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2004年12月12日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 日常を語ってみる

 金曜は今年最初の忘年会。古巣でもある隣の部署の忘年会。隣なだけに久しぶりってことは全然ないのだけど、わりと楽しいお酒でした。
 が、同日は深+のシネマ夜話の日。忘年会後に残ってた雑用を済ませて深+へ。今回はちょっと人少な目だったかな? でも、わりとカルトな映画の話ができる場ってのはやっぱ貴重なんで顔は出しておきたい。つか「超級学校覇王」だなんて、実物(メディア)初めて見た。今回は人数がそれほどでもなかったせいか、それとも「テルマ&ルイーズ」のせいか、まあ、普通に映画の話をした、ってカンジでした。「テルマ&ルイーズ」の意味が知りたければ「深夜+1NAGOYA」のマスターの日記でも見てください。なんでリンクしないのかって? こないだここからリンクしてるのがばれまして……ガタガタブルブル。
 それとはまったく関係ないけど、実は木曜にメインPCの調子が悪くなって、調べると *1 どうもHDDの老朽化が原因っぽい。PC自体が止まる事態は そんなには ないのだけど、早めの対処が重要と言うことでHDDの換装を決行。なんだかんだと、丸二日の作業になってしまいました。トータルでは丸一日くらいだけど。これでしばらくは大丈夫(多分)。あと十年戦えるかは知らないけど。しかし、ノートPCのHDDがまた調子悪くなってきたなぁ……今度はバックアップとってるから、HDD交換しても痛手は前ほどは大きくないけど。年始までもってくれないかなぁ。
P.S. メモ。 近江兄弟社メンターム
*1: HDDの調子を調べるのに使った HDD Health は、以前3200の方に教えていただいたツール。感謝感謝。

[特撮][アニメ] いつものを語ってみる

  デカレンジャー は、前回の続き。実は前回解決したはずの危機は去ってませんでした、そいでもって一人で危険に突っ込む宝児の代わりにバンが……という話。ううむ、この展開はシリーズクライマックスにこそ欲しかった気が。クリスマス商戦前のテコ入れとか、いろいろあるでしょうが。まあ、そういう細かい話は置いといて、Dリボルバーで小惑星破壊はいくらなんでも無茶すぎ。発想できない宝児が普通。
  仮面ライダー剣 は、前回に続いて井上敏樹脚本。合成アンデッドティターンが姿を変えられることを知って、その対策会議上で突然始がジョーカー化して暴れだす。「なんじゃ、この超脚本は!」と思ったら、きちんと理由とオチがついてました。ひとまず安心。
 終盤は毎度毎度、玩具宣伝番組としての兼ね合いが大変だなぁ。
  プリキュア は、なぎさの恋の話がメインに。演出による起伏のつけ方はあまり上手くないけど、身の丈レベルの悩み、行き違いの描写は好感。プリキュアってどういう実験場なんだろう? どうも意図的にある方向性を持たせてる感じは見ていてするのだけど。いや、結構面白いから関係ないっていえばないのだけど。


2004年12月13日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] コリアンな罠にはまってみる

 先日、古巣の隣の部署の秘書さんに呼ばれて頼まれごとをされる。いや、あまりPCに強い人がいないんで、今でも時々PC関連の頼まれごとをされるんすよ。
 なんでも短期滞在する他所の先生が、ノートPCがネットにつなげられないかと言っているらしい。まあ、それならたいした手間はかからないだろうし、とどこか腑に落ちないながらも了解し、そのノートを見てみる。ちょっと古いタイプで、LANが内蔵型でなく、カードが必要。それを説明しようとすると、どうやらその先生が私物らしいカードを見せながら。……
 「This....my LAN card.」
 はい? 今何語を話しましたか? ノートPCのデスクトップを見ると、片隅にどこかで見たような○や□やトを組み合わせた文字が……いや、外見は日本人と見分けがつかないし、部屋に入ってから口を開いたのはそれが初めてなので、それまで日本人と信じて疑ってませんでした。そゆことは先に言っておいて欲しかったなぁ。
 かの国には思うところありまくりの私ですが、だからと言って乗りかかった船を降りるわけにもいかず、なにより別にこの先生になにかされたわけじゃないのだから作業を断るなんてもってのほか。つか、途中で降りるなんてプライドが許さん。 *1 なんとか意思疎通をしながらあちこち走り回って設定完了。
 まあ、この先生自体に問題があったわけでないので、韓国に困らされたわけではないのだけど、外国の先生だったら事前に一言言って欲しかったなぁ……
*1: この辺りの妙な負けん気のせいで「親切な男」と誤解を受けてる気もするが、まあ気にしないことにしよう。

