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2011年08月27日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] シュタゲ#21とゆるゆり#8

  シュタインズゲート #21「因果律のメルト」。まゆりを助けるために歴史を改編することが紅莉栖が死ぬ歴史に戻すことだと察した岡部。まゆりを助けるか、紅莉栖を見捨てるか、悩む岡部だったが……

 最終展開に入ってるはずなんだけど、この状態、ホントどうするの? 歴史修正するのにDメールをなかったことにするのに、改めてDメールを送って紅莉栖を助けることもできないし。つまり、巨乳を取るかツンデレを取るかの二択。(いや違う) どっちも救うって、どうやってやるんだ?


  ゆるゆり #8「エイプリルフール」。一年生二人はアバンのみ。いや、存在感ないのはあかりのせいじゃなく、他が存在感ありすぎるだけの気が……
 で、今回のメインは千歳。とってつけたような双子設定だけど、妹も変態か……何気に千歳の嘘……のようなホントの話、全部出てきてるんだな。


2010年08月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 日本ホメオパシー医学協会、すごいわ

 最近朝日新聞他がホメオパシーを取り上げて攻勢をかけてます。
 元々、ホメオパシー医療を信じてた助産師が適切な対処をせず乳児を死に至らしめたという報道から火が点いた観がありますが、 ガートナーの「奇妙な論理」 にも載っている古典的な「トンデモ」なので(「奇妙な論理」は30年前の本)、「え? なんで今更そんなのが広まってるの?」というのが正直なところだった(ちなみに ガートナーは今年の五月に亡くなられてた んですな。合掌)。治験が行なわれ結局プラシーボ効果以上のものはないという論文が出てからも数年経つのに、とかいろいろあるんですが(逆にホメオパシーが治験でエビデンスが出てる、という論文はホメオパシーの長い歴史にも関わらず聞いたことがない)、まあ、それはホメオパシー医療を表してる人にもいろいろ言い分はあるでしょう。その言い分を聞かないほど聞く耳持たないつもりもないですよ。が、
  日本ホメオパシー医学協会のサイト 見てみたら、これはひどいわ。
 たとえば、
ジャーナリストの藤倉善郎氏のコメントとされる一文 週刊新潮記事から引用
「病気の原因となる物質を分子すら残らないほど希釈して服用することで、自然治癒力が向上し、さまざまな病気に対応できると言われています。当然、飲んでも毒にも薬にもなりませんが、問題点は病状が悪化しても本来必要な医療を拒否する人がいることです。西洋医療を否定する傾向があり、治療を受けずに手遅れとなるケースもあるんです」
上記前半部分のコメントから、藤倉善郎氏はホメオパシーを理解できていないことがわかります。またホメオパシー療法をきちんと調査していないこともわかります。後半部分のコメント(問題点は……)に対しては、ホメオパシー新聞その4の中の(2)「通常の医療行為を拒否」でJPHMAの見解を示していますので参照してください。

●ホメオパシー新聞 その4 「朝日新聞の誤解を招く報道に対しての見解」(2)

このJPHMAの見解の一部が週刊新潮の記事中で取り上げられています。
 と、書いてますが、藤倉氏がどうホメオパシーを理解してないか、調査してないか、具体的にはまったく反証を示してません。示してるのは過去のJPHMAの立場の表明のみです。その立場の表明も
由井会長自らも、日頃の講演でもよく「ホメオパシーが絶対正しいとし、現代医療を頑なに拒否することのないようにして下さい。そのような人がホメオパシーを潰すことに繋がってしまうのですよ。必要なときは病院に行きましょう。薬もとりましょう。臨機応変に対応しましょう。」と注意を促しています。
と書いてますが、具体的な基準については一切不明です。どのような場合にホメオパシー治療を取りやめ病院に行くべきか、あるいは併用してもいいものなのか、まったく示されてません。というか
本来、どのような医療を選択するかは、個人の尊厳(憲法13条)で保障されている自己決定権として、個人の自由意志に基づいて行われるべきものであり、個人の信条に立ち入ることができない部分があるということは、理解されなければならない点であると考えます。
と、判断は個人の自由意思の問題だと、完全に医療者としての責任を放棄してるように取られかねない記述すらあります。いや、最終的な判断は個人の自由意思としても、判断のためのアドバイスとか、基準を示すとか、そういうことは出来るししなければならないのでは?
 なんかこう書くと私がヒステリックにホメオパシーを攻撃してるようにも取られかねませんが、実を言うと日本ホメオパシー医学協会のページを見たのは今日が初めてです。「どんな主張をしてるんだろう?」と、双方の意見を見なければと思って見てみたんですが、想像以上に酷い、というか、ちょっと見ただけで突っ込みどころ満載なんで逆にこちらが頭をくらくらさせてるところです。
 ホメオパシー自体は古典的な民間療法、というかまじないと同レベルのものだとは思うのですし、ささいなレベルならばどうこう言うつもりもないのですよ。でも、それをもったいつけて高額の金を巻き上げた挙句、人死にが出たら責任逃れするようなのは正直責められても仕方ないと思いますねえ。
 最低限、「他の医療との併用」を謳うのであれば、並行は可能なのか、不可能ならばどのような場合に切り替えるべきか、その基準を設けてください。「自由意思だから」だけじゃ済みませんよ。


