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2003年03月01日() 旧暦 [n年日記]

やけどする

 研究室でお茶を淹れようとポットのボタンを押し、しばらく待ちながらぼーっとしてるとダバダバと変な音がする。つか、ティーサーバを持ってる指にお湯がかかってるんですけど。なんかあついんですけど。えーっと、こうゆうときは慌てず騒がず、まずお湯をかぶった部分を流水にひたし、その後ちゃんと冷やしつづけるんだっけ? って考える前にお湯を止めろよ! まだお湯出てるっての!>ワシ
 その後の処置が良かったのか、朝起きたらもう全然痛みもなくなってましたが。いっとき皮膚が紫に変色してきたからヤバイかと思った。
 ウチのPCはADSLモデム直結で、一応 Norton Internet Security をかませてはいるのだけども、時々トロイの木馬目的のポートアタックがうざったくってしかたないことがあった。遮断はされているんだけど、警告が出まくって処理が食われる。いらつくんでルータを買うことにする(今更かよ)。店頭でしばし悩むが、 PLANEXBRL-04FM にしてみる。けど、PLANEXって、ハードウェア的な出来はともかく、ファームウェアの出来の悪さとサポートの対応の悪さで有名でもあるらしい。( 2chハードウェア板planexスレ価格.com BRL-04FM紹介 )。幸いウチでは上手く設定できたけど、ファームはさっさと更新して欲しいものだなぁ。
  南京虐殺の著書、中国宣伝本と判明 。南京虐殺の証拠として挙げられていたティンバリーの「戦争とは何か」に関しては、以前から中国国民党の宣伝員だと指摘する声が多かったのだけども、かなり確実な証拠が見つかったってことなんでしょう。日本軍が当時完全に品行方正だったとは思わないが(連合軍も戦場での略奪や虐待を実際には行っている)、絶対悪的なおしつけはなにかおかしい、と思うくらいのセンスは欲しい気はする。
 シルクワームとかの北朝鮮の挑発行為ってどんな意味があるんだろう、と考えたのだけども、国内向けにはシルクワームの発射演習などはニュースになってないことから、国内向けのアピールではないことはわかる。そうすると米中日韓へのアピールとなるのだけども、そのうちでは、韓国向けのアピールが一番大きい気がする。中国はいまいち読みきれないけども、こういった挑発を行うことで、日本には世論の混乱と言う効果は期待できるけども、総じて北朝鮮への態度を硬化させると思う。韓国においてはどうか。新大統領の盧武鉉は太陽政策の継続を訴えている。韓国の国内世論を見るに、どうも「戦争をしたくない」というのが正直なところだろう。同民族だからという意識もあるだろうし、国内を一気に荒廃させた朝鮮戦争の再来を恐れてもいるだろうし(正確には今も朝鮮戦争中なんだけど)、北が崩壊した後の統合の経済・政治負担の恐怖もあると思う。そんな韓国に戦争のプレッシャーをかけることで、北としては米国との窓口を確保し、また韓国を盾にして現状を切り崩していこうという腹積もりなのだと思う。さて、そんなに上手く行くかどうか。
 ちなみに韓国新大統領の盧武鉉は昔、 朝鮮日報を「親日的な反民族新聞」と糾弾した ことがあります。朝鮮日報を「親日的」と言えるセンスもすごいですが、まあ、支持率が下がったらすぐに反日政策で支持率を上げようとするんだろうなぁ。この人も。
  Microsoft、セガ買収を検討?  うーん、パチンコ屋とMS、どちらにつくのがいいんですかいの。もっとも Electronic Arts が買収を検討してるとの報もあるので、それが一番いいのかもしれない。
 なんかログ見たら こんなの があるみたいで。ちょいと面白い試みかも。
  2ちゃんねる大王 (flash)。うわ、ありがちなパタパタ紙芝居でなく、細かいにょろにょろな動きがしっかり再現されてる。このこだわりようはすごいですわ。
  WOLF'S RAIN #6。一応女狼「コール」が出てるけど、本当にギャルっ気のない番組だ。やはり、この番組の「野生」に対する憧憬は、どこか陰性のものだと思うのだよなぁ。「楽園に行く以外、帰るところなんかない」と言うキバ、ツメは、希望を持って楽園を目指すと言うよりはむしろ全てを失った果てにたどり着く場所として楽園を目指してるようにも見える。楽園と世界の終わりとがどう結びつくかも、大きな謎。いや、好きなんだけどね。
  魔法遣いに大切なこと を見て、実は自分が大変な勘違いをしていたことに気付いた。この番組は脚本が悪いのではなく、目指すところを間違えているのだ(それを脚本が悪いというのだという突っ込みは却下)。この番組は「魔法が実在するちょっとだけ不思議な世界のちょっとだけハートウォーミングなオサレなアニメ」を目指してはいけない。むしろやるべきなのは、ユメが魔法の無断使用を糾弾されたら踊りながら歌で反論しなければならない。銀粉の登場シーンには赤絨毯が敷き詰められ、魔法局員たち(女性)が行く先々で花をまかねばならない。女性キャラはことごとく無意味に薄衣をまとって水にぬれる場面がなくてはならない。アンジェラは曲がった東京タワーの上で踊りながら歌で愛を告白しなければならない。当然、古崎参事官もあのもとむー声で歌いながら説教せねばならない。
 そう、この番組が目指すべきは「マサラムービー」以外にない。歌と踊りのアホ力で細かい理屈をねじふせるマサラパワーこそがこの番組に必要なのだ。いや、本当にやっても私は一切責任を取りませんが。どうでもいいが、アンジェラだけは相変わらず良い。
  宮野ともちかのキャッチフレーズは「ツリメにメガネでツリメガネ」ということでひとつ