[その他] スキンケアに気を使ってみる

 手のかぶれ以来、手の皮膚、特に指先の部分がボロボロになってえらいことに。で、先日深+に行った時にマスターにそのボロボロっぷりをみとがめられて、勧められたのが 近江兄弟社メンターム 。それまでニベアを使っていたのだけど、基本的に保湿作用だけなのでここまでボロボロになった肌にはイマイチ効果が薄い。かぶれの方はかぶれが出そうな兆候を感じたら薬を飲むことで今のところ小康を保っているけども、さて、少しは症状が改善するのか……

[その他] ニュースを気にしてみる

  海底資源探査、高性能船建造へ・政府方針日経 )。なんつーか、日本はなんでこうも後手後手なんだ? 統一的な戦略の欠如がなぁ……まあ、中国も単独で採掘は難しい状況においやられたりなんだりなんですが。もうちょっとしっかりして欲しい。
  「今年の漢字」は『災』…台風・地震など災害反映読売 )。まあ、そうなっちゃうのかな? 颱風の当たり年だったことに加え、中越地震がダメ押しでしたなぁ……中越地震も仮設住宅への転居がほとんど済んだようで、ひとつの区切りではあるだろうなぁ。しかし、二位の「韓」って、やっぱりマスコミが騒いでるだけで「今年の漢字」に全然相応しくないと思うのだけど……
 テレビで「忠臣蔵」の最終回をやってたのだけど、ドラマとしての出来はともかく、やっぱり忠臣蔵って好きになれんなぁ……忠義の士とか言うけど、彼らの行動原理は武家の因習そのものだってことを、見る側は理解してるんだろうか? 「テロリスト」として見た場合、あれだけ自分勝手なことを入念に、着実な計画性をもって実行したその手腕には見るべきところはあるのだけど……美しい忠義とかそういう視点ではなく、陰謀的視点とか政治的視点で忠臣蔵を描いたドラマってどこか作らないものかな?


2004年12月14日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 海外のオタク事情を眺めてみる

  海外でもなつき大人気月光魔術團 さん)。やっぱり四話の「穿いてない」がインパクトだった模様。つか、なんでリアルタイムにアメリカ人が見てるのよ?(ファンサブ云々のことは知ってるので突っ込み無用)
 他の話題はポッキーとか(アメリカじゃ販売してなかったのか。海外ではアニメやコミックくらいにしか出てこないので、アニメの食べ物と認識されていたよう。しかし二箱五ドルは高すぎ!)ネコミミVSメイドとか(まあ、ク・メルとかもあるしなぁ……)日本アニメに登場するアメリカ人のステレオタイプについての反応とか(マッチョで金髪碧眼で傍若無人で頭の悪いステレオタイプなアメリカ人は……という意見多し。でもアメリカ映画とかに出てくる外国人を見たら、お互い様でしょ、という冷静な突っ込みもあり。まったくその通りだ)、incest taboo(近親相姦禁忌)の描写の話だとか(「恋風」とかの影響だろうか? アメリカだと近親相姦はDVと結びついてイメージしてしまうのは偏見だろうか?)、マンガの女性読者の増加についてだとか。
 で、そこで紹介されていた海外アニメ・マンガ事情のはてなダイアリー、 箱男 さんをリンク。

