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2009年10月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#25

  バスカッシュ #25「アバヴ・ザ・リム」。月ではアースダッシュとの激突をふせぐための伝説リーグが続いていたが、アルティニウムは活性化せず、参加チームも月の人々も疲弊しきっていた。「星渡りの船」でムーニーズに降り立ったダンたちは、その様子を見て意欲を燃やし、また、アイスマンとの再戦に全力を尽くすことを誓う。
 そしてアイスマン、ファルコンチームとの対決直前、彼らのチームに突如スラッシュが参戦する。スーパープレイヤーの揃った相手チームを見たアランは、ある決意をし、宣言する……

 いよいよ月とアースダッシュの衝突が迫り、絶望的な状況下、ダンたちが到着。最後の希望を託しての試合に臨むのだが……んんん〜〜? なんか微妙に違和感が。ダンが伝説視されることを許容してるような? なんか、ちょっと違うような。むしろヤンの「人は自らの意思で行動を決定するから人なのだ!」というセリフの方が、納得できるような。
 でも、アイスマンの憎まれ口がちょっと心憎い。
 そして明かされるスラッシュの正体。彼は月とアースダッシュに別れたスカイブルーム王家の血筋。現国王レガリアの実の兄だった。予言にある月とアースダッシュの衝突が現実になろうとしていたことを知った彼は王家の秘術を使い、アルティマイトの力で若返りの秘術を行った。そして、アルティマイトを活性化させる「神々の玉遊び」を模すための人造の巨人=ビッグフットの作製、人体強化技術の提供、そして伝説候補の捜索を密かに行っていた。そのスラッシュが満を持しての舞台、その意図を察したアランはバスカッシャーとしての自らの役者不足を認め、その座をルージュに譲る。それに対するダンの言葉は、これでいいようなひどいような……ダンなりにアランを慰め励ましてたんだろうけど、これまでのダンだったら、「ごちゃごちゃ考えるな! バスカろうぜ!」で終わらせてたような。なんか妙にダンが大人になってしまったような……これも、遺跡から聞こえてきた声の影響?
 そんな中で開催される最後の試合。ヤンたちが月破壊のために用意したレジェンドバレットもあるし、素直に無事終わるとは思えないのだけど……

[アニメ] Pandora Hearts#25とアラド戦記#26

  Pandora Hearts #25「否定の彼方へ」。オズが「アビスの意思」との繋がりを持つがゆえに特別な存在であることが明らかになった。バスカヴィルがオズを狙う理由もそれだったのだが、そのバスカヴィルの首魁でオズをアビスに堕としたのが、オズの父親だと発覚する。ショックを受けるオズだが、アリスに発破をかけられ、自分の気持ちに決着をつけるために父親に会うためにバスカヴィルの本拠地へ行く。

 なんだか無理矢理持ち込まれたみたいな最終回展開。それまでの流れと断絶してるし。実際、オリジナル展開っぽい。第二期も可能なように、という意図も見えるけど、う〜ん、どうなのかな。人気次第なのだとは思いますが。
 いろいろツッコミどころは満載ながらも、キャラの雰囲気やらなんやらはわりと好きだったので、最終回展開の強引さはちょっと残念。


  アラド戦記 #26「さよならパーティ これにて解散!?」。あらすじ解説は略。「鬼化の呪い」をめぐっての騒動は一段落。いや、リヴァイアサンの涙をたくさん集めれば、もっとたくさんの人が救えたのでは……というか、リヴァイアサンが涙を流したのは奇跡なのかたまたま今回が千年に一度だったからなのかとか、なんかもろもろ色々放り堕してません? とか、あることはあるのだけど。
 まあ、そんなこと突っ込んでも仕方ない話だからいっか、と思えるのが低クォリティアニメのいいところ(?)。まあ、元々MMORPGなのでエキセントリックなキャラがワイワイガヤガヤしてるので正しいのだろうなぁ、とは思う。
 原因が良くわからない奇跡が頻発したりロクシーの存在の意味がいまいち不明だったりとかはわりと引っかかってはいますが。


