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2012年01月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その2

  BRAVE10 #1。コミックフラッパー連載→コミックジーン移転の、今時珍しい真田十勇士もの。十勇士→BRAVE10。でも、中身は実質戦国ファンタジー。伊佐入道が女のはともかく、伊佐那海という萌えキャラになってたり、穴山小助もアナスタシアって巨乳キャラになってたり。(今時このくらいは誰も驚かないか。)
 でも、主人公が一般的によくある猿飛佐助じゃなく、霧隠才蔵ってのはめずらしいですが。(普通はグループ内のクールなライバル的位置づけ)
 原作を知らなかった人がほとんどだとだと思うので設定とかがいかにもキャッチー路線でびっくりでしょうが、原作掲載誌知ってるこちらとしても作画の力の入れようにびっくりです。腐も視野に入れた萌え路線狙いなんでしょうか?
 ところでメディアファクトリーが角川系になったせいなのか、フラッパーの最近の路線変更はちとアレなんですが……ラノベの漫画化を数撃てば式にやってるんですが、うーん。

  男子高校生の日常 #1。女子高生日常ものが流行ったからと、無謀にも男子高校生日常もの。いや、最近だと「君と僕。」ってのがあったんですが、あちらは乙女チックだったのに対し、こっちは……なんて言うんだろう? 「あるある」系とも違うし。学園ものの定番を空振り気味にすかしたギャグというか。説明するとつまらなさそうですね。サーセン。
 正直なんと評していいかわからないんですが(冒頭のサンライズ+エニックススクエアのコラボも本気で笑いを取ろうとしてたのか、笑いが滑った脱力感を狙ってるのかかなり微妙)、時々面白いのかなと思えなくないのがまた微妙。電波になりきれない妄想文学少女あたりは可愛かったですが。
 あと、折角杉田智和とか出てるんだから、もっと声芸を聞かせてくれれば。

  戦姫絶唱シンフォギア #1。アイドルとバトル物、という定番組み合わせを、別の切り口でやろうとしてる……のはわかるんだけど、なんというか、要素がとっちらかってて世界観がまとまってない印象なのと、説明セリフに頼りすぎた展開は、音楽がコンセプトなのと相性が良くないような。敵デザインとか、時折見せる構図とか、そういうところはところどころ面白いと思えるのだけど、「どこかで見たような」のつなぎ合わせで、インパクトを与えることには成功してると言い難いような。


2012年01月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#46とフォーゼ#16

  ゴーカイジャー #46「ヒーロー合格」。ゴーカイジャーたちがカクレンジャーの大いなる力を託されるにふさわしいか見極めると言ってガレオンに居座ったニンジャマン。だがヒーローらしからぬだらけた生活態度にニンジャマンは怒ってゴーカイジャーたちを鍛えるといって連れ出す。ついてきたのはハカセ、アイム、ガイの三人だけなことに呆れながらも、メンバーの中では真面目な三人には好感を持ちかける。ところがそんな時にザンギャックの行動隊長ジュジュが現れ街中で人々を襲撃、マーベラス達も合流して現場に駆けつけるが、ジュジュはあっさり撤退してしまう。
 喜ぶゴーカイジャーたちだったが、街で襲撃された人々や、やはり攻撃を受けたハカセやガイも突然口汚く誰彼構わず罵りだし、しまいには諍いを始めてしまう。外に飛び出した二人を仲裁しようとするアイムだったが、マーベラス達は動かない。そんなマーベラス達を見て、やはり彼らにはヒーローの資格がないと、見限ってアイムたちを追うニンジャマンたちだったが……

 カクレンジャー編後編。諍いを始めるハカセとガイを見て、アイムとマーベラス達三人は完全に別行動。マーベラスたちはハカセたちを心配する素振りもみせず、ガレオンに居残る。でも、それは心配してなかったわけではなく、ザンギャックの作戦だと察して敵の居場所を叩いてハカセたちを助けるため、というのは定番。ハカセとガイの争いを止めようとするアイムも、傷つきながらも二人の間に体を張って割って入り、二人の良心を呼び覚ます。
 ニンジャマンは彼らを見て自分の失敗を恐れるあまり仲間を信じる心を忘れていたことを知り、カクレンジャーの大いなる力を渡す。って、巨大化ニンジャマンなんですが。合体はしない風雷丸ってところかなぁ。こっちの方が独立性が高いみたいですが。
 全部の大いなる力が見つけられたみたいだけど、次回、丸ごと全部奪おうとするバスコが罠を仕掛け、サリーを裏切るっぽい? ザンギャックとの決戦前にバスコとの因縁決着なのかな?


