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2011年07月13日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その4

  転るピングドラム #1「運命のベルが鳴る」。父母を亡くし、三人だけで暮らす高倉兄妹。しかも、妹陽毬は不治の病に冒されており、双子の兄、冠葉と晶馬は医者から最終宣告をされ、ショックを受ける。それでも陽毬のために出来ることをしてやろうと、父母と一緒に行った思い出の水族館へ行くが、陽毬はそこで倒れ、帰らぬ人となってしまう。遺体安置所で手続きのために伯父に連絡しようとする冠葉を責める晶馬。ところが、息を引き取ったはずの陽毬がひょっこりと起き上がる。
 突然起こった奇跡に釈然としないながらも幸運を喜ぶ双子だったが、翌朝送られてきた謎の荷物により、とんでもない事態に巻き込まれたことを知る。

 せいぞーんせんりゃーく!
 「絶対運命黙示録」といい、独特の語感の単語を生み出す幾原監督の新作。いや、生存戦略がじゃなくって。
 三人だけで暮らす家族、しかも妹は不治の病、と、ベタすぎるくらいにベタな設定で唐突に開始し、いきなり妹は死んでしまう。が、それで終わるわけもなく、送られてきた物体は兄妹にしか見えないペンギン(のような存在)。さらに、水族館で晶馬が買い与えたペンギン帽をかぶった陽毬は別人格に乗っ取られて二人に「陽毬を生き返らせた代償」を求める。その代償とは、「ピングドラム」??? いや、パンジャンドラムなら知ってるけど。
 「生存戦略!」のかけ声から一気に展開する夢現ともつかないミュージカルシーン。「きっと何者にもなれない貴様たちに告げる」から「生存戦略、しましょうか?」の流れまで、言ってることの意味はほとんどわからないけど、なんか流れでひたすら見させられてしまうと言うこの力業。番組開始前のCMが意味不明だったり(タイトルもだけど)、幾原監督が普通のものを作るわけがなかったりとか、蓋を開けてみれば予想通りで期待を上回るブツでした。キャラクターの下敷きはベタな設定のはずなのに全然ベタじゃない展開、どことなく背徳的かつ耽美的な香り。
 ところで、「生存戦略、しましょうか?」と「あんた、あの子のなんなのさ?」は80%くらいの確率で一致(なわけはない)。


  R-15 #1「ようこそ閃学園へ!」。中学時代にエロ作家デビューし、口からあふれるエロワードによって周囲から浮いていた芥川丈途は、「特異な才能を持つ生徒を全肯定し集める」という特殊な学園、閃学園に進学する。が、流石に特殊揃いの学園でも、その特異な性癖を理解されるわけもなく、エロ妄想を口走ってはクラスの女子から敬遠される毎日。
 ある日、所属する新聞部の部長からクラスメイトの天才クラリネット奏者、鳴唐吹音(なるからふくね)の取材を命じられる。が、元からエロ魔人として敬遠されている上に、思わず口から飛び出るエロ妄想がさらに彼女との溝を深めてしまう。

 いや、なんつーか、このネーミングセンスはベタとか以前の話のような……他にもツッコミどころはたくさんあるのだけど、すると疲れるので省略。
 とりあえず、名機来夏(めいきらいか)がヒロインでいいんじゃない?(当然天才カメラマン、だそうで)

[アニメ] いろは#15

  花咲くいろは #15「マメ、のち、晴れ」。修学旅行先の旅館が、バイトの仲居がみんなやめてしまいピンチに。緒花は見かねて手伝いを申し出るが、感謝されながらもその申し出を断られる。一度は引っ込んだ緒花だが、辞めたバイトの仲居たちがプロ意識の欠片もないのを見かねて、再度手伝いを申し出る。
 旅館の仕事に興味はない、と言っていた結名だったが、大変なはずなのに楽しそうな緒花たちを見て、何故かいてもたってもいられなくなる。

 え〜っと、結名さん、もしかして「自分の方から男を振るのが当り前で、男の方から振るなんてありえない」、ということでせうか? 「旅館の仕事はやりたいことリストにない」と言っていた彼女だったが、緒花たちの働く姿を初めて見て、「仕事に入れ込む同年代」に心穏やかならず、さらに洋輔に軽くコナをかけるも、「旅館の仕事を一緒に出来る相手じゃなければ論外」と言われ、しかもその比較対象が緒花。洋輔に気があるのか、自分の事を好きだと言った男が他の女の子に興味を示すのが許せないだけか、初めて旅館の仕事に手を出すことに。
 まあ、きっかけはどうあれ、結名も旅館の仕事に少しはやりがいを覚え始め、洋輔の気持ちもちょっとは理解できたようで、主人公のライバルポジションっぽくなってきたのかな。
 で、旅館側からのお礼で緒花たちに露天風呂を解放。で、入浴エピソードなのだけど……湯気ナシにもかかわらず、全然エロくねえw
 ところで、マメって、結名の手にできたマメのことだったのね。豆爺が出てくるのかとちょっと期待した。


