不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2010年08月 来月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
HNS logo

2010年08月22日() 旧暦 [n年日記]

[その他] いや、でもそれはわかる。

  ガチオタクとライトオタクの境界線って何なんだろうな会議デジタルニューススレッド )。
31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/18(水) 20:41:40.01 ID:ALe537500
EDのテロップだけで興奮する←本末転倒


33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/18(水) 20:42:50.17 ID:DVNJPUgj0
>>31
テロップは本編の答え合わせだろ
興奮するだろ


34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/18(水) 20:44:18.63 ID:nn3ed9U70
答えあわせってなんだよ。
お前怖いよ
 思わず笑っちゃったけど、これはわかるw

[特撮] ゴセイジャー#27とW#48

  ゴセイジャー #27「目覚めろ、アグリ!」。今回の幽魔獣はウロコを貼り付けた相手に聞こえる言葉が全て自分の悪口のように思わせてしまう人魚のジョ言。アグリがその策にかかってしまい、仲間たちから自分が必要とされてないと思い込んで悩んでしまう。いや、でもまあ、暑苦しい割にキャラが薄いのは事実だし……
 こういう時、人でなし(文字通り)のゴセイナイトは強いなぁ。言うことに元々容赦がないのでジョ言のウロコも意味がないし。
 一方、ないがしろにされている武レドランがジョ言の能力を悪用して筋グコンと膜インの間にひびを……いや、積極的に仲間割れさせてどうするんだよw
 今回の元ネタは、「呪怨」じゃないかってのがもっぱらの説のようだけど、魚人ってことでは「ダゴン」かなぁ。いや、どっちも悪口を聞かせるという能力に関係ないから謎なんだけど。いやまあ、ジュゴンともかけてるのはわかるんだけど……


  仮面ライダーW #48「残されたU/永遠の相棒」。ユートピアドーパントに変身した加頭を前に、フィリップは若菜を救うために翔太郎にWに変身するように迫る。しかし今度Wに変身したらフィリップが消え去ってしまうことを知り、翔太郎はどうしても変身することが出来ない。生身のままユートピアにいどみかかっていくが当然歯が立つはずもなく、窮地に陥り、フィリップの苦痛を感じ取った若菜は地球の本棚とのシンクロ率を高めていく。絶体絶命かと思われた時、加頭を攻撃するエネルギー弾が……加頭から受け取ったタブーのメモリで変身した冴子がユートピアを攻撃したのだ。しかし、変身が解除され生身でタブーの攻撃を受けても加頭は絶命しない……加頭は死者再生兵士・NEVERでもあった。
 しかし冴子のおかげでかろうじて翔太郎たちは逃げ延びるが、冴子も若菜も加頭の手の内に。竜も重症を負うことになりWに変身しなかったことでフィリップは翔太郎をなじるが、翔太郎はフィリップが消えるとわかっていながら変身することはどうしてもできないという。すれ違い続ける二人だが、加頭はフィリップを苦しめ若菜をデータ化するためにフィリップの回りの人間を襲い生きる希望を根こそぎ奪い続ける。そしてその魔手は亜樹子にまで……
 親しい人たちの変わり果てた姿に苦しむフィリップに、翔太郎は自分の優柔不断さがフィリップを苦しめていたことに気付き、「一人になっても街を守ってくれ」というフィリップの願いを叶えるかのように、ただ一人、若菜を取り戻すために加頭の元へ向かう。

