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2014年05月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー#10と仮面ライダー鎧武#27

  烈車戦隊トッキュウジャー #10「トカッチ、夕焼けに死す」。いつもと変わりのない烈車の中、しかしトカッチが突然身体を鍛えると言い出し烈車から降りて次の駅まで走りだす。しかしにわかな体力づくりに烈車を見失いかけ、途中ですれ違った野球少年・弘樹に烈車を見なかったか尋ねるが、「そんな電車見ない」とにべもない。
 だが、トカッチが別れた後で、弘樹少年は他の子どもが烈車のことを話してるのを聞いてトカッチを追いかける。
 トカッチはイマジネーションの強い子どもなら普通は見えるはずの烈車が見れない弘樹の話を聞くと、前の試合で勝利する姿をイメージしたのに失敗したことが尾を引いてるのではないかと考える。
 そんな時、タイプライターシャドーが出現、身体にくっついたタイプライターで打ったコピーを相手にぶつけると、そのコピー通りになってしまう能力を持つ怪人相手に、まず烈車がどこかに追い払われてしまう。さらに、遅れて到着したトカッチに「夕日に死す」などというコピーをつけられてしまい、トカッチの命は夕方までとされてしまう。

 今回は敵の能力が面白いなオイ。相手にコピーを付けることで相手の行動や運命を決めてしまえるという、使い方によっては最強の能力なんだけど、例によってシャドーの頭があまり良くないんでそこまで脅威にはなってないw
 烈車は「さらば、レインボー烈車」とコピーをつけられてしまって何処ともなく追いやられてしまう。その時のワゴンのセリフが「青春の幻影なのね〜」って、999かよ。
 さらに遅れてきたトカッチには「トカッチ、夕日に死す」なんてコピーが……変なタイトルだと思ったら。そのトカッチを助けるためにライトたちは夕方までにシャドーを見つけ出して倒そうと奔走。トカッチ、タンクレッシャーの時といい、前回のバクダンシャドーの時といい、人質体質なのか?
 しかし、夕方までの命になってしまったトカッチは漠然と仲間の帰りを待つのではなく、何やらイメージトレーニングを……「そんなことして何になるんだよ!」と自分のイメージが試合で通じなかったことを思い出す弘樹少年に、トカッチは「それはちょっと違うんじゃないかな」と何やら含みがある様子。
 夕方ぎりぎりになってタイプライターシャドーがようやく見つかるのだが、もう時間ぎりぎり。トカッチも変身して攻撃するのだが、攻撃は当たってものらりくらりとした相手の動きに、決定打が加えられない。そしてついに夕日が完全に沈みそうになり、コピー通りトカッチ=トッキュウ2号は夕日の中、壮絶な殉死……と思いきや、「そして復活」! トカッチの作戦は、シャドーに攻撃すると見せかけて先のコピーを打ち消す追加のコピーを相手の身体のタイプライターで打ち込むことだった。同様の方法で烈車も再度呼び出し、トッキューオー&ディーゼルオーの二大ロボで巨大化戦も撃破。トカッチの行動でただイメージするだけではなく勝利のために考え、特訓することが大事だと気づいた弘樹少年はイマジネーションを取り戻し、烈車で去るトッキュウジャーたちに手を振って見送る。
 トカッチ、いじられキャラだけど、いざって時の落ち着きぶりがかなりのものだよなぁ。基本脳天気なだけのライトや、時々知に溺れがちなヒカリと比べて、実は一番腹が座ってるのかも……


