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2002年03月22日(金) 旧暦 [n年日記]

メシを食ったら熱が出た。

 よって一回休み。(って昨日休んでるやん)
 普段あまり体温の変化がないくせに、ちょっと変なものを食ったくらいですぐ熱が出る。因業な身体だ。
 一昨日、「月の輝く夜に」をやっていて、本当に最後だけ見る。うわ、ニコラス・ケイジの顔が今と形違う! 若〜。
 大須に、ちょっと急用ができて赴く。いつも通りかかる揚げ物スタンドが、妙に気になって、ミニコロッケ等6個セット(300円)を買って食う。ウマー。
 しかし、それだけではなんなので、帰ってからジャガイモのみそ汁を作る。どうも、これがいけなかったらしい。食い終わった直後に気分が悪くなりだす。体温計る。37.3度。そんなに高熱ではないが、なんとなく頭がぼーっとするくらいはする。
 あ、なんか関節まで痛くなってきた。しなきゃいけないこと、まだあるのになぁ……
  未来のPCは、バイオチップコンピューターになる のか? なんか、ハッタリにしても面白い。PS6かPS7が出る頃まで、ずっとこのまま、SONYの独走態勢ってのはちとなんだけど。しかし、MSのIsensee氏、「当社は,“Microsoft製品はバージョン3まではまともに動かない”という烙印を押されている。だがXboxでは選択の余地はなかった。バージョン1がうまく動かなかったら,ソニーと任天堂に食い物にされてしまう」って威張るなよ、そんなこと。
 3/21発売のはずの「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」を買おうとする。「ない」と言われる。「発売中止になってるみたいですよ?」何故に〜!? 調べなおしてもらうと、中止なのは通常版で、スペシャルディスク入りのほうは順調に発売された模様。つまり、入荷してなかっただけのことなのだ。「A・I」大量入荷するぐらいならモンティパイソン入れなさいってば。取り寄せせざるを得ない。「時間がかかりますよ?」と脅される。まあ、三ヵ月後に届くとかでなければ別にかまわないけど、しかし、それにしてもなぁ。う〜ん。


2002年03月23日() 旧暦 [n年日記]

庵野秀明最新作

 なんでも、特撮実写でしりあがり寿の「流星課長」だそうで。
 テレビで「パラサイト」をやってた。「指輪」関連でだと思うけど。(主演がどっちもイライジャ・ウッド) 仲間が一人一人敵に乗っ取られていくあたり、なかなかイカス映画なのだが、中盤の理屈付けは無理矢理で爆笑もの。SFマニアの不良娘・ストークリーがいい感じ。この映画のアメフトコーチは、ターミネーター2で不定形ターミネーターT-1000を演じたロバート・パトリック。聞き覚えのある声がいると思ったら、朴路美(ターンAのロラン、ムリョウの守山那由他)が声当ててた。しかし、なんでジークまで主演クラスの扱い?
 「カスミン」が、なんか王道の展開。 小中さん 、こういうのもできるのにねえ。
 電撃特撮通信vol.7に、白倉プロデューサー、 菊池隆則さん 、羽緒レイさんらのインタビューが。役者的な観点での話が読めたり、 アギト と龍騎のコンセプトの違いなどがあって、なかなかに楽しめる。 龍騎 の主演三人のインタビューや、ガオレンジャーのヤバイバ(スーツアクター、声優)とツェツェの座談会もあり。去年の特撮の美味しいところを取ったみたいで、結構良い。
 ついでに 仮面ライダー龍騎ショーの様子 。なんか楽しそう……
 書店に寄ったついでに、文庫落ちした「強襲部隊」(「ブラックホーク・ダウン」)を買う。ちと、みっともこっぱずかしい間違いをしたし、きちんと米軍・ソマリア双方の取材を行った新聞連載のルポタージュと言うことで、買う価値ありと判断。でも、積読が結構ある。消化しないとなぁ……
  ラーゼフォン の東海地区での放送時間の変更。っていったい何時になってるんだかさっぱりわからない。おいおい、視聴者無視してくれなさんなよ……これで視聴率云々と文句言われてもなぁ……
 昨日、作業の横でTVを付けっぱなしにしてたら中京テレビでやっていた「FUN」にあの ストレッチマン が出てきてびっくり。いや、私も話にしか聞いた事はないのだけど、デーモン閣下と思わんばかりの「ワガハイ」口調、無意味にボルテージの高すぎるテンション、噂に違わぬすばらしいキレっぷりでした。今度、時間帯を調べて録画しておこう。
 こないだ、 ためしてガッテン のお弁当特集で、「たまねぎ万能ドレッシング」なるものが出てきたので、ちょっと試しに作ってみる。たまねぎは好きなので楽しみ。これ、山瀬まみが出てこなければ、いい番組なんだけど……
 いろいろ整理されたと言う話の会社、 テクノソフト のゲーム、 マイ・ガーデン四コマ が妙にイカス……中古見つけたら、思わず買ってしまいそうだ。


