不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2003年12月 来月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
HNS logo

2003年12月21日() 旧暦 [n年日記]

ゴミ捨て

 宵の口に突然気持ち悪いくらいに眠くなり、ちょっと横になって、目を覚ますと真夜中。
 うわ、明け方になる前にゴミ捨てに行くか、と思い、ついでだからたまってた雑誌類も、とりあえず切抜きとか必要のなさそうなのをまとめるか、と作業したら……すいません、それだけで一時間経ってますた。雑誌はやっぱこまめに処分しないとダメね。
 昼には飯喰いついでに大須を覗くか、と大須に行ったのだけど、あんまり体調が回復してない上に腹ペコでちょっとふらつき気味。メシに入った料理屋では、注文しようと店の人を呼んでも全然来ない。店員数のわりに客が多く忙しそうだったし、ちょっと注意が届きにくい席だったのは確かなんだけど、何度も呼んでも全然来ないってどういうこっちゃ。腹立ったんでなにも注文せずに店を出ようと思うも空腹で動けず。腹を立てながらも注文して食ったのだけど、空腹だったはずなのに腹立ってたので味もなんもようわかりませんでした。なんか損した気分。
  555 は、照夫少年は三原たちに保護されて菊池家に。海堂は照夫少年とも別れてしまい、何もすることがなく木場に連絡しようとするが木場は電話に出ない。おなじころ、スマートブレインでは村上の社長退任決議が役員会議でなされようとしていた。新しい社長として花形が役員たちに紹介したのは、なんと木場勇治だった。追い詰められた村上はオルフェノクの運命を握るオルフェノクの王さえ確保して操れば、と、自ら照夫をさらおうとする。ファイズとデルタが照夫を守るが、村上=ローズオルフェノクの圧倒的な強さにデルタギアは奪われ、駆けつけたカイザと村上デルタの一騎打ちに……
 地下の教室でオルフェノクの運命について花形と対峙する村上。先週の「オルフェノクの秘密」ってのは、なにか避け得ないオルフェノクの破滅についてのものらしいけど、なにか脱力もののアレでないことを祈る。ここからガタガタに崩れるってこともないだろうけど、井上先生ですから。誰が悪のボスってことではなくって(村上も悪い奴ではあるけど、自身がオルフェノクの運命に翻弄されてるようなものだし)、まるで悪の首領もなく人間社会に放り出された怪人たちが右往左往しているようで、「あ、確かに最初の発表通り、敵側にスポットライトが当たってるな」と思う。アギト、龍騎では怪人そのものにほとんど人格がなかったことに対しての反省なのだろうけど、クウガみたいな、個性はあるけど「とにかく悪い奴ら」より好みではあるし(警察の描き方とかドラマツルギーとかはアレだけど)、前回より良いもの、前回より良いもの、と前を踏まえて進化してて、すごいなぁと思う。進化というと、この手の番組ではクリスマス商戦も過ぎてる上、次の番組に子供の興味が移ってしまうのでクライマックスのわりに予算が割けず、アギトとかはもろにそれが出てしまってた。だけど、龍騎でやった「予算の(比較的)ある映画版でクライマックス用の造型とかして、それをテレビでも使う」をファイズでもやる模様。次回予告では映画での量産型ライダーだったライオトルーパーが出てたし、「劇場版のみのライダー」と明言されてるサイガはともかく、もう一方の「帝王のベルト」は、予告の木場や花形の台詞からも出そうな感じだし。しかし、破滅を受け入れているならば、なんで花形は木場をスマートブレイン社長にしたてたんだ? あと、巧も滅びるってこと? それと、次回のテレビ欄用のタイトルが……最終決戦前に「彼」が退場?
  アバレンジャー もようやく五人揃ったようで。つか、揃うと思わなかったYO!(YO言うな) 「強くてワルくてカッコいいミコさまじゃなきゃだめなんだ!」っていうリジェエルに胸キュン? 古い戦隊ものファンにはあまりウケが良くないみたいだけど、面白いと思うんだけどなぁ。
  ふたつのスピカ は、アスミのスーパーマンぶりがそろそろ出てくる辺り。こういう「実は一番すごい奴」みたいなのはイヤミっぽくってちょっと好きでないのだけど、スピカは元々の話の素朴さに加えて、才能があるとか元から恵まれてるとかじゃなく、ライオンさんに宇宙飛行士に必要なものを聞いて小さい頃から頑張ってきた成果ってあたりでかろうじてOK。そのライオンさんが見えること自体、別に宇宙飛行士になる運命とかじゃなく、単に(って言うのか?)霊感があったからだから、作劇的反則スレスレだけども、まあ、OK。
  プラネテス は「タバコを吸わせろ!」という話。あ〜、そっか。原作にもこういうバカ話あったっけなぁ。ってことは、宇宙忍者のあれとかも、はじけちまった分アニメスタッフの勝ちってことか。現実の方でも、自分はタバコ飲みでないけど、ここんとこの嫌煙の動きってちと過剰な気がするなぁ。無論、マナーは大事ですが。
 「鋼の錬金術師」のコミックをようやく既刊分読む。確かに良く出来てるし面白いんだけど、個人的なツボからはやっぱはずれてるかな? 例の「喋る合成獣」の話も読んだけど、なるほど、原作ではこうだったか。「ショックを与える演出」としてはアニメが上だけど、エピソードとしての完成度は原作の方が上だなぁ。