2009年10月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#32とダブル#5

  シンケンジャー #32「牛折神」。丈留の元にやってきた一人の少年。彼は代々封印された「牛折神」を守る一族で、丈留に牛折神の封印を解いて欲しいという。しかし牛折神は代々のシンケンジャーたちにも制御が出来ず、封印されたシロモノ。それでも大丈夫という少年を、家に帰そうとするのだが、彼と間違えられた別の子どもがアクマロ配下のアヤカシに襲われる。アクマロたちの狙いが牛折神であることと、「絶対に暴走しない」というその子の確信の理由に興味を持った丈留は、考えを変えてひとまず少年の実家へと向かうのだが……

 新ロボ、牛折神とモウギュウオーの登場編。こないだダイゴヨウが出たばっかなのに、早速クリスマス商戦に向けて余念がないなぁ。
 封印の地の少年・榊原ヒロは牛折神を制御するための秘伝ディスクを作り上げ、それがあれば絶対に暴走しないと断言する。しかし、丈留は危険を冒してまで牛折神の封印を解こうとはせず、ヒロの祖父はもっと頭ごなしにしかりつける。
 旧を守るばかりで新しいことに挑戦しようとしない彼らに不満を抱くヒロは、その不満を見越されて、牛折神の封印を解かないと牛折神を奪い去られると言ったアヤカシの策略にはまり、自らの手で牛折神の封印を解いてしまう。しかし、制御できるはずだった牛折神は暴走、シンケンオーやダイカイオーでも止められず、牛折神の暴走は続く。
 そして手駒の少なさを嘆いていたアクマロ。彼が目を付けたのは、薄皮太夫と腑破十臓?
 十臓再登場と共にアクマロが当面の中ボスになるって展開か?


  仮面ライダーW #5「少女A/パパは仮面ライダー」。今度の依頼は市会議員・みやびの警護。彼女は何者かに狙撃を受けていたが、それはドーパントの仕業らしい。そのため、ドーパントに詳しいという鳴海探偵事務所に依頼してきたのだ。しかし、早速狙われた彼女をダブルに変身して守るが、肝心の狙撃犯の姿は見えない。しかも、みやびの娘・あすかがダブルの姿を見て「パパ!」と抱きついてくる。
 狙撃の理由はみやびが推し進める風都タワー建設の妨害であると睨むが、狙撃犯の正体はフィリップでも推理できない。だが同時に、翔太郎はダブルを「パパ」と呼ぶあすかのことが気にかかっていた。

 ボディサイドの新メモリー、トリガーメモリーの登場。フィリップが「トリガーメモリーは強力すぎる」と、相手の正体がわかるまで使用を控えさせた半身は銃使いだけど、銃使いのライダーは弱体化するのが平成ライダーの常だからなぁ……
 そして依頼の方は、探偵もの定番の少女が絡む依頼。亜樹子は依頼料全学振り込みという破格の条件に釣られて受けたけども、翔太郎の方は母親の政治活動に一緒についていく少女あすかの方が気にかかる。実際みやびは子どもをダシにしているという批判も受けているのだけど、翔太郎はそういう通り一辺倒の批判ではなく、彼女が何故悲しそうなのかを気にしていた。そして突然ライダーの姿でパパと呼ばれ面食らう。さらに亜樹子には「いつの間に子どもなんて!」とお約束の誤解を受けるし。
 実際はあすかの父親は計画を進めていた風都タワー建設反対派のものと思われる狙撃により命を落としていたが、みやびは亡き夫の悲願を叶えるため、利用できるものは娘でも利用しようと、父親は死んでいないと言い聞かせていた。それが何故、父親が仮面ライダーになったと思い込んだのか……それにはあすかの持つ人形が鍵になっているよう。
 そいでもって事件はやっぱり園崎ファミリーのシンジケートが関わっていて、フィリップの推理で敵がアノマロカリスドーパントだと判明するのだけど、倒したはずのアノマロカリスドーパントがもう一体……同一メモリーは一本とは限らないってことか。
 劇場版ディケイド&Wの情報も出てきたけど、 鳴海のおやっさんが吉川晃司ってのがスポニチ )さすがにびっくり。劇場版で仮面ライダースカルとして出てくるのは……ああ、仮面ライダーの初期案ですか、という感じなのですが。マスクのデザインとか、ベルトのバックルがダブルの半分だけみたいなところとか、ダブルのプロトタイプなのかなぁ。


2009年10月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] テガミバチ#1とあにゃまる探偵キルミンずぅ#1と夢色パティシエール#1

