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2008年05月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 我が家のお稲荷さま。#4とペルソナTS#17

  我が家のお稲荷さま。 #4「お稲荷さま。収穫する」。守り女のコウが三槌の先代の司祭だった昇と透の母親の美夜子のことについて透に聞いて母親のことをほとんど覚えていない透がちょっと気にしたりコウが逆にそれを知って気にしてしまったりとあるのだけど、それはともかくとして、空幻、性別が不定だからってぐーたらお兄さんどころかぐーたらケダモノ化してるんですが。しかし狐ならそれはそれでアリだ!(アリなのか?)
 まあ、化けたとは言えないものの、キャッチー丸出しになりそうなところから半歩分くらいずれた感じが、そこそこは面白くなってきたかなぁ、という感じ。

  ペルソナTS #17「風の里」。マレビトによって傷を負わされた洵だが、めぐみの実家に担ぎこまれ無事手当てを受ける。しかしめぐみは母親との間に確執を抱えていた。それは十年前の交通事故に起因することだったのだが、めぐみの実の母ではないこともあってその溝をいまだに埋めることができなかった。
 しかし洵を町の病院で見てもらった帰り、椎葉が出したペルソナの影響でトラックの運転手が意識不明に。トラックの暴走に巻き込まれ、戌井と洵、めぐみと母親は車ごと川に転落してしまう。めぐみはとっさにペルソナで戌井と洵は助け出すのだが、助けそこなった母親を助けようと無理をして自ら川底に潜っていく。

 めぐみが夏休みも寮ですごして実家に帰ろうとしなかったのは、母親との確執が原因だったのか。それは弟が死んだ事故が発端だったのだけど、再婚だった母が、葬儀で取り乱したあまり、自分の子ではないめぐみに心無い一言を浴びせたことが、ペルソナを発現させても弟を助けられなかっためぐみの心に刺さり続けていた。母親もそのことは後悔していたのだけど、ペルソナのことも何も知らないからめぐみがどうしてその言葉に傷ついたのかを正確には理解できないでいた。
 幕間的な話なのだけど、めぐみが過去のトラウマを払拭して本格参戦するには必要な話。めぐみのペルソナがみんなを助けるのを見て、めぐみの母は事故のときに自分と夫を助けたのがめぐみだと知り、「あんたは精一杯やったんだ」とめぐみを呪縛から解放つ。
 拓朗のペルソナが相変わらずいまいち使えるのか使えないかなのだけど、あとはカナルのポジションがどうなのかだなぁ。なんかめぐみより慎といい感じだし。


2008年05月02日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#5

  マクロスF #5「スター・デイト」。突然アルトの前に再び現れたシェリル。その目的はコンサート中になくしたイヤリングを探してだった。アルトは強引なシェリルに引っ張り回されるがままに心当たりを探すが、更衣室のロッカーに二人で閉じこめられたり展望室でファンにシェリルの正体がばれて騒ぎになりかけたりと、ハプニング続き。目的もイヤリング探しからいつの間にかデートもどきになり、振り回されつつも「アルトは気に入らないけど、唯一私をシェリル扱いしないところは気に入っている」と言う彼女に、アルトは彼女のスターであるが故の孤独を感じる。アルトはそんなシェリルをとっておきのスポットとしてゼントラーディの居住区に連れて行く。
 同じ場所に偶然、ランカとミハエルがいた。無断でミスマクロスコンテストに出て学校から停学処分を受けたことを兄にとがめられたランカが家を飛び出し、兄馬鹿丸出しで探索を命じられたミハエルが偶然彼女を見かけたのだ。アルトに相談するつもりだったという彼女に、ミハエルはいつになくまじめな様子で「兄に反対されたからと拗ねて今度はアルトに逃げるのか。その程度のものなら最初からやらない方がいい」と冷たく言い放つ。そして「人前で歌うことができるのか」という彼の煽りに、誰も彼女に注目していない街頭で歌を歌うことになってしまう。

