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2010年06月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 四畳半神話大系#8

  四畳半神話大系 #8「読書サークル『SEA』」。京都の大学に在籍する「私」はあこがれていたバラ色のキャンパスライフを夢見ていたが、どれかひとつに絞って失敗するリスクを回避するため三つのサークルを掛け持ちすることにした。その一つである読書サークル「SEA」であるが、「私」が夢見ていたような読書が趣味の黒髪の乙女との出会いなど望むべくもない苦行僧のようなスパルタンな読書を強いられる場だった。失敗とを痛感していたある日、腐れ縁の小津から「印刷所」の代筆レポートのついでに読み終えたという本を受け取る。しかしその本には元の持ち主とおぼしき女性の住所氏名が記されており、多大な期待をそれを上回るヘタレと自己防衛で薄めつつ手紙を出したところ、予想に反して丁寧な返事が返ってきた。これが「私」をめぐる三人の女性のうちの一人、樋口景子さんとの文通の始まりであった。最初自分を良く見せようと些細な見栄を張ったのをきっかけに、あれよあれよと見栄が嘘と欺瞞でふくれあがり、のっぴきなくなったところ、当の景子さんから「一度お会いしたい」という手紙がやってくる。文通相手とは会わぬが文通の鉄の掟ということを自分への言い訳とし逃げ続けたが、先方からの催促は一向に止まず、ついに指定した日時に待ち合わせ場所のカフェで会えなければもう関係は終わりにするという最後通告がやってくる。
 しかし折しもその日は城ヶ崎先輩から預かっていた香織さんが引き取られる日であり、また英語サークルで交友を深めていた歯科衛生士の羽貫さんから初めての飲みのお誘いも重なった。羽貫さんを心配し結局彼女につきあったものの泥酔した彼女に妖しい責めを受けトイレに緊急避難した「私」は、三人の女性の中から景子さんを選ぶことを決意するのだが……

 あれ? これってこれまでで限りなく一番脈があったような……
 原作読んでる人はとっくに知ってる話だけど、樋口景子とは小津が作り上げた架空の人物。「私」の好みのタイプの女性を設定し、「私」が喜ぶような受け答えをいかにもな文章で書いて送り、からかっていたのだ。が、そこにはもう一人協力者が。
 小津は悪戯を仕掛けたものの、早々に飽きてしまい、途中で投げ出したのを、二代目景子さんとして引き継いだのがそれまでも代筆を頼まれることがあった明石さん。おそらく、同じ樋口師匠の弟子と言うことでまきこまれたのだろうけど……
 が、彼女との因縁はそれだけではないのは、前回出た通り。「私」はモチグマンショーでモチグマンを演じた際にナンパされていた明石さんを助け、どうも明石さんもそれをきっかけに「私」を憎からず思っていた様子。文通を続けていた理由にそれが関係ないとは思えないのだが、全てを知った「私」はそれをきっかけとして明石さんとより深い交際を求めるようなこともせず、自分が想いを抱いていたのは景子さんでありその景子さんが虚構だったからと言って軽薄に相手を乗り換えるようなことはできないと、いかにも潔白なようなことを言いつつもその実いざ手の届くところに相手に入られると臆病風を吹かせて逃げ出しただけにしか見えないような尻すぼみな結果に。って、書いてて自分が痛くなるのはなんでだろう? あいたたた……
 それはともかく、今回は「やり直しを要求する」意味がそもそもない気がするのだけど……
 あと、今回小津から受け取った同じ森見登美彦の小説「夜は短し歩けよ乙女」はたまたま私も先日読み終えたけど、樋口師匠や羽貫さん、相島が登場する他、この小説の主人公である「後輩」と彼女に想いを寄せお近づきになる機会を窺う「私」は、四畳半の「私」と明石さんそっくり、というか、原型、というか、使い回し、というか……


2009年06月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#09と戦国バサラ#12

  バスカッシュ #09「アイドル・アタック」。新しい街に到着したダンたちは、早々に正体不明の美少女に、おっかけを巻くために利用される。その少女は月面都市の人気アイドル・エクリップスのルージュ。ツアーのために地上に降りてきていたのだが、翌日、彼女らはOCBに参戦すると公表、しかもデビュー戦にダンたちを指名してきた。
 渋るダンだが、試合相手を探す手間がはぶけたとはるかの主導で結局試合をすることに。だが、最初アイドルの道楽と思っていたのに反し、ダンスで鍛えた反射神経にダンたちは翻弄される。のみならず、エクリップスに有利な環境下、ルージュがケガをしたふりをしてエクリップスが逃げ切りのまま試合は打ち切られそうになるが……

