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2010年08月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] アマガミSS#5

  アマガミSS #5「アクユウ」。森島はるか編が終わって今回から棚町薫編。「悪友」としか認識をしてなかった腐れ縁の女子に、ちょっとした拍子でお互いに異性として意識してしはじめて……という、あー、もう、むずがゆいなこれ! という展開。さばさばした性格にウェーブかかった髪から割と遊んでる系かと思いきや、母子家庭で家計を支えるためにバイトもしてるという苦労人でさらに人情家。狙い澄ましてるなぁ。
 でも、基本4話完結の短編みたいだし、森島はるか編もちょっと消化不良気味に終わったし、きちんと形が付くのかなぁ。


2009年08月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] うみもの#6

  うみものがたり #6「離れゆく心」。海に帰ったウリンがセドナの力に支配されたかもしれないと聞き、その身を心配するマリン。ウリンが海に封印されたセドナの半身を解放させるかもしれないこともあり、海の中で活動する術がない夏音を残し、マリンと松本はウリンを追う。
 残された夏音は空人が海中で活動するために必要な「オルテリウスリング」を探すが、都に聞いてもインチキ占いグッズくらいしか出てこない。家にあっためぼしい物を試している最中、ばったり小島と出くわしてしまう。

 「夏音がマリンのピュアな心に触れて成長する物語」かと思ったら、「マリンが夏音の邪悪な心に触れて成長する物語」だったのか。
 マリンが夏音に取られたと思って生じたウリンの心の闇に、セドナが付け入り、更にセドナの半身の封印を解いてしまい、その力を吸収しようとする。マリンが心配するのももっともなのだけど、そのマリン自身、ウリンの身に起こったことのショックのあまり、夏音を逆恨みしてる風も。そのせいでマリンは巫女に変身できなくなってしまう。逆に夏音は小島のことどころではなくなり、マリンたちのことを心配するばかりなために、これまでマリンにしか出来なかった、セドナの手先にされた者を解放する能力に開眼する。
 ウリンがセドナの力に取り込まれるのはともかく、マリンがこれまでなかった嫉妬や妬みに目覚めるという展開はちょっと予想してなかった。これは今後がちょっとワクテカ。


2007年08月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#27

  電王 #27「ダイヤを乱す牙」。ある晩、ミルクディッパーに二人組の強盗が忍び込んで来る。しかしたまたま泊まり込んでいた良太郎にモモタロスが憑依して撃退、事なきを得る。
 しかしそれを聞いた尾崎と三浦がまたもや愛理に良いところを見せようと、店の番を買って出る。のみならず、モモタロスたちまでも着ぐるみを着て店番をしだす。
 そんなある晩、ウラタロスが再び盗みに入った強盗の片割れ・池を捕らえるが、池たちの目的は彼らが昔店内に隠した盗んだ宝石。さらに池から相棒の加藤にイマジンが取り憑いているらしいことを聞き出し、イマジンにより起こされる新たな宝石泥棒を防ごうとするのだが……

 映画との連動企画その3。最後の方が映画の冒頭とそのままつながってる(電王がモレクイマジンの前に登場して名乗りを上げるところとか、その後ガオウが登場してデンライナーを強奪されるところとか)。あ、言いそびれてたけど電王劇場版見てきました。
 ただ、そこから映画の事件が始まるので、多分この件はテレビでは投げっぱなしになるのだよなぁ。
 テレビだけ見てると良く分からないので説明すると、加藤に取り憑いたモレクイマジンが宝石強盗をしたのは電王をおびき出すための罠。ガオウの差し金でデンライナーをおびき寄せ、強奪するのが本当の目的。映画を見てると妙に事情に明るい侑斗とかが違和感なのだけど、テレビを見ると事情を知ってるわけだよなぁ、と納得。ただ、映画を見ない人には甚だ不親切だよな……
 良かれ悪しかれ映画宣伝的な面が強い今回ですた。
 次回も一応映画連動企画? でもウラタロスたちが消えちゃうとか……で、CMでネタバレしてたけど、クライマックスフォーム登場。四体のイマジンが心を一つにあわせなければならないということらしいけど、まとまるんかいな、あの連中……

