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2007年11月11日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 罪のなすりあいというか

  「吉兆の歴史に汚点」船場吉兆会見で陳謝産経 )。「 地鶏と表示しながらブロイラーを使っていたことについては「地鶏の品不足から業者が無断でブロイラーに切り替えていた。信頼しきっていたのに裏切られた気分だ」」。しかし業者側は 「一生懸命やってきた、悲しい」船場吉兆に鶏肉納入業者朝日 )。発注伝票とかあるだろうから、どっちが正しいかはすぐわかると思うけど。少なくとも「地鶏」と注文していたかどうかは。いずれにしても船場吉兆側の品質管理責任は免れないと思うが。ちなみにホントの地鶏の定義は こんな感じ らしい。飼い方だけじゃなく血統が重要なのだな。
 しかし、肩書きに弱い消費者とか、それを悪用する業者とか、偽装事件って全体的にどうしようもなさが漂うような。
追加: うちは一言も地鶏と言っていないし、店にも若鶏専門店と書いている。若鶏といえばブロイラーだし、15年にわたって誠心誠意、最高級のブロイラーを卸してきたのに…産経 )。調べてみたら、 食肉用の交雑種(ブロイラー)を生後八週間程度、2.5kg前後に育てて出荷するものを「若鶏」と呼ぶ らしい。一般人は知るわけないけど、外食産業の人間が知らないのは、むしろそちらの方が問題だろう。あとは、卸が船場吉兆が地鶏を売りにしてたことを知ってたかどうかが気になるが、いずれにしてもブロイラーであることが常識の「若鶏卸専門店」が「地鶏を卸さない」というおかしな主張から見て、船場吉兆側の責任転嫁だろうな。

  「うどん、そば」伸び〜る輸出 神戸港から世界へ神戸新聞 )。いや、和麺の輸出が増えてるってのはいいんだけど、米国じゃ音を立ててすするのってマナー違反じゃないの? そばやうどんやそうめんは、音を立ててすするのが基本なのだけど、どんなもんなんだろう?
 ところで「フォー」を売ってる店ってないかなぁ……

[特撮] 電王#40とゲキレン#37

  電王 #40「チェンジ・イマジン・ワールド」。侑斗が消えてしまった世界。愛理は心からの笑顔を取りもどし、タロスたちも良太郎に以前と同じように憑いている。デネブでさえも侑斗のことは記憶になく、良太郎に憑いてることになっていた。覚えているのは特異点である良太郎とコハナ、そして正体が未だもって不明のオーナーだけ。
 そんなとき、スネイルイマジンがコハナを攫って良太郎をカイの元へおびき出す。カイはこれまで見せつけた「侑斗のいない世界」を「最初からいないことになってるんだから、誰も悲しまないし、むしろ今の方が幸せだろう?」と言うが、良太郎は釈然としない。愛理も久々に何の屈託のない笑顔を見せ、それを嬉しい反面、大事なものが欠けた気持ちで見ていた。カイが言うには、侑斗が重大な時間の分岐点の鍵になっているというのだが……
 再度良太郎の前に現れるカイだが、良太郎はカイの言動から、未来はまだ確定していないことを見抜き、そのことを突きつけカイが何かをごまかしていることを暴露する。

