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2009年04月13日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「いやさかえ」騒動

 麻生首相が10日、天皇皇后両陛下の結婚50周年祝賀行事で「弥栄」を「いやさかえ」と読んだことで産経新聞等が「誤読」と報道、でもその後「誤読じゃない」という指摘で謝罪なしに記事を削除したり、謝罪もそこそこに言い訳にならない言い訳をしたりというアレ。
 私は「弥栄」は地名とかくらいでしか知らなかったので、「いやさかえと誤読」という報道を見たとき、「いや(いよいよ)さかえ(る)って意味だから、日本語のルール的には間違ってないよなぁ。「さか」だけじゃさかえるという意味にはまずならないし。「いやさか」って言葉自体がいやさかえ」の「え」を省略したものが広まったんじゃないのか? 省略形の方が正式になったのかな? う〜ん」などと首をひねってたのだけど、やっぱおおよそその解釈で良かったよう。
 で、 この誤読関連で記事が消えたり訂正されたりする前のブログを検索する と、かなりの数が「弥栄っていやさかって読むんですね。知りませんでした。見たことのない言葉なので」とか、「いやさかえでも間違ってないよ」とかいうものなのだけど、やっぱりそれでもかなりの数「また誤読!」とはしゃいでるものがある。訂正してるものもあるのだけど、かなりの数そのまま放置してたり、実際に見に行くとこそっと消してあったり……ずいぶんと釣り針に引っかかったものだなぁ。
 それはさておき、真っ先にこの報道を流したのが産経というのもちょっと意外だったのだけど(産経は全体的に麻生氏擁護の方向性があると思ったので。まあ、同じ新聞社でも記者によってスタンスの違いは多々あるのでさほど不思議ではないですが)、その後、記事をこっそり消して謝罪・訂正がない、というのも意外。産経は誤報の訂正を結構迅速にするというイメージがあったので。(まあ、全部が全部ではないでしょうが) このへん、どういう話なのかなぁ、というのはちょっと気になる。
 しかし、コメント欄を開放してないブログは、訂正をきちんとすべきと思うのだけどなぁ。

[その他] え? なんで報道されないの?

 まあ、わかっててわざと言ってみたんですが。
  麻生首相ら、混乱のタイから脱出 予備機もフル活用産経 )。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の会議に出席するため、タイ中部のパタヤを訪問していた麻生太郎首相は、反政権派による暴動のあおりを受けて、早々に帰国した。その際、民間機で事前に入国していた各省職員らも急遽(きゅうきょ)、一緒に連れ戻すなど、予備機を含めて政府専用機2機をフル活用するドタバタの「脱出劇」となった。

 「報道陣はこちらに乗ってください!」

 11日午後8時(日本時間同日午後10時)前、パタヤ近郊のウタパオ海軍基地。首相同行の記者団は、叫び声を上げる外務省職員に誘導されて専用機に乗り込んだ。本機に並んで駐機していた予備機には、タイに先乗りしていた省庁職員らが吸い込まれていった。
 省庁職員のみでなく、報道陣も政府専用機で迅速に退避させたとのこと。じっくり考える余裕があればいざ知らず、とっさにそこまで出来るってのは、正直自分も麻生氏を見くびってました。そういや、若い頃は結構修羅場をくぐってたんだっけ。
 さらにすごいと思ったのはここ。
 やっとの思いで乗り込んだものの、機内食は予備機の分まで準備されておらず、首相が宿泊先のホテルに手配してサンドイッチを差し入れる場面も。首相は機内で同乗の職員らに「取り残されなくてよかったな」と声をかけてまわっていた。
 普通ならパニックに陥って逃げるのに精一杯だろうに、そこまで気が回ってるというのが、よしんば事前に不穏な空気を察知してたとしても、びっくり。この脱出劇は、今のところ産経の記事でしか見てません。
 この記事そのものが私は知らなくて、某方に教えていただいたんですが、その方に麻生氏が帰国してすぐに何をしてるか教えていただいて更に唖然。
  小学生に交通安全訴え=麻生首相goo ニュース )。
 「じこがない そんなまいにち うれしいな」。麻生太郎首相は13日午前、東京都大田区の区立萩中小学校で開かれた「春の全国交通安全運動中央大会」に出席し、直筆の標語を児童の代表に手渡した。
 エエエェェェ!? 暴動の起こったタイから省庁職員および報道陣を引き連れ、脱出してすぐにコレですか!? この交通キャンペーンって、4/13のことですよ?
 正直、ちょっと想像を絶する。誤読だのなんだのと騒いでるマスコミって何なの?
 三月までのマスコミの盲滅法なバッシングに対しても、我関せずとばかりに目的の行動を行っていたのでもかなり見直したんですが、今回はそれに輪をかけてびっくりですわ。