  仮面ライダー鎧武 #27「真実を知る時」。光実=龍玄の騙し討に遭い、変身が解かれ気絶してしまう紘汰。「何故お前がこいつを攻撃する」と糾弾する戎斗=バロンに、「あなたにとってもこいつは邪魔者のはずだ」と止めを刺そうとするが、「こいつは邪魔者ではあっても敵ではない」と、紘汰の自分とは違った強さを認めるバロンに、強き者を背後から撃つ卑怯者こそが自分の敵だと龍玄に猛攻を仕掛ける。戎斗の怒りに気圧されてしまった光実は、紘汰にとどめを刺しきれず、逃げ出すはめに……
 一方、プロジェクトアークの発動を前に、その要である戦極ドライバーの開発の頃のことを思い出す貴虎と凄馬。しかし、凄馬のことを信頼しプロジェクトの命運を委ねる貴虎に対し、高い能力を持ちながら人類救済などという愚にもつかない目的のためにそれを使う貴虎に、凄馬は彼をプロジェクトの最初期から彼を見限り、野望を共にする者達とともに自分たちが進化の神秘を握ろうと画策していた。
 戎斗の妨害で紘汰の排除に失敗した光実は、チーム鎧武のたまり場に戻り、舞から「紘汰の仲直りした?」と尋ねられるが、もはや舞の心配も届かず、曖昧に言葉を濁すばかりだった。
 紘汰は、何故か木の上で目覚めたことに戸惑いつつ(戎斗がインベスに襲われないよう運んでおいた)、オーバーロードの探索を再開、戦極ドライバーとロックシードの影響で本当に腹も減らないことに驚きつつも探索を続けると、どこかで見たようなふらふらな人影が……それは、見つけたクラックから勢い込んで森に飛び込んできた鳳蓮。入ってきたクラックも閉じてしまい、戻る手段のわからないまま森をさまよっていた彼だが、飢えにも関わらず傭兵時代の訓練で学んだ用心深さで、幸いにもインベスの実は口にしないで生き延びていたのだ。心配する紘汰に、最初は突っぱねるものの、紘汰のもってたおにぎりの魅力にはかなわず、行動を共にすることに……
 だが、紘汰たちは鳳蓮を送り返すためクラックのあるユグドラシルのベースに向かうが、バロンに傷を負わされたオーバーロード・デュムシェがバロンを求め怒り狂いベースを襲っているのを見つける。駆けつけた斬月・真と共に圧倒的なパワーをふるうデュムシェに立ち向かうのだが……

 いろいろ陣営が入り混じってた展開だけど、今回のでかなり最終的な立場が方向付けされた印象。凄馬は人類救済など興味がなく、自分と自分が認めた者による新たな進化の手段を求める。一方、貴虎は初めてオーバーロードの存在とそれによる新たな人類救済の可能性を紘汰から教えられ、紘汰とともにその道を模索する流れに。
 しかし、貴虎がオーバーロードの存在を知ることを予期していた凄馬は、シドを使って撹乱し、決定権のある貴虎を排除する方向に持って行こうとする。って、謀殺っぽい流れなんだけど……~  その途中で語られるのは戦極ドライバー開発秘史。自ら実験台となって人類救済の希望であるロックシードとドライバーの開発を行う貴虎を、「選ばれし者」に相応しい精神力との持ち主と認めた凄馬だが、自ら人の上に立つことよりも人類を救うことを優先する彼に失望、観測隊から報告が上がってきたオーバーロードの情報を自分のところで握りつぶし、密かに野望のための計画を薦める。って、光実といいコイツといい、鎧武の悪役って基本ヤンデレばっかだな。つかヤンデレ化しやすすぎだろ。
 シドと耀子がどこから出てきたのかは気になるけど、こいつらもこいつらで引っ掻き回すのかねえ。
 ちなみにシド演じる波岡一喜は、息子が丁度仮面ライダーメインターゲットの年齢で、ライオン丸GやグランセイザーのDVDで自分が変身するところは見せていたけどリアルタイム変身を見せられることを喜んでいるそうな。って、子どもにライオン丸G見せてるんかい!!!!
 ともあれ次回で事態は明確な対立構造になりそうで、光実もねじくれたままどんどん事態を深みにはめていく模様。
 ところでゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードを使った戎斗はデュークにならずにバロンレモンエナジーアームになったけど、次回、貴虎のドライバとロックシードを使った光実は普通に斬月・真になってるみたいなんだけど、変身前素体のベースって何で決まってるの??? そういや量産型ドライバ使ったザックが変身するナックルも、クルミロックシード使ってるとはいえマスクのベースは黒影と全く違うものなぁ。


