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2013年02月12日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#50とウィザード#22

  ゴーバスターズ #50「永遠のキズナ」。ヒロムの中のバックアップカードを除去するため、崩壊しかけた亜空間に転送してきたゴーバスターたち。しかし、その場ではじめてその手段がバックアップカードのデータを崩壊しかけたマサトのデータに移し替えることだと知り、流石に躊躇するヒロムたち。だが、マサトに「世界のために自ら消滅を選んだ両親たちの気持ちすら汲んだお前たちの覚悟はそんなものか!」と一喝されてしまう。

 ゴーバスターズ最終回。ヒロムに埋め込まれたバックアップカードで、倒されても無限に再生し続けるエンター。最終的には自分たちが犠牲になることも厭わない覚悟を見たマサトも、消滅しつつある自分のデータを犠牲にする覚悟を決め、亜空間で初めてヒロムたちにその方法を教える。一度戻って別の手を考えようと言うヒロムだが、そんな暇はない、と一喝される。これって前半のクライマックス、亜空間でのメサイアとの決戦と同じなのだよな。違うのは、憧れと言っても良かった両親たちの犠牲を覚悟しなければいけないのではなく、これまで仲間として戦ってきたマサトの犠牲を越えていかねばならないこと。この辺、Jが止めたいけどもマサトの覚悟を受け入れようとしてるのが一層つらいのだよな。
 結局、マサトの犠牲によりバックアップカードごとマサトの身体のデータは消滅。再生することが出来なくなったエンターを、消えつつあるマサトのアバターであるビートバスターと共に迎え撃つ。
 エンターは愛や怒りや不屈の魂はデータとして集めたけども、ヒロムの親たちやマサトが見せた「覚悟」は結局学習できず、その結果、それに敗れた形になるのか。「死」が敗北としか捉えられなかったエンターはつながっていく精神というのを最後まで理解できなかったのか。個人主義な快楽主義者だったエンターの、限界がこの結果に示されたと見るべきか。
 エピローグ、Jを含めてすら、未来に向かうメンバーたちの姿が、そのことを暗示してるのかも。
 ここんところ恒例の最終回の顔出しバトルもマスク破壊という形だったり、戦隊もののお約束を踏まえつつお約束を破ってきたシリーズだったけど、やはり戦隊ものならではの醍醐味のあったシリーズでした。一年間、楽しませて頂きました。


  仮面ライダーウィザード #22「不死鳥の暴走」。ファントムとの相互理解を得ようとした凛子だったが、それが仇となり、ワイズマンに押さえつけられていたフェニックスの破壊衝動の枷を外してしまうことに。
 フェニックスの破壊がゲートまでも巻き込んでしまうことを恐れたワイズマンは、メデューサにフェニックスを抑えるよう命じるが、パワーアップしたフェニックスにはメデューサの石化も通じなくなっており、フェニックスはその衝動のまま、まずはウィザードとの決着をつけようとする。
 そして、そのフェニックスを助けるように、グレムリン・ファントムである緑の服を着た青年がフェニックスを炊きつけ、凛子を人質に取り、ウィザードを呼び出すために動く。
 凛子が危機に陥ってることを知り、フェニックスの居場所を探す晴人だったが……

 前回からの引きで、フェニックスの暴走編に。ベルゼバブファントムは倒したものの、暴れたいさかりのフェニックスがいよいよ困ったちゃんに。理屈で言えば戦闘力は無尽蔵に高まるものの、一人でも多くのゲートからファントムを生み出したいワイズマンの目的には逆に邪魔な要素。それを、メデューサというお目付け役までつけてるってことは、逆になんかの理由で飼い殺しにしてるってことなのか? まあ、無尽蔵に増え続ける魔力の供給源ではあるしなぁ。
 ビーストこと仁藤もビルの屋上という定位置を得ているのだけど、なんか本編の核心には本人は至りそうにない、「空気よめないサブキャラ」ポジションになりそうだよなぁ。
 ひとまず、グレムリンの行動が一番の中心か。水も十二時以降の食料も与えてはいけないってことはなさそうだけど。
 でもこのまま手がつけられないとホントにフェニックス退場フラグかも。来週は劇場版でも出た中間最強形態(ドラゴンヘッド、しっぽ、羽、爪全部付き)が出るみたいだし。