2008年04月13日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ゴーオン#9とキバ#12

  ゴーオンジャー #9「明日ガアルサ」。二人でショッピングに出ていた早輝と範人。しかし街中に現われ、レンズバンキと戦おうとしたがレンズバンキがシャッターを押した瞬間、鉄くずだらけの世界に飛ばされてしまう。そこはヒューマンワールドでもマシンワールドでもないジャンクワールド。そこのエネルギーを使ってレンズバンキに転送させた人間をウガッツにしてしまおうというのだ。しかし仲間がいない状態で、早輝は範人に弱音を吐き出す。

 今回はチームのムードメーカーの二人の話。しっかり者の早輝とどこかちょっと頼りない範人だけど、早輝は意外なヘタレの面をさらけ出す。料理学校で先生に「味オンチ」と言われたのがずっと心の傷になっており、実は自分に自信が持てないでいた。それをいささか後先を考えなさ気味の範人が引っ張るという展開に。
 しかし、一度レンズバンキに自分たちのパネルを撮らせるのは意味があったのか? 油断をさせるためなのだろうけど。あと、巨大化してもレンズバンキは能力そのままなのね。こういう特殊系能力だと珍しい。結局弱点を見やぶられて無力化してたけど。


  キバ #12「初ライブ・黄金のスピード」。イクサに襲われ動揺したキバは川に突き落とされるが、死んではいなかった。だが、名護はキバを倒したと誤解し、渡もまた左肘を痛めてしまう。キバのことを明かすわけにはいかないため、渡は健吾に肘の怪我のことを黙っていたが、そのため演奏が思うようにいかない渡を見て、健吾は渡のやる気がないのだと誤解しかける。だが、上機嫌で渡を尋ねてきた名護が肘の怪我のことを見抜く。渡は名護に感謝するが、同時に高圧的に音楽などやめろと言う態度に違和感を感じてもいた。
 22年前。次狼がイクサの装着者となり、そのことで嶋に直談判するゆり。しかし、嶋の判断は変わらず、ゆりはマル・ダムールを飛び出す。自棄になったゆりは音也をデートに誘い、異様なまでにはしゃぎまくるが、最初は喜んでいた音也はゆりの異変に気付き、「今のお前はお前じゃない」と言い、デートを中断して去っていく。だが、次に音也が現われたのは次狼の前。音也はなんと、次狼に「ゆりにイクサを譲ってくれ」と土下座までして頼み込み始めた。

 現在も過去もイクサの装着を巡っての話だけど、過去のイクサはやはり不完全なもので、利用者に過度の負担をかけるもの。それは人間ではない次狼でさえ倒れてしまうほど。次狼がそれを承知でイクサの被験者になっていることを知って、それまでの反発を消し去る。でも、次狼の真の目的は人間の組織を利用してのファンガイアへの復讐と、自分の一族を復興させること。一見無骨で不器用そうな次狼が世の中を上手く渡っており、逆に軽い性格で口先が上手そうな音也の方が実は不器用って対比がちょっと面白い。
 一方、現代では名護に心の強さを求めた渡が、あまりに独善的な名護の言動に、ついに決別するかのようにイクサと対決、これを破る。そして、ベースが弾けなくなった代わりになったボーカルで、吹っ切れたように歌い出す。
 現代編も名護がこのままで済むわけはないだろうし、過去編も次狼の思惑がいろいろ引っかき回しそう。というか、おイタが過ぎて封印されちゃったってことかな?