  テガミバチ #1「テガミとテガミバチ」。どんな危険な場所へでも手紙を運ぶ郵便配達人、通称「テガミバチ」。その一人のゴーシュは郵便物回収に向かった先で「テガミ」として倒れていた少年を見つける。その少年、ラグは何者かに攫われた母親が自分を知人の家に配達しようとしていたことを知り、心を閉ざす。そんなとき、ゴーシュたちを荒野で最も危険な存在・鎧虫が襲う。

 月ジャン→ジャンプSQに移籍したファンタジーもの。世界観とかはありがちだけども、主人公が手紙を運ぶ配達人ということと、浅田弘幸の画力で頭ひとつ飛び出てるかなぁ。
 今のところ特に言うこともないけども、肝心要の作画は良好。序盤はラグがテバミバチを目指すまでなのでひとまずそれを見てからか。あと、「穿いてない」をテレビでどうするのかが……


  あにゃまる探偵キルミンずぅ #1「キルミン・フォーゼ、しちゃった!?」。父は生物教師、母は動物専門の精神家医である御子神家の双子、リコとリムは、母親が出張で留守の間、世話を見るはずのお客さんから預かっていた猫を柵から逃がしてしまう。慌てて家の中を逃げる猫を追いかける二人だが、屋根裏部屋で不思議なコンパクトを見つける。コンパクトの声に従い、「キルミンフォーゼ!」と叫ぶと、二人は着ぐるみを着た子どものような姿になってしまう……

 なんか「河森正治、御乱心」と一部で言われたみたいだけど、こんなもの御乱心に入りません。90年代のアニメを見てきた人間なら、河森正治の本気の乱心を知ってるはず!
 御乱心かそうでないかはともかく、女児向け変身ものに真っ正面から取り組んでるのは間違いないのだけど、そこはやっぱり少しとんがっていて、どうも少し未来っぽい設定だったり、なによりOP・EDが日本語じゃない。英語でもないし中国語でもないし、でも東南アジア系の言語だよなぁ、と思ったら タイ語だったようマイコムジャーナル )。面白い試みだけど、どれだけ受け入れられるかに注目。
 OPを見ると男の子二人もキルミンフォーゼするっぽいけど、やんちゃそうな方がネズミってのが……
 話は冒頭に出てきたイケメンとゴスロリ少女(コウモリに変身?)が敵になるって展開なのかな? しばらく様子見。
 それはそうと、一番最初、 コレ かと思いました……こんなカオスなもん、テレビで流せるかい。w


  夢色パティシエール #1「あたし、パティシエールになる!」。まあ、ぶっちゃけ、パティシエールを目指しパティシエ・パティシエール養成学校に入った女の子の話なんですが。まあ、そこはお菓子の精霊とかなんとか出てアレ。
 完全な女児ものなので特に何も言うことはないのだけど、お菓子には実際のパティシエが監修に入り、そこらへんは結構本格的なよう。
 まあ、しばらく見て多分視聴中止にするとは思いますが……しかしいきなり初めてあったばかりの人間に転校を強引に薦めるってのはどうよ? 「※ただしイケメンは除く」なのか?

[その他] 権力の番組への不当介入監視?

  権力の番組への不当介入監視 日本版FCC構想で総務相朝日 )。普通なら「報道に国が介入することは極力避けるべし」という主張に納得し支持するところだけど、こないだの選挙前の報道を見てたらなぁ……
 ある程度以上の自浄能力や、報道の影響力の責任への自覚があれば多少の問題があっても報道の自由を確保すべしと思うけど、現時点、特にテレビ局にはそれがあるようには見えない。BPOがいろいろ頑張ってはいるけど、個別事案を幾つか指導するのが精一杯で、とてもではないけどテレビ局の「体質」を是正するまでには至らない。
 この記事でも「報道が根本的に腐ってた場合には誰が是正するのか」はまったく書かれていないし、実質現時点で既に野放図と言える。介入は極力抑えるべきではあるが、しかし明らかに不適切であった先の選挙前報道(ダブルスタンダードがあからさまでも恥じるところがない)を見ると、介入されても仕方ないと判断せざるを得ない。


2009年10月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヤッターマン#60と戦場のヴァルキュリア#26(共に最終回)

