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2004年02月01日() 旧暦 [n年日記]

安価な革命兵器

  泡沫の日々 さんを見て朝日新聞に、正月に第一回の乗ったAK−47の特集の続きがあると知り、あわてて新聞を見返す。たしかになにを狙っているのか、よくわからない記事だ。今回の記事では特に設計者であるカラシニコフ氏を糾弾する内容ではなかったものの(次回も引き続いて氏の記事らしいから、どうなるかはわからんけど)、記事の内容自体が既出のことばかりで、特に資料性はない。本当にこの特集はなにをやりたいんだろう?
 今週末は実家に帰ってOSのアップデート作業とかなんとか。回線がアナログモデムなので、アップデート作業の遅いこと遅いこと。田舎なので選択肢はさほどないものの、それでもADSLは施設できるのでできればさっさとしてほしいのだけど、実家はちょっと回線の引き方が特殊なので結構難しかったりする。まあそれでもMeからXPへのアップデートと、アンチウィルスとパーソナルファイアウォールのインストールを完了。XPはリモートデスクトップとかによる管理が出来るので、親に教えるときがこれで少しは楽になるかも?
  イラクへ派遣される陸自部隊への隊旗授与式( 朝日 )。いろいろ大変とは思うけど、がんばってきてほしい。なによりもまず「ご無事で」というのが大事なのは言わずもがな。
 コミックマスターJを見て「?」と首をひねる。私が言うのも「お前が言えた義理か」になるのだけど、なんだか偏狭なナショナリズムっぽい気がする。たとえば例に出していた日本映画、確かにハリウッド映画に圧されたのが邦画業界の落ち込みの一因ではあったけど、それだけでなく、内的な要因だってあった。そういったものを無視してハリウッド映画へのルサンチマンをむき出しにするのは、何か間違ってる気もするのだけど。いや、それよりなにより、具体的に何に危機感を持ってるのか、問題意識がはっきりしない。ユーザーの意識なのか、業界の無防備さなのか、アメリカからの刺客(笑)なのか。もうひとつ、日本だってハリウッド映画をはじめ海外娯楽から散々吸収してきたのに、日本が吸収されたものを見て喜んだら馬鹿呼ばわりってのは、なんか違うんでない?(この部分が一番引っかかったんだけどさ) まあ、クリエイターが対抗意識を燃やし、それを創作に向けるってのは、この話としては間違ってないのだけど。日本はサムライの国かもしれないが、由緒正しいミーハーの国でもあるのだ。
  続・荒野の用心棒 を見る。原題は「DJANGO」だし、主演はイーストウッドでなくフランコ・ネロだしで、なんでわざわざ「続荒野の用心棒」とタイトルをつけたのかわからない便乗邦題。しかし、棺おけを引きずるガンマンの原点(多分)だから見にゃいかんとは思ってたのだよね。とにかくぶっ放すぶち殺すのバイオレンスな西部劇。個人的には結構好み。
 明日から三連続で スターリングラード攻防戦の特集 。BS−1だから忘れんように気をつけないと。


2004年02月02日(月) 旧暦 [n年日記]

