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2001年09月01日() 旧暦 [n年日記]

ビバップ見てきた。

 ビー・バップ・ハイスクールでなくって、 カウボーイ・ビバップ ですんでそこんとこヨロシク。
 20分前に劇場に行ったら、もうすでにかなりの列。公開初日とは云え結構すごい。しかも結構ご年配の方とかもちらほら見える。大丈夫かいな、とか思いながらも開始時間。劇場内へ。
 なんとか席には座れたのでのんびり視聴。時々お尻が痛くなったけど。
 「カウボーイ・ビバップ劇場版 天国の扉」全26話なのに最初13話しか放送されずに、その後WOWOWにおいて全話ノンスクランブル放送されたアニメの劇場版。ラストは鳩で挽歌2でくどーちゃんな最期だったのに、続きなんて出来るの? と思う人もいるかもしれないが、映画はテレビ放映中のエピソードの中の時間軸の話。とりあえずネタバレ注意報って事で。
 冒頭、のっけから小口の賞金首相手にあぶない橋を渡るスパイクをどやしつけるジェットだが、スパイクは相変わらずどこ吹く風。一方フェイはそれよりはもう少しマシな賞金首のクラッカーを追跡していた。ところがその賞金首が乗っているはずだったタンクローリーに乗っていたのは全く別の男。しかも、男が車から降りた直後タンクローリーは爆発炎上。周囲を巻き込む大惨事になるが、被害はそれだけにとどまらなかった。爆発に巻き込まれなかった周囲の人間も次々と倒れ、最終的に死者70名以上の事故になった。ISSP(警察)は細菌か化学兵器を使ったテロと断定するが、被害者の身体からは肝腎の毒物も病原体も見つからない。事故を起こしたテロリストに三億の賞金が懸けられるが、目撃情報も何もなくお手上げ、ただフェイのアテにならない目撃と、像のぼやけた断片的な映像だけが頼り。それでも三億の賞金に目がくらみ、情報を探す三人。しかしモロッコストリートに入り込んだスパイクは妙な男の導きで壷を買わされてしまい、ジェットは昔の同僚からどうも数ヶ月前の製薬会社の荷物が盗まれた事件と関わりがあるらしい、という話が聞けただけ。ところがスパイクが持ち帰った壷の中から、エドが小さな硝子球のようなカプセルを見つける。スパイクがジェットの聞いてきた製薬会社に探りを入れている間、ジェットとエドがそのカプセルを調べることに。そしてスパイクは潜入した製薬会社で、腕にテロリストの男と同じ刺青をした女、エレクトラと出会い、ジェットとエドはカプセルの中身の秘密を知る事になる…
 完全に外伝的エピソードな話。テレビを知ってる人には「アンコール」であり、知らない人にも楽しめる洒脱な内容。スパイクは相変わらず飄々としてるし、ジェットは苦労性だし、フェイは2.5枚目な美女だし、エドの動きは変だし、アインは天才だかなんだかわかんない。映画として特にどう、ということは云えないけど、でもファンなら見といて損はない。ファンなら2点、そうでなければ1.5点。
 しかし最近はエドの声を聞くとどうもテリアモンの声に聞こえてしょうがない…思わず「モーマンタイ」と言うのを期待してしまってたよ。(声優が同じ多田葵)


2001年09月02日() 旧暦 [n年日記]