2003年03月02日() 旧暦 [n年日記]

イラクの民主化?

  キングゲイナー #23。復活したオーバーデビルにとりこまれたシンシアを助けようとするゲイナーとシベリア鉄道。しかし、光を曲げて距離感を狂わせ、触れるもの全てを凍らせるオーバーデビルになす術がない。オーバーデビルを復活させたアスハムはドミネーターをのっとってオーバーデビルの領域内に侵入することに成功。ヤーパンに向かいヤーパンを氷漬けにすると言い残し去っていく。ヤーパンの天井ではこのままヤーパンに向かいオーバーデビルと対決するか、エクソダスを諦めるかで喧喧囂囂とする。しかしゲイナーはシンシアを助けることを決意、今までの自分を超えるためのトレーニングに入る。これを受けてゲインたちもヤーパンの人々の機運を高め、シベリア鉄道とも一時休戦、オーバーデビルと共に眠っていた老女マルチナ・レーンの助言により、対オーバーデビル作戦の準備がはじまる。
 まさかまさかのヤーパンとシベ鉄の共闘。作画レベルも先週ほどではないが、十分に良い。オーバーデビルを掌握してるようなことを言って、実はなんにもコントロールできてないアスハムはあいかわらずだし、キッズのシンシアの可愛がり方は単に使える手ごまだから以上のものもあることをうかがわせてる。でも、オーバーデビルへの野心を垣間見せたり、本当にどう見てるかはよくわからないんだけどね。しかしマルチナという祖母がいたことをシンシアに教えることでシンシアの苦悩を和らげよう、と人の心理がわかってもいるらしい。深いキャラだ。これでヤッサバ復活とかがあればオールスター勢ぞろいなのだけど、流石にターンエーのときのコレン・ナンダーみたいにはいかないか。
  ファイズ は、メインキャラ最後の一人、スネークオルフェノクの海堂が登場。前回戸田に襲われた喫茶店で唯一「オルフェノク」としての資質を秘めていたため生き延びた海堂。自分の体の異常に気付き、勇治から「君はもうすぐオルフェノクになる。人間じゃなくなる」と言われても勇治や結花と違い、かえって喜んで「今まで馬鹿にしてた連中にしかえししてやる」と言う始末。先にオルフェノクになっていた二人にはどう反応していいかわからない。一方、巧と真理は勇治と、啓太郎は結花と、お互いの正体を知らずに接触する。真理は勇治のやさしいそぶりに少し心を動かされ、巧はクリーニングの仕事が上手く出来ず、真理・啓太郎とも衝突しつづけてひねた態度を崩さない。しかし、「洗濯物だけじゃなく、世界中を真っ白にクリーニングしたい」と無邪気に夢を語る啓太郎に「俺も洗濯物の一枚ぐらい、ちゃんとクリーニングできるようになるかな」とポツリと漏らす。どうも次回の紹介とか見ると、オルフェノクと「夢」になんらかの関係があるようで、どうもあまり明るい展開にはならない模様。また、未確認情報だけども京本政樹がレギュラー出演の予定があるとか……う〜ん、ちょいとなぁ。
  ナウル救援隊も行方不明 。二重遭難状態? 官邸が焼き討ちされているとか、そういう断片的な情報は入ってきてるのだけど、本当になにが起こってるんだろう?
  カストロ議長が来日中らしい (動画アリ)。主に長期の景気の低迷のための観光や経済的な折衝が目的らしいが、やはり日本の主眼としては北朝鮮の核への対応。総じてやんわりと当り障りのない返答ではあるが、表立って北朝鮮の核開発を支持することはないということではある。さすがに当たり前か。でも、それでも「きれいな核」とか言ってるダブルスタンダードな日本内の某組織よりはよっぽど答弁のこつというものは心得ている。
 NHKでイラク情勢の特番をやっていた。何故、かつては蜜月関係だったアメリカとイラクが今日のような関係になったのか、一体イラクを巡るアメリカの思惑はなんなのか、ということを歴史経緯で説明していく。アメリカがイラクに関して求めているのは中東情勢の不安要素ということもだけども、やはり石油利権が大きい。石油食料交換プログラムを利用してイラクは資金を得、そしてプログラムによる石油輸出の最終的取引相手として多かったのはアメリカ。つまり、アメリカは気付かず敵に金を出したことになる。また、アメリカは都合の良いダブルスタンダードを繰り返し、シーア派イスラム教徒やクルド人などのイラク内反フセイン勢力からの不信を買い、連携も上手く取ることがむずかしい。このタイミングでのイラク攻撃を焦っているのも、やはりヤクザ同士の利権争いの政治的タイミングという感じである。よくもまあ こんなこと いけしゃあしゃあと言えるものだなぁ。日本とドイツに民主主義がなじまなかったのでなく、経済的圧迫により民主主義を潤滑に運営できなくなった、という方が正しいのだが。そして圧迫を促進させたのは、欧米諸国連合国側である。まさしく勝てば官軍言い放題だなあ。イラク攻撃は必ずしも反対とは言わないが、この脳に花が咲いたような物言いはなんとかならんものか。あと、イラクが民主的とは思わないが、アメリカが肩入れする王族や特定部族による支配がまかり通っている諸国と、どちらが民主的かと言われると、ねえ?


