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2002年10月01日(火) 旧暦 [n年日記]

KB-Bridge has fallen down♪

 パラオの KBブリッジ なのだけども、1996年という、インターネットが整備されきっていない頃の事故のせいか、どうにも「韓国の会社が工事を落札した」というニュースとかが見当たらない。本当に韓国の会社なのかなぁ、と英語ページを調べていたら、 ありました 。しかも韓国の有数の企業グループ・大宇(Daewoo)の傘下の会社っぽいです。オイオイ。
  遠い南の島に、日本の歌を歌う老人がいた ( 2ch ハングル板)。自称元従軍慰安婦の証言とかを疑ってかかるからには、人非人と言われても、こういう話も当然疑ってかかるべきなのだけども、パラオで全滅した日本軍を語るパラオの人たちの話をほうぼうで見るにつけ、根拠はないけど本当ではないか、と思えてきてしまう。軍国主義ばんざいとかでないけども、そういうこともあったかもしれないと、単純に思う。何時の新聞のコラムに載ったのか、確かなところは不明なのだけども、(おそらく)引用元のスレでは「 ロッキード事件の頃の毎日新聞に載っていた 」という記述もある。いずれにせよ、ただのお涙頂戴の作り話かもしれないけど、こういう単純なものに単純に感動してしまうのも事実。
 いまさらだけど、 さいたまのリンク集 (特別企画)。なんで「さいたま」なんだろう? さっぱりわからないが、インパクトはある。さいたま県民の感想キボン。
  PS2にテレビ番組録画機能搭載 。え〜っと、ひょっとして、ゲームしてると録画できませんか?(;_;) そりゃ四六時中ゲームしているわけではないけど、ハード単体の付加価値をつけても、頭打ち、もしくは縮小傾向にあるゲーム市場の底入れがなくては根本的解決にならない気も。って、買い控えしようかどうしようか、私が迷ってるだけですが。
  邦画の海外上映、国が支援 。う〜ん、大丈夫かいな、なんとなく。
 メモ。
  スペース・ボール NHK-BS 10/08
  ポストマン (原作は結構面白かったんだけどねえ)
  あなたに降る夢 (ニコラス・ケイジが出てるってだけ)
  サンダカン八番娼館 (よく考えると、通して見たことがない気が)
  赤頭巾ちゃん気をつけて (前にバーのマスターに(原作を)薦められて読んでませんでした。ハイ)
    プライベートライアン NHK-BS2 10/26
  サイレント・ランニング NHK-BS 10/20
  金曜アニメ館(ゲスト:富野由悠季) NHK-BS 10/11


2002年10月03日(木) 旧暦 [n年日記]

