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2012年08月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズムとヴァンガードアジアサーキット

 プリズム、キチキチマシン猛レースなんだけど、ステマ乙な設定展開にスタッフも開き直ったのか、もうやりたい放題の方向に。って、タイムボカンシリーズだろ、どう考えても。
 いやもう、この番組、どっちの方向に向かってるんだろう……

 ヴァンガード、インターミッションの水着回後編。ミサキとアサカの水着さえあればまああとはどうでもいいんですが、これまで行き詰まってたQ4にそれぞれ突破口が。カムイはレイジとエイジにヒントを得た三位一体のユニットによる戦略を、ミサキは自分のユニットにこだわりすぎて見えなくなってたイメージの幅を、アイチは消えたロイヤルパラディンにこだわり、またサイクオリアを恐れるあまり、聞こうとしなかったゴールドパラディンの声を聞き、ワンランク上に達しようとする。
 なんだか鈴ヶ森レンがすっかり狂言回しというか、面白がり屋になってるなぁ。ミサキのことを「みさっきー」と呼んでからかうし。
 レンがからかいたいもう一人の真面目人間、カイザーこと光定ケンジが? チーム男前との絡み? これは思ってもみなかった組み合わせだけど、どうなるんだ?


2011年08月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ネタがない時の政治談義

  二ヶ月ほど前に内閣不信任案不成立で、「これはわりと小沢の思うつぼかも」と書いた のだけど、実際わりとその状況になってきているようで。前原議員が反小沢派の後押しを受け総裁選に出るようですが、世評とメンツを気にするしか出来ない多数の民主党議員と、表立てばマスコミのバッシングが殺到することがわかっている上誰が首相になろうが党内最大派閥と言うことが崩れない小沢派の状況を考えれば、多分前原氏が次の首相でしょう。
 まあ、誰がなっても菅氏よりはマシなんですが。というのも、一部新聞で細々「関係筋」としてながれるに留まってますが、実際には立法関係や現実の対応を見て明らかなのは、「震災復興、世界的経済危機の対応の致命的手遅れさ加減」で。「新エネルギー」と菅は必死に人気取りをしようとしてますが、それは補償やら援助やらの体制が整ってからすることでしょ、というのが 東北での内閣支持率6.3% というのを見れば一目瞭然なわけで。(誰が首相でも被災者に完全に満足の行く対応は難しいけど、この数値は流石に異常) ちと極論気味だけど、放射性セシウムが基準値を超えた牛肉が出荷されたのも政府の対応におおいに問題がある、と言える。(農家だって食うに困るんだから補償がされなければ出荷させ続けることを優先せざるをえない。また、農家への餌となるワラの取り扱い方の周知が出来てない)
 「他の首相だったら出来るのか」ってのは反論としてありうるけど、少なくとも党内で孤立し、官僚からも孤立している菅氏に出来るわけがない。「誰が首相でも同じ」という思考停止は成立し得ない。
 まさしくほとんど何のプラスもない「官邸立てこもり事件」状態なわけだけども、マスコミの批判はかなりおずおず。2年前には漢字の読み間違いや定額給付金を受ける、受けないの発言を問題視とか、「いやそれ政策に全然関係ないでしょ」とツッコミを入れざるを得ない阿呆なことを書き続けたマスコミとは到底思えない。阿呆という点では同じか。
 それに関して、極端な例がダイヤモンドオンラインの 上久保誠人氏のコラム 。いや、これって「非常時でも政府機能を麻痺させて居座って自分の思うような政策を通させるべきだ」って言ってますよね? 厭味じゃないんですよね? ホントに政治学の先生ですか? また、日経ダイヤモンドは本当に経済誌ですか?
 まあいいや。これ以上書くのなんか疲れた。
 話を最初に戻すと、個人的には前原氏の違法献金についてはさして重要視してません。自民はそれを責めてるみたいだけど、昔からの知り合いの近所の在日のおばちゃんからの数十万の献金だから、今壮大に無視されてる菅氏の献金問題に比べれば、話にもならないというか。多分この程度の違法献金なら自民側にも結構あると思います。問題は、菅氏ほどではないにしろ独断専行の気が強い前原氏の行動パターンで、平常時ならばキッパリと「首相の器ではない」と斬って捨ててます。でもそれでも現状菅よりマシなんですよね……本音では「解散総選挙してくれ!」というのはあるにしても、それは常識で考えてあり得ないことである以上、今よりマシ、としか言わざるをえないのです。
 それはそれとして菅氏、退陣したらなんかの罪で逮捕されねえかなぁ。個人的には死刑でも構いませんが。そのくらい、村山氏をはるかに凌駕する真の邪悪ぶりでした。