愛國戦隊大日本

 SF大会絡みで「愛國戦隊大日本」(もしくはただ「大日本」)という単語が出てきてますが、何かというと GAINAX の前身であるアマチュア創作グループ「DAICON FILM」(すんまそん、私もゼネプロとDAICON FILMとGAINAXの関係をいまいちよくわかってないっす)が十数年も前に制作した「スーパー戦隊」物のパロディ。当時のアマチュアフィルムとしてはかなりレベルが高いのだけど、ネタが「主人公たち愛國戦隊大日本が、日本を共産主義化しようとする悪の組織『レッドベア』の脅威から日本を国防する」というもので、「右のつばさ」な人たちの主張をおちょくってるという、人によっては冗談と流せないもの。主題歌からして「太陽戦隊サンバルカン」の替え歌で「もしも日本が弱ければ、たちまち露西亜が攻めてくる……」という感じ。案の定SF大会でこれが上映された時にはこれを冗談と笑えずに憤慨した人たちもいるそうな。
 見たい方はどうぞ。真っ当な一般人は見たがるとは思いませんが。
  アギト はヒロインの真魚の超能力が沢木によって覚醒、しかも挙げ句あかつき号グループに拉致られるという展開。そうか、拉致ネタか。時事ネタだな。<おいおい
 アンノウン側も、これまで豹なら豹、カラスならカラスと、同種族の怪人しかいっぺんに出なかったのがカニ(クルスタータ・パレオ)とシャチ(ケトス・オルキヌス)、同時に出てくるという展開。しかもカニが獲物の人間を襲おうとするのを何故か制止するシャチ。種族で固まって横の連携とかないのかと思ったけど、一応種族間の関係をにおわせる演出。ちなみに10月1日PM7:00〜7:54のゴールデンタイム枠で一時間のスペシャルだそうな。本当に視聴率いいんだなぁ。
 実は何気に普通に面白い「超GAL寿蘭」では、担任教師がイジメを指示してたというネタ。ここまで極端なのはそう多くないだろうけど、教室内というのは一つの社会を構成するから、その社会を安定させる為に教師がある程度そういうイジメや対立を許容する、全力では対処しないというのは実際にある。階層構造がはっきりしてる社会というのは、善し悪しはともかく安定してるからだ。わたしゃそういうのも大嫌いだけどね。
 お金の達人では、低価格競争が激化している、神田のとある飲食店街のレポート。番組の最後で、低価格化に伴う経費削減が収入を減らし、更に低価格の商品へと向かわせる「デフレ・スパイラル」の危険性を指摘。だから低価格だからって喜んでばかりじゃ駄目なんだってばさ。
  デジモンテイマーズ (だから一週間遅れなんだって)は、あまりデジモンに興味なさそうに振る舞おうとしていて実は強烈なテイマーウォナビーだった加藤さん大暴走の回。シリーズ構成兼メインライターである 小中千昭 氏の作品にはしばしば同名の「加藤ジュリ(樹里)」という名前の女の子が出てくるけど、別に関連性はありません。デジモンに襲われたところを助けてくれた正義感の強いデジモン、レオモンが自分のパートナーと思い込み、ひたすら追い掛け回す。いや、本当にほとんどそれだけなんだけど、テンポと間の使い方が上手かった。しかしお馬さん(インダラモン)には無茶苦茶てこずったのに、無茶苦茶あっさりやられてしまうネズミ(クンビラモン)。哀れ。残ってるのは十二支の内ウサギ(アンティラモン)、猿(マクラモン)、イヌ(チャツラモン)、猪(ヴィカラーラモン)、辰。猫はいません、猫は。あと、男の子二人が自分がテイマーになるんだったらと言って上げた希望のパートナーデジモンが前作前々作の主人公デジモンの究極体だったインペリアルドラモンとオメガモンなのはやっぱ子供らしい。全般的に出来はそんなにいい方じゃないけど、やっぱ謎引っ張りに弱いんだなぁ、ワシ。


2001年09月03日(月) 旧暦 [n年日記]

