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2012年11月04日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#35

  ゴーバスターズ #35「黒と白の花嫁」。浮かれるヨーコの「結婚式」発言に動揺しまくりのウサダ、リュージ、黒木司令。実は小学校時代の恩師の結婚式への招待状が届いたという話だったのだが、ヨーコから「初恋の人」という言葉が飛び出て、保護者欲丸出しのリュージとウサダは大人気なく嫉妬丸出し。
 同じ頃、エンターの行動に苛立ちを覚えていたエスケープは、自分がメサイアを復活させるとばら撒かれたカードの一枚から生まれた「ティアラロイド」を操り、式を上げるカップルから「愛」のデータを奪い、次々と破綻させていく。
 動きを察知したゴーバスターズだったが、この事態に結婚式を延期するカップルが続出。ティアラロイドが現れそうな結婚式がまったく行われなくなってしまう。そこで、ヨーコの恩師に協力を仰ぎ、偽の結婚式でおびき寄せようとする。リュージもウサダも心穏やかならざるまましぶしぶその作戦に参加するのだが……

 リュージ、ウサダの親馬鹿回w 黒田司令はまだまともなんだけど、この二人、親馬鹿すぎる……
 ヨーコの「初恋」発言に狂乱してしまう二人(一人+一体)なのだけど、そのヨーコに絡むのは意外にもエスケープ。エンターに不信感をつのらせ、「お父様」ことメサイアをエンターに利用させないためにも自分がメサイアを復活させようと、ゴーバスターズとの戦闘(「いいもの」とのお楽しみ)を後回しにしてでもメサイア復活のデータを集めようとする。どうしてそこまでするのか、と問うバスターイエローに、「「いいもの」との楽しみと同じくらいお父様が大事だから。理屈じゃない」と答えるエスケープ。その言葉に、「愛」について真剣に考え始めるヨーコ。大人の階段を登りはじめたヨーコを前に、まったく大人気ないリュージとウサダw
 ゲスト怪人のティアラロイドの声は豊崎愛生。まあ、いかにもな萌え声……エスケープはその決意を反映したかのように、怪人態へと変身。うーん、展開とは合ってるんだけど、人間体のまま最終決戦まで行って欲しかったってのはあるかも……


2012年11月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 銀河へキックオフ!!#27とかその他

  銀河へキックオフ!! #27。8人制サッカー大会に向けて元青山ヘブンリーの青砥ゴンザレス(金髪ショタ)と杉山多義(長身褐色誘い受け系)が加わり、西園寺麗華の別荘でチーム合宿に入った桃山プレデーター。OPやED(EDはシルエットだけ)で露出してたように麗華は体調不良とシェイプアップの結果変身(何故か虎太だけが初見でわかる)。普通、あんだけ急激に痩せると確実に皮が余ると思うんですが……まあ、マンガだもんね!(便利な言葉。類似:マンガと魔法はなんでもあり!)
 ライバル意識丸出しだったリ虎太と青砥の関係も改善し、チームプレイと個々の基礎力アップを行う中、えりかは翔や麗華のレベルアップを目の当たりにし、以前から感じていた自分の力の限界に直面していく。女子は男子に先行して成長期があるからなぁ。焦って自分一人でなんとかしようとするえりかだが行き詰まり、その彼女の様子を見て違和感を感じた多義が逆に成長期でスランプを迎えた経験からアドバイスをする。どっちも自分一人で抱え込むタイプだからなぁ。
 結局、自分の失敗を翔たちにフォローされる形で仲間を頼ることを知ったえりかは、多義のアドバイスどおり青砥に意見を求め、新しい自分のスタイルのヒントを得る。
 次回はいよいよ初試合だけども……変身したはずの麗華がどうも不調になってしまうらしい。見た目が変わったからって度胸までつくわけじゃないからなぁ……