  ヤッターマン #60「さらばドロンボー今度こそ解散だコロン!」。ついにドクロリングが10個揃ってしまい、ドクロストーンが復活する。そこで明かされるドクロベエの正体。そしてドクロベエは人間の持つ願望などくだらないと断言し、地球を去る前に人々の願望をすべて消してしまおうとする。

 途中、野球中継で一月放送がない時期が二度もあったり、時間帯がゴールデンタイムから日曜朝に変わったり紆余曲折だったけど、時事ネタや芸能人ネタ、セルフパロディもふんだんに取り入れて1年半余をもってどうにか完走。肩すかし気味の最後と言えばそうだけど、旧作人気のプレッシャーに負けず、スタッフは頑張ったと思いますわ。ドクロベエは旧作のドクロベエと同じでドロンボーたちも旧作と同一人物というオチにはなってるけど、年齢やらなんやら、そこらへんは「好い加減」なんだろうなあ。
 ラストは旧作のラストを意識してのドロンボーの解散だけども、例の三本の分かれ道は使われず、それぞれの夢を叶えるための道へ……と思いきや、やっぱり離れがたく、示し合わせるでもなく皆アジトに戻って来てしまう。ドクロベエもよく考えたらドクロリングは50個あったと戻って来て行き当たりばったりこの上なし。まあ、この適当さがいいのだろうな。実質、この番組の主人公ってドロンボーたちだし。
 流石に続編や続シリーズはつらいだろうけど、平成の世にオリジナルキャストでドロンボーがまた見られたのは良し、と言わせていただきます。


  戦場のヴァルキュリア #26「決戦」。ヴァルキュリア人の力を求め、邪魔するものは味方でも容赦なく排除するマクシミリアンの暴走。その彼にヴァルキュリア人ゆえに攫われたアリシアを取り戻すべく、義勇軍第三中隊第七小隊は巨大戦艦マーモットへと乗り込んでいく。そこで待ち受けていたのは、科学的にヴァルキュリア人の力を再現することに成功し、その力で世界を手中に収めようとするマクシミリアンだった。

 とりあえず終わり、なのだけど、いろいろ良くなる要素はあったものの惜しいなぁ、と。差別と崇拝、それが歴史によって造られた偽りのものであったり、主人公妹があっさり退場してしまったり。ラストは愛の奇跡で構わないのだけど、マクシミリアンが結局うすっぺらな悪の権化に描写されてたり、最後の戦いでエーデルワイス号がまったく活躍しなかったり、この辺はもっと上手く使えただろうになぁ、と思える。
 第一小隊の全滅とかファルディオの行動とか、終盤は結構面白かっただけに、ちょっとそのへんは肩すかしかも。


2009年10月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ!#26

  バスカッシュ #26「FREE フリー」。伝説リーグでスラッシュの参戦したアイスマン・ファルコンチームに挑むダンたち。圧倒的なスラッシュの身体能力に圧倒されつつも、楽しむかのように挑むダンたち。スラッシュが月とアースダッシュを救うために動いていた計画が、この対戦で結実しようとしていた。
 しかし、不確実性の高い希望に業を煮やしたヤンが、月と地上の衝突を防ぐため月を破壊すべく、ついにレジェンドバレットを発射してしまう。
 ダンに伝説の実現を見たスラッシュは試合途中にレジェンドバレットの起動を逸らすためその身を犠牲にする。そして、ダンの放ったシュートが月のアルティマイトを活性化したかに思えたが、地上との衝突を回避する前に失活してしまう。
 自分が伝説の男だと思っていたダンは思ってもみない現実を目の前にし、スパンキーの何気ない言葉が残酷にも突き刺さる。
「お前、ハズレだったんじゃね?」

