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2012年12月12日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キックオフとか。

  銀河へキックオフ!! #31「絶望と希望」。アマリージョから早々に一点を奪われたプレデターズ。気を取り直して巻き返そうとするが、要所を突いた徹底マークで自分たちのサッカーをさせてもらえない。焦りも加わり、追加点を許してしまうのだが、そんな中でただ一人、麗華だけが冷静に状況を判断しリベロとしていつも以上に働いていた……

 8人制サッカー大会国内決勝。案の定皇帝率いるアマリージョに押され、「楽しんでサッカーをしよう!」という最初の掛け声にもかかわらず、次第に焦りで苦しみだす。最後の奥の手である「チェンジ」も研究され封じられた時、麗華の拾ったボールから奇妙な形のボール運びになり、危うくゴールを奪いかける。
 ハーフタイム、萎縮していた翔と多義は花島に呼ばれ、「何故アマリージョがあそこまで徹底的にプレデターを研究してるか」と問いかけられ、アマリージョも自分たちを恐れているからこそ徹底的に対策を練っていること、逆にそこに突くべきチャンスがあると気付かされる。
 そして前半最後にゴールを奪いかけたプレイを元に、新戦術を生み出そうとする。今度はポジションと役割を変えながらボールを回していくみたい。上手く出来ればアマリージョの対策も無効にできるだろうけど、できるのかな?


  プリティーリズム・ディアマイフューチャー #36「乙女の競演 ロードトゥシンフォニア」。ついに始まった「ロードトゥシンフォニア」。プリズミーとピュリティのシャッフル3チームだけではなく、ハイヒールカップを投げ出してまでMARsも参戦、それを追ってライバルのせれのんwith K(かなめ)まで参加するという展開に。阿世知社長らはこの展開に焦るけども、純が懸念している通り、背後にはプリズムショーを踏み台にしてグレイトフルシンフォニアの完成を目論む阿世知欽太郎の影が……そして、やはり背後で暗躍していたMCのドン・ボンビーが異様にあやしすぎる。つか、阿世知社長声とかで怪しいとかと思わなかったのか? 親子なんだろ? 金の亡者だからなぁ。
 そしてボンビーに迫ろうとする純に、普段からは想像できない鋭い視線を見せ「お前こそ誰だ?」と聞き返す。純が阿世知社長の異父兄弟だということは知ってるはずなのに、そういうってことは、純の出生自体に秘密が?
 話自体はあやみの恐れがメインなんだけど、りずむを標的にボンビーが画策してるらしい陰謀とかの前置き回だよなぁ、全体的には。


 ジャイロゼッターは、なんというか、主人公が脈絡もなく他者の助言や助けを無視して増長暴走したり、なんか話の作りが変だよなぁ。いい意味ではなく、破綻してるという意味で。王道展開に無理やりしようとしてるっぽいけど、ちゃんと伏線や手順を踏んでないんで主人公にドン引きするだけ。監督がイクシオンサーガDTと同じはずなんだけどな。むむむむむ……


