不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2008年06月 来月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
HNS logo

2008年06月21日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 最近のあれこれ

  なんだか政府がフェアユースやらなんやらの整備を進める方針を出したようで読売 )。本来研究などでは引用が許可されているのだけど、この引用の条件というのはしばりがきっちりしてるわりにはその境界があいまいで、さすがに「批評」などでは騒ぎ立てられる例も減っては来たが研究・教育などでは多くの場合著作権者が「NO」と言ってしまえば成立が難しかった。と、いうのも大抵はそのことで長々と争うよりも折れてしまった方がはるかに楽なので慣習的に判断するには前例が少ないままという悪循環で、結局引用の条項はかなりの程度有名無実になっている。事例としては少数だがテストの長文問題などで過去の名作を掲載しても出版社から「著作権違反だ」と言われたりしてテスト長文の制作に難儀したり、教育用に生徒に資料をコピーして配布したら告発されたという例もある。一部を参照するために高価な資料を生徒全員に購入させたり、絶版しているものもコピーさせないとかは常識的に考えればやりすぎなんですけどね。
 著作者の生計を保証するための著作権保護が、いつの間にか産業になって、原生産者と消費者の間の中間業者(出版社やJASRAC)が大々的にそれを振り回すようになってる。それがいけないこととは思わない。産業化したことで消費者である我々が入手しやすく、かなり安定した供給を受けられるのだし、また最近での小学館のごたごたのような問題を含まないわけではないにしろ、作者もプロの出版が存在してることの恩恵は受けてるはずだから。これはJASRACにおいてもそうだとは思ってる。
 けど、すべてを「資産」として囲い込み、権利だけを握ったまま死蔵したり、格別原生産者の利益を削っているとも思えない事例、たとえばアマチュアバンドのライブなども締め上げ出すのはどう考えても「やりすぎ」。付き合い方が難しいし一律排除する方針で対応した方が何も考えずに楽なのはわかるのだけど、まあ、怠け者な愚者の思考ですわな。「誰もが情報発信者になれる」というインターネットの性質を大々的に使ったサービス(ブログ、動画アップロードサイト、など)がここまで広がってる以上、お互い反発し消耗するのではなく、相乗的に上手くやってけるところは上手くやってきましょ、ということをやってかないと、先細りでしょ。上手く使えばWikipediaなどの多くの人が見てるところで、手間いらずで宣伝や解説をしてもらえたりするのだから。
 それは権利者団体(原生産者とは重複はしえても同一ではないので、悪しからず)もわかってるとは思うのだけど、まあ、いきなり現在の利権を手放すわけにもいかず、悩んだり欲の皮突っ張らせたりがしばらく続くんでしょうね。
 それにしてもJASRAC、これだけ電子化した社会なんだから、今なら少なくとも電波放送媒体では「どの曲がどの媒体でどのどれだけ使われたか」の算出をするシステムの構築は不可能ではあるまいに。その辺の不透明さはどうにかならんものか。

  朝日新聞夕刊素粒子欄「死に神」の表現、鳩山法相が抗議読売 )。死神だったら遮光器をつけてマレッキで裏切り者を粛正していってほしいところ。「虎は、裏切りを許さない」
 いや、そーじゃなく、これは「素粒子」が小欄で字数制限が厳しいにしても、ちとアホすぎる。死刑執行に反対ならばそれでも構わないが、法に則り粛々と行われていることにこのような知性のかけらもない悪口では…… 朝日の記事 では「辛口の批評」とのコメントが載っているが、「 2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」はどこら辺が批評なんだろう? 私には「鳩山法相は死神」と書いてるようにしか見えない。そもそも、死刑執行が透明化してきたのは最近なのだけど。本来ならそれを受けて議論をしっかりしていくべきところを、「死刑執行ペースの新記録だ!」だなんて揶揄はクォリティペーパーを自認するなら恥ずかしいとは思わねば。(棒読み気味)
 それと、「 死刑囚にだって人権も人格もある。(表現は)執行された方々に対するぼうとく、侮辱でもある」という法相の発言は朝日はやっぱり無視。自社の記事に書いてすらいない。法相の「自分も苦しんで執行した」というのだけを載せてるのでは、「法相はいいわけばかりしてる」との印象操作と取られるだろうし、自社の文章に責任を持ってない、ということにもなる。責任を持たないものを読ませられてもなぁ……