 早期での監督交代、製作体制の変更に伴う作風の変化があり、伏線の矢継ぎ早な回収とかはあったものの、個人的には、とても好きな作品になりました。
 でも、最終回前のダンの言動に違和感を感じると思ったら、「伝説になること」が大事なのではなく、「伝説とかなんとか関係なく、ただ突っ走ること」がやっぱりこの作品の一番の価値観だったのだなと。伝説であることを意識しすぎ、自分の渾身のシュートでも月のアルティマイトを活性化できず月も地上も救えなかったことに落ち込むダンを、再度奮い立たせたのはアイスマン。月と地上の命運も何も関係ない。伝説なんて知ったことではない。世界が滅びても、後悔は残したくない……
 ダンが救世主としての立場に甘んじてたことに違和感があったのだけど、やっぱダンにとっての伝説ってのはどうでもいいもので、最後の試練だったのだな。
 本当にダンにとってだいじなもの。それは救世主になることでも、ココの足を治してやることでもなく、ただバスカること。ボールを通じて、相手とリンクすること。
 そして生き物とリンクするアルティマイトの性質にサウザンドは気付いたけども、そうでなくとも、この作品で誰も必要ない人間はいなかったのだよな。レジェンドバレットを造ったヤンもそうだし、最後にダンを奮い立たせたアイスマン、そのアイスマンの絶望を生み出したプライスでさえも……
当初の作画レベルの維持は不可能だったものの、理屈や周囲の利害関係じゃなく、ただひたすらにプレイの興奮、それによる試合相手との共感を追い求める、愚直で利害度外視な姿が全てだったんじゃないかと。そりゃ当初体制で全部出来たら、というのは夢想しないではないですが。
 こういう感覚に基本をおいた作品って、なんか問答無用で好きですわ。

 とりあえず気になるのは、異様に店頭有線で聞いた第貳期OPと、サウザンドが肉体強化前の方が断然良かったということですが。


2009年10月10日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 夏のあらし!春夏冬中#1ととある科学の超電磁砲#1とそらのおとしもの#1とWHITE ALBUM#14(第二期#1)とささめきこと#1と11eyes#1とミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜#1とけんぷファー#1と生徒会の一存#1とアスラクライン2#1とこばと。#1

 タイトルが長すぎだけど気ニシナイ!
    夏のあらし!春夏冬中 #1「夏休み」。加奈子たちの事件も一段落し、今日もはじめたちがバイトにいそしむ喫茶「方舟」。そんなある日、マスターがみんなで海に行くと言い出す。はじめはもちろんあらしたちの水着が見られると大喜びだが、それを聞いて潤はあわてふためく。最初に勘違いされたまま男と言うことで通していたが、水着になればさすがにばれてしまう。潤は悶々としたまま海水浴当日を迎える。

 基本的に日常マンガなので、特に期で大きな話になる必要もないのだけど、今回は女の子だけど男の子のふりをする潤が主軸になるのか? このエピソードだけかもしれないけど。
 学生服のモデルをしてた時にはじめと出会い、そのまま勘違いを引きずっている潤。今更言い出しにくいというのもあるけど、元々女が装う女らしさに対して微妙な反感も持っている。けどそんな心中もまったく知らず、はじめは「男同士」のスキンシップを平然としてくる。まあ、そりゃそうだよな。女だって知らないんだから。はじめのは鬱陶しいくらいに多少過剰だけど。
 その秘密を知るのはカヤだけだったのだけど、今回あらしにもバレる。「水をかぶると女の子に」って、非常識な。まあ、本人が非常識な存在だけど。
 あらしは潤の秘密を黙ってることを約束するが、同時に潤がはじめのことを意識するのははじめに気持ちが惹かれているからじゃないかと指摘。潤はさらにはじめを意識することに……と、思いきやお泊まりイベント発生。はじめと潤は同部屋……マスターも潤が男だと思ってるからそりゃそうか。


  とある科学の超電磁砲(レールガン) #1「電撃使い(エレクトロマスター)」。超能力の実在が科学的に開明されたごく近い未来。その才能の育成を行うために開発された学園都市で、その中でも最上位にランクされるたった七人のレベル5たち。その一人、御坂美琴は、並外れた能力の強さもさることながら、目の前のトラブルに手を出さずにいられない性格でいつも事件の中心になっていた。
 ある日、寮で同室の後輩白井黒子に、「本物のレベル5」に会いたいという彼女の友人・初春飾利とその友人・佐天涙子を紹介される。素直に美琴にあこがれる飾利と違い涙子は無能力者であることもあり、レベル5である美琴が鼻持ちならない奴ではないかという警戒心を丸出しにしていたが、そんな涙子も、少しずれててでも普通の女の子な美琴の言動に先入観とのギャップを憶える。そんな時、超能力を使った強盗が学園都市を見学していた児童を人質に取る事件が目の前で起こる。

