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2008年09月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 第47回日本SF大会 DAICON7レポートその2

  第47回日本SF大会 DAICON7レポートその1 の続き。

・二日目入場前
 24日朝。さっそく会場の浪切ホールへと再び向かうが、途中で地元の人も同じ方向に向かっているのに気付き、「お?」となる。それも一人二人ではなく、ホール前に至るとかなりの人数になる。なにかと思うと、入り口前でお囃子の演奏が。「まさかSF大会歓迎……なわきゃーないか」とか考えてると、大ホール前に町内会ごとに別れた受付と、大量の地元の方が。同日、大ホールでは午前中、だんじり祭に向けての安全大会が開催されていることをタイムテーブルを見て知る。道理で。
 少し早めに来たので一度会場を出て飲み物を買ってから戻ると、再入場はディーラーズルーム前の小さな入り口に制限されてて、行列に……まあ、このくらいの行列はなんてことはないですが。
 そんなこんなで二日目の開始。

・二日目一企画目「SFアニメの45年史」
・氷川竜介氏が演者
・今年のBSアニメ夜話は10月に収録
・アトムが1963年
・アニメの面白さは物語とは別?
・アニメが何故面白いかわからない。けど面白い→その矛盾が面白い
・錯覚ベースの芸術
・動かないはずのものが動けばアニメではない
・動きが鍵
・SF的な視点転換と関係あるのかも
・フィルム自体が断絶の連続・モンタージュ技法
・視覚は危険認知・予期のシステム
・動きの予知、ずれが快楽
・脳の感じる時間は?
・相似形、フラクタクル構造
・小構造も大構造も時間をコントロールできる
・ダブルアクション(カット切り替えを時間通りにしない)
・アニメは即物を描いてない。残像(空)を喚起させる
・アニメは脳をハックしてる?
・海外のアニメーションと日本のアニメは根本的に違う(アメリカではボードビル)
・日本のアニメは世界観が豊か
・アニメは理詰めで理系向きの芸術
 講演には二つのテーマを用意してきたのだけど、タイトルの「アニメ史」の方は後回しにして「何故アニメを見て楽しいか」という話を準生理的な視点をベースに分析。そしたらアニメ史の方はほとんど話す時間がなくなったという、結果的に看板に偽りあり企画。けど、面白い内容でした。アニメ史の方は基本的に2年前の企画で話したことと重複してたらしいし。
 「アメリカではボードビル」というのを補足説明すると、アメリカではアニメはそういうステージショーの延長線上で発展してきたと言う意味。

・二日目二企画目「スクリーミング・マッド・ジョージの不思議な世界」
・「SF軍事解説」がいっぱいで入れなかったので、適当に入室
・ホラー特殊メイクで有名なSMジョージ氏のトークショー
・アメリカ市民権を得てたけども家庭の事情で帰国、活動の場を日本に
・オリジナル短編映画「BOY IN THE BOX 箱の中の少年」の上映会
・デビルマンレディの実写写真集のメイキング(永井豪体型のモデルさんを探すのが大変だったとか)
・サウンドホライズンのビデオも
・ミュージシャンのミュージックビデオも作成してるが、やりすぎてテレビ放映は出来ないものに(でもミュージシャン自身には大好評)
 行き当たりばったりで入ったが入ったが、左脳企画の後の右脳企画でバランスが良かった。

・二日目三企画目「宇宙船レッドドワーフ号」
・今年20周年
・ゲストはキャット役を演じたダニー・ジョン・ジュールズ(マジ)
・元々ダンサー出身。(今は膝を痛めてしまってるとか)
・キャット初登場時のピンクのジャケットはダニーがオーディションの時着ていたもののコピー
・しかもお父さんのウェディングジャケットを塗り直したもの
・オーディションには30分遅れた。しかも遅れたことに気づかず、審査員に謝らなかった
・演技をしたらすぐ追い出された。怒ったのではなく、演技を見て審査員はほとんどダニーに決めたのだとか。
・山寺宏一の葺き替えに関してはとても満足、Perfectだ、と。
・好きなepisodeは「バック・トゥ・リアリティ」
・その他、キャストや撮影時のエピソードも。
・映画版は資金調達でストップ。
・近作は映画「サッカー・パンチ」とBBCのドラマ「M.I.High」(共に日本公開未定)
 サッカーパンチはインタービジョンと配給の交渉中なので、インタービジョンに嘆願メールを送って欲しいとのこと。