2013年02月14日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ラブライブ!#6とヴァンガードリンクジョーカー#5

  ラブライブ! #6「センターは誰だ?」。一人でアイドル研究会を続けていた矢澤にこを籠絡もとい説得し、部活動としてスクールアイドルの活動が出来るようになった穂乃果らμ's。副会長の希が部活紹介のビデオ取材に来る中、歌や曲や振り付けといった大事な部分は他の人任せなのに、特にこれという特技のない穂乃果が何故リーダーをしてるのか、という疑問が急上昇。密かにセンターを狙うにこの画策もあり、歌、踊り、カリスマ性で競い合い、リーダーを決めようということになるのだが……

 なんかアイドルもの(?)が、プリティリズムも含めるなら4つ同時にやってるという現状なのだけど(全部ライブシーンに3DCGを導入。うち二つはカード対応アーケードゲームとのタイアップだけど)、AKB0048がSF設定にしても元々の売りである「総選挙」だとか「センター争奪戦」とかで隠し切れない生臭さがあるのに対し、他のはうまい具合にそこらはぼやかしてる感じ。今回のラブライブもおそらく昨今のグループアイドルでは避け様のない「センター、リーダー争い」に、生々しくならない布石を打った感じ。にこの思惑に反し、それぞれレベルアップしていたメンバーの間でトータルの成績が横並びになってしまい(まあ、そのへんがすでにご都合主義なのだけど)、リーダー選びが堂々巡りになってしまう中、穂乃果の「別にリーダーを選ばなくていいんじゃないかなぁ」の一言で、全員に見せ場のある曲、振り付けを作ることが決まる。早速練習に向かう中、他のメンバー全員が、暗に、実質上のリーダーが誰かを認めることに。
 にこが「リーダーの条件」として挙げた「熱い情熱」「メンバーの精神的支柱」「他のメンバーから尊敬されてる」が、何気に既に穂乃果が満たしてるのが、流石に花田十輝らしいあざといくらいにうまい展開。にこの場合、最初の情熱はともかく、後の二つがなぁ……特に人望がなさすぎ……
 リーダー争奪戦(にこが一人で盛り上がってた気も)も一段落ついたと思ったら、花陽ががらっぱち並の勢いで部室に飛び込んで、次のトラブルの引きを……どうも生徒会絡みのことらしいけど、これはいよいよ生徒会長参加の展開ですかね? 生徒会長も悪人ではないけども、今のところ穂乃果らの活動に物申す立場だし。
 ところで、3DCGとセルアニメ(って言い方も正しくないのだけど)の融合の先駆けとして、「めちゃモテ委員長」がそろそろ見直されたりはしませんかね?


  カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #5「誕生!?カードファイト部」。四人までメンバーが集った宮地学園カードファイト部だが、生徒会から睨まれているという噂が広まってしまい、最後の一人がなかなか集まらない。アイチはミサキに入って欲しいと訴えるが、「本気の人しか要らない」という持論のコーリンが「人に頼まれたから入る、なら入らないで」と言われたため、ミサキも心が動きながらもなかなか加入に踏み込めない。
 そんな時、生徒会がカードファイト部設立妨害に新規の部活申請の時間制限を急遽設ける。後一人集まらないと、カードファイト部が設立できなくなってしまう! アイチは再度ミサキに部員になってくれと頼むのだが……