2010年08月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ハーレムものは衰退しました

  赤松健「もう萌え系は終りつつある。男1人女複数のハーレム系は衰退した。」アルファルファモザイク )。いやまあ、衰退したっつーか、むしろ「連作障害」とか「ジャガイモ飢饉」に近いんじゃね? そりゃまあ、安パイだからと同じ刺激の種類のものばっかり短いスパンで連続で作っていたら、畑だって痩せるってもんだべさ。都会もんの旦那はちっともわかってねえだからなぁ。
 それも、土地を耕す努力もしないんだから……
 消費者層としての「オタク」ってのが注目されて以来、なんか作り手は「それが最初からそこにいて未来永劫いつづける存在」と勘違いしてたのか、あるいはそうではないと気付きながらも目先の運転に忙殺されそこのところは見て見ないふりしてたのか知らないけど、そんなもん、最初からそこにいたわけでもないし、未来永劫いつづけるわけでもないわな、当然。とすれば「畑」であるオタク(消費者層的な意味で)はさほど新陳代謝が起こってるわけではなく、類似の刺激が与えられ続ければ慣れて不感症にもなってきますわな。それをユーザーが飽きてきたという言い方もできるだろうけども、収穫者である作り手は、それが自分たちの行動も原因であるということは気付いていないのか。あるいは気付いていてもそこには敢えて触れないのか。
 特殊なキャラクター性に偏重しドラマ性をないがしろにし、ユーザーのそのような味覚の偏りを肥大化させ、それによる「飢饉」が発生した後、収穫者はどうするつもりなんだろうねえ。まあ、まだ変なタイアップとかが有効でない分、マシと言えばマシなんだけど。

[アニメ] キルミンずぅ#46

  キルミンずぅ #46「神浜ジャングルに野生のかおり!?」。突如神浜市中に植物が大繁殖。しかも、ジャングルと化した神浜中央公園で野生動物が目撃されたと、ママに警察から応援の要請がかかる。実は先週と同じく二ツ木の実験のせいだったのだが、こんな時こそキルミンズの出番と、大関警部たちと一緒に公園に向かうリコたちだが、何故か散歩途中と思われるペットたちが何匹も放置されていた。もしや野生動物と何か関係あるのではとキルミンになろうとするリコたちだが、二ツ木が公園で実験をやってると知ってケンが巻き込まれてないかと心配したカノンがキルミンに変身しようとするリコたちを目撃してしまい……

 終盤になってなお一層暗躍しまくる二ツ木。前回失敗したアニマリアン化ガスだけども、今度は改良してまた人間を動物に。しかも、今度はペットを散歩していた人たちだけアニマリアン化してしまう。アニマリアン因子が活性化する条件って、恋愛だけじゃないの?
 さらに、ミサが探してた柩についても大きく話が動き出す。二ツ木の情報で柩を見つけたものの、実は柩の中身は入替えられていて、中には冷凍カジキマグロが……トレーラーに氷入れて運んでたから時間を気にしてたけど、普通に冷蔵車両を用意すれば何も問題なかったんじゃ……
 で、本来柩の中に入っているはずだったのは、案の定ミサの父であるシェーンベルク博士。当然博士を隠したのは二ツ木だけど、どうもカノンの父である羽鳥シロウも柩のことは知っていたらしい。というより、二ツ木に積極的に博士を目覚めさせないように指示したり、そのことをミサに隠すように言ったり、カノンの「管理」を二ツ木に念押ししたり……前の話では温厚で良いパパっぽい印象だったけど、実は全部の黒幕?
 柩が見つかったことで、パルスもまた立場が変わる。元々柩探しを手伝う代り、一族のオオカミの安住の地を保障してもらうはずだったのが、ミサの答えは「アニマリアンとして神浜市で暮らすこと」。あくまでオオカミとして生きることを望むパルスは、ミサたちと袂を別つことに……
 リコたちはリコたちで、キルミンのレベルが上がって動物たちとの意思疎通がこれまで以上に出来るようになってきたけど、牙組の獅子山と大蔵が動物から人間に変身するところを見てしまい、アニマリアンが神浜で頻発してる事件に関わってるのではないかという疑いを強くする。さらに、ミサに噛まれたタマオ父がツルのアニマリアンになってしまったり、事態は一層混乱してしまう。どうもミサの恨みを解くだけでは事態は解決しそうにないのだけど、カノンが神浜市を御子神家や人間を排除したアニマリアンの楽園にすることこそがミサの言う「革命」だと知り、これまで疑いもしなかった「革命」の意味について悩み出すのが、鍵になるのかなぁ。
 次回は、今回もカノンに秘密がばれそうになってたキルミンコンパクトが狙われそうになるらしいのだけど……


2009年08月23日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#26とディケイド#30

  シンケンジャー #26「決戦大一番」。満身創痍の丈留に勝負を挑む十臓だが、間に入った源太の顔を立て、一日だけ猶予を与えて立ち去る。翌日決着を付けに丈留が現れなければ、刃の欲するままに人々を手に掛けるという言葉に、丈留は約束のこともあり果たし合いに応じようとする。他のメンバーも他に手はないと賛同するのだが、ただ一人、流ノ介だけが強く反対する。約束とは言え、あまりに軽々しく死地に赴く丈留に、流石に業を煮やしての諫言だったが、丈留の意思は固く、決して耳を傾けようとはしない。