・閉会式
 若干三企画目とかぶったのでその前にあったと思われる授賞式は結果は不明。
 暗黒星雲賞と星雲賞は以下の通り。
暗黒星雲賞
企画部門:手づくりプラネタリウム 次点ボーカロイド
ゲスト部門:トニーたけざき 次点岸和田市長
コスチューム部門:なっちゃん(ななこ) 次点バニーボーイ
自由部門:四階への長い階段 次点実行委員長市長大阪環状線だんじりの太鼓なかなか終わらない当日受付
幸運部門:(一般参加者なので伏せておきます)

星雲賞
日長:図書館戦争シリーズ/有川浩
海長:輝くもの天より墜ち/ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、浅倉久志
日短:沈黙のフライバイ/野尻抱介
海短:ウェザー/アリステア・レナルズ、中原尚哉
コミック:20世紀少年・21世紀少年/浦沢直樹
メディア:NHK「電脳コイル」/礒光雄、電脳コイル製作委員会
アート:加藤直之
ノンフィクション:星新一−一○○一話をつくった人/最相葉月
自由:初音ミク/クリプトン・フューチャーメディア
特別賞:野田宏一郎(昌宏)
 暗黒星雲賞のトニーたけざき氏は、なんだかガンダム企画でへろへろの状態でひたすら安彦絵を描き続けた姿が受賞理由とか。
 20世紀少年は浦沢氏が直接に現われて受賞。これには会場中がびっくり。お忙しいだろうに本人がわざわざ現われたってのは、どういうことなんだろう?
 で、閉会式。閉会の挨拶と、来年の日本SF大会である T-CON2009 からの挨拶。T-CON2003は非常に良い合宿型大会だったので、同じホテルニュー塩原での開催(これがホテル側が非常にノリが良かった)ということもあって、二日間の開催になってしまうけど期待。そしてOPの続きのムービーが流れて閉幕。
 帰りは知人が一緒に車に乗せてくださるというのでお言葉に甘えたら、新幹線が大雨で遅れたと帰り着いてから聞いてちょっと冷や汗ものでした。ありがたやありがたや。


2008年09月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#28とキバ#30

  ゴーオン #28「相棒グンペイ」。今回は気配を消して人々をさらう「マンホールバンキ」を探しに動いたゴーオンジャーたちが、連続失踪事件の犯人と間違われ誤認逮捕。それを助けたのが軍平の元相棒の柏木左京刑事。彼は軍平が警察を辞めてまでなったゴーオンジャーに興味を持ち、共にマンホールバンキを探す。

 マンホールバンキがさらう人々の共通項が「鉛筆回しが上手い人」で、その理由がキタネイダスが作ったマシンを起動させるのに鉛筆回しが必要だから、って……鉛筆回しで世界を滅ぼすな!w
 ゲストの軍平の元相棒は、多分「相棒」の水谷豊の演技を真似してるんだよなぁ。件の番組見てないから多分だけど。
 そいでもってとても二十代に見えないその左京の口から、軍平が警察を辞めたのは私服警官の辞令が下る前だったという事実が明らかに……つまり「元刑事」ってのは嘘かよ!w