  クジラ肉窃盗容疑、グリーンピースのメンバー2人逮捕・ クジラ肉大量持ち出し、捕鯨船乗組員12人は不起訴 (いずれも 読売 )。逮捕された二人のうち一人はGPメンバーか不明、みたいな記事もどっかにあったけど、どうなんだろう? ま、それはともかく、公的機関でさえ捜索差押えを行う際には令状が必要なのに、一般人が勝手に他人ちに入ってってものを持ち出したら、そりゃ単なる不法侵入・窃盗なわけで。勝手に他人の権利を侵害したり財産を奪ったりしちゃいけないから公的機関が、しかも裁判所の許可を得て行うことを、どうして自分たちが勝手に行えると思うのだろう? ま、ポーズだけかもしれないけど、それにしてもアホすぐる。

 ああ、あと参院での問責決議後、福田内閣の支持率が回復してたのはワロタw 元々が内向きの決議だというのが一般的な評価だったけど、ここまで国民にガン無視されてたら信託された国民の意思もへったくれもない。民主と小沢、どうにもならんなぁ。困ったもんだ。いろんな意味で。

[アニメ] ドルアーガの塔#12

  ドルアーガの塔 #12「〜the Aegis of URUK」。ドルアーガの圧倒的な強さに加えアーメイを失っていたことで意気消沈していた塔頂者たちだったが、「ただ、みんなを守りたい」という自分の望みに気付いたジルにより励まされ、再度の攻撃を試みる。ジルの作戦で身動きが取りにくい最上階に誘い込み待ち伏せするのだが、ジルがドルアーガをおびき出す囮に志願する。

 いろいろ撒かれた伏線、今回だけでは回収不可能なのは見えていたけど、やはり第二期決定のようで。
 みんなで生きて帰るために、自分の身に変えてもドルアーガを倒そうとするジル。皆決死の決意の中で、それぞれ素直な気持ちをぶつけ合う。だが、その中でやはり異質なのはカーヤ。カーヤだけは「秘密」を抱え続けていた。しかしジルがその意味を問いただす前に、予想以上に早く動き出したドルアーガの攻撃が始まる。
 作戦通りにいかないながらも、それぞれが持てる力を全て出してドルアーガを攻略していく。最後、ドルアーガに取り付きながらも全ての武器を失ったジルが手にしたのは、アーメイが命と引き替えにドルアーガに突き立てた回転槍だった。
 ドルアーガを倒し、喜ぶ一同。満身創痍のジルは現われたブルークリスタルロッドに手を伸ばす。それさえあれば、亡くした仲間を甦らせることができると信じ……だが、横からそれを奪ったのはニーバ。そしてニーバの口から誰も知らなかった事実、すなわち、ジルたちが倒したのはドルアーガの姿を模した門番に過ぎないこと、そして現われたブルークリスタルロッドは本物ではなく、次の塔への鍵に過ぎないこと。そのことを隠し仲間を騙し裏切っていたニーバに怒りをぶつけるジルだが、全てを隠し、裏切っていた者はニーバだけではなかった。ニーバの誘いを受け入れ、最後の塔へ共に向かうカーヤ。だが、野望に曇ったように見えるニーバの目と違い、カーヤの瞳はあくまで悲しげ。どうも、二人が向かった塔は生きて帰ることができないものらしい。二人が新しく現われた塔の中に消えた後、押し流されたジルは二人を追うことを決意したように塔をにらみつける。
 そしてやっぱり第二期が告知。第二期は「Sword of URUK」らしい。皆を守るための盾になりたかったジルを表わしてるAegisがSwordに変わったことといい、どうなるんだろう?
 しかしドルアーガDVDのCMはひどいな……(誉め言葉)