 侑斗が消えてどうやって復活するのかと思ったら、侑斗は特異点ではないながらも、ゼロノスのシステムは時間の変化から装着者を復元する能力があるらしい。ただ、復元に時間がかかるので(時間を行き来するのに時間がかかるって概念もなんか変だが)、その間は「侑斗がいなかったことになっている世界」になったらしい。カイは、その世界を見せることで「今より良い世界だろ」と見せつけ、良太郎の抵抗を止めようとしたみたいだけど……
 ってワケでゼロノス・ゼロフォーム登場。パワーアップというより、侑斗の存在の残りを燃やし尽くすかのような存在っぽい。デザイン自体はアルタイフォームと変わらないものの(ベルトのみ若干変更)、緑だったアーマーがさび色のような、銅色のような色に変化している。使うカードも、未来の桜井侑斗の記憶を消費するものではなく、今の桜井侑斗の記憶を消費するカードに。そのため、愛理は侑斗のために作ったコーヒーのレシピを忘却してしまう。
 これまでのゼロノスと何が違うのかということだけども、アルタイフォームより全体的にスペックが上がっているっぽい。やっぱ一番のポイントは、デネブが変化した「デネビッグバスター」か。個人的にはもっと大きな得物でも良かったんだけどな。
 しかし、番組開始前の宣伝で「さびても俺はかーなーりー強い!」と言ってるんで何かと思ったら、敵がゼロフォームになったのを見て「錆びたか?」と突っ込んでるし。クライマックスフォームと言い、電王ってライダーのデザインに対する作中のツッコミ、厳しいな。
 それと、久々にクライマックスフォームも登場。現代でなら、まだクライマックスになれたんだ。まあ、クリスマス商戦前の旧フォームのテコ入れなんだろうけど、クライマックスフォーム、実は何気に結構好きなんだけどなぁ。

  ゲキレンジャー #37「ギャンギャン!お見合い問答無用」。ラン、お見合いでスクラッチを寿退社か? ってのはわりとどうでも良くって、新しい勢力・幻獣拳にメレが入門することに、そいでもってこれまでの臨獣カメレオン拳から幻獣フェニックス拳に。なんだかあっさり転換できたなぁ。つか、バエはメレの臨気を浴びてないと生きられないんじゃなかったけ? 臨気から幻気になってもOKなんかな? 残りの敵が理央、メレ含めて13体になって、いよいよラストまでのスパートか。主人公側はこれ以上のパワーアップはないだろうになぁ……

[アニメ] 電脳コイル#23

  電脳コイル #23「かなえられた願い」。メガマス社が背後で企む不始末のもみ消しに、抹殺されそうになるイサコたち。かろうじて新型サッチーの活動外ドメインである私有地に逃げ込むが、京子とデンスケを持って追われるダイチは逃げ回ることに。間一髪、イサコとヤサコ、おばちゃんによって助けられるが、デンスケを助けるためには古い領域へ行かなければならないのは変わらない。そのためには、古い領域に至る特殊な道順をたどらなければならないのだが、イサコとヤサコが探しても見つからない。そんなとき、イサコに猫目から連絡が入る。あからさまに警戒するイサコだが、猫目は、イサコの兄が生きていると言い、みんなが幸せになるためにデンスケを連れてこいと言って古いドメインへの道順を教える。イサコはデンスケとヤサコを伴い、猫目の指示通りの場所へ行くのだが、それは新校舎が収まったメガマス社のビルだった。