  キバ #30「開演vib.キバの正体」。実家から出てきた弟に家に連れ戻されそうになり、必死に拒絶する恵。ルークと遭遇するも、まったく歯が立たず、相手にもされない。
 渡は渡で深央の様子がおかしいのは静香がついた子供っぽい嘘のせいだと知らず、嫌われてるのかと思い込み落ち込む。悩みはそれだけではなく、健吾が怪我でもうギターが弾けないということを告げられず、すぐに治ると嘘を吐いていたことを気に病んでいた。だが、健吾は看護婦の立ち話で事実を知ってしまい、嘘を吐いていたことで渡をなじる。
 そんな渡に声をかけ相談に乗ろうとしたのは名護。だが彼の本当の目的は、渡がどうして過去真夜に渡したボタンを持っているか、それを知ることだった。
 そんなとき、ファンガイアのキングを捜す男が、再びキングと疑わしい、不思議な力があると思われる人間たちを襲い続けていた。
 一方過去では、音也たちが協力してルークを倒そうとしてるのを知ってしまったゆりが、彼らを出し抜いてルークを倒そうとするのだが……

 なんだかいろんな話が絡まってるなぁ。大まかには、キング復活に向かってるのだろうけど。深央は静香のいたずらで静香と渡がフィアンセだと誤解するが、渡の落ち込んだ様子を見てやり過ぎと悟った静香がホントのことを言って二人の仲は元通りに。でもクイーンはキングと結ばれるのが定め。そうすんなり行くわけもないよなぁ。
 そのキングが、渡ではないかと疑う名護。「キングは人間として育てられた」という情報もあり、疑いつつも切り出すことが出来ない。しかし、キバから変身解除する渡を見てしまう。キバが危険だと思いこんでる名護だけど、どう出るんだろう? 映画みたいに普通に青空の会に溶け込むのか?
 映画みたいにというと、映画でもちょっと出てた健吾もどうもこのままでは済まないようで。音楽への道を断たれ、どうも道を誤りそうな感じ。

[アニメ] マクロスF#21と潜脳調査室#22

  マクロスF #21「蒼のエーテル」。ミシェルはゼントラーディ化で無防備なクランを守るために小型ヴァジュラの手にかかり、宇宙空間に投げ出される。突然の大きすぎる犠牲に悲しみとヴァジュラへの怒りをあらわにするルカたち。ランカもミシェルの犠牲を悲しみつつも、憎悪を剥き出しにする彼らの姿にとまどいも覚える。そしてルカが提案した作戦は、ランカの身を大きく危険にさらすものだった。アルトはその作戦に戸惑いつつも、ヴァジュラ攻撃によるフロンティア全滅の危機を前にランカを説得する以外の選択肢を持ち得なかった。

 ルカの作戦とルカに意図的にその作戦を行わせた三島の判断により、ヴァジュラの危機からとりあえず助かるフロンティア。だが、その傷跡は大きく、三島はクーデターを隠しおおし、フロンティアの全権を握る。事実を知るオズマとキャサリンも救助待ちの身で行方不明扱いとなっていた。アルトたちのヴァジュラへの憎悪を見てしまい、また共感できるヴァジュラたちを消滅させたことにより精神を疲弊させたランカは、小型ヴァジュラへと羽化したアイを見て、彼を仲間の元へ返すことを決意する。それはアルトたちとの別離の決意でもあった。いやまー、個人的にはどうでもいいんですけどね?<酷い
 ただ、とは言ってもこのままだと異種生命体同士の悲惨な消耗戦が継続するのは間違いなく、ランカの存在が鍵になるのは確実なのだけど、今のところランカ以外にヴァジュラも感情を持ちある種仲間への愛情を持っていることを知る者はいないから、ランカを追うアルトたちがそれを知る、ということになるのかなぁ。


  潜脳調査室 #22「静かなる海」。久島が誘拐され、彼が不在のまま気象分子の稼働を本格化させることが決定する。その久島の義体が、脳殻が抜き出された状態で見つかった。何者かが久島の脳を抜き出したのだが、抜き出される直前、久島は自分の意識をメタルに放出させていた。久島の脳殻とメタルに散った意識、その二つを見つけねばならず、ソウタ・ホロンと、波留・ミナモの二手に分かれてリアルとメタルでそれぞれ捜索を開始する。が、何者かが事件の現場から彼らを締め出そうとしていた。