 ついに十臓が丈留と雌雄を決しようとする。十臓の始末を言い渡され、心乱れる薄皮太夫はドウコクに破られた三味線をうち捨てようとするが、外道に堕ちるまでの未練執着がそう簡単に捨てられるのかと言われ、自分の執着を改めて深める。そして薄皮太夫の未練・執着を見てしまった茉子は、しかしそれでも外道衆は倒さねばならないと、珍しく丈留の決闘行きに賛成する。
 しかし、十臓との決着は必ずしも必要ではないばかりか、丈留に無用の身の危険を招くと一人気を吐く流ノ介。丈留の身を案じてもあるが、流ノ介の心配を余所にすぐに危険に身を投じる丈留に腹を立ててのこと。最後は丈留の「一人の侍として」という言葉に、大幅に妥協してしまうのだけど。あまやかしだなぁ。
 決戦のその時に再び現れたユメバクラを倒すために、丈留にインロウマルを託されスーパーシンケンブルーに変身、丈留抜きでダイカイシンケンオーで二の目も倒す。
 そして十臓との決着。捨て身で間合いに近づき、十臓を逆に切り伏せる丈留。十臓はこれで満足したみたいだけど……え? マジで唐橋充これで終わり? 薄皮太夫が後を引いてるけど……十臓、ホントにこれで退場じゃないよなぁ……多分。
 次回はグリーンがスーパー化らしい。全員揃わなくても現時点の最大合体が可能ってのは、意外と結構便利なアイデアだなぁ。


  ディケイド #30「ライダー大戦・序章」。新しい世界にやってきた夏海は、しばらく見ていなかったライダー大戦の夢を見る。夢の中で鳴滝の「ディケイドは全てのライダー世界を破壊する!」という言葉に「士君は破壊者なんかじゃない!」と叫び目が覚めるが、士たちと外に出て見たのは、キバとブレイドがそれぞれファンガイアとアンデッドと仲間のライダーを率いて戦うキバ世界とブレイド世界の戦いだった。ワタルとカズマに話を聞くが、二つの世界が融合してしまい、どちらかのライダーを消し去らないとどちらの世界のライダーも消えてしまうのだという。士とユウスケは二人を話し合わせて和解させようとするが、お互い仲間を失って感情的になり、士たちの話にも聞く耳を持たない。かつては士によって平和に導かれた二つの世界を代表するライダーが憎悪をむき出しにしてお互いを殲滅し合う様に、士は「旅をして仲間が出来たと思ったが、勘違いだったらしい」と立ち去ってしまう。
 しかもワタルはブレイド世界を滅ぼすために大ショッカーと手を組むと言い出す。それはファンガイアの女王であるユウキの仲介によってであったが、鳴滝が現れ、一時手を組んで大ショッカーの企みを防ごうと申し出る。その鳴滝によれば、世界の融合はライダーのせいではなく、大ショッカーの幹部、アポロガイストが引き起こしているのだという。
 その頃、やはりキバの世界と融合し始めた響鬼の世界のライダーたちが次々とサガに倒されていた。かろうじてサガを倒すアスム=響鬼だったが、彼の前に現れた男は「真の敵は大ショッカーではない」と言い残して消え去る。
 一方、ファンガイアの協力を得て直接ライフエナジーを吸収できるようになったアポロガイストとユウキとの調印に、士が乗り込んでいく。そして、かつての士の言葉を思い出したカズマもカリスト共に現れ、真の敵であるアポロガイストに立ち向かっていく。

 うわ、ここでオリジナルキャスト二人登場。深央に相当するファンガイアの女王・ユウキとして深央を演じた芳賀優里亜が、そして謎の男・剣崎一真として椿隆之が……芳賀優理亜は人間との共存を本気で目指していたっぽいから、大ショッカーに乗せられただけでそう悪人でもないのだろうけど、今回の新敵キャラとして割を食っちゃったなぁ。
 それに対していいとこ取りなのが「オンドル」剣崎一真。「剣立カズマ」がキバの世界との融合で消えてしまい、大ショッカーが真の敵という話に異を唱えるという役所。これは、オリジナルの一真なんだろうか? ジョーカー化した?
 映画でも世界の融合はライダーのせいではない、という話は出てたけど、結局なんで世界の融合が起こってるのか不明だったし、テレビのラストはそれが明かされるのかなぁ。明かされずとも、融合に決着がつかないと流石にオチが付かないと思うのだけと……
 とりあえずテレビではファンガイアのライフエナジーを吸収してパワーアップしたアポロガイスト、スーパーアポロガイストがラスボスっぽい。映画は大ショッカーを壊滅させたけど、テレビのクライマックスはその前なのか後なのか。とりあえず、芳賀優理亜はファンガイアのクイーンではなく555の真里として出て欲しかった。いや、同じライダーでも平行して別の世界があるらしいということが匂わされてるだけに、まだ登場の可能性は残ってるのだけど。次回の最終回で他に別のオリジナルキャスト登場はあるのかな?