[アニメ] グレンラガン#19

  グレンラガン #19「生き残るんだ、どんな手段を使っても」。一般市民に三ヶ月後に月が地球めがけて落ちてくることが知られてしまい、シモンは現状を招いた責任を問われ、逮捕されてしまう。そして形ばかりの裁判が開かれ、結果は問答無用の死刑。キタンが抗議をするが、暴動する民衆勢力を背景につけたロシウの弁の前には引き下がる他ない。しかし、そんなシモンたちの前にニアの立体映像が現れ、人類は絶望しながら滅亡しなければならない、と告げる。そして、かつてないほどの巨大なムガンの群れが現れた。
 ムガンに対抗できるのは現時点ではグレンラガンのみ。逃げないから出撃させてくれと訴えるシモンに、ロシウはその言の通り逃亡措置に爆弾を設置した上で出撃することを認める。だが、爆弾が設置されたのはシモンの乗ったラガンのコクピットではなく、監視のためにグレンに乗ったキノンの周りにだった。

 話が暗いとかなんとかより、まず第一に「揺れてる」ってことでしょうかね……ええ、キノンの胸が。キヨウほどじゃないにしても、おっきくなってる? キノンってそもそも幾つなんだ? シモンたちより二つ三つ年上かと思ったけど、実は同い年くらい?
 それにつけても、すべての元凶として民衆に糾弾されるシモンと反対に、シモンの弾劾裁判を素早く進めて避難政策を発表したロシウは民衆の絶大な支持を得る。陶酔した表情が、なんとなく独裁者への道をひた走ってるような……スペースダイガン改めアークグレンを発見して有頂天だけども、そもそもそんなんでどうにかなるのならロージェノムも地下に人類を押し込め続けたりしないだろうに。もっとも、「アークグレン」の名前をつけたところが次の展開を予期させますが。
 我が物顔のロシウにキタンもキレ気味だし、ひたすらまっすぐなシモンにキノンも冷酷さを保ち続けられないが、キタンは政治能力はないし、キノンも惚れた弱みでロシウには絶対服従。死刑前に刑務所に送られたシモンの前に、先に収監されたヴィラルが姿を見せる。敵味方そろい踏み、を期待させるけど、簡単に共闘するのかなぁ。

[その他] これはひどい

  原爆の日―「しょうがない」の罪深さ朝日 )。見出しだけ見てると久間元防衛相の糾弾のように見えますが、実は話の途中でコペルニクス的大転換。
 だが、果たして日本の国民は、久間氏の発言を一方的に非難ばかりできるのだろうか。
 は? 一方的に非難ばかりしてたのは朝日はじめマスコミですが?
 日本はかつてアジアの国々を侵略し、米国に無謀な戦争を仕掛けた。しかも、無数の人命を犠牲にして、負け戦をずるずると引き延ばした。その揚げ句に落とされた原爆なのだ。
 え〜っと、それって「しょうがない」ってことですよね? 久間元防衛相の発言と何が違うんですか? そもそも他人に反省を求めながら自分は反省をしようともしない。今更ながら、本格的にダメだこいつら。

 で、ダメついでに朝日新聞社でもう一つ。 「過激派の機関誌」…朝日新聞「異常」因縁対決激化zakzak )。マスコミに多かれ少なかれ偏向があるのは普通だけども、ここまで陰湿かつ執拗だと、ゴシップ紙並のひどさだなぁ。と言ってはゴシップ紙に失礼か。

P.S.崖っぷちにバス、で私が知ってる一番古いのは、「ミニミニ大作戦」のラストなのですが。それ以前にもあるかもしれません。
P,S,2


2006年08月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] テラワロス

  それ何てユリカン? と突っ込みを受けて意味がわからず、リンク先に飛んで、まず驚き、それから思わず笑ってしまった。新井英樹作品は絵柄が個人的にあまり合わず、さらに殺戮や暴力シーンの連続がそれに輪をかけていたので、「The World Is Mine」はほとんど見てなかったんだよなぁ……「ユリカン」ってキャラがいるのは知ってたけど、この演説は知らなかった。で、あまりに言ってることが同じなんでびっくりして、その後思わず笑ってしまった。
 ここのところ地域紛争とかについての通り一辺倒なコメントにいらついていてのエントリだったのだけど、ほとんど同じ答えというものが出るものなのだなぁ。あまり自分でも斬新とか新しいことを言ってるというつもりもなかったけど、きっと作者がこの演説を書いたモチベーションってのも、似たようなところだったのかなぁ、などと思ったりした。
 ただ、「命にはハナから価値はない」というのは個人的に違う意見だなぁ。「価値というものは価値判断する主体、対象の状況の存在発生なしには生じえないから、ハナから価値があるわけではない」というのなら賛成だけど。