2012年12月13日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ガルパン#09とジョジョ#10

  ガールズ&パンツァー #09「絶体絶命です!」。この大会の優勝に大洗学園の廃校がかかっていることを知ったみほたち。なんとか絶体絶命の危機をしりぞけようと、三時間という猶予期間の間になんとか打開策を図ろうとする。
 仲間が傷つく、というトラウマとの葛藤はとりあえずなかったようで。3時間の間に修理したり偵察したりで準備をするのだけど、寒さもあって、チーム全体が段々暗い雰囲気に……そんなみんなの気持ちを払拭するためにみほがしたのはあんこう踊り……? いや、みんなであんこう踊りって、すごいはずかしい……いや、コサック踊ってるプラウダ校も大概だけど。
 その後は怒涛の雪上戦車戦なのだけど、カメさんチーム(生徒会チーム)がのっけに捨て身の大殊勲。弾が小さいんで装填が早いのを逆に生かしてるなぁ。今回初参加のカモさんチーム(風紀委員チーム)、初戦は逃げ出したウサギさんチーム(一年生チーム)もフラッグ車であるアヒルさんチーム(バレー部チーム)を守って健闘。結局やられちゃうけど、後は89式の逃げ足次第……?
 で、最後の最後に、隠れてたフラッグ車をめぐっての攻防。まともに攻撃力のある砲があるのが三突くらいだからってのはあるけど、カバさんチーム(歴女チーム)、優遇されてるなぁ。八甲田山ごっこやったり、相変わらずアホ丸出しだけど。
 EDはまだOPだけ登場のアリクイさんチーム(仮称)で、三式中戦車(チヌ)。旧日本軍の戦車は当時の状況もあって基本的に歩兵支援戦車ばっかで対戦車戦に開発されたのも付け焼刃と物資不足でまともに諸外国の戦車に対抗できないのばかりなんだけど、それにしたってまた微妙なものを……89式よりはマシだろうけど。
 それにしても三時間で三突の履帯直したのか。スゴイ整備能力だな。


  ジョジョの奇妙な冒険 #10「ニューヨークのジョジョ」。第二部、ジョセフ編開始。このアニメ化ではここからがやはり真骨頂ではないかと。残虐表現は全シリーズ通してあるけど、有色人種差別やナチスといった放送的に一番ヤバイ設定や表現が満載なのがこの部でもあるけど。でもシュトロハイムといった名キャラや名セリフ(いや、どの部でもそうなんだけど)はやはりシリーズでは欠かせないのでここは一部同様にキッチリやって欲しいところ。
 初回から早速「〜〜と、お前は言う!」「宣戦布告だぜ!」と言った名台詞が 出てるし、予告でも早速「世界一ィィィィィィィィッ!」が出てるしw


2012年12月16日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#43とウィザード#15

  ゴーバスターズ #42「決意のクリスマス」。クリスマスが近づき、司令室は恒例の孤児院でのクリスマスパーティの準備に勤しむ。そんな時、メサイアカードの反応が。それも、2つ。現場に駆けつけると、二体のメサイアロイドが一体になった、ケンタテロイドが暴れていた。それを止めようとするバスターズだが、ケンタテロイドの集めるデータは、「怒り」。怒れば怒るほどメサイアを成長させてしまう事態に、バスターズは一時撤退するのだが……

 今回はクリスマス&年末エピソード。クリスマスと言えば、販促的に欠かせないイベントですね! という大人な事情はさて置いといて、クリスマスはバスターズ的にも、忘れられない日。そもそも、ヴァグラスの侵攻によりヒロムたちの親がメサイアごと亜空間に消えたのは十年前のクリスマス。ヒロムたちにとってもあらゆる意味で忘れられない日なのだけど、バスターズ司令室では毎年孤児院で子どもたちとクリスマスを祝うのが恒例だという。今年から赴任したヒロムと仲村は初めてだけど、元大道芸部のヒロムはノリノリ。そんな時に、彼らを挑発してデータを集めようとするエンターが彼らの逆鱗に触れる。
 でも、ヴァグラスへの怒りはあるにしろ、今の自分たちを動かすのは人々を守るという大事な使命、ということを徹底的に自分に言い聞かせることでケンタテロイドに対抗するヒロム。ニックのジングルベルはちと微妙だけどねw
 しかしヴァグラス側もそんなことにかかわりなく、エスケイプがエンターの行動に決定的な不信を持ち、エンターの目的はメサイアの復活ではなく、メサイアを思うように育てて楽しむことだと知り、決別。メサイアのデータを持ったメガゾードζでエンターを破壊、ζをメサイアとして完全復活させようとする。
 クリスマス前に一度決戦&エスケイプ年末退場のフラグがw
 エンターも消えたままってわけはなしいなぁ。
 あと、リュージは孤児院の保母さんに見覚えがあるみたいだけど……これまでの展開でつながりがありそうな伏線ってあったっけ?