2009年08月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] うみもの#8とバスカッシュ#20

  うみものがたり #8「愛する心」。邪悪な心が芽生えたばかりに変身できなくなってしまったマリン。ウリンを一刻も早く助け出すためにもまた巫女に変身できるようにと、邪悪な心があるのに変身できる夏音に助けを求める。そう言われても夏音もどうすればいいのかわからず、鈴木にヨガをならったりしてみるが効果は一向にない。そんなとき、海辺で出くわした大島が夏音に宣戦布告、真っ正面から正々堂々と小島に告白すると宣言する。
 小島に対する大島のまっすぐな気持ちを見た夏音は自分が他人と真っ正面から向き合い気持ちを伝えることから逃げていたことに気付き、マリンも過去の自分を反省する夏音を見て、自分が辛い気持ちを夏音のせいだと彼女に八つ当たりしていたことに気付く。

 わざと夏音に自分と小島のことを誤解させ、二人を引っかき回した大島だが、それでも変わらず夏音を思い続ける小島を見て、夏音に逃げてないで自分の気持ちを小島にぶつけろとその憤りをぶつける。最初お約束通りの根性悪だったけど、結局の所は一途な乙女か。
 今回は夏音の幼少時からの邪悪っぷりと、小島とつきあうようになった経緯も描かれる。まあ、つり上がってる目が素敵なのは人類共通の価値観として、夏音は邪悪オーラは出してるものの本当に邪悪なのではなく、傷つくことから逃げたり、ぶつかった壁に立ち向かわず誰かのせいにしたりする、そういう弱さこそが邪悪な心なのだと、夏音もマリンもうすうす感づき始めたよう。
 しかしそれに気付いた夏音が小島に自分の気持ちを伝えようとしたところで、セドナに乗っ取られつつあるウリンが差し向けた美女兵士に小島が人質に取られる。ぶっとい三つ編みと触手のようなアホ毛……もとい、跳ね毛って、今度の敵は海老? と思ったらエンディングテロップにちゃんと「エビ美女兵士」と書かれてた……あっさりネタバレすんなよう。でもなんでインディアン風? 三つ編みで双子だからリンリンランランソーセージ?


  バスカッシュ #20「フットイン・ブレーク」。ダンのダンガン号が突然駆動系の不調を起こし、動作不能に陥る。パワーアップしたダンたちのテクニックに機体がついて行かず、負荷が蓄積した結果だが、それを気にダンたちのビッグフットを大々的に改修することに。しかし思うところのあるみゆきは、自分一人でその作業を行うと言い出す。

 月に乗り込む前のパワーアップ話に絡めて、みゆきの父親の話。ビッグフットの新動力開発中に事故で亡くなり、それがきっかけで享受だったみゆきの祖父も最先端の開発から退くことになったらしい。しかしその事故の原因である新動力に加え、ダンたちのビッグフットの動力も地下の採掘場に降りて以来活性化しているってことは、アルティマイトが関係してるのかな? 更に、ヤンの計画も次段階に入ったようで、ルージュの目覚めに合わせ、衝撃のエクリップス解散宣言がなされる。ルージュはどうもダンに関する記憶が消えてしまったような伏線が張られてるのだけど……
 結局の所、ラスボスはヤンってことになるのか?


