不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2014年06月 来月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
HNS logo

2014年06月07日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー#15と仮面ライダー鎧武#32

  烈車戦隊トッキュウジャー #15「心のなかにあるもの」。どう見てもパターゴルフなイマジネーション測定器でイマジネーションの力を測定するトッキュウジャーたち。結果、一番はやはりライトだったが、逆にビリだったミオは落ち込んでしまい、「あてになるかわかんないし」と慰める仲間たちの声も耳に届かない。
 そうこうしているうちに次の駅に着くが、そこは既にシャドーラインに乗っ取られていた。そこに現れたハンマーシャドーは、人々の心のなかにある大事なものを具現化し、破壊することで人々から闇を引き出していた。同じハンマー使いなら、と測定の結果を挽回しようとするミオだったが、やる気が空回りしてしまい、敵に押されて変身解除、ハンマーシャドーのハンマーで叩かれてしまうが、現れたのはいかにもゆるい外見のキャラクターだった。

 堅物でイマジネーションが一番弱いんじゃないかと悩んでいたミオ。そのことを裏付けるようにイマジネーション力が最低と測定されたのだが、それがパターゴルフじゃあ、確かに結果を疑いもしますわな……そして今回出現したハンマーシャドーは元々グリッタの部下。シュバルツ将軍への想いに悲嘆にくれる彼女を慰めようと、心のなかの想いを破壊しようと言っていたのをゼットが聞きつけ、グリッタにハンマーシャドーを使って作戦の指揮を取ることを命令する。元々戦闘向きではない彼女だが、シュバルツのためと健気にも指揮を取るのだが……なんかグリッタ、あんな外見なのに完全ヒロインポジションだな。
 そのハンマーシャドーに叩かれミオが具現化させたのは、シューマイのキャラクター・マイッキー。あまのじゃくでやんちゃな子どものような性格のマイッキーは、シャドーから守ろうとするミオの言葉も聞かずあっちこっちへ逃げまわってばかり。しかし、ヒカリはそのマイッキーの姿に見覚えがあるようで……マイッキーは、元々ミオが小学校の時に持っていたキーホルダーのマスコットキャラ。ヒカリはミオが放課後こっそりマイッキーに向かって友達とするように話をしていたことを思い出す。そして、ミオはイマジネーションが弱いのではなく、責任感からイマジネーションを心のなかに封じていたことを見抜くのだけど……放課後の教室で人形と話してるだなんて、普通は見られたら一生モンのトラウマだよな……
 結局、ハンマーシャドーからマイッキーを身を挺して守ろうとしたミオを、逆にマイッキーが「マイッキー守られない!マイッキーが守る!」とミオを庇い、マイッキーは消滅。しかし、闇が生まれるどころか封じられてたミオのイマジネーションが開放され、形勢は逆転、とどめ、というところでシュバルツが現れ、「使い道がある」とハンマーシャドーを連れて逃げてしまう。ロボ戦は足止めに呼び出されたクライナーロボとの完全な消化戦。まあ、トッキュウオーポリスとディーゼルオーファイアーの揃い踏みなあたりは販促っぽい豪華さだったけども。