 おっぱいマイスター祭り。ホントは「What's bout my star」なんだけど、英語としてなんかおかしい気がする上に、そうとしか聞こえないものなぁ……
 それはともかく、うれし恥ずかしデート編。これまでは「すごいやつ」とも思ってたものの基本的に「強引で変なやつ」だったシェリルの孤独な面を見て、アルトもちょっと認識を改める。ギャラクシー船団はケミカルプラントが中心の工業船団だってのが意外。フォールト技術が確立されてるから、船団ごとに得意分野を持たせつつ船団同士の輸出入も行ってるって形態なのか。しかしシェリルとクラン・クランの取り合わせも、意外と相性良さそうと言うか。二人とも強引で無理矢理に舞えむき出しな。
 それはともかく、ランカも引っ込み思案な自分を乗り越えてプロになるための決意を形にしていく。街頭で「What's bout my star」を歌い、人々を聞き惚れさせてしまう。そんなランカを発見したシェリルは「出てくる子は勝手に出てくるものよ」と勝ち誇ったように言うが、その後少し表情を曇らせる。ランカを早くもライバル視し始めてるってことだろうか? それくらいの我の強さはありそうだけど、でもなんか違う気もする。
 それにしてもミハエルは言うことがいつもきついですな。まあ、そういう役回りを進んで受けてしまう損な性分なんだろうけど。
 でも、そのランカの歌声に呼応するように、保管されていたヴァジュラの遺体(?)サンプルが突然蘇生して暴れ出す。ヴァジュラは怪物というより何者かに操られる「生体兵器」のようだし、プロトカルチャーが生み出したいまだ知られていない種族が背後にいるとすると、ランカの歌に反応したというのがあり得そうな感じ。
 しかし、あと一週間でフロンティア船団を去るというシェリルだが、その故郷であるギャラクシー船団がヴァジュラの大群に襲撃されたとの報が……故郷のことをあまり好きではなさそうなシェリルだけど、さすがに平然としていられるとも思えない。って、シェリルがギャラクシーに帰ったらシェリルの出番がなくなるのか???

 それとは関係なく、昔は疑問にも思わなかった(ってより知識がなくて思えなかった)けど、知識がちょっとついてから疑問だったのが「なんでゴルゴが狙撃ライフルじゃないM16で狙撃をしてるのか」ってことだったり。なんでも作者のさいとうたかを氏がまったく銃器の知識がなかったので友人である軍事イラストレーターの上田信氏に「最新鋭のライフル教えてくれない?」と頼んだら、狙撃ライフルのことだと思わなかった上田氏が突撃銃のことだと勘違いしてM16を挙げてしまったので、そうなったとかいう話を聞いたこともあるのですが。


2008年05月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#12とキバ#15

  ゴーオン #12「味方ガバンキ」。みんながトレーニングする中、一人だけ風邪で寝込んでる走輔。一人だけ仲間はずれのようでふて腐れるが、そんな時に蛮機獣が現われ、勇んで一人で出撃する。ハツデンバンキの強力な放電攻撃を接近してくっつくことで封じようとするが、蓄電した電撃が暴発して二人とも倒れてしまう。しかもそのショックで二人の精神が入れ替わってしまい、それぞれ仲間に気付かれないまま敵の本拠地に戻されてしまう。

 戦隊物で人格入れ替わりネタって、過去にあったっけ? 偽物はわりとあった気はするけど。でも今回は走輔がバンキになっているので、逆に敵の計画をそれで邪魔したりもしてるし。つか、ハツデンバンキ冗談抜きで強かったから、正直戦力的にはそのままでも良かったんでは……


  キバ #15「復活・チェックメイトフォー!」。バッシャーと手を組んだガルルに襲われ、とどめを刺されそうになる音也。しかし姿を消した音也を探したゆりがやってきて、九死に一生を得る。イクサフィストも奪い返された上に身体に大きなダメージを負っていたことがばれて入院させられる音也だが、ゆりが見舞いに来ても相変わらず軽口を叩き、次狼に敵意まる出しと何時も通り。だが、最近出現する、人中でも平気で人を襲う大胆なファンガイアを調べていた次狼は、それらしき人物を見て表情を変える。そいつはかつて次狼の仲間たちを皆殺しにした「チェックメイト・フォー」のルークだった。
 現代、渡は服のまま川の中に入り込んでいる大男を見つける。おぼれているのかと慌てて助けようとしてみれば、ザリガニがおぼれてるのかと思って助けようとしていたのだという。どうも記憶らしいその男を連れて帰ってしまう渡。静香は「警察に任せた方がいい」というが、子供のように世間知らずで無邪気な彼を見捨てる気にならず、渡は「大ちゃん」と名前を付けてしばらく面倒を見ることにするが、彼は22年前、ゆりたちの前に姿を見せたルークに間違いなかった……

 はいはい、ラッキークローバー、ラッキークロバー、と言いたくなる設定の「チェックメイト・フォー」が登場。その一人目の「ルーク」、ライオンファンガイアは自分でルールを決めて得物を襲っては、その正否によって自分に罰やご褒美を与えるという、完全にゲーム感覚で人を襲う。しかも、ガルルはもちろん、イクサ、現代のキバでさえも歯が立たない強さ。でも現代になると記憶を失って子供のようになってしまっている。チェックメイトフォー・ルーク編の終わりでその理由が描かれるんでしょうかね?
 ファンガイアの中でもエリート集団っぽいチェックメイトフォーだけども、井上脚本特有のヘタレエリート(アギトの北条、555の琢磨)は名護さんが受け持ってるし、強敵のままでいるんでしょうかね?
 のっけからガルルの仲間の仇でもあり、ゆりの母の仇でもある大物が出てきましたが、しかも渡が思いっきり感情移入してるので、どうなるんだろう? 記憶を失ったままならしばらく生き残るのかもしれないけど、時々ファンガイアの本能に従って人を襲ってるし、やっぱわりとすぐ倒されちゃうのかな?