 コーリン、難儀な性格やのう。元々素の性格がきつい上に、芸能界という実力・結果ありきの世界で生きてるため、要求のレベルが高い高い。つか、コーリンたちって元々の来歴がこの世界の人間なのか、惑星クレイの人間なのか、この世界の人間なら何故クレイの存続のために行動してるのか、まったく不明だっけ。
 ミサキも度重なるオファーもあって心が動きながらも、イマイチ踏み出せないでいるのは、見た目の怖さときつさに反して人見知りで引っ込み思案な性格ゆえか。つか、「女番長」とか噂されないためにもロングのスカートはやめたほうがいいんじゃ……
 ミサキもコーリンの言葉を反芻するうち、「アイチのために」「アイチに頼まれたから」ということを建前にして自分の本当の気持ちを偽っていたことに気づく。タイムリミットが迫る中、生徒会に引導を渡されようとしたその時、ついにミサキが入部を宣言。まあ、コーリンは相変わらず「部員に勝利」を厳密に実行するんだけど……しかも自分じゃなく、アイチ。おいおい。まあ、アイチ自身のモチベーションの確認も兼ねてるんだろうけど、性格が悪いよなぁ。
 でも、これまでの殻を破り新たなクランに挑戦したミサキに、アイチも完敗、無事入部が認められる。いやそこ、販促と言わない。
 そんなこんなで部活申請は間に合ったものの、生徒会が「実績がない」とイチャモンをつけ、対外試合で実力を示せと……その相手高校はシルエットで示されるのだけど、えーっと、どう考えてもあいつらなんですが? 一人だけわからないシルエットがいるけど。
 井崎は実力的には中の下だけども、三和はムラッ気があるながらも実力自体は高いし、森川も自分でデッキを組みさえしなければかなり強いのだよなぁ。櫂は言うにおよばず。近場ってこともあるながらも、櫂たちとアイチたちの仲を知ってて対戦カードを汲んだなら、生徒会、実はカードファイトマニアなんじゃね? いや、森川は単純に喜びそうだけど。


2013年02月15日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ジョジョ#18

  ジョジョの奇妙な冒険 #18「シュトロハイム隊の逆襲」。エシディシの最後のあがき&赤石をめぐっての新たな局面へ……エシディシは脳と血管だけの無残な姿になりながらも、スージーQに取り付き赤石を奪取し、沸騰血をばらまいてスージーQの身体を爆散させることでジョジョたちの戦力も削ごうとする。普通に波紋を使ってはエシディシは倒せてもスージーQの心臓までダメージを受けてしまう。リサリサも犠牲はやむを得ないと決心した所で、ジョジョが逆位相の波紋で心臓への波紋の影響を取り除くことを思いつく。
 よく考えたら、波紋で心臓が止まっても波紋でまた動かすとか出来そうなんだけど……
 エシディシは倒したものの赤石を奪われたジョジョたちは、スージーQを催眠術にかけその深層意識から石が送られたのがスイスであることを突き止め、一路スイスへ……しかし、輸送列車に追いついたと思ったらそこにはナチスドイツの部隊が……部隊の司令官は柱の男たちのことはもちろん、ジョジョのことも個人的に知ってるふうだったけども……まあ、正体はわかってるんですけどね。最初あの姿で現れたのを見た時は思いっきり吹いたものなぁ。海外掲示板の反応のまとめとか見ても、「聞いてはいたけど冗談だと思ってた」という反応も……まあ、そりゃそうか。
 そして、何気に今回はじめてカーズの流法がお披露目。
 けど、スージーQの催眠尋問シーンが原作では1カットだけだったと思ったけど、結構尺を取ってたのはなんでだろう? それと、スージーQはこれでしばらく退場。次に出てくるのは最終回か。あと、あれば第二部のアニメ化も。DVD/BDの売上もいいみたいだし、第三部も順調にアニメ化されるだろうなぁ。


2013年02月16日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズム ディアマイフューチャー#45

  プリティーリズム ディアマイフューチャー #45「星空のプレリュード」。みあが情熱のシンフォニアドレスを覚醒させ、予選選抜を無事勝ち抜くが、一方ではせれのんwith Kと対戦するPURETTYは雰囲気が違う。特に、ヘインが自分だけがシンフォニアドレスを覚醒させてないことから自身を喪失。不安を打ち消そうと無茶な練習に打ち込もうとする。しかし、自分を見失った彼女を見かねたソミンは今のヘインにシンフォニアに挑戦する資格はないと叱りつける。