  仮面ライダー鎧武 #32「最強の力!極アームズ!」。バロンとナックルの攻撃に劣勢になりはじめたデュムシュ。しかし追い詰める前にデュムシュは逃げ出してしまう。
 一方、シドを利用してロシュオにけしかけたレデュエは、素知らぬ顔でロシュオから許可を得て人間界侵攻を目論む。シドの死を知りさすがに愕然とする光実だったが、レデュエの目的がヘルヘイムの森のみならず、ロシュオを倒し人間界も支配することだと聞かされ、その企みに興味を持つ。
 そして、オーバーロードたちの王ロシュオは貴虎に人間は知恵の実を得るには不的確だと宣言する。が、その前に再び姿を現したサガラが、ロシュオの真意を暴く。ロシュオは、人間に与えられるはずの知恵の実を、今一度己が物とし、最愛の女性をよみがえらせるつもりなのだ。一度知恵の実を得ながらも力に溺れたばかりに結局は自らの種族を衰退へと追いやったロシュオの身勝手さに怒りを覚える貴虎だったが、シドの死をもってロシュオの圧倒的力を知った彼にはなすすべがない。だが、サガラはそれはあまりにアンフェアだと指摘。本来知恵の実を得る権利のある人類にもチャンスがあるべきだと言う。それに思うところがあったのか、ロシュオは知恵の実から、新たなロックシードを分け取り、サガラはそれを受け取るといずこかへまた消えてしまう。
 デュムシュの出現により完全に混乱に陥った沢芽市は戒厳令状態に陥り、一部ビートライダーズだけがデェムシュの行方を追っていた。だが紘汰はデェムシュとの戦いの最中黒影部隊に邪魔されたことで重症を負い、苦しみ続けていた。そんな彼の前に現れたサガラ。再三自分を曖昧な言葉で惑わしたことを責める紘汰だったが、サガラはのらりくらりと追求を交わし、ロシュオから受け取った新たなロックシードを紘汰に渡す。それが本当に希望ならば、と受け取る紘汰だったが、舞はそのことに不穏な予感しか感じ取れなかった。

 最終フォーム、極アームズ登場編。っつーかカチドキアームズが最終フォームじゃなかったのか。
 デェムシュを探し求めてたバロンとナックルはようやく居場所を突き止め倒そうとするが、デェムシュに加え大量のインベスに、劣勢になっていく。耀子もマリカに変身して事態の収集を図ろうとするが、肝心の凄馬は人造クラックの跡を通ってレデュエたちが侵攻して来、イグドラシル本部が陥落したことから一人脱出、沢芽市を完全に見捨ててしまったことを知り愕然とする。っつーかベタに脱出用ロケットで脱出って、プロフェッサー凄馬、悪の狩猟としてベタすぎだろ。
 エナジードライバー持ち二人がいるとはいえ、どうにもならないこの事態にあわやこれまで、というところで駆けつけたのがなんと城之内。鳳蓮の元でのパティシェ修行を通じて心身ともに成長した城之内と、鳳蓮も加わり形成を持ち直す。そして、サガラの謎の力で怪我を治療された紘汰も駆けつけ、早速受け取った極アームズを使う。
 極アームズはカチドキからの二段変身らしいんだけど、頭からかぶるこれまでのアームズと違い、最初からあの格好。玩具だとその上にカチドキをかぶる格好みたいだけど……
 基礎能力の強さに加え、極の特殊能力はすべてのアームズの武器を使えること。うーん、やっぱカチドキが最終形態で良かったような……まあ、禁断の果実を手にしたものがどうなるか、ってのの展開のために必要ではあるんだろうけど、それって剣のキングフォームやオーズの恐竜メダルの焼き直しっぽいような……


2014年06月14日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー#16と仮面ライダー鎧武#33

  烈車戦隊トッキュウジャー #16「危険な臨時烈車」。前回の戦いから、子どもたちが誘われるようにクライナーに乗ってしまうという事件が続発。トッキュウジャーたちは早速調査をするのだが、丁度子どもたちがクライナーに乗り込もうという現場に出くわし、子どもたちを追ってクライナーに乗り込もうとする。ところが、トカッチとカグラが乗り込もうとした瞬間、二人の背中に少女が飛びつき、二人は一瞬気絶してしまう。
 その少女・アオイは弟のカケルがどこかに消えてしまった次の瞬間怪しい格好をしたトカッチたちを見て、犯人だと思って飛びついて来たのだった。トカッチは犯人は自分たちではなくシャドーラインであること、レインボーラインやシャドーラインはイマジネーションを持った子どもたちにしか見えないことを説明するが、既にイマジネーションを失ってしまったアオイにはなかなか信じてもらえない。
 仕方なくアオイを連れてクライナーの中を探索する二人だったが、車内はまるで遊園地。さらわれたはずの子どもたちははしゃぎまくり、おまけに先に乗り込んだライトたちまで使命を忘れてクライナーの中のリゾート空間を楽しんでしまっており……