 アイドル戦隊エクリップス登場。てか、リーダーはレッドじゃなくイエローか。まあ、中の人がランカだからこの程度の補正が入るのは仕方ない。
 むしろ残念なのはアイドルブルーが普通すぎることですよ。もっと腹黒だとか、なんとかもっとキャラの立て方あるでしょう! って、別に立てる気もないのか。「その他脇役」の扱いだし。しくしく。フレッシュプリキュアのトリニティのその他二人の扱いよりはマシか。
 で、OCB参加を宣言したりダンたちに試合を申し込んだり、話題づくりのためにやってるだけかと思いきや、意外と実力派。そもそもエクリップスが結成された目的が、このためらしい。って、バスカッシュやOCBが出てくる前に結成されてるよね? それって、どういうこと? 先週の遺跡のこともあるし、バスカッシュ誕生は予期されていたってこと?
 意外な実力、相手に有利なアウェイということもあって、ダンたちが押されるのもなのだけど、試合中断のために作戦でルージュが試合中にケガをした振りをしたのに、ダンが過剰反応。どうもココの事故のことをフラッシュバックさせたみたいなのだけど、ルージュはそれでちょっと火がついたっぽい。ダンの方もまんざらでもなさそうで……って、みゆきの立場とことんないな。
 監督、作画監督変更で、この勢いが削がれなきゃいいのだけど……


  戦国バサラ #12「安土城天守閣 明日を懸けた死闘」。なんだか早々に第二期を告知された最終回で、 ツッコ みどころはいろいろあるのだけど……個人的には、速水奨の大熱演ですかね? これはきっと「変態美形声優No.1の座は、まだまだ子安などという若造には渡さん!」という意思表示……なわけもありませんが。いや、子安は子安で、微妙に一癖ありそうな存在感ある脇役をきっちりやられていましたが。声優の実力とキャラクター性が結びついてるのはやはりすごいなと。
 本多忠勝が実は生きてて突如参戦したり、これまでまったく影の薄かった四国、山陰山陽勢が大挙して参戦したり。つか、敵味方区別亡く砲撃ってのがらしくて笑った
 あと、何気にOPが冒頭はしょって雑兵ズのダンスから入るのが、事前の雑兵の方々の粋を挙げるシーンと微妙にシンクロしてて、なかなか良かったですわ。つか、この雑兵ダンスは何度見てもシュールすぎてすごいw


 あと、余談だけど、アスラクラインは、本編は実にどうでもいいけど、六花会長だけは実に素晴らしい。


2008年06月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 潜脳調査室#11とクリブレ#11

  潜脳調査室 #11「純正律」。久島から渡されたチケットで世界的バイオリニスト一ノ瀬のコンサートに行ったミナモ。そのミナモを、コンサート後に一ノ瀬がミナモを楽屋へ招いた。一ノ瀬が彼女を招いた理由は、久島にバイオリンを渡して欲しいというもの。それはかつて天才バイオリニストだった久島がバイオリンをやめるときに一ノ瀬に渡したバイオリンだった。今の久島からは想像も付かない過去を聞かされ驚きながらも、ミナモは久島にバイオリンを渡そうとするが「音楽とは決別した」と受け取ろうとしない。一ノ瀬も久島を目標にし、追いつこうとしながらその彼が音楽をやめてしまい、その後も何度もチケットを送っても姿を見せなかったことから、自分は久島のバイオリンに相応しい人物とは認められなかったのだと久島にバイオリンを返したがる。
 その話を聞いた波留は、久島に真意を尋ねる。