2007年08月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いつも見てるの(日)

 ・ゲキレンジャー:ゴリーのお悩み人生相談。って理央までかよ! 自分が参加することで却って完成されたチームワークを乱してしまうのではないかと一歩引こうとするゴー兄さんに対し、ジャンはどうすれば気遣いせずに仲間になって貰えるかを相談する。しかし、他人のゲキビーストを呼び出すって、どれだけ……次回は、確かに意外な人物すぐる。
 ・電王:別途記載。
 ・グレンラガン:別途記載。
 ・プリキュア5:ブンビーさんたち、会社人間の悲哀が……やけにノリノリですが。ノリノリというとかれんも乗りすぎ。本筋は五人が集まる経緯が強引すぎる。まあ、いいや。
 ・マイメロすっきり:ひつじ語、やっぱりわかりません。いや、あれがわかる美紀の方がおかしいんだけど。つーか言葉がわからなかったらクイズが成り立たないんだから誰か翻訳してやれよ。
 ・ハヤテのごとく:いかん、流石にピー音ばかりのパロネタはつらくなってきた……まあ、基本山なしオチなし意味なしが多い番組なんですが、元々。

[アニメ] グレンラガン#22

  グレンラガン #22「それが僕の最後の義務だ」。シモンたちが到着したことにより、状況が一転、ガンメン部隊たちが小型ムガンを一掃していくことにより、形成は逆転。しかし二体の超巨大ムガンがグレンラガンとアークグレンを閉じこめ、破壊しようとする。そんなとき、アークグレンの秘密に気付いたリィロンがとある行動を取る。

 やっぱりのアークグレンラガン登場。そして第三部完!
 アークグレンラガン、変形が無茶だなぁと思ったけど、グレンラガンの変形自体が結構無茶か。グレンラガンがコクピットに入って、ギガドリルで起動って、スケール感が却ってようわからん……時空も突き破るドリルのパワーで巨大ムガンを倒し、後は月を押し戻すだけになるが、月も実は超々巨大ムガンで、グレンラガンのギガドリルで制御可能と聞き、シモンたちはアークグレンラガンをロシウたちに任せ、月に向かう。ロシウは、いざとなったらアークグレンにいる人間だけは助けるために撤退すると決断する。シモンたちのノリじゃないけど、こういう決断をする人間も必要なのだよね。
 で、月を制御しようとするシモンたちの前にニアが現われ、自分の身体を盾に月落下阻止を止めようとする。けど、シモンは「ニアは本当は変わっていない。自分の前に現われたのは、本当は助けを求めてたんだ」と。そりゃ、指輪してればなぁ。「ニアが人類に試練をくれた」という台詞を聞いたとき、「これが逆境だ!」とか言い出さないかとちょっと楽しみに(言わない)。ニアは月の制御を許し消極的に人類を助けるが、反螺旋族の招集により彼らの本隊に向かう。で、それを助けに行く&反螺旋族への反抗が第四部なのだろうな。
 しかし月の本来の姿、どちらかと言えばゲッターエンペラー……


2006年08月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#26とカブト#30

  ボウケンジャー #26「ガラスの靴」。今回は女性たちを次々意識不明に陥れてるシンデレラのガラスの靴がプレシャス。女性自立の時代らしく、「待つのではなく自分で捕まえに行く」というポジティブさ。まあ、グリムのシンデレラなんかはかなり魔女っぽいんですが。おとぎ銃士だと悪の親玉だし。それはともかく、さくら姐さんメインで、「シンデレラの姉」と甘い夢を見せる悪の王子様を持ってきたのは結構面白かった。さくら姐さん、実家は実は結構名家らしかったりと、それなりに過去がありそう。しかし、最後のセリフとポーズはちと怖いぞ。w

  カブト #30。いや、もうなんて言っていいんだか。笑わせていただきましたが。田所さんもいじられまくって、実家は老舗のそば屋。しかも実家を継いでる弟や客はなぜかコワモテばかりという……天道はじいやの仇を討つべく、じいやの紹介で料理修行へ……その修行先はなんとじいやの弟(笑)。よくわからんままに極意を掴んで白包丁を伝授された天道。しかし生簀との再戦では白包丁は使わず、田所の実家の包丁を使い、シンプルな大根の味噌汁を……これもよくわからんまま勝利し、逆ギレして正体を現した生簀とバトル。場所はいつものさいたまスーパーアリーナ(笑)。そうか、闇キッチンはさいたまスーパーアリーナの地下三千メートルにあったんだ!
 そんなわけのわからないままハイテンションな天道側に対し、加賀美側はかなりシリアス。正体がスコルピオワームである神代が岬にまとわりつくのを、防ごうとするが、だが神代にワームである自覚がまったくないことに気付く。はた迷惑だがどこか憎めない神代を、それでも尾行する加賀美だが、女子高生に襲い掛かったワームを撃退した後、スコルピオワームの姿に変化する神代を、攻撃できない。駆けつけた天道が神代を攻撃するのを思わずかばい、カブトVSガタックというハメに……
 次回はハイパーゼクターがZECTで完成するらしいが、じゃ、あのカブトハイパーフォームって一体どこから?