手裏剣しゅっしゅっ、しゅっしゅしゅ〜

 映画の日だったんで見て来ましただよ。「 電撃DENGEKI 」、「 キス・オブ・ザ・ドラゴン 」、もう一回「 カウボーイビバップ 」、それと「 赤影 RED SHADOW 」。
 普通は見た順に紹介するけど、今日は例外。「赤影 RED SHADOW」から。
 いや、横山光輝の「仮面の忍者 赤影」のリメイクなんですけど、なんとなーく、劇場予告CFからそこはかとなく流れるダメさ加減から危惧はしていたのですが、上映開始10分ではっきりとわかりました。これはアホ映画です。バカ映画と言うと私の場合は大抵誉め言葉になるんで、アホ映画という言葉を使わせていただきます。なんつーか、アクションは凄いんですよ。力入ってます。多分邦画アクション映画ではトップクラスでしょう。しかし、なんつーか全編2時間近くバラエティ番組の忍者コントを見させられているようなあのうすら寒いセット、脚本、構成はなんとかならなかったのでしょうか?(ならなかったんだろうなぁ)
 別に原作・TV版(特撮のもアニメ版の方も)のファンではなかったから「赤影が仮面の忍者じゃない!」とか「金目教はどこだ!」とかは言いません。青影のスノッブしながら「大丈夫」も要りません。白影の凧はやっぱ良かったけど。でも、なんつーかあーた、物心ついて一番最初に忍者者の洗礼を受けたものが「忍風 カムイ外伝」っつー人間には、これがOKだとはとても言えません。一番始末が悪いのが、子供向けなのか大人向けなのか、原作ファンなのか一見さんなのか、狙いとしてる観客層がさっぱりわからないこと。日本芸能界のそうそうたるメンバー出演のへっぽこ映画を見たというステータスが欲しい方はどうぞ。0.5点。ちなみに藤井フミヤは一番カッコイイ役どころでした。
 次はスティーブン・セガールの「電撃DENGEKI」。原題はEXIT WOUND(日本語に訳すなら「退場になるような怪我」?)。「電撃」で検索すると 電撃オンライン だとか ナジカ電撃作戦 だとかが引っかかりますが、全然関係ありません。なんで電撃になったかは、セガールも不思議がって「HYPER HOBBY」誌のインタビューでワーナージャパンの社員に「誰が考えたの?」と聞いてました(答えは「みんなで考えた」)。結構気に入ってるようでしたが。
 セガールというと「沈黙の戦艦」で一躍ヒットを飛ばしたものの、その後はどうもB級、というかC級アクション映画御用達っぽくなってしまい、「沈黙の断崖」なんて変な映画まで作ってしまう始末。もはや藤谷文子の「ワタシのパパは、映画スッタァ〜」という歌も思い浮かべる人はいないのと同じくらいに「過去の人」になりかけたところで出てきたのが「電撃」。本国では一時的とはいえ「ハンニバル」「ザ・メキシカン」等の話題作を押しのけ、「スターリングラード」も大きく引き離し初登場一位になった映画。日本ではセガールは過去の人という感じが強いのか、ちと扱いが冷たいけど。
 デトロイト21分署の刑事ボイドは型破りな行動で上司からはやっかいもの扱い。冒頭からしてテロリストに襲われる副大統領を川に叩き落して逃がすと言う暴挙。お陰でデトロイト市警の中でも掃き溜め的な15分署へ左遷させられることに。そこは内調上がりの美人署長がいるものの、まさしく犯罪と悪徳の坩堝のような町。早速着任早々麻薬取引する密売人を見付け現場に殴り込み、買い手の黒人は逃がすものの、売り手の白人は逮捕。ところがその男マルティーニは警官でおとり捜査の最中だった。このことが知れて、たちまち交通整理係にまた左遷されるボイド。しかし先夜取り逃がした黒人の男、ラトレルを追う内に、警察内部の腐敗の疑いが上がってきた…
 キリキリするようなアクション映画、ではなく、ユーモアも適度に交えながら物語はハイスピードに進んでいく。セガール映画には欠けていたユーモアとスピード感(アクション以外の部分でのね)が補完されていて、アクション映画としては間違いなく面白い。2点。
 「キス・オブ・ザ・ドラゴン」。北朝鮮の麻薬王ソングの取引の捜査で、フランス警察と協力するためにパリに訪れた中国人リュウ。しかし当のソングは娼婦に襲われ、助けようとしたリュウの目の前で乱入してきたフランス警察のリチャード警部がソングと娼婦をリュウの拳銃で撃ち殺す。リチャードはソングとつながりを持つ悪徳警官で、口封じのためにソングを殺し、その罪をリュウになすりつけるつもりだったのだ。辛くも取引現場のホテルをリチャードの手下達の攻撃を掻い潜って逃げ出すも、リュウはソングと娼婦殺しの犯人として指名手配されてしまった。しかし中国政府はその報告を信じず、リュウと接触しようとする。リュウはスラム街の協力者の元に潜伏するが、ふとしたことでアメリカ人娼婦のジェシカと出会う。実はジェシカは当のホテルの事件の折りソングと一緒にいた娼婦の片割れで、ソングが襲われた時にはそのプレッシャーからトイレで嘔吐していてからくも命拾いした女だった。お互い誰かと知らずに親しくなっていく二人。しかし、中国外交官とリュウの連絡を盗聴したリチャードが二人の密会現場を襲撃、外交官は殺され、潜伏場所も見つかり協力者が殺され、リュウの孤立無援は深まっていくばかりだった。頼みの綱は実はリチャードの悪事を全て知っているとわかったジェシカだったが、そのジェシカはリチャードに子供を人質にとられていたのだった…
 主演のジェット・リーの華麗なアクション(含むワイヤーワーク)は流石。パリに迷い込んだ異国人のカルチャーギャップも良く出てる。でも、アクションと様式美は流石だけどこれも結局はバカ映画。いきなり警官が二挺SMGで市民を巻き込みながら銃乱射するわ、衆人環視の中で平気で外交官を殺すは、いくらなんでもそんな悪徳警官ばれないわけないやろ! というバカっぷり。中国側も中国側で簡単に盗聴されるような通信手段使うわ、街中のコインロッカーに剥き出しのままの銃器入れとくわ、何考えとんねん。どうやって持ち出せと言うのかも謎だが、どうやって人目を引かずに仕舞ったのかも謎。う〜ん。根本的にバカ映画なんだけど、雰囲気が下手にシリアスだから笑いにくい。わたしゃレオンとか電撃の方がはじけてて好きだなぁ。この映画、主人公の薬莢比率が少ないしね。1.5点。
 そう言えば上で書いたHYPER HOBBY誌のセガールインタビューでは「ジェット・リーのアクションはワイヤーワークばっかで現実に出来ないからダメ」みたいな事を言ってました。おいおい…