 一之瀬の声が野沢那智なのが、なんか腹に一物ありそうに聞こえてしまう。w
 久島が音楽をやめた理由というのは、自分には音楽の探求に一生を捧げる「愛」がないと悟ったから。たとえ純正律を操る天才だろうと、それは技術のことにすぎない。だから一之瀬にバイオリンを託し、自分は「地球律」の探求に一生を捧げた。
 しかし何も告げられなかった一之瀬は自分が認められなかったと思い、老齢もあって最後のチャンスと決めていたのがこのコンサート。だが久島は現われなかった。
 だが、一之瀬の音楽が決して一之瀬自身が思ってるように認められず意味のないものだと思えなかったミナモは、これは久島に返すのではなく、久島からのメッセージを正しく伝えてもう一度一之瀬に渡すべきだと思い実行する。
 つたないながらも一生懸命練習したミナモのリコーダーに、かつての久島の姿を見る一之瀬。その一之瀬を探求者としてうらやましげにも見える目でみつめる久島。やはり一之瀬ほどの音楽への愛を持てなかったことがうらやましく、だからこそコンサートにも行けなかったのではないなぁ。真相は。


  クリブレ #11「EPISODE・11」。アヤマナが人質に取られ、代わりにサラの身柄を要求される。だがシュウはその取り引きにのるふりをしながら、SWATと連携を取り二人の奪還を試みる。

 ありゃ。先生あっさり寝返っちゃった。もうちょっと引っ張るかと思ったんだけど、次で最終回だしなぁ。
 予想通りアルファ登場で暴走という流れ。
 アルファの弱点がサラの血だとかそんな感じでアレなのだけど、女なのにガラス化しないって、つまり、オカマさん?(違う……かもしれない)
 あと、予告がなんか意味深なこと言ってるんですが、2クール目とか言いませんよね? まさか。

[その他] 火狐更新

 そんなわけで Firefox3.0 のリリースですよ。ベータ版を一度入れたのだけど、アドオンがほとんど対応しなかったので結局はほとんど使わなかったのだけど、今回のは使ってるアドオンはほとんど対応してた。
 スマートロケーションバーやスマートブックマーク、「よく見るページ」が地味ながら閲覧済みのページの再読み込みさせる手順において、使い勝手が大分違う、というか、使い方が結構変わりそう。ツリー型のブックマークではなく、タグ等をつけたURLをピックアップしてくという使い方になっていくっぽいから、これまでの概念が結構変わる。
 っていうか、主要全国紙で結構取り上げられてたのがびっくり。シェア的にはIEの4分の1程度だけど(でも、IEが事実上Winに強制バンドルであることを考えればかなりのシェアではあるけど)、かなり注目されてるんだなぁ。


2007年06月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 恨みが呼んでるさどおけさ

 むー、ここんところ恨みのパワーで精神の平衡を保ってるなぁ。不安定なよりはいいけど、あまりいい傾向ではないか。


  親の理不尽な要求、抗議に学校苦慮…読売調査読売 )。常々問題が取り上げられてきてはいたけど、こうまとめて出てくると、あまりの非常識さに流石に唖然としますな。いや、なんつーか、文句の根拠がわからない。どうしてこう「自分の子を疾く別扱いしろ!」と教師を責められるのか……どこからおかしくなってるのか。


  年金問題:社保番号導入に期待、本音は医療費抑制−−関係省庁毎日 )。まー、どさくさにまぎれて、って点はあれですが、医療費抑制ってのは、ひとつ評価されるべき点かと。要求はする、代償は受け入れない、では、上の困った親と変わらないし。


  自衛隊:情報収集問題 取材も監視対象毎日 )。いや、そりゃ普通に監視対象でしょう……監視するなと騒ぐのではなく、効率的な監視かというのなら話はわかりますが。


2006年06月18日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 舌が死んでる……

 昨日のダメージで胃が完璧に固形物を受け付けませんわ……どころか、朝は朝飯代わりに飲んだ野菜ジュースすら拒否しかける始末。それでもまだマシになったんですよ。夕べは「全然なんともなかった」んですから……え? それってひどくなってるだろうって? いや、体が反応するだけマシなんすよ……でも確実に体はおかしい。だって、味覚が完全に死んでたんだもの。寝酒飲んでも全然美味く感じない。私にしてはかなり異常事態。今は食欲は戻らないけど味覚は戻ったから、まだマシかな……いや、酒を抜くのにはちょうどいいんですけどね。油ギトギトの山料理で増えた体重も減るし。ただ、ずっとこのままなのは困るなぁ……なにより酒がまずくっていけねえ。

