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2002年04月20日() 旧暦 [n年日記]

戦国天国?

  クレヨンしんちゃん 嵐をよぶアッパレ戦国大合戦 を見てくる。去年の「モーレツ! オトナ帝国の逆襲」は大人向けのストーリーを子供の視点で追っていたが、今年は野原一家はほぼ部外者、というか、狂言回し的な立場となっている。また、時代劇というと「雲黒斎の野望」が思い浮かぶが、それとも違い、今回は完全に本格的な戦国を舞台にした、どちらかと言えば大人向けの作品になっている。
 毎度毎度質が高いのだが、まず驚かされたことは当時の細かい所作、合戦の戦術の手順など、かなり正確に描写していることだった。何気ない動作にそれが描写されてるので、ただ見ているだけでも飽きない。また、おそらく実写映画でもここまできちんと合戦の戦術を描いている映画はあまり見たことがない。描写されないのは予算の問題とか、地味な戦術の手順を見ても面白くないだろうから省略されてるとか、そういう事情があるのだろうけど、少なくとも今回描かれた描写ではひとつひとつの動きが説明臭くもなく、またきちんとエンタテイメントになっていた。これは描き方の問題なのか、それともアニメならではなのかよくわからないが興味深かった。とにかく見惚れる。
 話自体は小大名領である過去の春日部を舞台にした非常にこじんまりとしたスケールの話なのだが、その分登場人物たちの生活や生き方がしっかり描かれていたと思う。身分の差の違いで悩む男女、言ってしまえば陳腐な話だが、廉姫も井尻又兵衛も出てくる人々が皆好漢であり、それだけにどうにもならぬ恋に悩む二人に感情移入してしまう。最後に関しては賛否両論あるだろうけど、私としてはあれでよかったと思う。いろいろ理由はあるけど、そう思う。2.5点。世の中間違ってるって言葉はナンセンスだけど、良いものが観られないなら、やはりそれは世の中間違ってると思う、とあえて言ってみる。
  ほしのこえ DVDを買ってくる。一部で有名な、ほぼ一人で個人が作り上げたインディーズのCGアニメ。観て、いろいろ思う事はある。けど、そのほとんどはあえて言わない。いろいろと悔しいから。ただ、たった一人の人間が非営利活動として、これだけのものがつくれる、つくることができるのだ、ということだけを書く。
  ちょびっツ を初めて見る。良くも悪くも原作どおり。原作が好きな人ならいいだろう。わたしは別に好きではないので、まあどっちでもいいし、どうでもいい。
  電撃大王 は、今月はようやく発売スケジュールが決まったダークウィスパー2巻の告知と、 紅鉄絢 氏の「ナイチンゲール・ゲマインシャフト」以外は、個人的には特には……
 昨日の「今日の5の2」の作者、桜場コハル氏について検索したら、ヤングマガジン本誌で「ニンジンなんて大キライ」「うそかぜ」なる、やっぱり小学生ものを読みきりで書いていたらしく、ごくごく一部で有名人だった。。突発掲載だったらしいのだけど、代原(代理原稿。掲載予定作が急遽休載になったときに穴埋めで載せる原稿)だったのか、編集さんが気に入ったのか。う〜ん。