 これで最後の仮面ライダーW。加頭も加頭で実は本気で冴子を愛し、冴子のために二人のユートピアを築こうと彼女にガイアインパクトを成し遂げることで「若菜を超える」という彼女の願いを達成しようとするのだけど、加頭は人の気持ちが本当の意味で理解できず、結局「人の敷いたレールの上ではなく自分の生きる道を自分で決めた」冴子から拒絶され、自らの手で愛した女性の命を奪うことに……そして「お前の罪を数えろ」と言うWに、「人を愛することが罪なのか」と答えるのが、悲しいキャラと言えば悲しいキャラ。まあ、加頭の為に同情する人は少ないだろうからとりあえず書いておこう。悪役はなかなか報われることはないだろうけど、寺田農という大ベテランの退場後に、最後の最後でしめてくれたコン・テユ氏には惜しみない拍手を。
 とは言え、劇中の加頭がそのためにやってることは凶悪。若菜を犠牲にし、そのためにフィリップを苦しめ、そしてその目的のためにフィリップの愛する風都の住人たちを次々と襲っていく。そしてその魔手は亜樹子にまで……最初の頃の、人の心など無頓着だったフィリップと違い彼らの惨状を嘆き悲しむフィリップに、翔太郎も自分の「フィリップに消えて欲しくない」という願いばかりを押し通そうとしていたのが間違いだと気付く。
 で、ここで翔太郎が一人で若菜を助けに行くのだけど、これはフィリップ抜きなことになんの意味があるかと言えば「一人になっても街を守ってくれ」というフィリップの願いに、応える意思と、それが出来ると言うことを示したに他ならないのだろうなぁ。言ってしまえば「さよならドラえもん」で、ドラえもん抜きでジャイアンに向かっていったのび太状態。そして、相手の意思を奪うユートピアの攻撃を遮るために突き出したのが、鳴海荘吉の形見の帽子だってのがまた。風都の人々の希望を守る盾であろうとした荘吉が翔太郎を守り、翔太郎自身もまた盾になろうとしてるというのを顕著に示してる。
 そして最後のWの変身。まあ、多くは語りますまい。なんでユートピアに最も効果的な攻撃がプリズムメモリによる「プリズム・エクストリーム」なのか以外は。いや、ライダーだから最後はキックで締めるのが当然だろと言われればそれまでなんですが。
 加頭は倒され、財団Xもガイアメモリから手を引くのだけど、フィリップの消失は止められず……翔太郎は自らの手で相棒との永遠の別れを告げることを選ぶ。
 そして、フィリップから翔太郎への別れのプレゼントは、ロストドライバーとフィリップがいつも手にしていた白紙の本。
 最終回の次回予告は夏の劇場版に出ていた「仮面ライダージョーカー」(ロストドライバーを使ってジョーカーメモリーで翔太郎が変身した姿)が。ミュージアムがなくなっても平和が戻らない風都で、ただ一人戦う翔太郎のようだけど……最終回はやはり「長いお別れ」なのかなぁ。


2010年08月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ハーレムものは衰退しました

  赤松健「もう萌え系は終りつつある。男1人女複数のハーレム系は衰退した。」アルファルファモザイク )。いやまあ、衰退したっつーか、むしろ「連作障害」とか「ジャガイモ飢饉」に近いんじゃね? そりゃまあ、安パイだからと同じ刺激の種類のものばっかり短いスパンで連続で作っていたら、畑だって痩せるってもんだべさ。都会もんの旦那はちっともわかってねえだからなぁ。
 それも、土地を耕す努力もしないんだから……
 消費者層としての「オタク」ってのが注目されて以来、なんか作り手は「それが最初からそこにいて未来永劫いつづける存在」と勘違いしてたのか、あるいはそうではないと気付きながらも目先の運転に忙殺されそこのところは見て見ないふりしてたのか知らないけど、そんなもん、最初からそこにいたわけでもないし、未来永劫いつづけるわけでもないわな、当然。とすれば「畑」であるオタク(消費者層的な意味で)はさほど新陳代謝が起こってるわけではなく、類似の刺激が与えられ続ければ慣れて不感症にもなってきますわな。それをユーザーが飽きてきたという言い方もできるだろうけども、収穫者である作り手は、それが自分たちの行動も原因であるということは気付いていないのか。あるいは気付いていてもそこには敢えて触れないのか。
 特殊なキャラクター性に偏重しドラマ性をないがしろにし、ユーザーのそのような味覚の偏りを肥大化させ、それによる「飢饉」が発生した後、収穫者はどうするつもりなんだろうねえ。まあ、まだ変なタイアップとかが有効でない分、マシと言えばマシなんだけど。