2006年04月13日(木) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] 買ったものとか

  イゾラバ!(1)/大西実生子
  月刊少年ブラッド創刊号

 ブラッドは昨日の時点では買ってませんでしたすいません。で、店頭で見るのも大変なんで買ってじっくり見たんですが……基本的に感想はあまり変わらないなぁ。わりと読めなくもない作品も改めて見るとあったのだけど、なんにせよ第一印象とあまり変わらない……根本的な問題があると思うのだが。作家さんの技量がまだつたないなら、編集がフォローするとか原作者つけるとかしなきゃいけないのに……

 上の方は月刊少年チャンピオン連載作品の単行本化。すっきりとしたスタイリッシュな描線にテンポのよいギャグに女性ならではのいやらしさのないお色気シーンと見た目だけでも印象的。更に能面がテーマという辺りが珍しい。先祖の因果が祟って代々男は短命の寺の家系に生まれた以蔵と、以蔵そっくりの祖先との悲恋の末入水自殺し、その情念の深さから真蛇の面にとり憑く鬼女となった花魁・常盤の巻き起こすドタバタラブコメ。
 常盤の過去などは暗いはずなんだけど、あくまでコミカルで読んでて楽しい作品なので期待も込めて購入。

 週刊チャンピオン。「サイカチ」でついにアマミがデレ陥落。多分過去苦労したんだろうとは思ってたけど、公園の水道が風呂代わりだったとは、思っていたより凄惨な過去。ちゃっかりしとるけどホンマはええ子や((c)ミヤコ蝶々)。だけどチームはあと二人……一人は老け顔ヤンキーとして、あと一人は誰?
 今週号で短期集中連載終了のトリガートリガーハッピーの作者、安田祥憲氏ってなんか見覚えのある感じがしてたけど、今週の話でようやく西条真二氏の弟子だと気付く。あ〜、見覚えがある気がしたのはそのせいか。

[アニメ] 姫様ご用心#1と吉永さん家のガーゴイル#1と桜蘭高校ホスト部#1と涼宮ハルヒ#2

  姫様ご用心 #1「オカン王冠こりゃあかん」。ギャラクシーエンジェルのスタッフの新作、とのふれこみだけども、ミルフィーユ桜葉オンステージってのが第一印象? ツッコミのない永久ボケたおし循環はきつい……まあ、ギャラクシーエンジェルも最初はたいした事ないと思ったから、後から調子が上ってくるのかなぁ。個人的にはギャラクシーエンジェルがあれだけなし崩しになんでもありになったのは井上敏樹氏のシリーズ構成の影響が大きいと思ってるのだけど。
 ちなみにレスリーの声がルパンっぽく作ってるのはやりすぎかと。

  吉永さん家のガーゴイル #1「吉永さん家の石っころ」。ラノベ原作のひとつ。原作未読。関東ではもう二話までやってるんだけど。
 元気(すぎる)小学生の双葉となよなよした兄の和己の住む吉永家に、福引の景品としてやってきた石像は勝手にしゃべって動く、不思議な石像だった。吉永家の守護者を勝手に自認したそれを、「ガーゴイル」と名づけて数日、パパママ、和己や近所の人はガーゴイルに早くもなじみ出していたが、双葉だけはガーゴイルの非常識さに当り散らす。それでも真面目で律義者なガーゴイルの町内での評判は高く、双葉の友達・美森の家の盲導犬・エイバリー少尉と並ぶ評価。そんなある日美森の家に強盗が押し入るが、美森を人質にした犯人を前に、エイバリー少尉は何もしない。結局ガーゴイルが駆けつけて事なきを得るのだが、何もしなかったエイバリー少尉への美森の不信が後を引いてしまう。
 あまり作るアニメの(主に作画の)質が高くないという評価を受けているトライネット製作だけども、コメディ作品では安定した力を発揮する鈴木行監督・吉岡たかを脚本のコンビ作品なので、実は何気に期待作。原作一巻をいろいろはしょった展開らしいけど、コメディ作品として成立していてトリミングを感じさせない。最初から異常な状況を当たり前で押し通すのは得意技か。変に恋愛メインにしないのもいいし。とにかくテンポ良くギャグを進め、ちょいとほろりとさせるのはお手の物。原作未読だけども多分相性が良かったのだろうね。
 内容に関しては、盲導犬は吼えることが出来ない(吼えないように厳しく訓練されている)のを美森が知らなかったのは迂闊すぎだと思うが、それがきちんとオチにもつながってる(美森の危機を近所の人に知らせようとして、でも吼えることができないエイバリー少尉が窓ガラスに突っ込んで近所の人の注意を惹く)。あと、ガーゴイル役の若本規夫氏ははまり役すぎだろう……卑怯すぎるくらいに。個人的に忠犬(それが駄犬でも)はツボなんで、いろんな意味で卑怯(誉め言葉)な第一回。