キエフ発の輸送列車降りたときから

 NHK-BS1にて今夜から三夜連続でスターリングラード戦線の特集。東部戦線はさすがに概略くらいは知ってるけど、スターリングラード戦線は良く知らなかったりする。ヒットラーがろくでもない判断をくだしたおかげで、死ななくてもいい数多の兵士が命を散らすことになった(まあ、戦争ではたいがい死ななくてもいいはずの死者が出ているのだけど)。知ってる人は今更な話なのかもしれないけど、子供のころスターリングラードに住んでいた男性がやってきたドイツ兵の印象を語るだとかは、ソ連崩壊後ならではではある。
 これ関連で久々に「スターリングラード冬景色」を検索したら、いつの間にか歌詞が引っかからなくなっていた。いや、替え歌だから、著作権侵害なんだけど。メールされても、お答えしませんので悪しからず(って、興味持つような知り合いはあらかた歌詞なんて知ってるか)。
  赤ちゃんに「ジュニア」ならぬ「Ver2.0」と命名CNN )。奥さんにとってはVer2.0じゃないの? と思ったら、知人への連絡には「奥さんの機能も実装されています」とあったらしい。Good Job! あと四代これを続けて
アーキテクト「君はVer6だ」
J・B・キューザック6.0「そうですがなにか?」
というやり取りを実現してほしいものだ。(しないって)
  /.J の「 秋葉に小悪魔降臨 」スレで、 メイドがキャッチセールスをするアクセサリー屋 が大須にも出来ていたことを知る。道理で GoodWill のサイトに こんなバナー があるわけだ。いまだに大須でそれ系の(見た目が)変なキャッチセールスに声かけられたことはないですが(見た目が変でないのにならかけられたことはある)、街中でそんなのに声かけられたら、私は全速力で逃げますよ。小心者ですもの?
 やっぱり /.J より、「 株式会社ウェディングがはてなDiaryにも圧力? 」。 悪徳商法?マニアックス との間にあれやこれやとしてる間はまだ個人サイト対企業という、ただそれだけの図式だったけど、ここまで来ると本格的に言論弾圧の様相を呈してきた。自分の会社に恥じるところがないならば、きちんとホームページなりでそれを理を尽くして説明すればいい。そもそも、同一IPで自社の評判をあげるような工作をした疑いはいまだそのままで、その疑いの情報だけをネットから消そうとしているようにも見える。 探偵ファイルのレポート前編後編 を見ても、「それ(手法)って明らかにおかしいんでは?」と思えるし。確かに理不尽な風評被害に遭って迷惑をこうむる場合だってあるだろう。けど、その場合も誠を尽くした対応があればこそ、顧客は安心するわけだ。それ(説明等)がないってのは、どういうことと判断すべきなんだろう?(その気になれば、わりと簡単に被害者が訴訟を起こせそうな脇の甘さにも思えるけど) あ〜、ウチもさくらインターネットが圧力受けたら、削除食らうんですかね?
  仮面ライダー剣 #2。なんか、ヒロイン役の女が妙に目っ茶むかつくんですけど? いや、それはさておき、キャラクターが立ちきる前からいろいろ話が動いてるのは混乱の元ではないかなぁ、と思うのだけど、実はそれが普通? いつまでもグズグズして終盤の展開が寸詰まりになるのも、確かに考えものではある。そういうなんやかやを含めても、まあ、いまのところはフツーに面白いかも。今回から登場のカリスはギルスもどきっぽいけど、体液が緑色なのが萌え。でもスペックがやたら高いのは萎え。欠点がなくてはつまらんのじゃよ〜。あと、各ライダーのそれぞれのはっきりした特長(巧ファイズの手カシャとか、草加カイザの襟元をいじるしぐさ、ギルスの野獣っぽい動き、とか)がまだ出てないので、そういったところで楽しめないのが……(ファイズはしょっちゅう中の人が変わっていたので、その分動きの特徴が強調されていたのかもしれないけど)
  アバレンジャー も残すところあと一話。前回でアバレキラー=仲代も死んでしまい、デズモゾーリャも倒してこれでおしまい? と思ったところに最後の敵キャラが。う〜ん、この辺はRPGで倒したと思ったボスが何回も生き返るみたいな展開で、冗長かも。ただ、アスカとマホロの関係、仲間との絆という、最後の武器を残しての展開で、そのへんの絡ませ方は結構面白い。ナンセンスな部分ばかりが取り上げられた感があるけども、各話見てみると実はそれぞれのキャラの心情の動きとかがきちんと拾われていて(らんるがアスカにほのかに思いを寄せてる描写とか)、実は戦隊ものとしてはその意味での整合性は結構あるシリーズだったように思える。その分、爆竜たちのキャラはいまいち立ってないところはあるけど。


2004年02月03日(火) 旧暦 [n年日記]