2005年08月27日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 予想をはずされる

  絶対少年 #14「拮抗する二つの力」。
 希沙は友達の小早川成基を呼び出し、ブンちゃんを見せて相談しようとするが、成基には何故かブンちゃんが見えない。希沙が説明し、直に触らせることでようやく見えたブンちゃんに、成基はびっくりしながらも希沙の相談に乗った。
 しかし、そんな様子を二人の友達である真壁正樹が偶然見かけていた。正樹も最初ブンちゃんが見えなかったのだが、遠くから二人の様子を見ているうち、突然ブンちゃんが見えるようになった。そのことをひそかに思いを寄せる大和理絵子に話す正樹。理絵子はそれを聞いて、先日見た不思議な青い光と赤い光のことを思い出す。理絵子から相談を受けた理絵子の祖母の土岐宮はなは、「見えたものを信じるかどうかは自分で決めればいい」と否定も肯定もせず、太古から人の感知しない二つの争いの伝承はあった、と意味ありげに告げた。
 そんな横浜に、マテリアル・フェアリーの姿を求めて「あの女」が降り立った……

 前回須河原か? と思ったのはこちらの思い違いで、須河原は今回(第二部では)初登場。ブンちゃんを秘密にしようとする希沙に対し、須河原はむしろ積極的にその姿を暴こうとしてるからなぁ。それだけでも波乱の予感だけど、希沙たち四人の微妙なディスコミュニケーションが、どうもブンちゃんを巡って少し変なことになりそうな。
 今回メインキャラの小早川成基と真壁正樹が登場したのだけど、メインキャラでOPを見て予想したキャラと一致してたのは真壁正樹くらいで、理絵子はいい子なんだけどどこかいい子を「演じてる」よそよそしさ、自分勝手さがある感じだし、成基はもっと我が道を行く豪放磊落な感じかと思ったら、それも「見せようとしてる自分」のようで、実際は慎重でしかもわりと繊細っぽい。プロ棋士を目指しているが、三段から四段の昇進を目前に色々プレッシャーがかかり焦っている様子。これまでは敢えてディスコミュニケーションを気付かないふりをし、それを緩衝帯とすることでそれぞれの「歪み」に上手く触れ合わないでこれたのだろうけど、「ブンちゃん」をめぐって否応なくお互いのそれに触れていくことになるのだろうな。


 ところで 絶対少年DVD no.1 を購入。田菜編の怒涛のクライマックスを見返して、これはそれだけの価値があるものだと認識しましたので。で、購入のことを友人に話したら
「修正とか差し替えとかはあるの?」(いや、別に)
「オマケは何かつくの?」(初回特典に収納BOXとピクチャーレーベルと「どっしる」と、わっくんのポンチョのブローチの意匠のストラップだけ)
ってな反応が返ってきまして。友人に他意がなかったのはわかってるのだけど、「なにかオマケがあるから買う」ってのが当たり前のような発想になってるのがショックではありましたね。アニメのDVDは買わない友人なので、比較的業界全体の傾向を第三者として冷静に見てるんでしょう。
 「いいものだから買う」。それじゃ成り立たない市場になってしまっているのかなぁ。

  ムシキング 。先週(#20)は無視コレクターのダメ男の話。これのラストってもろダメ男と共依存に陥った女の話だよなぁ……女の側が「虫」ってのがなんですが。
 今週分は仇敵パサーとの再びの対決。パサーの住んでいた森をかつて「守護者の証」を持ったポポの父が訪れ、それと同期するかのように森は立ち枯れ、黒い森となり、幼かったパサーの両親は植物になり、光になることすらなく枯れ死んでしまった。それが「森の守護者」が引き起こしたことだと思ったパサーは復讐のためにアダーの元に走り、ポポたちを付け狙っていたのだ。復讐すべき現森の守護者のポポが子供であることに苦悩しつつも、死んだ両親たちのために対決するパサー。父の無実を信じつつも、パサーの苦悩を感じ敢えてその決闘を受けるポポ。久々に黒さ全開。いかにも悪人面なパサーだけど、無茶苦茶人間臭い。
 本編の暗さとEDの能天気さの対比がなんというか、まあ。