Ashes to Ashes, Dust to Dust

 先日の 崩落したKBブリッジに関しての記述 だけども、ちゃんと読んだら施工はKBブリッジじゃなくってBabeldaob loadに関する工事の受注でした。結局一代目KBブリッジの施工はどこがやったのかはわかりませんでした。東亜建設(日本にも同名の会社があるけど、それとは別)がそうではないかと思える記述もあったけど、確かなところはわかりません。
  ダスト ( Trailer 19MB ) を見てくる。
 こそ泥のエッジは、あるアパートの一室に忍び込むが、そこに住む老女アンジェラに見つかり、逆に銃で脅される。隙あらば逃げ出そうとするエッジの鼻を叩き折ってアンジェラが話し出したのは、何故か100年前の、バルカン半島に渡った兄弟のガンマンの話だった。現代から過去へ、ニューヨークからマケドニアへ、エッジはわけもわからぬまま、老女の隠し持つ金貨を目当てに話を聞きつづける。
 この映画は、現代でエッジに話をするアンジェラと、アンジェラの語るルークとイライジャ兄弟の物語の二重構造になっている。「物語とはなんであるのか」「物語るとはどういうことなのか」劇中のメタストーリーの存在としてのアンジェラを強調することで、そのことを浮き彫りにしている。またそれこそがテーマでもある。以後ネタバレ反転。 アンジェラとルーク兄弟の関係が見え始め、アンジェラの語る兄弟の物語が佳境というところでアンジェラの様態は急変し、物語の結末は語られぬまま語り部はこの世を去る。しかし、もはや金貨だけが目的ではなくなったエッジは飛行機の中で隣人に物語の結末を語る。その結末は、おそらく正しくもないが間違ってもいないのだろう(語り手がエッジになったところで、多分意図的にうそ臭い描写が増える)。しかしアンジェラにとって兄弟の物語は自分の墓碑だった。エッジはその墓碑を完成させる。アンジェラの物語においてはそのことこそが大事なのだった。兄弟の物語はアンジェラの誕生の物語でもある。彼女がそこにいたことを証明する唯一のものであり、エッジは彼女のために物語を終わらせた。 ただの入れ子構造的なメタ物語ではなく、物語る者と物語られる者にとって物語とはなんであるのか、兄弟とアンジェラを語る物語である以上に、物語を語る物語だった。1.5点。
 2号が出るかどうか半信半疑だった トラマガ で、「ガンバの冒険」がコミック化。原作(冒険者たち)とアニメを一緒にしたような内容になるらしい。作画は 一式まさと 氏。作家陣は1号で心配したよりも結構無難な線を揃えるつもりらしい。しかし、雑誌のコンセプトはわかるのだけど、ゲームセンターあらしやとどろけ!一番は今見るとやはりつらい。


2002年10月04日(金) 旧暦 [n年日記]

地球の上に夜が来た、その裏側も夜だった。

 実は何気に「かの国」ネタな 画像 。極東地区にて消滅している国が!?
  マレーシア「日本より韓国を学ぼう」/「韓国のやることなら、何でも正しい。韓国を学ぼう」 。朝鮮日報の記事というのがミソ。たしかに Malaysia Striats Timesに韓国を見習おうという記事はある んですが、タイトルからして「Whatever Korea Inc is doing right, Malaysia wants to copy」───つまり「韓国がする正しいことはなんでも、マレーシアはコピーしていきたい」です。まあ、要は国がバックボーンになって小数の財閥を強化することで国際競争力を持つ企業を育てる方針を見習いたい、と言ってるんですが……まあ、なんつーか。
  2chニュース速報+板 より 赤すぎない「天空の城ラピュタ」はジブリ自信作じゃない? 。なんだ。宮崎駿の政治ポリシーのことかと思った。
  Xbox2はPS3より先に出す (英語記事)。まあ、期待しないで待ってみましょう。
  世界でもっともおもしろいジョーク 。あんまり面白くありません。世界でもっともおもしろいジョークってのは、たくさんの翻訳者が一単語ずつ訳していかないといけないようなジョークを言うのです!
  黄身と白身がひっくり返ったゆで卵 。いや、すごいことはすごいんだけど、何の役に立つのかが…… ここ にも「いまのところ用途はありません」とか書いてるし。おいおい。
  林哲矢さんの日記 (10/3)より、 目の錯覚の例 。いや、理屈はわかるのだけども、これは実際にAとBが同じか調べてみるとびっくりする。これは錯覚と言っても眼球網膜の画像処理を利用したトリックと言った方が正確だろう。
  教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史ヽ(´ー`)人(´ー`)ノ 反応リンク集 。あ、ここも貼られてる。しかも○○君の話まで……○○君、ごめんよう。
  あずまんが大王 最終回。可もなし、不可もなし。原作最終回を無難にまとめました。期待を超えるものを作らなかったけど、期待はずれのものを作ったわけでもない、ってなところでしょうか?  しかし、この最終回で「アニメは漫画を超えられない」としてしまうのもどうかと……
 「シスター・プリンセスRePure」。友人がチャットで「見ろ、見ろ」って脅かすんだよぅ。眠かったんでビデオだけ回して睡眠。で、Aパートだけ見たんですが……気をつけろ、上から来るぞ! じゃなくって、電 波 が 危 険 す ぎ ま す。安全基準をオーバーしてます。臨界反応ですよ? ダメです。オイラには耐えられそうもないです。どうせやるならこう、妹十二人が最後の一人になるまで殺しあうとか、「お兄ちゃんどいて! そいつ殺せない!」とか、そういうハートフル(Hurtful=有害な)ストーリーをですねえ……あ、作画は田口雅之氏でお願いします。
 しかし、これも商売なのだろうけど、こういう「まずキャラクターありき」で「ストーリーなんかいらない」というコアなファンだけのためのアニメが増えるってのもなぁ……萌えにしろなんにしろ、キャラクター性というのはストーリの中におかれてこそ意味があると思うのだけど。超正常反応の記号の羅列を見せられても。
  ぷちぷりユーシィ 。ぶっちゃけ、「プリンセスメーカーthe TV」です。しかも3です。ある意味、これもキャラクター先にありきのアニメという気もするけど、こっちは定番のお約束を抑えていて、そんなに悪くありません。
 最後に連絡。「ペコ×スマイル 受け」で検索されて来た方。私にそういう趣味はありませんので、そういうキーワードを求められてもお力にはなれません。悪しからず。