2003年03月03日(月) 旧暦 [n年日記]

ヘクる

 昨日友人が「ヘクる」という言葉を使い、「ナニそれ?」と聞き返してしまった。しくじるとか、失敗したという意味合いで、関西発生らしいのだけど……ひょっとして常識だったんか?
 最近、中東情勢やら北朝鮮がらみとか異様に対岸の火事的に面白いですよね。本当は全然対岸の火事じゃないんですが。あたくし何度か「イラク攻撃は必ずしも反対でない」って書いてますけど、別に戦争賛成派じゃありません。ブッシュが「民主主義のための戦い」と見え透いたようなことを言ってますが、フセイン潰してもその後に作りたいのは傀儡政権だというのが見え見えですしね。もっと言えば、民主主義が本当に至上の政治体制かというと別の話で、日本だって戦時中は制度的にも機能しなくなったとは言え民主主義でしたし(友人が「戦争に負けたおかげで日本が民主主義化された」と言ってましたが当然間違い。健全に機能してなかった、と言うなら今だって健全に機能してないわい)、ヒットラーを総理に選んだ戦前のドイツだって民主主義。まあ、ブッシュみたいな発言をするのがアメリカ大統領って事実そのものが、民主主義が完璧なシステムでない、ってことの証明でしょう。でも、イラクは危険因子で目を盗んで軍備を増強してひと騒動おこしたくてうずうずしてるのも事実で、だから早めに叩いておきたいのもわかるわけで。早めの処置が結果として多くの人命と資材の損耗を防ぐこともあるので、必ずしも反対でないという迂遠な言い回しをしてますが、結局それって「よくわかりません」って言ってるのと同じなんですよねえ。ただ、今の反戦活動って、「加害者の人権」を歌いながら「被害者、あるいは被害者予備軍の人権」はまるっきり無視してる「自称人権弁護士」と似てるのが多い気はしますが。これなら利権で判断してる方がまだわかりやすくて始末がいい。
 一方、北朝鮮がらみに関してもいろんな話が出てるわけで、先日韓国への間諜行為に総連幹部が関与していた件で、 韓国軍・マスコミ関係者に接触して協力者を収集する支持を受けていたことが確認 された(映像アリ)とか、出てるわけで。全然今更な話だけどな。こんなものはちょっと北朝鮮関連の話を調べれば当然推測がつく話で、韓国マスコミどころか日本マスコミ・政界にも当然接触してるでしょう。そして、そこまで追求しないのは圧力がかかっているか、どこかに遠慮してるからかでしょう。どこからの圧力なのか、どこに遠慮してるかまでは知りませんけど。総連がらみが整理がついても、表ざたにできないものがごろごろあるんだろうなぁ、と思うととても楽しくなってくる。<おいおい
  セガ、Electronic Arts社と技術提携交渉 。あくまで「交渉」の段階ですけどね。MSに組み込まれて潰されるよりは、まあ良いことなのかもしれない。
  南京大虐殺の「手段」について考えるスレ 。すいません。不謹慎ですが笑ってしまいました。でも、こんなトンデモ兵器でも実在してない限り、ひと月で数十万の市民を逃がしもせず虐殺し、死体の処理も完璧にするなんて不可能だよなぁ。ちなみにイギリスはよく南京虐殺や従軍慰安婦・強制連行に肩入れした報道をやってますが、多分日本が嫌いなんでしょうね。なんでキライかというと、きっと第二次世界大戦中にナチスに攻められてヒイヒイ言ってる隙にアジアの欧米植民地を日本が荒しまわり、それ見て植民地住民が「あ、イギリス軍って撃退できるんだ」と気付いて戦後植民地が続々独立、その結果イギリスは欧州の一島国に逆戻りしたから、いまだにそのきっかけになった日本を恨んでるんだとにらんでいますが。
  朝鮮学校の大学入試資格、認めず (映像あり)。念のため言っておきますが、大検を受けて合格すれば、受験資格は認められます。これは単に「教育内容を認定する機関がないため、認可することができない」ということです。もしそういう認定・保証がないのに認可をしたら、逆に差別でしょうね。
  スマートレディ萌え絵 。若干、美化しすぎかと。目元口元はもう少しユルく、バカっぽく。
  式神の城II、女性キャラ集合。 左上から小夜、ふみこOV、食人鬼ザサエさん、左下、暗黒舞踏ワガメ、ニーギ・ゴージャスブルー。「ザサエさん」も「なに?」と思ったけど、暗黒舞踏ワガメって……あと、ニーギ・ゴージャスブルーって新井木勇美らしいけど、本当?
 追加。 見下げ果てた日々の企て さんより、 ナウルの消息不明は、実はアメリカの怒りのせい?  大統領の米国滞在は心臓発作治療のためと書いてありますが、かなりアヤシイ。まあ、口では民主主義とか世界平和とかうたってますが、アメリカってのはこういう国だよなぁ。まさしく自由の国です。つまり、「アメリカはなにをやっても自由」という意味でですが。
 さらに追加。 アニオタニュース さん経由で 古谷徹さんのBBS より、井上瑤さんが癌のため逝去。ご冥福をお祈りします。


2003年03月05日(水) 旧暦 [n年日記]

