2008年04月29日(火) 旧暦 [n年日記]
■ [その他][特撮] そういえば、そんな話もあったっけ
仮面ライダーが米国で製作中 新たな“クール・ジャパン”? ( 日経トレンドネット )。『マッハGoGoGo』『ドラゴンボール』をハリウッドの大手映画会社が実写映画化するなど、日本のキャラクターが海外で注目を集めている。そんななか、またひとつ「日本発海外へ」のキャラが登場した。仮面ライダーだ。02〜03年にかけて放送された『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』を基に、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』として全50話の番組製作が米国で進んでいる。出演者はすべて米国人に変わり、セリフは英語だ。まあ、Power Rangerの二匹目のドジョウ狙いではあるんですが、「 全50話の総製作費約20億円も負担して製作にあたっている。」ってのはちょっとびっくりした。20億!? 役者部分は完全新撮とは言え、アクションシーンのかなりの部分が使い回しだというのに。ネットに流れてたパイロット版を見ると、ふんだんにCGを使ったりしてるのがやっぱ金かかってるなぁという感じ。つか、TVスペシャル版しか出なかったヴェルデや映画版しか出なかったファムまで登場ですかそうですか。
ストーリーは勧善懲悪になってる(どうも主人公Kit Tylonがミラーワールドに迷い込んで行方不明になった父親を探し助け出すため、善の仮面ライダーチームに参加するって流れっぽい)けど、まあ、その辺りは流石にオリジナルと同じ「結論のでないそれぞれ大義がある同士の戦い」をやるわけにもいかないだろうので。四月で既に全話撮影が終わって順次CG作業などして放映ってのも、やっぱ効率を求めるアメリカだなぁ。
2007年04月29日(日) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] 電王#14
電王 #14「ダンス・ウィズ・ドラゴン」。良太郎に憑きながら「良太郎を倒す」と言ってはばからない四体目のイマジン。自ら「リュウタロス」を名乗り、しかも独自にデンライナーのパスまで持っていて追い出すことも出来ない。何者かに「良太郎を殺せばデンライナーの車掌にしてやる」と言われたらしいのだが、それが誰なのか、リュウタロス自身も知らないらしい。しかし、同時に良太郎に憑いてるとすっごいいこともある、と、すぐに良太郎を殺そうともしない。その代わり良太郎の身体を乗っ取って好き放題するリュウタロス。良太郎の身体を取り返そうと、モモタロス、ウラタロス、キンタロスの三体が初めて力を一つにして、隙を作ったリュウタロスから良太郎の身体を取り戻すのだが、同時に「契約完了」と見なしたイマジンが戸山の身体から過去に飛んでしまう。
モモタロスにすら「こいつ、絶対アブナイ」と言わしめるリュウタロス。まあ、モモタロスもなんだかんだでイマジンたちのとりまとめ役っぽくなってきてるしなぁ。事実、周りの迷惑を気にしない……というより周りがまったく目に入っていないようだし、他人を暗示で操ることまで出来て、たちの悪いことこの上ない。けど、その行動は邪気がないだけに、手に負えない反面、操る方法もないこともなさそう。実際、「良太郎に憑いてるとある、すっごくいいこと」というのは、良太郎の姉の愛理に甘えられること。ホント、深いこと何も考えてないなぁ。動物好きらしく、イマジンによる破壊を防ぐためというより、死にかけた犬を救うためにイマジンを倒そうとする。破壊力が圧倒的な反面、ホント扱いづらいよなぁ。
前回三浦の催眠術で記憶が過去に戻ってしまった愛理。一時的なものらしく、良太郎が迎えに行ったときには、すでにそのことも忘れてしまったみたいだけど……このことって何か本編に以後関わるのかな?
■ [アニメ] グレンラガン#5
グレンラガン #5「俺にはさっぱりわからねえ!」。旅を続けるグレン団だが、事故で地下に落ちてしまう。カミナたちが落ちた地下村では古びたガンメンをご神体としてあがめ、ラガンとグレンと一緒に落ちてきたカミナたちも神の使いとして丁重に扱われる。が、異様に貧しい村の様子に不審を覚える一行。そんな中、村に三つ子が産まれたと騒ぎになる。村では村人は50人以下と厳密に定められており、それを超えた人数はくじ引きで天上に旅立たねばならない、という戒律があったのだ。それが納得が行かないカミナは、戒律を定めた司祭に食ってかかるのだが……小さな地底湖以外、何もない村。食料も限られてる中で、人口制限を行うほかない。それを宗教戒律ということで村人を納得させてきた。察しのいいシモンは戒律の真実を理解し、深入りはよそうとカミナに言い続けるのだが、カミナはどうしてもそれが納得いかず、理解できない。どうしようもない現実に吼えるしかできないことに、カミナ自身も気付いているよう。
無論、地下を捨てて地上に出る、という選択肢もあるのだろうが、リットナー村は武器があったから地上に出てもどうにかなっているのに、この村ではそれはほとんど絶望的な選択肢なのだろうな。
最初は村の規律を乱すカミナにいらだちを見せていた村の少年ロシウだが、母親が地上送りになった過去もあり、戒律への疑問はあったよう。そして、司祭自身から戒律の秘密を明かされる。ホント、仕方ないのだろうし、司祭の気持ちも理解したようだが、結局ロシウは地上行きに選ばれた子供たち、ギミーとダリーと共にカミナたちと地上に出、真実を見ることを選択する。ロシウに託された本は、何か書いてあるのかな。
