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2010年04月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 鳩山の言うことがよくわからない

 いや、就任時はもうちょっと意図がわからないでもなかった気がしたのだけど、最近は本当にわからない。悪い意味で人の話を気にしないというか、そのせいで妙なタフネス(つか、自分の世界に酔ってる状態)なのが、まあなんというか。これが菅でも微妙に問題の所在が違うだけでトータルとしては変わらないだろうし、前原とか岡田とかはまだ世間の常識に合わせた発言をするだろうけど、逆にそれゆえに憔悴して潰れるだろうしなぁ。
  オバマ政権で優先順位が急落する日米関係AFPBB News )。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は前年の就任直後から日本を重視する姿勢を示した。オバマ政権がホワイトハウス(White House)に招いた最初の外国首脳は当時の日本の首相だったし、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官は最初の外遊先に、このアジアの同盟国を選んだ。

 わずか1年でなんという変わりようだろうか。

 核安全保障サミット出席のため前週ワシントンD.C.(Washington D.C.)を訪問した鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相がオバマ大統領と顔を合わせたのは晩さん会の10分間だけ。それも他の首脳が会議の前に食事を楽しんでいる間のことだ
 まだ一年経ってへんがな、って突っ込みはともかく、まあ、これはわからないではないですけどね。麻生氏就任時はサブプライムショックで世界中が落ち込み、比較的傷が浅いと思われる日本に擦り寄る意味もあったし、外交を重視し反応が早い麻生政権への優先度が高かったのは理の当然とも言える。
 現状、世界各国がサブプライムショックからの立ち直りを見せてる反面、内政でごたつき、外交のレベルも優先度も低い、というだけでなく、打っても響かない首相を相手にする意味もないわけで。
 アメリカの外交戦略は至極妥当で、普通はそれを踏まえて行動するものだろうになぁ。基地移転も「沖縄外」という言葉尻だけ合わせようと費用対効果やらなんやら無視でなんとかこじつけ的で力尽くの決着をつけようとしてるけど、流石に無理があるでしょ。アメリカの宣伝工作でそれが強調されてるにしても、新聞各社もいい加減呆れてるふうもあるし。
 まあ、マスコミはもう一段掘り下げた報道をして欲しいとは思いますが。鳩山自身には掘り下げるほどの深さはないんですけどね?

[アニメ] WORKING#3とイナズマイレブンちょっと

  WORKING!! #3「八千代と杏子と佐藤…と、帰ってきた音尾さん」。今回のメインはフロアチーフの轟八千代。美人で仕事が出来て、人柄が良い。ただ、数少ない欠点は何故か腰から日本刀を下げていること、それとダメ店長な杏子LOVEなこと。めんどくさいことに、唯一の常識人の佐藤がその八千代に惚れてるっぽいことが小鳥遊の面倒の元に……いや、小鳥遊自体が相当ダメ人間なんですけどね。
 影の薄さが逆にキャラが立ってる音尾さんとかも出たけど、まあいいや。<おいおい
 つか、平池監督、迷い猫オーバーランの第三話の雇われ監督もやったみたいだけど、あの番組もあの番組でどうなってるんだか。


 イナズマイレブン、何気に主要声優が今旬な面子なのだよなぁ。しかも今回遊びまくりだし。ファミレスの店員の声がくぎみーだったのはどうかとw メインで虎丸(♂)やってるのにw


2009年04月21日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他][特撮] ガンバライド必殺技集

 思わず見てしまったわけなんですが。 仮面ライダーバトル ガンバライド−必殺技集趣味は無料ゲーム 様)。やっぱクリムゾンスマッシュはかっけーのう。アクセルフォームクリスマは更にカッコよし。つか、クウガがやられ役なのが多いのは、ちょっとどうだろうとは思ってしまう……
P.S.ブレイドの必殺技、ライトニングソニックでかけ声が「ウェーイ!」なのは、狙ってるのだろうかと思ってしまう……

 動画投稿サイトネタというと、 Susan Boyleさん の件が、各新聞で取り上げてるのにちょっとなんだかなぁ。いや、Susanさんの歌声はすばらしいんですが、新聞の取り上げ方が「Youtubeでこれだけのアクセスが」ってもので、主役はSusanさんじゃなく、Youtubeみたいに感じたもので。これだけネットが広まっても、ネットで話題は珍奇な話題っぽく取り上げられてしまうのかなぁ、と。


