2005年07月14日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] モヒカン族の続きと訂正
昨日「モヒカン族」について書いたら「それ、間違ってますよ」と突っ込みメールが……「モヒカン族」ってのは「反モヒカン族」(?)側から言い出した言葉ではなく、どちらかといえば「モヒカン族」側の こちら が こちら や こちら で自嘲の響きをもって取り扱った喩が定着したらしい。ううむ。申し訳ありませんでした&突っ込みありがとうございます。上記のような事情が見えると俯瞰で見えるものもなんとなく違ってくる。自嘲ってのは一種の諦観と開き直りだから、コミュニケーション的な問題を感じつつも開き直ってる、ということになる。「モヒカン族以外」は「反モヒカン族」と「モヒカンではないが気にしない人」というのがいるわけで、後者はなんというか、まあ、良くも悪くもそういうものなんだろうな。
昨日私が気炎を上げていたのは「反モヒカン族」グループ(ってほどまとまったものはないようだけど)で、揶揄として名づけた、というのは誤解だったわけだけども、要は「ウゼ〜」とかって話なんだろうな。でもその「ウゼ〜」と言ってる人たちも他の人から見て「ウゼ〜」と思われることがあるわけで(私みたいに)、それはただそれだけのこととも言えるけど気に入らない相手を「モヒカン族」と呼んで(気に入らないからそう呼ぶわけではない使い方もされてはいるみたいだけど)くくってしまうってのは、結局相対して自己と相手のスタイルの両方を認識するってことをサボってるんじゃないかと思える。「俺たちは当たり前。あいつらが異端」でも、当たり前ってなにさ? それって何も見てないし見えてないんじゃない? ってなところがどうも私の気持ちのささくれに妙に引っかかってしまう。
もっとも「モヒカン族」側もその自嘲を芸としてる人もいるみたいだし、そういう状態にしているのはどっちもどっち、ってことなのか。