 両親にかわって弟の面倒を見なければいけないという立場から、早々に「イマジネーション」の世界が見えなくなってしまった少女アオイ。そんな彼女を巻き込んでハーメルンの笛吹さながら子どもたちの失踪事件をさぐるのだけど、消えた子どもたちは予想に反してクライナーの中で遊びを満喫状態。ライト、ミオ、ヒカリまでも何かにたぶらかされたかのように食堂車で好物にしか目が入らない。
 人々を悲しませて闇を取り出すのが目的のクライナーがなんで子どもたちを喜ばせるようなことを? とトカッチたちは首を捻るが、クライナーの目的は「子どもたちを存分に遊ばせてから、それを取り上げて悲しませること」。それに利用したのが、前回のハンマーシャドー。ハンマーシャドーの能力で子どもたちの願望を具現化し、それを与えた上で奪い、大量の闇を生み出していた。
 一度はクライナーからはじき出されたトカッチたちはポリスレッシャーで追おうとするが、弟を助けたいというアオイが一緒に行くと主張。トカッチはイマジネーションがなければ烈車には乗れないと説得するが、アオイは弟を助けるために弟の空想の世界を元にイマジネーションを取り戻す。
 クライナーの空間に囚われてたライトたちも、カグラの仲間を信じるイマジネーションで生み出されたハリセンで正気を取り戻し、ハンマーシャドーを撃破。巨大化戦もカケルのイマジネーションも受けての久々の超トッキュウオーで完全勝利する。
 作戦途中で敗北したものの、シュバルツは大量の闇が得られたことに満足してるようだけども、何か目的が?
 そして、車掌の元に新たな変身アイテムが……え? 関根勤、6番目の戦士になるの? カマキリ拳法使うの!?
 と思ったら、追加戦士は全く別人。元シャドーラインの路線保守点検員みたいだけど……オレンジの追加戦士って珍しいな。


  仮面ライダー鎧武 #33「ビートライダーズ大集結!」。デェムシュは倒したものの、レデュエによりイグドラシルタワーが選挙されてしまい、通信網も遮断されて陸の孤島と化した沢芽市。紘汰の姉の晶も、告知されていた避難所が役に立たないと言われ愕然とする。
 一方集結したビートライダーズのアーマードライダーたちはチーム鎧武の本部へ集合。彼らが騒ぎの現況ではなくむしろ街を守るため純粋な情熱を捧げてることを認めた鳳蓮と、凄馬が自分の研究しか興味がなく沢芽市を見捨てたことで逆に見限った耀子も加わり、まずは市民の安全の確保、そしてしかる後に状況の打破を試みることで当面の方針が決まる。
 舞も本部で皆の報告を受け情報をまとめるが、閑散とした街にショックを隠し切れない。人がいなくなれば、街は死ぬ……しかしそんな彼女に戎斗は、ダンスでみんなを元気にするのがお前の強さだろう、と励まされる。
 そこに紘汰が戻ってき、ごまかすように腹ごしらえをしようとフルーツパーラーに誘う舞。だが、マスター特製のカレーを口にした紘汰は違和感を口にする。紘汰の身体に何か変化が起こってるのか……
 そこにあらたなオーバーロードらしき存在が現れたと耀子から連絡が入る。連絡のあった場所に駆けつけた紘汰は、耀子に問いを突きつけられる。「その力で何がしたいのか」と。耀子は自らの力のみを頼む戎斗の強さに皆が一致団結するのに対し、すさまじい力を得ながらも自らの行動の拠り所を他者に依拠する紘汰に、「あなたでは戎斗には勝てない」と言い捨てる。「なんで俺が戎斗と戦うんだよ……」と反論するものの、紘汰の言葉には力がこもらない。
 そこに、レデュエの部下のデュデュオンシュが襲い掛かってくる。紘汰は鎧武に変身して耀子の変身したマリカと共に立ち向かうが、マリカは攻撃を受け変身を解除。一人でディディオンシュを追う鎧武だったが、そこにはデュデュオンシュのみならず斬月・真が……敵意を見せる斬月・真の中身がレデュエと結託した光実だと知らず、貴虎と信じなおも呼びかける紘汰だったが、そこに助っ人に現れたブラーボが、目の前にいる斬月・真の正体が貴虎でないと看破する。