2006年04月21日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] まだまだ竹島

 肝心の調査船問題は日韓協議中。一度既に韓国側は日本側からの妥協案を蹴ってるのだが、妥協点が見出せるかどうか。韓国は日本側の計画撤回が先、と言っているが、それが協議の目的であり、協議する前に結果が出るのでは協議自体必要ない。これって結局迂遠な協議拒否だよな。著しく日本に有利な状況継続中。
P.S.やっぱり交渉は平行線のまま。まあ、向こうとしては日本に譲ったと見られて国内からの売国奴扱いが怖いだろうしね。結果は見えているにしても。いずれにしろ現時点は日本側の思う壺ってことで。

  米国が自ら偽ドル製造し、流出と主張 北朝鮮CNN )。まあ、なんというか……要は「米帝の陰謀!」ってことですな。相変わらず盗人猛々しい。

  「けんかしに行くの?」少女の言葉、胸に突き刺さる日本海新聞 )。話作りすぎ。っつーか、記者がした説明ってどんなんだ、ってのが察せられる。竹島周辺でどれだけの日本の漁業民が拿捕され、あるいは殺されたか記者は知ってるのだろうか? 知ってたら「日本が喧嘩を売ってる」なんて言えないはずなんだが。昨日、たまたま島根の漁業地区出身の人と話をしたんだけど、地元の人にとっては本当に洒落になってない状況。「海自を出せ」などと短絡的なことは言わないが、解決への努力は絶対にすべき。

[アニメ] 桜蘭高校ホスト部#2と涼宮ハルヒ#3といぬかみっ!#3

  桜蘭高校ホスト部 #2「高校生ホストのお仕事」。借金返済のため性別を隠してホスト部での活動にいそしむハルヒ。そんな彼(女)を指名ホストをしょっちゅう変えることで有名な春日崎奏子が指名する。彼女には珠洲島享という、幼馴染で親同士が決めた許婚がいたが、亨はぱっとしない自分に自身が持てず、そんな自分を鍛えるために近々イギリスに留学してしまう予定だった。奏子は実は親同士の決めた婚約ながらも彼を愛しており、ホスト部遊びも亨を挑発して気を惹こうとしてのことだった。それを知ったホスト部の面々は亨と奏子のために一肌脱ぐことに……
 「女性の為に尽くす」がモットーなホスト部の面々が素直になれない恋人同士の為に奔走。ナルで耽美だけど、気のいい連中だなぁ。亨の気持ちを確かめるためにハルヒが女装(?)して偽の告白をするのだけど、なんつーか、化けすぎ(笑)。美少女の姿になっても落ち着いてるというかテンション低めなのは変わらないけど。とことんヒロインっぽくない(笑)。
 全体的に丁寧に作られており、耽美だのナルも基本的にギャグで、ホスト部の面々もアホだけどいい連中なので、嫌味なく見られるなぁ。

  涼宮ハルヒの憂鬱 #3「涼宮ハルヒの憂鬱II」。「入りたい部活がなければ作ればいい!」とSOS団がついに旗揚げ。ハルヒがセクハラ行動気味にみくるにバニーガールの格好でビラ配りさせたり、コンピューター研から横暴を尽くしてPCを奪ったりとやりたい放題。ネット上の感想では行動が行き過ぎと反感を買ってるところもあるみたいだけど、俺たちに出来ないことを平然とやってのける、そこにシビれ(以下略)なので、ここまではっちゃけてる方が却ってすがすがしい。まあ、今回ほど横暴なのは以後あまりないし。あ、みくるに対しては以後ずっとこんな感じです。まあ、被害担当艦だし。読者もそれを期待してるし。
 で、横暴学園生活ものかと印象付けられたところで最後に急展開。長門有希が、自分は宇宙人だとキョンに告白を……みくるも何かありげな態度をしばしば見せてるが、もうそろそろ逸脱し出す頃。で、次回は原作一巻目(「憂鬱」)を途中ですっとばして二巻目の「退屈」のエピソードが……古泉とかまだ出てないし、長門の説明とかも終わってないんだけど、どういう構成なんだろう? 首を捻りながらも楽しみにしていよう。

  いぬかみっ! #3「水着でたいじっ!」。啓太のいとこ・薫の犬神十人(匹?)が登場。プールに現れた物の怪退治の依頼を引き受けるのだけど、啓太やようことバッティング。対抗意識丸出しでいがみ合う。が、それとは別に薫の犬神十人の中で一人、仲間からのけものにされてる者が……物の怪と戦おうとせず、チームワークを乱すその犬神・なでしこに他の九匹(?)はついに絶縁を突きつける。
 なんか、普通の萌えアニメだ。褌も男の裸も出なかった。ちょい肩透かし。女性キャラが一気に増えた上に水着サービスで、マニア向けアニメとしては正しいんだけど。でも実は啓太の海パンはしっかり脱がされてたり。啓太もようこには見向きもしないのに他の犬神には鼻の下伸ばすんだなぁ。謎。
 謎といえばみんなしっぽが腰の辺りから生えてるんだけど、骨格的に絶対おかしいような……いや、デザイン的な必要性から(スカートやパンツに穴を開けずにしっぽを外に出すため)ってのはわかるんだけど。