 捜査に行き詰まったソウタはタカナミを頼るが、ひとまずタカナミは犯人ではないよう。けど、状況を流れのままに利用した感じではあるけど……真犯人は久島を行方不明にさせ株価操作を企むチンピラなのだけど、ジェニー・円が手引きなりなんなりした様子ではあるよなぁ。
 波留も必死に久島の意識を探し、無理なダイブを続けて危機に陥るのだが、例のダイバー兄弟がミナモの頼みに応じて波留のサポートに駆けつける。他のダイバーたちは企業に雇われ機密事項だらけの久島を宝探しか何かのように探してるのだが、彼らは純粋に好意と恩義。久島、思ったより人徳があるのかないのか。
 久島の意識は結局サルベージできたのだが、初期化されそうになっていた久島の脳殻を救い出すため、ホロンが装置に誤認識させ自分の電子頭脳を初期化させてしまう。バックアップを復旧させることは可能なのだが、それが行われたのは三ヶ月前……つまり、波留の介護をミナモに依頼した第一話の時点。久島は助かったものの、ソウタは大事な時間の記憶をホロンの中から失ってしまうという結果に。人間の脳ならば忘れたといってもその断片は残っているものだけど、ホロンは完全に機械。失われたデータは多分戻らない。
 そいでもって気になるのが未だ意識を取りもどさない久島と、自分の行動に躊躇を感じ始めているらしいタカナミ。でもタカナミが意思を翻しても、ジェニー円らがそれをよしとするわけもないよなぁ。

[その他] ネタがないと天下国家を語る

 まあ、そういうことで。
 突然のタイミングで辞意を発表した福田首相だけど、個人的な意見では、外交に関して言えばかなり上出来な状態にしての退陣かと。経済政策は良く知りません。経済音痴なので。
 米国大統領選が民主当選の公算が大きい上にそれも不安定という状況で、中国との関係を改善したというのは、それだけで両国を翻弄できる状況を作ったということでしょう。眉中だなんだと陰口をたたく向きもありますが、現在中国共産党を抑えている胡錦涛は、少なくとも日本との関係を良好にしておくことが国益と考えている。それは中国が日本の国益のために動く、ということではないけど、そんなのはどこの国でも一緒。それを考えれば外交的にはこの状態は悪くはない。
 まあ、それ以外にも問題は山積ですが、正直福田首相が留任すればカタを付けられるというものではなく、どの段階で次に渡すかだけの問題でしょう。その意味ではこのタイミングがベストかはわからないけど、経済動向的には国政の混乱を起こすとは見られていない模様。で、どうしてこのタイミングなのか、がわからないけど、やはり小沢代表が無選挙で三選した民主党を意識して、ということもあるのかなと。その他のタイミングなのかもしれませんが。
 一般からすれば「でっていう」ともっぱら映るかもしれないけど、民主が現在の体制に内在的反発を抱え、また離反劇なども起こった状況では民主にとってあまりプラスにはならんでしょうね。そう考えると民主党対策に手堅いタイミングで辞意を表明したのかな、とも思える。無論そうでない可能性もありますが。
  まず総選挙。話はそれからだ だなんてこと言ってる向きもありますが、個人的にはまったくその通りと思います。もちろん民主党のことですが。え? 選挙で代表を決めることに圧力をかけ対抗候補を迫害する独裁的な政党に民主主義のトップを任せようとおっしゃるので? おやおや、それはどんな冗談でw

 それはそうと google chrome 、ちょっと使ってみたけど、表示が異様に早いですな。Firefoxも3になって信じられんくらい早くなったと思ったけど、それを上回ってる。エラーが発生したらまるごと落ちる、を回避してウェブアプリを普及させる土壌を作ろうというのが目的なのは違いないだろうけど、シンプルで表示の速いタブブラウザを求める層にはいいのかもしれない。けど、2kに対応してないのでウチのメインPCには使えませんな。どうせマルチプラットフォームにするんだから対応させたっていいじゃん。ケチ。