2002年03月24日() 旧暦 [n年日記]

ドイツもオタク帝国かもしれない

 なにげに、 デジモンテイマーズ に関しては、アメリカよりドイツのほうが上を行ってるかも。アメリカでも、放映されて結構人気なんだけど、ファンの熱狂度具合が……ファンっつーか、むしろオタク。違法サイトなんでURLは上げられないけど、放映エピソードや映画をアップロードしてるサイトすらある。主題歌も別の曲になったりせず、ちゃんと「The biggest dreamer」をドイツ語化して歌ってる。歌詞まで同じかは、わからないけど。(聞き取れるほどドイツ語はできん) なんでもえらい学者先生が「すべてはエンターテイメントに収束する」と言ったそうだけど、オタクの良し悪しは別として、こういうのが出来るのも、ある程度以上安全で、生きていけて、余裕があるから。ありがたいと思わねば。
 そのテイマーズで、「ワイルドバンチ」というグループが出てくるのだけど、その名前は、 小中氏 のサイトによると、案の定サム・ペキンパーの映画かららしい。小中氏のサイトは一日ごとに書き変わってログも残してないので、引用をさせてもらう。
ジェンリャの父親、タオこと李鎮宇達、人工知性研究グループの呼称「ワイルド・バンチ」は、まさきひろさんによる命名でした。勿論これは、サム・ペキンパーの映画から採られています。
テイマーズを愉しんでおられる大人の方で、もし時間があったら、この映画を御覧戴いておくと、幾つかの暗喩を見つけられる筈です。
http://www.konaka.com/ 02/03/24更新
サンダンス・キッドとブッチ・キャシディでは、ちょいと人数が多すぎるし、まあ、そんなとこだろうなぁ。でも、暗喩になってる部分ってなんだ? 別にシブミが敵の手先になって追ってはこないし、ドルフィンが殺されてタオが「Let's go!」とか言わないし。全滅も、今のところ、してないしなぁ……う〜ん。
 そのテイマーズ、ちょっと終盤の展開的にはひっぱりすぎなのだけど、主人公たちのそれぞれのデジモン、家族の絆を描いてる。子供には退屈かもしれないけど、こういうのはいい。
  龍騎 は前回に引き続いて井上脚本。なんか、北岡(ゾルダ)がナンパな北條みたいだ。「永遠の命」にこだわりを見せるが、単純に欲に突っ走る悪徳弁護士ということでもなさそう。前回の金色のザリガニ、毛の生えたカエルと来て、「公害ネタ?」と思わせて、実は寂しい老人の自作自演。肩透かしといえば肩透かしだが、そのどこか憎めない老人が、あえなくモンスターの餌食に。アギトでは被害者のそういう面をあまり書かなかったので、それと比べて無残である。主人公のモチベーションの「人を守るために」というフレーズと重なってくる。しかし、主人公のメンタリティはまだまだ未熟。他のライダーと関わって、どう変わっていくか、ということですか。
 無意味なネタ。 八人のナナ (png)。対象比較として、 使用前
 GX連載の「鉄人」で、出てくるじじいが妙に見覚えのある飄々としたじじいだと思ったら、名前が「岡本喜市」……う〜む。


2002年03月25日(月) 旧暦 [n年日記]

行って貰って帰る

 どうも、卒業式だったらしい。ひさしぶりに理学部のほうに行くと、スーツ姿の学生がたくさん。こちとら、昨日、寝る直前まで今日、学位記授与式があるなんてこた忘れてたんである。そもそもそんなものをやるなんて聞いたことがない。先輩のMWさんもKOさんもSOさんもMOさんもTKさんもSGさんもそんなものに出たなんて聞いたことはない。聞いたことがないはずで、去年から始めたらしい。なんじゃそりゃ。
 で、きのみきのままで行ったら、40人ばかりの参加者の9割はスーツ、着物、袴姿な罠。こちとら、学会直前でそんなものに心を砕く余裕がない。で、貰って、世の中は厳しいぞと脅され、医学部へ帰ってくる。
 学会場の広島までの回数券の共同購入の件がパアになったと知らされる。なるほど、世の中は厳しいらしい。
 今月の「ワイルダネス」で堀田俊生が飲んでいた酒は、「 グレンモーレンジ・マデイラ・ウッド・フィニッシュ 」と言うらしい。ウィスキーとかは、シェリー酒の樽などで風味付けをすることがあるが、これはマデイラという酒を熟成させた樽をつかっているらしい。定価で7500円。近所のディスカウントストアで3280円でした。うう、金に余裕があるときに買って来よう。
 古巣の研究室に行ったとき、M瀬君の怪我がひどい、と話しているのを耳にする。「洒落にならない」「マジやばい」などというので、交通事故にでもあったのかと思ったら、バッティングセンターにて、バットを握る指で思いっきりボールを打って、指が二本ほど腫れあがったらしい。なんだ、命に関わる大怪我かと思ってしまった。人騒がせな。しかし、PCなしには生きられないM瀬君にとっては指の怪我はかなり堪えるはずである。お大事に。っつーかおとなしく医者行きなさいってば。
 学会前だというのにゲームにはまりかける。さくさくと終わらせたのでいいけど。
 あと、 指輪、敗北 。ノミネート数は多かったのに……