 すべては、コイルス社が見つけた新型量子回路、そしてそれが人間の意識に相互作用するという発見から端を発していた。コイルス社はそれにより「イマーゴ」機能を開発するが、人間の意識にも作用し、神経系にも影響を与える危険な機能に、コイルス社は解散、後をメガマス社が引き取ったのだが、コイルス社の遺したCドメイン、そしてそこに生息するヌルと「ミチコさん」により起こった不祥事が四年前。メガマス社の目的はその不祥事隠しと残った古いドメインをすべて消去することだろうが、メガマス社の先兵であるらしい猫目の思惑は、それとは違うらしい。どうも「先生」という人物の研究成果を引き継ぎ世に知らしめることが目的らしいが、その「先生」ってのはヤサコのお爺ちゃん。ヤサコのお爺ちゃんもただイマーゴの医療研究をしてたわけではなく、コイルス社製ペットのデンスケをメガマス仕様に偽装したり、コイルス社の研究データを隠し持っていたから、元々コイルス社絡みの人間の可能性が高い。つまり、すべてのはじまりはヤサコのお爺ちゃん?
 そして、危惧していた通り待ち受けていた猫目の罠にはまるイサコ。そこで兄が既に肉体的には死んでいること、イサコは四年前に「ミチコさん」に、「あっち」で兄と永遠に二人きりで暮らすことを願ったことを告げられる。しかし、イサコはあっち側で兄に会うことよりも、キラバグの代わりに扉を開く燃料にされようとしたデンスケを救出、自分はヌルたちに襲われる。
 罠を見越してイサコに置いていかれたヤサコだが、開きかけた扉から出現したヌルたちに襲われる。が、それを助けたのは、バグにむしばまれたままのデンスケ。ヤサコを襲うヌルたちに立ち向かう。そしておばちゃんによって電脳コイル現象しかけていたのを助けられたヤサコが見たのは、デンスケのいない空間、そして、電脳体の抜けたイサコの姿だった。
 猫目の野望は食い止めたものの、デンスケとイサコと、その代償は余りにも大きい。特に、イサコは「お前と友だちになれるかはわからんが、これほどまで近づいてきた他人はお前が初めてだ」と心を開きかけていたのに。
 次回は「メガネを捨てる子供たち」らしい。デンスケともども子どもたちの遊び場だった古い空間は消え、イサコが意識不明になってしまい、もはや遊びの時間は終わった、ということなのだろうが、このままで終わり、ではないよな。


2007年11月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] 感想縮小版

 みなみけ#6「マコちゃん誕生」。ついにマコちゃん登場! バカな子供二号、マコト君があっという間に早変わり。あふれる男らしさもワイルドさも厚い胸板も、全部関係なさそうですw 単にカナの玩具にされてるだけとも言いますが。しかしハルカさんに会いに行くためと言いつつも、意外にもノリノリなマコちゃん。女物の服を自ら買いにデパートの洋服売り場まで……流石頭の悪い子供。しかし、マコトとマコちゃんへのチアキの露骨な温度差が……

 スケッチブック#7「9月の日に…」。転校生で留学生のケイトが美術部に入部。美術部のパペットマスター夏海が適当な理由でお世話係に。が、先輩たちに間違った知識を植え付けられるケイトをなんとかしようと、ケイトのために正しい日本語知識ノートをつける夏海だが、バリバリの博多弁が「変な日本語」と言われ、ショック。でも、そのノートを空がケイトに届ける……これに不覚にも来てしまった自分は、普段自分の努力が報われてないとか思ってしまってるんだろうなぁ。努力なんて掛け捨て。報われたらめっけもんと思っておかないと。
 とりあえず、ケイトには日本語には同音異字・異音同字が多いからやたらと漢字にすると混乱の元だと教えてやれ。

 やっとかめ探偵団#6「ダイスケパパの災難」。舞の友だち、ダイスケの両親が喧嘩。その理由がダイスケパパが撮った運動会のビデオが原因だという。ビデオに、何の脈絡もなく女児の下半身をなめ回すように映したシーンがまじっていたのだ。夫がロリコン趣味だったと思い糾弾するママに、撮った覚えがないと言うパパ。それだけでなく、実はそれはダイスケが勝手にビデオを使って撮ったのではないかとコロッケが疑い、二人の仲まで悪くなってしまう。
 やっぱ題材が日曜早朝の番組だと思えないよなぁ。結局事件はまつ尾婆ちゃんのお陰で全部誤解だったことがわかるのだけど、やっぱこれに日曜朝の一服の清涼を感じてる自分はおかしい気がしてきた。

 今、青空文庫で「大菩薩峠」の中里介山のコラム(?)を読んでるのだけど、「大菩薩峠」の初版本は、介山が新聞小説しかなかった自作を道楽で刷ったものだと知ってびっくり。中古の印刷機械一式を買ってきて自分で活版を組んだり、刷ったり、装丁したりってやってる様が、実際書かれてるのだものなぁ。そうか。大菩薩峠って、明治期のコピー本だったんだ!<それ、違う。


2007年11月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ラビリンスとナイトウィザードとシャナIIの#7