2007年08月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#21

  藍蘭島 #21「化かされて、ポンポコ」。掃除当番がいやであやねから逃げ回るまちは、その途中で地蔵に封印されていた狸又「幻十丸」を復活させてしまう。自分どころか他人まで別の姿に化けさせられる幻十丸はその力で村中で騒ぎを起こす。幻十丸にバカにされたまちは仕返しをしようと追いかけ回すのだが……

 ここんところ話が小粒感が……
 冒頭のすずを見て、なんとなくすずが腹黒く見えたり。わざと挑発してるのかとも思ったけど、一応伏線になってるのね。
 変身した幻十丸を見分ける方法は、相手を気絶させるか、変身できない「でへそ」を見るしかない。というわけで村のあちこちでひん剥きショー。りんの「女の子らしいかっこをこっそりするのが趣味」は、さらっと流されたなぁ……結局妖怪とかを信じるはずがない行人が幻十丸を「妖怪狸」と呼んだことから、行人に化けていた幻十丸をつかまえることに成功。あっさり斎封印、とおもったら、あっさり最解放……
 残り五話なのに次も消化話っぽいなぁ。4クールならのんびりしててもいいのだろうけど……最後のエピソードが第二回婿殿争奪戦だとしたら、みちると式神関連のエピソードも入れなきゃいけないはずなんだけど。

[アニメ] いつも見てるの(水)

 ・おお振り:いろいろ現実と照らし合わせるとツッコミどころもあるんだけど、やっぱ裏を読み合う頭脳戦とか、チームの雰囲気をいかに維持するか、乗せるかとか、そういうところに見入ってしまうなぁ。桐青戦までで一段落、になるのかな?
 ・らきすた:後輩軍団のオタクの子の方が、こなたより親近感沸くなぁ……
 ・怪物王女:中尾隆聖のタヌキがいい人すぎるw つか、市民、あのかっこ見ても不信がらんのか……ツェペリも良い味出すようになってきたなぁ。
 ・ぽてまよ:毎回見てても思うけど、どいつもこいつも変態すぐるw やすみも、姉LOVEの変態だしなぁ。それがなきゃ普通にいいヤツなのに。
 ・School Days:え〜、今週分はまだみてません……
 ・ロミジュリ:こちらもまだ見てません……


2006年08月23日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 八木節は悲しい村の恨み節

 必殺シリーズ第十八弾「新必殺仕舞人」第四話。現在テレビ東京系にて時代劇アワー(月〜金 11:35〜)で再放送中。

 群馬の渡川村では、川上の鉱山の毒で水が汚れ、畑でもろくに作物も育たなくなってしまっていた。しかし、代官の石川はそんな村人の苦しみも省みず、村人が江戸のご家老に訴えて出た見舞金も自らの懐に入れてしまう。耐えかねた村人は再度江戸へ直訴に出ようとするが、代官の手下たちが「百姓一揆の疑いあり」と、首謀者たちを皆切り殺してしまう。かろうじて、生き延びた亥の吉は手傷を負って山へ逃げ、もう一人助かったおよしは駆け込み寺へ走り恨みを訴える。
 京山一座は権太から渡川村の依頼の筋を受け取り、一路村へ。村は代官一派により厳しい検問がしかれており、村人の表情も暗い。早速京山たちは渡川村で行われている悪事を調べだすが、晋松は街道筋で飯屋をやっているおよしと知り合い、良い雰囲気に。その口から村で代官が行っている不正と、一揆の濡れ衣を着せられ殺された村人たちの話を聞く。一方、一座の小屋の前で身重の女が倒れていたのを娘たちが見つけ、介抱することに。目の悪いその女、おれんは実は亥の吉の女房。手傷を負って代官一派から逃げ続けている夫に会おうと、身重の身体と不自由な目を省みず飛び出てきてしまったのだ。だが、代官所の役人たちはまだなお江戸へ直訴を行おうとする亥の吉を、山狩りをして追い詰めていく……

 今回は、結構いい話だったかな。晋松と、本阿弥周子演じるおよしのほのかなラブロマンスと、亥の吉・おれん夫婦のまっすぐな純愛が結構いい。亥の吉は隠れこんだ山の中でいきなり八木節を歌いだし、それが元で悪人たちに見つかって殺されてしまうのだけど、「なんでそんな見つけられるようなことをわざわざ?」と思ったら、八木節は亥の吉が得意としていて、おれんにプロポーズが受け容れられたときに歌った唄。山の中で一人逃げ回る心細さをごまかすためと、あと、おれんに会いたいという気持ちの発露だったのだろうな。これが結構いい声してるんですわ。
 亥の吉が殺され、ショックでお腹の子供も流産してしまいすべてを失ったおれんは、村人の謀議の垂れ込みを装い代官に近づき、包丁で刺し殺そうとするが、弱視者の悲しさ、しとめ損ない、膾切りにされる。
 タイトルの八木節は亥の吉と直次郎、おはなの三人が劇中歌ってるのだけど、それぞれニュアンスが違うし、およしに乞われておはなが歌う八木節は、ユーモラスなはずの唄なのに悲哀に満ちている。これは各地の民謡とのコラボってのが生かされてた。
 今回も依頼人のおよしとはお互いそれと知らず接触するのだが、仲間たちを殺され恨みを吐くように駆け込み寺へ走る姿は恨みの説得力があるし、晋松に一緒にならないかとそれとなくアプローチしてははぐらかされるのも可愛らしい。最後にまだ村でうろうろしていた権太の「本念寺御使者」ののぼりを見て、代官殺しが晋松たちによるものだと気づくのもいい。で、最後、旅立つ晋松に向かって船の上から「晋さ〜ん! だいすきだよ〜!」の告白は、成就はされなかったけどからっとした恋の終わりで清々しい。今回は話も良かったし、本阿弥周子を含め、キャストが当たりだったなぁ。