  仮面ライダーウィザード #14「ラストシーンの後は」。悟史がファントムであり、千鶴がゲートだということが判明。晴人はとりあえず千鶴を保護するが、悟史の正体を明かすわけに行かず、言葉を濁す他ない。そんな晴人の窮状を利用して、悟史のふりをするリザードマンファントムはファントムから隠れると称して千鶴と一緒に居、晴人への不審を煽る。
 最初は晴人への信頼を説いていた千鶴も、悟史に警戒心をあらわにする晴人への信頼をゆるがせ、何故悟史をちゃんと守ろうとしないのかと責めたてる。
 リザードマンは千鶴を油断させ、その話から千鶴が女優を続ける希望が未完成のフィルムにあるとにらみ、フィルムを奪取、千鶴の目の前でそれを引き裂こうと計画するが、晴人は千鶴の希望は別のものにあるとにらんでいた。

 ゲートだと思っていた悟史がファントムで、その悟史が千鶴を絶望させようと狙っているのを知りながら、どうすればいいのかわからず悩む晴人。輪島からも「悩めば悩むほど却って相手を苦しめることになる」と言われるのだが、その理由は、千鶴の希望はフィルムではなく悟史自身だから。その悟史が絶望して消滅したということを明かせば、千鶴が絶望するのは目に見えている。どんなに残酷でも、真実を告げるべきか……悩んだ晴人は、千鶴に一切真実を知らせぬままリザードマンとの決着を付けることを選択する。
 そしてウォータードラゴンリングと、水のスペシャルリングの登場。水のスペシャルリングはドラゴンファントムの尻尾。映画だと、頭、翼、尻尾、爪を備えたフォームが出てきてたから、それが中間最強形態になるんだろうなぁ、多分。でも尻尾もかなり使い勝手が難しそうな能力のような。凍らせて尻尾でバシン!は、オーズのプトティラコンボの必殺技以来だけど。
 戦いの間、眠らせてた千鶴には、悟史は海外へ映画の勉強に行ったと嘘の説明を。いつか、彼女には本当のことを話さないといけないだろうと感じつつ、希望を守るための歪みはやっぱり晴人が背負う形になってるのだけど、晴人、最終的には潰れちゃわないか?
 あと、ワイズマンは自分の臥所に戻り魔法石が消えてることに毒づくが、ワイズマン=白い魔法使いではなかったの? 何らかの関わりはありそうなのは確実なのだけど……

[その他] それほどめでたくもないんですが

 選挙結果、自民が大勝。民主は各メディアの予測の70議席を完全に割り込み60以下になりそうな勢いで、民主の大物議員も次々落選(しかもかなりの数が比例でも復活できない)のようで。
 自民一強(公明と連立なら2/3超えというので尚更)なのは、正直あまりめでたくもないのですが、とりあえず、 三年三ヶ月前 から、これだけは書こうと思ってました。

 前回、こうなる予測もせず民主に入れた奴、なんか言う前にさっさと腹を切れ。

 第三極への党員&票の流出を恐れた野田総理の電撃解散により歴史的な自民大勝にはなったわけですが、「とりあえずやらせてみればいい」のツケは、この三年三ヶ月余はもちろんのこと、このぶり返しも含めて以後も尾を引くわけですね。
 自民もマスコミや雰囲気で容易に流される民意の恐ろしさは骨身に染みたようだし、不幸中の幸いでかなり世代交代が進んだところもあるので、調子に乗ることはないとは思いたいですが、まあ、それはわかりませんわな。
 「他に選択肢がない」のでこの結果も致し方ないという部分はありますが、前回は決して今回のように「選択肢がない」ということではなかったことはお忘れなく。それもわからないようなら本気で腹を切って死ね。基本的な経済政策も出来ない連中に白紙委任状を出して三年三ヶ月好きにやらせたのはお前らだ! 被害者面するな!