2008年06月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#19とキバ#21

  ゴーオン #19「軍平ノホンネ」。ウィングスの登場で対抗心を燃やすゴーオンジャーだが、ただ一人、その出現を喜んでいる軍平。プロを自任する軍平はウィングスと合同訓練することで皆にもプロ意識を持たせようとするのだが、ウィングスには歯牙にもかけられない。しかもその後現われたノコギリバンキとの戦いで脚を引っ張ってしまい、軍平は落ち込んでしまう。そんな軍平を見て自信を取りもどさせようと、範人はノコギリバンキをおびき出そうとする。

 公式ブログとかあったのか、ゴーオンジャーw まあ、確かにこの五人だと軍平は人気が一番なさそうだなぁ。
 もっとも軍平にとっては人気よりもプロじゃないと言われてアイデンティティが揺らいだ方が大事。ウィングスのポジションとキャラがかぶってるものなぁ。デカレンのホージーも鉄幹と一時かぶり気味で影が薄くなってたし。キャラが多くなるとどうしてもそういうのは出てくるのか。
 まあ、クールぶってても基本は熱血バカなので、「ゴーオンジャーになるのに飛び込んでいったように」という例えをそのまま受け取ってホントにノコギリバンキに飛び込んでく。でもノコギリバンキの弱点を見やぶり、仲間を仕切って子供たちの救助とノコギリバンキ戦を並行して行う辺り、基礎の能力は決して低いわけじゃないんだけどなぁ。バカだから余計なこと考えるとダメなのか。
 この次は新しい炎神が登場。そいでもって三体目のロボも。


  キバ #21「ラプソディ・指輪の行方」。軽薄な言動とは裏腹のこれまでの音也のフォローなどに、前はバカにしきっていたゆりも彼に対しうち解け始める。しかしその様子を見て次狼はあせりだす。彼女にウルフェン族の子供を産ませようとしている彼は、いきなりゆりに婚約指輪を渡す。次狼に好意は持っているものの、唐突なプロポーズに戸惑うゆり。そんな時、友だちから合コンに無理矢理誘われ、音也や次狼、力=ドッガまで駆り出される。
 現代、恵も同じように合コンの話を渡たちに持ちかけていた。ノリノリの健吾に、無理矢理引っ張られた渡、そして何故か名護まで参加するのだが、初心な態度の渡が意外にもてたり、名護が空気を読まず王様ゲームで「こんな馬鹿げた集まりは解散すべきだ」と言い出したり、混乱気味ながら盛り上がる。しかしその場をウェイトレスが料理をひっくり返してしまい、台無しに。ドジが度重なり首になってしまった彼女と、渡は店の外で再開する。要領が悪く、押しが弱いせいで頼まれ事も断れないと打ち明ける彼女・深央の話に、渡は自分もそうだと意気投合してしまう。

 芳賀優里亜、久々に見たけど「ぷに」と言われてた昔と違って、普通に可愛くなったなぁ。いや、555の後半からすでに急激に成長してたのだけど。(劇中でも「丸顔のおばさん」とネタにされてたりしたけど)
 押しの強い真理のイメージもあるのでそのギャップがあるのだけど、なんだか渡と急接近。こういうときに保護者して出てきそうな静香が、今回は全然出てこないけど……そして豆腐。井上さん、豆腐になにかあるの?
 過去編では三角関係がいよいよ激化。音也が気になり次狼のプロポーズを受け入れるのをためらうゆりだけど、合コンで再開した幼なじみと彼がいい雰囲気なのに嫉妬したり反発したり。力も合コンに駆り出されるのだけど、人気のないところで合コン相手を食いまくり……ライフエナジーをですが。こいつらの生理とはいえ、野放しにしといていいんかいな。そいでもってドッガのモンスター態も登場。なんだか無口な力、最初のころの次狼に似てる。最近は音也にひっぱられ気味で、性格が崩れてるからなぁ。