  桜蘭高校ホスト部 #1「今日から君はホストだ」。超セレブな学校に特待生で入学した藤岡ハルヒは「ホスト部」に迷い込み、800万の壷を壊してしまう。とても弁償の出来ないハルヒは代わりにホスト部の使いっ走りにさせられるが、冴えない外見のハルヒが実は磨けば光る玉だと判明、一転、ホストとして部の活動に参加させられる。しかし、実はハルヒにはもう一つ秘密が……
 え〜っと、一話の流れとしては「藤岡ハルヒ入部、そいでもって全員を手玉に取って裏から実権掌握」ということでよろしいか?(そうなのか?)
 金持ちの耽美な美少年が暇をあかせてホストやってる、って時点で激しく男としては萎える設定だが、実は何気に面白い。これで全員メインが男ばかりだったら本当に萎えていたけども、 実はハルヒは女なんでなんとか(いや、男ばかりのお耽美系とかBL系とかマジダメなんす……)。
 動きが結構重心を感じさせる動きで、手を引っ張って立たせる動き一つにしても「引っ張られてる」感じが出てるのは、さすがボンズか。ちゃんとした原作かシリーズ構成さえあればできるのね。やれば出来る子なんです。キャストもWolf's Rainで見た名前ばかりだし……少女マンガ原作だけど、これは普通に楽しみに見られそう。

  涼宮ハルヒの憂鬱 #2「涼宮ハルヒの憂鬱I」。こっちもハルヒだが性格やら見た目は大分違うな。
 前回は番外編みたいなものだったので(初回から番外ってのもどうかと)ようやく本編、ってところか。公式サイトもそれにあわせて多少はまともなコンテンツが……まともな……まあ、それっぽく投げやりだけど。
 今回初登場のOPと前回縮小版だったEDも、グリグリよく動く。特にEDのダンスは3Dモデルのトゥーンシェーディングかとも思ったが、全部手作業、モーションキャプチャーもなしだそうだ(大きな画像で見ると確かに表情も細かく変わってるのでわかる)。ようやりはりますわ。本編も京都アニメーションブランドに違わぬ高画質で、でもキョン(主人公)のモノローグで進むってのは原作どおりなんだがそれがいいのか悪いのかは、まあアレ。少なくとも原作ファンの期待を絶対に裏切らないものであろうことは堅い。
 個人的には別に原作のファンということでもないのだけど、これだけのクォリティを見せてくれるんだったらついつい見続けてしまいそう。

[アニメ] いぬかみっ!#2とウィッチブレイド#2とRAY#2

  いぬかみっ! #2「マッチョがペロペロ」。いや、犬好きだけどさ、好きだけどさ……これはあんまりだ(笑)。成仏しきれず慰霊碑に封じ込められてた報われない仔犬の魂が空手部のマッチョどもにとり憑く。見た目マッチョで中身仔犬。生前飼い主の愛に報われず成仏できない仔犬たちを成仏させるためスキンシップを取るのだけど、まあ、どんな絵面かはご想像の通り。いや、主人公は偉いや(棒読み)。
 第二話でこんなんですか。次回は水着話らしいけど、予告では褌の話しかしてなかった……まさか来週もこんなんですか?

  ウィッチブレイド #2「惑」。ウィッチブレイドをめぐって二つの組織が暗躍していることが明かされる。所詮個人が装着する兵器で「最強の兵器」と言われても、と思うのだけど、六年前の災害に関連してるのなら案外とふかしでもないかも。児童福祉政策が実は見た目どおりのものではないことも匂わせてる。
 ちなみに児童保護局のおばさん、あちこちでボロクソに言われてるけど、普通に比較的善意のお役人だと思うんだけどなぁ。良くも悪くも平均的な人。平均的ってのは特長がないわけじゃない。小林氏、やっぱよく見てますわ。

  RAY #2。ブラックジャック的な話だったなぁ。実際のところを言ってしまうと心機能を即時に調整する交感神経・副交感神経系は移植の際に切除されてつなげない(現時点の技術力では)ので、運動選手としては……そういった大味なところや、患者とその家族に覚悟を求めるところも含めてブラックジャック的。BJ21よりかは面白かった。