2002年10月07日(月) 旧暦 [n年日記]

ナイル河畔で日が暮れて

 こないだの 衛星写真による世界の夜景 だけども、あれを見た友人から「なんでエジプトはナイル川沿いだけあんなに明るいの?」と突っ込まれた。なんでだろう、と調べると、 エジプトは国土の97%が砂漠 (96%という話もある)、 地図 を見ると、都市はナイル川流域に集中しており、あとは点在するオアシスに多少あるのみだとわかる。これじゃ、ナイル川がイルミネートされるわですわな。田舎の電化率もおそらくたかが知れているだろうし。
 同じくこないだのネタの「妹十二人で最後の一人になるまで殺しあう」ネタだけども、 もうやった人がいるそうで (mastさんの日記)。やはり考えることは皆一緒らしい。きっと、突然現れた兄を名乗る人物にカードデッキを渡され、「戦え」と強要される十二人の妹。そいでもって「もったいつけるな。お前が十三人目だろう!」と言われて正体を明かす十三人目の妹であるところの兄……ワケわからん。(上記の内容はあくまで根拠lessです)
 いや、がんばって「RePure」のBパート見たんですけどね、Aパートを上回る電波っぷり。これを公共の電波で流すのはヤバイだろう、というレベル。こういうものはエンドルフィン垂れ流し系のダメダメファン向けのOVAにでもして、貴重な深夜放送枠はもっとマトモなものに明け渡していただきたい所存。つまり、「もう見ねえよ、ウワーン」ってな感じ。でも、9、10話は 吉岡たかを 氏脚本らしいです……うむむ。
 それとは関係ないけど、 漫画版HAPPY☆LESSONの漫画家氏のサイト 。この人も同人で(当該作品の)パロやってた方ですか。
  きみは、衛星軌道に乗せられるか? (JAVAアプレット)。数撃てば通常の周回衛星軌道に乗せることはなんとかできるけど(でも、何時間ももたない……)、「超低空軌道」とか「静止軌道」とか「月周回軌道」とか「8の字の月−地球間軌道」とかに乗せた猛者もいるそうで( H-IIAロケット総合スレッド-F4スレ 参照)。月の引力ってこんなに影響でかかったんだ、と自分でやってみると改めてわかる。
  高知工科大の学生、超微細シリコンの安定的製造に成功 。こういう一足飛びの技術進歩ってのはなかなかないものなのだけど、可能性は色々広がりますわな。特に、学生が発明したってところがよろしい。
 今回の 龍騎 を見て、通常のドラマに近い展開を盛り込んでるので、45分枠でなくては実は結構つらいのではないかとちょっとだけ思った。でもちょっとだけ。
 今回は浅倉の再度の脱走→再度タイーホだったのだけど、なんつーか、コイツも懲りませんわな。浅倉のデッキにコピーベントがないのは、きっと暇を持て余しすぎると自分同士で戦いかねないからじゃないかとか思ったり。しかし、火花散らして派手に引きずりまわされるところはカッコイイのだけど、準備体制段階に蹴り一発でファイナルベント解除ってのは、早くもヘタレ化の予感。>タイガ
 名古屋では一週間遅れで、まあ、フレッツONLYだけどネットでもやるからいいか、とか思っていた ガンダムSEED 。ところがフレッツスクエアのページ見てみたら「 今回の配信エリアは、フレッツ・スクウェア提供エリアのうちTV放映された地域のみとなります 」とか抜かしやがってます。名古屋をなめとりますか? いや、冷やかし半分なんだけども。
  キングゲイナー は、「ヤッサバ、やぶれかぶれ」の巻。ノリと生命力と男の美学で生きるサブキャラ、ヤッサバが主役食いまくり。いいなあ、こういう意地汚くも、一本筋が通ってるキャラって。死にそうでいてなかなか死なない。シリアスかってえとそうでもないのだけど、ギャグというわけでもない微妙なライン。爆笑するわけではないんだけど、可笑しい。こういうとこが上手い。しかし、ヤッサバは結局生きてるんだろうか? 殺しても死にそうにないキャラではあるけど……荒木飛呂彦流に言えば「ヤッサバ・ジン−スタンド名『ブラックメイル』 再起不能(リヤイヤ) To be continued」って感じ? 「こんな現実からは消えてやるぅ!」って台詞もなんとなくスタンド使いっぽい……ってエキセントリックな台詞回しは御大の方が専売特許か。
 しかし、あのアイキャッチは微妙だ……
  ギャラクシー・エンジェル の第三期放送。友人曰く「理解不能の許容値を超えそう」。作話法自体がどんどん崩れています(笑)。まあ、伏線もへったくれもない展開に、受ければいいとばかりに後先何も考えてないシチュエーション、このまま誰もついていけない事象地平へ突っ走るのか、それとも独自の様式美になるのかが非常に楽しみです(楽しみ方が間違ってる)。