意外とショック

 先々日の井上瑶女史死去の報は意外にショックだった。特にファンだったということもないのだけども、「まだそんな年齢ではないだろうに」というのが一番大きいのだろう。もっとも、昔と比べて立ち直りも早くなってる。ああ、ヤダヤダ。
  ロシアで一部にスターリン懐古の動き 。まあ、景気が悪いときは懐古主義ってのは日本もご多分に漏れずよくあることなのですが、そいつが 岡田真澄似のヒゲ親父 ってのは流石に悪い冗談と言うか。こんな顔して粛清は数千万単位ですからねえ。東部戦線でも人海戦術で二千万人はやっちゃってるし。ファンファン大佐もビックリ! そういえば、「 動くな、死ね、甦れ! 」というソ連映画で、大戦終了からそれほど経っていないソ連が描かれてましたが、政治犯の収容されてる刑務所の描写で、「日本は赤くなくって良かった」と思いました。この映画、元日本兵の捕虜もちょっとだけ出てきてるんですが、真面目で統制が取れていて、という描き方でした。炭鉱節とか日本語とか妙に流暢だったけど、あの役者さんたちはなんだったんだろう? まあ、それはさておきスターリンの評価はいろいろあるとは思いますが、あたしゃ間違ってもスターリンの支配してる国の国民にはなりたくないです。少なくとも。
  バス釣り愛好者らが「琵琶湖の外来魚駆除は違法」と訴え 。なんじゃそりゃ、と思ったら、「県が外来魚駆除に補助金を出すのは違法」という訴えなんですな。ああ、びっくりした。補助金が違法かどうかはよくわからないけど、バス釣り愛好家団体らが最近バスの再リリース禁止法案が続々提出されてることについて、色々反対活動してるらしい( バスフィッシングの未来リリ禁ネット )。 まあ、実際にバスが生態系に重要な影響を与えているのか。それはさまざまなんだとは思います。でも、この係争って基本的に「バス釣りとそれ以外」の、「どちらにとって都合のいい生態系を確保するかの利権争い」なのだよな。別にそれがどちらが悪いか、良いかを決める要因ということではないです。それぞれ正しい場合もあるし、そうでない場合もあるんでしょう。でも、心情的には「 むしろ釣ることによって傷つきリリースされても一割は死ぬと言われているのですから 」とか言ってバス釣り正当化して再リリース禁止を否定するよくわからん理論を振りかざしてる団体には肩入れはしにくいなぁ。そんな変な人ばっかではないと思いますが(リンク先「清水國明 冒頭陳述」参照)。
#誰かツッコミ入れてあげないと、(元)芸人とはいえ世間に対してボケっぱなしってのは可哀相で。
