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2009年04月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 仕置人再放送

 東海地区で必殺仕置人を再放送してるのに、今日まで気づかなかったよ……orz もう「閉じたまなこに深い淵」まで放送してるよ。いや、全話DVD持ってるから必要ないって言えばそうなんだけど。


2009年04月02日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#13と屍姫玄#12

  みなみけおかえり #13「一緒だからね」。ある日曜の朝、目が覚めるとカナのベッドでチアキが一緒に寝ている。その後も離そうとせずいつも通り悪口を言いながらひっついてるのだが、聞けばカナが買い物に行ったきり帰ってこない夢を見たのだという。ハルカは友達と出かけ、日曜だというのにチアキがくっついていて外に出られないカナは仕方なしに昼寝をするのだが……

 最終回。つか、「みなみけ」の中心人物であるカナがいなくなったら……という不安に駆られるハルカとチアキ。だけど、いつものみなみけ通りゆる〜いオチ。悪くないと思うのだけど、2chのスレでは「無印>>おかえり>おかわり」という書き込みが結構多くて、順番には異存はないけど無印とおかえりってそんなに離れてたっけ? と思って、録画の無印最終回を引っ張り出してみたら……ええ、確かに無印、無茶苦茶おもしろうございました。ただ、それはそれほどストックがたまってない原作から比較的自由にチョイスして構成できたからと言う事情もおかえりには考慮してあげたく……いや、確かにそれを考えても第一期の構成は絶妙だったんですが。
 で、ちなみに今回も保坂オチでした。このオチはオリジナル(だと思う)けど、なかなかに絶妙w


  屍姫玄 #13「屍の果て」。光言宗の壊滅をもくろむ屍たち「七星」の策略により、街には屍があふれ、今また契約僧と屍姫の「縁」も断たれてしまった。マキナも旺里との縁を絶たれたまま、死なない「死そのものである屍」北斗に追い詰められるのだが……

 一部では「俺たちの戦いはここからだ」エンドみたいに言われてるけど、これはちゃんと終わってるよなぁ。「本当に死んでいる・生きていることとは」で、マキナは復讐の意味を失い、旺里に「静かに、穏やかに生きていけばいい」と言われ、一度は失った穏やかな生活に埋没することに心揺らがせるのだが、そのままでは「ただ存在し続けるだけの存在」になると、「生きる意味も知らずに死んだ」七星の北斗に、生きるということ、死ということを判らせることを目的とする。
 會川昇の説教オチ的なきらいはあるけど、「生の充実」ということをテーマにしてたとすれば、生の痛みも知らないままの北斗をひたすら殴り続けるラストは、生の痛みを知ったマキナがそれを北斗にも教えようということを「生きる」目的にしたということで、「生きることの充実」を示したように思えるのだけど。
 胸に迫る上手いオチかと言えばそこまで上手く行ってないけど、でもこれはこれで「既に死んだ存在である屍姫」と「生きてる人間」の違いは何か、に、ある程度の答えは示したように思える。
 すごく良い、とは言わないけど、ちゃんとテーマを設定して、ある程度きちんとそれへのオチを示したと思う。