 このへんは大分消化試合な感じも。ゲームでのスペシャルレアのシンフォニアドレスをそれぞれみあとヘインが覚醒させる展開なのだけど、わりとお約束王道展開な感じも。特にやたらと前向きなみあが自分の原点を再発見し情熱のシンフォニアドレスを発動させるのに対し、ヘインはそういったバックグラウンドが見えにくいものなぁ。
 それより、実質的な主の展開は社長サイドか? 純の出生に何か思い当たることがあるようだし、芸能界最後の仕事としてグレイトフル・シンフォニアを実現しかつての父の夢を取り戻させようとしてるのだけど、そのへんがちょっと展開が読めない。
 上手いことまとまるのかどうか。
 それと、かなめとヘインの対決、どっちが勝っても中の人同じじゃん、というのが……自分たちがどっちにしても捨石になる決断をしたせれのんが何気に男前。


2013年02月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#1とウィザード#23

  獣電戦隊キョウリュウジャー #1「でたァー!まっかなキング」。突如地上に現れた人類の敵、デーボス軍。世界中に出没する彼らに人類の平和は脅かされた。やはりデーボス軍の出現に驚きながらも人々を守ろうとする冒険家の青年、桐生ダイゴかつて滅ぼされた恐竜たちのスピリッツを受け継ぐ獣電竜ガブティラの協力を得て、撃退することに成功する。しかし続いて現れた半鳥半人の神官トリイの言うことによれば、かつてデーボスに滅ぼされた恐竜の魂を受け継いだ充電竜たちが人類を守るための戦士キョウリュウジャーを探し、ダイゴはその一人なのだという。しかし、デーボスの最初の攻撃から数ヶ月が過ぎても、ダイゴはガブティラから戦士として認められていなかった。トリンはガブティラに認められない以上、一般人であるダイゴを巻き込むわけにはいかないと、ダイゴをキョウリュウジャーにすることを諦めようとするのだが……

 ゴーバスターズに続く新戦隊。お約束を踏まえながらも従来とは違う雰囲気だったゴーバスターズと変わり、今年はド直球もド直球。恐竜モチーフは三作目だけど、タイトルからして恐竜と入ってるのだから、ストレートすぎ(漢字表記は強竜者らしいけど)。もう一つのモチーフは充電池。キョウリュウジャーが力を発揮するための「獣電池」は恐竜スピリットの詰まったアイテムで、それを武器や獣電竜に差し込むことで様々なギミックが動くというオモチャ連動の設定。ロボットやアイテムが少なめだったゴーバスターズと違い、今年は容赦なく搾取に来るようですな。
 今回はダイゴがガブティラに認められキョウリュウレッドになり、他の仲間達と最初の敵を撃退するまで。でも、他の仲間は「一緒には戦うけど、プライベートは別にしようぜ」と正体を明かそうとしない。「ゴーバスターズVSゴーカイジャー」でも、カメオ出演した時は全員一斉には揃わず結構マイペースでワガママなふうだったけど、やっぱり本編でもそんな感じか。ラテンなノリなので、チームプレイよりもそれぞれがクセの強さを発揮するタイプなのかな?
 ロボはまだ出てないけど、合体パターンはガブティラが頭、胴体、足、肩に、その他のロボが腕になり、基本は腕を交換してくというもの。なので基本は三体合体。でもロボはちゃんと人数分五体出てくるのだよな。全合体パターンがあるのか?


  仮面ライダーウィザード #23「決戦」。パワーアップしたフェニックスの攻撃に窮地に陥るウィザードだったが、駆けつけたビーストにより辛くも難を逃れる。凛子はなんとか救出するが、満身創痍でしばらく入院することに。自分を責める晴人だったが、その前に国安ゼロ課の木崎が現れる。彼は落ち込む晴人を慰めるどころか、「お前が巻き込んだ人間すら守れないとは」ときつい言葉を浴びせる。だがそれは木崎からの、晴人への彼なりの叱咤激励だった。
 一方、歯止めが効かなくなったフェニックスはウィザードをおびき出すために街を破壊し始める。ビーストが駆けつけるが、ウィザードとの対戦しか目になく暴走したフェニックスはグールたちに相手をさせ立ち去る。「指輪の魔法使いに、初めて闘った場所まで来いと伝えろ」とメッセージを残して……