2012年12月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガードとか

  ヴァンガード アジアサーキット 。櫂とレオンの対戦。ひたすらストイックに強さの高みを目指すかのような櫂トシキだけども、自身の野望のために他のクランを消滅させたレオンには怒りを隠そうとしない。特に、サイクォリアに飲まれかけながらも立ち直り、相棒であるクランを失いながらも前向きに取り戻そうとするアイチを、レオンと対比させる。
 櫂は迷うアイチに突き放すようなことを言って常に慣れ合いを拒んでいたのだけど、その実、アイチの強さを信じ、同じ道を歩むと信じていたからこその態度。そして、今回その想いをはじめてレオンに対する怒りから口にする。
 でも、結局負けちゃうんだけどね。(^^;
 櫂の役割って、いつもコレだよなぁ。アイチを導いて、直前でラスボスに負けるという……先導者の権利が櫂にあることからレンたちも敗者として退場してしまうのだけど、レンが勝てたかというと、それも微妙。そこまでレオンとの実力差があるようでもないのだよなぁ。
 レンたちフー・ファイターズが敗退したことで、結局チームQ4との最終決戦になるのだけど……どう勝つのかがさっぱりわからないw
 そして、来期も新シリーズ継続らしいのだけど、高校に進学したアイチが同じ高校に通ってるミサキとカードゲーム部を立ち上げる展開になるらしい。ミサキ、本格的にヒロイン化? それと、カムイの立場が……

  プリズム ディアマイフューチャー 。なんかカオスすぎてなんとも言えないw 一応みあは主人公なんだけどw そのキーアイテムが弁当ってwwww でも、そのメチャクチャな展開の最後は、春音あいらの悪堕ち展開。まあ、心の迷いをシンフォニアシリーズに突かれた、ってことなんだろうけど。
 このままの展開だと、主人公の存在感示せないまま話が終わるような……


2012年12月20日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ガルパン#10とジョジョ#11

  ガールズ&パンツァー #10「クラスメイトです!」。僅差でプラウダ校を破り、決勝進出した大洗学園チーム。しかし名門黒森の誇る機甲師団の物量に頭を悩ませる。そんな時、ネトゲの戦車ゲームをしているクラスメイトの猫田が自分も参加したいと申し出るのだが、肝心の戦車が見つからない。
 この期に及んで新キャラ登場。まあ、補強人員の頭数合わせ的な意味合いが強そうなのだけど、見た目の個性はとりあえずやたらと強い。しかも乗る戦車が、自転車置き場に放置されてた三式中戦車……戦車兵だった司馬遼太郎がヤスリで外装を削ったらあっさりと削れたので「こんなものに載せて、兵士を殺す気か!」と怒ったという逸話のあるアレですな。その逸話が事実かどうかはわからないのだけど(司馬遼太郎は近代軍事は実はそんなに強くない)、支那方面を元々想定していた旧日本陸軍は基本的に対戦車戦を意識した戦車がなく、しかたなしに急遽強力な砲を乗っけた三式なんかを作ったのだけど、装甲技術が一朝一夕に上がったとも思えないから、わりと事実に近いかも。
 一年生チームが艦底で見つけた戦車も組み上がるのだけど、出来上がったのはよりによってポルシェティーガー……いや、砲は強力なんですけどね。 砲は 。なんでこうも残念な戦車ばかりなのか……(経営難で売れるのは売り払ったからだけど)
 とりあえずネトゲーマーチーム(アリクイさんチーム)と、ポルシェティーガーを担当する自動車部チーム(ライガーさんチーム)が加わって、戦力は補強したのだけど相手はホンモノティーガーやパンターといったドイツの名戦車揃い。しかもサンダーボルト校のように、弱小にあわせて戦力を調整するのも期待できないみほの姉が隊長では……
 それでも学校存続のために心を一つにする戦車道選択チーム。その演出が、みんなでそろってカツを食ってるのが……どこか一チームくらい 駄菓子のソースカツ 食うところはなかったのか。それとも精肉業界のステマか?(そんなわけはない)
 そして試合当日。黒森の副隊長エリカからいつもどおり嫌味を言われるのだけど、かつてみほが試合を捨ててまで助けた部員が、彼女に駆け寄り……
 でも試合は早々黒森の機動作戦でピンチに。アリクイさんチームのミスで逆に即敗退は免れるのだけど、この状態で次は3月とは。水島努監督にしては制作体制崩壊は珍しいけど、それだけ力を入れてるってことではあるのだろうなぁ。


