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2008年05月11日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#13とキバ#16

  ゴーオン #13「侠気マンタン」。ヒキガネバンキに襲われていた女の子を助けるゴーオンジャー。ぷーこりんと名乗る頭の弱そうなしゃべり方をする女の子は、実家の稼業を継ぐことを嫌がって父と対立して家出してるのだという。ところがガイアークと手を組んだぷーこりんの父親はなんと極道。ヒキガネバンキすら平伏させてしまう人間離れしたそのヤッパ捌きに、彼女を庇おうとした連もびびるが、自分も実家の老舗料亭を継ぐことを拒否してレース関係の仕事に就いた彼はぷーこりんの夢を叶えさせるために彼女の父親と三番勝負をすることになる。

 今度のバンキは名古屋弁ですか……「ヒキガネ」だから語尾が「……だガネ」という安直な連想。そのわりにやられるときに中日の優勝を祈願したり、名古屋城が建ったり、力の使いどころを間違えてるのが実に正しい。w
 で、本編の方は小倉優子のパチモンっぽいゲストキャラが極道の娘……って辺りまではお約束だったんだけど、さらにその正体が「本物」ってあたりがカオス。さすがにそれは予想できなかったわw
 そういえばこりん星は愛知県にあるんだっけ? だからヒキガネバンキも名古屋弁だったのか?


  キバ #16「プレイヤー・非常のルール」。22年前、仲間の仇であるチェックメイト・フォーの一人ルークに挑みかかる次狼だが、ガルルやイクサに変身してもまったく歯が立たない。その場をかろうじて逃げ出すが、次狼が落としたイクサフィストを拾ったゆりはそれを使って母の敵を討とうとルークを捜して街中をさまよう。そのことに気付いた次狼は音也に共闘を持ちかけ、音也もゆりのためならと一度限りの約束でそれを承諾する。
 現代、大ちゃんがルークだと気付かない渡は相変わらず常識を知らない子供のような彼に振り回されるが、先日大ちゃんと自転車の修理をしてあげた娘・恵里子と再会し、大ちゃんは恵里子の実家の定食屋でバイトをすることに……大ちゃんが失敗しないか心配ばかりする渡だが、大ちゃんが少しだけ思い出した「赤いタイルの噴水」に大ちゃんの記憶の手がかりがないかと探す。恵が整理していた未解決事件の史料の中にその噴水とおぼしき場所を見つけるのだが、そこは22年前、音也と次狼がルークに挑んだ場所だった……

 ルーク、圧倒的ですな。ガルルと音也イクサの二人がかりでも歯が立たないし、キバも防戦一方。しかも、記憶を取りもどした途端、それまで親しくしていた恵里子やその父親、定食屋の常連まで平然と襲い出す。この辺あっさり済ませてしまうのは井上敏樹的。次狼曰く「イカレたヤツ」ってのも伊達じゃない。まあ、結局記憶を失ってた理由が音也とガルルの攻撃のせいじゃなく、単に「寝ぼけてただけ」ってのがアレですが……あと、肩のラッパと旗はツッコミどころで良かったんだ。
 渡的には心を許していた大ちゃんが凶悪なファンガイアだったというのが身体のダメージもさることながらショックなようで。ルークの呼び出したソウル体にとどめを刺されかけるか、皮肉にもキバへの雪辱に燃えるイクサの新装備「パワードイクサ」によって救われる。
 傷ついた渡はキャッスルドランに収容され、次狼によって運ばれるけど、次回予告を見るとバッシャーが渡を見限ろうかというような発言をしてるし、イクサがガルルソードを持ってキバを攻撃してるし。イクサの装備にフェイクフエッスルがあるのは知ってたので恐らくキバの装備を呼び出せるのだろうとは思ったけど、キバのようにフォームチェンジまではしないみたい。

[その他] コードギアスR2見てて

 中華連邦(この番組呼称とかいろいろおかしいんだけどそれ以上にツッコミどころが多いのでそのくらいで突っ込んでいては身体が持たない)の天子の声やってるのが子役だって話を聞いて、「ふーん。そんなに違和感ないけどな」とか思ったら、仮面ライダー電王でコハナ役をやった 松元環季 だったらしい。orz(まあ、VVがのらみみのナレーションと同じだってのは気付いたんだけど) つか、この子「レ・ミゼラブル 少女コゼット」で幼少時代のコゼットも演じてたのか。全く気付かなかったわ。
 まあ、番組内容は相変わらずうっかり者のルルーシュくんが自分の詰めの甘い穴だらけの作戦で自爆してるいつものうっかりぶりを披露してたわけですが。