[アニメ] キルミンずぅ#46

  キルミンずぅ #46「神浜ジャングルに野生のかおり!?」。突如神浜市中に植物が大繁殖。しかも、ジャングルと化した神浜中央公園で野生動物が目撃されたと、ママに警察から応援の要請がかかる。実は先週と同じく二ツ木の実験のせいだったのだが、こんな時こそキルミンズの出番と、大関警部たちと一緒に公園に向かうリコたちだが、何故か散歩途中と思われるペットたちが何匹も放置されていた。もしや野生動物と何か関係あるのではとキルミンになろうとするリコたちだが、二ツ木が公園で実験をやってると知ってケンが巻き込まれてないかと心配したカノンがキルミンに変身しようとするリコたちを目撃してしまい……

 終盤になってなお一層暗躍しまくる二ツ木。前回失敗したアニマリアン化ガスだけども、今度は改良してまた人間を動物に。しかも、今度はペットを散歩していた人たちだけアニマリアン化してしまう。アニマリアン因子が活性化する条件って、恋愛だけじゃないの?
 さらに、ミサが探してた柩についても大きく話が動き出す。二ツ木の情報で柩を見つけたものの、実は柩の中身は入替えられていて、中には冷凍カジキマグロが……トレーラーに氷入れて運んでたから時間を気にしてたけど、普通に冷蔵車両を用意すれば何も問題なかったんじゃ……
 で、本来柩の中に入っているはずだったのは、案の定ミサの父であるシェーンベルク博士。当然博士を隠したのは二ツ木だけど、どうもカノンの父である羽鳥シロウも柩のことは知っていたらしい。というより、二ツ木に積極的に博士を目覚めさせないように指示したり、そのことをミサに隠すように言ったり、カノンの「管理」を二ツ木に念押ししたり……前の話では温厚で良いパパっぽい印象だったけど、実は全部の黒幕?
 柩が見つかったことで、パルスもまた立場が変わる。元々柩探しを手伝う代り、一族のオオカミの安住の地を保障してもらうはずだったのが、ミサの答えは「アニマリアンとして神浜市で暮らすこと」。あくまでオオカミとして生きることを望むパルスは、ミサたちと袂を別つことに……
 リコたちはリコたちで、キルミンのレベルが上がって動物たちとの意思疎通がこれまで以上に出来るようになってきたけど、牙組の獅子山と大蔵が動物から人間に変身するところを見てしまい、アニマリアンが神浜で頻発してる事件に関わってるのではないかという疑いを強くする。さらに、ミサに噛まれたタマオ父がツルのアニマリアンになってしまったり、事態は一層混乱してしまう。どうもミサの恨みを解くだけでは事態は解決しそうにないのだけど、カノンが神浜市を御子神家や人間を排除したアニマリアンの楽園にすることこそがミサの言う「革命」だと知り、これまで疑いもしなかった「革命」の意味について悩み出すのが、鍵になるのかなぁ。
 次回は、今回もカノンに秘密がばれそうになってたキルミンコンパクトが狙われそうになるらしいのだけど……


2010年08月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オカ学#8とみつどもえ#7ちょっとだけ

  世紀末オカルト学院 #8「マンマ、亜美〜ヤ!」。亜美の父がマヤを喜ばせようと偽UFO騒動を仕組んだことが裏目に出てしまい、騙されたことを起こったマヤと父親を庇う亜美は仲違いしてしまう。
 学校でも口を利かないまま気まずくすごすが、亜美が皆神神社にマヤを呼び出す。そんな時、マヤは近くの牧場で牛の大量不審死が起こってると聞き、狂言以外にも何か事件が起こってるのではと文明と調査をするが、調査の間もマヤはイライラしっぱなし。うっかり亜美との約束を忘れかけてたことを思い出し、皆神神社に急ぐのだが、そこで待っていた亜美が謎の生物に襲われ、さらわれてしまう。