[マンガ][その他] よしなし

  月刊少年シリウス 。この手の雑誌の名前を見るたびに「対象、明らかに『少年』じゃないだろう」とか思うんですが、まあそれはさておき。
 マニア向け漫画誌としては、同じ講談社の「マガジンZ」よりはちゃんと形になってるのだけども、やっぱり主戦力の決め手に欠けるのは相変わらずというか。普通は当面の柱の作家を立てて、その間に雑誌のカラーとかを立ち上げるものなのだけど。編集がどの系統の編集かもよくわからない……マガジン系ではないし、モーニング・アフタヌーン系とも違うっぽい。Uppersの流れは、執筆者を見ると多少は入ってるみたいだけど……雑誌コンセプトというか、企画書にはどう書いてあったのかが大変気になる。
 あと、掲載作の「Dear Monky 西遊記」(白井三二郎)で沙悟浄が美少女化ってのはいいとして(いいのか?)なんで鬼教官化してるんだろうと謎だったのだが、ふと私の脳内のハートマン軍曹が「口からクソたれる前と後にサーと言え!」とささやいたのでやってみると
 サー!ゴジョウ!→さー・ごじょう→沙悟浄
 く、くだらねえ……

 ところで昨日発売の某ツンデレ特化ゲー、若本やら子安やら、やけにしゃべりまくりなんですけど……子安は幼馴染(男)にかいがいしく尽くす不良美男子だし、若本声はやはり目立ちまくり。某澤さんにオススメ。

 昼飯食った店でスポーツ新聞をながめてたら ゴスロリ演歌 なる単語が……なんだそりゃ?


2004年08月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 津軽じょんがらに涙をどうぞ

 必殺からくり人第二話。「ギャラクシー賞」受賞作品。
 仇吉は津軽出身の藩士たちに請われ津軽じょんがらを演奏するが、見知らぬ娘がその三味の音にあわせて伴奏をしてくる。その、まるで匕首をつきつけるような鋭い弾き口に、さすがの仇吉も圧倒されかける。
 一方、いつもと同じく舟で枕を売り渡っていた時次郎は、津軽藩士に斬りかかり、逆に河に投げ込まれた娘を助けだす。その娘は先ほど仇吉の三味に伴奏してきた娘だった。
 娘は花乃屋につれこまれ介抱されるが、気がついたその娘・おゆうはなんと盲目。瞽女(ごぜ)と呼ばれる、盲目の流れ三味線弾きだったのだ。
 その口から語られたのは娘の過去。彼女の母も瞽女で、三味線を弾くだけでは生きていけず時折春をひさぐこともしていたのだが、あるとき情夫の弥蔵が溜めこんだ金目当てに母親を殺害、そしてその顔を見た娘の目を潰し、逃走したのだ。
 本当に盲目になった娘は瞽女として人に騙され女郎屋に売り飛ばされながら七年かかって江戸に上ったのだが、当の仇はどこにいるのかわからず、藩士たちの津軽訛りを聞いて闇雲に襲いかかったのだった。
 その話を聞いた天平は、あることに思い当たる。毎年「菩薩花火」という大花火大会が行われるのだが、そのスポンサーにはとある店がついているがどの店なのか、また何故「菩薩花火」という呼び名なのか、どうしてそのような催しを行うのか、決して語ろうとしないのだ。
 天平はその店が大店の大蔵屋だということを突き止める。大蔵屋の主人は人前に姿を見せず、前身は誰も知らず、小金を元手にあくどいこともしながらあっというまに身代を築いた。そして、どうやら出身は越後らしい。妙音菩薩は瞽女の守り神であることから、大蔵屋の主人こそが娘の仇・弥蔵なのではないかと調べだす。

