣とか言ってるけど、それってあまりネーミングがそぐわないような。ソドムの火とか呼んだ方が近い気がするが。
 「せめて罪を背負います」と言いながら大量殺戮兵器の発射スイッチを命じられるままに押すナナリーを見ては「確かにあの兄たちにしてこの妹ありだわ」と思ったりだとか。
 ま、そんなことはともかく、私が言いたいことはひとつ。コーネリア殿下を返せ!

 ソウルイーター、マカたちの努力もむなしく、ついに復活してしまう鬼神。なんつーか、いろいろキモイのがすごいんですが、それにも増して次回予告がこないだからはじけすぎなんですけど? 前回の退場に未練たらたらなメデューサに続き、あらゆる質問に「ストレッチ」としか答えない鬼神が……本編の方は死神校長が本気を出したりと、シリアスそのものなのにねえ。

  ポルフィの長い旅 #25「二人で見る景色」。バス代をケチって歩いて移動していたポルフィの前に現われたセントバーナード犬。首輪に「ベルナルド」とあるのだが、飼い犬らしからずポルフィにやたらとまとわりつきついてくる。
 って、パトラッシュ! パトラッシュじゃないか! だなんて冗談で言ってたら、旅の途中で休ませてくれた教会の神父さんが見せてくれた絵……おいおい。例のアニソンが脳内で勝手に流れて来ちゃうじゃないか。でも中身はパトラッシュと大違いの駄犬だよなぁ……と思ったら最後に泣かせに入るとは。
 折角出来た恋人を振り切ってポルフィについていくアポロが何気に漢だw


2008年09月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#11とお稲荷さま#23

  ワーデス #11「力には二通りある」。クロックタワーで見た幻影を元に、冬の大陸の「竜の谷」に向かうキリエたちだが、彼らがデストラクトコードの導きに従ってることに気付いたワニ師が、リ・アを唆し竜の谷への道への先導とする。
 世界を滅ぼそうとするモルテに異様な敵意を燃やすリ・アだが、デストラクトコードを我が物にしようとするワニ師の戦闘型カラクリロボの攻撃で谷底に落下。彼女を追ってきたナジャも彼女を追い、キリエたちも谷に滑落しかけたところを九死に一生を得るが、デストラクトコードはつにワニ師に奪われてしまう。

 リ・アが300才ってのはキャラクター紹介見て知ってたけど、ナジャが人間と獣人の間に生まれた半獣人だったとは。彼らが何の結果も出さないことに業を煮やした救済委員会のトップ・ワシ師は自らデストラクトコードをダッシュしようとするが、ワニ師とは完全に対立してる模様。しかしナジャはこれまでのキリエたちの行動を見て、彼らが本当に世界撲滅を欲しているのかと、ワシ師の命令への疑惑を口にする。
 でも300才と言ってもメンタルは幼いリ・アにとってはモルテが口にする「世界撲滅」はどうしても許し難いところがある模様。もはや誰一人いなくなった竜の谷と関係あるのかな?
 モルテも口では世界撲滅を繰り返すけど、キリエやトッピーとのやりとりで心を揺らがせてるところもないではない。
 最終回に向けて撲滅委員会、リ・アとナジャ、ワシ師、ワニ師とよつ巴の争いになりそうだけど、ナジャはどうも基本的に良い奴っぽいから、キリエたちに協力することになるのか? タイトルも「世界撲滅の六人」だし。


  我が家のお稲荷さま。 #23「お稲荷さま、初詣をする」(最終回)。年末、大掃除の指揮を執る昇だが、天性の不器用なコウと、はなっからやる気のないクーのダメダメさ加減に逆に疲れ果てるはめに。仕方なく二人の分まで働くが、近所で無料餅つき大会があるというチラシを見て貧乏性な性格を発揮。透と一緒にチラシの場所へと行く。
 仕方なしに留守番をしていたクーたちだが、いつまでたっても返ってこない二人をいぶかしみ、恵比寿のところに餅つきのことを聞きに行くが、恵比寿はそんなイベントは知らないと言う。
 クーの予感通り、昇たちはクーを封印した三槌の家系を憎む玉耀がクーの代わりに復讐をしようと、二人を洞穴の中に封印してしまっていた。昇たちを助けようとするクーとそれを邪魔しようとする玉耀とで争いになり、結局はクーの気持ちに折れる玉耀。しかし、三槌の血をどうしても許せない玉耀は、「高上の兄弟にもう手を出さない代わりに、二人の前から姿を消せ」と取り引きを持ち出す。