2001年09月05日(水) 旧暦 [n年日記]

新生AIBO

 って、 なんじゃこりゃあ?!  いくらなんでも変わり過ぎ。なんか昔の「ロボット犬ではなく、新しいコンセプトに基づくペットロボット」というコンセプトはどこかにふっとんでしまいましたな。空山基氏にデザインを申し込んだ時点でもう手遅れだった気もしないでもないけど。(空山基氏っつったらやっぱセクシーロボットだものなあ) っつーかまるで子豚のようだ。
 昨日は夜遅くに帰ってきたので今日はちょっと寝過ごそう、とか思っていたら、8時に問答無用で起こされる。別に呼び出し食らったとかではなく、近くでビルの解体工事をしてるのだ。きっと隣のマンションとかには挨拶が行ってるのだろうが、こちらにはなし。田舎の隣町の原発の補助金が、施設がある町と近隣の町ではがくんと違うという話と思い出す。迷惑なんはこっちも同じなのになぁ。ずっと長らく空いていた恐らくは元スーパーの建物も、なんか解体工事している。一体何が入るんだろう?
  パワーパフガールズ 、「スーパー博士、空を飛ぶ」。ガールズが正義の味方で忙しくって一緒に遊ぶ暇がないユートニウム博士が、ガールズの仕事を手伝うために強化スーツを作成、自らそれを着てガールズと一緒に闘う…のだけど、決め言葉のセンスが限りなく0に近かったり、ガールズを強面の悪党達の前でも子供扱いしてガールズは辟易。そこで一計を案じて…という話。これとか前のキャンディの話とか見て思うけど、実はガールズとモジョって無茶苦茶仲良くないか? カレとかと組みたくないのはわかるが。
  学園戦記ムリョウ 。「父、帰る」。仕事でずっと種子島に単身赴任していたらしい主人公、村田始の父が、二学期の始業式の日に休みを貰って帰ってくる。同じ日に各国政府から地球外文明との外交が秘密裏に進められてることが発表。世間は勿論、銀河連邦との協定で、天網の地のみが宇宙との接点であったはずの天網市の実力者の面々も寝耳に水であわを食う。ムリョウの元には祖父から新しい敵の来襲の警告が届き、始の父も、ただの商社マンではない様子。わりと政治的な面が強い回。相変わらずコンスタントなクォリティだなぁ。


2001年09月06日(木) 旧暦 [n年日記]

今更だけど、今月のBS放映予定映画

  ここ 見ると、今月は主にウッディ・アレンとスティーブン・キングの特集らしい。でもどっちも特に好きではないし、「 ボギー!俺も男だ 」は見た事あるしなぁ……っつーかもう放映した後だった。
 再放送予定だった「陰陽師」が、例の稲垣悟郎の麻薬不法所持でお流れ。こういう影響もあるのか。ふむ。原作ファンにしてもマンガ版ファンにしても、ちと納得のイカン出来ではあったけど、でもまあトレンディドラマの変形と捕らえるとまああんなものかなと。
 ああ、9月 9日(日) 19:30〜21:54の「 ショーシャンクの空に 」は見たいな。まだ見てないのだ。あとは9月10日(月) 21:00〜22:30の「 スタンド・バイ・ミー 」とか。定番だけど。ああ、9月11日(火) 21:00〜23:02に「 ニードフル・シングス 」もあるのか。なんだ結構あるな。
 9月12日(水)  1:00〜 2:34の「 狩人の夜 」って面白そうだな。あとは9月20日(木) 21:10〜22;42の「 フォーエバー・フィーバー 」。「 サタデーナイト・フィーバー 」と連続してやるってのがなかなか粋だな。
 おっと、あと9月24日(月) 21:00〜22:50に「 イル・ポスティーノ 」が。以前レンタルで借りようとして貸し出し中で、それ以来なんとなく手に取ってないのだけど。
 最後に9月28日(金)  1:00〜 2:46の「 ミルドレッド 」の監督、ニック・カサベテスは「フェイス/オフ」であのハゲを演じてた人。
 あ! 良く見たら今晩は テレ東 系で「バニシング・レッド」やるじゃん! うっかり見逃すところだった。
 今週の フジテレビ では「ポストマン」か……イル・ポスティーノと名前は似ていても、こっちはゴールデンラズベリー賞(アカデミーに先駆けてその年のもっとも駄目映画に与えられる不名誉な賞)受賞作品だからなぁ。
  日テレ は特になし。強いて言えば、月末の「リーサル・ウェポン4」でジェット・リーの拳銃ばらしを見るくらいか。