2009年04月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回を見たもの3

  • マリア様がみてる4thシーズン――祐巳は、バレンタイン企画で祥子が譲るような形でデート権を得た瞳子とデートをすることに。そしてすべての誤解を悟り、自らの祐巳への思慕を認めた彼女から「妹にしてください」と告白されるが、同時にその返事はデートの後にしてくれと言われる。デートの当日、瞳子が祐巳を連れて行った場所は、彼女の祖父が地方で営業する病院だった。シリーズ完結編。まあ、「お互いの気持ちはみんな分かりきってるのに素直になれない」という、王道の展開でしたが、それをてらいもなく丁寧にやってたので好印象。最後、祐巳が瞳子を妹にする決意をして、そのビジョンを見せることで終わりにしたのも、余韻が残る上手い終わり方。
  • ソウルイーター――4クールに入ってオリジナル展開になり、原作の独特の「イッちゃってる感」がなくなったのは残念なのだけど、これはこれで上手い終わり方だと思う。特に、放映時間帯を考えれば。ただ、「二人で強くなっていく」存在だったはずのソウルが結局マカの成長のダシになってしまったことだけは残念だけど。退魔の波長とかマカの鎌化とかいろいろ出しておいて、最後はアレなのはアレだけど、アシュラの「なんだ、狂気と同じじゃないか」の一言で非常に収まりは良かったと思う。
  • 続夏目友人帳――カイは妖怪としての自分を忘れてるのかと思ったけど、そうではないので、いろいろおかしな部分はあるんだけど、まあ、人と妖怪、どちらも選べず、どちらも選ぶというのはこの作品らしい終わりだと思う。ぬるいと言えばぬるいんだけど。最後に、ニャンコ先生が貴志の元に来た理由、本心を明かすのはちょっとホロッと来た。
  • WHITE ALBUM――前半戦終了。美咲先輩の原作ルートは既に終わってるから、後半はその他のキャラになるのかな? まあ、メインの対抗馬はいずれにしても理奈なんだろうけど。美咲も脱落というわけではなさそうで、半年後にまたやるらしい続編でどれだけ引っかき回されるかだなぁ。
  • 源氏物語千年紀――源氏の君都落ちまで。萌え系ばかり氾濫してる中でこういうのを見ると安心できて良い箸休めになったのだけど、わりと中途半端なところで終わったような。第二期はあるのかなぁ。
 あと、最終回とは言いにくいけど、ヤッターマンとイナズマイレブン。どちらも時間帯を変えて放送継続。ヤッターマンは、ゴールデンタイム撤退だけど、野球中継やコナンスペシャルに潰されてひと月近いブランクが何度かあったことを考えると、こっちの方がいいかも。それに、二年目継続と言うことだろうし。
 イナズマイレブンは、神様チームも倒して、今度は宇宙チームらしいけど、その次は異次元チームとかかしらん? どこまで行くつもりなんだろう。あと、メインヒロインはマネージャーじゃなくどう見てもお嬢様だよな。
 それにしても新番組の予約してて思ったけど、「毎日母さん」とか「花咲ける青少年」「グインサーガ」と、放送してすぐの再放送多いな……って、 電脳コイル も7日からNHK-BS2で20:00〜再放送するらしい。これは本気でコンテンツ不足だな。

[その他] 北朝鮮のアレ

 考察、というほどの大層なこともないのだけど、現在受けてる印象を漠然と書いてみる。
 ミサイルか衛星か、ということであれば、衛星打ち上げの可能性が高いと思う。ただし、いずれにせよそれを軍事的な威圧に利用してるのはほぼ間違いない。判断がむずかしいところだが、もし「頭上を通るものがロケットだから看過しろ、ということを通してしまうと、それは日本、そして安保同盟国である米国の北朝鮮とのせめぎ合い上、かなり問題となる。個人的には他国領土内を打ち上げは避けるのは当然と思ってるので(君子は李下に冠を正さず)、北朝鮮のはロケットでもミサイルでも「撃ったら落とす」という態度は間違ってないと思う。つか、官僚、政治家が「ミサイルではなくロケットの可能性が高い」という認識であったとしても、「ミサイル」と断定してマスコミに公表、対応するのは、正直間違ってないと思う。
 むしろまかり間違って他国領土に墜落したら一番まずいと思ってるのは北朝鮮自身だと思う。それほど自信があるか、追い詰められてるか。金正男の発言も、幾通りか意図が解釈できるのだけど。
 ここまで言ってしまった以上北朝鮮もそう引っ込みはつかないだろうし、逆に日本も別の意味で引っ込みがつかない。落としどころは双方どう考えてるんだろうなぁ、という感じ。