2011年07月14日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] シュタゲ#15

  Steins;Gate #15「亡環上のネクローシス」。自らが時間旅行者、ジョン・タイタ―であることを明かした鈴羽。タイムマシンを完成させたSERNが世界を支配する未来でレジスタンスとして戦っており、父親の開発したタイムマシンでそんな現実を変えるために2036年から2010年へとやってきたのだった。しかしSERNのサーバーをハッキングするために必要なIBN5100の奪取に失敗し、さらに過去に飛ばねばならなくなるが、肝心のタイムマシンが壊されていた。未来の自分たちがどうなってるかも聞かされ、愕然とする岡部たち。しかし、しかし、まゆりの不可避の死の運命を変える唯一の可能性のため、鈴羽に協力することに。

 バイト戦士鈴羽が時間旅行者ジョン・タイタ―であると明かされ、さらにその背景が説明されることで、かなり見通しが良くなって来たというか。まゆりは岡部が奔走してるのが自分のためということも知らず、鈴羽のもう一つの目的である、父親捜しを手伝うことに。まあ、自分の運命を知ってても行動は変わらない気がするけど。
 けど、以前鈴羽にDメールを使わせた回といい、この流れだと鈴羽の父親って……だよなぁ。
 さらに、紅莉栖は未来ではSERNの協力者、それもタイムマシンの開発者として支配側の人間になってたとか、岡部はSERNに抵抗するレジスタンスを作り上げた人物として知られているとか、現在の様相と大分違うような。
 でも一番重要なのは、ことの発端が岡部が最初のDメールがSERNのネット監視網に傍受され、それがタイムマシン実現への分岐点になったとしてること。そのメールを消すためにIBN5100が必要になる、と言うのだけど……あれ? でも確か、岡部の最初のDメールって、それによって人工衛星がラジオ会館に墜落し(実際には人工衛星ではなく鈴羽のタイムマシン)、その影響で紅莉栖が刺されたという事実が書きかえられた、というもののはず。え〜っと、ということは、あのDメールを出した時点でSERNが支配する未来に書き代わり、鈴羽がタイムジャンプしてきたということ? でも、2000年に出現していたジョン・タイタ―が2010年に初めて現れたことになったのは、完全にそれと同期してるよなぁ。さらに、最初のDメールの影響をなくす、ということは、あの時点での世界線移動は起こらず、牧瀬紅莉栖は刺されたまま、ということに? それって、まゆりか紅莉栖かどちらかを選べ、って二択を迫られてるんじゃ……


2011年07月15日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その5

  BLOOD-C #1「あまつかせ」。BLOODシリーズ最新作。つーか、いつのまにシリーズ化してたのか。
 前作「BLOOD+」喜多村英梨の主演デビュー作で、そのオーディション時に音響監督が「あまりの声の出無さにびっくりした!」と言ってたのだけど、その彼女もそろそろ中堅女性声優となり、その中でも実力派と評価されるようになるだけの時間が経ってるわけでして。でも主演は新人でなく水樹奈々ですw
 今回の「サヤ」は神社の娘のメガネっ娘。ドジでお人好しながらも、人知れず人ならぬ者を御神刀で断つ役目を負うのだけど、その出自にはシリーズの通りいわくがありそう。
 と、そんなことはさておき、主役がメガネっ娘で戦闘中もメガネを外さないというのはポイント高し! あと、CLAMP関連作品にはマスコットキャラ的双子が出てくるのはお約束なんですかね?