  千葉の中学校で不適切な教材を使用 。まー、思想の自由がありますし、そこまで目くじら立てる必要はないんじゃないでしょうか。ただ、自由経済社会を否定するならば社会主義国家に修学旅行に行くくらいはした方がいいと思います。お薦めはキューバ。古いアメ車天国だし、 ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ も聞けます。中国なんかもいいですね。「どこが社会主義や」っちゅーくらい、みやげ物屋や物売りに引っ張りまわされるかもしれませんが。夜になると電気がストップする市街、盗聴器付のホテル、監視員を兼ねたガイドなどを楽しみたいなら北朝鮮もどうぞ。今の時期は特にお薦めしませんが(そういや、北朝鮮にも「人間の盾」って行くんだろうか?)。
  アメリカ、朝鮮機接近に正式抗議 。話によると接近、ロックオンされたのは コブラボールRC-135 という電子情報収集機で、アメリカにも三機しかないとか。戦術的にはミサイル防衛に関わる機体らしいけど、あたしゃそっち方面とんとわかりません。しかし、北朝鮮の外交戦略は「恫喝する→思い切った(ように見える)譲歩をする→相手からさらなる譲歩を引き出す」のワンパターンなんですが、あたしゃいままで大々的にアメリカを恫喝して無事で済んだ国家を知らないんですが……ってか、戦前の日本もそれでやられたし。金のぼうやにどんな勝算があるかは知らないですが、ヤクザの親分を脅すようなものだと思うのだけど…… 脅してなくてもこうなってる国もあるし本当に洪水か?
  公園内なら裸OKなのか。いい国だな 。裸デモはベトナム戦争時のアメリカでもあったんだっけ?
 なんか最近、 アバレンジャー が妙にお気に入りっす。いや、子供のケンカに親が出てくるが如きティラノの大人げなさっぷりとか(親とは木のうえに立って見ると書くのだ)、いつ「立てよ国民!」と言い出すのか楽しみなブラキオの銀河万丈っぷりとか。「いよう、土まんじゅうのニイちゃん」でもいいですよ。追加のメカは、どうもデザインを見るにトリケラの代わりに右腕にくっつくタイプみたいですな。流石にガオレンジャーのパワーアニマルタイプは数が多すぎて世のお父さん方から恨まれたのか。ヴェロキラプトルかユタラプトルあたり出してほしいのだけどなぁ。
 本日の買い物 奇妙な論理III鋼鉄の少女たち (1)( しけたみがの 作画手塚一佳原作)。
 あ、ちなみに 右往左往 (書評検索エンジン)から「導きの星(3)」で来た方、すいません。まだ読んでないっちゅーねん。二巻掘り出すところからはじめないかんっちゅーねん。書評を読みたい方は こちら へでも飛んでくらはい。
 追加:一昨日の「追加」は私も言いすぎたなぁと思うところはあるのですが、基本的にアメリカの「自由と平等」というのはアメリカ国民にとっての自由と平等で、そのためにはその他の国、場合によっては米国民の少数派であっても自由と平等はないがしろにされかねません。自国の権益追求はあたりまえのことで、「だからアメリカ潰せ」ということではないですが、そこんところを忘れてしまうと、アメリカという国を見誤ると思うのですよね。あまり言い訳になってないなあ。


2003年03月06日(木) 旧暦 [n年日記]