 光実、完全にダークサイドに堕ちてますなぁ。「僕にとって仲間というのは、思い通りに動く者のことさ」と、兄の語った「オブリス・ノブリージュ」の精神もどこへやら、初期の紘汰への憧憬もどこへやら、なんか悪いクスリでもやったんじゃないかという速度の悪堕ちですな。下手に小細工が通じてしまったのが増長を招いたのか……レデュエの「人間界も支配した暁には、直接人間を管理する協力者が必要だ」という誘いに、とりあえず乗るのだけども、そのまま信じてるふうでもなさそうだしなぁ。
 そんなレデュエと光実の密約を知らない紘汰たちは、封鎖された沢芽市で市民の誘導に尽力する。のだけど、肝心の紘汰は未だにウダウダ。サガラの口車に簡単に乗っていいように使われたり、耀子の言葉に自分が頼るものの曖昧さを指摘されてうろたえたり。龍騎の真司やオーズの映司のようにひたすら愚直(ある意味壊れた人間)ってことではないのが、この場合は状況に翻弄されちゃうんだろうなぁ。若干どころではない悪意を感じるけど。
 そういや、紘汰の味覚に極アームズの影響らしい異常が出るけど、知恵の実って何らかの身体的変化を伴うものなの? プロフェッサー凄馬は確かに「進化の源泉」みたいなことを言ってたけど。恐竜メダルみたいに「実感を得られないグリード化」みたいな背景がないのが……
 そいでもって、今の斬月・真が貴虎でないことがバレてしまい、若干うろたえる光実。「所詮は紘汰さんだからまだ手はある」みたいなこと言ってるけど、そんなこと言ってるとしっぺ返し食らうと思うんだけどなぁ。


2014年06月21日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー#17と仮面ライダー鎧武#34

  烈車戦隊トッキュウジャー #17「雨上がりの空に」。強力になるシャドーラインに対抗し、新しい戦士のための変身アイテムが届くが、肝心の新戦士は不明。そんな時、クライナーロボが来襲。何故か異様に強いクライナーロボにトッキュウオーとディーゼルオーと二体がかりで勝利する。
 しかし激闘のため線路の保守点検で一時停車。作業員がやってきて、その只者ならぬ佇まいに彼こそが六人目ではないかとライトは疑うが、車掌は言下に否定する。車掌によれば、彼は今は改心しているのだが、元シャドーなのだと言う……

 定番の六人目の戦士登場編。前回の引きでは関根勤が変身するみたいなアレだったけど、ちゃんと候補の新キャラが登場。でも、彼は見た目こそ普通の人間だけども元シャドーの怪人。とあるきっかけで改心し、特別にレインボーラインで保守点検員として働くことを許されているのだという。シャドー怪人としての能力で周囲に雨を呼び寄せてしまう能力を持つ彼は、「自分はシャドー怪人として許されないことをした」と言い、それを償うためにレインボーラインで働きながら死に場所を探してると言うのだけど……その許されない罪というのは、「雨天中止」。運動会や遠足、数ある子どもたちのイベントをぶち壊し、その哀しみで闇を生み出してきたというのだけど、ライトもどんな悪事を働いたと思いきや、思ってもみない答えに「それ、本当に闇生み出されてた?」
 無駄に一人シリアスな彼・ザラムだが、彼の改心は本物と信じたライトは「一緒に戦わないか?」と誘う。しかし自分に酔ってるザラムはまったく聞く耳を持たない。しかも、ザラムの旧知らしいシュバルツがトッキュウジャーに襲ってくる。自らの行動になおも迷うザラムに、ライトは、彼は自分の虹を守りたいという気持ちがよく見えていること、それはトッキュウジャーとして大事なイマジネーションなんだと話しかける。
 ライトの言葉を受け入れ覚悟を決めたかのように変身アイテムを受け取ると同時にザラムの周りに降っていた雨が止み、ザラムはトッキュウ6号に変身。オレンジ姿の追加戦士ってめずらしいな。
 でも変身してもまったく武器や能力を活かした戦いをしようとしないのだけど、何か見たことのない烈車の力を使って窮地を脱する。一瞬しか見えなかったけど、紺色の烈車だったような? 変身アイテムもスライド式のスマホみたいな格好。まるで W-ZERO3 みたいだなオイ。
 これで無事六人目? と思いきや、ザラムはやっぱり「まだ死ねないのか」と変身アイテムを返して立ち去ってしまう。変身アイテムがあれば、一応イマジネーションが強い者なら変身できそうだけど、車掌が変身しようとしてチケット君が変身してたしなぁ。
 次回は更にそのザラムの話。元々敵であるザラムが本当に正義の味方になるのか? 