  素敵探偵ラビリンス #7「旧都と爆弾と紅茶」。なんだかひどいことになってるw イカレた映画監督が映画を撮るために建物に爆弾をしかけて逃げまどう人々を隠しカメラで撮っていた、とまあここまではまだいいとして、追い詰められた犯人が巨大ロボを呼ぶ段に至っては、もうなにがなんだか。もはや探偵ものの影も形もない。ここまで滅茶苦茶(しかも狙ってやってるのではなさげ)だと、珍物として価値がある気がしてきましたw

  ナイトウィザード #7「小さな絆 〜エリスの贈り物〜」。こっちもなんでもありというかありがちの集成なんだけど(元々そういう世界観だからなぁ)、あれ? なんかこっちの方がまだまとまってる気がしますよ? いや、母娘の会話でさらっと「この前世界を救った」とか言われてもアレですが。まあ、「魔神」たちがちょっと超能力をもってるだけのおねえちゃんたちにしか見えないのも(ゲームとして成立させる以上そのくらいの強さにしないといけないのでしょうが)、なんか気軽に世界を救ってるなぁ、という印象に働いてるような。まあ、ゲーム感覚で見れば悪くもないですが。
 基本はやっぱり主人公たちのドタバタなのだけど、最初「それってどうよ?」と思った「下がる男」という愛称も、結構しつこく繰り返されるうちに面白い気もしないでもなくなってきたのは、繰り返し効果による刷り込みでしょうか?

  灼眼のシャナII #7「池速人、栄光の日」。「池速人」とフルネームで書かれると、元ネタの池田勇人を連想してどうにもアレな。新シリーズになってからヌルヌルのラブコメ展開ばっかなわけですが、いつ本題に戻るんだろう? と思ったら、今回は冷静な傍観者・池を徹底的にいじる話。乗り物酔いの設定は、今まで印象が薄かったからなぁ……しかし、だめぽ感もここまで来ればアリな気もしてきた。
 って、今回感想書いてるのって、全部そんな話の気が。


2007年11月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#24

  電脳コイル #24「メガネを捨てる子供たち」。イサコの電脳体とデンスケがいなくなり、ヤサコは意識を取り戻すが、デンスケの「メモリー」(死んだ電脳ペットのアルバム)がメガマスから届き、イサコもメガネのせいで階段から落ちて意識不明と言うことになっていた。
 これまでメガネを通してあったことが現実なのか、それとも嘘なのか曖昧なヤサコは 、電脳メガネが見せる仮想現実の子供への影響力を心配した母親によって、メガネを取り上げられてしまう。抵抗すら思い付かないヤサコだが、周囲の子供たちもイサコの意識不明をきっかけに、メガネを取り上げられてしまい、事件に対する心の整理がつかないままこれまでの遊び場を失い、途方に暮れる。
 ヤサコは、それはそれで真摯な母の心配と、最後にイサコが言った「これからは手に触れられる物だけを信じて生きろ」という言葉に、イサコがいなくなり、デンスケも死んでしまった事実も「手に触れられないのだから、この悲しみも全部本当のことではない」と思いこもうとする。だが、通りすがった犬の鳴き声をデンスケと勘違いし、却ってデンスケがもういないことを実感したヤサコは、大人たちが言う「現実」と「仮想」の差に疑問を持ち、苦しむ。その中、おばちゃんが示した、意識不明のハラケンが描いた四つの円に実は心当たりのあったヤサコは、取り上げられたメガネを持って以前住んでいた金沢に単身向かう。彼女の目的は、以前の級友だった。そして、意識を取りもどしたハラケンもオバちゃんの元からカンナのメガネを持ち出していずこかへ姿を消す。