 購入したもの。
 ・オメガ7 vol.2/小林源文

[アニメ] シムーン#11

  シムーン #11「共同戦線」。都市制圧戦に、歩兵輸送の任務で協力することになったコール・テンペスト。粗野な歩兵たちとなじめないコールの中で、唯一ほれっぽいフロエは歩兵たちのうちの少年兵と仲良くなるのだが……
 確かにシムーンの機動性だと、輸送ヘリ代わりに使うって手もあるなぁ。史上初の共同作戦だというのに、都合よく作戦が読まれてたりってのは気になるけど、理由はあるのかな? まあ、最後にシムーンによる都市爆撃(?)に持ってくための展開なのだろうけど。敵に制圧された故郷の街を奪還する作戦に参加した少年兵は、しかし、作戦が読まれ窮地に陥った彼らを助けるためにリ・マージョンによって破壊される街を見て、「シムーンは神の蒸気なんかじゃない! 悪魔だ」とつぶやく。しかし呆然とする少年に隊長が「あんな子たちにいつまでも戦争をさせるんじゃない! これは俺たちの戦争だろう!」と……さんざんひねた態度を取ってた隊長だけど、やっぱ踏んでる場数が違うね。少年兵は、思い入れのせいもあるけど、やはりまだまだ……「青を心に、一、二と数えよ」をちと思い出した。


2005年06月18日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今週のフェチ

 なんだかだんだんぞんざいなタイトルに……
  絶対少年 は今週はフェチ度があまり高くなく。これまで人間関係というか、その隙間を縫うような話だったのだけど、今回は一対一の人間関係がクローズアップされてるのでバストアップのショットが増えるってのはわかるのだけど、ちと残念かも……
 歩は心ならずわっくんとの約束を破ってしまい、その日からわっくんが現れなくなったことに取り返しのつかないことをしたのではないかという不安を覚えながらも義務から解放されたような気持ちも少しだけ感じ、そのことを美玖に話す。亮介は須河原晶に「なにも見ていない」と歩が嘘を言ったことを不審に思い歩を付回し、拓馬、美紀、潮音の三人の間もなにやら微妙な雰囲気に。ここら辺も人間関係が複雑。拓馬は美紀に想いを寄せているようだが、美紀はそれに距離を取ろうとする。潮音はおそらく拓馬の心が自分に向いてないことを半ば意識し、さらに美紀が自分に気を使っているのも察して美紀に反感を抱いている。過剰にフェロモンを振り撒きながら歩に近付こうとしてるのもその敵愾心の表れかも。潮音は田舎を見下しながらも自分をつくろって他人に接近するので、イマイチ考えが読めない。考えが読めないという点では美紀もそう。美紀の場合、たとえば拓馬や潮音のことをどう思っているのか、というのがわからないのだが……
 須河原晶が聞いていたカーラジオで横浜での「フェアリー」と思われる物体の目撃談が流れ、また歩は「わっくん」の格好が昔の自分のしていた格好と同じことだと知ると同時に、なにかを告げるようにフェアリーが窓を叩く。横浜の目撃談はシリーズ後半の、冬の横浜編につながるんだろうか? 次回は「世界の皮膜が薄くなる」で、皮膜が薄くなってどうなるのか。しかし相変わらず緊張感もなにもない次回予告だ……


2004年06月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 家系図

 日本では江戸時代の頃に家系図作りが流行する。これは武士が仕官のために家系を明らかにする必要があり家系図を作成したのが、庶民にまで広まったためだ。そうなると出てくるのが「偽家系図」である。偽家系図売りなんてのもいたようで、中にはあからさまにおかしなものも多いらしい。
 しかし、日本の場合戸籍制度がしっかりしていたし、「家紋」や「苗字」から先祖をたどれる場合が多い。ちなみにうちは由緒正しい百姓の家系です。
 この偽家系図、日本などよりもっとすごい国がある。「またか」と思った人はスルドイ。そう。韓国。李氏朝鮮時代、支配者階級だった両班が7%程度から49%にまで膨れ上がると言う異常事態が起きている。 こちらの資料 を見てみると、1690年から1858年にかけて、幾つかの村落で行った調査があるのだが、1690年には一割に満たない両班戸が1858年には2/3に、人数ではおよそ半分が両班という、どうみてもおかしな結果が出ている。支配者層が国の半分なんて国家、成立するわけがない。あからさまな偽両班である。
 これが現代になるとさらに加速する。日本の庇護下に入り両班などの身分制度は撤廃されるのだが両班への憧れまで消えなかったのか、今ではほとんどの韓国民が「両班の子孫」を自称している。まあ、あの国は国ぐるみで歴史を捏造してるから、個人の家系捏造くらいはどうってことないのか。