[その他] 経済制裁を無駄に語ってみる

 北朝鮮の渡してきた拉致被害者邦人の遺骨がニセモノだったことが発覚してからこっち、マスコミなどでも「経済制裁」の言葉がよく聞かれるようになってきたが、個人的には「なんか、感情的になってませんか?」。一番首をひねったのはたまたまつけっぱなしにしていた「報道ステーション」でも古館一郎が経済制裁を煽るような発言をしていたこと。今まで経済制裁には慎重に、ってなことを言ってたのはどこの局だ、と言いたくもなる。
 おそらくこれは小泉批判の材料として好都合だと判断してのことだろうので、真に受けるつもりはこれっぽっちもないが、経済制裁を、なんで今のタイミングで言い出すの? と思う。はっきり言って、日本一国による経済制裁はほとんど意味がない。この点については 12/12付の毎日新聞夕刊記事 の日刊ゲンダイの記事紹介と同意。というか、当たり前すぎること。毎日新聞は、その後「小泉は各国に連携を取り付けろ!」と無茶なことを言ってるわけだけども。(そんな大仕事、一朝一夕で済むわけがない)
 もっとも大事なのは、北朝鮮包囲網の連携を崩す可能性があること。北朝鮮への経済制裁を日本が単独で発動すれば、まず確実に韓国の反日世論と北朝鮮への同情は共に高まるだろう。中国は、北朝鮮への同情を感じているとは思えないが、対日外交カードに使ってくるかもしれない。そこいらをきっかけに一応合意の取れている連携まで崩れるかもしれない。少なくともプラスの影響はないだろう。
 日本単独の経済制裁は利が薄く、逆に各国の足並みを崩す可能性すらある。北朝鮮にとっては各国の連携を崩し、それらの間の外交で自国の政治的価値を出させることは願ったり適ったりだろう。
 基本的には負けるわけのない勝負なのだから、今バカなマスコミの煽りに乗って感情にまかせた手を打つ必要はないと思うのだけどなぁ。もっと陰険に、いやらしい手でじわじわと真綿で首を絞める方がいい。

[その他] 今晩の晩飯を語ってみる

 きしめんの生めんをもらったが、つゆを作るのがめんどくさかったので、こないだマスターから教わった(手抜き)釜揚げうどん(きしめん)を作る。ゆでたての麺を刺身醤油ととき玉子にからめ、薬味にねぎとしそを和える。手抜きで簡単だけど麺がそこそこだと、わりといける。まあ、手抜きなんだけど。


2004年12月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 腸捻転事件の痕跡を垣間見てみる

 「腸捻転事件」というのはここで何度か取り上げている、1975年にネット局のねじれを修正するために関西地区の放送局である大阪朝日放送がTBS系列からNET(テレビ朝日)系列に、毎日放送が逆にNET系列からTBS系列に変更されたネットシフトのことを指す。この影響で大阪朝日製作だった「必殺必中仕事屋稼業」は放送途中でTBS系列からテレビ朝日系列に移動、MBS製作だった「仮面ライダーアマゾン」は、視聴率に問題がなかったにもかかわらず短命で番組終了ということになってしまった。私自身物心つく以前のことだったので、まったく覚えていない。
 が、先日DVDレコーダーを購入して設定していた折、意外なところでこのネット局のねじれの痕跡らしきものをみつけた。
 おそらく最近のHDD・DVDレコーダーにはほとんど導入されていると思うのだが、 Gガイド という機能がある。放送局から定期的に電波の空き領域を利用して番組欄を送信し、それによりむこう一週間のテレビ番組欄のデータをレコーダーが取得する、というもの。どういう事情かは知らないが、このGガイドの情報を発信するテレビ局は基本的にはTBS系列、ということになっている。名古屋であれば、CBC(中部日本放送)という具合に。
 が、説明書を見ると、一箇所、明らかにTBS系列でない放送局があった。大阪の朝日放送である。もっとも、 朝日放送のアナログ放送設備の更新にともない、この秋にGガイド発信はMBSに移動になった ようだが、約三十年ぶりの「腸捻転」の痕跡を意外なところで見てしまった。