 その他、ガールズ&パンツァー。航空軍事ヲタ向け+美少女というのは「ストライク・ウィッチーズ」だったけど、今度は陸戦。いきなり女子のたしなみとして「戦車道」なるものがある設定で「はぁ?」となったけど、陸戦はなかなかアニメ映えがしない中で、戦争ではなく「部活」という形で取り込んだのはなかなか面白いし、上手いこと行ってる。まあ、よく考えたら麻雀ですら部活スポ根ものになってるものなぁ……キャラが多いのも各戦車に割り振ることでおおざっぱなキャラ付けでくくってるし、主人公チームが基本弱小戦車が多いのも、各戦車の特徴をうまく戦略に盛り込む形になりそう。どう考えても三突を活かす方向でいかないといけないですがw それにしても三突の車高の低さを幟で台無しにしてた歴女チームテラアホスwwwww
 OPを見ると主人公のみほの姉がラスボス? で、さらにまだ本編に出てこないチーム(アリクイ?)もいるよう。コミカライズもメディアファクトリー系二誌(アライブとフラッパー)で展開してるけど、最近よくある「作画が違うだけ」ではなく、アライブの方は過去の話で、フラッパーの方はメインキャラが変わって違う視点から、という形なのは好印象。流行りものだからってとりあえずコミカライズ掲載しました、みたいなのは、やはりちょっと……

 その他も視聴してますが、「となりの怪物くん」が、少女漫画板「僕は友達が少ない」だと気づいたり。いや、一人普通に友達がいるのはいるけど。


2012年11月12日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#36とウィザード#10

  ゴーバスターズ #36「実況!エースデスマッチ」。司令室でやたらと今度開かれる総合格闘技イベントに誘いまくるマサキ。皆から袖にされるが、そんな時エネトロン流出反応が……そこは丁度その格闘技イベントが開かれるドーム。しかも四体のメガゾードまで転送されるという。
 とりあえず現場に出動したゴーバスターズだったが、メガゾードに備えてエースで出たレッドとメガゾードαが、あっという間にドームに吸い込まれていく。そこにはメガゾードサイズのリングが設置されており、αとエースが戦うことに……しかも次々転送されるメガゾードたちと一対多の無制限デスマッチを強要されてしまう。

 エースに代わってコアマシンになったライオーの登場で影が薄くなり気味なエースの救済か? それと、最強合体形態「ゴーバスターキング」のお披露目。まあ、エースの代わりになるんだから五体合体もできますわな。
 一応軽量級で素早さが信条というエースのフォローをしつつ、エースがなくても合体可のキングで実はドームそのものだったドームメガロイドの正体を暴き、メガゾードたちもろとも撃破。ケシゴムロイドみたいなミクロサイズのメガロイドがいるんだから、巨大サイズもOK、ってことなのか……巨大化も何も、最初から巨大な怪人ってのは新しいな。


  仮面ライダーウィザード #10「国家安全局0課」。ファントムのパトロールに晴人が出かけ、輪島とコヨミ二人きりの面影堂。そこにスーツ姿の男たちがやってくる。それを率いるのは警視庁国家安全局0課の木崎室長。ファントムのことを知り、ウィザードを敵視する彼は、輪島に指輪の作製を依頼するが断られ、それでもあきらめずに輪島を拉致同然に連れだしてしまう。丁度店を訪れた凛子はファントムのことを知る木崎が何故輪島を連れだしたのかと後をつけ、遅れてきた瞬平は店に呆然と佇むコヨミから話を聞いておろおろするばかり。
 そんなこととは知らない晴人はガーゴイルファントムがゲートらしき少年を襲っているのを発見。自らの身体を石化することで防御と攻撃を行うガーゴイルに苦戦しながらもランドスタイルで撃退するウィザード。少年は直己と名乗り、秋田から出てきたと言うのだが、知り合いに会うために昨年まで住んでた東京にやってきたという。秋田に帰ることを晴人に進められるが、その人物に会うまでは帰らないという直己。仕方なくその人物の元へと、直己と一緒に行くのだが、そこには木崎たち0課、そして木崎を追ってきた凛子が……
 輪島が彼らにさらわれたと聞き驚く晴人だが、それ以上に驚くのは晴人と一緒に来た直己を見た木崎。木崎の先輩だった父が殉職した真実を問いただす直己に、木崎は何も言わず秋田に帰るように促すが、直己は木崎への反発をあらわに木崎が真実を話すまで帰らないと言い、「晴人に守ってもらう」と晴人と一緒にその場を離れる。
 直己は父の死が木崎が原因ではないかと疑い、その真偽を確かめようとしていたのだが、かつて父親が殉職した場所で再度ガーゴイルに襲われる。