ごらんあれがドンの流れ北のはずれと

 スターリングラード戦線の特集の二回目。孤立地帯に残された部隊の救出作戦に失敗し、「今でもクリスマスを祝うことが出来ない」と吐露する元救出部隊の兵士。部隊はクリスマスを越えても孤立したまま、砲火と飢えと寒さで犠牲者は増え続けた。「馬を食べる」というのがどういうことか、我々にとってはピンとこないのだけど、輸送の中核として当時でも荷馬は大きな比率を占めていたらしく、当然普通は死んでも食用になることはない。荷馬の死肉を食べるということは、輸送がすでにガタガタであり、食料もないぎりぎりの状態だということらしい。生存者たちの証言は、ヒットラーやナチスがどうとか、イデオロギーがどうとかではない、ただ、そこにあった愚昧な最高責任者、愚昧な将官が引き起こした地獄そのもののみを伝えている。
 まあ、それはさておいて、「兵士は何を食ってるのか」ということで 戦闘糧食の試食・感想ページ 。アメリカのレーション(糧食)はまずいということで有名だけども(それでも最近は昔よりマシになったらしい)、見てみると、感想では一応結構いけるものもあるらしい。でも、でも見た目が……即エネルギーになるようにチョコや炭水化物類が異様に多く、野菜が少なめ(ベジタリアン用のレーションはさすがに肉類はないんだけど)なのも、あまり体によくなさそうな。もっとも、米軍は戦場に給仕施設を持っていくのを基本としていて、四六時中MREばっかり食っているというわけではないらしい(言われてみればその通りなんだけど)。そんな話を前に知人から聞いて「だから米軍のレーションはまずいのか!」と目から鱗でした。でも、イギリスやフランスやドイツのレーションは食ってみたいと思うけど、アメリカのだけはどれもあまり食欲がわかないなぁ。まあ、市場に出回るレーションは賞味期限切れで軍から放出されたものが多いらしいので、その分は割り引かなくてはいけないだろうけど。
 個人的メモで 動物の鳴き声の音声ファイルのサイト 。「あの動物の鳴き声ってどんなんだ?」とふと思って探したサイト。それだけっちゃ、まあそれだけなんだけど。いろんな状況の鳴き声があって、結構面白い。
  高三女子が自衛隊派遣反対署名を総理に手渡し西日本新聞 )。確かに物資供給や学校・病院等の施設復興、ライフラインの確保、ひいては雇用の増進が重要なんだけど、この手の記事を読んでちょっと不思議に思うのは、あれだけ「どこまでが戦闘地域なのか」「本当に安全なのか」という議論が出ていて「自衛隊が行っても復興の役に立たない。行くべきでない」という意見が平行して出ること。つまり、それだけ危険な場所に非武装の民間人を送り込めと? 確かに この記事毎日 )を見ると小泉首相も説明責任を果たしてない気もするけども、自衛隊は戦闘をしに行くわけじゃないというのは何度も言っている(攻撃をしかけられたら、もちろん応戦はするが)。本格的に情勢が安定すれば、民間人による復興支援も大々的に行われるだろうけども、現状はそうではない。件の高校生も日本は治安の回復にまず注力すべきといいたいのかもしれない。ならば、自衛隊が派遣されなければ治安は回復するのか、国連が主導権を握れば回復するのか、どうすれば治安が回復するのか、答えがわかっているなら教えてほしい。「誰が悪い」なんて話はもう百万回も聞いてうんざりしている。
 やっぱりどこか「派兵」と「派遣」の違いをきちんと理解してない気がする。
  見下げ果てた日々の企て さんを見て、必殺仕置人のDVDバラ売りが出ていたことを初めて知る。なんてこったい。BOXのときは経済的事情であきらめたのだ。今なら、無理すれば買えないことはないけど、でも安売りのところで買ってもトータルで3万円以上……うぐぐ。最初の数話が特にすさまじく良いのだよな。後半はやや骨抜きな話が多いのだけど。最初の数話だけ買ってしまおうか。あ、ところで放送禁止用語はやっぱり削られてしまってるんだろうか?(第一話など、放送禁止用語のオンパレードで再放送では音声ブチ切れ状態)


2004年02月05日(木) 旧暦 [n年日記]