イライラ再生産

 ここんところ日記にいろいろ書きなぐってもちっとも気分が晴れず、なんでだろうと思っていたけども、書いた事件の問題でなく、むしろ自分の文章でいらいらしていたことに気付く。斜に構えたような書き方って、自分ではかっこいいつもりで結局安全なところから石投げてるのとかわらないのだよなあ。自分で書いたもののせいでイライラしてたら世話がない。と、言って消すのは不実に過ぎるので、昨日の分をとりあえずフォロー。
 教材の話題は、資本主義を否定して社会主義を求めるのは、思想の自由なんだから別に結構だと思う。資本主義の悪いところを教えるのももちろん構わない(事実である限りは)。しかし、数多あった社会主義国家の多くがどのような結末を迎えているか、それは今ではわかってしまっている。なにがいけないのか、どうすればいいのか、子供達の答えの見つけ方はさまざまだろう。社会主義国家の顛末を知った上でその主旨に惹かれるのならそれはそれぞれの自由だ。だが、そういったことを教えずに社会主義の理想だけを子供に刷り込むのは大人がすべきことじゃない。教育者ならなおさらだと思う。
 で、舌の根も乾かぬうちに アネクドート(旧社会主義圏ジョーク)スレ 。スターリンネタは勿論多いのだけど、フルシチョフ関連のネタが多いのは、「フルシチョフはユーモアのセンスのある書記長」だという印象が強いからだろうか。320番のジョークは定番だけども、いかにもありそうな話。スターリン懐古もこれと同じなんだろうなぁ。しかし、冗談のような実話が多いのも……
  ロシア軍で「ミスコン」 。え〜っと、小林源文のマンガに出てきたような女性将校じゃないでしょうね? と一応懸念を。
 「マリオガン」に出ていた「赤い拳銃」って51 NAVYとピーメのチャンポンみたいな銃だなあ、と思っていたら、実在するらしい。 71-72モデル がそれ。うーん、過渡期の銃だったのか。パーカッションらしいけど。
  うででん 、なんか妙に面白くなってきたんですけど。
 始めてやったネットゲーム「The World」で謎のキャラ「アウラ」に渡された「黄昏の腕輪」を渡されたシューゴ。そのせいで、シューゴはゲームの違法行為を取り締まる「碧衣の騎士団」に追われる身となり、妹のレナもクラック集団に拉致される。シューゴに好意的だったゲーム会社の社員バルムンクも部下のレキの密告のせいで更迭され、レナの手がかりはなし。そんなシューゴの前に、レナの手がかりを持って現われたのは、バルムンクを裏切ったはずのレキだった。
 これまでただの妹萌え「超」邪道アニメかと思っていたら、事態は急展開。レキはただの裏切り者でなく別の意図をもって行動してるし、クラッカー餓鬼集団はあっさり黒幕に始末されてその黒幕はアウラと対をなすっぽい放浪AI。アウラがシューゴに腕輪を渡した理由、そしてアウラともう一人の放浪AIが「The World」内に存在している理由は? あ〜、製作者側の意図に見事にのせられてるなぁ。
  Wolf's Rain #7。堕落した狼たちの街を抜け、「楽園」へと向かうキバたち。一方「花の娘」チェザをさらったダルシアに、チェザのいた研究所からの追撃隊が迫っていた。しかし、その追撃の中、チェザは突然覚醒し、ダルシアの機から飛び降りてキバたち狼と合流してしまう。
 ダルシアの機体を飛び降りたチェザの「クルクル」に大笑い。プリンセス・チュチュかい!? 設定ではチェザは盲目らしいのだけど、ちょっと見てる限りすぐにはわからなかった。しかし、それ以外は概ね良し。「花の少女」と狼たちの不思議な結びつき、そして逃避行のバックグラウンド、そういった背景は描かれたように思える。でも、「花から人間なんて!」って、お前らがそれを言うか、トオボエ? 沢口靖子と薔薇とゴジラでビオランテが出来るんだ。世の中に不思議なことなどなにもないのだよ。チェザの導きのおかげで研究所の追撃から逃れた狼たちだけど、これからは楽園を「追う」側から人間に「追われる」側になる。さて、どうなるのか。
 正直、今の国際情勢はどうなのか、何が正しいのかまったくわからないけど、しかし、とある本に書いてあった戦争経験日本人の言葉がある。「戦争はしてはいけない。しかし、始めたからには勝たねばならない」けだし真実。(名言、ではない。まったく、全然。)


2003年03月08日() 旧暦 [n年日記]