2002年10月08日(火) 旧暦 [n年日記]

今年もノーベル賞っすか

 去年は自分とこの大学の人が受賞したんで結構オマツリワショーイだったのだけども、今年は東大ということでそれほどでもない。それでも、 スーパーカミオカンデ 計画の推進者が受賞ということで、嬉しくなかろうはずもない。しかし、 小泉首相のコメント がちょっとなんだかなあではある。確かに明るいニュースだし、嬉しいことではある。けども、これは今の日本の成果、とは必ずしも言い切れない。理系の土壌が育つ下地を作り、その中で育ててきたのは小柴先生らが若かりし頃の日本である。無論、懐古趣味ではないつもりだし、今の日本を不当に貶めるつもりもない。しかし、予算をかける、かけないはともかく、とにかく種を蒔かねば芽は出ない。技術を売るしかない日本としては、研究者、技術者が伸びていく土壌を作ることは不可欠だと思う。ノーベル賞の受賞数は、必ずしもそれを反映しているわけではないけども、その成果の一つの指標だと思う。ただ「明るいニュース」では済ませてはいけない。「日本のために」なんて言うと陳腐だけども、ずっと先も明るいニュースを聞いてみたいじゃない?
 おなじ日本の世界への進出でも、素直によろこべないのが こちら 。村上隆氏がデザイナーとしてどうか、というのは正直わからないし、今回発表したバッグのデザインもどういうものかは知らないのでなんとも言えない。でも、村上氏のもてはやされ方というのは、オタクとして、なんだかなぁ、ではある。何故か。それは、おそらく大部分のオタクというのは村上氏の作品を見ても楽めないからだと思う。美少女が出てきたりのオタク向けの作品というのは白眼視されがちだけども、どんな駄作であろうとも、エンターテイメントとして世に出て、商業主義のルールの中でユーザーにその評価を問うている作品であり、成功するしないはともかく、「人に見て、楽しんでもらう」ためのものである。しかし、村上氏の作品はそうではない。いや、オークションで高値がつけられるのだからそれを望んでいる人もいるのかもしれないけども、少なくとも私は「誰に楽しんでもらうためのものか」は理解できない。だから、アレはオタク文化のパロディかもしれないけどオタク文化の外にあるものだし、エンターテイメントであるかどうかすらも疑わしい。先人たちの作り上げたもの(人から見てくだらないものも数多く含んでいるかもしれないけど)を剽窃しているようで、好きにはなれない。