 サブタイトルが壊れてる第8話。亜美の父茂がマヤを心配して好きだったオカルトを見せて元気づけようとしたのが裏目に出て、亜美との仲まで悪化してしまう。茂はただ元気づけたいだけだったのだが、やりすぎだったことは当人も自覚してて、マヤの怒りにただ身を小さくするしかない。しかしマヤの怒りも八つ当たり気味で、父を庇った亜美がマヤを叩き、マヤの怒りが正当だと認めた茂が亜美を叩き、ちょっと面倒なことになったのが前回まで。
 今回は、お互いやりすぎたと思いつつ、中々仲直りできないマヤと亜美が擦れ違ううちに事件が進展を見せる。って、前回ひょっとしてと思ったけど、やっぱチュパカブラか……武レドラン? 
 いや、チュパカブラは宇宙生物だって説もあって、だからUFO騒動と絡めるのは実にマニアックながら理にかなってるんだけど。ただ、このチュパカブラ、すげえもろいよなぁ。ま、チュパカブラ戦がメインじゃないからいいんだけど。
 結局、実は皆神神社はマヤたちの昔からの仲直りの場所で、お互い仲直りしたってるのがなんだかんだで擦れ違ってたのが最後でまとまって良い話でした。茂も嫌味のない、豪快ながら筋の通ったキャラだったし、マヤと亜美もどっちも自分が悪かった部分をちゃんとわかってるし。
 しかし、今回こずえがマヤと亜美の間を取り持とうとすべりまくって身体を張ってネタを連発するのだけど、JKのほんのわずかなシーンで全部もってかれてるw ホントこのアニメ、JK無双だな。
 その他脇役としては、美風はちょっと出てくるのだけど、あからさまに腹に一物あるキャラの典型っぽいステレオタイプだったような。あと、久々に川嶋千尋がチュパカブラの死体の始末と証拠隠滅を行なってるけど、あんまり単純にエイリアンの尖兵って気もしないのだよなぁ。逆にこの番組だとそういうベタな展開もあり得るけど。


  みつどもえ #7「ガチで愛してしょうがない!?」。今回シリーズで離しようがないガチレンジャーと、佐藤が好きでたまらない隊の登場。これだけ見ると、ひとはってまともなように見えるけど(つか、最も比較になりやすい松岡が異常すぎるのか)、邪悪オーラ以外を見てもどうでもいい相手にはホント徹底的にどうでもいいのだよなぁ。せめて、ガチレンジャー同志である矢部っち(矢部は絶対そう思ってないけど)にはもうちょっとデレてあげようよ。
 それと、佐藤が好きでたまらない隊はホント変態の集まりでした。普通に原作どおり。つか、OPで佐藤が飛び込んだ後のプールの水しぶきでうがいしてる連中ですから。で、各メンバーの個性(EDをちゃんと見ると一人腹黒いのがいるのがわかるはず……)とかもでてくるんでしょうかね?