[特撮] カブト#27

  カブト #27。結局マスクドライダー計画のことについてはなにもわからなかった天道と加賀美。落胆する中、以前風間の相棒だった少女・ゴンが風間の記憶を取り戻した。風間に会うために家出したゴンはサルにやってくるが、風間はゴンと別れて以来、仕事も落ち目で新進の若手に追い落とされかけていた。
 そんなとき、神代がじいやが倒れたとサルに駆け込んでくる。ゴンは風間を見つけるまでのアルバイトとしてじいやの看病を申し出るが、同時に神代も家の財政破綻を知ることとなる。愕然とする神代だがすぐに気を取り直しアルバイトを……
 一方、風間はライバルの同業者を殺した犯人として、指名手配されることに……本当はZECTと手を組んだ間宮の部下が化けての犯行だったのだが、そんな言い分が通るわけもない。サルに駆け込んで天道に助けを求める風間。天道は風間を信じ、彼を家に匿うことにする。しかし……

 シリアスなのかギャグなのか、よくわからない世界が相変わらず展開されております(笑)。風間とライバルのメイクアップ合戦も相変わらずバカくさいが、じいやが倒れたとサルに駆け込みながら、天道の助力の申し出を断って「俺は看護においても頂点に立つ男だ」とのたまう坊ちゃん……お前は一体なにをしたいんだ!(笑) その坊ちゃん、神代家の財政状態を初めて知り、一時はショックを受けるもののすぐに立ち直り、「俺が立て直してみせる!」といつもの意味不明な自信を根拠に前向きになるところは、ちょっと見直した。まあ、やってることは相変わらずですが……
 で、「風間に起こるとんでもないこと」というのは、まずはこの殺人犯容疑。ところが天道が自宅に匿った風間も、ワームのシルエットが一瞬重なる。つまり、こいつも偽者。本物の風間はというと、次回予告で示された通り、遺体で発見されることに……ええ! マジかよ!? という感じ。冒頭の、話術にも切れがなくなり、ゴンの喪失がいかに風間にとって大きかったかというのが示されただけに……

[アニメ] シムーン#18

  シムーン #18「葬列」。アルクスプリーマで行われたアングラスの葬儀に、その出自の低さゆえに出席が許されなかったアーエルとマミーナ。しかしそれのみならず、司政院の権限が強まり、うやまれるべき巫女であるはずのシヴュラたちも戦争のコマ扱い。細々と抵抗は見せるものの抗いきれるわけもない。さらに、礁国らに奪われた古代シムーンを警戒しての偵察任務から、司政院の命令でアーエルとユンがはずされることになってしまう。

 前回から登場の黒いシムーン(愛称Vシムーン)は、敵国が開発したわけじゃなくって遺跡から盗み出された古代のシムーンだったのか。宮国、いろいろダメダメすぎるなぁ……これまでも散々後手後手に回ってることから見ても、どう考えても司政院の連中って無能だろう。そんな連中に政治を牛耳られてるのだから絶望的だよなぁ。
 ネヴィリルは前回遺跡の奥で見たものにシムーンの謎を解く鍵を感じつつ、アーエルに口止めをする。また、司政院の面々がアーエルの姓を聞いて顔色を変える。どうも、元シヴュラのアーエルの爺さんってのは、覚えめでたくない意味での「有名人」らしい。祖父が元シヴュラなのに孫は本来シヴュラになれない身分、ってのはどうも変だし。なにかやって身分を剥奪された? しかし京田尚子声の爺さんってのははじめてだ……
 前回までで一気に男(?)を下げたパライエッタは、さらに妄想&暴走で情けないことに……ここまでヘタレキャラにされると、かわいそうだなぁ。それがいい、という人もいるかもしれませんが。一方ワポーリフはモリナスとも和解し、シムーンの秘密と向き合うことを決意。男性キャラ人気投票でも一位になったし、贔屓にされてるなぁ。って、アレ(巨乳)が男性キャラで本当にいいんだろうか?


2005年08月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 来た! 見た!