[マンガ] もろもろ

 週刊チャンピオンの「サイカチ」、アマミがデレ化しすぎ。(笑) 極端だなぁ。メンバーはやはり真夏たちランキング入り三人と、コーカサス使いのタカアキは確定。もう一人はあさがお? 真夏、アマミ、サムライ少年はもちろん、レベルアップしたタカアキとも相当差があるような……それにどっちにしても控え選手が一人要るし。

 スティール・ボール・ランでは、マウンテン・ティム、愛に死す? スティール夫人を口説いたのは単に軟派野郎かと思ってたら、人妻とわかっていてもの純愛だったのだな。仲間が全員死んだ中で一人「悪魔の手のひら」で生き残って以来、おそらくわざと長生きできない人生を歩んではいたのだろう。ティムがスティール夫人にジョニーとジャイロのことを教えたことにより、急速に話が展開。DIOとブラックモア、両者を出し抜けるのか?

 漫画アクションで「さんさん録」が最終回。仙堂さんとなんだかいい雰囲気で、でもいつもどおりのようでもあり。柱に「家庭再生物語」とあったけど、参平さんが妻のいない人生を立て直す話だったのだろうな。なんだろう。なんでもないようでいて、こういう話はちょっと書けない。


2005年04月21日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 洗濯機買い替え

 しばらく前から洗濯機の脱水槽が壊れていて、元々十年選手の洗濯機でパワー不足だったこともあり、結局 こちら に買い換え。全自動は楽でいいっす。
 で、その前に古い洗濯機をどうにかしないとということで粗大ゴミかいな? と問い合わせたら「洗濯機は家電リサイクル法でリサイクル回収が指定されてますので……」とあっさり。で、リサイクルセンターに問い合わせると、ウチの辺りの回収予定日は来月中旬。それも回収時に立ち会わねばならない。さらに回収費用が高い。結局買い換えた電気屋さんに引き取ってもらうのが一番安上がりで便利なことが判明。
 必要なことだとはわかっていても、やはりもうちょっと利便性が高ければ、とは思ってしまう。

 それにしても洗濯機が壊れている間近所にコインランドリーがなくって難儀してたんですが、改めてあちこち行ってみると結構できてました。洗濯機を買った電気屋のまん前にいつの間にか出来ていたのは絶句しましたが。
 「しゃぼん」というコインランドリーのチェーンが多いんですが、調べてみるとその業務を行っているモントバスジャパンってのは名古屋の会社らしい。でも、ホームページとかは一切見当たらない……どんな会社なんだろう? 謎だ。

[その他] 訃報 ロック岩崎氏

  但馬空港で軽飛行機墜落 パイロットの男性死亡産経 )。幾つか新聞社記事を回ってみたんですが、「ロック岩崎」の名を出していたのは全国紙で産経だけだったのでそちらを貼らせて頂きました。なんだろう。なにか吐き出したい気持ちがあるのに、言葉と一緒に喉の奥に詰まって出てこない、そんな感じ。今はこれ以上なにも言えない。


2004年04月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他][メモ] 今日の豆知識

 「とら○る・うぃ○どうず」を再生するには Media Player Classic日本語版 )が吉。

[その他] 受け攻め度チェック

 世間で流行の「受け攻め度チェック」なるものを、我もすなり。
××××さんは 受寄りのリバ です!
● 受寄りのリバの貴方は
★性格★
楽天家のロマンチストです。
見かけが温和でおっとりした感じなのでのんびり屋に見られがちですが、実はかなりの合理主義者。
何事も手際よくテキパキこなす、しっかり者です。
正義感も強いので、間違ったことや理不尽なことは黙って見過ごせません。
何事にも真剣に取り組む情熱や熱意も兼ね備えてマス。
直感力にも優れてるので、芸術分野などで才能を遺憾なく発揮します。

★夜の性格★
攻めも受けもできる器用な人です。
ただ、面倒くさがりな部分があるので普段は受け側に回ってます。相手が望めば攻めるコトもしますが、自分が楽な騎乗位ばかり。
基本的にはそれほど性的欲求がないタイプです。
ときにはヤル気をだしてみましょう。