  仮面ライダーフォーゼ #16「弦・流・対・決」。突如現れた新たな仮面ライダーメテオ。しかし彼の目的はゾディアーツを倒すことではなく、牡羊座アリエスのゾディアーツを生み出すことだった。そのためにアリエスに進化する見込みのあるリンクスを逃したメテオとフォーゼはぶつかるが、メテオに圧倒されてしまう。
 腹の虫が収まらないのはもちろんだが、仮面ライダー部の目的と真っ向から対立するメテオのスタンスに、部員たちは対策に頭を悩ませる。
 しかしメテオの正体である朔田流星は気の弱い転校生を装いつつ仮面ライダー部への潜入を試みる。腰の低い流星に、ラビットハッチの秘密も知られたこともあり概ね好意的に迎えようとするライダー部の面々だったが、意外にも弦太郎が反対をする。
 一方、ホロスコープス陣営も、いよいよ後がなくなった園田先生が理事長に最後のチャンスを求めての嘆願をし……

 過去、ゾディアーツスイッチを使おうとして昏睡状態に陥った親友を持つ朔田流星。タチバナなる謎の人物からメテオスイッチとドライバーを渡され、親友を救える唯一の存在であるアリエスゾディアーツを探し求めている……という過去事情がほとんど明らかになってしまった流星。弦太郎から「お前の本当が見えないからダチとは言えねえ!」とまで言われてしまってるし、案外と見透かされてる感じと言うか。
 そもそもがタチバナに利用されている感が強い流星だけど、このタチバナなる人物の立ち位置が重要になってくるのかなぁ。Wのシュラウドに近いけど、彼女よりもっと悪意がある気がするのだけど。
 そんな利用されてる感の強い流星だけど、弦太郎のダチ理論に自分の友情が軽んじられてるように思えたのか苛立ちを覚え、つい本気で弦太郎に殴りかかってしまう。だが、それで流星の「本気」を感じた弦太郎は感動、流星のことを認めることに……これがきっかけで流星のライダー部仮入部を認めることになるのだけど、流星は常に本気を剥き出す弦太郎に戸惑いつつも、当初の目論見通り利用するつもりで仮面ライダー部に潜入できたわけで、いろいろ内乱の種になりそうな。弦太郎、ある意味友子以上に直感が鋭いけど、考察が欠如してるんでやっぱアホですな。
 で、リンクス戦はかなりあっさり目に終了。その代わりリブラと、復活スコーピオンとの戦いが。アリエスに進化するかもしれないリンクスを倒され怒る流星だったけど、「ダチのため」という行動原理がブレることのない弦太郎に多少心が揺れ動いたのか、二対一の戦いに加勢、メテオがリブラを受け持ったおかげでフォーゼはスコーピオンを再度破ることが出来る。でもその結果として、園田先生は「ダークネビュラ」なる空間に消え去ることに……
 メテオも、今回は協力したもののあくまで目的が違うことを強調。でもこれってかなりツンデレフラグのような……流星は相変わらずぶりっ子縁起ではあるけど。
 次回は弦太郎と賢吾が仲違いするらしいけど、リブラや流星が関わってるのか? 新フォーム「マグネットステイツ」登場のためのイベントではあるようなのだけど。


2012年01月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その3

  創世記アクエリオンEVOL #1,2「週末を抱いた神話的禁じられた合体スペシャル」。前作から一万二千年後を舞台に、再び謎の敵との戦いに巻き込まれる少年少女を描く。っつーか、のっけから男女合体が禁じられていたり、それをネタにしてもエロセリフネタが相変わらずだったりというアレ。前作は主人公は熱血タイプだったけど、今回は気弱で、むしろ敵のエースパイロットの方が全主人公アポロに似てる。基本的な設定は同じみたいだけど男女混合合体が禁止されていたりとか、謎要素は当然存在。一万年と二千年前から愛してるのインパクトは超えられるか?