 でも買わない。w
 いえ、Military Classics vol.10なんですけど、なんつーか、ちょっとあたま痛くなったというか……まあ、いろいろ出るのはいいと思うんですよ。思うんですけどね。なんつーか、余技以上の越えてはいけない一線を越えてしまってるというか……まあ、 こういうところ を巡回ルートに加えてる私が偉そうに説教できるアレじゃないんですが。
 杁中の三省堂で見たんですが、よく見たらSATマガジンとかもありました。あれ? 一月ほど前にはなかったのに……それどころか近所の書店にもあったYO! なめとるんか、卸め!
 ちなみに、クロムウェル娘は こっち の方が雰囲気出てると思うんですが……いえ、巡航戦車ってことを考えると軽快そうな印象の方が正しいだろうし、島田さんの上手さ自体は私が言うまでもなく周知のことではあるんですが。( 実物 )。

[アニメ] 今日は「絶対少年」お休み

 原爆記念日式典の中継ということで、流石に文句を言うに言えないのだけど。
 いろいろ詰まってて消化したアニメの感想も書けなかったのだけど、軽くざらっと。

  奥さまは魔法少女 #5。巽青年の気の利かなさに腹を立てた浅羽保は、もしまだ出入りしたかったら巽に次の小説で書く吉田松陰について調べるように言う。確かに巽の無能さは苛立つほどのものなのだけど、こういう場合、本人が無能を自覚していると本人も十分つらいものなんだよな。それこそ泣きたくなるくらい。でも、ネットで調べてそれだけで「よし」はまずいだろ!(笑) それこそ小学生の宿題じゃないんだから。そんなだったら「風雲児たち 幕末編」でも読みなさい! で、当然叱られて嬉子さんのアドバイスで松下村塾を訪れることに。それを知ったさやかは魔法で大人に変身して松下村塾で巽に接近。魔法の気配を感じて(あの格好で)出動した嬉子さんも少しジェラシってます。まあ、保センセの意図としては使える資料を欲しがったわけじゃなくって、巽を試そうとしたんだろうな。保は巽にとって乗り越えるべき壁なんだけど、単純に敵ではないし、一筋縄ではいかなさそう。だけどこれ、本当に見た目でいろいろ損してるよなぁ。

  創世のアクエリオン 。ま、なんつーか、電波ですな。相変わらず。#17でも#18でも解決方法がなんだかわけわかんないし、長官の理屈は滅茶苦茶だけど面白くないし。若手芸人が即興の受け答えのやり取りで段々支離滅裂になってる感じ。いい加減ギャグで押し通すのも無理があるのでは?

  ムシキング 。ここんとこ黒っぽい展開は影をひそめてるのだけど、芸人一座が単なる偶然の同行者ではなくどうも何かの意思によってパムと旅をするために集められたらしいことが判明したり、その為に幼い頃親元から消え、記憶を失い旅をしていたらしいことが明かされる。チョークもソーマをポポたちから引き剥がそうと画策したり、ドラマがそういう方向でも動き始めてる。多分子供たちはそれぞれ親と対決することになるのだけど、どうなるんだろう?

  ぺとぺとさん 。くぐるの妹、ちょちょ丸登場。セクシー七歳児で極道の親分。なんなんだか。しかし舞台の町、妹率百%って、なんか変な放射性物質で出来た塚でもないですか? いい感じだったのに、ちょっとそういう変な設定とか出されると、ちょっとなぁ……

  ハチミツとクローバー 。うーん、なんというか、真島がメインとなるとなんかテンションが落ちる気が。これは別に真島の立場と自分の立場が投影しにくいから、ということではない、と思うのだが……鉄人山田メインだと盛り返すし。なんか、別の要因の気がするなぁ、やはり。
 ところで、アニメは「自分探し」で締めになるのかね。無茶苦茶妥当だけど。


2004年08月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 戦争と戦場

  朝日の社説 (8/6)の記述(無差別爆撃から核爆弾に云々)を見て、過日読んだ イラクの中心で、バカとさけぶ の一節を思い出した。
 もうそろそろ、「戦争」と「戦場」をごっちゃにすることから卒業しなくてはならない。「戦場」の悲惨さを語るのは、単にそれは「泣き言」であることを悟らねばならない。(同書pp267 ll5-6)
 個人的には、朝日の社説は泣き言の羅列に見える。それはそれで構わないが、それを利用して無検証の自説に結論付けるのは、朝日新聞ではいつものこととは言え、浅はか過ぎると感じる。