2002年03月26日(火) 旧暦 [n年日記]

サクラサクラ

 研究室に行く。ボスからお小言のようなものをもらう。何度も言っているが、ボスは基本的には無茶苦茶良い人である。しかし、天才肌のためか、時々言うことが無茶なことが多々ある。今回の場合はこう。「学会前だからって、研究の手を止めてちゃダメなんだよ」。それはもっともである。しかし、ボスの使う図表のかなりの部分(しかも最もやっかいなところも含む)は私がボスに頼まれて、自分の作業を滞らせてまで作った表だったりする(いや、もともと論文用に依頼されてた図なんだけど)。こういうことをナチュラルに忘れてしまったりするあたり、おちゃめである。
 そんなこんなもあって、ちと鬱々として研究室での作業を済ませ、自宅に撤退して学会の作業を行おうとしていると(研究室にはロクなPCがないので、自宅のがまだ作業が出来る)、花見に行かないかとお誘いが。花見っつっても、鶴舞公演のあたりを散歩してさくらを見てくるというだけ。酒が入るわけじゃない。でも、こういう行事って今の研究室ではほとんどやらないので、行くことに。一時間ほど回ってきただけだけど、なんとなく、ストレスも少し取れたよう。ありがたいことです。
 フルメタルパニック。話は今まで一応放映したものはおさえているつもりである。しかし、なんつーか、敵の設定がよくわからん。現実味のないテロリストだのう。まあ、突っ込みながら見るにはそれなりに愉快。
 う〜ん、気をつけていても、ちと愚痴っぽくなってしまうな。学会前の作業でストレスがたまってるんだろうなぁ……ってわけで明日から広島。携帯端末は持っていくので、メールは読めます。一応。


2002年03月31日() 旧暦 [n年日記]

花は桜木

 広島は雨がちでした。初日、宵の口に広島についてわりとすぐに、友達に教えてもらった広島風お好み焼き(広島風って言うと、その友達に怒られるんだけど)のオススメのお店「八昌」へと行く。かっこつけてコテで食おうとしたけど、スキルが足りないのでボロボロ。でも、味がしっかりしてるけど飽きのこない味で、確かに美味しかったです。
 機会がなくって、二度目を食いにいけなかったのは残念だけど。
 広島から帰ってくると、桜が満開。風が吹くと、並木の桜が桜吹雪になる。桜を見て興奮するのは遺伝子に刷り込まれた日本人の習性。要は、「四月は花見だ、酒が飲めるぞ」なのだけど。不安はたくさん。良いことは少ない。でも、楽しめるときに楽しまなきゃ損だよね。
 広島での学会期間中に「ブラックホーク・ダウン」の原作本を読了。Trailerの一バージョンではヒロイズムばりばりだったけど、原作を読むとそれとは正反対に、あくまで末端の兵士や、ソマリアの現地の人間が、事件の渦中になにをしたか、感じたか、をひたすらストイックに描写している。監督のインタビューで「なんのメッセージも込められていない」と書かれていたが、まさしくそのとおりだった。恣意的な、おしつけがましいメッセージはまったく含まれていない。戦争賛美ではないが、戦争批判でもなく、ただ、できるだけ事実を描写しようとしてるように感じる。しかし、それでもこれを読んでなにも感じずにはいられない。この事件の結果は、ブラックホーク二期撃墜、アメリカ兵士側も死者だけで十九人、現地人側の被害は、死傷者は数百人以上にのぼる。アメリカの世論も強い反発をし、そして、アメリカは問題が根深く複雑であることを思い知り、利権を持たぬソマリアへの介入をやめ、現地人が殺しあうにまかせることになり、ソマリアは忘れられた国になった。あまりに救いがない、ワーストコンタクト。これが現実なのだ。映画は、原作を忠実に映像化してるという話だが、それが本当ならば、是非見に行かねば。
 イスラエルで起こったイスラム過激派による自爆テロが相継いでいるが、去年の年末に起こった若い女性による自爆テロは、なんと、 卒業後に結婚を控えた女子高生によるものだったという 。ひょっとして、彼らの見ている命というものは、自分たちが見ている命とはまったく別の見え方をしてるのではないかと、恐ろしくなる。