 フェニックスとの最終決戦。凛子の怪我は自分のせいと自分を責める晴人だけど、その彼を立ち直らせ、もう一度何のために魔法使いになったのかを思い出させたのは木崎の一言。そして、コヨミの彼のお陰で自分やみんなが救われたという言葉だった。
 フェニックスの根本的な破壊衝動を示すことでファントムが完全に人間と相容れないバケモノということを示してるのだけど、これまで「敵とも分かり合えるかもしれない」というシリーズもあったから、これはこういうシリーズという前提で見るしかないのだろうなぁ。まあ、野生動物に勝手に思い入れをしたみたいなことなんだろうし。
 仁藤もふざけながらもなんだかんだで晴人のサポート。完全に空気読めないということじゃないのね。
 そして、凛子の気持ちを(意図してはいなかったけど)踏みにじったフェニックスへの怒りを爆発。ドラゴタイマーで四体分裂の後、全部のスタイルの武器(ドラゴンヘッド、羽、しっぽ、爪)を備えた中間最強形態オールドラゴンに。圧倒的な力でフェニックスを上回り、彼にフィニッシュを放つ。フェニックスは必殺技を受けながら、「それでもまたよみがえる」とせせら笑うのだが、ウィザードは「お前は倒さない。不死であることを呪え」と捨て台詞を残すと、なんとフェニックスを太陽まで吹き飛ばす。太陽の中で、永遠に焼きつくされる苦痛を味わうわけだから、なんとも残酷な……でもそのうちとてつもなく強くなって帰ってくるんじゃないかって可能性があるんだけど……晴人さん、大丈夫?
 ともあれ今回フェニックスが退場したのだけど、彼を炊きつけ裏で動いていたグレムリンが、新たに幹部怪人に。ウィザードのオールドラゴンを見て「これで一人完成した」と白い魔法使いがつぶやいてたのだけど、グレムリンは明らかにこれに加担してたのだよな……とても味方とは思えないけど、そうすると白い魔法使いは実は敵ってこと? でもワイズマンと同一人物ということでもなさそうなのだけど……


2013年02月20日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ラブライブ!#7とヴァンガードリンクジョーカー#6

  ラブライブ! #7「エリーチカ」。花陽が駆け込んで来て知らせた大ニュース、それは「ラブライブ」が開催されるということだった……って、ラブライブって、何? と首をかしげる一同に、ラブライブとは、全国のスクールアイドルの上位グループが覇を競い、日本一を決めるイベントだと知らされる。
 そんなイベント、ペーペーもいいとこの自分たちには関係ないよね〜、と他人ごとのμ’sだったが、意外なことにこのところランキングが急上昇。穂乃果も「狙うっきゃないよね!」と参加ムードに。しかし、ラブライブの参加条件に「学校から参加を許可されたこと」とあり、穂乃果たちの活動を目の敵にする生徒会長の許可を望むべくもない。やむを得ず、恐る恐る理事長に直接談判に行くのだが、タイミング悪く、そこに生徒会長の絵里が。案の定の絵里の反対の中、ダメ元で理事長に参加の許可を求めると、意外にも簡単に快諾が……ただ、その条件として、全員赤点を取らないこと、と言われてしまう。ほとんどが楽勝ムードの中、約三名、絶望的な雰囲気なメンバーが……