[その他] なにをおいてもやはりソレか

  核戦争の最大の懸念は放射能ではなく紅茶不足、50年代の英公文書afpbb NEWS )。いや、紅茶を気にしてる場合じゃないと思うのですが、それを突っ込んでもムダか。つか、この当時のジョンブルはやはり何はともあれ紅茶なのね。今は紅茶消費量が落ち込んでるようですが。

   「何でダメなんだ」。パトロールが始まった先月27日、人気アニメのキャラクターにふんした水色のセーラー服を着た北区の男性(28)が、警察官に食ってかかった。読売 )。周辺への迷惑を考えずに活動し、その結果取り締まられたというのに。活動をしたいなら、まず社会に受け入れる、少なくとも迷惑を最小限に抑え説得できるようにする努力が必要だろうに、この手の人ってありもしない権利をわめき立てるばかりだなぁ。なおさら周囲から白眼視されるだけだろうに。「権利と義務は表裏」という概念がいつから欠如したのか。

  バラエティが腐らせたテレビ スポンサーはそっぽを向く 芸能評論家の肥留間正明氏に聞くJ-CAST )。「バラエティが腐らせた」とタイトルにあるけど、内容はむしろ「局に番組制作能力がなくなる→下請け、孫請けへの制作丸投げ→中抜きによる制作費の低下→低予算で安っぽい番組作り」という流れがまず根底にあると指摘。そこからさらに相対的にテレビ局より力が上になったタレント事務所がスポンサーと提携して番組制作、テレビ局に卸すという構造にまでなってるという辺りは新しいか。番組が制作できないのに高給を取ってるってことは、テレビ局社員の大リストラが起こるのかなぁ。


2008年05月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] OTAKU is dead.

  岡田斗司夫「オタクは消費するだけの存在、すでに死んでいる」痛いニュース :元記事は朝日新聞)。言ってることが正確とも岡田斗司夫がオタクの代表とも代弁者とも思ってるわけではないけど、恐らく私とかの世代は同様の閉塞感を抱いていると思う。つか、コメントを見てこの閉塞感が肌感覚でわからない人が多いらしいのにむしろびっくりしたのだけど、まあ、肌感覚ってのはそういうものだからなぁ。
 コメント欄では「時代から取り残された愚痴」みたいな見方も一部あるみたいだけど、そうではなく、「オタクが(主に)消費者の一カテゴリーでしかなくなった」ということにオタクというジャンルに閉塞しかないことを感じている、という方が正しいのだろう。
 オタクってのはよく言われる通り自意識過剰であることは確かなのだけど、かつては創作(パロディも含めて)や評論(自己満足的な拙いものにせよ)といった行為によりそれを発散する方法を求めていた。他人の借り物での自己発散なので誉められたものではないにせよ、内側に溜まった過剰な自意識を様々な形で外にばらまこうという欲求はあった。
 しかし、今やオタクは「消費者」として過剰自意識の大義名分を与えられるようになってしまった。無論、オタクと呼ばれる中には今でも別の形で自意識を発散しようとする者はいる。だが、オタクが「消費者」に甘んじてしまった以上、「過剰な自意識を創作・情報として発散する者」は「オタク」という概念からは微妙にズレ出す。
 結局、オタク自身が「消費だけしてて何が悪い」と(強がりでなく)本気で思ってしまうようになった以上、「消費」(これは「消化」ではなくただの「視聴」あるいは「購買」である)のみを情報遺伝子(ミーム)とすることを肯定したも同然ということ。オタクと呼ばれる人間が増えてもパラメーターとしては以前よりずっと単純化した存在となり、また文化に必至な「流れ」の継承がほとんど拒否されているということでもある。
 岡田斗司夫がこれを言ったということは、オタクに「ミームとしての価値」(あるいはオタクが望む形で)を提供することを商売にしてた人間が、「もはやそれが商売として先行きがないくらい単純化した」と見切りをつけたということでもある。  それは同時に「消費」という行為に資本主義的な役割以上の、ヒエラルキー的な「価値」を幻想しだした(もはや「しだした」でもないか)ということで、岡田斗司夫が「オタクに限定してのことではない」と言うのもそのことを意図してのことだろう。
 「供給」「消費」は資本主義の基本だが、それだけで社会は成り立ってるわけではないし、文化というものは特にそう。文化としてのオタクの死は消費層としてのオタクの(おそらくは緩やかな、しかし確実な)死に繋がるだろうし、そのことは社会全体のある意味での縮図でもあるのだけど、きっと世間にとっては何の教訓にもならないだろう。
 オタクは死ぬが、おそらくそれは無駄死にだ。