[その他] 今日は暑かった

 毎日暑いだの涼しいだのそんなことしか書くことがないのかとおっしゃる向きもあるでしょうが、ないんです。(断言) 真面目に日常なんて書きたくね〜!(言い切った!)
 夜は流石に涼しいですがにゃ。


  本田博太郎さん観賞ノート および 本多博太郎さん観賞ノートのおまけ 。仕舞人の感想を書くときに、データを調べてる最中見つけたサイト。いや、まさか本田氏にこのような熱心なファンサイトがあろうとは……


  日中韓の政策対話を提唱=「3人寄れば打開可能」−谷垣財務相Y!hl )。いやぁ、無理じゃないかな。(あっさり)
 だって韓国はどうかしらんが、中国は靖国とかなんだなんてカードとしか思ってないし。ま、パワーポリティクスっすよ。国際政治は。
 そういや加藤紘一氏が谷垣氏の支持を暗示したらしいが、どうなんかなぁ。いや、谷垣氏はそんなに嫌いじゃないんですが。


  日本語の「ググる」はOK?C NET )。英語だとそのまま動詞で「google」なので商標登録上まずいが、日本語のように「ググる」と変化してればOKということらしい。良かった。


  冥王星、「降格」へ=太陽系惑星「8個」に縮小−天文学連合、定義案で最終調整Y!hl )。う〜ん、それが合理的なんだけど、ちと残念でもあるなぁ。


  戦争とメディア 競って責任を問うた夏朝日 )。その前に朝日は自社の戦争責任は問わないのかにゃ〜? 基本的に自画自賛のみっともない社説。それに、もはや問うのは「責任」じゃなく「原因」だと思うのだが? まあ、「原因」を追究すると自社の果たした役割も掘り出しちゃうからできないのか。


  米タワーレコード:破産法申請 89店舗は営業継続毎日 )。日本のタワーレコードは既に独立してるので関係はないらしい。ただ、音楽の流通形態が変化していくにつれ、小売も段々厳しくなってはいくのだろうなぁ。

[アニメ] 女子高生 Girl's-High

 名古屋じゃようやく先週最終回ですよ。金曜深夜という魔の時間帯に回されたため、月に一度は朝生のせいで放送が潰れると言う……代替放送もなし。ひどい話だ。だってネット放送の方がよっぽど早いし。
 と、愚痴はさておき、今回は文化祭。バカ軍団はクラスでメイド喫茶を企画するが、空回り。しかもやはりメイド喫茶をやっている西園寺の妨害で客足は一向にダメ。お互い客取り合戦をして段々それがエスカレート。ついには水着でマッサージまですることに……
 最終回もバカ軍団らしくバカ。プールの使用許可は松尾先生を脅してでどうにかなるとしても、その企画は通らんだろう(笑)。でも折角客足が伸びてきたのに、由真は突然の生理で、綾乃は彼氏の反対でと、次々脱落。絵里子一人でどうにかしようとするが、様子を見にきた桃香が参戦、他の連中もなんだかんだで戻ってくる。って、それ普通にぼったくりだろう、桃香(笑)。
 結局勝負には負けて桃香までとばっちりの罰ゲームを受けるけど、それなりにいい話で締め。桃香がバカ軍団に感化されて咲女入学を目指すという展開。
 決してクォリティの高いシリーズではなかったけど、原作の下品&バカバカしさを前面に押し出し、アニメ化としてはいいアニメ化だったんじゃないかと思います。毎回のアバンタイトルのお遊び(特に10話の必殺パロ)とか、「メガネ!メガネ!メガネ!」みたいな全力でバカバカしい話とか、あと、最近の深夜アニメではめずらしくEDを一度も削らなかったのは、あのEDの出来を理解してのことかな、とちょっと思う。
 この時間帯は今週から「 コヨーテ・ラグタイムショー 」なのだけど(二月遅れ?)、また朝生で遅れまくるわけか……なんとかしてよ、メ〜テレさん。


2005年08月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 思わず紅茶吹いた! なネタ

 元記事消えてるんで、2chの該当スレで代用。 英 対日戦勝60年記念式典「アジアの自由のために犠牲を払ったひとびとに心から敬意をあらわす」
 いや、自国の戦死者を悼むのは国として当然ですけどね。日本にとっては聖戦だったとか大東亜解放とかいうお題目も綺麗ごとですよ? でもはっきり言って 「お前が言うな!」 くらいは言っていいですよね? ね?

[その他] 島本作品は世間一般に通じるのか?