[その他] ねとすた第二期一回目

 調子ノリノリ気味な白石稔と天の声とか「アキネーター」とかのネタも捨てがたかったけど、とりあえず野尻さん、仕事汁w


2009年04月05日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#8とディケイド#11

  シンケンジャー #8「花嫁神隠」。教会で結婚式を挙げる茉子。相手はなんと丈留。メンバーも参列して涙ぐんでいるが、これは全部演技。外道衆が結婚式場の花嫁ばかりを攫う事件が起こり、そのためのおとりだったのだ。しかし別の式場の花嫁が攫われてしまい作戦は失敗。もう一度おとり作戦を行い、今度は成功したかに思えたのだが、薄皮太夫にはその作戦がばれていて、花嫁たちを盾にして脅され、偽の情報を丈留たちに流してしまう。

 結婚願望が強い茉子の花嫁姿と、なんか過去に結婚関係で何かあったらしい薄皮太夫。太夫は打掛にこだわり、花嫁たちの悲しみを集めて自分のために打掛を作ろうとするのだけど……行き遅れ仲m(ry
 それと、新しい敵の登場か。はぐれもののアヤカシらしく、ドウコクの部下と言うことでもないみたいだけど、なんか仲間フラグ立ちまくりのような……一人だけ声が声優じゃないし。
 それにしてももう一人おとりとして入り込んでいた流ノ介に、茉子はひょっとして負けたんじゃ……「隠しきれない大和魂が!」って、まあ、元々女形もやってたから別に抵抗もないのか。


  ディケイド #11「555の顔、1つの宝」。由里にオルフェノクであることがばれてしまったタクミ。ラッキークローバーから彼女を連れ出して逃げるが、由里はオルフェノクであった彼を拒絶する。守りたかった者からの拒絶に、タクミは絶望してファイズギアを川に捨ててしまう。
 一方、スマートブレイン学園ではラッキークローバーが正体を現し、学生たちを皆殺しにし始めていた。その事を士から聞いたタクミだが、士は仕事を邪魔されたことに腹を立てた大樹によってライドブッカーを奪われ、機会を窺っていた鳴滝によって持ってきたファイズギアごと異次元に攫われ、リュウガに襲われる。
 タクミはファイズギアのないまま学園に駆けつけ、オルフェノクとしての正体を現してラッキークローバーと戦う。学生たちがタクミをも恐れ泣き叫ぶ中、たった一人由里たちを守ろうとして戦うタクミを見て、由里は……

 ファイズ編完結。ファイズギアを奪うことに執念を見せる大樹。しかし士の「ファイズギアより価値のあるもの」という言葉に惹かれ、異次元に攫われた士をリュウガから助け、一度は士から奪ったファイズギアをタクミに渡す。
 そしてタクミ。一度はファイズギアを捨てたものの、士の言葉に動かされ、また、由里たちの危機を聞いてファイズギアを失ったのにも関わらずラッキークローバーに立ち向かう。しかし多勢に無勢。傷つき、倒れながらも何度も立ち上がるタクミ。「自分が美しいと思ったものを、一緒に美しいと思ってくれる。それだけのことがどんなに嬉しかったことか」。タクミはそのために、由里の夢を守ろうと立ち上がる。
  東映公式 で白倉Pがかつて担当したライダーのパラレルワールドが展開されることに、複雑な気持ちを持つことを吐露してるけど、それでもあの巧や真理や啓太郎たちとは違っていても、あのファイズと同じものが確かにあることを描かれると、やっぱ嬉しくなってしまう。
 次はその白倉P初担当の「アギト」の世界。あのOPに出てきた壁画のような絵がシンボルっぽい。さらに、そこの世界の翔一は、「芦河ショウイチ」……津上翔一+氷川誠+芦原涼? なんかクウガ編で死んでしまった八代刑事が小沢番長ポジションっぽかったり、グロンギが出る世界だったり、更に世界観は混乱してるっぽい。つか、エクシードギルスキター!