[その他] 謎の大富豪

 先週末、知人と飲んでいて「ロケッティア」の話になる。
 「主人公に後ろ盾がない」という発言が出て、ちょっと首をひねった。「ロケッティア」は昔流し見しただけなので記憶がかなりあやういのだが、確か富豪が出てなかっただろうか? と調べると、やはり実在の富豪ハワード・ヒューズが登場していた。
 なぜこんなこと覚えていたかというと、ハワード・ヒューズの名は「ルパン対複製人間」でも出ていて、そこでなんとなく引っかかっていたのだと思う。いや、だからと言ってどうという話ではないのだけど。
 さらに「SF」の定義の話も出、「今まで誰も見たことがないもの」という定義に、失礼ながらちょっと苦笑してしまった。さすがにこれは失礼だったか、少し相手の気分を害してしまったかもしれない。
 苦笑した理由は、その定義を以前に別の人から聞いたことがあったから。そしてその際にその定義について結構長いこと論じた。「誰も」というのが難しく、ある人が見たことがなくとも別の人が見てないとは限らない。また、それが再発見の場合はどうなのか。方向性としてはわかるし正しいと思うけども、少なくとも新しい定義の「発明」ではなく、再発明ではある。
 ちなみに個人的には「SF」は「(現在)起こりえない状況のシミュレート」と定義づけている。
 もひとつ、「人間はなんで神に頼るか」という話も出て、私は「わかんないことを納得するために押し付ける相手が必要だから」と言った。後で考えると「納得できないことを納得するために」でも良かったかもしれない。別に神をあがめる人の理性が足りない、ということではない。十分理性的な人でも、あまりに感情の触れ幅が大きすぎたとき、体験の大きさが許容量を超えていたとき、理性だけではどうしようもないこともあるだろう。そこに、神にすがる余地ができる。これは後段の話にも関わる。

[その他] 補足

 戦場は戦争の一部だけども戦争そのものではない。戦場の悲惨さを語り継ぐことは大事だけども(もっとも、中国の例を見てもわかるが外国への敵意の誘導に使われる可能性があるのでその点は注意せねばならない)、その戦場を内包する戦争がなぜ起こったか、の部分が抜け落ちたまま「あれが悪い、これが悪い」と結論付けたものは、大抵核心ではない。
 つまり、原爆は「神」になってしまってはいまいか? 「厄災神」と言うべきだろうか。核がなくなれば戦争は起こらないのか。戦争の悲惨さはなくなるのか。冷戦がとうの昔のこととなり、全面核戦争の現実味が薄れてきた今、反戦活動も違う局面を迎えてもいいのではないか。
 もちろん、私は原爆の被害は被りたくないという極めて俗的な理由から核兵器は廃絶してほしい。その被害を受けたかたの願いはもっと真摯なものだろう。だけど、例えば先の朝日の社説においては、中国が所有する核は何故か日本が悪いという論調にすり替わっている。北朝鮮については「き」の字ですら出ない。曖昧な「神格」化をすることで、どうとでも扱えてしまうのだ。
 原爆は、戦略兵器の側面もあるけども、結局は「戦場」の武器である。戦場を生み出すのは「戦争」であり、戦争はいかに生まれるか、いかにしてふせぐか、その発想が大事ではないのか。なのに、神格化からはそれが一切抜け落ちている。本当に大事なのはそのことじゃないのか? それともみんな、戦争はいきなり国民みんながイカレたり、いきなり一人もしくは少数のイカレた独裁者が生まれることでしか発生しないと思ってるんだろうか? 戦争反対を叫ぶのなら戦争のことをもっと知らなきゃいけないんじゃないか? HIVの拡散を防ぐのに、HIVのことを知らずにはできないのと同じだろうに。
 とはいえ、 産経新聞社説 (8/6)も半ば同意で半ば同意しかねる、というのが感想。朝日新聞社説よりかは、まだまともではあるのだけど。
 P.S.もうひとつだけ。戦争は(内戦を除いて)一国だけでは起こりえない。


2003年08月06日(水) 旧暦 [n年日記]