[マンガ] Pumpkin Scissors 1巻/岩永亮太郎

 なんだか最近「パンプキン・シザーズ」や「岩永亮太郎」で検索かけてくる人が多かったので気にはなっていたのだけど、知人の日記で単行本が出ていたことを知る。危ない危ない。買い逃すところだった。
 開いて第一話が見覚えがないので「あれ?」と思ったのだけど、連載一年前だかに掲載誌に載った読み切り版だった。読み切り版は見てなかったっけ。
 しかし時代背景的には第一次〜第二次世界大戦相当のヨーロッパ的なのに、自動装填装置はあるは、シールド掘削機はあるはで科学レベルが無茶やな〜、と思ったら、折り返しに「時代考証無用」「軍事考証無用」「その他諸々の考証無用」と予防線を張られている。まあ、面白いからいいか。こういう一生懸命な話は結構好きだ。二巻も来月発売か。右肩上がりに人気が出てきてるようでまことに結構。
 その他には、サンデーGXとか。

[その他] 戸籍制度とか

 特に韓国方面でマズイ情報があると突然スレッドが消えることで一部有名?な 読売新聞サイト発言小町 。その中で 戸籍ってなんの利点があるの? という「アイタタタ」なトピックが立ったのでちょっと監視。結構まともな意見や情報もある。トピ主は「面倒だから」というだけで役所の雇用対策だとかわけのわからないことを言ってるのだけど。一面では、結局セキュリティは大抵利便性とバーター取引だということ。もうひとつ、戸籍制度には血縁や親戚関係を容易にたどれるという面があるので、ある意味便利な場合もある。この辺は表裏なので、一概に「良いもの」とは手放しで言えないが、少なくとも両面があるということだ。
 しかし、代替案を示さずに戸籍制度廃止を言ってる人間はなに考えてるんだろう? 代替案があったって移行にともなう混乱や金銭的コストはバカにならないだろうに。
 もうひとつの代案としては、アメリカ的社会保障番号制がいいと言う人がいるので、いっそのことアメリカの53番目の州になってしまうというのはどうだろう? 一気にアメリカ人口の1/3を占める巨大勢力の出来上がり。アメリカを牛耳ろう!


2003年06月18日(水) 旧暦 [n年日記]