  猫神やおよろず #1「貧乏神インスペクト」。高天原での悪戯が過ぎて、罰に力を封印されて地上で暮らす羽目になった猫神・繭。氏子の柚子が営む古物商「八百万堂」でいそうろうをしているが、ゲームをしてはゴロゴロしているばかり。おかげで八百万堂の家計は火の車。さらに、天界から超弩級の貧乏神が町にやって来ると連絡を受ける。これ以上八百万堂に貧乏になられては家計が破綻すると慌てた繭は、仲間の神たちと一緒に貧乏神防衛戦を敷こうとするが……

 猫の神様、って猫を祀る神社はそんなに多くない、と思ったら案外とあるみたいですな。猫が愛玩用として日本に入ってきたのはそう古くはないのだけど、まあ、日本はなんでも祀るのがいいところだから。でも、養蚕地が蚕に害を与えるネズミを食べるから祀ってるとか、狐信仰に近い理由っぽい。でもまあ狐神は手垢がついてるし、キャラ立ちとかで猫神なんでしょうな。
 まあ、それはともかく、ほのぼのキャッチーな絵柄ながらもちゃんと実在する日本の神様の名前も出てきて、ご町内神様コメディ、ってところですか。監督はこの手のが得意な桜井弘樹。
 そういや、戸松、日本の神様やるのこれで二度目ですな……


  神様のメモ帳 #1「彼女について知っている二、三の事柄」。幼い頃から転校ばかりしていた霧島鳴海は、いつの間にか誰とも親しくならず、クラスで浮かない、目立たないという特異なポジションを取るようになっていた。高校になり両親と離れ落ち着いた環境になってもそれは変わらず、折角入学した高校でも誰とも親しくしようとしない。しかしある日、道に迷って通りがかったラブホテル街で言い争う声と共に窓から少女が落ちてくる現場に遭遇する。しかし同時に車で少年たちがやってきて、少女と、少女の相方らしい少年を連れ去ってしまう。単純な美人局かと思っていた事件だが、彼を園芸部に勧誘するクラスメイト、篠崎彩夏に紹介された仲間は、事件の時に車に乗って来て、去って行った少年たちだった。「ニート探偵」と名乗る彼らのリーダーは、アパートの一室でモニターに囲まれる少女、アリスだった。

 緋弾のアリアがアレだったJ.C.STAFFの新作。
 ロリな安楽椅子探偵、というのでは、「GOSICK」とかぶってるのだけど、舞台は現代日本だというのと、彼女を中心にあぶれ者が集まって探偵団をやっているというので、かなり違う様相。事件の内容も、琴線目的ではないのに美人局じみた脅迫行為を行なってる男女二人組の目的は……というもので、かなり地味。事件の顛末も地味。けど、丁寧な作りもあって最近のJ.C.Staffのラノベ原作では一番期待が持てそうかも。
 ところでラーメンとアイスの組み合わせに異を唱えるというのは、スガキヤの全否定と受け取ってよろしいか?


  バカとテストと召還獣にっ! #1「僕とみんなと海水浴っ!」。まあ、普通に続き。というか、のっけから水着回。どう考えてもリア充主人公二人が自分たちがめぐまれてないとナンパを始めていろんな勘違いの暴走から自滅するのもお約束、か。
 いや、普通に前期から楽しめますが、テストも召還獣も関係ないよね……って、一番のポイントはそこじゃないからいいのか。


2011年07月16日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その6

  アイドルマスター #1「これからが彼女たちのはじまり」。 XENOGLOSSIA なんて知りません、といわんばかりのアイマス新作アニメ。いや、話は破綻してたけど、結構好きだったんだけどなぁ、XENOGLOSSIA。大ヒット 搾取 ゲームのアニメ化なのだけど、時期的に逸してるというか、評判、反応ともにイマイチだった「2」の設定準拠というのも微妙。とは言え、ネットなどで騒がれた部分はあまり盛り込まず、アイドルの女の子たちの姦しい日常を描くものになりそうだけど……ただ、登場キャラが多すぎですが。基本、原作ファンのためのアニメ、という感は否めず。それはそれでもちろんアリですが。
 しかし、やはり2準拠のデザインになってる真が、声がオリジナル通りになったので、どう聞いてもルージに聞こえるのが……


  うさぎドロップ #1「りんどうの女の子」。祖父の葬儀に出たしょぼくれたサラリーマンの大吉は、そこで幼い少女・りんと出会う。彼女はなんと祖父の隠し子という話で、そのため親戚中からも腫れ物を触るように取り扱われていた。しかし極端な人見知りながら素直な感性を持った彼女の本質を見て、大吉は親戚中が意味押し付けあう彼女を自分が引き取る、と宣言してしまう。

 劇場で宇仁田ゆみの作品が映画化するというので「なんで?」と思ったら、こういう兼ね合いでしたか、と納得。
 丁寧な作りながらも微妙な違和感は感じたり。りんとの比較として従姉妹の子ども・麗奈が出てくるのだけど、比較のため、あるいは子どもとしてもちょっと問題がある行動が多く、こういう場合、身近な大人に問題があることが多いのだよね。(ちゃんと躾できない、しかれない、など) ちと様子見です。