 冒頭は山田五十鈴の舞台公演の楽屋裏から。「津軽三味線ながれぶし」という劇は実際にあるので、多分実際の公演とタイアップしたのでしょう。
 この話で特に面白いのは人間の揺らぎ方。超然として達人の風格のある仇吉でさえ娘の恨みを叩きつけるようなじょんがら節に動揺したり、悪人のはずで、実際さんざんあくどいことをしてきた大蔵屋が罪の意識に脅え、夜もろくろく寝られず、菩薩花火まで行っている。上がる花火を、数珠を携え両手をあわせておがみ、菩提を弔う大蔵屋。そして最期に死にかけながら 「越後から、出て来ねばえがっだ……」と後悔の言葉をつぶやく。悪党だが、大蔵屋も大きななにかの犠牲者だったのだろう。
 殺しのシーンはユニークでもあり鬼気迫る。天平は打ち上げ花火の筒の中に相手を放り込んで打ち上げ笑わせるが、当の大蔵屋は左右から時次郎と藤兵ヱが押さえつけたところを、仇吉が導いておゆうに匕首で刺させている。 これほど鬼気迫るシーンも珍しい。
 弥蔵を演じたのは名優岡田英次。登場シーンは少ないながらも、そのわずかな登場シーンで複雑な弥蔵の内面を表現しきっている。
 次回、月曜の放送は「賭けるなら女房をどうぞ」。これもまたユーモラスで哀しく、印象深い話である。よろしければ、どうぞ。

[その他] 貴女に似ぬ女(ひと)

 久しぶりに、多分二年ぶりくらいに知り合いの女性と再会する。
 けど、あれ? こんな顔だったっけ? 確かにその女性(ひと)なのだが、なんというか、目は離れすぎてる気がするし、久しぶりということを加味しても、記憶ではもう少し美人だったと思ったのだけど。
 顔の特徴やパーツは確かに記憶どおりなので、なぜこんな記憶の印象との齟齬が起こったのだろうと考えたが、思い当たったのは、実は自分がその女性に惚れていたのではないかということ。自分ではそうは思ってなかったのだけど、それ以外に理由が思い当たらない。やはりこういうところ、自分はどうしようもなく鈍いなぁ。

 夕べ「DearS」が流れてたのでなんとなく見ていたが、新谷良子は何を演じても新谷良子だなぁ。どんな素材にも醤油をだだかけて醤油味にしてしまうが如く。
 あ、そういえば来週のギャラクシーエンジェルで村上幸平が「カイザ・ムラカミ」として登場。見逃さないようにしないと。


2003年08月27日(水) 旧暦 [n年日記]