 これまでの謎の回収をしつつ、さらに風呂敷をひろげるかw
 まず重要なのは、イサコ関連。やはりイサコの兄・伸彦は既に死んでいた。ただ、その死に関する周辺事情が新たに提示されている。イサコの父が死去し、母も病床に伏した時に、兄妹は事故で二人一緒に意識不明に。しかし、その時にまだ治験中だったイマーゴ機能による医療を施され、イサコは意識回復、伸彦はそのまま回復することはなかった。そして当然、その治療を施した医師の名は小此木……ヤサコの祖父だった。
 イサコが兄と二人きりの世界で願った云々、というのは、臨死体験をイサコがそういうふうに記憶してた、ということだろうな。
 次に、猫目関連。猫目たちの目的は、「父親の汚名雪辱」らしい。しかし、それらしいものは今まで……って、消去法で考えると、イマーゴ? 誰がイマーゴを見つけたか、ってことは、これまで触れられてなかったわけだから……もう一つ、カンナの死に、意図せぬながらも関わっていたと言うこと。一年前に「扉」を開いたときに、たまたまイマーゴ機能のメガネを有してたカンナが電脳体を分離、そのために安全装置が誤作動した車に、カンナの本体がはねられてしまったという……猫目はそれを逆ギレ気味に弁明するが、弟のタケルは気に病み続ける。さらに、カンナに「4423」として警告を送っていたのは猫目だという……ヤサコが会った「4423」は誰?
 そんな状況が明らかになる中で、「メガネによって問題が起こった」ことにより、大人たちは子供たちからメガネを取り上げていく。ヤサコの母は、デンスケと友だちを失ったヤサコを思いやってだが、いずれの親も、それなりに子供を気遣ってのことだろう。それはそれで間違いではないのだが、しかし、大人たちの体験してきた世界と、子供たちの体験した世界の、違いは、考慮されていない。
 そのために、ヤサコも、ハラケンも独自に行動する。特に、ヤサコは最初の方で示唆された、「前の学校で起こったこと」に対面することになるのだが……ヤサコ自身は「いじめられた」と認識していたが、相手からは「ヤサコが自分をいじめてた」と認識されている。一体どういうこと???


2007年11月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#41

  電王 #41「キャンディ・スキャンダル」。時間の分岐点であることから、未来の桜井は過去の自分である侑斗にデネブとゼロノスシステム、ゼロライナーを託し、時間の分岐が起こらぬよう逃げ続けさせていた。しかし、ゼロノスシステムは侑斗の存在を消費し続ける諸刃の剣。このまま戦い続けていてもカイの思惑に近づいていくことに、良太郎は矛盾を感じる。
 さらに今いる時間の人間の記憶のみではなく、過去の記憶も消費してゼロノスに変身しだした。良太郎も、侑斗と会っても覚えてない愛理に愕然とする。デネブは、自分が侑斗のことを一時的にしろ忘れていたことにショックを受け、侑斗のために勝手に乗り移って侑斗を覚えている人を増やそうとしていた。
 そんなとき、デネブ侑斗は一人の少女と出会う。居眠りしていた彼女にコートを貸したデネブ侑斗だが、少女は侑斗に一目惚れ。翌日コートを返して貰うためにまた公園で待ち合わせることを約束する。
 自分の意識がない間にそんなことがあったとは知らない侑斗は、デネブがしきりに待ち合わせ場所の公園に侑斗を行かせようとするのに不審を覚える。そして、知らない相手からキャンディのお礼を言われたことで、デネブが勝手に自分の身体を使ってることを悟って大激怒。待ち合わせどころではなくなってしまった。
 一方、例の少女は公園でまだ来ない侑斗を待ち続けていたが、彼女にはオクトイマジンが取憑いていた。「侑斗とまた会いたい」という願いをしてしまい、オクトイマジンは侑斗を殺して彼女に会わせようとする。