2008年09月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#21

  マクロスF #21「ノーザン・クロス」。ヴァジュラの襲撃により壊滅的な打撃を受けたフロンティア船団。厳しい統制が敷かれるようになった船団内で、人々に生きる勇気を与えようと歌手活動を再開したシェリルだったが、そのシェリルから微弱なフォールド波が検出された。シェリルの病気はヴァジュラの体液由来であり、末期症状になると治療は不可能になるのだが、その代わりに微弱ながらヴァジュラと同様のフォールド波が発信されるようになるのだった。レオンはそんなシェリルに近づき、フロンティアが生き残るためとランカの代替に据えようとする。
 一方ランカがヴァジュラと共に消えたことにショックが醒めやらぬアルトだが、フロンティアが生き残るためにはヴァジュラを殲滅するしかないと思いこむ。そんなとき、自分の命を省みず活動するシェリルを見て黙っていられなくなったクランが、シェリルの命が残り幾ばくもないことをばらしてしまう。強がるシェリルを前に、最後の瞬間まで一緒にいることを誓うアルト。
 そんな時、正式に大統領に就任したレオンの決定でSMSが軍に統合されるとの情報がもたらされる。生還したオズマたちからレオンが大統領暗殺を実行したことを聞かされ、SMS部隊は真実を見極めるため、ある決断を下す。

 傭兵から海賊への鞍替えってwww まあ、中世の傭兵は山賊と大して違いはしないかったですが。それに艦長だとか、どう見ても海賊の方が似合ってるし。
 しかし、シェリルを最後まで見ていると約束したこともあり、アルトはSMSの離反には荷担しない。レオンとグレイスがすべての元凶だと知らないからだけど、現状に胡散臭さは感じてるようだから、ランカがどうしてヴァジュラと共に消えたのかを知ろうとするだろうなぁ。しかし、このままだとやっぱランカルートか……このまますんなりシェリルが人生を終えるとも思えないのだけど。それに、シェリルはどこでヴァジュラの体液を浴びたのだろう? そこらへんはスルーされる可能性もあるけど……シェリルも、基本的に小娘でいいようにレオンに利用されていたランカと違って、レオンが腹に一物あることは感じていそうなものだけど。
 一方で、レオンとグレイスは醜い仲違いを……レオンがクーデターまで起こした理由は、ヴァジュラに関する何かを握ってフロンティアのみならず銀河の覇権を得ようと言うことか。グレイスはグレイスで義体の凶悪さが明らかになってるし。しかし、トミー・リー・ジョーンズ似のエージェントが……


2008年09月07日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#29とキバ#31

  ゴーオン #29「大翔ヲトメロ」。新しいアイテム、ゴローダーGTを開発する大翔だが、使用しているパワーソウルでは暴走してしまいどうしても上手く行かない。そんな時、復帰したヨゴシュタインが復讐に燃えて新たな蛮機獣・ハンマーバンキを生み出した。他の大臣たちとの協力も拒むヨゴシュタインが自信満々で生み出しただけあって、一瞬で街を更地に変えてしまうハンマーバンキのパワーにゴーオンジャー、ウィングスは手も足も出ない。しかも戦いの最中美羽が大けがを負ってしまい、大翔はいつもの冷静さを失い、復讐のために未完成なゴローダーGTを持ち出し一人でハンマーバンキに挑む。ゴローダーのパワーはハンマーバンキにも通じるのだが、怒りのソウルで起動したゴローダーは暴走し、街を破壊し始めてしまう。

 新しい商品……もとい、新しい仲間・ゴローダーGT登場。元はこぶし大のタイヤだけど、ソウルをセットすることで巨大化。さらに巨大化して、ロボットにもなる。サポートロボットのパターンですな。
 で、大翔は怒りのあまり一人で突っ走ってしまい、ゴローダー暴走を招く。その姿を、ヨゴシュタインに「我と一緒だな」と言われ、動揺してしまう。そこに仲間が駆けつけてというのはお約束なのだけど、「仲間も協力もいらない」と言ってた割には暴走してゴーンジャーに向かって無策に突っ込むハンマーバンキを止めようとしたりして、ヨゴシュタイン、基本的に良い奴だよなぁ。再び失意のヨゴシュタインを暖かく迎えるキタネイダス、ケガレシアもだけど。