  映画字幕で業界が四苦八苦 若者の知的レベル低下が背景か?産経 )。なんでもかんでも「最近の若い者は」と言うのもどうよ、とか思ったのですが、「ナチス」「ソ連」がわからない、とか、文字数減らすとかルビを振るとか、「アチャァア」な内容が。目くじら立てることでもないのかもしれないけど、知的レベルが下がってるってのもあながち間違いでもないのかもとはとちらと思う。

  松本人志、「硫化水素自殺はマスコミが悪い」「丁度ええ時期にアホがたくさん死んでくれてオレはいいけど」とラジオで発言…ネットで話題に痛いニュース )。発言の部分部分ではそうおかしなことを言ってるわけでもないのだけど……(マスコミの報道が却って自殺を煽っているのではないかという考察とか) こういう挑発的な発言が許容されるか否かがそのタレントがどう世間から見られてるかのバロメーターでもあるのだろうなぁ。個人的には、吊し上げ喰らうほどではないが、「いいこと言った」と自画自賛するほどのことでもないと思うのだけど。


2008年05月12日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他][マンガ] なんか島耕作が社長になった記念らしい

 「イブニング」で島耕作が社長になった記念に他作で島耕作をゲスト出演させる企画ってのをやってたけど、「喰いタン」と「よんでますよ、アザゼルさん」のネタがひどすぎるw 「ヘルプマン!」ではちょっと顔出ししたくらいで本筋は「認知症」という重いテーマを扱ってるし、本そういちも良い扱いをしてるし。まあ、こういう扱いを許容するのはさすが大物と言うべきか。いや、本編は見てないんだけど。

  米空軍、対地攻撃機A10『サンダーボルト』延命へ。主翼を交換Japan Aviation & Railway News )。なんちゅー息の長い機体だ。いやまあ「対地攻撃機」という位置付け上とかあるだろうけど、それにしてもなぁ。

  3千〜5千人死亡の恐れ=負傷者は1万人超−中国北川県時事 )。地震があったらしい、という話は聞いたのだけど、こりゃまたすごい被害規模になりそうで……海外からの支援云々にしても、海外の組織がおいそれと入るわけにはいかない以上、まず現場の実働の救援がなんとかなって輸送や物資の補給体勢が整う目処が立たないといけないだろうし。速やかな救援・復旧活動を祈ります。
 それにしても2chあたりでバカなコメントするのが結構それなりに湧いてるのが頭痛い。単純に地震国家である日本国民としてそれはどうよ、的なのもあるし。そういう人たちは震災の時に「天罰」とか書いた中国韓国のアホな一部の方々(ネチズンとは敢えて言わない)と自分が同じです、と自分で言ってるようなものだけど。

[アニメ] ヤッターマンとか

 いろいろ有名人のパロが多く出てる新ヤッターマンだけども、先週のみのもんたは笑っていいのかなんなのか。持ち上げてるようでいて「みのもんたは複数人いる」というネット上の都市伝説(ってか冗談)をネタにしてたりするし。ただ、普通のバラエティをあまり見ないのでこの辺のネタはどの程度ライブ感があるのかはイマイチよくわからない。
 今月の「巣鴨のカリスマ店員」ってのは何かネタがあるのかよくわからないけど、実はあるのかな? その孫娘が「ミキ」ってのが、ドロンボーメカがネギミサイルを撃つカモロボットだったことからネギ繋がりで初音ミクネタか? というのはうがちすぎか。
 つか、やっぱドロンボーの歌があると(ドロンボーの)出撃シーンが盛り上がるなぁ。