2005年04月13日(水) 旧暦 [n年日記]

[メモ] Tab Mix

 いままで Firefox のTab拡張として tabbrowser extensions を使用していて、多機能なのはいいのだけどもその分いろいろトラブルが起こってた。まあ、それでも便利だし使っていたのだけど、現行バージョンでポップアップ周りがおかしくなってしまったので、同サイトでも勧められている Tab Mix を入れてみる。
 機能はTBEと比べると限定されているけど、まあ安定してるみたいだし軽いし、これでも十分そうである。 裸電球さん のところで日本語化もされてるみたいだけども、何故かファイルが見えない。まあ、英語版でも困らないのだけど、うむむむ。
P.S.もしや、と思いファイアウォールソフトの設定を変え、refererを送るようにしたらダウンロードできました。直リン避けにHTTP_REFERERを見てるみたい。


2004年04月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「地獄の沙汰もなんとやらで黒も白にまかり通るのが警察だが、そいつはあんまりにもひどすぎる」

  株式会社ウェディングに訴えられた悪徳商法?マニアックス管理者が京都府警に任意同行されました 。京都府警の警官の言ってることを見ていると、タイトルのようなことのひとつも言ってみたくなる罠。なんで必殺なんてものが関西圏から生み出されたか、その理由がちょっとわかった気がする。
  大阪で「キャベツ焼き」が人気zakzak )。これって、焼きそばのない広島風お好み焼きなのでは……
  横山光輝の未発表原稿、二作で一千万以上朝日 )。この記事にある「テレビ鑑定団」の回は前にたまたま見たことがある。まあ、この手のは値段はあってなきがごとしなので、なんとも言えないが、どうして今になって売りに出そうとしてるのかなぁ。相続税とかの事情とかがあるのだろうか? 値段がつかねばたかが紙切れ、税金もかからないのだろうけど……しかし、横山光輝ってまだ69歳だったのか。案外と若いな。
  プーチン大統領、「宇宙の非武装化を」myway :英文)。この人が言うと胡散臭いことこのうえない。
  中国、偽物、海賊版に開き直りYahoo!hl )。開き直りすぎ。

[その他] 日記

 来週から24時間営業になる近所のスーパー、広告の特売品は午後九時半までだそうな。ちょっと微妙。
 乾燥大豆のカロリーは100gあたり約450kCal。しかし、最近はそば粉どころか乾燥大豆ですら手に入りにくい世の中よの。
 三度、ノートPCのHDDの調子がおかしい。やっぱ詰め込みすぎなんかなぁ。つーか、ある意味設計ミスでは?

[その他] Scirus

  /.JP に記事が載っていた、科学専門のサーチエンジン Scirus を使ってみる。確かに、ヒットする内容はレアなものではないが、ノイズが圧倒的に少ない。ちょっとした調べものがあったのだが、めぼしい文献がわりとすぐ見つかった。MEDLINEや google より良いかもしれない。ただ、物理系はロボットよけを置いているのでサーチエンジンではダメだという話もあり。


2003年04月13日() 旧暦 [n年日記]