[アニメ][特撮] 新番組いくつか

 そろそろ新番組が始まって幾つか見たので、感想を。
  • 毎日かあさん:第一回は一時間の特番。と言ってもアニメパートを芸人によるコーナーで水増しした構成だけども。一応ほのぼのなんだけど、ところどころ西原理恵子のドぎついネタが顔を覗かせて、子どもは気づいてるんだろうかというどきどき感がなかなか楽しいです。w でも、このお父さん、もうおられないんだよなぁ……
  • 戦国BASARA:原作ゲームは知らなくて、知ってるのは「もってけ!セーラー服!」をBGMにしたMADムービーくらいなのだけど、それのイメージとあまり変わらなかったですわw 伊達政宗が族っぽかったり、それはさすがにどうかと思ったりもしたけど、よく考えたら美少女化とかもっとアレなものがあるからこれくらいはいいのか。しかし幸村、信玄に殴られすぎ……
  • トミカヒーロー レスキューファイアー:レスキューフォースに続く第二弾。今度はレスキューフォース映画版に出てた世界長官役の藤岡弘も準レギュラーっぽい。前はヒーローものにも関わらず、敵を倒すことじゃなく災害から人々を守ることを押し出して、最後までそれを貫いたのを高く評価してるんだけど、今度は火災に話を絞ってる。普通のヒーローものっぽい設定の布石がひかれてるけど、さて、どうなることか。
  • 極上!!メチャモテ委員長:うわー。これは見てるのがつらい。3DCGによるアニメだけど、その違和感と、声優の棒さ具合があいまって、かなりキツイシロモノに。脚本もいいとは言い難いし、やっぱこの手の3DCGは頭身高いと15分以上は違和感がかなりつらい。
  • 真マジンガー 衝撃!Z編:サブタイトルが「大団円」ってなってるけど、いきなり最終回、というレベルじゃなく、カオスw のっけから初期永井豪が多用してた斜め四十五度のパースがバシバシ使われてて笑った。w 矢継ぎ早にキャラやら何やらが出てきて設定とかはほとんどまったく掴めなかったけど、そこらへんは次回以降を見てからか。
  • ジュエルペット:マイメロスタッフがメインなのかな? ヒロインが棒なのはマイメロからの伝統なのだろうけど、天然腹黒だったマイメロと違い、今度のパートナーはオチコボレでいい加減な魔法使いウサギのルビー。ルビーのボスであるラクマージョのテキトーさ加減とか日本の総理をアゴでこき使ったりとかのハッタリ具合とか、結構面白そうな感じ。
 他のもぼちぼち消化してます。