  現段階は“逆境ファイブ” 田中代表地元で会見共同 )。どうも記者には元ネタが通用しなかったらしく、記事中では「映画にちなんで」とすら書かれていない。田中康夫氏が不屈闘志ってのはなぁ……役者不足というか、なんというか。むしろ二枚の木札にそれぞれ「県知事」「国会議員」と書いてどちらか一方を選ばされそうな立場と言うか……「選んだ方は選挙が終わるまで持っていてもらおう! むしろ一生持っていてもいいぞ!」とか。いきなり小泉に呼び出されて「解散だ!」とか……いやいや。どう見ても小泉の方が思い切りがいいと言うか、やってることに男気があるものなぁ。内容についてはいろいろあれど。
 島本ネタをパクるなら、どうせなら「無謀キャプテン」とかの方がいいじゃなかろうか。あれも色気を出して失敗する話だったし。いやいやいや。

 まあ、それはそうとこういう新党旗揚げのときに「国民」とか「日本」とか党名に入れると、いかにもやられ役のザコキャラっぽくないですか?

  元将校遺族の請求を棄却 「百人斬り」訴訟で東京地裁毎日 )。死者の場合は事実の場合は名誉毀損には確かにならないのだけど、だけど「事実か虚偽かわからないので名誉毀損には当たらない」ってのはどうなのか。「とも言われている」って書き方じゃなくって、本は断定だし。まあ、民事の裁判所ってのは事実を究明する場ではなく係争の当事者両方から示された証言や証拠を比較してそれが訴えに妥当なものか判断する場なので、それはそれでわからんでもないのだけど、それにも増して「?」なのは本多勝一氏のコメント。 これに対し、本多氏は「全く当然の判決。もともと歴史上の事実で、疑問の余地はない」Y!hl )。いや、あのー、判決見てますか? 「書いてある内容が事実だから」棄却したのではなく、「虚偽とは断定できないから」棄却という判断なんですけど。少なくとも判決では「誰が見ても事実」という判断はしていない。この人の考え方ってものが、なんとなくわかった気がする。かなりだめぽ。

  <高校野球>暴力行為の内容に相違 部員の親と学校側Y!hl )。まあ、私は元々体育会系的暴力とかってのは嫌いなんだけど、素質にばらつきがある人間を一様に底上げしていく上では効率的な問題である程度の体罰を使わざるを得ないと判断する場面ってのが出るんだろうなぁ、とは思う。人間ってのは中々不便なハードウェアだから。けど、被害者側の証言が本当なら、殴った方の手の甲の骨が折れるまで殴るってのは流石になぁ……結局、優勝校を作り上げる、ってのはそういうことなのかねえ。


2004年08月23日(月) 旧暦 [n年日記]

第43回日本SF大会G−con総括

 最初に、失礼を承知で書かせていただくと「カラーのない大会だった」と感じる。多くの大会ではトラブルがあったにせよなかったにせよ、土地柄の特色とか、実行委員会のスタンスなり特徴なりが出るものだが、この大会ではそれがあまりなかった。あえて言えば星雲賞の提灯と合宿企画「どんぶらこん」の鵜飼くらいだが、星雲賞は受賞者意外には関連性は薄いし、どんぶらこんも合宿企画のひとつにすぎない。
 が、その反面無難にこなした大会でもあった。問題点はなかったわけではないが大きな混乱もなく、少なくともSF大会に期待される一通りのものは揃っていた。
 企画立ち上げからの期間の短さや、大きな観光地とはいえず、コンベンション会場もほとんどないという土地柄のデメリットがありながら、主要スタッフが地方コンの老舗ダイナコン運営にも関わってるだけあって、さすがに手馴れた感があった。
 良い大会だった、と言うことはできないが、少なくとも悪い大会でもなかった。失敗でないことが成功と言えるなら、成功と言っても良いと思う。個人的にも、古い知り合いとも久々に会ったし。
 が、一方で今後のSF大会の方向性に不安も感じる。ずっと前から言われていることだが、SF大会参加者の高齢化がある。新規の参加者が少ないのだ。その理由はひとつは参加費の高さであり、また、楽しみ方を伝えることの難しさである。
 長いこと参加していると顔なじみもできて大きな同窓会の様相も呈してくるが、新規参加者が当然そういった楽しみ方ができるわけがない。好きな作家が来ている、とかは動機になるかもしれない。しかしそれだけで数万円する参加費を払う気にはなかなかならない。どういう楽しみ方をしてもいいのだが、そう言われても困るだろう。リスクも高い。
 昔は大学のSF研究会やSFサークルなどの縦のつながりで引っ張りこんだものも多いだろうが、最近ではそこらへんも活発ではない。また、SF周辺領域の拡散もあり、SF的なものは増えたが、上の世代と体験の共通性が薄い、というのもあるだろう。
 参加者全員合宿のリゾートコン形式は宿泊費も参加費に被さるためまた別だが、都市型大会では参加費の圧縮と自由度の高さとは別に全員が参加できる(しなければいけないということではない)イベントが必要なのかもしれない。
 次回のHAMACON2では今月末までの参加申し込みは参加費が一万円という低価格に挑戦している。首都圏ということもあって新規の参加者の敷居は下がってると思うのだが、どう楽しいか、を宣伝しようとするとやはり困る。
 個人的にはこういった問題は学会などの運営形態などが参考になるのではないかと思うのだが(企業出展スペースを設け、スポンサーを募り、その分参加費を下げたり、メインシンポジウムのような企画を設けたり)、昔っからいろんな議論があるようで難しそうだ。
 常連参加者には一部「自分は困らないから別に変えなくてもいい」と考えてる人もいる。
 地方都市だがリゾートコンではなく、手堅くまとめた反面コンセプトの見えにくかったのが今大会だったので、いろいろと考えてしまった。