2010年08月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 日本ホメオパシー医学協会、すごいわ

 最近朝日新聞他がホメオパシーを取り上げて攻勢をかけてます。
 元々、ホメオパシー医療を信じてた助産師が適切な対処をせず乳児を死に至らしめたという報道から火が点いた観がありますが、 ガートナーの「奇妙な論理」 にも載っている古典的な「トンデモ」なので(「奇妙な論理」は30年前の本)、「え? なんで今更そんなのが広まってるの?」というのが正直なところだった(ちなみに ガートナーは今年の五月に亡くなられてた んですな。合掌)。治験が行なわれ結局プラシーボ効果以上のものはないという論文が出てからも数年経つのに、とかいろいろあるんですが(逆にホメオパシーが治験でエビデンスが出てる、という論文はホメオパシーの長い歴史にも関わらず聞いたことがない)、まあ、それはホメオパシー医療を表してる人にもいろいろ言い分はあるでしょう。その言い分を聞かないほど聞く耳持たないつもりもないですよ。が、
  日本ホメオパシー医学協会のサイト 見てみたら、これはひどいわ。
 たとえば、
ジャーナリストの藤倉善郎氏のコメントとされる一文 週刊新潮記事から引用
「病気の原因となる物質を分子すら残らないほど希釈して服用することで、自然治癒力が向上し、さまざまな病気に対応できると言われています。当然、飲んでも毒にも薬にもなりませんが、問題点は病状が悪化しても本来必要な医療を拒否する人がいることです。西洋医療を否定する傾向があり、治療を受けずに手遅れとなるケースもあるんです」
上記前半部分のコメントから、藤倉善郎氏はホメオパシーを理解できていないことがわかります。またホメオパシー療法をきちんと調査していないこともわかります。後半部分のコメント(問題点は……)に対しては、ホメオパシー新聞その4の中の(2)「通常の医療行為を拒否」でJPHMAの見解を示していますので参照してください。

●ホメオパシー新聞 その4 「朝日新聞の誤解を招く報道に対しての見解」(2)

このJPHMAの見解の一部が週刊新潮の記事中で取り上げられています。
 と、書いてますが、藤倉氏がどうホメオパシーを理解してないか、調査してないか、具体的にはまったく反証を示してません。示してるのは過去のJPHMAの立場の表明のみです。その立場の表明も
由井会長自らも、日頃の講演でもよく「ホメオパシーが絶対正しいとし、現代医療を頑なに拒否することのないようにして下さい。そのような人がホメオパシーを潰すことに繋がってしまうのですよ。必要なときは病院に行きましょう。薬もとりましょう。臨機応変に対応しましょう。」と注意を促しています。
と書いてますが、具体的な基準については一切不明です。どのような場合にホメオパシー治療を取りやめ病院に行くべきか、あるいは併用してもいいものなのか、まったく示されてません。というか
本来、どのような医療を選択するかは、個人の尊厳(憲法13条)で保障されている自己決定権として、個人の自由意志に基づいて行われるべきものであり、個人の信条に立ち入ることができない部分があるということは、理解されなければならない点であると考えます。
と、判断は個人の自由意思の問題だと、完全に医療者としての責任を放棄してるように取られかねない記述すらあります。いや、最終的な判断は個人の自由意思としても、判断のためのアドバイスとか、基準を示すとか、そういうことは出来るししなければならないのでは?
 なんかこう書くと私がヒステリックにホメオパシーを攻撃してるようにも取られかねませんが、実を言うと日本ホメオパシー医学協会のページを見たのは今日が初めてです。「どんな主張をしてるんだろう?」と、双方の意見を見なければと思って見てみたんですが、想像以上に酷い、というか、ちょっと見ただけで突っ込みどころ満載なんで逆にこちらが頭をくらくらさせてるところです。
 ホメオパシー自体は古典的な民間療法、というかまじないと同レベルのものだとは思うのですし、ささいなレベルならばどうこう言うつもりもないのですよ。でも、それをもったいつけて高額の金を巻き上げた挙句、人死にが出たら責任逃れするようなのは正直責められても仕方ないと思いますねえ。
 最低限、「他の医療との併用」を謳うのであれば、並行は可能なのか、不可能ならばどのような場合に切り替えるべきか、その基準を設けてください。「自由意思だから」だけじゃ済みませんよ。


2010年08月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#28とW#49(最終回)