  キングゲイナー の副読本(?)「 オーバーマン キングゲイナー イントロダクション 」( 太田出版 )を購入。いつものアレっぷりが炸裂するのっけの富野監督インタビューがステキすぎ。富野監督は決して人格者ではないけども、述べてることは概ね正論だと思う。富野流作劇術がすべてではないけども、それを否定しうる、拮抗しうる作品を作りうる者は、いったいどれくらいいるのだろうか。余談だけも、先日書いた「 グレートメカニックvol.6 」では富野監督と出渕氏のインタビューがそれぞれ載っていて、なんで「ラーゼフォン」がああなってしまったのか、非常に得心が行った。
 同じ書店で「 ゲーム批評 」の11月号が出ていて、特集が「セガ地獄」と「ゲーム脳」。うーん、ある意味面白そう(笑)。
P.S.すいません、多分「バトルロワイヤルネタなんだろうなぁ」とは思ったんですが、「兄が十三人目の妹」というワケワカなネタをやりたかっただけなんです。ごめんなさいごめんなさい。


2002年10月09日(水) 旧暦 [n年日記]

宇宙探査機クワオワ一番!

  過去最大の小惑星が発見された わけだけども、命名された「クワーオワー(Quaoar)」って、いったいどこの神様やねん、ということで調べてみた。
  ロサンゼルスにいたTongva族の神話の神様らしいTongva族のサイト )。ネイティブアメリカンっつっても一体どのくらいの部族がいると思ってるねん。
 このことを調べるとき、ほとんどの英語の記述が“native American”とはなっていなくて、ただ“tribe”とか、“American Indian”とかされていた。よく考えると、今では「朝鮮」とか「支那」とかは差別用語とか言われてメディアで使うといろいろうるさいけども、朝鮮半島は普通に「朝鮮半島」と言うし、東シナ海は差別だと文句を言われたとは聞かない。もともと、朝鮮も支那も差別的な意味合いから発生した言葉ではないはず。もっと言えば、「支那」も“CHINA”も昔の「秦」の国名から派生した単語であり、支那という単語を文句を言うのなら、当然英語のCHINAなども文句を言わねばならない。なんなんだかなぁ。
 話を戻して、小惑星の大きさってどのくらいのものだろうというのも気になって調べてみると、 1000kmクラスの小惑星も案外と結構あるらしい 。観測技術の向上のせいか、ここ数年でも結構見つかってるみたいである。うーん。
  小惑星の名前の由来 を見てみると、ギリシャ神話がやはり多いので、クワーオワーという名前はなかなか良いかもしれない。エリュヌースだのなんだのと俗な名前をつけられるよりはよっぽどいい。
 いや、まだ見ていない ガンダムSEED なのだけども、2chでのスレの伸びが物凄い。しかし、 キングゲイナー のスレと比べると、明らかに内容が異なっていたりする。 ( ガンダムSEEDスレ9キングゲイナースレ4 ) 「なるほど、これがキャラクター主体の作品と、作劇主体の作品の違いか」と納得したり。どちらがどちらかまでは説明する必要はないっしょ。
  どこかの国に聞かせたいタイの首相のお言葉 。いや、具体的には「ODAは好意ではなく当然の義務」と抜かしたどこかの国ですが。あと、その半万年属国。
  ノーベル化学賞に日本の田中耕一氏 。目出度いのはたしかなのだけど、連続すると流石に修辞も切れてくるのであまり多くは語らない。
 あずまんが大王に代わってはじまった The ビッグ・オー 。数年前に1クール13話のみがWOWOWで放映された。 小中氏のページによると 、予定の変更により2クール26話が半分になったので中途半端で終わってしまったが、アメリカのファンからの声援が大きく、このたびの続編製作決定となったことは以前書いた。日本よりは、海外の方がアニメのアート的な部分を認める素地はあるようである。アートアートと言われてもそれはそれで困るけど。まず既放映分の13話を流してから、新作13話を流すという形なので、以前見た内容なのだけど、二度目の放映でもそれなりに楽しめる。ちゃんと作れば、そうなるのだよなぁ。