[読書] 涼宮ハルヒの溜息/谷川流

 涼宮ハルヒシリーズの第二弾。なんだかよくわからないが世界に飽き始めると無自覚に世界を変えてしまうハタ迷惑なヒロイン涼宮ハルヒが、こんどは学園祭で映画を撮ろうと言いだし、前作同様周囲を引っ掻きまわすのだが……
 う〜ん、この話は前作よりはっきり落ちてる。前作では非凡な生活にあこがれ周囲を振りまわすヒロインが、実は非凡の中心そのものであり、宇宙人、未来人、超能力者が(ハルヒ自体はそんなことをもちろん知らずに)ふりまわされていることを下敷きに、一般人な主人公がスケールが大きい(はず)の存在に小さなスケールでろくでもない振りまわされ方をする、というのがミソだったのだが、今作では振りまわされ方がこじんまりとしているし、そのことでフラストレーションを溜めるハルヒがやっぱり無自覚に世界を変える描写も散漫な印象を受ける。だから最後のハルヒの無自覚な世界の変容の止め方もカタルシスが足りなくなってしまう。
 失敗作とは言わないが、普通のライトノベルになってしまった印象。

[読書] 涼宮ハルヒの退屈/谷川流

 涼宮ハルヒシリーズの第三弾。と言っても月刊スニーカーに掲載された短編3本+書き下ろし一本の短編集。
 計算してかしないでか、二本目以降はハルヒに振りまわされるすっトロイ未来人の朝比奈みくる、なんだかよくわからないくらいすごい情報生命体の端末の長門有希、ハルヒのストレスが溜まったときに現れる異空間を消去するときだけ超能力が使える超限定超能力者の古泉一樹が話の中心になっている。
 衒学的な部分が多いし、シリーズの以後の伏線の張り方もあまりきれいに盛りこんでると思えないが、基本が「非常識な存在に小さなレベルで力の限り振りまわされる」なので、短編の方が風呂敷が広がり過ぎず、手堅くまとめられるようだ。またどうしても均等割で印象が薄くなるキャラたちにそれぞれの話で焦点が当てられ、キャラクター小説としても楽しめる。
 二冊目を読んで以後のシリーズを読むのをどうしようか考えたが、まあ、これなら最新巻を読んでも良いかも。


2002年08月23日(金) 旧暦 [n年日記]

ひさびさにRO

 テスト版がβ2になったので、ひさびさに RagnarokOnline をはじめる。バイナリは友達から融通してもらって。だけど、なんか今日はつながらないなぁ。ユーザー制限をかけてるとかいううわさもあるけど……
  ラーゼフォン は、あいかわらず変だなぁ。変で楽しい。っつーか、今週分撮りのがしたよ。トホホ。先週分をもっと早くに見ておくべきだった。
  パワーパフガールズ・ムービー を見てくる。パワーパフガールズの誕生のエピソード。映画ってことでガールズのあばれっぷりも豪華になって、あのノリは変わらず。話は生まれたてのガールズがスーパーパワーの正しい使い方がわからず、遊びで町を壊してしまい、町じゅうのみんなから嫌われてしまう。落ち込む三人に、モジョ・ジョジョが甘い言葉で近寄って悪事に荷担させる。久々のあのノリを首までずっぽり堪能したい方にはお勧め。あと、モジョ・ジョジョ登場のシーンが無駄にカッコイイ。最後のナレーションの「今日もみーんな、いや、今日はじめてみーんな救われた」がちょっと良かった。ちなみにPPGは、現在アメリカで新シーズン予定だとかなんとか。
  タイムマシン も見てきた。いや、SF者としては一応、見とかなきゃいけない気がして。公開から一月になるのに(ミニシアターとはいえ)満席でかなりの盛況っぷり。一応、ジュール・ヴェルヌの「タイムマシン」には「タイムシップ」って続編もあったりするのだけど、そっちはとりあえず関係なし。恋人のエマの命を辻強盗に奪われ、その日をやり直そうとしてタイムマシンを開発するアレックス。しかし、過去を修正しようとするがやはりエマは事故に巻き込まれ死んでしまう。どうしてやりなおせないのか……アレックスはその答えを求め、未来に向かうが、間違えてやってきた80万年後の地球は文明が滅び、わずかに残った人間は原始のような生活を送っていた。
 原作はストーリーらしいストーリーのない短編だけども、アメリカーンというかハリウッドな感じのストーリーに仕上がってる。それ自体はとくにいうところもないけど、タイムマシンで時間を旅するシーン、ビルが立ち並び、滅び、早送りで草木が生長していくシーンが最大の目玉。まあ、話もそこそこなのだけど、でもまあソツなく普通の映画にしあがったのかなぁ。1点。
 一応メモっぽく、先週深+で聞いた酒屋 知多繁 。こだわりのお店らしい。行ってみたけど、お盆休みだった。明日から通常営業らしいので行ってみよう。