[アニメ] と、いう話とは関係なく

 日々見たアニメの感想を淡々と上げていきますよ?
 つっても ニコニコ動画 で公式配信されているアニメ二本ですが。

  ペンギン娘はぁと #1-3。週刊チャンピオン→チャンピオンREDへと連載を移した萌え狙いマンガのアニメ化。OPの(意図的な)驚くべき低クォリティにびっくりだ!w
 まあ、内容はたわいもないドタバタなのだけど、主人公のペンギン娘こと南極さくらへの仕打ちがわりと容赦ないのが……映像を見てコメントで雑談にふける視聴形式が成立しているようなので、これはある意味ニコニコ配信で正解なのかも。

  Candy boy 先行版+#1。ソフト百合な姉妹(マリみてみたいな仮の姉妹ではなく、本物の二卵性双子)のソフト百合な日常を描くアニメ。メインキャラはやや天然な姉の雪乃と張り切りがやや空回り気味な妹の奏に、それに絡むストーカーチックな狂言回しの後輩咲夜の三名のみ。キャラが絞られてるせいか妙に作画がいいし。百合というより過度な相互シスコンという感じだけど(でも後輩はガチだ!)、これもコメントによって視聴者の盛り上がりが相互刺激されて、ニコニコ配信で正解かも。
 ちなみにタイトルに「boy」と付いてるけど男は一人も出てきません。つか、スタッフが出さないと宣言してます。いったいこのスタッフって……


2008年05月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ケータイ捜査官7

  ケータイ捜査官7 。網島ケイタは不登校でもイジメをされているわけでもないが、学校でも誰ともコミュニケーションを取ろうとせず「空気」とあだ名を付けられていた。そんな彼が唯一うち解けて話せる携帯友だちと富士山に登る約束をして、夜中一人原付でプチ家出を敢行する。だが、その途中、土木ロボットが暴走している現場に出くわしてしまう。なすすべもなく逃げまどうケイタだが、その前に謎のエージェント・滝本と、彼のパートナーの歩く携帯フォンブレイバー・セブンが現われる。暴走するロボットを止めようとする彼らだが、逃げ遅れた正孝をかばい、滝本が重傷を負ってしまう。ケイタは彼に代わりセブンをサポートし、どうにか暴走を止めるが続けて別の事件が起こる。事情聴取のために滝本たちの組織「アンカー」の本部に連れてこられていたケイタは、セブンをサポートした勇気と行動力を見込まれ、病室から動けない滝本から彼の代わりにセブンのバディとして事件を解決するよう頼まれる。

 三池崇史監督の特撮テレビドラマ。ハイテク犯罪に対応するために設立された非公式の捜査組織「アンカー」に図らずも加わり、携帯型ロボット「ブレイバーフォン」セブンのバディとなった少年の成長ドラマ、ということらしい。他人とコミュニケーションを取るのが苦手、というかむしろ興味なさそうな主人公なのだけど、時々勇気を出して行動するところとか、王道で安心できる。決して根暗ではないし。
 三池監督はまともに作るときと滅茶苦茶なもの作るときの落差が激しいけど、これはまともな方。監督参加もそうそうたるメンバーだし、龍騎で秋山連をやっていた松田悟志やその他特撮に出てたキャストも多いし、見ていて正統な娯楽として楽しめる番組ですな。

[アニメ] ペルソナTS#18

  ペルソナTS #18「沈む夢」。洵の前に「くじらのはね」を読む赤い髪の少女が現われる。洵はアヤネと名乗るその少女と意味深な会話が繰り広げる。そんなこととは知らない慎はめぐみに「くじらのはね」を貸す約束をするが、洵が本の所在に冷淡な反応を取ったことを不思議に思い、後をつける。一方、「マレビト」たちは意識不明のままカプセルに収められた九條を前についに活動を開始しようとする。