さすがにサビの部分は省略

 昨日放映のスターリングラード特集最終回。友軍の救出作戦もむなしく、孤立地帯に取り残されたドイツ軍の第六軍二十万人の兵士。ドイツ国内ではこの絶望的な戦況は徹底的に隠され、ヒットラーは失敗を認めようとせずにスターリングラード陥落に固執し、第六軍司令のパウルスは自己の責任追及を恐れ、ソ連軍の降伏勧告の受け入れをずるずると延ばし続けた。その間にも死者は増え続け、食料に窮したドイツ兵は馬、犬、猫と、そしてそれまでもいなくなると死人の肉にまで手を伸ばす者が出始めた。パウルスは本国から「自決せよ」と示唆されたにもかかわらず、結局一九四二年二月にソ連軍に降伏。二十万人だった第六軍のうち十万人弱が捕虜となった。しかし捕虜となった後も受難は続き、ソ連側の捕虜収容施設の劣悪な環境下で、多くのドイツ人捕虜が命を落とすことになった。結局、戦後生きて祖国に戻れたのはたった五千人ほどだったという。戦時の日本のインパール作戦やガダルカナル島作戦など、上部のおろかさによる無為無益な人命の損耗もこれに準ずるだろう。読み取れる教訓は主に二つあると思う。ひとつは、当然戦争の悲惨さで、もうひとつは徹底的(典型的→徹底的に修正(02/06))なプロジェクトの失敗の経緯だと思う。結果的な成功の場合、部分的な失敗はつい見逃されがちだが、これだけ徹底的な失敗だと、どこを見てもほとんど反省点しかない。ちょっと見渡しただけでも多くの問題点が見つかると思うのだが、逆にこれだけ徹底的な失敗だと、「ヒットラーが悪い」「ナチスが悪い」「ファシズムが悪い」と、そのあたりで思考停止してしまうことが多いのが……
  「政治が教育に介入するな」に対し「教育が政治に口を出すな」Yahoo!hl )。まあ、実際の発言は微妙にニュアンスは違うんですが、ここまで来ると子供の喧嘩ですな。どっちも。 政府の考えを教育現場に押し付けるな朝日 )って意見に関しても、若干思うところはあるにしてもこの意見はこの意見でまあ一応正統かな、とは思うんですが、 センター試験世界史Bに、従軍慰安婦に関する問題が出たり だとか(一応、リンク先のサイトの思想的な部分は取り除いて読んでください)を見ると「つまり、政治は思想に介入しちゃいけないけど、教育は生徒・受験生の思想に介入し放題ですか?」とも思いたくなります罠。
 そもそも、「派遣反対」という人の意見の足場がよくわからない。そりゃ、平和が一番ってのはわかってる。しかし、イラクという現状を見るに、なんらかの軍事力・警察力なしでは抑制がつかないのは事実。たとえば、イラクなんてどうでもいい、国内の問題を優先的に片付けろ、という意見なら、人でなしっぽいかもしれないけどもよくわかる。軍事力をまったく使わないで平和を実現できる、というなら、私にはちょっと方法が思いつかないけど、まあ、それが一番いい。アメリカが嫌いだ、反アメリカで行け、というのも、一ダースほど突っ込みどころはあるけどわからないではない。けど、実際はどうなの? わからない。だって「反対」ばかりで立脚点に触れる人は多くないのだもの(もちろん触れる人もいる)。言っておくけど、私は別に自衛隊派遣賛成じゃない。でも、派遣派に対しての批判で良く出る言葉、「米国追従」にしても「イラクの利権狙い」にしても、ある程度どうして派遣という意見になるのか、その利害関係は一応わかる。だが、反対派の道筋がよくわからない。わからないから、その意見に賛成も反対も言えない。上の件もどうして派遣がいけないか、ということになると思いきや、「若者の気持ちを傷つけた」とか「思想に介入するな」とかだから、馬鹿らしくなるなって方が無理。それに同じレベルで応じる総理も総理だけど。
 個人的には、(推測はできるにしても)よく必然性のわからないことで自衛隊員を危険にさらすのはやめてほしいが、行くからには最大限得られるものは得てほしいし、なにより無事で帰ってきてほしい、と思うのみである。
  自衛隊の無事を祈る「黄色いリボン」、平和団体が撤去要求朝日北海道 )。ん〜、確かに自治体が「しなければならない」って性質のものではないかもしれないけど、単に無事を祈ってるだけで、派遣に賛成とか反対とかとはまた別の話だと思うのだけど。首相の言うように「国民全員で喜んで送り出すべき」と強制するのもおかしいけど、無事を祈るのは派遣の賛成を促す、ってのも、なんか違うと思うんですけどねえ。
 なんか軍事方面に偏りすぎてるな。
  仮面ライダーダルダ 。仮面ライダーってより仮面天使ロゼッタだとか、ライダーで魔法少女かよ、とか突っ込みどころはいろいろあるけど、立体化だとか実写製作だとか声優募集だとか、とりあえず奴らは本気だ!(っぽい)
  冥土ライダースピリッツ 。エマがアマゾンかよ!?
  ジャンプリミックス ジョジョの奇妙な冒険Part1 ファントム・ブラッド書き下ろし表紙イラスト 。荒木氏がどこぞで「ジョナサンはもう描けない」と言っていたというけど、本当だったんだなぁ。まあ、第一部のディオも描けないのだろうけど。


2004年02月06日(金) 旧暦 [n年日記]

「胞子」ってあたしゃマタンゴかなんかですかい!?