 ライダー繋がりの話題だけど、響鬼で立花日菜佳役を演じた 神戸みゆきさんが死去産経 )。最初、「三代目セーラームーン」というのが大々的に書かれてたので気がつかなかったのだけど、言われてみれば聞き覚えのある名前だったので、調べてみると……役柄同様朗らかな性格だったらしいのだけど、まだ全然若いこともあって突然の訃報は流石にショックです。お悔やみを申し上げます。


2008年06月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] テレパシー少女蘭#1

  テレパシー少女蘭 #1「蘭、テレパシー!〜ねらわれた街」。中学に上がったばかりの少女・磯崎蘭は陸上部に入ったりと、新しい生活を精一杯楽しもうとしていた。そんなとき、時折頭の中に不思議な声が聞こえるようになり幼なじみの留衣に相談する。留衣も疑いこそしないものの深刻に捉えようとはしない。同時に街では自殺者が増えるという不吉なことが起こっていた。そして、留衣と街を出歩いていた蘭に、今度ははっきりと例の声が話しかけてきた。

 「バッテリー」で有名なあさのあつこのジュブナイルシリーズが原作。あ、原作は未読です。超能力に目覚める思春期の少女というオーソドックスな話だけども、母がホラー作家というわりとありがちな特別家庭な設定の傍らで、父親が漬け物会社勤務の研究員だったり、兄が料理が得意なおデブさんだったりと、三枚目っぽいずれ方もある辺り、ちょっと「願望充足」とは違うかなと思ったり。
 第一話はまだ話がはじまったばかりだけど、転校生の少女の挑発で蘭が本格的に超能力に目覚めたりというところ。ライバルの超能力少女はツンデレ? いや、まだ話ははじまったばかりなんだけど。

[アニメ] ヤッターマンちょっとだけ

 なんだかこないだの一時間スペシャルに続いて「ドロンボーの歌」が復活しててびっくりした。つか、段ボールで偽物を作る村って……いろいろギリギリだな。
 それにしても見覚えのある鳥も出たのだし、偽孫悟空の中に孫田空作もいるかと思ったのだけど……それは鬼門なのか?

[その他] すいません。まったく意味不明です

  朝日新聞6/21コラム 。「 カタカナの看板は「ヌシハウス」「スンハウス」と微妙に間違えていた。日本人客を呼ぼうと、店主が無理をしたのだろう」無理? 別に日本で間違えた英語がメニューにあってもあまり英語が得意じゃなかったんだなって思うだけで「無理をした」とは思わないけどなぁ……
 「 わが同胞は行儀、静かさ、苦情の少なさなどの項目で点を稼いだ。」「同胞」? あまり新聞社説では聞かない単語ですね。日常会話でもあまり聞きません。むしろ某半島のメディアで見かけるような。
 「 旅に出てまで気を使い、評判だけいいのは悔しくもある。それで割引があるわけじゃなし」。旅に出て羽根を伸ばすってのは「ワガママを言い散らかして王様気分になる」「俺は客だぞ!」と威張りちらすってのとは違うと思いますよ。多分、日本人ならわかると思いますが。なんだか海外へ買春旅行に行く人間を擁護してるようにも見えますね。w
 「 わがままな上客というのもある。」でも普通はワガママは嫌われるだけですけどね。言及してるアンケートでもその結果が出てるわけで。
 一体この朝日の中の人は何人なのでしょうね?