  ゴセイジャー #28「おとうさんの宝物」。今回の敵は遮光器土偶のピカリ眼(め)。って、ちょっと待て。もはやUMAでも妖怪でもないだろ、遮光器土偶って……
 元ネタもわかりやすく、「光る目」。やたらとブリッ子でかわいい声をしてたので誰かと思ったら、 沖佳苗でした ……いや、最初斎藤千和かと聞き間違えてしまった。RD潜脳調査室の頃から比べると格段に上手くなったなあ。
 で、能力はまんま「目の光を見た人間を操る」というもの。それで操られてしまった望が悪い子になってしまったと天知博士が嘆くのだけど、ワイングラスが宝物って……しかも「ルネッサーンス」をやるかと思いきややらないという肩すかしぶりw
 幽魔獣の方は上手いこと筋グコンと膜インの間を裂いた武レドランが、膜インに必勝の策を囁くのだけど、どう考えてもまともなこと考えてるわけがないよなぁ。


  仮面ライダーW #49(最終回)「Eにさよなら/この街に正義の花束を」。フィリップが消えて一年。ミュージアムは崩壊したが、彼らが残したガイアメモリは風都中にばらまかれ、それを手にした人間の欲望のままに犯罪を引き起こし、街を泣かせ続けていた。
 翔太郎はどこかにまだフィリップがいるような気がし続けていたが、その度に彼の不在と存在の重さを思い知らされることの繰り返しだった。
 そんなある日、鳴海探偵事務所に幼い少年が依頼にやってくる。彼、青山晶の姉の唯が、ガイアメモリを集めるミュージアムの後継者を自称する集団「EXE」にさらわれてしまったというのだ。が、翔太郎はEXEのことも気になるが自分は子供だから何も出来なくて当然と恥じることもなく他人に甘えようとする晶にカチンときた翔太郎は、晶を捜査に同行させることに……
 なんで自分が引っ張り回されるのかわからない晶は、翔太郎の口にする「何も出来なくても、一人で踏ん張らなきゃいけない」ハードボイルドの信条もまるで理解できない。
 EXEのメンバーを見つけた翔太郎はアノマロカリスドーパントに変身したメンバーを仮面ライダージョーカーに変身して倒すが、唯の居所はわからないまま。自分のふがいなさにフィリップがいたらとつい考えてしまうが、帰ってきた事務所の中からフィリップの声が……
 フィリップが戻って来た! 喜び勇み事務所の中にフィリップの姿を求める翔太郎だが、実は亜樹子が晶にフィリップのことを説明していて、フロッグポッドに残されてたフィリップの声を聞かせていただけだった。
 落胆した翔太郎は必死に謝りスリッパで叩いてくれという亜樹子に応える気力もなく、事務所を出て行く。そんな翔太郎の姿を見て晶は「偉そうなこと言ってたのに、自分も何もできなくなっていなくなった相棒を懐かしがってるじゃないか」とせせら笑うが、亜樹子が、実はフィリップはもうこの世にいないことを聞かせるとショックを受ける。
 そんな時、晶の携帯に唯から連絡が……唯を捉えたEXEのメンバーが、唯の携帯を使って晶に一人で来いと呼び出しをかけたのだ。唯を人質にされて、翔太郎の「何もできないとわかってても踏ん張らなきゃいけないときがある」という言葉を思い出した晶は腹をくくり、一人、待ち合わせ場所に向かう。そこ晶はでEXEが行なってるメモリの取引は、実は最初にメモリを見つけた唯が何も知らないままメモリを売った事がきっかけだったと知り、ショックを受ける。しかし、晶の鞄に隠されていたメモリを唯がEXEに渡す隙に二人で逃げ出すことに成功。彼らをコックローチドーパントに変身して追うEXEの前に、颯爽とハードボイルダーに乗った翔太郎が立ちふさがる。念の為密かにつけていたスパイダーショックのビーコンで、追跡してきたのだ。
 一人で頑張った晶を褒めると、共に現れた竜と共にコックローチドーパントを倒しEXEを壊滅させる翔太郎。晶の依頼も完了し、また事件が一つ解決したかに思えたが……