[その他] 「忠臣蔵」を考えてみる

 自分が何故忠臣蔵が嫌いか、ということを考えてみる。
 まず、ことの発端だが、浅野内匠守が吉良上野介に江戸城内松の廊下で切りかかったことからになる。史実として確実なのはこの辺くらいで、後の創作では朝廷の遣いへの供応に関して浅野が吉良から嫌がらせを受けていたとか、吉良側の陰謀だとかいうことになっているが、当然創作以上ではない。実際のところはなぜこういうことになったのかはよくわからない。浅野が「吉良に恨みがあった」と言ったというが、その恨み自体はまったく語っていないらしい。それぞれ領地の特産物が塩であったことからそれにまつわるトラブルが発端という説もあるが、どうにも怪しい部分もある。ものによっては、浅野側の気質や精神的な疾病の可能性を示唆する説もある。
 もし、吉良と浅野の間になんらかのトラブルがあったとしても、殿中で斬りつけるのは「乱心」以外のなにものでもない。会社の中でいきなり役員が刃物持って人に斬りつけたら、そりゃアレでしょう? そうした場合、赤穂藩五万三千石はお取り潰しになるのは眼に見えているし、切腹の直前まで家中のものの行く末を心配したという話はない。人の上に立つ責任者としての資質は明らかに欠けている。吉良側の陰謀云々は、お話としてはあっても良いが、実際に自分が斬りつけられるまでいびるような稚拙な陰謀があるとは思えないので最初から破棄。もしトラブルがあったとしてもやはり吉良にとっては降って湧いた災難であるには違いなく、そういったトラブル自体まったくなかったかもしれない。いずれにしても江戸城中で刀を振り回すなんて凶行を起こした以上、当時の常識から考えて浅野家お取り潰しは至極まっとうな裁きで、「喧嘩両成敗云々」という主張はそもそも的外れ。一方的に斬りつけられて喧嘩もへったくれもあったものじゃない。
 さて、この「吉良の悪意により浅野内匠守は切腹、御家は断絶」という前提が崩れると、以後の話にどんどん粗が見えて来る(だから後の戯作者たちは吉良や幕府を悪人に仕立てたのだろうけど)。吉良は歴史でわかる部分を見ると名君というわけではないが別に悪辣というわけでもないようだ。「領民から慕われていた」という伝承もあるが、それはどうも吉良吉田の領民たちが「忠臣蔵」の流行によってついた悪いイメージを払拭するために作ったものらしい。いずれにしても吉良にとってはとばっちりで斬り付けられた挙句、後の世まで悪名を被せられたのだからこんな迷惑千万なこともあるまい。
 赤穂浪士の行動だが、まず発端の処理が妥当なものだから無理がある。非がある・ないを無視して吉良を敵に設定してしまったのは、ほとんど自動的な行動、と言ってもいい。別にそこにいる人間がなにも考えなかったということではないが、武家社会のルールにのっとった行動だ。そもそも彼らの禄を出す「殿様」は浅野であって忠誠心はそちらに置かれる。幕府に表立ってたてつくことはないにしても、幕府に忠義立てする筋あいはない。(それが「封建制度」というもの)その意味では、彼らの行動は別にその規範から外れるものではない。
 が、ちょっと視点を引いて考えて見るとどうか。相手の吉良はおそらくはとばっちりで襲われるに過ぎない。幕府の裁きも、事件を見てみると至極まっとうである。この時点で「道理」という問題ではなく、武家社会の「忠義」という行動律のみによっている。大視点での「道理」を曲げているのはむしろ赤穂浪士の方なのだ。
 まあ、それでも個々人がどういう規範を持つかは勝手ではあるが、その後波及する展開を見てみるとやはり首を捻る。吉良家は断絶、当然その家臣たちは浪々の身に。その他、浪士の縁者は咎を受ける。「忠臣蔵」という創作を生み出した以外、良い結果は一つも残していない。
 あたしゃね、こういうの大っ嫌いなんすよ。
 その「忠臣蔵」にしてからが、初めて人形浄瑠璃で「仮名手本忠臣蔵」が演じられたのは寛永元年(1748年)、討ち入りが元禄15年(1702年)だから半世紀近くも経っている。事件当時の人々の反応は、資料はあまり多くないが同時代人の朝日文左衛門の日記「鸚鵡籠中記」では大した関心は払われてはいない。却って松の廊下の刃傷事件の折には「妥当な処置だ」ってな感じの感想を書いている(この日記はかなり書きたい放題なので、あまり体面とかを気にしてるとは思えない)。つまり、今ほど一方的な赤穂浪士支持に傾いたのはむしろ創作の影響が大きく、当時の実感としては少し違っていたかもしれない、ということ。
 物語は物語として楽しめばいいが、どうしてもそこらへんの無理さは感じるし、現存する資料を見る限り創作以外の成果はなにもなく、私はなにも生み出さないテロリズム(とばっちりを受けた相手を逆恨み的に(彼らの立場ではそれが間違ってるわけではないが)仇認定をし、武装して押し込んだ挙句家人もろとも殺すのだから、立派なテロ)を支持するつもりは毛頭ない。 *1
*1: これだったら発端はやっぱりバカバカしくても(衆道の痴情のもつれ)、しがらみとか当時の背景とかがはっきりして動機のわかる鍵屋の辻の決闘の方がよほど好き。


2004年12月16日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] NamazuをUPDATEしてみる