選挙

 全国統一選挙、ということで、国民の義務を果たしに行く。主に、昨日の朝っぱらから晩方まで選挙カーでご近所中をがなりまわして人の安眠を妨害した連中の落選確率を増やすためにだけどな。<性格が暗い
 それは(半ば)冗談としても、そういうのに限って政策方針には触れず、名前連呼ばっかだってのはどういうことなんだろう? 五月蝿い云々は置いとくとしても、名前だけ連呼されても政策と結びつかないのだけども。どんな候補に投票してきたかは秘密。まあ、社民と自由には入れる気にはならなかった、とだけ。
 なんだか今日は体調が悪く、体温を計ったら微熱がある。一番近い薬局はお休みだったので、二番目に近いスギヤマ薬局に行く。一応、汎用の解熱剤を買ってきたけど、折り悪く近所のどこかから、重低音の振動が響いてくる。体調が悪いところに、これは響く。カンベンしてくれ。トホホ。(よもやSARSではあるまいな?)
 相変わらず関東と地方の放送スケジュールはずれているのが多くって、特に大阪とか名古屋とか、地方局の独自色を出そうというスタンスのところはわりとアニメ番組がわりを食う場合が多くって、番組数自体は多いけども放送スケジュール自体は下手な地方より遅れる、なんてことはざらにあったりする。で、まあその中では比較的遅れの少ない「 カレイドスター 」。竜雄でない方の佐藤順一監督作品。サーカスのような、ミュージカルのようなステージで世間を魅了する劇団「カレイドステージ」で主人公がスターへの道を駆け上がっていくという、まあ実に分かりやすいサクセスもの(?)。ホリプロの肝入りだとか、一話当たりの制作費が破格の1800万だとか(通常は1000万円程度が相場だそうな)、そういうことでも記事になってたりもした。で、第一話を見てみると、佐藤(順一)監督色の出た、普通に期待できそうな出来。でも、確かに出来はいいのだけど、作画がそんなにお金をかけたものかといわれると、少々微妙。第一話にして韓国作画のオンパレード( 主題歌も韓国女性アイドルグループとのタイアップらしい )。別に韓国との共同制作・タイアップをどうこう言うつもりはないけども、そろそろ「韓国の」というだけではさほどのウリにならないんではないかなぁ。究極的には単純な話で、面白いか、そうでないかなのだから。
  仮面ライダーファイズ では、第二のライダー・カイザが本格的に登場。しかし、真理の同級生がカイザのベルトの写真を送ってきたことから彼らと接触し、知らされたカイザのベルトの秘密はあまりに不吉なものだった。一方、一度はカイザに倒されたものの三つの命を持つラッキークローバーの一人、ジェイは復活・強化をとげ、再度真理たちに襲い掛かってくる。装着したものの命を奪うカイザのベルト。死を迎えると知りつつ、それを装着してオルフェノクを倒すことが彼らの義父・前スマートブレイン社長に課せられた使命と信じる真理の同級生たち。ジェイに殺され、最後に謎の言葉を残し崩れ去る彼らの恩師を演じるのは「探偵物語」の松本刑事など、松田勇作作品でなじみの深い山西道広氏。何気に脇が豪勢だなぁ。当面はカイザのベルトの謎をめぐってラッキークローバーと攻防を繰り広げることになるんか。一方、啓太郎→結花→海堂→真理という四角関係が来週確定する模様。ニュータイプの番組予告でも今後ファイズ側三人グループとオルフェノク三人グループが意外な形で接触をするらしい。「見るまではわからん」とは言っていたものの、ここまで楽しませてくれるとは思わなかったなぁ。>ファイズ
 地方統一選まっただなかだけど、 都知事選は石原慎太郎氏が当確産経 )。一方、 神奈川県知事選は松沢氏が当確産経 )。田嶋女史が当選しなかったのは内心ほっとしてるのだけど、良かったかというとまだわからない。結局、選挙ってのはクライマックスでなく、始まりに過ぎないし。
 フセインの地盤ティクリートに進軍し、ちゃくちゃくとイラク全土の制圧を進めている米英軍だけども、アメリカでの世論調査は こんな感じ朝日 )。イラク戦争に対するブッシュ大統領の行動の支持率は71%と戦争支持率とほぼ同じ、けど、他の政策が足をひっぱり再選支持率は51%と微妙。一方、戦後の暫定統治は米英が中心という首脳部の考えに反して、国連の承認を受けるべし、という声が過半数を超えている。これからの国際情勢への介入については、6割が武力による解決は消極的だけども、北朝鮮問題に関しては半数が武力介入をやむなしと考えている。一部の専門家はイラク後はイランかシリア目を向けるという意見もある。一方で、イラク情勢のけりがひとまずつきそうな今、北朝鮮も一時休止を解除するのか、強硬に主張していた核問題の米朝二国間協議から多国間協議への態度の軟化をほのめかしている。面白い時代といえば面白いが、面白い時代というのもなかなかしんどそうである。
  Phoenix のnightly buildの4/11版を入れたら、文字入力関係がちとおかしい。4/10版に戻すと直ったので、このバージョンのバグらしい。注意。