 これで最終回。晶少年の依頼と、フィリップの最後の願いにより助けられた若菜のその後が並行して描かれるが、ここで一つ叙述トリックが。途中まで完全に騙されてましたわ。EXEのメンバーが「眠れる偉大なるカリスマを呼び覚ます」とか言ってたから、余計ミスリードされた。しかし、その偉大なるカリスマの正体がアレではなぁ……まあ、そこそこ強力なメモリだったらしいけど、完全に雑魚あつかいw
 警察病院で目覚めた若菜はフィリップの希望でその死も知らされず、ただひたすら一人でガイアインパクトを起こすため、警察病院を抜け出し暴れる。半ば暴走状態でメモリなしでもドーパントの力を振るう彼女を、竜はアクセルに変身し止めようとするが、その前に翔太郎が立ちふさがり、「今彼女を傷つけたら、フィリップは何のために消えたんだか判らなくなる!」と口走ってしまう。
 その言葉で、フィリップが自分を助けるために消えたことを知った若菜は翔太郎たちの前から姿を消し、訪れた先はシュラウドの元。シュラウドにガイアインパクトのための方法を問い詰めるが、シュラウドはあっさりと「必要なことは地球の本棚にある」と教える。意外がる若菜だったが、シュラウドの答えは「当然でしょう? 家族ですもの……」。その一言で母が自分たちを捨てたわけではなかったことに気付いた若菜の膝の上で、シュラウドは力尽きたように息を引き取る。
 そして、若菜は「彼女のガイアインパクト」を実行するのだけど……実はこれ、まだ風都タワーが修復中のおよそ一年前の話。そして若菜がとった行動というのは……
 EXEが壊滅し、仲間と共に意気揚々と事務所に戻ろうとする翔太郎。だが、そんな彼を呼び止める男が……それはサンタちゃんのペットショップで働いていたバイト。何故彼がそこにいるのかいぶかしむ翔太郎の前で、男はエナジーのメモリで変身し、彼らにエネルギー弾を撃つ。EXEの言ってた偉大なるカリスマというのは実はこのバイト。正体を隠しながらEXEを操ってたのだけど、それが壊滅させられたのと街の人間に慕われる翔太郎への嫉妬で、翔太郎たちを襲う。晶たちを庇い、背後から撃たれ、地面に倒れる翔太郎。だが、撃たれたはずの翔太郎は皆の呼びかけに意識を取り戻し、起き上がる。その背中には、代りに弾を受け止めたエクストリームメモリーが……
 更に、エクストリームメモリーから再構築される人影。それは紛れもなく永遠に消えたはずのフィリップだった。
 翔太郎にねぎらいの言葉をかけるフィリップは、一年前、若菜が自分の身を犠牲にして自分を復活させてくれたことを話す。それこそが若菜のガイアインパクトだったのだ。そしてフィリップに後のすべてを託した若菜は、琉兵衛、冴子、シュラウドと共に、地球の記憶の彼方へと消えていく。園咲一家は、最初いかにも作り物な家族として登場したけど、みんな死んだ後で、ようやくもう一度家族としての絆を取り戻せたのだなぁ。そして、それはフィリップの家族との別れでもある。
 「もう一つの家族」の元へ戻ったフィリップと翔太郎はWに変身すると、エナジードーパントを撃破。そして街を泣かせる犯罪者に投げかけるいつものセリフを言う。
 結局、琉兵衛を狂気に走らせたものは何なのかとか、それと絡んでガイアインパクトとはなんだったのかとか、そこら辺は不鮮明なままだったけど、シリーズとしては中盤のダレもなく、なおかつ非常に綺麗にまとまったシリーズになりましたわ。最初、あまりに斬新すぎるアシンメトリーなカラーリング(まあ、初見のデザインで驚かされるのはいつものことだし、逆に最初デザインで評判が悪いライダーほど強烈な印象のシリーズになりやすい傾向もあるし)と、二人で一人のライダーに変身するという、ヒーローものとしてはまったくないわけではないけど(バロムワンやウルトラマンA)かなり扱いが難しいことが予想されたこと、またサブのバリエーションも含めると全9種類のフォームがあることなど、挑戦的な部分で不安も大きかったですが、予想外に安定したドラマ作りで、さらにフォームチェンジも基本の3フォーム以外もかなり積極的に使用し戦略的な必要性をきちんと描くなど、シナリオのみならず役者や現場の撮影スタッフによる努力が実を結んだものとなりましたわ。
 怪人の能力のアイデアなどがかなりジョジョにインスパイアされてるのが今時らしいと言えばらしくもありましたが、おもしろさはそれとは無関係だからなぁ。
 一年間、正当なドラマで楽しませていただきました。とりあえず、これで最後じゃなくって冬のムービー大戦で再登場の予定だけど、どんな話にするのか、そして新ライダーのオーズとどう絡ませるのか、楽しみにしたいと思います。