落し物

 今日、普通は落とさん、というか落としたら気付くだろうというものを落としてしまった。いや、なにかって言うと、ワインのビンなんですけどね。どこで落としたのか、全然わからん。う〜む。
 ワインを買ってきたのは近所のディスカウント酒屋で、サントリーのジャック・ダニエルを置いているのはちとなんだが、品揃えは結構良い。おまけにかなり安め。なので、かなりの頻度で利用している。ただ、住宅街の酒屋のために、夜の八時には閉店してしまうことと、経費を削るためか袋のビニールがかなり薄手で、こういう拍子に破れてしまうということのみがちと不満。まあ、あの価格で売ってるのだから、経費削減はやむをえないかもしれないが……今度からエコバッグ持ってこ。
 ちと一日中家にこもって作業。バイトのようなものだけど、結構しんどいなぁ。ここを読んでればわかると思うけども、私はあまり人にわかりやすくものを説明するというのは得手な方ではない。一対一でインタラクティブに説明するのならまだしも、わかりやすさよりも「正確に」書こうとするところがある。理学系の悪いところである。う〜ん。
 で、キーボードとディスプレイに向かってかちゃかちゃやっていたら、つけっぱなしにしていたテレビから、反戦デモのニュースが流れる。イラクの件は、私は「賛成」とも言えないけども「反対」とも言えない、という非常に曖昧な意見で、あまり人様のことをどうこう言えるものでもないのだけども、「軍隊で平和は守れない」というプラカードがあった、というのを聞いた。
 このプラカード自体はイラク情勢のことを指しているだけなんだろうけども、実際には「軍隊ナシには平和は維持できない」というのが現実でもある。無論、軍事行動は多かれ少なかれ悲劇をまねくので、ない方がいいには決まっている。しかし、軍隊も医者、警察、消防士などと同じく「必要とされないのが一番望ましいが、実際にはなければならない職業」なんである。なんてことを考えるのは、軍隊アレルギーに対するアレルギーなんかなぁ。
 で、こう言ってはなんだけど、なんだかなぁ、なのが「人間の盾」の方々。イラク政府に軍事施設に配置されそうになったので、帰ってきた方々がかなりいるらしい。軍事拠点のピンポイント攻撃が可能になった現代戦で、人道的施設に人間の盾が行ってもおそらくあまり抑止力になりえないだろうので「、国連軍(ほとんど米軍だろうけど)に対する威嚇としては、結局軍事施設に行くのが一番効果がある(それでもどれ程のものかは疑問だけど)のだから、そういう流れはしごくもっともで、なんでそんなことも予想できなかったのだろう。
 ってなことを友達に言ったら、「人間の盾ってのは身体をはった抗議活動で場所が問題なのではなく云々」という返事が帰って来た。それが真実かどうかわからないけど、だとしたらのこのこ帰って来た人たちはフセインと仲良く反戦運動やろうと思ってイラクくんだりまで行ったってことですか? 反戦運動の対極に位置する軍事政権の独裁者に、ああた、一体なナニを期待してるですか? いや、それが本当の話かどうかは知らないけど、反戦活動してるわりに戦争の仕組みをあまり知ろうとしてなさそうではある。う〜む。
 つか、前に紹介したネタ( ここ の419番 )そのままのことやるとは、さすがに私も思ってませんですた。
 で、どうも期待されてるらしい北の話題。昨日見て、もうソースが流れてしまったが、韓国外交筋が「北朝鮮の核は日本に向いてるから問題ない」とアメリカの外交筋に語ったとか。怒るより何よりまず、なんで連中こんなにお気楽なんだと頭抱えちまいます。国境での小競り合いやらなにやらでそれなりの韓国軍兵士がなくなってますし、そもそも4、50年ほど前には同民族同士で血で血を洗う戦いをやってるんですよ? 韓国の方はあれから何代も代替わりして(なんか、代替わりのたびに前任者が犯罪者になってた気もするが)軍事政権からまがりなりにも文民統治になりはしたけども、あちらはまだ一世代しか代わってなくって、しかも多分前よりもなお悪い指導者になってるんですよ? 平和ボケと言うよりも、むしろなにか悪いもの食ったとしか思えん。
  「兵器を奪って攻撃するとは罠のようだ」ベルギー外相 。つか、むしろ罠だし。家康だって大阪城の堀を埋めたし、劉邦だって講和して撤退する項羽を追撃してやっつけちまいましたよ? あまりに見え見えの行為だから非難されても仕方ないけども。まあ、ベルギー外相もわかってて言っているのだとは思いますが。
 うー、今日はもうネタがないなぁ。一応、 世界史系ジョークスレ5 にリンクをはっておこう。あ、この手のスレの常として、 過去スレ の方がネタが面白いです。
  少女マンガ家占い 。占いってより、入力されたデータを集計して、クラスタリングしてるらしい。ヲイラもやってみましたが、結構嗜好を反映してました。しかし、士郎正宗が何故少女マンガ家に含まれてるのだろう……


2003年03月09日() 旧暦 [n年日記]