  キバ #31「喝采・母に捧げる変身」。名護にキバの正体がばれてしまった渡。驚く名護だが、渡ならキバの力を正しく使えるだろうと、その存在を認める。だが、健吾をさしおいて渡を弟子にしようとしてるのを健吾本人が聞いてしまい、渡からも名護からも裏切られたと感じた彼は失意のまま飛び出してしまう。
 一方恵は弟に実家に帰れと言われ一層ルーク殲滅に執念を燃やし、母・ゆりが残したルークに関する資料を見付け、肩が弱点であることを知る。だが必死になりすぎるあまり弟に「母さんは本当はあなたに戦士になって欲しかった! 私はその代わり」と言い捨ててしまう。
 22年前、ルークのパワーに歯が立たない音也たち四人だったが、彼らがルークを倒そうとしてるのを知ったゆりが、作戦があると言う。その作戦のためにイクサを自分に貸してくれと言うゆりだが、結局ゆりはイクサを勝手に持ち出し逃走。何を考えたのか、ルークに助けを求め、それを渡してしまう。

 いやぁ、いろいろめちゃめちゃですな。そんな中でも際だってるのは名護さんの非道っぷり。w あれだけ執念を燃やしていたキバをあっさり受け入れ、おなじあっさりさで健吾を見捨てる名護さん。やっぱり名護さんは名護さんだなぁ。
 恵関連もやっぱりめちゃくちゃで、恵を家に戻そうとする弟が再び宝くじを当てて、特殊な能力を持つ者がキングではないかと襲い続けるウォートホッグファンガイアに襲われたり。ホント行き当たりばったりな展開だなぁ。
 でも一番の行き当たりばったりは、ルークの顛末というか。現代では十分良いことをしたと考えた彼は「後は死んで天国に行くだけ」と恵たちに戦いを挑んでくるのだが、肩が弱点って、いかにもいきあたりばったりな……現代では肩の飾りの片方が壊れてるとかしとけばまだ伏線になったものを。過去はそれに輪をかけて行き当たりばったりで、ゆりの作戦にはまってダメージを負ったルークは三モンスターと音也イクサによってとどめを刺す寸前になったところで、音也にイクサを渡されたゆりが決着を付ける。え? ルーク死んじゃうけどいいの? と思ったら、「何度でも甦る」って……なんつー行き当たりばったりぶり。大ちゃんのときは単に復活したてで寝ぼけてただけなのか。
 っつーわけでルークが倒されてしまい、せっかく四人揃ったチェックメイト・フォーは揃った早々「チェックメイト・スリー」に。が、それと入れ替わりにキングが登場し、深央もキバが渡だと知らないままファンガイアに変身して襲いかかる。クィーンのファンガイア態、初めて出たなぁ。って、ビショップもキングもまだ出してませんが。しかもモノアイなのでモチーフはなんだろうと思ったら、真珠貝……それはアリなのか?
 キングも登場だけど、変身後の姿は敵ライダーらしい。演じる山本匠馬は劇場版で白峰を演じてたんだけど……別に関係はなさそう。つか、キューティハニーTHE LIVEで早見青二を演じてたので、いつ「なんてデモーニッシュなんだ!」と言い出さないかとか思ったり。