ARBEIT MACHT FREI

 何ヶ月かぶりの充実した労働。ふいー。
 「ARBEIT MACHT FREI」っつーとアウシュビッツ強制収容所に掲げられていた文句なのだけど、アウシュビッツがユダヤ人絶滅の施設だったかというと、いろいろ怪しい話だそうで。そもそも、ユダヤ人を殺すためのガス室と言われた場所に換気設備がないとか、そんな大量虐殺をした場所にしては遺体の焼却炉が小さすぎるとかいう話もあり、かなり非人道的な強制労働施設ではあったが、ガス室でユダヤ人を殺したりってのは、人の脂肪で石鹸を作ったりだとかと同じデマであるという説もある。リンドバーグの「孤高の鷲」を見ると、終戦直後にリンドバーグが訪れたドイツでの、連合国側の実に酷いドイツへの虐待が描写されていて、略奪・婦女暴行・捕虜虐待etc.etc.少なくとも、戦後の歴史でそう思わせようとしてるような勧善懲悪な話ではまったくない。もっともその「孤高の鷲」では、親ナチス的な態度ではないものの、かなりのドイツびいきな印象は受ける。まあ、別にリンドバーグが書いたことはリンドバーグだけが言ってることではないのだけど。 そのリンドバーグにドイツ人妻と三人の子供がいたとドイツで報道CNN )。事実はどうかはわからないけど、「かもしれんなぁ」とは思ってしまう。
 まあ、歴史の見直しというと終戦記念日前後は日本でも活発になるけども、今年も もうひとつの戦争展 を開催するらしい ( 日本会議愛知支部 )。去年見に行って、思想性の偏りが感じられないわけではないけども、パネル展示としては限られたスペースでわかりやすく、見やすくまとめられたものではあった。今年は名古屋だけではなく、豊橋・東京・大阪・福井でも巡業して行うらしい( 2chもうひとつの戦争展スレ )。まあ、それがあるからってことでもないのだけど、 1937南京後略戦の真実/東中野修道編著 を買ってきて中を見てみる。この本の元になっている「転戦実話 南京編」は偕行文庫の室長が示してくれたものらしく、それが本当ならば、出自にはまあ、信頼が置けそうである(ただし、保証があるわけではない)。それに本物だとしても、南京攻略戦があってから2年後に書かれたものであるし、書かれた内容が事実を書いてるとは限らない。とは言え、読み物としてもこれがなかなか面白い。執筆者達も、体験した全てを書いてるわけではなく、文集なので特に記憶に残ること、賛美に偏ろうとは思うけども(でも、モーゼル片手に「徴収」に行くなんて話をしてる兵士もいる)、なかなか戦場に立った人間でなければ書けないだろうと思うことも多い。書かれてる話では、食事に関する話が印象に残るのは、多分私の食い意地が張ってるからではない……と思う。食事ってのは人間が生きてる限り最も身近なことだし、飯を炊くとかそういう行為は、誰しもすることなので、印象に残りやすいのかなぁ。他には、運搬用の軍馬と輜重兵の話とかも、映画でよくある動けなくなった馬を安楽死させるとか、そういうとおり一辺倒の話ではなく、興味深い。
 なんか最近、コンビニに寄ると カレイドスター の新エンディングが良く流れているのだけど……わりと有名な新人さんなの? それはそうと、ここんとこ無茶苦茶展開のテンポが速いんですが。いや、面白いんだけど。ご都合主義を美味い匙加減で使いこなしてるなぁ。あまりの急転回ぶりに打ち切りを心配したけど、一応、時間枠を移して第三クールの放映は決定しているらしい。安心。
  /.JP より、 住基ネット公開討論会での論議概要毎日 )。
役場では、住基ネットの本体こそは錠のかかる部屋の中にあったが、その端末は事務机の上に載り、そこからケーブルがハブポートに接続されていた。ハブポートには空きがあり、他のパソコンのケーブルが空きのポートに接続されていた。パソコンはインターネットに接続されている。これが常態だということだった。私がハッカーから侵入される危険性を指摘すると、担当者は心から驚いていた。担当者が驚いたことに、心底驚いた。
 ワシも驚いた。つか、似たような話を聞いたような……
 P.S.え〜、某スレのトルコアイスの話ですが、まあ、そういうことだと思って頂いて構いません。いや、あんなスゴイお歴々のいるスレで、身元を明かすような真似なんてとても恐れ多くてできません……くだんの件に関しては、当事者様がいろいろごくろうされているだろうのを無神経なこと書いたなあと反省しておりますので、ハイ。


2002年08月06日(火) 旧暦 [n年日記]