 最初の方以来ご無沙汰の国安0課の木崎が今回のキーパーソンか? 木崎の過去と因縁のある少年、直己に厳しい追求を受けるが木崎はかたくなに彼を拒むばかり。まあ、おそらくはゲートである直己少年を守るために彼の父が殉死し、木崎は直己を守るため、また先輩の仇を取るために0課を設立したんだろうけど……半ファントムとも言えるウィザードを敵視するのもそのせいだろうなぁ。
 ただ、彼の手元には緑の魔法石があり、それをリングにしようと輪島を誘拐までする意図が……リングはファントムになりそこねた「魔法使い」しか使えず、普通の人間である木崎たちが使えるわけはないのに……また、どこから手に入れたか、ってのも謎だよなぁ。
 この緑の魔法石、ハリケーンドラゴンのリングになるのか、それとも二号ライダーの魔法石になるのか。タイミング的には前者だろうなぁ。
 次回は、木崎が自分の父を死なせたと思ってた直己少年が実は自分の方こそ原因だったと知って絶望しかける、って展開だろうけど、木崎がどう動くか、かな? ウィザードが直己を助けても素直に和解する性格とも思えないし……


2012年11月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガードアジアサーキット編とか銀河へキックオフ!!#28とか

  ヴァンガードアジアサーキット編 。アジアサーキット予選、最後の日本大会で、それぞれ勝ち進んだ最後の試合でチームQ4が当たったのは大会側が用意した刺客・チームアンノウン。バレバレな正体ながらも元々実力者である相手にアイチたちは苦戦する。

 最後の予選大会なのでチームQ4が勝つに決まってる……というか勝たないと困るのだけど、三人がどれだけ成長を遂げたかってのを見せるエピソードになりそうな。アイチは、イマイチ因縁は浅いけど裏ファイトの帝王と呼ばれたジュンが相手。相手のヴァンガードの攻撃力を削る特殊攻撃に苦しめられ、攻撃のかなめとなるブロンドエイゼルも封じられて絶体絶命の中、サイクォリアで見たイメージを信じて最後に引きの強さで逆転勝利。これってイカサマっぽいような……いやいや。サイクォリアも前ほど万能ではなく、それを信じるか信じないかはファイターに委ねられるみたいだし。
 残り、カムイとミサキの試合が途中だけど、それぞれ相手は負け越してるテツとユリ。勝って決勝大会に行けるのか……特にカムイw ミサキ、最初正体気付いてなさげな素振りだったけど、やっぱりちゃんと気づいてたのね。アイチがジュンのこと忘れてたのはあまりにひどいけどw


  銀河へキックオフ!! #28。新生プレデターになっての初めての試合が都大会予選。なれない試合形式に若干戸惑うもののそれぞれがパワーアップし、青砥や多義も加わった新生プレデターは危なげなく予選を突破。しかし次の準決勝で当たったのは8人制サッカー専門の石神井リバース。早いパス回しで翻弄された上、テクニック的に劣る麗華のポジションを集中的に突いてくる。一点リードを許してしまった上、スタミナも大きく削られ、ピンチでハーフを迎えた時に、翔が大胆な戦術を提案する。