2008年06月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] クリブレ#12と潜脳調査室#12

  クリブレ #12「EPISODE・12」。アルファの弱点がサラの血だと知ったシュウは、アヤマナが止めるのも聞かずアルファをとらえられていたサラごと撃つ。サラの血を浴びて結晶化し崩れていくアルファ。だがすべての元凶であるキトーは新たなスポンサーの寄越したヘリに乗って逃げ去ろうとしていた。シュウは決着をつけるためにヘリを追う。

 う〜ん、なんつーか、この消化不良感はなんだろう。というか、まあ「へっぽこ感」なのだけど。軽い軽い、すべてが軽い。けど、やりたいこととできたもののこのギャップが楽しくもあったりするのが末期だなぁ、自分。
 結局キトーはシュウの猛追にこれまでの報いを受け、ポリリンも新しいスポンサーを見つけこれまで通りラグスタウンを運営し続ける。シュウが急所を外して撃ってたので驚異的な回復力で生き返ったサラはポリリンのお店でバーテンダーとして働くことに……エエエエエエエエ! そんなんでいいの!? いやだっていろいろあったじゃん。ガラス化の件とか、男が触れるとショックが走るとか。全部投げっぱなしでgdgdなオチ!?
 アヤマナは前の居場所から逃げ出してきた自分から脱却できてラグスタウンを「卒業」するのは順当なのだけど、これじゃアヤマナの話にした方が良かったような……じっと研究所で潜伏して生き延びていたジェイジェイが、ソフィアの死を遅ればせに知ってずっと泣き崩れてるとか、キトーが自分の乗ってるヘリに突っ込むシュウの車を不適な笑みのまま見つめるとか、結構おもしろくできる要素もあったのになぁ。
 まあ、だからこそのへっぽこアニメなんですが。


  潜脳調査室 #12「光のない朝」。ミナモはある日電車から海に身を投げようとしている少女を見かけ、あわてて電車を降りて彼女を止めようととびかかる。が、それはミナモの勘違い。その少女は生まれついての全盲だったのだが、最近目を擬体化し視力を得たのだという。だが、これまで存在しなかった「視力」というものが自分の世界に割り込んできたことで彼女は自分と世界との関係、ひいては自分の存在に混乱を感じていた。波留のところでその話をすると、久島が全盲の人間にはそうでない人間と同じようには感覚野が成長せず、後天的に視力を得ることは未だに困難を伴うことを説明する。波留はちょうど久島から音信不通になった正体不明のメタルアーティスト探索の依頼を引き受けていたのだ。
 その翌日、学校に行くとクラス中が色めき立っている。サヤカとユキエに聞くと、ミナモの転入と入れ替わりにこれまで休学していた全盲のクラスメイトが、擬体で視力を得て復学するという。しかし、彼女は結局姿を現さなかった。サヤカの見せた写真でそのクラスメイト・エイミが例の海の少女だと知ったミナモは、先日の海辺で彼女と再会する。


 エイミ=行方不明のアーティスト・イリスなのは言うまでもないんですが、なんか今回、そこかしこでネタが多いんですが……エイミによく見られようと外見のメンテナンスに余念がないクラスメイトの中で「思ってたより太ってるって言われたらどうしよう」とため息をつくユキエに「気にしてたんだ……」と突っ込むサヤカや、イリス探索にメタルに潜りっぱなしの波留を久島が心配し、「成果は上げて欲しいが管理もきちんとして欲しい」とホロンを叱るのを聞いて、波留が「すまん、実は入り浸ってるだけなんだ」とこっそり謝ったり。w
 でも、波留がイリスの作ったメタル作品に入り浸ってたのは理由があって、それは地球律の感覚にとても似たものだったから。イリス=エイミは視覚のない中で築いてきた独自の世界観をメタルと直結することで、「地球律」を無意識に感じそれを作品に反映させていたのだった。しかし、視力を得たことで逆に感覚のバランスを失い、世界観を崩壊させてしまったことで作品が作れなくなってしまったばかりか、脳がオーバーヒートを起こしてしまう。
 波留に助けられたエイミは、新しく得た世界に順応して生きていこう、と「視覚者」らしく生きようとするのだが、それが本当に彼女のためになるのか、ミナモは疑問に思う。だがある日、自分の目を擬体化した父とじっくり話し合いわかってもらうために、家族と一緒に父の赴任先へ行くことになる。寂しさを覚えながら、きっと彼女が本当の自分を取り戻せると確信するミナモ。それは、若さと自由な身体を失った波留にも希望があることを示してるかのようでもある。