今日もやっぱり暑かった

 ってえか、 38.2度ってナニ ? 百葉箱のあるような条件の良い場所でも、空気が体温より熱いなんて……ここより暑いところなんて、静岡県佐久間町の39.1度くらいじゃないのか?
 ボスが夏期休暇なので、それに合わせてか研究室でも休暇の人が多い。静かなのはいいのだけど、古い空調設備のせいで、室温が日中30度を下回らない。それでも外よりかは随分ましなのだけど、なんで名古屋がこんなに暑いのか。全国主要都市の中では一番じゃないのか?
 前面に港湾を擁し、背後に山を背負う。古くから栄える都市にはこの条件のものが多い。風水とかでもこれは栄える都市の条件のひとつに上がってるらしく、このような条件の土地は海の民と山の民の交わりがおき、交易が活発になるものらしい。もっともこれは中世以前のことで、運送流通の形態ががらりと変わった現代でもその条件たるかは知らないけど、そのせいでかフェーン現象でも起きてるんだろうか? とにかく暑くてたまらない。同じような立地の大阪や東京はさほどでもないはずなのになぁ。
 今日は、ひとつ目の原爆が広島に落ちた日。戦争中の行動の何が本当で何が嘘だったか、何が正しく何が間違っていたか、簡単にいえることではないけども、原爆の使用による市街地の人間の大量殺戮は、明らかに国際法違反。もっとも、それは現代でもアメリカのお家芸で、国際法などというものは国家間の力関係によってたやすく無効化されるということでもある。アメリカのよくある言い分は、ソ連の参戦を防いだ、というもの。確かに、何故か日本はアメリカよりもソ連を頼りに和平を結ぼうとしていた(何故か心情的にソ連に好意を持つ人間がいたからでもあろうし、アメリカと拮抗しうる国力のソ連を頼ることで交渉を有利に運ぼうという腹だったのかもしれない。ソ連がそんな甘い国ではないことは、 ポツダム宣言 を受諾した八月十五日以降に( 降伏文書 を交わしたのは9月2日ではあるのだけど)ソ連が南下して占守島等で日本軍と交戦したことでも結果的としては明らか)。もしかすると、原爆のインパクトがなければ、ポツダム宣言受諾が遅れ、タイミング的にソ連の本格的な参戦が起こったかもしれない。そうでなかったかもしれない。歴史を「たられば」で悔いることには意味がない。しかし、長崎で45年で12万人、広島で14万人以上の人間が亡くなり、それをはるかに越える人数が後遺症で苦しんだ、それもそのほとんどは非戦闘員だったのは事実。
 それでどうなるというものでもないけども、しばし黙祷を。
 昼は大須のトルコ料理店の メルハバ でランチを食べる。メニューはチキンのシチューとラム肉と野菜の煮物。トルコの家庭料理なので、味付けもマイルドで栄養バランスもいいのが嬉しい。
 名古屋にいて良かったことのひとつは、トルコ料理店が近くにたくさんあることだなぁ。暑くて死にそうだけど。


2001年08月06日(月) 旧暦 [n年日記]

こんな話を思い出した

 どうでもいいアメリカンジョークなのだけど、 「ある子供が友達にクイズを出した『犬のような脚をしていて、犬のような尻尾を持っていて、犬のような声を出して、犬のように歩くもの、なーんだ』『犬だろ?』『なんだ、クイズの答えを知ってるなんてずるいや』」
 もうひとつ、 「『例えば今から、尻尾のことを「足」と呼ぶことにする』『はい』『それでは問題だ。犬の足は何本だ?』『五本です』『いいや、違うね』」
 正直何が面白いジョークなのかさっぱりだけど、犬と寸分たがわぬものがいるとすればそれは犬以外にはありえないし、また尻尾を足と呼んだところで尻尾が足になるわけではない。石こははっぱになるわけはないし、昼が夜にもならない。犬は犬だし、尻尾は尻尾だし、石こは石こだし、昼は昼だ。喩えよく似ていても、そういうことなのだ。
 なんの事かさっぱりわからないって? わかる必要のある人にだけわかればいいっす。自分でも本当に言ってることが正しいのか、自信は無いし。
 幻のウルトラセブンの十二話についての 朝日の記事 。私もこの十二話は最近になって見たが、特に面白いと言う話ではないが、何が問題なのか、さっぱりわからなかった。
 それと フルーツバスケットのルール 。やったことない人多いのかな? おかしいなぁ。
 今日はふらふらするので体温を計ったら37度3分だった。私の体温が37度を超えるのは結構珍しい。明日からもやらなきゃいけないことがあるのに、大丈夫かなぁ。