 8人制サッカーの勝手の違いに、最初はそれぞれの実力でなんなく対応するプレデターだけども、龍持だけは麗華に不安を覚える。実力が劣るのは仕方ないと他のメンバーには多目に見られてるが、容赦無い性格の龍持には気に食わない。そして、リバースとの試合で特に麗華が狙われることに不満を募らせる。
 しかし、翔が提案した新戦術はその麗華をフォワードに持ってくるという大胆起用。中距離からもゴールを決められる虎太にロングシュートで敵をかき乱し、相手のフォーメーションを崩すという作戦。
 その作戦がはまったのもあるのだけど、零華をトップに上げたのはスタミナが残ってただからだけではなく、麗華に不思議な力を感じたから。ブラインドサッカーでフィールドの把握力を身につけた翔が終盤で試したのは、ゴール前へのロングシュート→麗華のダイレクトヘディングシュートという流れ。麗華には何故かボールが来そうなポイントがわかるってのは、公式サイト見ればそのまま書いてあるけど、これまでも描写的にこぼれ玉の先に何故か麗華がいたり、って描写はしばしば挟まれてたんだよな。翔たちがブラインドサッカー特訓で身につけたフィールド把握力とはまた別の、天性のもので、心は狭いけど頭はいい(笑)龍持もそのプレイを見て麗華の力を認めたよう。
 でも次の決勝戦の対戦相手は、体力とガッツがメインのチームのようで……連戦なんだけど、大丈夫かいな?


2012年11月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#37とウィザード#11

  ゴーバスターズ #37「必殺!メサイアの拳(こぶし)」。市民からもメサイアカードの情報を集めていたゴーバスターズは、有望な情報を寄せた少年のいる空手道場へと向かう。しかし、そこには気絶させられた門下生たちが……カードから既にメサイアロイドが誕生したのかと警戒するバスターズだったが、物陰に隠れていた道着姿の少年を発見。リュウジは通報してくれた少年かと確認しようとするが、少年は無言で逃げ出してしまう。気絶した門下生たちを介抱するヒロムたちを残し、少年を追うリュウジ。追いついた少年はメサイアカードのことなど知らないと言うが、その言葉に反し少年を狙いエンターとバグラーたちが現れる。

 今回も特殊なメタロイドで、少年のサポーターグラブに取り付いてデータを集め続けながら潜伏し、エネトロン流出反応を出さないので管理局側で察知が出来ない。ヒューミントで情報を集める管理局に情報を寄せたのは空手少年・ケンタ。でも、そのケンタは空手家の父から向かない空手を教えこまれ、本当にやりたいエンジニアへの道を反対されていた。通報後、グラブに取り憑いたメサイアカードの力で大人どころかバグラーですら倒してしまう力を手に入れる。今度のカードが集めてるのは、人の闘争心のデータ。この力があれば父親に打ち勝ち、言うことを聞いてもらえると猶予をもらってグラブの力を使おうとするケンタだったが、データを集めたグラブに逆に操られてしまう。
 今回ゲストのケンタを演じた橋本仰未君は、劇中と違い実際の空手のジュニアチャンピオン。そのせいか、動きがめちゃくちゃいい! 現場の指導と撮り方もあるのだろうけど、もの凄く映える空手アクションを見せてくれる。このアクションだけでも今回ものすごいですわ。
 話はエンジニアがただの逃避ではない、と言う少年を励まし、その本気を信じたリュウジが自分を犠牲にしてメサイアカードを成長させ、カラテロイドを生み出すことでケンタからカードを引き剥がし、さらに暴走しながらも相手に致命傷を与える。
 肝心のメガゾードは、エースとヘラクレスだけで倒して闘争心をデータにしてたわりにイマイチな強さだったけど……まあ、おもちゃ的な事情はともかく、まだ十分データを集めてなかった、ってことで。


  仮面ライダーウィザード #11「守り抜く約束」。ガーゴイルファントムをなんとか撃退したウィザード。しかし、直己の木崎への不信と敵対心は消えず、木崎も晴人への敵意を剥き出しで何も説明しないままに直己を保護して連れ去ってしまう。
 本部に戻った木崎は指輪を作ろうとしない輪島にいらだちをぶつけるが、逆に何故そこまでして指輪を欲しがるのか、聞かれて口をつぐんでしまう。さらに、指輪を使えるのは魔法使いだけだと聞かされ驚愕する……
 指輪を使える人物が見つかるまで直己の安全を確保するため、安全な場所へと護送しようとする。それを監視していたファントムたちは後をつけて追おうとするが、何かを感じたメデューサは、ガーゴイルの他フェニックスにも何か作戦を与える……
 同じく木崎を監視していた凛子からの知らせで護送される直己を追跡する晴人。案の定、ファントムが直己と護送する警官たちを襲うのだが……