映画の評点

 あ〜、ヲイラ、時々日記で映画に点数つけてますが、基本的に3点満点でつけてます。
 っつっても3点をつけたことは一回か二回くらいしかないし、2点はそれじゃあ100点満点で66点という事かと言うとさにあらず。 基準としては0点は「間違っても見るな」、0.5点は「物好きは見れ」、1点は「TV放映かレンタルで見れば?」、1.5点は「劇場で見て元が取れます」、2点が「恥ずかしくないお薦め」、2.5点が「絶対劇場で見ろ!」です。
 3点? いや、2.5点で収まりきらなかった時の為の予備。(^^;


2001年09月07日(金) 旧暦 [n年日記]

大いなる眠り

 今朝家に帰って6時過ぎに就寝したら9時に母上から電話。いや、わりと大事な用件だったのだけど、逆にそのおかげで頭がはっきりしてしまい、その後眠れなく。まあこんな生活してるこっちが悪いって言えばそうなんだけど、今朝はちとタイミングが悪かったっす。
  ビバップ の映画で「説明不足」とかなんとかいう声がわりと聞こえるけど(例えば モノレールの中で手榴弾を爆発させたヴィンセントは自らはどうやって爆発から逃れた のかとか、 何故ヴィンセントが異常に強いのか説明がない とか もう一つの敵役のはずの火星軍とCHERIOS MEDICALがどうなったか描かれてない とか)、私は「アホか?」と言いたい。いや、テレビの時からずっと説明不足とか御都合主義とか文句言い続けてたりとか、今回初めて映画でビバップを見たとかいう人ならわかるが、テレビを喜んで見て(そして今でも同じように喜んで見れて)、映画になってそういうこと言い出すってのは、「『カウボーイ・ビバップ』ってのはそういう番組だ」ってことを忘れてるとしか言い様がない。第一 火星軍とかCHERIOS MEDICALとかは物語の背景に過ぎず、物語の主要人物ではない。組織とか政治がらみの話より個人と個人の話。ビバップってずっとそういう作りだったじゃん。
 結局、カウボーイ・ビバップってのは「『探偵物語は好きか?』『おーっ!』」「『ルパン三世は好きか?』『おーっ!』」「『キャプテン・フューチャーとかスターウルフとかどうよ?』『おーっ!』」「『ジョン・ウーを愛してるか?』『おーっ!』」「『じゃ、ルパン8世は?』『おー…え? ナニソレ?』」というノリなんだってば。良くも悪くもB級のスタイリッシュさを追求してるってこと。
 話は飛ぶけど、2chのSF板の 途中で放り出した本(SF)スレッド 。「ニューロマンサー」とか「スキズマトリックス」が結構名前が上がっててそういうものか、と半分納得、半分意外。「ニューロマンサー」は文章とかがお世辞にも引き込む、読ませるとは言いがたいけど、面白い事は面白いから。でも「カウント・ゼロ」はきつかったな。ちなみに「女王天使」は上巻の途中までで止まってます。(^^;
 ついでにもひとつ。私の スクライド 評は「かなり本気でカスだと思う」です。


2001年09月08日() 旧暦 [n年日記]