2003年12月22日(月) 旧暦 [n年日記]

良くなったつもりが

 結局、夕方頃からまたぶりかえしたり。でも、前よりは良くなってると思う。
 研究室の忘年会。今、二つの研究室に属してるようなもので、一つは先日すでに行ってたり。人数の規模の違いがあるのだけど、でも、規模の小さい方が気が利いてたりってのは、まあ色々アレ。
 三週分溜まってたNHK歌壇をまとめて見る。やっぱ、この言語感覚は面白いよなぁ。
  カレイドスター (一週遅れ)は、挫折したと思ったメイが復活。自分を取り戻せないそらだけども、メイの復活にやる気を取り戻すわけで。予告を見ると、なんか話は意外な方向に転んでいきそう。半分反則気味、半分むちゃくちゃ上手い。
  H2A、打上げ延期時事 )。まあ、仕方ないとは思うんだけど、でもやっぱ残念。
  日本と言えば祭とグルメ京都新聞 )。 NYにサムライで日本PRTBS )ってな宣伝も見ると、やっぱはやりものと、持続する宣伝ポイントとは違うんかな、とも思ったり。
  台湾「中国のミサイル配備は国家テロリズム」Yahoo!hl )。まあ、日本のミサイル防衛を批難されるなら、こういうのもありでしょう。
 酒が入ると体調の悪さも気にならなくなるけど、やっぱダメージは積もるようで……限界。


2003年12月23日(火) 旧暦 [n年日記]

起きたらぐらんぐらん

 なんか今朝起きたら無茶苦茶からだが辛かった。
  「日本ブレイク工業『社歌』」、オリコンにチャートインYahoo!hl )。まあ、普通は社歌はオリコンにチャートインなんかせんわなぁ。その前に一般ショップにCDも並ばないと思うが。 CD発売記念のインストアライブ なんかもあったようで。「ダイヤモンド勝田氏」っていったい……
  朝日のコラムで「もえたん」紹介朝日 )。いや、いろいろツッコミどころはあるんですが、まず最初に、これを学校に持ってって友達に自慢したという高校三年生、前に出ろ! 歯を食いしばれ! 腹に力を込めろ! まあ、いいちゃいいんですが、「ロリコン風美少女」って……
  中国のコンサートで日本のバンドに「帰れ」コール読売 )。ぱっと見、なんじゃこりゃ、という感じだったのだけど、 BRAHMANのライブレポート を見ると、一部の観客が騒いだのに加えてセッティングに手間取ったための遅延などが重なって騒ぎに火がついたけども、すぐに収まったし、良識的なバンド、観客が多かった模様。中国も反日的な感情と親日的(というか良識的)な感情が入り混じった状況のようではある。
 夜に日本のポーランド孤児救済をドラマ化した ワルシャワの秋 と、 突入せよ!あさま山荘事件 の放送が重なってた(「突入」を「突撃」と間違ってたので修正)。「突入せよ!」の方は何度も見てるので、とりあえず「ワルシャワの秋」の方を。う〜ん、孤児たちの世話をした看護婦の視点で描かれてるので、子供達との交流がメインになるのは致し方ないのだけど、その背景とかをやっぱきちんと描いて欲しかったような。あと、子供達が別れの際に歌った歌は「サクラサクラ」じゃなくって「君が代」だったはずだけど……「色々遠慮して作ったんだなァ」という印象は免れない。イラクへの自衛隊派遣などで世論が揺れている今だから、「国際貢献」というのがどういう国際状況の中で行われるかの一例となりうると思うのだけど。ただ、「かわいいんだろうなぁ」とはしゃぎながら国旗を手にして子供たちの到着を待つ看護婦たちが、ボロボロに汚れて虚ろな目で現われた子供たちを見て呆然とするとか、(顔を泥で汚しても血色が良すぎるとかそういうつまらん揚げ足取りは置いといて)その辺の演出は良かったと思う。
 深夜にNHKで「シリーズ安全保障」の再放送。変わって行く自衛隊の現場を中心として、なぜ変わっていくのか、どう変わっていくべきなのか、模索している姿が放映されている。とかく先走りしがちな「憲法第九条」の理念が、やはり現実とのすりあわせを省みられてないんじゃないだろうか、という面もある。憲法改正とまで行かなくとも、状況によっては国際世論において第九条が浮いてしまうこともあるということを踏まえて、なぜ浮いてしまうか、どうすべきかは考えなきゃいけないんだろうなぁ。