ワイン見つかる

 結局帰りに寄った書店で手荷物を床に下ろしたときに、ふとした拍子に袋が破れて落ちていたようです。ってわけで引き取ってきました。そのワインは セプ・エクスキー で、ワインと言ってもテーブルワイン。これが、400円ばかりで売っていたんで買ってきちまったわけです。赤でもそんなに酸味や苦味も強くなく、400円で買えるならお得だと思う。
  京都南禅寺が帝国軍により制圧 。てーこーくはーつーよいーつーよいー♪ 実際には スターウォーズコスプレ愛好団体 によるパフォーマンス。いやぁ、殺伐とした日常に潤いが出ますね?(そうか?)
 わりと前に既に公開されていたのだけど、 アニマトリックス第二話日本語版 。ダウンロードもできます。今回は「獣兵衛忍風帖」などの川尻善昭監督。「獣兵衛忍風帖」は日本ではマイナーだけども、アメリカではカルト的な人気があり、「マトリックス」でモーフィアス役を演じているローレンス・フィッシュバーンも「是非獣兵衛が実写化するなら自分が獣兵衛を演じたいね!」と言っている。おいおいオッサン、それは流石に無理だって。今回は前回のSecond Renaissance 1よりも映画のマトリックスの世界とのつながりが視聴者にわかりやすく、しかもジャパネスク趣味という海外のアニメファンが期待するような出来にまとめあげられている。秋には全話を収録したDVDも出るらしい。買ってしまうかも。
  韓国、パクリすぎ 。ネタ元は言うまでもなく「はじめの一歩」。パクってる方は多分韓国のオリジナル(?)ですね。こういうのは一般に「トレース」と言います。パクってるマンガと「はじめの一歩」が逆なのは、多分パクリマンガを書いた作者は韓国で刊行されたものを見て真似たのではなく、日本で出版されたものを見てパクったんでしょうね(海外ではマンガも日本とは違い右開きではなく左開きなので、日本のマンガは左右反転させて印刷することが多い)。でもパクリですが。(^^;
  蘇えった男:七人に集団暴行死させられていたはずが?  うーん、こういうミスってやっぱあるものなんですな。記事には書いてないけど、どうも当の男性は路上生活者っぽい気がしますな。でなきゃ、5年以上も気付かないってのも……
  ファイズ は、新しくオルフェノクになったばかりの海堂が泣かせる泣かせる。自分をかばい傷ついた勇治を放って帰るは、他人を遠ざけるようなエキセントリックな行動ばかりが目立つ男だけども、実はかつてはクラシックギターの天才と呼ばれていた。しかし、事故でギターが弾けなくなってからはこれまで追従してきた連中にまで馬鹿にされ、何より愛するギターを二度と弾けないという事実が彼を絶望の淵に叩き落としていた。決して勇治たちに心を開こうとせず、奇抜な行動で自分の本心を隠しそうしているが、実はそれはプライドの高さの裏返し。誰もいないところで二度と弾けなくなったギターを壊そうとして出来ずに慟哭し、また、かつての同級生への復讐に大学に乗り込みながらも、彼にあこがれる新入生の演奏にかつての自分を重ね合わせ、復讐のことなど忘れてレッスンに没頭する。性格付けもさることながら、海堂役の唐橋充氏が実にいい演技をする。 東映公式ページ によると来週はもっと泣ける話だそうで、オイオイ、これ以上泣かせてどうするの、と思ってしまう。ってワケで 2ch特撮板海堂直也スレ にリンク。主人公巧の方も、啓太郎のクリーニング店常連のおばさんからの頼みで、おばさんの息子に家に戻るよう、啓太郎ともども説得するはめになる。実はその息子が海堂にあこがれ入学した新入生で、夢を語る彼の真摯な言葉に、「夢」に憧れながらも見つけられない巧はいらつき、啓太郎や真理に当り散らす。やはり、ファイズのテーマは「夢」と「挫折」っぽいなぁ。
   例の「戦争とは何か」が中国国民党宣伝本だったという記事の載っている「正論」を立ち読みしてきた。東中野氏は山本弘氏などには「トンデモ本作者」扱いされていて、その中立性には疑問がある部分はあるのだけども、一読したところ東中野氏が発掘したと言う資料の信憑性いかんだと思う。本当だとすればティンパリーが発行した自主出版ではなく、中国国民党が資料の提供から印刷製本まで大々的にバックアップして発行したということになる。その他の論は状況証拠からの推測・憶測以上ではないので、あまり真面目に捉えすぎない方が良さそうである。