[その他] 寝倒し×散財

 今日は昼に買い物して、三時くらいに一度仮眠を取ろうと床に入ったら、目が醒めたら九時……休日に寝倒したのは久しぶりですわ。八月末はイベント続きだったし、その前は暑くてそれどころではなかったし。やっぱ寝倒せるのは幸せ。
 時間は遡って昨日、持ち歩いてるUSBメモリを紛失したので、新しいのを購入しに外出……のはずが、なくしたメモリは一つなのに、なんで三つも買ってきてるんですかね、私は?
 いや、4GBのメモリがそれなりに安く出たので思わず買って、蓋付きだと蓋がよく紛失するのでコネクタがスライド式の2GBのメモリを買って、帰って近所の文房具屋に行ったら、さらにコンパクトなスライド式のがあってそれが以前より安くなってたので、思わず買ってしまったり。
 仕方ないので、4GBは予備用に、最初に買ったスライド式のメモリは仕事用に、後に買ったコンパクトな2GBの方は個人用にキーホルダーに付けることにしました。
 すげームダ。
 そして同じ日に、近所のホームセンターに行ったら、型落ちなのか、3Lの圧力鍋が二千五百円程度で売っていたので、思わず買ってしまったり……
 圧力鍋が手に入ったのが嬉しくってマッシュポテトの下茹でに使ったり *1 、手羽中の煮込みを作ったり。欲しいときには欲しいけど、使わないときには使わないから結構置き場所とかにも困りそう。
*1:  下茹でしたジャガイモを潰して、焼いたベーコン、クリームチーズを混ぜ、粗挽き胡椒、塩で味付け。深+でレシピを聞いてきた。


2008年09月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ネトスタ9月号を見てざらっと

 OPが流れてすぐに「?」。初音ミクじゃなくて人間の声じゃね? 今回限りは実は番組中にも出演した、ニコニコ動画で流暢な日本語の歌をアップしている香港在住の女子高生「ほんこーん」さんによるもの。
 文字は追わずにイラストだけ見てたら、ゲストの一人は白田先生と判ったけど、もう一人の元気そうなキーボード抱えた女の子の本体は? 実はモモーイですた。あー、なんとなくわかる。
 今回は視聴者のたれ込み特集ということでいろいろ。各項目ごとにたれ込み件数が明示されるのだけど、わりと淋しい数……というかあからさまな組織票があるじゃんw
 そしてぬるーいこの番組は、キシュツのネタにも優しい。天の声がすでにネタにしてる「ウッウーッウマウマ」も垂れ込みとあればちゃんと取り上げる。ちゃんと元ネタとして「ぽぽたん」OPとCARAMELのCARAMEL DANSENを。てか、CARAMELの中の人のコメントをちゃんと取ってきて放映したのってテレビじゃ初めてじゃないか? 本人は著作権侵害とか目くじら立てず楽しんでるみたいですが。それと、ゲストがモモーイなのはこれ(ぽぽたん)もあってか。そのモモーイ、初音ミクで「触ってみたけど結構難しい……というか、自分で歌った方が早い」は流石。つか、モモーイを歌手・声優ではなくライターとして紹介したこの番組も流石。
 「ヘタリア」はちとどうなんかなぁ、という気が。いや、ネタはネタとしても、イタリア軍パスタ伝説を本気で信じて載せてるみたいだし。ネタはネタとして割り切った方がいいってことなのだろうけど。う〜ん。
 「性転換ハルヒ」のネタでさりげに角川のMADの限定的公開認可の話も。そして「歌ってみた」のたれ込みでは三人が紹介。いさじアニキ、らっぷびとさん、そして前述のほんこーんさん。特にほんこーんさんはスタジオに招かれ、歌も披露。ところどころ不安定なところもあったけど、声の綺麗さと情感が圧倒的。ニコニコで絶賛されるわけだ。スタジオでももじもじとする彼女に特に女性陳が「萌え〜!」を連発。自重しる。
 そして取扱が難しい東方Projectにも果敢に挑戦。自ら飛び込んで経験する白田先生がステキ。東氏だと、悪気はなくても上から目線になってしまいがちだものなぁ。それを見越しての今回のゲストだろうか? だとしたら絶妙。
 東方(というか弾幕系シューティング全般)が「反射神経を競うよりはパズル」ってのは、やはりみなそう感じるのか。製作者のzun氏も初顔見せ。こういう人なんだ。
 オタクに優しい番組で今回も面白かったけど、札の中に「小丸力也」があったのはなんなんだ。みんなそんなにテレビで純情中年が小悪魔人妻にイジられるのを見たいのか? 漏れも見たいけど。w