  No.6 #1「びしょぬれネズミ」。大きな災厄の後、世界は再編され、六つの理想都市とその周辺部に人々は住むようになった。その理想都市の一つ「No.6」に住み、才能を見出された少年、紫苑は特別コースへの進学を嘱望されていたが、ある日、部屋に傷ついた少年がやってきたことからその運命が一変する。

 管理社会なディストピアと、突然の闖入者によりその社会に疑問を持つようになった少年、というので、否が応でも同じノイタミナ枠の「フラクタル」を思い出しますな。もちろん、描くものとか、いろいろ違いはするんですが。
 あさのあつこ原作なんで基本ベタなんですが、このくらい判りやすい方がテーマとか舞台とか際立つかと。BL的な臭いも感じさせつつ、ひとまず様子見。


2011年07月17日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#21とオーズ#42

  ゴーカイジャー #21「冒険者の心」。バスコが「大いなる力」を無理やり奪い取れると知り、探索に焦りを見せるマーベラス。そんなゴーカイガレオンの中に、ボウケンレッド・赤石暁が乗り込んできた。レンジャーキーを取り戻しに来たのか、と身構えるゴーカイジャーたちだったが、他人が冒険をして獲たものを横取りするつもりはない、という。そんな彼の目的とは、「黄泉の心臓」と呼ばれるプレシャス(人類の科学では計り知れない力を秘めた宝)。悪用されるととんでもないことになるそれを見つけ出し、封印するために手を貸して欲しいというのだ。
 最初は大いなる力と関係ないと突っぱねるマーベラスだったが、秘宝と聞いて乗り気になったルカと、赤石の挑発に乗せられて探索を手伝うことに。しかしザンギャックも黄泉の心臓を狙っていた上に、更にボウケンジャーによって滅ぼされたはずの邪龍一族も関わってきて……

 劇場版を見てない人にはよく判らないと思いますが、ボウケンジャーの大いなる力は、劇場版でゴーカイジャーに託された「11戦隊の大いなる力」に含まれてます。ゴレンジャーはブルバルーンとの合体体「ゴレンゴーカイオー」、ゴセイジャーのはゴセイヘッドを呼び出す力、で、今回ボウケンジャーのがお披露目と言うことで。え? でもアレだけ?
 まあ、それはともかく、失ったスーパー戦隊の力に未練を見せた元戦士も何人かいたのだけど、赤石はまったくそんな様子を見せずさばさばとしたもの。しかも厄介ごとを嫌がるマーベラスも手玉に取る、先輩戦隊の貫禄を見せる。熱血おっちょこちょい系レッドが多かった時期で、確固たるリーダーシップを見せたリーダーのことだけはあるのかな。それに、冒険することが大事で、戦隊の力そのものへのこだわりも薄いよう。
 ザンギャックが絡んだりプレシャスの力で邪龍一族が復活したりと、試練を踏まえ、宝探しに焦りを見せてたマーベラスも宝探しの精神を思い出し、落ち着きを取り戻したよう。
 しかし、その赤石の行動はマーベラスの恩人であるアカレッドの遺志を汲んでのもの。これは設定を知らないと判りづらいけど、アカレッドは元々戦隊三十周年記念として作られたVシネマ「ボウケンジャーVSスーパー戦隊」で初登場したキャラクター。だから、ボウケンレッドである赤石とはそもそも因縁浅からぬ間柄。わかりづらいけど、中々に心憎いエピソードでした。

  仮面ライダーオーズ #42「氷とグリード化と砕けた翼」。真木の計略にはまり誘い出された映司は、紫のコアメダルを取り込んでしまったことによりグリード化してることを知らされる。グリードになるということ。それはいかなる欲望を抱こうがそれが満たされることがないということ。その前兆として、五感で感じる世界の感覚が失われていき、知ることは出来ても感動したりすることが一切出来なくなるという。しかし、映司はその前兆に心当たりがありながらも、世界を塵一つない姿に滅ぼす、という真木にそうさせないためにメダルを渡すことを拒む。
 しかし、その話を聞いていたのは映司だけではなく、出勤時間になって出てきた里中によりアンキロサウルスヤミーを退けた後藤も、その話を聞いてしまっていた。
 目が覚めて部屋から映司の姿がないことに気付いて探す比奈と信吾は後藤からその話を聞き、映司にこれ以上グリード化させないために戦いをやめさせなければと言うのだが……
 一方、映司のメダルを奪おうとする真木の作戦により、アンキロサウルスヤミーは人々を半分氷漬けにし、オーズを呼び出させようとする……