 「せんせー、おいしーわよー?」って、そんなネタ半分くらいの人がわかんないって。
 自分のダメ人間さ加減を今日も実感する日々。嗚呼、真人間になりたいネェ。
  モスクワのラッシュアワー時の地下鉄で自爆テロ。四十名以上が死亡TBS )。オウムサリン事件級の衝撃、と言うか(さすがに9.11テロ級ではないにしても)。事件の背後関係がどうかわからないので、目的その他は不明だけども、要は「やろうと思えばその手のことはできてしまう」と示してしまったことが、重要な意味を持ってくる事件と思う。いったい、どの辺が起こしたテロなんだろう……
  中国江蘇省で鳥の死体一万羽が降る東京新聞 )。鳥は種類はよくわからないが、雀程度の大きさの渡り鳥らしい。死因は不明で、鳥インフルエンザの大量感染死ではないかという憶測も出てると言う。くわばらくわばら。って、中国からの渡り鳥って言うと、日本も全然人事じゃないんですけど……
  MEZZO #4を見る。若干持ち直したけど、ザップにする意味もあまりなかったような……ぶっちゃけ、前回の話、あまり必要ないように思えるし。今回の話は、OVAのメゾ・フォルテとつながってるってのが一番重要だった気がするのだけど……でも、サイコ女と姉妹だったからって、親も姉妹も死んでるんだし、今更これを出してもシリーズ展開にあまり意味があるとも……話としては、小器用にまとめる吉岡シナリオが幸か不幸か、フツーに見れるけども突き抜けたところがない、ということに。難しいところではあるんだけど、ピカレスクにはあまり合わんのかもしれないなぁ。
  米国報道官「尖閣諸島に武力行使時には、米軍派遣日経 )。実際に米軍が行動を起こすかどうかはともかくとして、この発言の意味するところは「尖閣諸島が日本国領土であるという米国の認識を示した」ということと、「日米の軍事協調を強調した」(多分、主に中国に対し)ということだと思う。このニュースを見てたときに中国人留学生が近くを通ったときはあせったあせった。(別にその留学生とは対立はしてませんが)
  朝日「声」の「兵士の墓標」イラストに批難、急遽差し替えgoo )。件のイラストを見ましたが、「こういうことがないよう」という、朝日が弁明している意図は個人的には読み取れず、むしろ「イラクに行けば死人が出る」と脅してるように見えました。朝日の言い訳の「こうならないことを願って」というのがあまりにおかしいというのは言わずもがななので省略(この言い分には個人的に結構腹を立ててはいるのだけどね)。あと、このニュースで朝日の「声」欄を見返して、何故か韓国ネタ(在日韓国・朝鮮人からの投稿も含む)が異様に多い(半分以上?)のにも気づきました。それがなにを意味するかは、各々の判断に任せますが。
 昨日の日記の「典型的な失敗」は、むしろ「徹底的な失敗」の間違いだと思うので、修正。


2004年02月07日() 旧暦 [n年日記]