  モーレツ海賊(パイレーツ) #1「海賊、罷り通る」。笹本祐一原作「ミニスカ宇宙海賊」のアニメ化。結構長い経歴なのに意外にもこれが作者の初TVアニメ化(エリアルはOVAにはなっている)。人類が宇宙に進出した時代、とある小惑星で私掠船の船長になってしまうことになった女子高生の活躍……なのだと思う。原作読んでないけど。
 原作からしてTVアニメを強く意識した作風であることが見て取れ(アニメ化を意識してるという事ではない)、王道の展開が得意な佐藤竜雄監督と相まって初回は異様なまでの安定感。二話目に展開持ち越しなので、まだ様子見だけど。あと、OP、今まで聞いたももクロの歌の中では一番真面目な気が。

  偽物語 #1「かれんビー其の壱」。時は夏休みに移り、冒頭のっけから阿良々木がなぜか戦場ヶ原に監禁拘束されていちゃいちゃいびられるところから始まる。回想シーンでどうしてこういう経緯になったのかが語られようとするのだけど、まだ何にも語られないまま次回に続くになってますがな。ええんか?
 メタなヲタ会話で話を展開させていく作風は相変わらず。新房演出も相変わらず。登場人物は前作キャラは神原以外は一応登場しており、阿良々木の妹のファイアーシスターズの片割れ、月火も予告以外では初めて登場。タイトルからすると今回のエピソードはまだ出ていない大きい方の妹、火憐がメインみたいだけど、どんな展開になるのかさっぱりわからん。