2008年06月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ペルソナTS#25

  ペルソナTS #25「謂れなき喪失」。両親のペルソナを引き剥がそうとするアヤネのペルソナを攻撃し、逆に自分が両親を殺してしまったことを思い出した慎。兄の諒がそれらを全部一人で抱え込んでいたことを知り呆然とする彼を、仲間たちはなぐさめ、励ますが、慎はどう処理して良いのかわからない。そんなとき、回収された実験体が突如目覚め、ペルソナを発動させながら街を徘徊する。近づいた者たちがペルソナの影響で無気力症に陥る中、かろうじて抵抗力のあった戌井からの連絡でその事実を知る真田。だが街には無気力症だけではなく入れ替わりも起こり、破滅的な状況になりつつあった。
 しかし慎は、自分が両親を殺してしまわなければありえたかもしれない幸せな家族の幻想に浸り、海を見つめていた。

 ラストバトルまで淡々としてるなぁ。能力者自身を傷つけることなくペルソナだけを引きはがせる慎の能力。それはおそらく封印されていた記憶に起因するものらしいことが拓朗の台詞で示唆される。拓朗のきかん坊なペルソナは、実は人を恐れていた拓朗そのもので、恵の守るペルソナは贖罪のつもりで、しかし恵本来の性格から来る面倒見の良さから来ていた。だから、慎のは、両親を過って殺してしまったようなことがないよう、もう誰も傷つけないように強く望んだから発言した能力ということか。
 だが、アヤネはそんな慎に実験体に近づかないよう告げる。慎のペルソナを取り込んでしまえば、もはや世界は実験体の望むままに作り替えられてしまう。
 しかし、肝心の慎は立ち直るきっかけがつかめないまま、ありえた今を夢見てしまう。これで終わりなわけはないと思うけど、家族はみんな消えてしまったわけだからなぁ……
 あと、良く考えると慎が両親を殺してしまったと言うことは、慎のペルソナの中に両親のペルソナもいるということ?

[アニメ] マクロスF#12

  マクロスF #12「ファステスト・デリバリー」。惑星ガリア4のゼントラディ部隊に慰問にやってきたシェリルとアルト。だが、シェリルは無理を圧したせいで到着早々倒れてしまう。そもそもがこの慰問は隊の不穏分子が反乱の口実のために突きつけた無理難題だったため、それを良いことに不穏分子のリーダーは一斉に反乱を煽る。シェリルはもちろん、助けようとしたアルトも捉えられてしまう。
 ガリア4での反乱のニュースはフロンティアまで届き、SMS小隊の面々やランカたちを不安に陥れる。が、通信はできてもそこまでフォールドすることはできない。そんなとき、ルカが自分の実家の会社で開発した新装備を使うことを提案する。