 あと、ソウルイーター、基本的に男キャラはボンクラ揃いだと認識。いや、椿以外は女性キャラもかなりボンクラ寄りなんだけど。


2008年05月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] いろいろあるのでしょうね

  『美味しんぼ』の山岡士郎と海原雄山が歴史的和解、原作・雁屋哲は「これが一区切り」Y!hl )。大分前に一区切りすべきだったと思うのだけど、 ネタ切れ状態でも編集の要請でやめられなかったJ-CAST )ってな感じのことを雁屋氏は言ってるようですね。まあ、そんな感じもあるのですが、でも逆に雁屋氏は他に今目立った生計の手段ってあるのかな? 「美味しんぼ」自体は続ける意図を表明してるので、アイデアは枯れたけどこれで小金を稼ぎたいってことなのかなぁ。
 マジな話、食い物蘊蓄マンガというジャンルが広がる先駆けとなったのはすごいと思いますが、検証やら切り口やらの面でマンガとしても警鐘としてももはや鈍って惰性で続いているだけというのが個人的評価なので、まあ、多少遅かったにしてもこの辺で退くのがいいのでしょうね。


2008年05月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] クリブレ#6と潜脳調査室#6

  クリブレ #6「EPISODE・6」。ポリリンとキトーとの話し合いは決別。銃撃戦を抜け出すシュウたちだが、そのことでシュウはサラを街の外へ逃がす決意をする。サラのみならず、マナミとアヤカも一緒に逃がそうとするのだが、外へ出るための橋がSWATによってすべて封鎖される。ポリリンの上の連中がキトーの上層部と手打ちをし、サラの捕獲に目をつぶることにしたと察するシュウだが、それでもサラを守ると宣言。それを聞いたマナミは、ひとつの重大な決意をして密売屋のヨブに接触する。

 これまでの被験体と違い、タイムリミットを過ぎてもガラス化しないサラをキトーは単なる回収対象ではなく貴重な研究対象として接収しようとする。
 話の筋としてはどんどん追い詰められていくシュウたちがサラたちを逃がそうとするのだけどもはや街は封鎖状態。ポリリンもあてになるかわからない中で、マナミが非常手段に手を染めようとするというところか。この話、OPからシュウとサラのラブストーリーになるのかとおもったら、サラを巡っての事件でマナミとアヤカが成長していくという要素が主軸に見えるなぁ。やっぱ。
 ラグスタウンの設定はツッコミどころたくさんなのだけど、シュウやアキラはもちろん、マナミやアヤカですらもここ以外に行き場所をなくしてるという象徴的な場所になってるのだよな。そこを追い出されそうになって、でもそこから出られなくて自分の最後の居場所を守るためにマナミは腹を決めたみたいだけど、アヤカはどうするんだろう? マナミみたいに攻撃的になる性格ではなさそうだけど。マナミもこのままダークサイドに突き進む展開になるのかどうか。そういうキャラじゃないと思うのだけどなぁ。カッコは探偵物語の優作だけど。


  潜脳調査室 #6「ラブ・レター」。学校で出された課題図書を読むのに、電脳化してないミナモは中央図書館にしかない紙媒体の本を探して図書館通い。しかし見つけた本はところどころ切り抜かれていた。それを「きっと持ち主が昔、切り抜いた部分でラブレターを作ったんだ」と思いこんだミナモははしゃぐが、実際は昔紙媒体の電子化に反対した人間が脅迫文に使ったとわかりがっかり。本自体もそんなにおもしろいものではなかったことを祖母に愚痴る。しかしそれを聞いた祖母は、昔ベストセラーになった「ラブ・レター」という本を薦める。ミナモはその本を中央図書館で見つけて読むが、最後のページがやぶられているのにまた憤慨。しかしその本の最後のページは便せんになっていて、読者が本当に手紙を書いて物語を完結させるという趣旨のものだった。それを知ったミナモは、本に挟まれていた手紙を探し、本を寄贈した人物を捜すのだが……

 本をめぐっての云々。ミナモが夢見がちなくせに結構本に対してシビアだ。w でも、本がほとんど電子化されて電脳化されてないと読めないってのは、ちょっとなぁ……でも、本って読む習慣がないと読めないものなのだけど。
 それはさておき、本の持ち主が誰かという展開になって、ミナモの祖母かと思いきや、まったく関係ない人……と思ったら、本の本当の持ち主は……波留が眠っていた50年の歳月の重さが最後にのしかかってくる。いきなり久島が出てきて、本の持ち主だった「小湊沙織」について波留と語り出すので、しばらくどういうことかわからず混乱しましたよ。波留が「読んだことはない」と言ったのがなんかはぐらかしてるような印象だったので、気にはなっていたんだけど……たった一行の手紙の内容と、「ちょっと眠っていただけなんですけどね」と言う波留に絶句するしかなく目を潤ませるミナモの姿が、50年の歳月とそれを超える手紙のメッセージに込められた今回の話のテーマすべてを表していて、こっちもちょっと目頭がうるんだ。
 しかしこの世界って電脳化してないと不便きわまりないのだなぁ。ナノマシン注入で手術は済むとはいえ、やはりなんだなぁ。