 ちょっと早めの最終回。これって前半と後半、二話にしても良かった気がするけど。
 理屈ではクーを封印したのは高上兄弟ではないとはわかっていても、自分を封印した者の末裔と仲良く過ごすクーを見て、身内を封印された怒りと嫉妬がどうしても抑えきれない玉耀。
 その玉耀が出した取り引きを、二人のためと一度は飲むクーだが、三槌の本家に戻ったクーを追って昇たちがやってき、姑息ながらもほほえましい手段で必死にクーに戻って貰おうとする姿を見て、約束を破ってしまう。
 年が明けていつものみんなと初詣に行く高上家の一同だったが、クーは姿を隠しながら見張っていた玉耀を呼び出す。
 第一話は凡庸な退魔物でこれを見続けるのは辛いなぁ、と思ってたのだけど、どんどんぐーたら狐のいるだらだらな日常へと移って行くにつれ、気軽に見られながらも楽しめる番組になってった。(絵柄は基本的に低調ではあったけどね)
 空幻はだらだらしてても締めるところは締める、のはお約束なのだけど、居丈高に見下ろして道を語ったりするわけじゃなく、その行動原理はあくまで高上家を守ること。むしろ話の決着をつけるのは高上兄弟のどちらかということが多かった。その空幻も、最初は三槌家のおばばとの約束と美夜子との思い出のために高上家を守っていたのだけど、段々と高上家そのものを家族と思うようになっていった。
 設定だけ見ればあざといハーレムものラノベなのだけど、恋愛関係とかが中心ではないところとか、大事件が起こらない(襲われて死にかけるとかも十分事件と言えば事件なんだけど)、このゆるい空気がいつの間にか好きになってました。
 原作がたまったら第二期とかやってほしいなぁ。


2008年09月20日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#24

  マクロスF #24「ラスト・フロンティア」。最後の手段としてヴァジュラの星を目指すフロンティア船団と、野望のためにそれを迎え撃とうとするグレイス。SMSはグレイスの真の目的を探り当て、悲劇を回避しようとする。
 だが、そのことを知らないアルトはランカがヴァジュラに取り込まれたと思い込みヴァジュラの兵器にされるくらいならとランカを殺す決意で出撃し、シェリルも自分の本心を押し殺して「ランカちゃんを助けてきなさい」と押し殺し、ヴァジュラの連絡網を乱すべく歌いつづける。
 だが、その彼らの前にブレラを通じてグレイスの支配下に取り込まれたランカが立ちはだかる。そして「人類こそが侵略者だ」と断罪するのだった。

 シェリルが何者かわからなかったけど、マオ・ノームの孫娘だったのか。孤児なのが養子になったのかと思ったけど、グレイスの言葉からするとどうも実の孫らしい。そしてイヤリングはマオからフォールド・クォーツを材料として記念品に娘へ、そして娘からシェリルに渡されたものらしい。ノーム姓の理由とイヤリングの謎はちと駆け足気味に明かされてしまいましたな。
 そいでもってランカの失っていた記憶の方も復活。第117調査船団はヴァジュラの研究を行っており、その研究の過程で体液を浴びたランシェはV型感染症にかかったことに気づかずランカを妊娠、出産。ランカは生まれついてV型感染症に抵抗を持ち、共感能力も持つという稀有な存在となった。が、それに気づかぬまま歌ってしまったのが悲劇の元。それを女王の信号と間違えたヴァジュラの大量襲撃により、第117調査船団が壊滅。自分の引き起こした悲劇の前に、兄であるブレラの「何が起こったか、すべて忘れろ」という言葉が暗示となり、すべてを忘れていた。
 グレイスは二人の身元を知りながら、マオとランシェへのゆがんだコンプレックスの発露として二人を道具として使い捨てるという凶行を引き起こしてたのだなぁ。そしてその野望は、ヴァジュラのハイパーフォールド通信とインプラント技術を利用した全人類の精神リンクを構築すること。ただし、自分が優位性のあるノードとなることによりそれにより全人類の支配者として君臨して。その手段として、ヴァジュラを同時に人類への恐喝の道具として使おうとしている。それに気づいたSMSだが……何もしてないんですが、まだ。次が最終回だし、次は大活躍ですよね? ね?
 そんなことと知らずヴァジュラと戦いつづけるアルトとシェリルだが、ランカがヴァジュラの歌姫として立ちはだかる。そしてブレラが「人類こそが侵略者だ!」と断罪するけど……確かに、最初の接触は不幸にしてヴァジュラに高い知性があることに気づかなかった人類が彼らの生活圏内に侵入した形だったけど、そのあとのことは明らかにグレイスが人類・ヴァジュラ双方を不幸に叩き込んでるよなぁ。そのグレイスがぬけぬけと「星を守るのにこれほどふさわしい歌はないわ」と言ってランカに歌わせたのは「愛・おぼえてますか」。グレイスは映画マニアだったんか? (作中世界ではマクロスTVは史実を元にしたTVドラマ、劇場版はその映画版という設定)
 そしてランカの歌に押されるシェリルの歌とフロンティア。その中で、ブレラに撃墜されるアルト……ホントに死んでるとは思わないけど、SMSが早いとこ到着しないとグレイスの思うつぼに……ああ、レオンもまだいたっけ。