2002年10月10日(木) 旧暦 [n年日記]

愛国度の審査

 なんでも福岡市の小学校の通信簿に愛国度の評価という項目があったとか。そんなのどうやってはかるねん、と思うけど、おそらく「 愛國戦隊大日本 」をどのくらいまで歌えるかとか、そういうことではかるんではないかと。エンディングまで歌えたら神。
 しかしニュースそのものよりも、 slash.jpでのスレッド のかぐわしさっぷりがヲッチャーとしてはなかなかおいしい。いまどき 強制連行だの、ドイツの個人補償の例を持ち出す 輩がいるというのもなかなか天晴。いや。当時の行為をすべて「なかった」とか言うつもりはないのだけど、自説に都合の良い部分のみをつなぎ合わせて過剰に貶める必要もないと思う(事実、それに続くレスで揚げ足とられまくり)。ただ、愛国心というのはあっても良いと思うが、日本の場合、それを特に必要としてるかというと、どうかという気もする。愛国心とか民族主義というのは、一種の防衛反応だと思う。まあ、今の日本は平和ボケしすぎだという気もしないではないけども、過剰に防衛反応を出しすぎても逆にアレルギー反応起こしそうで。誇れるようなことばかりの国でもないし。 萌国主義 くらいがちょうど良い? いや、それもどうかなだな(国を評価するのでなく、個別の人や文化を評価したいものである)。
  チャールズ・ホイットマンか、スコーピオンの再来 ? もしくはほほえみデブか? いずれにしても、アメリカも理想的な国ではない。そんな国があるのかどうかは知らないけど。
 ゴミ捨て場に17インチディスプレイが二つ転がっていたので拾ってくる。なんと両方とも正常作動。おまけに一個はナナオのディスプレイ。なんてもったいないことしやがるんだコンチクショウ! ありがたくつかわせてもらうぞありがとう!(どっちだ?)
 昨日はデータがなかったんでほとんど触れなかった「ノーベル化学賞」の田中氏だけども、今日続く報道を見て、在野の研究者だとか、43歳だとか、続々驚く情報が。こりゃびっくりですわ。とくに、 研究畑にいるために昇進試験を受けなかった というのは研究者として胸を打たれる。いや、管理職も管理職で大変だと思うし、それが研究職よりどう、とは思わないけど、やはり打ち込む姿勢というのは見習いたいものである。
  NHK-BSで放映している 「宇宙船サジタリウス」が気付けばあと三回の放送になった。最後のエピソードってすごく好きなのだよなぁ。愛だの友情だのと臭い台詞が飛び交う番組だけども、結局それが陳腐だと思いつつもどこか心に引っかかるのは、妙に現実的な苦しみと弱さを持った主人公たちのドラマがあったからだと思う。必要なのはドラマだ、と思う。
 北朝鮮関連は、「何故か拉致死亡者の生年が、事前に日本が引き渡した資料に記載されてた、間違えた生年月日と同じだった」とか、「知らないはずの本籍が記されていた」とか、「米朝の交渉が決裂気味」とか、どうもアジア大会はあちこちから評判悪いぞ、とか……あ、最後のはちょっと違うか。ホームランはないけど、ヒット級が結構続いてる。ネタ国家としてはやはり最高の資質を秘めている。