 これまで何度も出ていたけど会話はまったくなかった赤い髪の少女が洵と接触。自分のことを「間違った愛され方をした人形」と言う。どうもこの辺の会話から、九條の娘かとも思えるのだけど……さらに洵と不思議な共感を示し、「あなたとなら一人じゃなくなる」「君となら一人になれる」と、一見かみ合っていないけどおそらくは同じことを意図して言葉を交わし合う。それってマレビトのトウマや諒と同じ状態になるってことなんだろうか?
 どうも洵がいきなりアヤネと共感してるのは、自分の中に結祈がいることが大きく影響しているらしい。洵の後をつけた慎はアヤネを見て見覚えはあるのだけど、誰かがすぐに思い出せない。おいおい。つっても、以前見かけたときはいずれも妖怪か幻影かって感じだったので、すぐに結びつかなかったのかも。結局、アヤネと接触して倒れた洵が目を覚ますが、これって、結祈、だよなぁ。
 他には、弁論大会に出場するカナルが慎が現われないのに気を落とすとか……フラグですか? などと言ってもいられない状況にだんだんなってくようで。まゆりもこれが最後というように弁論大会へと応援に顔を出してるし。
 次回も事態が劇的に変わることはなさそうだけど、だんだん日常が侵蝕されていくっぽい。


2008年05月10日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#6

  マクロスF #6「バイバイ・シェリル」。もうすぐギャラクシー船団に帰るシェリルのサヨナラコンサートが近づく中、ナナセが血相を変えてアルトたちのところに駆け込んでくる。先日ゼントラーディモールでランカの歌を聴いた弱小芸能プロダクションがランカをスカウトしたのだという。ナナセの過剰な舞い上がりっぷりはともかく、アルトたちも集まってお祝いするが、アルトが「一人でゼントラーディモールに行ってた」と言うのを聞いて、シェリルと一緒にいたのを見ていたランカは沈黙してしまう。
 しかしそんな時、行政府からの緊急放送が入る。これまで秘密としてきたヴァジュラの存在と、ギャラクシー船団がヴァジュラの艦隊に襲われていることを公表したのだ。アルトたちSMSのメンバーにも非常招集がかかり、ギャラクシー救出のための部隊として編入される。
 初めて兵士として本格的な戦場に向かうアルトは、待機していた宿舎を抜け出し、イヤリングを返すために、コンサート前のシェリルに会いに行く。故郷の危機を聞いてただでも穏やかではいられないシェリルは、アルトと二人きりで初めて故郷に対する本当の想いを口にする。

 序盤の山場かな。一番最初の戦闘は巻き込まれて逃げるだけだったし、二回目の戦闘は模擬戦中の突発的な遭遇だったし、戦争としてアルトが参加するのはこれが初めてか。
 前回のデート現場をミハイルとランカに見られたアルトは、ミハイルに対してはつっぱらかるけども、ランカにも見られたことを知らないので一人だったとつい嘘を吐いてしまう。まあ、意識してなきゃそんな嘘を吐くわけもないのだけど、立場に大きな開きがあるとはいえシェリルと同じ土俵に上ったこともあって、ランカのシェリルに対する気持ちも単に憧れだけではなく複雑なものになっていく。
 しかしテーブルのギミックが面白いですな。ブーイング機能まで搭載。w つか、ナナセがいつの間にかこのメンバーの中に当たり前にいるし。ルカも下心見え見えw
 そんな中のギャラクシー襲撃の報と、非常呼集。シェリルはいつも通り力強いコメントを会見で行うのだけど、実際はギャラクシーでの苦しい少女時代の思い出と、それでも危険に陥って初めて感じる故郷への想いとを持ち、それをアルトへ吐露する。って、アルトが警備を押し切って訪ねてきたのを見て顔を赤らめてるんですが。もう完全フラグ立っちゃってるんじゃん。
 シェリルはアルトが返そうとしたイヤリングを再度預け、「絶対に戻ってきて返してね」と約束させる。アルトも必ずギャラクシーを救って、イヤリングを返しに生きて帰ってくることを誓うのだけど、どうもギャラクシーの状況はかなりまずいらしい。
 ランカも同じニュースを聞いてオズマに電話するのだけど、オズマが自分の芸能界入りを許可してくれたのは危険なミッションを前にしてのことと思い問い詰めるが、オズマはアルトたち共々必ず生きて帰ってくることを約束する。が、SMSの母艦マクロス・クォーターに行政府から監督役としてキャサリンが……オズマとの過去のあれこれもあるみたいだし、平静でいられるのかしらん?
 そいでもって次回、 ケーニッヒモンスター も本格初参戦。って、衛生兵の機体ですかよ。つか、予告でのガウォーク形態で敵戦艦に着地するシーンがめがっさかっこいいんですが。