 木崎は案の定ツンデレ。今回はほとんど木崎のキャラがメインだったような……その他は、その作戦がいきあたりばったりだったり、いろいろアラがあるのは気にしちゃだめなんだろうなぁ……ウィザードはこういうアラが微妙に気になる作りだ……
 直己の父の死は案の定、ファントムのことを知り、ゲートである息子を助けるため身を呈したためであり、木崎は直己を傷つけないためその事実を隠し、自分が憎まれ役になってた。
 いや、そもそも直己の父がどうやってファントムのことを知って、魔法石まで手に入れたのかがめちゃくちゃ謎ではあるんですが……そしてその辣腕なんだか微妙なんだか知らない情報のため、ファントムや魔法石のことは知ってても魔法の指輪が魔法使いしか使えないことは知らなかった木崎。半年の時間があって、刑事一人が探したのと同レベルの情報も集められないとは……
 とは言え、仮面ライダー世界の警察としてはそこそこ優秀なレベルではあるんですが。(クウガのは別レベルとして)
 そして、今回は父の死の真実を知らされた直己が絶望し、久々のアンダーワールドへ。アンダーワールド内でドラゴンが実体化するとドラゴンスタイルは解けるのか。そしてやっぱり久々のドラゴン大足キック。今回の直己のファントム、ヒドラかなんかわからないけど、なんか手ぽかったような……
 とりあえず直己の中のファントムを倒し、直己も木崎に謝罪、木崎も晴人が危険なファントムではないことを認め、緑の魔法石を輪島に託して返す。いや、でも木崎さん、直己のために無謀な作戦で部下を危険な目に合わせたのは違いないんですが……
 なんだかあっさり陥落した木崎さん、これから出番はあるんでしょうか? 国安0課も予想以上に何も知らないことがわかってしまったし……うーん。
 次回は今回託された魔法石で新スタイル登場、らしい。そいでもって敵ファントムはヴァルキリーらしい。ヴァルキリーってモンスターだっけ?


2012年11月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#38とウィザード#12

  ゴーバスターズ #38「カブるJとメサイアロイド」。ヒロムたちの前では平気なふりをするマサトだったが、度重なる戦いでのアバターのダメージで亜空間に眠る本体は確実に侵食されていた。しかしマサトは心配するJにも自分の体のことより打倒メサイアを優先しろと言う。
 そんなとき、メタロイド反応があり、現場に駆けつけるバスターズ。そこにいたのはエスケイプがメサイアカードを探すため生み出したパラボラロイド。だが、パラボラロイドは見つけたカードと融合し、目に付く物を片っ端からデータ化して取り込みはじめた。倒そうとするヒロムたちだが、そこにJが現れ何故かパラボラロイドを庇う。Jを攻撃するわけにもいかないバスターズたちを尻目に、Jはパラボラロイドと一緒にどこかに姿を消す。

 黒木たちにも決して亜空間での現状を話そうとせず、亜空間に放置されたままの本体の回収を拒んでいるようにも見えるマサキ。その理由は、マサキの亜空間での特殊な状態に理由があった。マサキは研究所の亜空間転送のおりにトラブルでデータが欠損してしまい、転送が終了しない状態のままになってしまっていた。しかも、そのデータはメサイアに取り込まれてしまっており、その部分のデータはパラボラロイドが見つけたメサイアカードに含まれていた。
 もしそのカードをデリートしてしまえば、マサキは永遠に戻ることが出来ない。Jがバスターズの邪魔をした理由はそれだったんだけど、なんつーか、相変わらずJの行動がトンチンカン……まあ、マサキのことを心底案じてるのは伝わったんだけどw
 マサキも「きっとなんとかする」と言いながら、現時点では手段が示されてないんだよなぁ……とりあえずはでたらめなデータ吸収を嫌ったエンターがパラボラロイドからメサイアカードを取り上げてしまうことで、マサキのデータはとりあえず無事だったんだけど、何とかする手段が間に合わなければいつかは避けられないことになってしまうのだよなぁ。
 そして今回、エスケイプに続いてエンターも怪人態に。エンターは自身もメサイアカードを一枚取り込んでいて、それが亜空間戦後のエンターの不思議な雰囲気の理由。やっぱ最後にエンターのカードからメサイア復活、ってパターンなのかなぁ。
 今回ゲストのパラボラロイドも、探査能力はものすごいんだけど、素の戦闘力は歴代でもかなり最低の部類w 普通のメタロイドなのに、パワードモーフィンしたバスターズの総攻撃でボコボコって、いくらなんでもオーバーキルだろ……