今日の出来事

 またノートPCのHDDがクラッシュしますた(´・ω・`)。
 クラッシュする寸前に(多分)HDDからかちゃかちゃとかコツコツとか鳴ったりするんで、さすがにこれはハードウェア的な故障だろうと思い、メーカーのサポートに電話。すんなりと繋がったのはいいんですが、その後の説明が大変。
ワシ「あのー、PCのHDDが昨年末に一度クラッシュしてリカバリしたんですが(この辺、冗長だったかも)、それ以来HDDの調子がおかしくって、ついに壊れたみたいなんですけど」
相手「じゃ、どんな症状か教えてもらえますか?」
ワシ「かくかくしかじかで、突然動作が固まって、 カチャカチャとかコツコツとか 音がするんですけど」
相手「あ〜、それじゃ、どういう操作をしたときにそうなりますか?」
ワシ「(? 操作によってそんな異音がするんか?)いや、フツーに使ってたり、操作してなかったり、色々なんですけど……」
相手「だからどういうときに……」
ワシ「だから、操作してるときとか、操作してないときもなったりするんで、どういうときってのはよくわかりませんってば。アプリで調べても、HDDの異常っぽいんですけど」
相手「いえ、ソフトウェアによって、そういう動作することがあるので、即HDDの異常とは限らないんですよ」
ワシ「(? ソフトウェアが異音を起こせるんかな?)そうなんですか」
相手「で、他におかしいところはありますか?」
ワシ「ええ、さっき言ったことと重複するんですが、固まったときにカチャカチャとかコツコツという異音が……」
相手「え、そうなんですか?!」
ワシ「(だからさっきも異音がするって言うたやん)ええ、そうなんですよ」
相手「う〜ん、そうすると、一度こちらの修理センターに送っていただいて調べないと、わからないですね」
ワシ「(ホッ、ようやく話が進んだ)ええ、じゃ、そうします」
 ワシの説明の仕方が回りくどいだとか、多分持ち込まれる相談の多くがユーザーの使い方が悪いだのだろうなとか、サポートの方も気苦労は絶えないと思いますが、「異音がしてる」って最初から言ってるんだから、ハードウェアの異常の可能性が高いんじゃないかってすぐに察してくださいよう。ちなみにリカバリもしましたが、(ソフトウェアのインストールとか全然しないうちに)またすぐに(リカバリ後3分で)クラッシュしますた。やっぱ99%ハードウェアの異常だって。
 しかし、この辺は松の内に修理に出した時にちゃんと調べてくれればいいのに、その頃から異音はあったにも関わらず「ハードウェアは異常ありませんよ」とそのままつっかえしてくれたものだから、二度手間くらったりするのだよなぁ。
 その他は、テストの採点。「この範囲が出る」とかなり詳細に指定したので(さすがに問題は教えませんが)、当然全体的に点数は良かったけど、でも、あれだけ詳細に範囲を「ここらへんは出る、ここらへんは出ない」と教えたんだから、百点満点が一人くらいいても良さそうなものなんだけど……まあいいか。追試の問題つくらなくていいし。
 テストの採点は近所のファミレスでやってたんですが、ご近所の奥様連中がおガキ様をお連れになって井戸端会議してまして、子供がかけっこしたりしてうるさいことうるさいこと。まあ、こちはCD聞いてたりしたんであまり関係なかったんですが、一度子供がこっちを覗き込んでなんか言ってたんだけど、あれはなんだったんだろう? ノートPCとか広げてたから、珍しかったんかな?
  GPSより高精度 「準天頂衛星システム」初実験に成功朝日 )。これって、 ロバート・L・フォワードが特許を取った、アレ なんかな? この手の話はうといんで、ちょっとよくわからないんですが。でも、精度は出せても軍事転用とか考えると、民間用にはあまり精度は出さないんだろうなぁ。
 昨日のモスクワの地下鉄テロは、 ソ大統領選挙前の、プーチンの強硬政策に反対するチェチェン勢力によるものとの見方が有力産経 )だそうで。ロシア内の民族問題も実に根深い。無理矢理押さえつけようとすればどこかに噴出するのは、世の古今東西を問わず。
 ひと月ほど前に スクリプト言語のPerlが今年で16歳/.JP )ってネタが出てたのですが、案の定 こういうもの が。「歳」とか言うとそれでハァハァと妄想をたくましくする連中が出てくるんですから、そういうことはどんどんやって……もとい、気をつけてもらいたいものです。
 いろいろと各方面で 不評光と水のダフネ ですが、個人的には妙に楽しみになってきたり。構成とかシナリオとか演出とか作画とか、ダメはダメなんですが、この手のギャルギャルアニメがダメってのと比べて著しくダメってことはないし、今時古典的ギャグ演出を臆面もなく使うあたり、逆に気風の良さを感じます(そうか?)。惜しむらくは、ギャグの出し方のテンポがかなりダメってことなんですが(じゃ、ダメじゃん)。いや、ネタはコテコテなのが基本ですって。それよりなにより驚いたのは、DVDのCMでこのアニメを「 水着アクション 」と称していたこと。あれは水着だったんか! つーか、カジノとか市中で水着でアクションってのはどう考えてもおかしいって。