自転車屋で説教

 研究室から帰ろうとしたら自転車の前輪がパンク。自転車屋を探してふらふらしていて、公衆電話に置いてあるイエローページを元にどうにか探し出す。一軒目はおじさんが留守だからダメと断られたので二度手間。もう一軒は栄の繁華街から少し外れた場所に。
 店を預かってるのは結構若いお兄ちゃんですが、タイヤの空気が少ないと説教を受ける。リサイクルの安物だから、チューブとかタイヤで値段を落としていて、悪いチューブを空気が少ない状態で乗り回してると痛みが激しいらしい。でもなんか人好きのする明るいお兄ちゃんで、待ってる間、結構楽しくお話とかしたのでした。
 でもその後後輪もパンクしたらしい。シテオク。もうチューブごと変えたほうがいいのかしらん?
 イーサン・ホークが大昔主演していた「ミステリアス・デート」とかいう映画を見る。低予算映画なのだけど、チープなりに雰囲気が出ててそんなに悪くなかった。でも劇場で見るものではないかもしれないけど。
 2ch アギト玩具スレ では、ファーストフォームっつーのが話題に上ってる。「最初のアギト」らしい。出ないと思ったら出るんだなぁ。
 なんだガンマニア方面では評判が良くないのか悪いのか、なんだかよくわからない NOIR をどうにか入手して見る。確かに銃の扱い方はなってない、チーム組んでるのに全然バックアップ体制もとらない、そもそもあれこれ描写が間違ってる、等突っ込まれる理由は良くわかる。でもこれって要は必殺仕事人(しかもアイドル路線が確定した中盤以降か新必殺仕事人辺り)じゃん。そういうのを求めるのが間違いという気が。ちなみに私は初期必殺ファンです。(仕置人が一番好き)


2001年09月10日(月) 旧暦 [n年日記]

レタスチャーハン

 なんかマンガの中で「レタスチャーハン」なる海のものとも山のものともつかぬもの(海のものってこた少なくともないだろう)が出ていて「旨いのかなぁ」と思い、自分で作ってみる。と、言ってもレシピが載ってるわけでも具体的な形容がされてるわけでもないのでまあかなり適当。要はキャベツを刻んで炒めて具にしてチャーハン作るだけ。炒めるんだから普段は捨てる、青くなった育ちすぎの部分を使ってもかまわんだろ、とか思ったけど、流石にこれはえぐみが強かった。でも野菜炒めには使えるかも。
 普通の白っぽい葉を使ってやると、なんとなく上手く行った感じ。まあ別に普通のチャーハンだわなぁ。
 今日は台風らしい。しかし雨は降れども風はない。名古屋の南、60kmのところを通過するらしいが、本当なのか?
  ガオレンジャーアギト と見ていて思ったのだけど、 ウルトラマンコスモス 見ていてイマイチ感が強かったのは、シリアスだとアギトほどにはふっきれておらず、コメディだとガオレンジャーには到底敵っていないという中途半端さを感じたからかもしれない。ワシがどう感じようがメインターゲットの子供が面白ければそれでいいんだけどね。でも個人的には「 ゾイド 」潰してまで見たいものではなかった。
 ゾイドと言うと、ゾイドのマンガ版を書いていた 上山道郎 氏が自分のサイトでコロコロコミックで連載していたそのゾイドが打ち切りになった内幕を暴露。すぐに当該ページは消されたけどね。まあ言ってしまえばマンガ家の愚痴なわけではあるんですが。内容の概要をざっと書くと、まずゾイドのアニメがウルトラマンコスモスに枠を奪われる形で放送終了になった(局を移して放送という検討も行われたらしいが、その場合は契約の違約金が莫大なために断念)、そして「 ベイブレード 」が子供層で人気が爆発し、ベイブレード目当てにコロコロコミックを買い始めた、児童でも低年齢層の購読者が増えた、そうなると既に結構長期連載になっており、また対象読者層も高めの現行コミック版「ゾイド」ではこの新しい購読者層にアピールが弱い、ということでかつては読者投票一位であり、現在でも三位にはつけていた上山版「ゾイド」を打ち切りにし、新しく別の作家で低年齢層向けのゾイド漫画をはじめさせた……という感じ。本当かどうかは私には判断しきれないけど、なんとなく本当っぽくはある。公衆の面前で愚痴はみっともないとかあるだろうし、「昔の功労者でも、人気がなくなれば即打ち切り」というのは商業誌である以上ある意味当然の、競争原理に乗っ取った行動ではあるのだけど、ちとこれは作家をないがしろ云々以前に読者もないがしろにしてると思うのだけど。
 で、 アギト だけども、ここのところ急展開。死人は生き返るし、もったいぶって数話に一人の割合で死んでたあかつき号乗客はいっぺんに二人死ぬし、シャチは強いしなんかいきなり敵のボスキャラ級のキャラが出てくるし、超能力者はアギトだわで前半「全然話が進まないぞ、ゴラァ」とさんざん言われてたのが嘘のよう。願わくばこのまんま突っ走って欲しいっす。