2001年08月23日(木) 旧暦 [n年日記]

SF大会参加レポート、帰還編

 気持ちのいい朝〜、ということで9時ちょっと前にお目覚め。シャワーだけ浴びて朝食へ。しこたま喰った後、手早く荷造りして会場へ。
 二日目初っ端の企画は、当然「宇宙開発の部屋」。最初に野尻さん持参の「ロケットガール」のプロモーションビデオ。ちとキャラの顔があっさり目というかおしょうゆ系というか、そんな感じだけどメカに関しては予想外なまでの書き込み。マックスQで音速突破の霧まで出てくる。まだこれに監修が入るとか。おいおい。尤も媒体や製作会社が完全に決まってるわけでなく、このプロモビデオを持って各会社に宣伝するという。夢は全二十六話テレビシリーズ? そいでもってゲストの一人、NASDAの野田さんが北欧土産のお菓子を会場の人に回しましたが、これがまた凄い味。飲み物だったら間違いなくゲゲボの部屋行きです。どんなに凄いかというと、あまりに凄い味でその後何が話されたかすっかり忘れてしまうくらい。……え〜っと、そういう事にしといてください。
 会場内、終了後の会場外で水城さんらしい人を見かけるが、なんせ私、目が悪い。更に頭も悪い。当然顔も…いや、そんなことはどうでもよろし。とにかく人違いだったらどうしようと気後れしてる間に友人とあれやこれやと話してたりして時間切れに。う〜む。もたもたしてなきゃ良かったな。
 例の謎のお菓子のお陰でまだ意識が朦朧としてたので、Z.O.Eのプロモーション上映会場に。なんだ、前に見た回でした。でもほけーっと見つづける。そのまま引き続き同会場で行われる「ギャラクシーエンジェル」のプロモ上映にいつづけるが、上映が始まる前にエンディング第一部の時間に。当然そっちへ。途中通りかかった広場の中心に鎮座まします今大会のシンボルであるモノリス(2001年宇宙の旅に出てくる1:4:9のアレだ)、前日の最初に見たときは確かに普通にモノリスだったのだけど、今や何故か注連縄はかけられるわ、お賽銭は置かれてるわ、願い事の書かれた名刺は刺されてるわで元の面影全くなし。確かに触ると進化できるんだからある意味ご神体と言えなくもないし、アニミズムの権化と云えば権化なのだが。
 とにかく「モノリス大明神」と化したシロモノをわき目にエンディング会場へ。まずインディーズ映像大賞。大賞他三賞を総なめにした 愛の使者 ラブラブ星人 の予告編の上映。う〜む、ようわからんのう。まあいいか。
 次、コスチュームショウ。コスチュームショウというとどうしても個人的にDAICON6の寒いコスプレショーをやった集団をフラッシュバックしてしまうのだが、過去の経験からか手早く次々と紹介していく。うむ、なかなかいい腕。
 全員の紹介が終わったところで、第一部終了……と、何か忘れてる? と思ったら司会のうっかりで思わず暗黒星雲賞が忘れられるところでした。え〜っと、何だったっけ? まあとにかく内輪受けの賞ですんで、忘れててもまあいいんですが。
 そいで十分の休憩を置いた後、エンディング第二部へ。ファンジン大賞の受賞の後、星雲賞の受賞へ。結果は 星雲賞非公式ノミネートのページ でも見てください、とあざとい宣伝。いや、実は某筋から既にGPMがメディア部門授賞というのは聞いていたのだけど、それでも嬉しい。コミック部門がカードキャプターさくらというのがちとなんだけど、でも今更横山えいじ氏とかが賞を獲るよりはねえ…でも私が投票したのは「度胸星」でした。残念。その後、16年日本SFファングループ連合の委員長を努めていたGAINAXの武田さんが、今大会終了と共にその役目を降りることを発表。いい後継者がなかなか見つからずにずっと続けてしまったが、流石にもう長すぎる、ということで自主的な引退。奥さんの菅浩江さんからねぎらいの言葉がかけられるが、その途中で菅さんが感極まって涙を流してしまった。恥ずかしながら、この時に初めて武田さんご夫婦にとってSFファングループ連合とSF大会というのがどれだけの重みがあったかちいうのを悟りました。武田さんも思うところはいろいろあったろうに、決して今までの態度を崩さずに最後まで司会をやりとおしたのは流石、と思った。
 その後、名誉実行委員長の小松さんからも武田さんにねぎらいの言葉。と、無理矢理来年のSF大会U−Conの名誉実行委員長として指名。おいおい、ええんか? 祝福のキスは少しやりすぎかも。っつーかノリが良すぎ。ま、武田さんや小松さんのキャラクターの甲斐あって、しめっぽくならずに大会終了。運営側も参加側も皆様お疲れ様。
 SF大会復路編は、明日ネタがなければやります。って書くことあまり無いけど。