おお、みなもと太郎だ

  BSマンガ夜話 の杉浦茂「少年西遊記」の回で、なんとみなもと太郎氏が生出演。一度だけ本人を拝見したことはあったが(みかけただけ。しかも当事は本人と知らなかった)テレビで見るのは初めてだ。って、あれ? 御髪が妙に黒々としてらっしゃるような……まあ、あまり気にしないようにしよう。しかし、杉浦茂作品はほとんど知らないけども、みなもと氏と夏目氏のタッグのおかげで大変面白かった。もー、みなもと氏熱く語る語る。
 学生にとってテストってのは憂鬱なものだとは思いますが、私だってテストは憂鬱です。作るのが。も〜、めんどくさいめんどくさい。あまりに点数低くちゃいけないし、でも優しすぎては意味がない。そこらへんを上手く調整しなくちゃいけないんだけど、学生の質がねえ……これが物理だったら、シリンダー型コロニーに地球上と同じ擬似重力を作るための自転速度とその時に発生するコリオリ力を求めさせるとか、無反動砲の原理を考えさせるとか、そういう問題を作れるのに(過去これらの問題は本当に作ったことがあります)。おまけに人数が多い(百人近い)んで、筆記問題なんか作った日には、こっちが採点で死ぬことに……設問四つくらいの筆記問題テストとか作ると、問題作るのは楽だし、解答が面白そうなんだけど、採点で死ぬから絶対できない。
  東亜プラン、デービーソフト等と連絡とれずZDnet )。ACCS主催イベントがらみなんで、著作権無視できないだろうなぁ。いや、しかし浮き沈みの激しいゲーム業界で、これだけしか連絡の取れないところがないってのは逆にちょっとびっくりかも。
  日弁連、大震災後の虐殺で政府に謝罪を勧告毎日 )。なんでそんな何十年も前の話を今、というのもあるが、被害者の実体すらつかめない(阪神淡路大震災でも、本名と複数の通名を使い分けている在日韓国・朝鮮人がいるため、被害者数の実体が掴めないそうである)し、第一、デマを広げた最大功労者であろう朝日新聞には何も言わないのですかの? あと、 ここ によると、日本陸軍がデマによる暴徒から朝鮮人を保護したという話もあるみたいだけど……(話がある!=事実) いずれにしてもなんでこんな話が急に出るのか、前後の流れがまったくわからないので「なに考えてるんだろ?」としか思えないよなぁ。
  モス、高級バーガーの販売拡大産経 )。あ〜、そういえばまだ食ってなかったなぁ。ハンバーガー一つに600円ってのも確かに抵抗感あるんだけど。
  ストリーキング米兵「雨に濡れたので脱いだ」zakzak )。いや、普通は雨で濡れたくらいで全裸にならないと思うのですが……親戚にケビン・ベーコンでもいませんか?
  「おれおれ詐欺」、行員二人が未然に防ぐ読売 )。お客が「交通事故にあったからすぐに金を振り込んでくれと言われた」と言っていたのを不審に思い、銀行の行員が押しとどめて孫に確認をしたところ、そんな事実はなかったとのこと。ばあちゃんの「だまされてもいいからお金を送らねば」という言葉が胸を打つよなぁ。こういう気持ちに付け入る犯罪が未然に防がれたってのは、本当に良かった。
  ファミコンゲーム複数パッケージング海賊版ソフト、ヤフオク出店を逮捕Yahoo!hl )。いや、気になるのは、文京区と千代田区の被疑者なのに、どうして逮捕したのが愛知県中村署???? こういうネット上の犯罪ってのは、所轄とかってのはどうなってるんだろう???
  マガジンZ 見たら、「グレイトフル・デッド」がいきなり第一部完。「グレイトフル・デッド」って言っても年をとらせるスタンドで、「言葉でなく、心で理解した!」の人ではないってば。う〜ん、いわゆる「キョンシーもの」なのだけど、独特の雰囲気で、期待していたのだけど。でもビリー・ザ・キッドがあれはなかろう。他にも「THEビッグオー」とか、いろいろ終わってたり。う〜ん。で、「 式神の城 」が近日連載だとか。ふみこタンハァハァ……ではなく(いや、このゲーム、マジで主人公が特定キャラを「〜たん」って呼んでるんですわ……)、作画はたかなぎ優名という方だそうだけど……う〜ん、検索しても、アンソロジーとかに描いてるってことくらいしかわからん。もう少しちゃんと調べたら ご本人のサイト が。って、「 怪盗アプリコット 」のキャラクターデザイン・原画でしたか……ううむ。


2002年08月27日(火) 旧暦 [n年日記]

腹が立っても腹もへる

 いつものことなので言っても詮無いことなのだけど、毎度ウチのボスはどうにかならんのか。言うことに聞くべきところはもちろんたくさんあるのだけど、個々の言説が有機的につながらないのはなんとかして欲しい。
 だから徹夜したのはボスに頼まれた急ぎ仕事を翌日までにしあげににゃならんかったからだっつーの! さすがに私もブチキレますぜ。
 せっかくインストールしたWindows2000にちょっと怪しげなファイル類を入れたらCD-ROMドライブをまったく認識しなくなったので再インストール。しくしく。修復セットアップとか、手を尽くしたんだけどねえ。
 で、あれこれ設定をやり直してるところで、音楽CDの関連付けがまたおかしくなった。またか、と思ってあれやこれやいじっていると……あれ? WinampだとWin2K付属のCDプレイヤーではデータベースにないと言われた カパーケリーのnaduraアルタンのTHE BLUE IDLE をきちんと参照してくれる。付属のCDプレイヤー捨て。カパーケリーとアルタンを参照してくれないCDプレイヤーなんて要りませんことよ? って輸入版だったからか? それにしてもマイアミバイスのオリジナルスコアが見つからんのう。(先の二枚のCDもそれを探しに行って買ってきた)
 関連付けをやり直していて初めて気づいたのだけど、Win2Kの拡張子との関連付けって少しWin9xと異なってる。エクスプローラーの「フォルダオプション」→「ファイルタイプ」で設定するのは同じなのだけど、起動するアプリケーションの設定で「変更」と「詳細設定」の二種類がある。どちらでも変えられるのだけど、実はWin9xと同じ設定をするには「詳細設定」の方でなくてはならないらしい。「変更」でも変えられるのだけど、それは個々のユーザーでの挙動が変わるだけのようだ。
 なんだ、随分と無駄なことしたなぁ。と思ったけど、そこらへんの設定の補助ツール 拡張子からいこう My関連付け っつーツールで簡単にやり直せることがわかった。便利だなぁ。って、 作者のページ 見たら……初孫!? おいくつデスカ!?
  東京ミュウミュウ 見たら「お前本当に中学生か?」「女に歳を訊くものではなくってよ」などというマンザイやりとりが……用法が微妙に間違ってるところがミソか。それにしてもなんか最近シナリオがまともになってるなぁ……噂のテコ入れ?
  龍騎 は、一部で「なぜ ハリケンジャー が一時間連続でやってる?」などと言われてました。まったく同感です。ハイ。
 噂のスペシャル版は、どうも視聴者の電話投票で展開が変わるという例のアレをやってしまうらしい。だから多数決でいい話が出来ると思ってたら間違いなんだって。
  あずまんが大王 は修学旅行の話。浮かれるメンバーを見て楽しむ話であって、細かいことを言う話ではないだろう。まあ、こともなし。しかし、この話の肝なのだけど、やっぱりヤママヤー(イリオモテヤマネコ)は出てきていた。ってことはヤママヤーが来る話もやるのかな……人気があるのも事実だけど、私はあの話は好きではないのだけど。
 今日の検索。「大須+トルコアイス」。大須でトルコアイスが食べられるのは メルハバ ですよ〜? ってもう見ないか。