  ジョジョの奇妙な冒険 #11「ゲームの達人」。「あーんスト様が死んじゃった」。放送見ながらどれだけこのコメントが流れたことかw 対吸血鬼は前哨戦に過ぎず、第二部の本当の敵がいよいよお目見え。つってもまだ石化したままだけど。吸血鬼も当時十分怖かったのだけど、「柱の男」はそれとはまた別種のおぞましさ。「根本的に人間とはまったく違う生命体」であり、「太陽光に弱い」という以外はすべてのスペックにおいて人間をはるかに上回る。そもそも石仮面を生み出し、吸血鬼を作った理由というのが……
 そろそろ第二部のキャラたちが登場してくるのだけど、今回は「世界一ィィィィィィィィィィ!」で有名なシュトロハイム登場。決して善人とは言えないし、高慢で調子に乗りやすくてすぐ相手を軽く見る(そもそも最後の展開も、シュトロハイムがもうちょっと慎重だったら……)のだけど、独特の美意識があるし、後でジョセフが言うとおり「どこか憎めない」。ヒトラーに心酔してるような割には、ヒトラーの言う優生学をそのままには受け取ってないようだし(人種ではなく、相手の精神性を基準にしてるよう)。
 それにしても一々台詞回しがハイテンションなんで、予告の最後、何言ってるのか最初わからなかった……(「空気供給管にィィィ!」が正解)
 その他には、今回から第二部OPがお目見え。第一部は六部までの「ジョジョ」を皮切りに、第一部のストーリーのダイジェストみたいな構成だったけど、第二部もストーリーは下敷きにしてるものの(エイジャの赤石、柱の男たち、クラッカーヴォレイで失敗するジョセフ、つららロープなど)、シルエットを基本にした映像にしていて、3Dモデリングの違和感は最低限にしてる。その分背景はカラフルでヴィヴィッドなものになってるけど、コミックスでお馴染みの「JOJO」の意匠や、★マーク(一瞬「隠者の紫(ハーミット・パープル)」っぽいイバラのシルエットも?)、リサリサの場合は水面を歩いた時に出る幾何学的な波紋、シーザーの場合はバンダナの模様やシャボン玉なんかをモチーフにしてる。(ジョセフとリサリサの背景には「JOJO」の文字が出て、シーザーの時には出ないのも伏線か)
 そして何より「柱の男たち」。サンタナは石化してる姿しか出てないけど、カーズ、エシディシ、ワムウははっきりした姿で出す場面はほとんどなく、それぞれの流法(モード)を繰り出してるシーンも素描風にしていて圧倒的なスペック差、絶望的な存在感が演出されてる。そもそもがほとんど波紋で倒せてないし。
 なんつーか、OPスタッフの原作理解度が異様に高すぎますわ。太陽を背にして立つカーズなんかリアルで読んでた時の絶望感が彷彿としたし、その後の「ジョジョー!受け取ってくれー!」と「シィィィィザァァァァァァ!」は、狙ってるのがわかっても涙腺ゆるみますわ。
 歌詞も、第一部のセリフをベースにした王道のアニソンとは違うけど、原作をちゃんと意識してて(特に「闇を欺いて/刹那をかわして/刃すりぬけ/奴らの隙を突け」の下りなんかは、トリックスターであるジョセフが主人公の第二部ならでは)、ファンとの親和性は高そう。
 とりあえず第一部・第二部の省略をほとんどしてないアニメが見られるだけで御の字と思ったけど、ここまで愛を持って作ってくれると、第三部以降も見たくなるよなぁ。