  /.JP によると Namazu 2.0.13以前にクロスサイトスクリプティング脆弱性 というニュースを見て、日記の検索エンジンはNamazu2.0.12だったのでやむなくバージョンアップ。2.0.13以降はGNU gettextが必須だったりして面倒で避けていたのだけど、使う人の安全の問題だからなぁ……
 ところがGNU gettextのインストールが上手くいかない。いい加減切れかけたところで、ふと思いついてチェックすると、既にサーバにインストールされてやんの……orz
 その後もインストールに四苦八苦したのだけど、そのほとんどはきちんとドキュメント読まずに適当に作業してた自分のせいだからなぁ……まあ、ともかく、今は2.0.14を導入してます。はふぅ。
  五十路のドラクエ82ch FF・ドラクエ板 )。いきなり五十路でドラクエ8を始めたお父さんを、プレイをサポートする息子さんの中継で暖かく応援するスレ。つか、追い抜かれそう。ヤバイ。
  仮面ライダー響鬼 。いや、事前に漏れ出た情報でデザインとかは知ってましたけどね、けどね……このデザインも「ライダー」でいいのかなぁ。「龍騎」も丸い複眼の痕跡はあったし、ライダーの特徴であるあの眼をデザインから廃してしまうというのは、自信なのか、迷走なのか。


2004年12月17日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] つい出た本音をいじってみる

  李登輝前総統への訪日ビザ発給に中国「中止」を要求ann )の記事に、こんな一文が。
台湾の李登輝前総統にビザ発給の方針を決めた日本政府に対して、中国外務省が取り消しを命じました。
 TV朝日さん、いくらご自分が中国様を崇め奉ってるからと言って、日本は中国の属国じゃありませんよ! まったくうっかりさんなんだから。
  ゲバラで村おこし、最後の足跡たどる観光企画スタート読売 )。やっぱりそうすると、ゲバラまんじゅうとかゲバラせんべいとか作らなきゃダメなんだろうか? 昔、「ゲバラ」ってゲームがあったよなぁ2Pキャラがカストロだという……
  北朝鮮兵、中国国境でおねだり東京新聞 )。…………。いや、プライドとかへったくれもない状況ってのがあるのはわかってますけどね。でも、奈良公園の鹿並というか、なんというか。
  町で見かけた、今年もリペリングするサンタ 。いや、実際は単に清掃会社の窓拭きのサービスなんですが。なかなか粋なサービスですな。
  極東ブログ「ひざまくら」が世界で失笑を買う という話題が。基本的に冗談商品ということがわかっていないような……外国語には「ひざまくら」という言葉はないのかな?
  ライブドアが有人宇宙飛行に参入表明ITmedia )。う〜ん、なんだか、目立てりゃなんでもいい、って気も。なんだか言うだけ言ってるけど本気かどうかわからんし。これが新球団云々言う前に「こっちの方が意義がある!」と言えば本気っぽく見えなくもなかったのだけどねえ。
  自衛のための戦力保持を 日商、憲法改正で中間報告Flash24 )。う〜ん、どういう意図での発言なんだろう……てっきり中国との関係悪化を嫌って、その手の中国の反感を買いそうなことには消極的だと思ってたのだけど……
  Tabbrowser Extensions がバージョンアップしていたのでアップデート。「外部リンク」の設定が有効になるようになったのだけど、今度は「リンク」の設定が無視されて、target="_blank"でも問答無用で同じウィンドウで開く状態に……相当、あちこち本来はいじらない部分までいじってるらしいからなぁ。


2004年12月20日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ][漫画] 十二月に鬱になってみる