 コアメダルを取り込んだことにより人間がグリードになってしまう。そのことは前から真木が言ってたけど、その前兆として五感を失ってくという。と言っても五感がなくなるのではなく、鮮やかさや感動が失われていくと言うこと。その第一段階として、映司は既に味覚を失っていた。
 それでもアンクを助けるために、グリードから人々を助けるためにオーズと紫のコアメダルを手放そうとしない.
 そして真木の罠と知りつつ、助けを求めてオーズの名を叫ぶ声に、応えようとする。そんな映司を止めようとする比奈だったが、そんな比奈の手を、映司は振り切る。映司がどうしてそこまで、と言う比奈に、信吾は、映司は助けを求める人々の求めだけではなく、自分たちの希望も受け入れようとしてるのだという。比奈もまた、映司をこれ以上戦わせたくないと思う一方で、アンクを助けたいと矛盾した考えを持っている、その矛盾した願いも全部受け入れるつもりだと……
 しかしヤミーだけではなくアンク(ロスト)も現れ、オーズの持つ赤いメダルを奪おうとする。もはやアンクの気配が感じられなくなってしまっていたが、それでもアンクのしぶとさを信じ、暴走を承知でプトティラコンボに変身するオーズ。八枚のメダルを揃えたアンク(ロスト)と言えども、暴走したプトティラオーズには敵わず、オーズはアンク(ロスト)の遺志を宿す三枚のコアメダルを破壊する……
 そしてそのことによりアンクは復活、信吾の身体を使わずとも人間体の姿でふてぶてしく映司に感謝を口にするのだが、何故かアンクは信吾の首を締め上げて……
 「壊れることのない身体」がアンク最大の欲望。しかし、メダルが三枚永遠に失われてしまった今、それどころか完全体すら不可能になってしまった。自我の存在との引き替えは、求めるもののの永遠の喪失。しかし諦めないアンクは、真木に自分をメダルの器にしろと交渉するよう……つか、ウヴァさんも何気に復活してませんか? モチーフにゴキブリがないのが不思議なくらいだな……


2011年07月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その4

  緋弾のアリア 。え〜、なんと申しましょうか。徹頭徹尾、面白くありませんでした、と。構成自体のまずさもあるんだけど、それ以前の問題がいろいろと。偉人やら創作上の人物をモチーフにするのはいいんだけど、お遊びも何にもなくって、おもしろみが少しもない、というのと、根本的にキャラに魅力がない、というのが問題点でしょうか。あ、作画は丁寧でした。(一応フォローのつもり)

  電波女と青春男 。夏祭の仕切りを兼ねた町内対抗草野球大会で、リュウシさんと一緒に行くお祭のため、それ以上にエリオに少しでもいいところを見せたいが為、諦め悪く最後の奇跡を望みつつ打席に断つ真。まあ、実際はそう都合良く行くわけはないんだけど、まあそこはフィクションなので。あと、自称宇宙人で超能力者の社の力もあるのかないのか。
 まあ、ご都合主義のベタな話ですが、割と楽しめたシリーズでした。


2011年07月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その7

  魔乳秘剣帖 。乳の大きさが身分を決める世、豊乳の術と乳斬りの魔剣で権勢を恣にしている幕府剣術指南「魔乳一族」……と言えば、柳生もののパロだとわかると思います。わからんか。
 基本アホなノリなんですが、いろんなパロが微妙にちりばめられ、判る人には笑える作りになってます。わかるから偉いと言うことは全然ないんですが。
 まあ、そんな感じです。ホント説明に困るけど、判る人には笑える、としか言いようがない。

  ダンタリアンの書架 。急逝した祖父の遺産を受け取りに祖父の邸宅を訪れた主人公が出会ったのは、祖父の友人という少女だった……とかなんとか。
 ガイナックスの新作だったんですな。まあ、だからと言ってなんだ、ですが。
 異次元に広がる書庫を巡っての異能バトルっぽいけど、どうなんでしょうね。
 普通に考えればベタな異能バトルものっぽいけど、それがどう展開するかは、今後次第、ということで。
 いや、どうなるのかマジわかんね。とりあえず声優の関係でダリアンがビクトリカの母親としか思えない。