2009年04月07日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組いくつか2

 そういや最終回の感想で「とある魔術の禁書目録」を書くの忘れてた……まあ、いっか。(一番気になったのが、原作がさほどたまっていない「とある科学の電磁砲」アニメ化の報くらいだし)
  • 花咲ける青少年:樹なつみ原作のアニメ化。初回は原作者のインタビューも放映。って、もうそんなに昔だったのか。これまで何度かアニメ化等の話はなかったわけではないけど縁がなく、今回初めてのアニメ化で喜んでいるとか。「足下が見えていなかった若い頃だから描けた」というのは、いろいろ思わせぶり。本編は、遠藤綾が意外とクールな役を演じてて結構合ってる。
  • グインサーガ:こちらも初のアニメ化。キャラクターデザイン、作画は文句の付け所はないのだけど、なんだろう、「なんだこりゃ?」って部分も幾つか……今回のアニメ化はどの辺りまでやるつもりなんだろう?
  • 咲−Saki−:高校に入って幼なじみに麻雀部に誘われる咲。その麻雀部には昨年度中学生麻雀大会優勝者の和がいた。「家族で打ったことしかない」という咲は当然のように和に大敗するのだが、部長の久が咲が三回連続プラスマイナス0点で終了したことに気づく――ドキッ! 美少女だらけの麻雀大会。なんつーか、正直あんまりどんな話になるのか想像つかないけど、基本的にスポ根的部活ものなのかな? 牌さばきが演出過剰気味だったり、その都度解説が入って状況説明してくれたり、何気に親切。麻雀は知らないけど、しばらく見続けようかという気にはなる。
  • タユタマ-kiss on my Deity-:化け物の封印されていた塚を間違って壊してしまったら、化け物と一緒に化け物を封印していた神様が出てきたよ、そしてその神様はちっこくなって押しかけ女房になったよ、という一話。まあ、いかにもエロゲ原作な内容。元永慶太郎&上江洲誠コンビの新作なのだけど、School Daysコンビというよりは茜色に染まる坂コンビと言った方が正しそうだよなぁ、今回は。いや、School Daysでnice boat.になられても困るのですが。
 それはそうと、今日のメ〜テレ仕置人再放送は#11「流刑のかげに仕掛けあり」。仕置人中、というより、必殺シリーズ全エピソードでも屈指の好きな話なのだよなぁ。岡っ引きながらも大物の雰囲気ただよわす強烈なキャラクターを持つ悪役「鬼岩」に、二転三転しピンチに陥る仕置人たち、そして鮮やかな解決法。仕置人の真骨頂ですな。


2009年04月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 大丈夫か、ハリウッド?

  アニメ「フルメタル・パニック!」が実写映画化シネマトゥデイ )。……いや、ビバップやAKIRA、もう三十歩譲って獣兵衛忍風帳まではわからんでもないけど、フルメタって、ああた……いや、手当たり次第にコナかけてくってのはハリウッドは昔からなんだけど、ここまで手当たり次第になったか、という感じに。ハリウッド、大丈夫か?
  『ワンダと巨像』がハリウッドで映画化決定。壮大なファンタジー作品に…?Game*Spark )。こちらの方が、上手く作れば面白くなるような。カルト映画になるかもしれないけど。


  イタリアの地震 、M6.3ということは聞いていたけど、あんまり騒がれてる様子がなかったので被害はさほどでもなかったのかなぁ、とか思ってたら、かなりとんでもない事態になってる様子。 救援の配給に並んでる女性がみんな結構綺麗に着飾ってる朝日 )のは、ちょっと不謹慎ながらも「さすがイタリア」とか思ってしまいましたが。


2009年04月09日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組いくつか3

  • アスラクライン:ラノベ原作。原作は未読。で、感想はと言われると……とても困るなあ。えっと、主人公は一人暮らしで幼なじみの美少女の幽霊が取り憑いていて兄の知り合いだという眼鏡お姉さんが変なトランクを届けてきて学年一の巨乳美少女が警告してきて……何を書いてるかわからないかと思いますが、書いてるこっちが一番わかりません。w いろんな要素を詰め込むにしてもまとまりがなさすぎる。今のところ気になるのはOPで出てくる二挺拳銃をぶっぱなす眼鏡委員長風のキャラくらいか。夏目友人帳の後番なので、なんだかなぁ、となおさら思ってしまう。
  • Phantom〜Requiem for the Phantom〜:諸事情あって感想を書きにくいんですよねえ。同メーカー原作のデモンベインも、全話見たけど同じ理由で一度も感想書かなかったし。面白くなかったら感想書かずにスルーしようと思ってたんですが、監督が「ノワール」等の真下監督で、原作の雰囲気とは異なってるけど、様式美としてこれはこれで大いにアリ。今期で見たものでは、ジュエルペットと並んで面白いと思いました。(なんかこの二つを並べると微妙な評価のように見えますが、そんなことはありません)。ただ敢えて言うならアインがスパッツじゃなくミニスカだとか、アインの胸が主張がありすぎだとか、アインのつり目度が足りないだとか云々。
  • ヤッターマン:正確には新番組じゃないけど、日曜朝7時に時間帯を移して二年目に突入。今回からドクロベエの孫、ドクボンがレギュラーに加わって、ヤッターマンドロンボー双方を引っかき回すのだけど……う〜ん、完成してる関係に別の要素が割り込んできて、いまのところちょっととっちらかってる感じ。ある程度ポジションが落ち着けば、印象が変わるのかもしれないけど……
  • イナズマイレブン:こちらも水曜夜7時に時間を移して3クール目突入。OPとEDが変わったけど、前のOP・EDの印象が強烈だっただけに、悪くはないけどちょっとインパクト的には損してる気も。初回は一時間SPということで、前半は総集編、後半は新章突入の宇宙人チーム戦。いや、宇宙人って、頭大丈夫か? とか思ったけど、まあ、サッカーが出来るんならこの番組的には問題あるまい。しかし日本一の次は、世界一を通り越して宇宙一か。この一足飛び加減はなかなかに面白い。
 しかし今期も番組が多いのう。この中で化けてくれるものがあれば見てる甲斐もあるのだけど。