 絶望した! どこかで見たガリア4の面々に絶望した!w
 もひとつ絶望した! 「萌え〜!」とか言い出しかねないゼントランの面々に絶望した! って、それは元のマクロスからずっとそうか。しかし、エキセドルもどきは「ランカたん!」と言い出しかねない勢いだったぞ。
 シェリルはアルトのために無理をしたことがうわごとではっきりしたのに、いいところはランカにかっさらわれるのが、なんだか立場が逆転してるなぁ……でもまだ折り返し地点なのにここまでランカを持ち上げるって事は、落とす気満々ってことだろうけど。
 カムジンもどきも何か意味ありげな事言ってたけど、単にカムジンの断末魔のパロだろうな。まあ、もどきの方は生きてるみたいですが。
 それよりも、この反乱を裏で扇動していたのはやはり腹黒マネージャーらしい。すっかり腹黒キャラが板に付いたなぁ、井上喜久子17歳。でも、シェリルのマネージャーについてるのは意図があってのことだろうに、そのシェリルを失う危険を冒してでもそんなことする意味があるんだろうか? って、最後に出てきたのは初代マクロス……やっぱり「ここが地球だったんだ!」とアルトが言うべきなんでしょうか?<猿の惑星じゃねえ
 まあ、どうもマネージャーの目的と、カムジンもどきの奥の手もこの初代マクロスの同型艦だったようだけど、これが一体どんな意味を持ってるんだろう?


2008年06月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] キバ##22

  キバ #22「序曲・運命の交差点」。次狼からのプロポーズに戸惑うゆり。まんざらでもないのも確かだが、音也が気になることもあって強引な次狼への反応に困る。そんな時、音也が合コンで再開した幼なじみに、金の無心をされる。兄が怪我をして仕事が出来なくなったからだと言うのだが、端で聞いていたゆりは怪しむ。案の定、彼女を高級ブティックで見かけ、それが欲しがっていた服と音也が無心されていた金額が同じ事で確信し、そのことを音也に伝えるのだが、音也は「彼女の兄が怪我をしてるというのが本当でなくて良かった」と心底安堵する。ゆりはその底なしのバカさ加減に呆れるのと同時に、やはり音也に対しても心揺れる自分に気付く。
 現代、渡は合コンの焼き肉屋のバイト深央が気弱なところが自分と似ていて気になったのだが、健吾が彼女のことを気に入ってしまったと聞き、つい身を引いてしまう。だが、ひたすら押せ押せの健吾に、押されたら断れない深央は振り回されて消耗してしまう。そんな深央は、自分を変えるために渡に一緒に買い物に付き合ってくれと頼み込む。彼女はこれまで店員に勧められるままに服を買っていたのを、克服しようとしていた。

 なんだかキバがいないのにすっかり過去編がメインだなぁ。しかし音也が「病気の子どもがいなくて良かった」ってのは、さすがにそういうキャラじゃないような。まあ、口説いてる女性限定なのかもしれないけど。いずれにしても自分が騙されてもすぐ忘れそうな気はする。しかも騙されていたばかりでなく、騙していた女がファンガイアの犠牲者になりそうだというので、囮にまでなってるし。いい人というわけでもなく、でもいい意味でホントバカだよなぁ。次狼も憎まれ口を叩くが、憎々しげだが最初の頃のような歯牙にもかけないという感じではない。ただ、現代編を考えれば音也は最後には幸せなことになるとは思えないのだよなぁ。
 現代編では深央の話が一段落付くけど、芳賀優里亜のコメントを見ると深央はしばらくレギュラーらしい。しかも以前出てきたアーチェリー選手のマミもまた出てくるらしい。結構これまでのキャラがいろいろ絡む話になるのかなぁ。
 って、予告に「力に好きな人が出来たんだって」というラモンのアレは何?

[アニメ] コードギアスちょっとだけ

 なんかいきなり小夜子がいろいろ肩書きがついてるんですけど? 単なる身辺の世話だけじゃなく、アシュフォード家が護衛に付けていたSPってことだけど、それだけじゃなく監視って意味もある気も。更にルルーシュに「小夜子は天然だからな」といつの間にか天然宣言。
 学園祭に増してのバカ騒ぎだったわけだけど、「前期であれだけ終盤ぐちゃぐちゃにして、よくいまさらこんなのやるなぁ」と思ったら、最後にオレンジがアンチギアスを……行方しれずのコーネリアも再登場していきなり世界の危機とか言い出してるし。