それにしても、「カミ(上)ナ」「シモ(下)ン」「ヨーコ(横)」に続いて「ロシウ(後ろ)」「ギミー(右)」「ダリー(左)」ってのはおいといても、伊藤静と本田貴子っつー二大お姉さま声声優に子供の声をやらせるってのも、相当なもんですなぁ……
次は温泉話ですか……いや、温泉宿の女中たち、どっかで見たことがあるような気がする顔ばっかなんですが……
2003年04月29日(火) 旧暦 [n年日記]
■ ヒロウコンパイ
強行軍でごちゃごちゃと。大変疲れるが、もう一つ5/1に強行軍がある予定。GWってなんだ!? 休日が固まっている期間じゃなかったのか!? ちっとも休めないぞ!? とは言え生活のためとかお世話になってる人へのご奉公とか、色々あるもんである。まあ、わりと自分でも楽しんでやってるからしゃあない。一生に一度は SFセミナー にも行きたいものだが、今年もムリそうである。つか、少しは休ませて。移動中に「 ロード・トゥ・パーディション 」、「 戦争の犠牲者 」、「 クルドの暗殺者 」、「 強救戦艦メデューシン 」(下)を読み終える。「メデューシン」はちときちんと書かないといけない個人的負い目があるので、その感想は後日。「ロード・トゥ・パーディション」の著者、マックス・A・コリンズは、映画「ロード・トゥ・パーディション」の原作のコミック形式のノベルの原作者らしい。めんどくさい。で、原作者による映画のノベライズだけあって、雰囲気がとてもよく出ている。実質主人公のマイケル・サリヴァン(シニア)はトム・ハンクスではいまいちイメージと合わないところがあるが、映画を見てないのでそこらへんはなんとも。サリヴァンを付けねらう殺し屋がジュード・ロウってのはなんとなく納得。信頼していた組織に裏切られ、子供を連れながら復讐行を続けるサリヴァンの描写はともすれば陳腐になりかねないが、そこらへんを人間関係の機微と暗黒街組織の闇の利権闘争とをからめて描く手法は秀逸だと思った。映画のノベライズとしては上の部類に属すると思う。
フォーサイスの「戦争の犠牲者」とハンターの「クルドの暗殺者」は、連続して読んで、両者の決定的な差が感じられた気がする。それはフォーサイスが量産が効かないタイプの作家ということとも関連しているけども。フォーサイスの作品では小品感はあるけども、描かれ方と描かれるものの重厚さはなんら変わるわけではない。「クルドの暗殺者」は、フォーサイスとは違った意味で楽しめた。と言うのは、こちらの方がエンタテイメント寄りという意味ではある。フォーサイスがエンタテイメントではない、ということではないのだけど、「クルドの暗殺者」は狭義ではハンターの、広義では冒険小説のあるパターンに当てはめて構成されている、ということではある。それぞれに優れた書き手ではある。
で、実はこれら二つと「メデューシン」を比べて思うところもあるのだが、それはまた後日、きちんと考えて書かなければいけないと思う。
ネットコンテンツ閲覧料詐欺請求犯逮捕 ( 産経 )。うちにも何通か届いてますが(当然無視)、「完璧でばれない」って、入金される口座はどうしようもないっつーねん。つか、600人も騙される(身に覚えがあって払ってしまった)人間がいることの方が呆れるっつーか。
2002年04月29日(月) 旧暦 [n年日記]
■ アギト、キタ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−( ゜∀ ゜)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−!
アギト劇場版 Project G4の完全版の発売 が決定したらしい。マンティスロードの云々とかは復活せんのだろうか? 無理の気もするが……ワールドタンクミュージアム が販売されてるようだったので、ためしに二つほど買ってみる。ひとつ目をあけると、ティーガーI戦車の後期型、ふたつ目は88mm高射砲36式東部戦線仕様。ところが最初のティーガーI、よく見るとなんか違う。インナーの解説を見ると「シークレットアイテム」とかなんとか……パッケージ裏に書いてあるリストには含まれていないものっぽい。「ヴィットマンの007号車」? マジっすか?
2ch おもちゃ板 の ワールドタンクミュージアムスレッド によると、先行販売だった ワンフェス では、18個にひとつ程度は出ていたらしい。今回はそれより少し確率が上がっているっぽい。それにしてに、一発目で当たったんでそういうものだとは気がつかなかった……
注文していた 蛇と虹 ゾンビの謎に挑む が到着。読み始める。昔テレビで「ゾンビ伝説」をやっているのを見て、それに原作があると知り、その後、ギブスンの「カウント・ゼロ」後書きに載っているのを見て読みたいと思ったのだが 速水螺旋人 氏の 日記 に書いてあって、まだ販売してると知ったので注文。……あのー、奥付見ると、88年初版1版1刷なんですが……(^^; 内容は、信憑性には疑いがあるところもあるものの、無秩序な前近代的な産物と思われていた魔術の社会における必要性のロジックが構築されていくところが、非常にエキサイティングである。ウワバインやクラーレなど、今日よく知られてる毒物の由来も面白く読める。それにヴードゥーの資料ってこれ以外には少ないし。
ジョージ・アレック・エフィンジャー死去!? マジ?