2008年05月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#7

  マクロスF #7「ファースト・アタック」。ギャラクシー船団救出に向けて連続フォールドを行うフロンティアからの救援部隊。だが、途中のフォールドアウトでヴァジュラと交戦中のギャラクシー船団の戦艦・カイトスらギャラクシーの生き残り船団が出現する。救援に出撃するSMSのスカル小隊とピクシー小隊は、新たに開発されたフォールド通信システムもあり戦いは優勢に進むが、新統合軍の技術では越えられないフォールド断層を越えてヴァジュラの戦艦が出現、可能な限りデータを収集しようとしたルカ機が囚われてしまう。アルトは無謀にも敵戦艦内部に飛び込むが、そのアルトを突如出現した「ヴァジュラ側のバルキリー」が追う。
 一方、アルトたちの戦況を聞きつつもサヨナラライブを続けるシェリル。ランカはアルトから受け取ったチケットで会場に駆けつけるが、SMSがすでに出撃したことを知らない彼女はアルトが来てないことに不安を覚え、シェリルもまたステージの途中で……

 こないだコンビニに寄ったら有線で聞き覚えのある曲が流れたんで何かと思ったら、「ダイヤモンド・クレヴァス」ですた。既に知名度のかなりある歌手・グループのタイアップアニソンはかなり流れてるんだけど、これはちょっと意表を突かれた。
 それはさておき、予告で「アルトは命の選択を迫られる」と言ってたから、この展開はてっきりルカが柿崎役かと。綺麗な柿崎。w
 今回、コンサートシーンは使い回しが多かったけど、その分戦闘シーンは見所多いですな。CGで描かれる板野サーカスは勿論だけども、のっけからいきなりケーニッヒモンスターの強制着艦および一斉砲撃。って、衛生兵バリバリ全面に出てるんじゃん! まあ、この時代でもアルトが驚いてるほどの火力なんだから、「機動力のある砲台」としての威力はいまだ衰えてないのか。
 真っ先に突っ込んでいくクランとミハエルの会話は、やはりこの二人以前からの知り合いだったのか。ミハエルもゼントラーディの血を引いてるみたいだし、クランもモールの格好からすると意外にも現役女子高生っぽいし。ミハエルの姉とやらとクランが同い年なのかな?
 アルトも奮闘はしてるけど、腕はあっても場数を踏んでないので後塵を拝し気味。でもルカの危機に無謀にも敵艦内に突っ込む。無謀は無謀なのだけど、これを好機と捕えたマクロスクォーターは、トランスフォーメーションして敵艦に突っ込むことに……「クォーター」と言うだけあって400m級という比較的小型艦(初代マクロスは 2000 1200mくらい)なのにマクロスを称するのだけど、その戦い方は……マクロスガウォーク形態!? っつーか機動格闘戦をのっけから挑むマクロスはさすがに初めてですわ。アルトも無謀だけど、艦長もかなりのものですなぁ。
 ライブシーンも使い回しが結構あったとはいえ、のっけが「文化してる!?」だったり、また「あたしのうたを聞け!」が出たり。
 そのライブ中、まだSMSが出撃したことを知らなかったランカはオズマからの留守電でその事実を知り、シェリルもここが自分の戦場とばかりにコンサートを続ける。が、シェリルは最後の曲の前で堪えきれず絶句し、思わず涙をこぼしてしまう。それを見てこの状況で歌い続けていることにランカは思わずシェリルの名を呼び、シェリルもその声に応えるようにギャラクシー救出に向かったアルトたちのために最後の曲を歌う。つか、「ある人たちのため」って言い直したけど、ほぼアルトのためだよなぁ。
 しかし、その歌がアルトの窮地を救う。ルカ救出の最中、ヴァジュラのみならず謎の敵バルキリーに襲われピンチだったところを、何故かシェリルのイヤリングを通じてシェリルとランカの歌声が伝わり、その歌声でヴァジュラたちが動揺。その隙にアルトはルカ救出に成功する。ランカの歌がヴァジュラに影響を与えることは示唆されてたけど、シェリルのイヤリングも何かの伏線?
 そして特別版エンディングなのだけど、敵のバルキリーパイロットの青年(OPにも出てる)がハーモニカで「アイモ」を奏でる。ルカが殺されずに捕らえられていたこともあるし、死んだはずのランカの本当の身内か何かなのかな? ヴァジュラが人間を殺さず捕らえて洗脳(?)してるのならば、逃走組以外のギャラクシー船団もまだ生き残ってる可能性があるのだけど。
 来週は、ランカが芸能活動のため美星学園に編入、結局フロンティアに居残りらしいシェリルも乗り込んでくるらしい。ああ、ホントに学園ものやるんだ……でも作画が乱れ気味w