2014年05月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー#11と仮面ライダー鎧武#28

  烈車戦隊トッキュウジャー #11「闇の皇帝」。次の停車駅は遊園地。人々の夢であふれた遊園地はドリームラインにうってつけの場所。長時間の停車に、トッキュウジャーたちもはしゃいで遊びまくる。
 そんな中、ご飯を注文しまくって単独行動を取ってたライトは、不思議な青年と出会う。常識はずれな行動を取りながらも「これからはキラキラの時代だよな!」と楽しそうに言う青年にライトは興味を持つが、同時にふとした拍子にとてつもない恐怖も感じる。
 仲間たちと合流し、青年の名前を聞こうとするライトだったが、その直前、クライナーが大量に到来、シュヴァルツ将軍、ネロ男爵、ノア夫人ら、シャドーラインの幹部が勢揃いする。その青年の正体こそ、シャドーラインの総帥・闇の皇帝ゼットだった……

 序盤の締め、敵の親玉が登場。そして敵の幹部勢揃いでトッキュウジャーたちと顔合わせ。「ずっと闇の中にいた」と言うゼットは遊園地で遊ぶ人間たちやライトたちの中にキラキラを見出し、それを羨ましがりはしゃぐ姿に、ライトは興味を抱くが、同時に底のしれない恐怖も感じる。タイプとしては、自分に欠けたものを羨望しそれを得るためにそれを持ってる者を破壊しようとする、電王のカイに近いタイプなのか?
 シャドーラインの当座の目的も、光の中では生きてはいけない彼のために地上を闇で満たすことらしい。
 幹部たちの桁外れの強さに押されながらも、突然倒れた闇の皇帝の撤退をかばったためなんとか暗いなーロボ形態を新コンビネーションで撃退……したはずだが、キラキラに興味を持ったゼットの指令でランプシャドーが、ライト以外の人々からイマジネーションを奪い、トカッチたちにレインボーラインが見えなくなってしまう。
 そして、闇の皇帝に畏怖したグリッタは、彼の花嫁になることを拒否し、逃げ出してしまう。うーん、見た目はアレだけど、実はシャドーラインの中では一番まともなのか?


  仮面ライダー鎧武 #28「裏切りの斬月」。ヘルヘイムの森で紘汰からオーバーロードの存在を知らされ、人類を救うために紘汰への協力を申し出る貴虎。そのことを喜ぶ紘汰は嬉々として光実に語るが、光実の表情は固い。貴虎が自分の兄であることがばれ、これまでの裏切りがばれるのかと不安に陥るが、そうではないことがわかり、安堵する。しかし、現状を喜ぶどころか、不安をつのらせるのは変わらず……
 オーバーロードのことを知った貴虎は凄馬たちに彼らの協力を得ることによる人類救済の可能性を語るのだが、人類救済などハナから眼中にない凄馬たちにとって、貴虎が完全に邪魔者になったことしか意味していなかった。
 追い詰められた凄馬たちは、ついに彼を排除する決断をし、貴虎の決断を快く思わない光美もそれに協力することに……

 貴虎・裏切りに散る……って、死んでない?
 まあ、いずれにてもこれまで貴虎を利用しつつ、邪魔者になった途端ユグドラシル幹部三人組と光実は、あっさりと彼の排除を決意、実行する。特に、光美まで陰謀に加担していることを知らず、危機の最中に現れた彼に自身の救援より紘汰へのメッセージを託すのが……貴虎ニーサン、いままで無能だ、間抜けだだの言ってて正直すまんかった……人が良すぎる以外、出来過ぎてるくらい出来過ぎてたんだけどねえ。
 光実は罪悪感を感じながらも、自らの行いを肯定するために貴虎のドライバーで斬月・真に変身、貴虎のふりをして、紘汰を絶望させようとする。
 しかし、光実の行動の一切を見ていた戎斗は、光実の行動に激怒。紘汰の希望も、光実たちの野望も興味が無い彼だったが、背後から信頼している者を撃つような真似を「強さに対する冒涜」と感じ、光実の変身した斬月・真に挑みかかっていく。
 光実、シドたちのような明確な野望もなく、自分のための嘘と裏切りを繰り返し、だんだん小悪党然としてくなぁ。
 凄馬たちも、邪魔者が消えたことによりそれぞれ野望のために動くことに。まずシドが機先を制し、ユグドラシル社内のクラック発生装置を破壊、消えかかるクラックを通り、ヘルヘイムへと消えていく。オーバーロード側の思惑もあるようだし、脚本家が結構小悪党を活躍させるから、先の展開が想像付かないなぁ。