★相性★
無邪気攻・攻寄リバ

● ××××さんの前世は、クロマニョン人です!
なんとなく、当たっているような気も。でも、この手の「当たってる気」を誘導するのは、やはり技術なんだろうか? 自己イメージの類型パターンみたいなものがあって、誰でも少しは抱いている要素を書き出すとか、そんなんなのかなぁ。
 しかし、前世はクロマニヨン人か。北京原人でなくって良かったと言うべきか。

[その他] 政府はなにをやったのか

 なんか、邦人拉致事件は被害者擁護・糾弾、双方かなり感情論が多く、距離を置いておきたいというのが正直なところなのだけど、擁護論者の中に一部「拉致被害者らの態度こそが彼らを救ったのであって、政府はなにもしていない(のは自明、とまで言うところもあった)」って論があり、気になる。誰がなにをしたのか、不鮮明なのになんで断言できるのだろう?(しかも、「自明」とまで……なにをもって自明なのだろう?) 無論、事情を知るものではないから政府のすべての活動とその効果を知る由もないのだけど、 政府が行ったことの一部朝日 )。すべてが不鮮明だが、少なくとも「政府は何もしなかった」というのは大きな間違い(そうでなければ、「数億円」とも言われる救出にかかった費用はどこに消えたのだろう?)で、すべての活動が正しかったとも効果があったとも言えないが、すべての活動が間違っていたとも効果がなかったともまた言えない。総論を引き出すことは、少なくとも現時点では到底出来ないのだ。
 また、個人的には性格がひねくれてるので「悪いアメリカ人に攻められて彼らに純粋な民族意識から反発するイラク人が二心なく犯行を行い、人質の純粋さに打たれて素直に解放した」というストーリーは疑いの目で見てしまう(世に言う「自作自演」とは異なる)。いろんなグループがいるなら、いろんな思惑が交差してしかるべきなのだ。可能性だけでいうならそういう可能性だって十分ある、ということで。


2003年04月21日(月) 旧暦 [n年日記]