 二号ライダーが話の重要なキーパーソンってのは、これまでになかったなぁ。これで話は侑斗を守りきりつつ、カイの目的を挫くことに集約されるのだけど、カイが目指す未来が「イマジンの未来」と言ってるってことは、時間の分岐をふせぐとモモタロスたちも消えちゃうってこと?
 で、侑斗を心配してのデネブの行動が、騒動を引き起こすことに。しかし今回のゲストキャラも濃いな。侑斗に再会するのを楽しみにしてきゃあきゃあ騒いで、「望みを言え」と言うイマジン完全無視。w
 しかし、侑斗は記憶を消費し続けてるわけで、彼女の中の侑斗の記憶も、デネブの思いやりも……愚直なまでのデネブが、どういう結論に至るのかなぁ。

[映画] インベージョン

 スペースシャトルの墜落事故、それにより全米にその破片が撒き散らされた。政府機関が事故原因の究明と共に、破片に危険な物質が付着していないかを調べるのだが、衛生局のトップであるタッカーが破片に付着していた物質に感染してしまう。また、時期を同じくして全米各地で、夫が、妻が、子供が、親が、今までとは別人になってしまったというホームページの書き込みが激増する。
 タッカーの元妻で精神科医のキャロルは、これまで音沙汰のなかった夫から、息子オリバーと会いたいという連絡があったことに不審を覚える。しかし、面会の権利が保障されている以上、拒否するわけには行かない。オリバーをタッカーに預けるが、その様子に違和感を覚える。そして、キャロルの周りでも異常は増え続けて行く。
 すべてはスペースシャトルの破片に付着していたウィルスが原因だった。そのウィルスは人間に感染すると遺伝子レベルで人間を作り替え、見た目は変わらないが、思考、行動様式をすべて変えてしまうものだった。そして、変化の引き金は「眠り」。
 全米がそのウィルスの脅威にさらされる中、オリバーが過去の病歴からウィルスに免疫を持つことを知り、息子を守るためウィルスに「侵略」された人間たちであふれる街の中を、キャロルは救出に向かう。しかし、彼女も「ウィルス」に感染してしまっていた……
 ジャック・フィニィ「盗まれた街」の、何度目か良く分からない映画化。映画化って言っても、「そっくり人間に街が乗っ取られる」というアイデアのみを使ってる感じですが。じわじわと追い詰められていき、作り替えられてしまうことを拒否した普通の人間たちの抵抗の様子が、地味に怖い。眠気との戦い、あるいは、そっくり人間たちに追い詰められ、親子二人で飛び降り自殺する者。そっくり人間のふりをして街中を脱出しようとする者。
 下手に作ると陳腐で退屈になるのだけど、こういった描写とかもあって、正直結構面白かったですわ。基本は「息子を守る母親」がメインになるのだけど、一本調子でもなく、派手なCGを使って迫力を演出してるでもなく、ただ、不気味に押し寄せてくるそっくり人間の恐怖をきちんと描いてるのは、ちゃんと原作を換骨奪胎してるなぁ、と思った。
 そっくり人間に侵略されていく仮定で紛争が次々と終結していき、そして戻ったら紛争が元に戻る、という描写は、「そっくり人間の方がマシ」という雰囲気は出さずに、人間のどうしようもない業を描いてて、良かった。


2007年11月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] やっとかめ#7とみなみけ#7

  やっとかめ探偵団 #7「健康ランドの悲劇」。全世界に発信するインターネットで、東海地区ローカルアニメの話をしてどうするねん、という気もしますが。今回は、町内会の慰安で行った健康ランドで、家庭にいどころがなく常泊している老人に起こった殺人未遂。あれとかこれとかの探偵アニメと違って、ちゃんと推理ものしてるから、安心して見れる。
 まあ、こういうんばっかが推理ものじゃないにしても、こういうんがあると安心する。

  みなみけ #8「いろいろな顔」。マコちゃんのその後、及び、藤岡の番長正式襲名。タケルおじさんネタも若干。従兄弟だってことを、チアキは小さいし、カナはアレだしで仕方ないにしても、ハルカも忘れてるとは、流石初代番長。というわけでミナミハルカ伝説。尾鰭付きまくり。流石初代番長。
 しかし三代目番長は俺の嫁。