2008年05月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ペルソナTS#19とお稲荷さま。#6

  ペルソナTS #19「帰還者」。めぐみのダンス部卒業ファイナルステージを見に行った慎たち一行。しかし、浜辺で駄弁っていた途中、拓朗がある男を見て目の色を変え、詰め寄る。しかし男は拓朗に見覚えがないらしく、拓朗も引き下がる。
 だが、洵によれば、その男は昔蒸発した拓朗の父親らしい。しかし、男がとぼけてるとも記憶喪失とも思えない。そんなとき、見知らぬ女性が拓朗にいきなり話しかけてきた。

 行方不明者や無気力症候群が出続ける中、突然帰還するも、別人格になっているという異常事態が出現する。そんな異常事態にもろに巻き込まれるのが拓朗。かつて保証人となったせいで背負った借金を一人で背負って、拓朗と妻を置き去りにした彼が、いきなり拓朗の前に現われるが、詰め寄る拓朗に「自分は水谷という者ですが……」と、本当に拓朗のことをわからない様子。その代わり、拓朗のまったく見知らぬ女性がなつかしげに親しげに話しかけてくる。
 慎と洵の前に現われたアヤネが言うには、「鯨が怯えている」らしいが、おそらく九條が進めていた人々の意識の収拾が何らかの変調をきたしているということ。アヤネもそのシステムに組み込まれてはいるが、基本的に単に淋しいだけだし、九條の計画に賛同してるわけでもない。ましてやそのせいで「無意識の集合体」のこととおぼしき「鯨」に異常が起こってるのを良しと思ってるわけでもない。てか、アヤネは今のところ「鯨」の代弁者っぽい感じ。慎はいまいち気付いてないっぽい。「洵」はアヤネのメッセージの意図することがわかっている模様。洵の魂はどこかに消え、今は結祈の魂しかいみたいだけど。
 そんな異常の中の「拓朗の父」の出現。拓朗は信じがたい事実を受け入れるが、事態はそれをさらに上回っていたよう。「鯨」の変調のせいで、鯨に同化した人々の意識にも何か起こっている模様。久々の、おそらく最後の邂逅で、遠慮がちに、でも精一杯わだかまりを父親にぶつける拓朗。今の息子を認め、タイムリミットを迎え消えていく父親。
 拓朗は父との絆であった「サイクロイドV」を今も大事に思っていることを最後に明かすが、「鯨」の暴走、「くじらのはね」は、ますます異常事態が進んでいることを示す。
 事態の根本は多分世界を揺るがせることなのだけど、でも、主人公たちはあくまで自分たちの大事な世界を守るために動いている、というスタンスがいいなぁ。
 次は消えたはずの諒が出てきてるんですが……やっぱり中身は別人? それとももっと違うもの?
 しかし、拓朗のアフロには理由があったのね。


  お稲荷さま。 #6「お稲荷さま。食い倒れる」。昇の家にクウとコーという二人の美少女が同居してから、彼に恋する同級生・佐倉美咲は気が気ではない。しかも透が学年のアイドル・宮部紅葉のことを美人だと言ってるのを聞き、学校まで来たクウがチョコレートケーキをせがんだのにかこつけ、日曜に高上家に行く約束を取り付ける。名目はコーに料理を教えるのとクウのせがんだお菓子作りだが、本当の目的はもちろん美少女二人の偵察と牽制のため。初めて昇の家に来たことに一人舞い上がる美咲だが、クウが好奇心で余計なちょっかいを出したためにお菓子作りは滅茶苦茶なことに……