  仮面ライダー鎧武 #34「王の力と王妃復活」。人工クラックの跡を使い、イグドラシルタワーを選挙したレデュエ。それにより外部から孤立した沢芽市の人々はインベスから身を隠すのが精一杯で避難所への移動もままならない。チーム鎧武の面々も拠点のガレージからなかなか打って出ることも出来ない。
 紘汰は裏切られたと思っていた真・斬月の正体が貴虎ではないと鳳蓮に言われ、その正体を訝しむが、今真・斬月になっているのが光実ではないかと直感する戎斗と耀子は、そのことを口に出せずにいた。
 そこへ、当の光実が何食わぬ顔でガレージへと戻ってくる。無事を純粋に喜ぶ紘汰たちだが、一人、冷たい視線を向ける耀子。その耀子に気づいた光実は、内心の動揺を隠し取り繕う。なぜ耀子がここに……凄馬に裏切られたことで彼女自身も彼に見切りをつけ、王となるに相応しい候補を期待し戎斗と行動を共にしていることを説明する耀子。そんな彼女に、光実は自分がレデュエと手を組んだことを明かし、耀子にも仲間になるよう誘いをかける。が、耀子の望むものは力そのものではなく、力を持つに相応しい王の誕生……ただ状況に流され仲間たちも裏切っている光実の誘いを、彼女は哀れみの視線とともに跳ね除ける。
 一方、レデュエはイグドラシルタワーを占拠した真の目的をロシュオに告げる。それは、人間たちの技術を使い王妃をよみがえらせることだった。そもそもロシュオが知恵の実の独占を狙う理由は王妃の復活。それさえ成就すれば知恵の実は必要なくなる……力では敵わないと考えたレデュエのそのための人間界侵攻だった。そしてロシュオの許可を得たレデュエは、なんと人間の世界に向けて自分たちの存在を明かし、宣戦布告とも取れる放送を仕掛ける。

 終盤展開に向けて、いよいよ人間対オーバーロードとの対決……なのだけど、オーバーロード側の組織がどうなってるのか不鮮明なので「段々謎の核心とボスに近づいていってる」って感覚がイマイチ……紘汰の味覚の異常や空腹感の消失も極ロックシードと関連はしてるのだろうけど、サガラが狂言回しなのだけどどうも便利使いすぎて、主人公が何か試練を乗り越え続けてきた、という印象があまり……
 むしろ事態は光実の暴走が中心のような。その光実の暴走も、状況を上手く利用してやろうという行き当たりばったりの結果で、もう本人にも何が大事だったのかわからなくなってるような。
 状況自体はレデュエの放送を見てアーマードライダー達が出撃、大量のインベスに襲われるも鳳蓮が預かったスイカアームズの珍活躍のお陰でこれを撃破。しかしオーバーロードグリンシャの出撃により鎧武たちも苦戦し、さらに紘汰の姉の晶が自分よりも子どもの安全を優先したせいでオーバーロードにさらわれてしまう。そして全世界が宣戦布告を受け沢芽市へのミサイル攻撃を決行。レデュエの目論見を見守るためにロシュオが出張り、ミサイルを消失させてしまう。貴虎はその一部始終を見て圧倒的な力に戦慄するのだけど、絶望はしていない模様。風呂敷ばかり広げてる印象だけど、たためるのかなぁ。