よく休み、よく休め

 朝もはよから家を出て、日にちが変わる直前に帰宅。ま、しゃあないんだけど。ストレスもたまるけども、やりがいがなくもない(ひねくれたものいい)。んな忙しいなら日記なんか書いてる暇があるかって? ここでストレス発散せんと、どこでストレス発散しろってんじゃ、うきゃー!
 録画してたアトムを見てふと気付く。新アトムって、小中和哉監督、小中千昭脚本の小中Bros.謹製じゃん……ここんとこつっぱしりっぱなしの小中脚本、大丈夫かしらん?
  ファイズ 。呪われたカイザギア。真理のいた「流星塾」同級生達は、カイザギアが託された意味に悩み、その存在に慄然とし、また、オルフェノクたちの襲来に怯えていた。一方、同窓会に顔を出さなかったにも関わらず寄せ書きにその名があった流星塾の元メンバー、草加雅人。彼と最も仲が良かった真理は、巧、啓太郎と共に彼が在学するという大学を訪れる。そして真理に会ってから様子のおかしい海堂は、突然「やっぱ俺、人間として生きるわ」「恋をするのだ!」と叫び、結花を連れて外に飛び出る。海堂とデートらしきものをして心はずむ結花だが、まったく悪気なく「予行演習」と海堂から告げられ、行き場のない気持をつのらせる。
 装着者を死に至らしめる呪われたアイテム・カイザギア。その適応者が今回始めて現われる。巧たちと合流しつつ、何か秘密を隠している様子の彼の謎が気になる。また、能天気にはしゃぐ海堂と結花の感情のすれちがい、そしてスマートブレインの粛清を暗示させるオルフェノク三人組も気になる。ところで、北条さんの変身するオルフェノクはムカデオルフェノクらしく、ワニ、ムカデ、と来て、残る二人は? と思ったら、エビ、龍、という説が何故かある。何かとおもったら、ハカイダー四人衆、だそうで……ギャフン!
 ここんところ、実は視聴を止めていた 明日のナージャ 。なんでかってえと、時間が惜しいってことも遠因としてないことはないのだけど、ヒロインのためにだけあるような世界観がどうにも耐えられなくって……まあ、日曜朝の子供向け番組なんだからそういうものかもしれないし、前番組と比べちゃいけないけど、どれみではあくまで相反する意見の大人などにも大人のどうしようもない事情がある、という話が多かっただけに……でも、なんか#12はOPも手がける細川守演出だというので見てみる。イキナリ学天則ですかい!? 西村晃呼んでマモーを登場させなきゃ! テンポは文句なしに良かったのだけど、脚本の偽外国人名、未だに続いていたんですか……
  カレイドスター 。とりあえず、よくできた王道の少女漫画スポコンものだってのは置いといて、一人でつまらないギャグ言って自分だけ受けてる渡辺明乃声のアンナ萌え。以上。<おいおい
 それはさておき、いじめっ子二人組みのうちの一人が大森玲子……昔は主役張っていたのにねえ。演技に磨きはかかってないようです。う〜む。
 人に勧められた 12月のベロニカ (貴子潤一郎/富士見ファンタジア文庫)を読了。う〜ん、悪いとは言わないけども、「もしかしたらロードス島戦記を祖とする和製ファンタジーの頂点」ってのは言い過ぎじゃないかなぁ、という気が。いや、普段ライトノベルファンタジーはほとんど読まないんで、ロードス島に端を発するTRPGファンタジーの系譜ってのはどうなってるのか知らないのですが。叙述トリック的な部分があって、そこは結構面白かった、とは言っておきます。
  愛知県新城市で、建設会社役員が誘拐され、被害者が遺体で見つかった( 朝日 )という。日曜にテレビを見てたらテロップが流れたので、びっくりした。その後に緊急特番が流れたのでなおびっくりした。被害者は身代金要求以前に殺されていた可能性があるという。極悪非道としか言いようがない。全てを事後となって知った今となっては、犯人の逮捕を祈るほかない。
  北朝鮮貨物船、麻薬の大量密輸でオーストラリアに拿捕朝日 )。万景峰号も是非調べてください。
 イラク情勢は、戦火こそ収まってきたものの以前国内情勢は不安で、近隣各国国境で難民関連のトラブルが続出してるらしい。アメリカ国内の最近のアンケートでは「イラクに民主化はムリ」という意見が以前より増えているらしい。民主主義という形態もそういう歴史の前提を持ち、そういう教育を国民のある程度が受けていることが必要である以上、ナニをイマサラと思うのだが、同時に、今そう思うのなら戦争時にそんな錦の御旗を掲げていたのは何なんだ、と思う。ネオコンの台頭、9.11テロのトラウマなど、様々な原因はあるだろうが、これはまぎれもなく米国(それを支持した日本も)引き起こした結果なのだ。どうするかはともかく、結果は受け入れる他ない。
  SCEが2005年に65ナノプロセス生産稼動を計画zdnet )。うーん、どんどん微小の世界に突っ込んでいくなぁ。
  MSがブラウザ戦争で得たもの失ったものzdnet )。ものごとの「たられば」を言っても詮無く、歴史に「IF」はない。IEの一極集中が悪いことばかりだったとは言わない。しかし、それでも存在しえた可能性の多くを惜しまずにはいられない。そして、市場の独占は結局MSに緩慢なる死しか与えないと思う。何故なら、MSが生み出した「本当に新しいもの」というのはほとんどなく、どこかで生まれた新しいものを自分達のものにしてきたのがMSの歴史だからでもある。ブラウザに限らず、我々が意識すらせずに踏みつけにしている死体の上にこそ、今の我々の生活スタイルが存在している。


2001年04月21日() 旧暦 [n年日記]

ふわふらの泉

  野尻抱介 氏の新刊「ふわふわの泉」の「泉」が人名だと気付いた時は妙に脱力。いや、1/3読んで気付くワシもワシだが。
 こいつの感想は「小説としては落第だが、SFとしては面白い」。しかし野尻氏はSFは小説を越える文学という信念を持っておられるので、そう言っても「だから?」という答しか返ってこないだろうなぁ。
 「もし空気より軽い構造体が発明されたら社会はどう変わる?」という、実にSFらしい主題なのだが、やはりそこはファミ通文庫という媒体の関係上、ライトユーザー層に訴えなければならず、「女子高生起業家」というものを引っ張り出してそれを中心に変革させていくことになる。
 だが、正直言うと小説としてはこの構造に失敗が見られる。社会の変化に重点を置く余り、起承転結という物語性は極めて薄い。ある意味シミュレーションを読みやすく小説仕立てにしたとも言える。あと、最後に異星知性体との接触事故があるのだが、これに至っては「ふわふわ」との関連性は薄い。「こういう可能性がありうる」という、シミュレーションとしては面白いのだが、小説としてはやはり腰が弱い気がする。クライマックスに異星知性体との接触により新たな可能性が開ける所で終るが、力技と言えなくもないし、あとキャラクター性としても、主人公のキャラクター性に引っ張られる話ではないのでどうしても弱い。
 野尻氏は日本SF界では必要な逸材とは思うが、やはりこの「小説」の評価はそう高くはできないなぁ。