 比較的キャラ薄めの作品だけども、その中でも顔立ちは地味なくせに妄想で暴走しまくる美咲の百面相は際だってますな。ボケっぱなしのクウとコーに空回りしまくるけど、結果的に打算で二人を利用してしまい、昇との間も取り持って貰おうとしてる自分の身勝手さに落ち込むところは基本的にいい子。いや、暴走キャラなんだけど。
 美咲は二人にとっても三槌家やら妖怪やら関係ない初めての「普通の女友達」になるのだけど、クウ、どさくさまぎれに利用しすぎだろう……
 それにしても普通のサラリーマン世帯である高上家の家計が心配だ。


2008年05月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#14とキバ#17

  ゴーオンジャー #14「毎日ドキドキ」。人々を体内に取り込み、その中の温泉で快楽漬けにしてしまうカマバンキが出現。範人も囚われ骨抜きにされてしまう。しかしそのカマバンキの温泉を達人風の男が打ち破り、人々は解放されることに……
 その男・藤尾万旦はゴーオンジャーであるにもかかわらず軟弱な範人を歎き、無理矢理自分の道場で修行させる。しかし楽しいこと大好きの範人は道場でもふにゃふにゃのぐだぐだ。しかもただの人間がカマバンキを破ったことに屈辱を感じたガイアック三大臣の一人ケガレシアもその秘密を探るために変装して藤尾の道場に入門する。ところが変装した彼女を見て範人は一目惚れし、いいところを見せようといきなり張り切りだす。

 煩悩に流されるのも愚かだが、煩悩を持たない人間もまたなく、要は煩悩を飼い慣らすのが重要、ととあるお坊さんが書いたものを最近読みましたが、範人の場合はどうかというと……え〜っと。
 「人間は温泉に弱い」というケガレシアの発想がそもそもどうかと思うけど、ふざけた発想のわりにはカマバンキは結構強い。でも修行で雑念を捨てている藤尾に打ち破られる。けど、その藤尾も範人のぐだぐださ加減の前ではなぁ……
 逆に精神修行のヒントを得たケガレシアからの情報によってパワーアップしてしまったカマバンキに他のゴーオンジャーが囚われ、骨抜きにされてしまうのだけど、早く道場に帰ってケガレシアの変装の汚石玲奈にいいところを見せたい範人がムダに張り切って超人的な集中力を見せる。他の連中を現実に引っ張り戻すし勝手に仕切るし、ハイウェイバスターも一人で撃つしエンジンキャストの用意も一人でするし。でも、急いでいたのでキャストとソウルがばらばら。やってること滅茶苦茶ですな。w
 結局戻ってもケガレシアはいるわけがなく、範人はがっかり。ケガレシアは「美しい」「汚れがない」と言われたことに逆上するし。(世界を汚すのが目的のガイアックにとっては「美しい」「汚れがない」は最大の侮辱、らしい) でも最後になんか引っかかってはいるみたいだから、この二人の因縁はもう少し続くのかな?


  キバ #17「レッスン・マイウェイ」。キャッスルドラゴの中でモンスター三人に見守られ眠る夢を見る渡。彼らの会話の中で、渡を殺そうと言うバッシャーをガルル=次狼が「それは音也との約束でできない」と制止したところで目を覚ます。ガルルの言う「音也との約束」も気にはなったが、記憶を取りもどした大ちゃんが残酷なファンガイアだったことに戦う意義を見失い、渡は一人で旅にでることに。しかし河原でアーチェリーをする女性・マミに出会い、悩みがあることを打ち明けると「鍛えてやる」と引っ張り回されることに……
 22年前、ゆりが珍しく音也にプライベートな頼み事をしてくる。それは知り合いの子供にバイオリンのレッスンをしてほしいというもの。「ガキは相手にしない」と最初聞く耳持たない音也だったが、ゆりとのデートを報酬に引き出してしまう。その少女・マミはコンクール直前にスランプに陥ってしまったのだがこれまで雇った教師はことごとく追い出してしまうひねくれたいたずら者。容赦ない罵倒に音也も顔を引きつらせるが、彼女の演奏をちょっと聴いただけで「才能がない」と一刀両断。レッスンと称しマミを引っ張り回す。