2012年01月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[映画] ロボジー

 社長の鶴の一声でいきなり三ヶ月でロボットを作るはめになった木村電器の落ちこぼれ社員三人組。なんとか数歩歩く程度のロボットは造り上げたものの、そのロボット「ニュー潮風」は作業中の事故で大破。社長命令で出展するロボット博はあと一週間。このままではクビ確定! と追いつめられた三人はでっち上げのオーディションを開催、着ぐるみショーのアルバイトと偽って中身のない「ニュー潮風」の中に入る人間を探そうとする。
 そんな馬鹿げたオーディションとは知らず応募した中に、定年退職して久しく妻とも死に別れ老後を持て余す独居老人、鈴木重光がいた。離れて暮らす孫たちからも相手にされず、親しい老人友だちもいない重光は本当に着ぐるみショーのつもりで「ニュー潮風」になるが、たった数歩歩いて挨拶するだけのはずが、ひねくれ者の性分で過剰なパフォーマンスをした上、会場で起きた事故から女子大生を救いだしてしまう。
 「人助けをしたロボット」ということでニュー潮風は一気に脚光を浴び、その愛嬌のある動きからもあっと言う間に人気者になってしまう。しかし慌てたのは木村電器の三人組。たった一度の嘘で済むはずが嘘をつき続けなければいかなくなり、重光に真実を打ち明けニュー潮風を演じ続けるようたのみこむ。
 重光は騙されて詐欺の片棒を担がされたことに怒り、事実を暴露すると息巻くが、誰にも信用されないどころかボケが始まったと疑われ相手にもされない。普段からひねくれたことばかりを言っていたばかりに近くに親しい人間もいない事実をかみしめていたところで、ニュー潮風の話題で盛り上がる子供たちの姿が……その姿が孫たちと重なった重光は、つい再びニュー潮風を演じることを引き受けてしまう。
 三人組は一時は喜んだものの弱みにつけ込んだ重光の要求に振り回されることに。そんなこととも知らない世間はこれまでにないロボット・ニュー潮風に熱狂するが、その中にロボット博の時に重光が助けたロボットオタクの女子大生、佐々木葉子もいた……
 ASIMOが発表された時には冗談で「あれ、絶対中に人が入ってるwww」などとよく言っていたけども、矢口監督の新作はその「ロボットの中の人」ネタ。しかも中身は老人でわがままなクソジジイ! 確かに重心を崩さないためにすり足で動くロボットが多かったので、その歩き方が老人っぽくあるといえばそうなんだけど……まさかそんな馬鹿な、のネタをホントに映画にしてしまったのが今作。
 別にロボット開発を馬鹿にしてるのではなく、そんなふざけたような偽ロボット・ニュー潮風=鈴木重光を中心としながらも、今真面目に行われているロボット開発とその界隈の熱を描いている。
 騒ぎの中心となりながらも一人そんなものとは無縁の重光はわがままなクソジジイぶりを発揮するのだけど、それは誰にも相手にされず、人との繋がりから孤立していた事の裏返し。三人組は振り回されるのだけど、重光はわがままをぶつけられる相手を見つけて過剰にはしゃいでいただけで、実際は彼らに親しみと仲間意識を持っていたことが最後にわかる。
 三人組も社長命令でロボット開発を命じられたもののそれが思ってもみない偽ロボット事件になってしまい、胃が痛い思いをするばかりか、しかも頼みの綱の重光のクソジジイぶりに振り回されてボロボロ。早く本当のロボットを作ってなんとかしないと、と、いうところから学生相手の講演で逆に学生たちから知識を吸収していくのだけど、段々本気でロボット作りにのめり込んでいく。
 でもそんな茶番劇がいつまでも続けられるわけがなく、段々ほころびを見せ始めるのだけど、そこに大きく関わるのが重光がニュー潮風として助けた女子大生、葉子。元々極度のロボットオタクだったのに助けられたことでさらにニュー潮風にぞっこん。しかしニュー潮風に過度に近づきすぎることを危険視した三人組が必死なあまり彼女に心ない言葉を投げつけ、そのことで逆にニュー潮風憎しの般若になってしまうという……恋情が裏返った女の恨みは恐ろしい。
 それがどんな結末を迎えるかは実際に見てもらうとして、嘘から始まった物語だけども最後は後味良いハッピーエンド。世間を騙してそれでいいのかとちょっとは思わなくはないけど、現実の二足歩行ロボット自体がアトムや鉄人28号やガンダムに憧れた開発者が創りだした「嘘から出た真」。嘘から始まっても花を咲かせればいいじゃない、ということに思えなくもなかったりなんだり。
 だからこそ各社自社のロボットを使って撮影協力したんだろうし。
 キーパーソンとなる鈴木重光を演じるのは五十嵐信次郎、と言った所でわからないだろうけど、これが実はロカビリー御三家の一人、ミッキー・カーチス。ハーフ顔の現役ミュージシャンのハズなんだけど、髭を剃り髪も刈り込み、どっからどう見ても日本伝統の愛すべきクソジジイを演じてる。
 テーマ曲も「五十嵐信次郎とシルバー人材センター」として Styxの「Mr.ROBOTO」をカバー している。この「Mr.ROBOTO」、元々物語仕立てのアルバムの中の曲だったらしく、独裁体制を敷いた政府に投獄された主人公が、刑務所内で働く日本製作業ロボットの外装を付けてロボットのふりをして逃げ出す、というものらしい。「Domo ari gato, Mr.ROBOTO, Mata au hima de」と日本語で始まる歌詞の内容は、しつらえたようにこの映画の設定にマッチしてる。
 あと、劇中で重光がニュー潮風の格好のままコスプレイベントに迷い込んでしまうというシーンがあるのだけど、そこで初音ミクを始めとするボーカロイドコスプレや「うみねこ」のベアトリーチェ、ハガレンなど、ちゃんと本物のコスプレ(ってのも変な表現か)なのも、矢口監督ならではのこだわり。これらの出典元は全部エンディングテロップでも示されています。


2012年01月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] できるだけ簡単に

  一体改革協議 自民も政治責任を果たせ西日本新聞 )。多少の程度はあれ大手マスコミはこの手の自民批判をやってるのだけど、まず第一に
1)自民が拒否してるのは密室での「協議」であり、公開での国会に法案を提出すれば審議に応じると言っている。
2)さらに、民主党は協議に対し法案も提示していない。その状態で何を話しあうのか、マスコミは一切スルー。
3)もちろん野党時代の民主党が協議どころか審議も拒否(中には自分たちの提案を取り入れたものも)したのはマスコミは触れてない
という、わかりやすい大本営発表です。
 あと、もっと言えば「増税は必要」という雰囲気にしたがってるけど、こういう時にマスコミがよくやる「世論調査」が一切出されてないのだよね。どうして出さないかは、非常にわかりやすいと思います。あとはいわずもがな、だよね?