2004年02月08日() 旧暦 [n年日記]

昨日の出来事の続き

 ってワケで起きて朝一で大須に行ってノートPCを修理に放り込む。なんだかショップの人が上の空っぽくて大丈夫なんかな、と思ったけども、預り証の症状の欄にはきちんと書いてあったのでホッ。まあ、ここでも「データはないものと思って頂かないと……」と脅されましたが、それは事前に了承済みなのでノー・プロブレム。
 折角大須に来たのだからとあちこちを回っていて、地下鉄出口近くのPCショップを出たところ、突然、「あれ? ○○○○さんじゃないですか?」と呼び止められる。あれ? そのハンドルで私を呼ぶ人は少ないはずだけど、と振り返ると、名古屋在住のNMさん(本名のイニシャルではありません)が、にこやかな笑顔で、口元にご飯粒をくっつけてそこに。NMさん、ご飯粒ついてますって。同じ名古屋在住なんでばったり会っても不思議はないのだけど、実際に出くわしたのは初めて。いや、偶然ですね、とかちょっとだけご挨拶(先月中旬に怪しい合宿でお会いした気もしますが)。でも、なんかまともに返事ができなくって、失礼ながら挨拶もそこそこにお別れ。なんであんなに(私の)愛想が悪かったんだろう、と思ったけど、後で家に帰ってテストの採点集計してて気付きました。眠かったんだ、ワシ。集計してて眠いこと眠いこと。再確認中に計算ミス続出。ってわけですいませんでした、NMさん(多分、ここは見ておられないのだけど)。
  アバレンジャー 最終回。ボスキャライベントの冗長さとか、その辺は気になったけど、ここ数年の戦隊モノでは、一番いい終わり方だったのではないかと。最後のそっくりさんのアレは、メインキャスト全員でシメにしたかったんだろうなぁ、と好意的解釈。
 来週からは 特捜戦隊デカレンジャー で、大分前から事前情報があったとおり、警察モノ。公的機関戦隊は今までもあったけど、警察そのものは初めてのような。なんだろなぁとか、半分生暖かい目で見てたりしたわけですが、巨大ロボの武器がハンドガンで、しかもきちんと両手保持で射撃とかしてるの見て、俄然見る気が出てきましたよ?(それ、ちょっと間違い)
 警察というと、 コミックフラッパー の犯罪交渉人ものの新連載「アガペ」は、話の内容云々より、警察無線の部分に萌えてしまったんですが……間違ってないですよね? ね?
 さらに今号のフラッパーでは米沢氏のコラムで 松文館のわいせつ裁判事件 が取り上げられていて、検察および裁判官のあまりのいい加減さに気炎を吐いていた。件の書籍がわいせつか否かはあちこちで意見が別れているけども、それ以前の問題として記録とかいろいろ参照すると、判決理由が「俺がわいせつだと思ったからわいせつなんだ」以上ではないという、どう考えてもおかしな論拠に基づくものであるように思える。
 取り合えず話題を変えて、主題歌が某三つ目人のアレとそっくりだという(いや、作曲家が同じなんだけど)ソレの ふたりはプリキュア 。前番の「ナージャ」は早々に男狩りに走ったので脱落したのだけど、「魔法とかなんとかがないと玩具の売れ行きがイマイチ」というスポンサーの意向があったのかなんなのか、今回はソレ系で。作画動画は第一話に比べてがくんと落ちたけど、それでもフィジカルアクションとして結構見られるのはなぜだろう、と思ったら、主人公が「空を飛ぶ」とか「乗り物に乗る」とか、してないんですな。光線技もとりあえず決め技だけだし。作画動画関連は大変とは思うけど、以後もこの路線で是非。ちなみにOPと「ハテナのブーメラン」を平行で聞いてたら、同期をとってたわけではないので微妙なズレが生じて途中で気持ち悪くなってやめました(そゆことするなよ)。
  仮面ライダー剣 は、最初からどんどん謎に突っ込んでいくし、フツーに面白いんですが、見ていてなにか物足りない気がするのは何故だろう……はっ! まさか井上脚本中毒!?
  泡沫の日々さん経由 で、先にニュースで取り上げられた女子高生・今村歩さんの派遣反対 署名用紙請願書 。文章の内容には同意はしませんが、その行動力には敬意を表します。
 週刊ポストをちらっと見ると、自衛隊派遣に関する現役自衛官の覆面座談会なるものが掲載。事前の準備がまったく足りない(主に政治的な迷走が原因)、現場への理解が不足してること、などが指摘。この国って、過去の失敗になにも学んでないのだなぁ、と、ちょっと絶望的な気分になったり。