よしなしごと

 ここんところネット上のアニメ番組感想で、新番組が多いせいか「ありふれてる」という言葉を否定的に使うものを多く見て、ちと首をひねったりした。いや、私もついつい使っちゃうんだけど、「ありふれてる」「使い古された」がどうしていけないのか、その一言だけではまったく説明されてない。「新しいもの」は存在しないわけではないけども、実際はそんなにたくさんあるわけではない。では、新しくないと楽しめないかというとそんなこともなく、「ありふれてる=つまらない」ではない。「ありふれてる」という言葉を否定的に使わせてしまう作品の出来がよろしくない、と言うこともできる。けども、それならば「ありふれてる」というのは雑感にすぎず、あるいは感想ではあるかもしれないけども、何故その感想に至ったかというのを読み取らせるにははなはだ舌足らずではある。ネット上の雑文は大抵お金を取って配信してるわけではないので対価に値するものを提供する義務、なんてのは生じようがないけども、やはりそれだけでは芸がないなぁ、と自分を含めてそんなことを考えたりした。
 で、そういったこととはあまり関係なく面白い解析だなぁ、と思ったのが 宇宙のステルヴィア で、キャラクターデザインが「眼が大きい」「首が太い」という感想が多かったのに対し、近年のアニメキャラのデータをプロットしたもの。見事に逆相関を描いている。ある種の黄金率がありそうではある。


2002年04月13日() 旧暦 [n年日記]

グレンモーレンジ・マデイラ・ウッド・フィニッシュを買ってくる。

 何かっつーと、ワイルダネスで俊生が飲みつぶしてた酒である。甘くて良い臭い。43度もあるのに、口当たりも無茶苦茶なめらかで良い。個人的にはもっと喉を焼くような、タフな感じのが好みだけど。でも、こら俊生ならずともついつい飲みつぶしますわ。
 事故以来、不在だった自転車が届く。やっぱ自転車はええのー。しかし、前の廃棄になった自転車から移すはずだった装備品が、いくつか移されてない。その自転車は既に廃棄業者へ……おーい。業者に連絡してはずして持ってきてもらうことになるが、次に業者が来るのは二週間後だということ。ライトもベルもなしってのは無茶苦茶あぶないんですけど……結局、その間、別のライトを貸しますんで、と留守電に伝言が。うーん、まあしかたないか。大分不満だけど。
  .hack //SIGNの二話目。派手な戦闘シーンもなく、話はマターリと進行。ヒロイン格は昴? 個人的にはミミルのほうがいいなぁ。などと無関係に。ほめられるかというとほめどころの難しい作品だけど、なんとなく期待してしまうのは作り手の手腕にはまってるんだろうか?
 これを見ていて、ネットゲームの仮想空間の中でのみ話が進行して、どのようなシステムなのか、ログアウト不可能というのはいったいどんな状態なのかと考えると、SFってよりファンタジーよりなのかなぁ、とも思ったり。
 もうひとつ前振り。昨日の「デジモンフロンティア」を見て、「テイマーズ」との根源的な違いとして、「テイマーズ」は最初から「ままならぬ現実」が前提として存在しているのに対し、「フロンティア」は用意された遊園地の感じがする。遊園地ってのは極端な言い方だけど、当たらずとも遠からずだと思う。「伝説の」とかいう言葉が頻発し、すなわち最初から道筋、正解が用意されている。片やテイマーズは、「ただの少年」松田タカトと、ちょっと特殊だけどほとんど「ただのデジモン」のギルモンが出会うところから始まる。色んなキャラが絡み、状況に翻弄されながら、最終的には世界を救うという大構造は保つのだけど、テイマーズはそもそもが両者の関係が中心で、最後までそれを貫き通した。「フロンティア」(アド、アド02もだけど)は最初から世界(現実世界であったりデジタルワールドであったり、どの世界かはともかく)を救うという大前提が提示されてる。「えらばれし子供たち」というタームはまさしくそれを示している(私がうさんくさく思うのもそれゆえだが、割愛)。そして、そのために世界が構築されている。まあ、その差異が面白さを決定するかというと、実はまったく関係はない。ではその差異は何か。
 以下が本題。 昨年の七月 、SFについて私的な「SFとは」と言う定義を書いたことがある。その際、SFを「まだ現実にはありえない条件の『ジャンプ』を用いる事で、現実にはまだ起こりえない問題に対する価値観を構築する」ようなことを書いた。そして、ちょっと比較で曖昧なままファンタジーを用い、その定義はできずじまいだった。あくまで私的な定義に過ぎないが、今、ようやくできるようになった気がする。これは、ある人に「いずれする」とも言ってしまった宿題でもある。だからする。
 ファンタジーとは何か。現実の問題を、非現実的な舞台、設定を用いて、非常に汎用的に広げた抽象的な形の問題提起として読者に投げかかる文学形態、それが私にとってのファンタジーだ。魔法やドラゴンが出てくればファンタジーではないし、また出てこなくてもファンタジーたりうる。
 SFと何が違うのか。SFは非現実な設定を使い、現段階では早すぎる価値観を用いた対応を迫るものだ。ファンタジーは違う。実はそこにあるのは現実の問題に他ならない。比喩とかと言うとまた違ってくる。しかし、ファンタジーでありながらSFというのも可能ではありうると思う。閑話休題。「フロンティア」と「テイマーズ」の話をした。それがファンタジーかと言うとちょっと微妙だが、テイマーズで描かれるのは現実に沿った出会い・友情・別れの過程だ。いかに良くできた物語とは言え現実には勝てない、あるいは勝つのはとても難しい。しかし、現実に対して反応する「スイッチ」を押すことはできる。フロンティアは、最後まで見ないとわからないが、一話を見るとそこにあるのは願望の充足であるだろう。
 実はこのことは「ハリー・ポッター」と「指輪物語」(映画の話だとお考えなせえ)の間にも言える。ハリー・ポッターは、描かれるのは概ね願望の充足である。それが悪いと言っているのではないことは一応述べておく。「指輪」は、そこに描かれるのは、指輪を巡る人間(と非人間)の欲望の恐ろしさ、そしてそれに立ち向かうことである。ハリー・ポッターがファンタジーでないとは言わないが、どちらかと言えば「御伽噺」(これもちょっと語弊がある使い方だが、ここでは私的「ファンタジー」以外に対する範囲を括る言葉として使うことをご容赦願いたい)である。
 はっきり言えば私は「ファンタジー」(明示的に私的定義である事を示すために、かぎカッコで括る)のほうが好きである。だが、そうでないものが悪いものだということではない。ましてや必要とされていないということではない。人間は、欺瞞であろうと嘘であろうと「なぐさめ」を必要とすることがある。「ファンタジー」にだってそういう「なぐさめ」がふくまれないということはない(それは優しいなぐさめと、大きくなって知りました)。しかし、なぐさめはなぐさめでしかない。少なくとも大人は、それを知らねばならない。
 昨日、テレビで「モーレツ! オトナ帝国の逆襲」をやっていた。語るべきことは 去年の五月 にすべて語った。これでも足りなければ、実際に見てもらうしかない。とにかく見ろ、としか言えない。