伊賀妊婦帖

 土曜の朝のNHK歌壇・NHK俳壇が楽しみになってきている今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか? 朝のNHK教育の番組、なかなか侮りがたし。あ、一応受信料払ってますんで。
 今日の通勤途中の読書は くの一忍法帖/山田風太郎 。いや、でもこれ、読んでて、「くの一忍法帖」ってより、「くの一 妊婦 帖」って言った方がぴったりな気がする……ストーリーは、大阪城落城直前、真田幸村が豊臣家再興のために、配下のくの一五人に秀頼の子供を身ごもらせようとするところからはじまる。そのことを家康は半蔵から知らされ、さらにその五人が秀頼の妻であり家康の孫娘である千姫付きの侍女の中にまぎれ込んでいることを知り、伊賀の手だれ五人を差し向け、人知れず始末させようとする……ってな話。しかし、女五人VS男五人というところから推測がつくように、技の多くがエロ方面。でも、これってエロなんかな? う〜ん、エロはエロでも後ろに「グロ」が付く気がしないでもない。忍法の内容も、一応一見それらしい科学的説明がついてはいるものの、「そんなん無理や〜」と突っ込むこと請け合い。いや、無論確信犯でやってるのはわかるし、荒唐無稽なような、そうでないような妖しさが楽しいんですが。多人数対多人数パターンの忍法帖にありがちな欠点、物語の中心となる人物が定まらず、感情移入できない、というのが出てしまってるのが、ちと。結局のところ、主題らしきものは「母は強し、男は阿呆」というところのような気がするけども……ただ、こういう形での母性の描き方はちと強烈だった。
  アンマン空港爆発事故の五味氏が特赦で釈放NNN )。無論、殺意があったなんて思っているわけではない。しかし、過失とは言え、死者まで出てしまっている。冤罪ではないのだから、きちんと罪をつぐなってもらっても、日本との関係が悪化することはないと思うけど……本人はこれから社会的にいろいろなものを負うことになるだろうので、別に罰されなきゃいけない、ということじゃないけど、でも、喜ぼうって気にならないのも事実なのだよなぁ。
  総連施設の半数以上、免減税Yahoo!hl )。公民館などと同じ扱い、ということだそうだけども、調査を行わず「公共性が高い」というものが多いというのが、まあ、やっぱそうだったんだろうなぁ、という感じ。総連が成り立ちからすべて悪いとか思わないし、異邦の地での互助組織は必要なんだろうけども、こちらが安心できるだけの透明性はやはり欲しい。
  IWC、反捕鯨国提案の「保存委」設立決議を採択読売 )。IWCが、鯨保護が 何故か 政治問題化したことにともない、反捕鯨国による政治的鯨保護の場と化した観があるけど、もうさすがにいい加減脱退してもいいんじゃないかという気になってくるよなぁ……82年の馬鹿馬鹿しいとしかいいようのない採択の時点で切れてても不思議じゃなかったんだから。参考: 外務相の国際漁業協定についてのインタビュー
  北朝鮮入港拒否で扇国交相「日本をなめているのか」朝日 )。まー、なんと言いますか……たしかに こっち もなんだかなぁ、ですが。「不備があると入港できないとは知らなかった。」って、あーた……
  CARTOONNETWORK の新番組 TEEN TITANS が日本のアニメ風ということで、「どこが?」と思ったのだけど、 原作コミックの表紙 を見ると、まあ、たしかに、その、なんだ。


2002年06月18日(火) 旧暦 [n年日記]

「恨(ハン)」の国

 いつかテレビのドキュメンタリーで聞いた話だけど、韓国の文化というのは「恨(ハン)」の文化だという。「恨」ってのは日本語の「うらみ」とはちがって、ネガティブな感情に違いはないんだけど、外への攻撃性をともなうものでなく、内にこもるものらしい。具体的な人や物を恨むより、この世を嘆き悲しむ、という感じなんだろうか。
 泣く文化、ってのは結構ある。世界には、葬式に「泣き女」という存在がある国がある。お金で雇って、お葬式で大げさなまでに泣いてもらう。まったく故人とは無関係なのだけど、そうすることで参列者たちにも悲しい気持ちがうつっていくんだという。わかんないでもない。涙を流して、大声で泣くっていうのはカタルシスをともなう行為なのだ。
 ただ、韓国の「恨」ってのはどういうものなんだろう、ってのはやっぱりよくわからない。日本の文化はかつて「恥」の文化だったが、日本人は恥を忘れたという。だけども、Wカップにおける日本の態度はおおむね海外に好評と聞いてちょっと安心してる。ただ、試合相手の選手紹介時にブーイングがあがるなど、選手への敬意に欠けたバカモノな行為はやっぱあるみたいだけど。それでもやはり共催国の評判も気になるもので、 2chホスト国評判スレ を見る。面白がって韓国のネガティブなニュースが多くあげられているが、実際はどんなものなんだろう? 本当は海外情報ソースに当たるのが一番なんだけど、この中の記事のいくつかはたしかに、ちょっと、というものが。「恨」ってのは嘆くことでカタルシスを得てポジティブに向かう感情でなく、実はただの「さかうらみ」なんだろうか? だとしたらやだなぁ。あまり素直に韓国を応援したい気分ではなくなってきてしまう。
 いや、ワタクシが応援してるのは実はアイルランドなんで、別に韓国が勝とうが負けようが元々関係ないんですが。(アイルランド好き好き人間)
 日本の敗北? たしかに残念だけども、相手のホームという不利の中で戦い、勝ったトルコを誉めるべきだと思います。いや、それはそれ、これはこれかもしれないけど。
  龍騎劇場版 に登場のファムはやっぱり 加藤夏希 らしい。あの ちっぽけな画像 ですぐさま判別できた人もいるらしい。脳の視覚野に加藤夏希ポジティブなニューロンが存在してるのかしらん?
  OURs スレに場違いな、噂の伯林氏中傷書きこみが。なんで? と思ったら、今日その裁判の最終弁論があったらしい。中傷した当の本人は欠席らしい。ダメ過ぎる。貧窮すると精神的に荒れてくるのはわかるけども、人間、ここまで落ちたくはない。
  サンデーGX は「ワイルダネス」がお休み。そんかし表紙が「ブラック・ラグーン」。略すとブラクラになりかねない危険をともなう諸刃の剣。しろうとにはお勧めしない。しかしこの表紙を見てから本編見た人はどう思うんだろう……別人やん。中身はいい感じにこんがりやけておりました。人や建物が。良い感じなのだけど、注釈が多めなのは少し興をそぐ。これは広江氏の今後の課題か。旅行カバンは一人無敵のイカレポンチでした。やりすぎなくらいが丁度良い?