2010年08月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#47

  キルミンずぅ #47「渡すなキルミン!ねらわれた宝物!?」。アニマリアン革命が成功した後、アニマリアンでないものやリコたちがどうなってしまうか、初めて不安に陥るカノンは、リコたちに自分がアニマリアンであることを明かして革命のことを相談しようとする。が、リコたちはペット大量失踪事件の黒幕らしい「キノコ男」探しに夢中になっていて、カノンの真剣な相談を取り合おうとしない。腹を立てたカノンとリコが喧嘩してしまい、リコはリムたちに言いすぎをいさめられるが、リコは意地を張って謝ろうとしない。カノンもまた拗ねてしまい、久々に怪盗ビューティバットになってリコたちの探偵ごっこを邪魔して思い知らせてやろうとするのだが、何を盗もうか決めあぐねているところに、二ツ木が姿を現す。

 街中がジャングルになるは、アニマリアンになってしまう人が続出だは、段々大変なことになってきた神浜市。そんな中、失踪していたペットたちが大量に帰って来、彼らのイメージから犯人らしい人物の手がかりをえる。段々二ツ木に迫ってきてるリコたちだけども、二ツ木の動きの方が早く、カノンを利用して、あるものを盗み出そうとする。
 二ツ木もマリアンヌ・シェーンベルクの研究の系譜に連なる者として何かをしようとしてるのだけど、そのために御子神博士の研究成果を盗み出そうと……
 カノンはそれと知らず二ツ木の悪巧みの手伝いをしてしまうことになるのだけど、リコたちを監視していて初めてキルミンコンパクトでの変身を見てしまい、リコやケンがアニマリアンでないと思い込んでしまう。いやまあ、アニマリアンじゃないんだけど、原理は同じだからなぁ。
 さらに、二ツ木が盗み出した御子神博士の研究データを怪盗ビューティバットの仕業と思い込んだリコたちともつれ、正体を晒してしまう。
 次回はカノンがピンチ?
 そして二ツ木がアテにならないと見切ったミサもまた、ハルカの訪問を受ける。ハルカを「裏切り者の娘」と相変わらず敵視するミサだけども、マリアンヌが逆進化の研究を始めるきっかけになったのが、コウモリのアニマリアンの両親から生まれた自分がどうしてクロヒョウのアニマリアンなのかを聞いた、幼い頃のミサの質問だった。って、ハルカとミサってやっぱ姉妹だったのか。どうもマリアンヌとルーファスがアニマリアンと人間の関係についての意見の対立から、袂を別った後に御子神博士と再婚、という流れっぽいけど。
 そして、マリアンヌが自分の幼い頃の写真を大事にしてたと知り、母は自分やアニマリアンを捨てたわけではなかったと動揺するミサ。ミサの方はこれでなんとかなりそうだけど、二ツ木、そして羽鳥シロウがどういう思惑なのかなぁ。つか、羽鳥シロウが本当に二ツ木の裏にいるんだろうか? ペンギンアニマリアン兄弟を気軽に送り出してるところを見ると、腹に一物ある人物とは思えないのだけど……