[その他][アニメ] 秋の新番組とか

 秋に何が始まるのかなぁ、とか思ってたら、なんか本屋で「 今日の5の2 」の単行本に「アニメ化」の帯がかかってるんですけど……どっちでアニメ化よ!? と思ったら、製作はXEBECで、監督の長澤剛氏はこれが初監督作品らしい。「みなみけ」の例はどちらも参考にはならないのか。どうなるんだろう。
 他に「え?」と思ったのは ヴァンパイア騎士Guilty 。前期が中途半端で終わったのでどうかと思ったけど、第二期前提だったのね。あと 黒塚 とか。 地獄少女三鼎 (みつかなえ、でいいのかな?)は「閻魔あい、もう成仏したじゃん!」と思ったらあっさり復帰してるし。ええんか!? いや、必殺でも生死不明で前シリーズの幕を閉じたと思ったらあっさり何事もなかったかのように出てきた人もいますけどね。晋松とか晋松とか晋松とか。


2008年09月10日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#23

  潜脳調査室 #23「人間律」。助かったものの意識はネットに拡散してしまった久島。三ヶ月間のデータが消えミナモたちと会う前に戻ってしまったホロンも電理研に戻され、久島の代理として働くソウタのフォローにつくことに。そしてミナモもまた、人工島記念式典の前夜祭ボランティアとして忙しくなるため、波留の事務所にしばらく顔を出せないことを伝える。
 その前夜祭パーティの最中、久島誘拐の首謀者との噂が広められたタカナミはミナモと出会う。彼女がソウタの妹と気付き話すうち、タカナミは「人工島の人々の未来のため」という初心を思い出し、いまだ意識を取りもどさない久島のいる電理研へ、気象分子計画反対の真意を調べるために現われる。しかし久島の脳にほとんど情報が残っていないという事実に、どうすることもできないと思われたのだが……

 本質的にメカだから仕方ないとは思っていても、ホロンが本当に欠片もここ最近の記憶が消えてしまってるのが……他のホロンタイプと同じような無機さの態度に、ソウタも苛立ちを隠せない。
 そんなソウタの元に現われるタカナミ。出会いは授賞式のときだったのか。タカナミは書記長就任以来政治家としての活動が主だったけど、元は久島やソウタと同じく真実と人々の幸福を求める気持ちを持っていて、それは消えたわけではないけど政治のしがらみで見失いかけていたのを、ミナモの「信用を失っても、最初からやり直せばいい」という言葉に、初心を取りもどす。ソウタも重要人物らしからぬ彼女の純粋な部分に惹かれてたのか。
 だが消えた久島の脳の情報を回収できないという事実に、久島の真意は永遠に闇の中かと思われたが、久島がいざというときのために残していた会話プログラムを組み込んだAIにより、事実が明かされる。気象分子の活動が活発になることで海面温度が局地的に異常な上昇を示し、大災害を引き起こすことを感づいて久島は気象分子凍結を提案していた。地球律と呼ばれる地球磁気のゆらぎもそれが原因らしい、ということまで突き止めていたのだが、それがジェニー円の陰謀で阻止される。
 「明確な事実でないと断定をしない」ってのは、確かにこれまで示されてきた久島の性格ですわ。これまでの事件で無関係と思われた諸々のことが終盤の展開になって繋がるってのは、やっぱ気持ちがいいなぁ。
 でも久島の真意を知り気象分子を凍結しようとするタカナミを、円は逆に背任行為の疑いで書記長権限凍結の決議を行ってしまう。タカナミが道を踏み誤ったら、こうなってたのか。
 って、それで済む話ではなく、このままでは未曾有の災害が起こるのだけど、波留たちになすすべがありそうに思えないのが……久島の意識とか、ホロンの消えたデータとか、まだいろいろ決着がついていないし、どう転がるのかがホントに読めない。

 それはそうと、ルルーシュ君は「悪逆皇帝」などというイカス名前よりも「ウッカリ皇帝」と呼んであげた方がいいと思うのココロ。