2001年04月13日(金) 旧暦 [n年日記]

「バガボンド」の影響じゃないよ。

 今日、「五輪書」を読んでるのを人に見付かってしまい、一瞬唖然とした顔をされてしまったので慌てて言い訳。
「いや、 バガボンドにかぶれてってわけじゃない ですよ」
 …慌ててたとは言え、我ながら何て言い訳してるんだか。
 夕べ深夜にZ.O.Eっつーアニメをやってたので見てみる。主人公が玄田哲章声のオッサンで、このオッサンが乗る巨大ロボットが桑島法子のキャピキャピ声。 しかも動きもキャピキャピ。でも巨大ロボットなので色気なし。この巨大ロボットが初対面の玄田哲章に向かって「運命のおじさま(\heartsuit)」呼ばわり。他はわりとどうでもよかったのだけど、これだけで大笑い。
 それをまだZ.O.Eを見てない方に話したら呆れた顔で「見る必要ないみたいだね」と一言。う〜む。悲しき価値観の相違。
 しかし、何故か今日は疲労が溜まった。何故だろう? そんな大した作業はしてないはずなのに。
 一部で無意味に受けてる「先行者」をからかったページが 中国の先行者の開発元に見つかって、そこのサイトで紹介されたらしい 。中国語は読めないが、少なくとも「武器を搭載してると紹介してる」ということは認識してる模様。笑えると言えば笑えるのだが、当事者にはそれどころではないか。
 あ、それと梶川さん、ご結婚おめでとうございます。こんなところでこういうふうにお祝いされて嬉しいかどうかは知りませんが。