2003年12月24日(水) 旧暦 [n年日記]

すっころぶ

 通勤途中、歩道をお婆さんが歩いてたのでひょいと避けたら、ビルの出入り口からおっさんがふらふらと……あわてて急ブレーキかけたら前輪ロックで一回転。巻き込むまいとしたお婆さんにちょっとひっかけてしまったみたい。でもその後謝ろうと思ったらすたすた歩いていってしまいましたが……大丈夫だったんだろうか? こっちの被害は手袋に大穴があいたのだけど、被害請求するのも大人気ないんでそのまんま出勤してしまいましたが。これから挙動不審注意リストに、子供、オバサン、老人に、「サラリーマン」を加えたいと思います。
#いや、本当はどんなときでも注意しないといけないんですけどね。
  半身/サラ・ウォーターズ 読了。ミルバンク刑務所の女囚の慰問に訪れていた貴族の老嬢マーガレットは、一人の奇妙な囚人に出会う。彼女、シライナ・ドーズは霊媒であり、ある貴族に対する詐欺と暴行の罪で投獄されたという。あまりに刑務所に不似合いな彼女の雰囲気、そして彼女のみせる霊の世界、なにより彼女自身にマーガレットはのめりこんでいくが……1060円という、文庫としてはかなり無茶苦茶な値段。カラー口絵とか無しでもこういう本はあるんですよ、H氏! ラストの展開は確かに急展開ではあるんだけど……以下、ネタバレ反転。 裏表紙の粗筋で急展開を予告されていたので、最初からそういう疑いの目で読んでしまい、残念ながらその展開は予想を大幅に越えるものではなかった。あらすじ紹介が仇になっただけではなくって、霊媒の描写が妙に物質的だったことから、協力者の存在は簡単に推測でき、それが当たってしまったので、ちょっとラストの展開は、ああ、やっぱり、という感じだった。ミステリーという先入観無しで読んだら、また違った感想であったのかも知れないけど。ただ、19世紀後半の貴族女性、囚人、侍女、看守、霊媒といった人々の描写は生々しく、見た目の華やかさや古ぼけた印象からどんどん彼女らの「肉」の感覚が暴かれていき、その意味では最初から疑いの目で見た云々を除いても、やはり面白かった。ミステリーとしては「叙述トリック」に含まれるのかもしれないけど、ネタが中盤で割れてしまった分、ラストはちょっと物足りない。
  残された祖母、孫の殺害犯情報に懸賞金神戸新聞 )。ちょっとショックではあるけども、祖母御の御心中、察するに余りあるという面もある。何かしたくとも、できることは限られている。なにより、祈るような願いが感じられるのが、切ない。
  名古屋テレビ等から百万円相当のドル札ばらまかれる毎日 )。いろいろ理屈がつけられてるけど、やっぱ単純にあぶく銭の使い道に困ったってのがあるんだろうなぁ。ちなみにばらまいた男性は、警察から注意を受けて解放されたそうです。
  ヘルシア茶、全国的に人気zakzak )。どんなものでもそうですけど、「飲んだだけ」「食べただけ」で体重が減る、なんてものはありませんので。根本的に「食わない(カロリーを摂らない)」「カロリー消費を促す」でないと、原理的に減量は無理なので、その辺、皆さんお忘れなく。
  攻殻機動隊、中京テレビでも放映Games )。一週間遅れだけど、名古屋でも無事地上波放映するようです。良かった良かった。


2003年12月25日(木) 旧暦 [n年日記]