2001年08月27日(月) 旧暦 [n年日記]

ぬるめの方程式

 昨日、「すてきな宇宙船 地球号」とかいう自然番組をやっていた。「自律航行出来ないものなど宇宙船ではない!」とか言いそうな人もいそうだけど。(なんか変な表現だな)
 まあそれはさておき、何を特集してたかというと「カッコウ」だったのですよ。自分の卵を託卵して人に雛を育てさせる例のアレ。託卵されるオオヨシキリやオナガの方もカッコウの卵を見分ける能力をつけてそれに対抗するとか、そうするとカッコウも自分の卵を託卵する相手の卵に「似せて」対抗するとか、そういう生物戦略の駆け引きが紹介されていた。その中で印象に残ったのは、「カッコウは、託卵に全てをかけて、それに不要なもの、夫婦関係だとか、親子関係だとか、そういったものを全部切り捨ててしまった、とても孤独な鳥だ」という一言。
 生物の生き残りにおける最適化戦略。とにかく生き延びて子孫を残すこと。生き物の最終目的は、大抵の場合、とてもシンプルだ。しかし、人間はそれとは別に、「意識」というレベルにおいて「幸福」という別の目標を持ってしまっている。それはどの程度他の生物と互換性があるのかは、そこまではわからない。「嬉しい」というのは、ある程度高度の動物なら明らかにある。しかしただ単に嬉しければ幸福かというと、人間の幸福観はかならずしもそうではない。そして人間の幸福観からカッコウの生き様を見た時、とても悲しいものに見えてしまう。実際にカッコウが悲しんでいるかは知らない。また、それが間違ってるとは別に言えない。単に戦略上の必然性からそういう先鋭化をしてるに過ぎない。だが、やはりそう思っても悲しいものに見える。
 この世で最も悲劇的な事は、数学的・物理的・理論的演繹により必然が決定付けられている悲劇だと思う。有名なSF短編「冷たい方程式」において密航者の少女を放り出さねば運んでいるワクチンを待つ数万の人間の命が失われる、という状況にそれは酷似してる。この世の神である論理や数学や物理は、決して人間に優しく、その感傷に応えようとはしない。
 しかし、同時にそれは決して何らかの罪に与えられた罰ではない。冷徹なまでに論理的帰趨であるのなら、同じく論理的な解決法があるのだ。「何故理系が必要なのか?」とは、理系離れの激しい昨今、よく言われることである。日常に使わない高等数学が、物理が、必要なのか。長期的に見ればそれはYESではある。しかしそれ以前に、我々は我々に決して優しくないこの世界の論理を相手取っていかねばならない。その為に必要なのが論理的な思考なのだと思う。「冷たい方程式」をいかに人間の都合の良いようにいじってやるか。その為の「武器」なのだということは忘れてはいけないと思う。