 作画以外は正直見続けるのが苦痛だった「とある魔術の禁書目録」のスピンオフマンガのアニメ化。と言っても、原作量から言ってマンガをベースにしたオリジナル、みたいな展開になると思うけど。
 完全なオリジナルエピソードはそんなになく、「禁書目録」で起こった事件を美琴側から描くことになる。
 メディアワークスが資金を大量につぎ込んでる(と推測される)だけあって、作画は前作同様かなり良い。しかしおそらく原作からしてどうにもならなかったと思われる無駄な厨房設定は削られて見やすくなってるし、監督が「とらドラ!」の長井龍雪なので、期待したいところ。オリジナルのアレさ加減を考えると微妙ではあるけども。


  そらのおとしもの #1「全裸王(ユウシャ)世界に起つ!」。少し(?)スケベな思春期過剰投与気味の高校生・桜井智樹は昔から不思議な夢をときどき見ていた。空からやってきた女の子と出会い、そして別れるという夢。幼なじみのそはらから無理矢理に薦められて頼りになるのかならないのかよくわからない学園一の奇人・守形英四郎に相談することに。しかし、その待ち合わせ場所に現れたのは羽の生えた女の子。彼女は自分を「愛玩用エンジェロイドのイカロス」と名乗り、智樹に「あなたを楽しませるためになんでもします。ご命令を」と懇願する。それを聞いた智樹は……

 あらすじ見るとベタだけど、実際にベタです。世界の上空を移動する「穴」がちょっとだけ話題になってる世界、その「穴」からやってきたとおぼしきイカロス。まあ、ぶっちゃけ、美少女型ドラえもん? 智樹の願いをいろんな道具を使って実現するのだけど、その願いというのが「金をくれ」なんてのはまだ俗すぎて可愛い方。「透明人間になって女子の着替えを覗きたい」もまだまだ、「時間を止めてみんなの前で全裸ダッシュしたい!」とかになると、変態過ぎて何も言えん……
 だけど人間味というものがおおよそなく、淡々とどんな願いも叶えるイカロスは、智樹の何気ない言葉も命令として捉えてしまい、それをとんでもない方法で実現しようとしてしまう。
 まあ、基本、微エロ美少女+大ベタ、な番組でしょうね。あと主人公はへんたい。


  WHITE ALBUM #14「チューニングが合ったためしがない。もっと良好な場所があると思ってしまう」。まあ、普通に前期からそのまま続き。冬弥の父親が倒れ、由綺たちも心配するが、相変わらずすれ違い。冬弥の父親への反発も相変わらず子供じみてる。緒方プロとM&Mミュージックの勝負は緒方プロの勝ちだけど、後がないM&Mの社長は、ひたすら結果を焦る。緒方英二は相変わらずストーカーチックに妹ラブみたいだし、すれ違いだけでなく由綺を取り巻く環境も激変し不穏な空気も漂うのだけど、冬弥君は相変わらず由綺から遠ざけようと自らを差し出す弥生の身体におぼれるばかり……ダメだこりゃ。


  ささめきこと #1「ささめきこと」。村雨純夏と風間汐(うしお)は友人同士でいつも一緒だが、汐は自分も女の子なのに「可愛い女の子が好き」と公言してはばからない、「生粋の女の子好き」。そんな汐の自爆にいつも振り回される純夏だったが、実は彼女も、昔から汐の事が好きで、でもそれを告白できないでいた。
 そんなある日、汐から図書委員の先輩への気持ちを聞かされた純夏は、つい苛立ち、汐と喧嘩してしまう。

 いけだたかし原作の百合もの。「女の子が好きな女の子」たちの学園青春もの、になるのか。可愛い女の子が好きな汐。そんな彼女のことをひそかに想ってるけど、友人関係が壊れるかもしれない恐れに加え、自分が汐の好きな「可愛い女の子」とほど遠いこともあり、その事を告げられないでいる純夏。今回前倒しでモブに紛れて他のキャラも顔出ししてたけど、中心はこの二人。女の子だから、というより、友情と恋情の間で揺れ動く様が一番の見所だと思う。
 しかし、この振られ方はきついよな……


  11eyes #1「赤い夜〜piros ejszaka」。美少女ゲーム原作のアニメ化らしいが、全然知りません。つか、のっけから厨二病設定全開でさすがに笑った。ここまで露骨にやってもOKなのか。同じく美少女ゲーム原作で似たような感じの話だとAYAKASHIとかがあったけど、それこれの世界観に与えたスタンドの概念の影響力はやっぱ大きいなぁ、と。
 見続けるかどうかは微妙。


  ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 #1「ラビリンス42.3」。今期の腐女子向けコンテンツ。大江戸線の各駅が擬人化したキャラたちが大江戸線の蘊蓄を交えながら毎回登場するゲストの悩みを解決していく……のかな? つか、誰得としか。関東以外の人間にとってはそもそも大江戸線になじみ自体が薄いだろうし。「歴女」とかのマニアック腐女子路線を狙ってるのかもしれないけど、さて、どこまでもくろみ通り行くのか。


  けんぷファー #1「選ばれし者」。普通の男子高校生・瀬能ナツルはある晩、突然自分が女の子になって、お互い戦い合う「ケンプファー」の一人に選ばれたと告げられる。しかも告げたのはキモ可愛いぬいぐるみのハラキリトラ。夢と思い目覚めると男に戻っており、夢だと思いそのまま学校へ。
 その途中、常々あこがれている沙倉楓と一緒になり喜んでいたのもつかの間、殺気を感じたと思ったら再び女の子の姿に……しかも、殺気の主である女の子が拳銃を持ってナツルに襲いかかってきた。

 いや、まあ、非常にわかりやすい視聴者サービスを詰め込みました、としか……内容はないよう。
 要は女の子に変身した主人公をめぐって美少女やらバトルやらが入り乱れる、という、それ以上に言いようもない番組。声優だけは今話題の若手を揃えてるけど、脚本は前述の通りの上、ギャグも滑り気味……まあ、今期のお色気担当ってことで終了。


  生徒会の一存 #1「駄弁る生徒会」。内容がないようその2。なんと言っても主人公たち生徒会がひたすら20分生徒会室で駄弁ってるだけという……ある意味、「ストーリーなんか飾りです! 美少女がボケとツッコミをやってることだけが大事なんです!」と言わんばかりの、潔さ。まあ、その分会話のテンポが崩れたりネタが尽きたらそこで終了な話なんですが。
 原作小説からそうだって言うんだから、ある意味大したものと言うべきか。


  アスラクライン2 #1「消滅の世界と記憶の残骸」。奏が倒れたと誤解した智春が騒動を起こしてしまい、その罰として科学部はプール掃除を言い渡された。しかしそこに現れた動くコアラのぬいぐるみを追いかけ、謎の地下施設に迷い込んでしまう。実はそこは「前の世界」の遺跡であり、遺跡を守護する機械が智春たちに襲いかかる。しかし、アスラマキーナはベリアルドールである操緒の魂を削りつつ駆動すると知った智春は、自身のアスラマキーナ・鄢鐵を呼び出すことをためらってしまう。

 これも普通に続編。アスラマキーナとベリアルドールの秘密を知り、これまでのように鄢鐵を呼び出せなくなってしまった智春。当の操緒はこのままだと自分が消滅することを知らず、智春もそれを隠し続ける。
 そいでもって科学部部長も登場。だけど、相変わらず要素がごちゃごちゃすぎてわかりづらいというか、ドラマが真に迫ってこないというか。前期の終盤の展開はちょっと面白かったのだけど。


  こばと。 #1「…願う少女。」。しゃべるぬいぐるみ「いおりょぎさん」を連れて街に突然現れた少女、花戸小鳩。小鳩はある目的のため、みんなの手助けをする「テスト」に挑んでいた。しかし、優しいが底抜けに天然な彼女は人助けをするどころかトラブルを起こしてばかり。それでも邪気のない彼女の行動は人々の心を和ませていく。
 しかしテストはなかなか合格点がもらえず、夜の公園で落ち込んでいたところ、赤ん坊を連れた老婆に出会う。

 今期のNHKのCLAMP枠。サンデーGXで「こばと。(仮)」として始まり、何故かNewtypeに「こばと。」として正式に連載再開した、経緯のよくわからん作品。
 まあ、わからんのは設定の方もだけど。なんらかの目的で「傷ついた心」を魔法の小瓶に集める小鳩。でも、それが何故か、誰がやらせてるのかはまったく不明。天然ボケ少女のご都合主義的展開とバランスを取るためのアンチウェイトであるいおりょぎ、清和らの存在などの、えげつないほどのバランス取りの上手さはさすがとしか。