イキな奴が良い、イナセな奴も良い、イキで、イナセなら、なおのこと良いのである

 この言葉は「助太刀屋助六」のパンフの冒頭にかかげられていた岡本喜八監督のお言葉。その言葉のあとにこんなこと書く私も全然イキでもイナセでもない奴だけど、 この水の注しかた はどうかと思うfrom 野尻ボード 。野尻さんの人柄自体は無邪気なところがあって嫌いではないし、本人まったく悪気がないのはわかるのだけど(それが問題だって話もあるけど)、これってH2A打ち上げで喜んでるところで「別に日本が宇宙開発やらなくてもいいよね。アメリカかアリアンかどこかに外注すればいいんだから」って水を注すのと同じくらい無粋だと思う。無粋とは「イキでナイ」ということなのだ。趣味人がイキであることもイナセであることも放棄してしまえば、かっこわるいことこの上ない。などといってみるテスト。
  ウルトラマンコスモス は総集編が編集されて放映されるらしい。シリーズそのものが欠番という最悪の場合もあると危惧されていたけど、そういうこともなさそうでとりあえず良かった。  


2001年06月18日(月) 旧暦 [n年日記]

どなたか存じませんが…

 基本的にアクセスログというのも、サイトアタック目的などは問題外としても、結構そこから導き出せる情報というのは多いものなのである。だから出来るだけ個人が特定できるような情報などは出さない。しかしそうは言ってもやはり出してしまいたくなる時もあるのだ。「ご奉仕+小説」などというキーワードで検索をかけてきたような輩は……いったい何を期待して来てたんだ?
 今日は研究室に行く前に 名古屋市美術館 のルノワール展を見に行く。前売りを買って「まだ一月半期間があるから」と思ってたらあっと云う間に今週いっぱいに…ありがちすぎ。ってわけで見に行ったのですが…月曜休みでした。公的美術館なんだからそうに決まってんじゃん。ギャフン!
 今週は アギト が全米オープンゴルフの煽りを受けてお休みだったのでわりとしょぼくれ。代わりに17日限定のサイン入りポスターの応募をしてみる。いや、子供のファンに送られるならそっちの方がいいんですが。
 関東とは一週間遅れの「 デジモンテイマーズ 」。良く見たら「シリーズ監修: 小中千昭 」だったんすね。子供向けにしてはミステリアスな展開は不思議に思ってたのですけど、なるほどそういうことですか。納得。戦闘シーンはちと不満な面はありますけど、シリーズ全体で何かを言おうとしてる、その脚本は相変わらず面白いです。テイマーたちと各デジモンの関係もそれを踏まえてちゃんと緩急がある。いいなぁ.子供向けとはいえあなどれません。
 あ、関係ないですけど、今のボスは時々面白い人です。実験用のソフトから実験データをプリンタに打ち出したのですけど、それに付随してる日付が「03/08/01」とかあったのですよね。
 で、ボスが聞きに来て
「これ…平成三年八月一日ってなってるけど、どういうこと?」
「…2001年三月八日ってことなんですけど」
 そもそも平成三年には研究室配属すらされてませんでしたわ、ワタシ。