  仮面ライダーウィザード #12「希望の和菓子」。輪島が木崎たちから託された魔法石でまたもや新しいリングを作成した。それも二種類! ウィザードの更なるパワーアップの期待に喜ぶ一同だったが、瞬平はその中でも「自分も助手としてパワーアップする!」と街に出てファントム探しをするが、ことごとくが的外れ。呆れた晴人からも「ちょっと頭を冷やせ」と言われてしまう始末だった。
 落ち込む瞬平だったが、そんな時に高校時代の先輩、徹也とたまたま再開。和菓子屋で修行してるという徹也の働く和菓子屋を見学するが、厳しいけども誇りを持って自分の仕事にあたる店主の松木の姿と作り上げた和菓子の美しさに感動する。
 しかし、徹也が得意先の料亭に和菓子を届ける途中、なんと本当にヴァルキリーファントムが出現。プラモンスターの報告でウィザードが駆けつけたおかげで徹也は無事だったが、配達途中の和菓子はめちゃくちゃになってしまう。
 ファントムのことを信じてもらえず料亭との契約を失ってしまい、松木の和菓子屋は一気に経営のピンチに。しかし落ち込む徹也に、「これまで以上に売ればいい!」と、面影堂や凛子の職場、果ては押し売りまがいの路上販売までしてなんとか和菓子を売りさばこうとする。
 そんな時、デパートのバイヤーを名乗る桐谷が現れ、明日からでも和菓子を500個、仕入れたいという。大喜びでその話を松木たちの元へ持ち帰る瞬平だったが……

 今回はどう見てもチーム(?)のお荷物、瞬平がメインの話、なのか? 平成ライダーにおけるこの手のムードメーカー的レギュラーポジションは555の啓太郎が最初だと思うけども、一応仕事もちゃんとしていて(経済的に巧たちを支えてるし)、愚直なまでにお人好しなところが主人公たちを下支えしたのと違って、瞬平は本格的にお荷物なんだよなぁ……555の場合は主人公たちが重い宿命を背負っていたから、知能障害に見えるような過剰な演出をされながらもそういうキャラが必要だったのは理解できるのだけど、サポートという意味では凛子がいるし、「ベルトを渡す人」のポジションですらない瞬平って、ホントに間が持たず困ったときにいじり倒すくらいの存在意義しか見いだせないんだよなぁ……このあと瞬平の愚直さが誰かを救う、ってエピソードがはいるんだろうか?
 しかし、それより何より今回の目玉はゲストの諏訪太郎! 仮面ライダーシリーズでは、アギトでラーメン屋台のオヤジとしてセミレギュラーだった他、ゲスト出演多数、戦隊シリーズでもガオレンジャーの炭火焼オルグはじめ恐竜やの常連役など「あ、あの人!」的な存在。今回も頑固親父的な役どころで存在感を魅せつけてます。
 瞬平は最初先輩の徹也のほうがゲートと思っていたけど、実は松木の方がファントムの狙うゲート。店を潰せば絶望すると思っての作戦だったようだけど、松木は絶望せず、晴人にある頼みごとをするらしい。今回の菓子に「きぼう」と名付けたことと言い、おそらくそれが本当も松木の希望につながってるのだろうけど……予想はつくけど、瞬平、活躍できなさそうな……
 瞬平、琥太郎のラインの中でもやっぱりいちばん扱いが悪いような??? そもそも働いてもいないみたいだし。