2004年02月10日(火) 旧暦 [n年日記]

すわ、F5攻撃か!?

 と思ってしまった、昨日の日記アクセスログ。多分ダウンロードツールで一気に落としたのだと思うけども、一人で250回近くアクセスしてる……どうもここに飛んで来たのはrefererかなにかからっぽいのだけど、なんで一気にダウンロードしていったんだろう? まあ、別に構やしないのですが。
 そう思ってたら、今日は別のところからそれをはるかに超える1500アクセスが……海外のプロバイダからのアクセスなのだけど、さすがにこれはほとんど嫌がらせ状態なのでそこからのアクセスははじくように設定。たまにこういうのがあるけど、なんなんだろう?
  小泉首相、ロンドン留学の履歴で嘘?週刊ポスト )。ここしばらくの「学歴詐称」騒ぎは、ホントになんなんだかなぁ。確かに学歴詐称している議員たちも議員たちなんだけど、そんなことがさも天下の一大事のように騒いでいるマスコミの方が問題がありそう。どうでもいいとは言わないが、もっと他に報道すべき大事なことがあるだろうに。なんか、意図的に騒ぎを起こして、なにかから目をそらされているのかにゃー。
  評判の「示談屋」、弁護士資格ナシで逮捕読売 )。どういう形態で営業をしていたのかとか、示談の方法とかはどうだったのかとか、そういうことばっかり気になるのは邪道?
  米国では牛丼人気おとろえずYahoo!hl )。まあ、ダイエットしていてもダイエット用のステーキを食べる連中なんですから、BSE騒ぎもさして影響はしないのかもしれませんが、「牛丼はおいしいし健康にも良い」って、牛丼が身体にいい……? 米が主食でない欧米人は米を野菜と考えていると聞いたことはあるけど……米は炭水化物ですよ?
  /.JP より、 映画「エイリアンVSプレデター」がクランクアップサンスポ )。主役は リン・クロサワ でつか? ってのは置いといて、チェコ・プラハで秘密裏に撮影って、なにを秘密にしていたのだろう……ちなみにプレデターは1より2の方が好き。
 P・K・ディック原作、ジョン・ウー監督の ペイチェック 。ちらと原作を読みましたが、自分の身に覚えの無いことで追われまくるという、まあいつものディックのアレ。ただ、ディックがぶっこわれはじめる前の作品だったのか、わりあい普通のSFサスペンスで、これならジョン・ウー監督でも大丈夫そう。原作ではガラクタの数は19個でなく7個だったので、相応にボリュームアップしてるのでしょうね。 柳下毅一郎氏の日記(1/20) によると結構面白そうなのだけど、その相方の 町山智浩氏の評価 はちょっとそれとは違ってる。いや、どっちにしろ見にいきますが。でも、いくらなんでもディックで鳩と二挺拳銃はいけませんや、ウー師父!
 わりと有名なのでいまさら感があるけども、 OSたん保管庫 。(主に)MS系OSの擬人化。ちらほらと、どこぞで見た気がする絵柄もあったりなかったり。史上最悪のWindowsと評判のMeのイラストがやけに多い……無能、ドジと、キャラクターがはっきりしてるのが強みなのか? ワタクシは当然頼りになる女の2000たんハァハァだけどな!(って、メガネ、メイド、メカ猫耳、つり目と、「混ぜるな危険」状態の気も)
  Firebird、Firefoxと名前を変えて0.8がリリース 。ちらっと入れてみたけど、これまでの環境を引き継ごうとするとチト不具合が。extensionの対応待ちかなぁ。ところでクリント・イーストウッドが盗み出すんだろうかとか、ロシア語で考えないといけないのだろうか、ってボケはデフォルトってことで。