 現代で渡が会った女性と22年前で音也がレッスンをした少女が同一人物なのだけど、過去では音也に引っ張り回されていたマミが現代では渡を振り回してるのが……流石に音也ほど非常識ではないけど、十分パワフルにはなった模様。どうもそれは音也のレクチャーがきっかけっぽいのだけど、その辺は次回か。
 マミも悪ガキなのだけど、音也はそれに輪をかけて悪ガキだから、むしろマミが可愛そうになる。けど、一応音也はマミの不調がどうして起こってるのかはわかってるらしい。絶対にそれだけで引っ張り回してるわけがないけど。
 でも、ファンガイアに出くわしたことがあるってのが音也と関係ないのが、ちょっとなぁ。その辺も音也絡みにできそうなのになぁ。
 戦闘ではパワードイクサを手に入れたにもかかわらずますます暴走の名護が、ボタン収拾に異様に狂い出したり、ファンガイア無視でキバを襲ったり……ってのは、いつも通りか。イクサがフェイクフエッスルでキバの呼び出したガルルソードを奪いキバを苦しめる。 次回はお手軽最強フォーム・ドガバキフォームが登場で巻き返すのかな?
 しかし次狼の言っていた音也との約束ってのは一体……次狼が音也に友情なりなんなりを感じるようになっていくんだろうか?

[その他][アニメ] かのこんが一位ってマジですか?

  今どきの小学生が見る動画 人気1位アニメはエロコメディJ-CAST )。ネット配信における年齢規制の件はまあ識者にお任せし、むしろ「 その「小学生」では、男子、女子とも5月7日付でかのこんが1位になっていた。」って男女共かよ! そういうものなんか? そうなんか?
 しかし小学生男子の二位「ヤッターマン(旧作)」はわかるけど、三位の「RD潜脳調査室」は、小学生でわかるのかなぁ。ちなみに2008.05.17のランキングは、小学生男子1位「マクロスF」、2位「ドルアーガの塔」、3位「ガンダム00」、小学生女子1位「桜蘭高校ホスト部」、2位「シュガシュガルーン」、3位「サンリオBB Light」でした。この辺は健全と言えば健全なのかな? いや、小女五位が「青い部屋の女」(不倫がテーマの官能ミステリーらしい)ってのは、まあ、なんだ。
 P.S.キスダムRもランキングに載ってたのでちょっと見てみたら……キスダムってDVD出てなかったの!? 「R」で作画を直して、ってことかもしれないけど、人が派手に死ぬし超展開だし、結構ガッカリアニメとしては良いポジションだったのになぁ。


2008年05月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 紅#6

  #6「貴方の頭上に光が輝くでしょう」。なんかいきなりミュージカルなんですが……紅香が持ってきた町内会イベントのミュージカル出演依頼に五月雨荘の面々がムダにやる気を出す。闇江が「子供合唱団だった」と言って主役になろうとするけど、歌が棒だ……代わりの主役を探してるところに夕乃がやってくるのだけど、これまた……しかしこれこそが待ち望んでた新谷良子だ! いや、最近の新谷良子、演技がマシになってるのだもの。
 監視してた弥生まで巻き込んでだんだん調子に乗りだした面々、最後には勝手に話を変えてしまうのだけど、その依頼が紅香のイタズラ(本人は生活の潤いのためと主張)だと気付いた銀子がやってくるのだけど……既に手遅れですた。いろいろと。

[その他] 救助チームに代わり、医療チームが現地入りだそうで

  死者4万人を超える 日本など4カ国の医療チーム受け入れ、四川大地震産経 )。様々な報道で政治的な判断であることは明白な日本救助チームの活動だったのだけど、その政治意図は悪く転がるものではないだろうし、また行為自体も悪いものではない。ただ、そのような状況でまだ誰も助けられないまま帰国しなければならない救助チームの心中は察するにあまりあります。帰国は21日だそうですが、お疲れ様でした。

  理想の総理大臣、「爆笑・太田」に人気集まるY!hl )。いや、お笑いタレントとしても好きじゃないんですが(努力家なのは知ってるし認めますが)、政治がらみの発言はそれに輪をかけて寒いという印象なんですが……まあ、対象は「有名人」なので人材が限られてるのはわかるけど、安直に過ぎるなぁ。