 昔っから年末だとか年度末ってのは特にきっかけもなく鬱になってくる。調子も出ない。こんなんじゃいかんと思いつつ、「落ち込む」→「行動に支障が出る」→「さらに落ち込む」とスパイラル状態。無理矢理テンション上げると、反動(脳内麻薬物質の枯渇によるゆりもどし)が怖いし。うむー。
  サンデーGX は今月も微妙街道まっしぐら。執筆陣戦力のコマはそれなりに揃ってると思うのだが、誰を対象に想定してるか見えてこないぬるさが、やっぱり。マニア路線でもなく、完全なオタク路線でもなく、こういうぬるい雑誌があっても良いとは思うけど、それも存続できてこそだからなぁ……ワイルダネスとブラックラグーンが連載されてる限りは私は買いますが。
 どうでもいい話だが、新連載の「こばと(仮)」の管理人「三原千歳」は、なんだかわざとらしさを感じる妙な間合いの自己紹介が気になって調べてみたら、「エンジェリックレイヤー」のいっちゃん(三原一郎)の奥さんで、「ちょびっツ」の日比谷千歳と同一人物?っぽい。その手の遊びは組み込まないで、スターシステムに徹してしまえばいいのに……
  舞-HiME #11はモデルになったシスターが顔を赤らめながら美術室から出てきたが、どんなポーズをとっていたんだか。シスターの髪形について意外という言葉があちこちで出るけど、シスターってのは普通ああいう髪型(短髪)だとてっきり思い込んでいた。あれ? 何で刷り込まれたのかな? 「真昼の死闘」のシャーリー・マクレーンかな? しかし、ご多分に漏れず奈緒の告白の内容が気になる。
  ファンタジック・チルドレン は実は見てます。ボツボツと。しかし、面白いんだけど(陰謀好き)話があっち行ったりこっち行ったりするんで、ちゃんと見てないと話がどういうふうに進んだのかがわからなくなってしまう……#11では、あちこちに分散してた登場人物たちがようやく集結。コミック版と違って、こっちは地球が舞台なんですな。
 どうにもテンションが上がらないので、「翔べ!必殺うらごろし」のサントラをBGMにする。やる気なさげー *1 、で楽器編成も貧相で音の奥行きがまったくない、古臭くって退廃的な、でもどこか心のささくれにひっかかって染み入るサウンドが、燃え燃えサウンドより今の心境にはぴったりで、どうにか仕事ができます *2 。うう。だって基本的に主題歌かテーマ曲のアレンジがほとんどで、全部の旋律合わせると基本パターンは、多分十くらい。必殺サウンドでは珍しく平尾昌晃担当ではないのだけど、これのメインテーマの旋律、好きなのだよなぁ。
 ちなみに、「翔べ!必殺うらごろし」のBGM作曲の比呂公一は植木等の実子で、主題歌「愛して」は無名時代の浜田省吾の作詞・作曲。どんな時代劇やねん。(笑
*1: サントラでつけられてるBGMのタイトルが「超自然現象」「あとは喰うだけ、眠るだけ」「すでに路銀は底をつき」なのだもの……
*2: 誉めてるのかって? もちろん誉めてます。(笑)

[その他] 自爆をながめてみる

  民主代表が東南アから帰国、小泉外交批判は不発に読売 )。日米同盟に傾いている、との小泉政権批判にアジア各国の同意を得たかったようですが、「 だが、会談相手からは「日米の軍事的同盟は、中国の軍事力拡張に対する一つのくさびとなる」(ハッサン・インドネシア外相)、「中国と台湾の関係をきっかけに中国と米国の関係が緊張する可能性がある」(リー・クアンユー元シンガポール首相)といった日米関係を重視する発言が目立った。」そうで。そりゃそうだ。中国周辺諸国が歴史上中国にどんなことをされたか、そして少なからぬ国がどんなことをされてるか、中国通なら知らぬわけもあるまいに。中国を押さえるため、米国の力を利用しようという考えが生まれるのは当然のこと。中華思想を甘く見ちゃいけません。また、「 党内でも、「日本人の中国への感情は悪くなっているのに、岡田代表は中国への思い入れが強すぎる」との声も出ている。」とのことで、さすがに身内からも批判が出ている模様。これも当然か。マスコミが悪意をもって報道してれば、不発どころか自爆な遊説ですな。
 最後の民主党内部の発言は、 「中国に親しみ」最低の37%…内閣府世論調査読売 )などを踏まえてのことと思います。好意的に解釈すれば「中国の一方的な外交が国民の反感を買っている。それにおもねるような真似はちょっと考えた方がいい」ということだろうし、悪意に解釈すれば「世論を見ろよ。浮動票の支持を失うぞ!」ってことでしょうな。まあ、確かに対中感情の悪化は(そもそもが中国側に主に原因があるにしろ)マスコミの影響は感じますが。だって中国が俺様主義なのって、昨日今日始まったわけじゃないし。
 中国関連が連続で恐縮だけど 陪審員制度、来年5月導入 中国、裁判官の腐敗阻止へflash24 )。あの〜、はっきり言って、中国では意味がないんでは?
  李登輝前総統:中国大使館幹部、入国ビザ発給で報復示唆毎日 )。李登輝氏がどういう活動をするかにもよりけりだけど、まあ、中国ってなこういう国です。日本自体の国力は過信してないけど、日米同盟を強化してる政権下でもあり、私人として訪れるという立場上、こういう態度は逆効果だと思うのだけど……火の粉が降りかからないところから見てるなら、今の状況、結構面白いと思うのだけどなぁ……トホホ。