 ここでいきなり作中で「ラブライブ」って単語が出たんで驚いた。しかも、スクールアイドルという独自設定の一位を決めるイベントとして。もの凄く単純化して言えば、「大甲子園」ってのと同じですぜ?
 そこで立ちはだかるのが生徒会長……ではなく、学園長の出した「赤点が出たらダメ」という条件。それに引っかかったのは、穂乃果、凛、にこ……随分ゆるい条件だと思いますよ? 正直。
 アイドル研メンバーでなんとかサポートしようということになるのだけど、困るのは唯一の三年生にこ。そこに名乗りを上げたのは、これまでも積極的にμ’sの活動をサポートしてた副会長の希。けど、なんつーか、セクハラオヤジキャラになってません?
 赤点回避をめぐるドタバタの中、海未がひょんなことから、影の支援者の正体がほかならぬ絵里であることを知ってしまう。しかし、本気か否か、絵里は元々穂乃果たちの活動が人に見せる域ではないことを思い知らせようとしていたこと、そもそもスクールアイドルと呼ばれる存在が、人気トップのARISE含め人に見せる域には達していないと断言する。
 海未は、そう言い切る絵里の背景を知るべく、希に尋ね、ジュニアのプリマだった絵里の動画を見てショックを受ける。この辺、このまえ見た ファースト・ポジション に通じるところはあるかも。しかし、海未はそれを見て逆に指導を得たいと生徒会長の説得に向かい、希は「その前にすべきことがあるんとちゃう?」と、学生としての当然の義務を果たして見せるべきだと示す。
 絵里も、真剣に祖母の母校である音ノ木坂を存続させようと必死なのと、彼女のレベルからするとふざけてるとしか思えないμ’sの活動へのいらだちから一連の行動に出てるのだとはわかるのだけど。
 でも、赤点回避に喜び、理事長に報告しようとした彼女らが、理事長室で立ち聞きしてしまったのは、「来年度の新入生募集取りやめ」の宣告……事実上の廃校告知。μ’sの活動のそもそもの意義も否定されそうなのだけど、それは理事長が絵里の「学校のために学園生活を犠牲にすべきではないと言ったのに」という問いかけに対し答えた、「簡単なことよ」の答えが示されるのかなぁ。でもこのまま廃校だと困るよね?


  カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #6「初試合!宮地学園VS後江高校」。人数は揃ったものの実績のないカードファイト部は認められない、という生徒会が提示した条件は、生徒会が選んだ強豪校とファイトして勝つこと。なんとしてもカードファイト部を作りたいアイチはその条件を飲むが、その学校とは櫂トシキや森川たちのいる後江高校だった。
 生徒会の意図は見え透いてるものの、櫂もアイチもファイトで手を抜くことは出来ない。くじ引きで決められた初戦の対戦は、まだまだビギナーのナオキと、櫂だった……

 なんか微妙にラブライブ!と展開がかぶってる気がしないでもないけど、基本的に王道の展開なんで。
 こっちは単純に生徒会が憎まれ役なんで、むしろ「逆境ナイン」的な展開。いや、雨で無効試合にはならないけど。しかも、相手は櫂たちが通う後江高校。出てくるメンバーも顔見知りばっかりで、実力的にはわかりやすいというか。初戦は櫂VSナオキ。勢いで大番狂わせもあるナオキだけど、どう考えても緻密に戦術を組み立てる櫂相手にはあまり勝ち目はありえない。その予想通りの展開にはなるのだけど、全国トップレベルの櫂相手にも萎縮することなく、ピンチに陥ってもひるまないナオキのファイトに、櫂はアイチが認めただけのことはあると、自身もまたナオキを認める。いやまあ、無知ゆえの無謀という可能性もあるわけだけど、カードファイトの楽しさにこの世界に飛び込んできた勢いのままだから、これはこれでいいのか。
 第二戦は井崎とコーリン。井崎はどうしたって並のファイターだから、これは多分結果が見えてるよなぁ……問題は予告の次戦、ミサキと謎の助っ人のファイト。ったって、助っ人の正体は見えてるんだけど。この二人のファイトってほとんどなかったから、どう転ぶかがわからない。計算して攻めるミサキに対し、勢いのカム……助っ人ファイターだし。これまでだと、予想外の事態に弱いミサキがやや不利というのが順当とは思うけど、ミサキも成長してるしなぁ。
 あと、そうすると残るカードはアイチ・シンゴと三和・カツミ。三和は意外な実力者だけど、アイチ相手だと、多分執着の差もあるからアイチが勝ちそう。大番狂わせがありそうなのは、シンゴ戦。どの程度の実力かがよくわからないし。あと、カツミも重ね重ね言うけど、自分でデッキを組みさえしなければ馬鹿にできないので、たとえアイチ相手でもどうなるかが読めない……