メールの返信が……

 年の瀬だからなのかなんなのか、メールの返信作業が妙に多い。ふむー。
 なんだか夕方に後輩のT田君とばったり会う。夕方ぐらいから気分が悪かったので「体調悪い」と言うと、「最近、体調悪いばっかやん」と言われる。どう言われようが本当に体調悪いんだからしかたないやん。折角治りかけなのに、無理してまた悪化させたくないものよ。
  雪不足に加え、市長と自衛隊の対立で雪祭りピンチBNN )。 zakzakの記事zakzak )。まあ、確かに手弁当で協力しているのに、自分達の活動が理解されてない、というか、理解を否定されたんでは、やる気も出なくなりますわな。とはいえ、政策決定側のアカウンタビリティの不足も事実。夕べ、「シリーズ安全保障」の再放送でなにげに中曽根元首相やら後藤田元官房長官やら豪華メンバーによるディスカッションがあったのだけど、皆ジジイなんだけども、今の若手よりよほど第九条肯定・否定いずれにしろ地に足のついた、説得力のある意見を出してくる。海千山千のジジイどもだから腹ン中では何を考えてるかわかったものではないのだけど、たとえ見せかけにしても「国民を説得できる」論旨を展開できるってのは重要なんじゃないだろうか。大江健三郎だけはちょっと浮いてましたが。
 あと、自衛隊派遣でちょっとショックだったのは、友人と議論してて「志願者が多くて選抜する」ってな話をしたとき、「でもそれって、志願すればその後の昇進に有利だからなんでしょ」と友人がさらっと言ったことだったりする。そりゃ、そういう要素はありえないとは言えないし、「志願する雰囲気が隊内部で出来てるんじゃない?」くらいは言うかもとは思ってたけど、打算づくみたいなのが前提で話をされるのが意外で、ショックだった。友人は悪気がなかったと思うのだけど、可能性をほのめかすのではなく、それがメインの理由という感じで切り出した辺りで、ああ、自衛隊をそういうものとしてしか見てないのだなぁと、怒るより先にがっくり来てしまった。こういうことも、アカウンタビリティの不足の一部の顕現だと思う。
 科学関連を連続で。 体細胞から幹細胞を生成する物質発見BBC )。 世界初、永久磁石で鉄球を静止岩手新聞 )。前者は、小耳にくらいははさんでたけど、それでも驚き。問題は、これがどのくらい適用可能かとかだよなぁ。全ての体細胞に可能、ってこともないと思うし。後者は、直観的に納得出来るような、納得できないような。追試が容易にできるようなので間違いないとは思うけど、電磁気学的にはどういうことになるんかなぁ。
  火星探査着陸挺、行方不明に産経 )。こないだ日本の「のぞみ」が探査断念ということになったばかりなのだけど、やはり惑星探査はまだまだ前途が長いようではある。
  ゴルディアスの結び目/小松左京 を読了。ゴルディアス、読んだことないと思ったけど読み覚えがあったり。あれ? でも、他の掲載作は読み覚えがないしなぁ……う〜ん。


2003年12月27日() 旧暦 [n年日記]

宇宙のない週末

 いつもどおり プラネテスふたつのスピカ を録画予約しておいたら、年末進行でお休み。次回は年明けの1/10だそうで。げしょ。
  巷説百物語 は最終回。原作ではこの後に物語の締めとして「老人火」があったのだけど、アニメではその前の「七人みさき、あるいは死神」で終了。アニメのアレンジとしては良かったのだけど、でもやはり締めで締め切れてないような、そんな印象がある。「少年の日の幻影」で締めるのではなく、原作のような、情け容赦ない、有無を言わせぬ別れの方が良かった気も。とりあえず、 DVD は購入しますが。
 夕べは古巣の研究室の忘年会、で今年の忘年会の締め。かなりお手ごろ価格なお店の海鮮鍋。体調が戻ってきたところなので、無理に進められないかと心配だったが、その辺は考慮してくれたようで。料理も値段のわりに十分満足。幹事のT田君、ご苦労様でした。ただ、学生の一人が潰れてしまって、その世話を見ることに。今回はT田君も無理に酒を薦めるってこともなかったんだけど……
  イランで大地震、死者二万名以上?産経 )。イランでは地震が頻繁に起こっており、1990年の北部での大地震では3万7千人もの死者を出した。このとき、映画監督のアッバス・キアロスタミは 友だちのうちはどこ? の撮影を行った村の安否を確かめに行った。その道程をドキュメンタリー調に映画化した そして人生はつづく という作品がある。被害を受けながらもアンテナを立ててワールドカップを観戦したり、感情も枯れたように淡々と死んだ家族のことを語りながらも、明日生きる希望を見せる人々、地震前は結婚を親に反対されていたが、地震をきっかけに結婚したカップル、瓦礫の山の中から復興していく力強さにあふれた映画だった。今回も被害は大きいが、国交を持たない米国ですら支援を決定している。またイランの被災者もふたたび立ち上がると信じる。
  無資格ガイド増える「日本にはまだ侍いる」Yahoo!hl )。ここはやはり剣友会の方々にご協力願い、観光地で突然あだ討ちをやってもらうのがよろしいかと。やっぱり勝負の結果は五分と五分で。いえ、まだ六部が参りません。
  地球は意外とありふれた惑星かもしれない天文ニュース )。まあ、だからどうだという意見もあるかもしれませんが、夢なんて腹のたしにならないものでも、ないよりはあった方がいいかと。
 書き始めが宇宙だったので、終わりもやっぱり宇宙で。