[必殺] 今日の仕置人

 今日は#13「悪い奴ほどよく見える」。家老の娘をさらって油問屋に立てこもった青年藩士。当初、その娘に振られた腹いせの反抗かと思われた。が、事件収集を押しつけられた主水から頼まれて油問屋に忍び込んだ仕置人たちが聞いた真相は、それとはまったく異なる、家老による民百姓を虐げ私欲を肥やす悪逆への反抗だった。
 善だと思ってた者、悪だと思ってた者がひっくり返り、思い詰めた青年の一途な想いは、仕置人たちが遂げるが、その結末はあまりにも……青臭いくらいの純真さゆえに青年に共感し、なんとか助けようとする錠に、青年の正義感にかつての自分を重ねつつ、その結末までも予見してた主水。青年の想いは果たさせたが、最後の家老の娘の見せる見下した表情が、勧善懲悪とはほど遠い結末。この幸せな結末にあとわずかで届かない隔靴掻痒感がピカレスクな快楽になる。


2009年04月10日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組いくつか4

 相変わらず魔の木曜日。
  • シャングリ・ラ:大量消費経済が崩壊し、二酸化炭素の産出、消費が経済の基幹となった世界。東京は二酸化炭素経済のために森に覆われ、一部の特権階級のみが巨大構造都市アトラスに住むようになった未来を部隊に、その施策に反対する反政府組織「メタル・エイジ」の次期首領として育てられた女子高生・北条國子の活躍を描く。っつーか、こないだ原作読みましたが、実に作者が行き当たりばったり。後半出てきていきなりキーパーソンになった涼子が最初から出てたりと、再構成はされてるみたいですが……原作がキャッチーな設定の矛盾を勢いと展開の速さで押し切るものだったので、さて、どうなるのか、という感じ。
  • アラド戦記〜ステップアップパーティー〜:MMORPG原作に当たりなし! ただしMaster of Epicは除く! と、使い回しのネタを。いや、MOE、あのグダグダさ加減は結構好きだったんですよね。何より高島雅羅の演じる萌えキャラなんて、あれくらいでしか見れませんでしたから。それはさておき、なんかいろいろ置き去りにされてる感はあるけど、基本ギャグタッチなのでわりと楽しんで見られるかなぁ、という感じ。まあ、展開によりけりですかね。
  • Pandora Hearts:え〜、すいません。文脈がわかりません。いや、話の筋はわかるんですが、何を誰に訴求させてるとかが、直感的にピンと来ないと言うか。多分、おっきいお姉さん向けなのかなぁ、とは思うんですが。作品の善し悪し以前に、完全に私が視聴者の対象外、ってことですね。いや、それ抜きにしても良い作品ではないとは思いますが。黒執事はなんとか耐えて見たんですが、これまでそこまで頑張ろうとは思いません。特に2クールとかって、あり得ない……腐女子ターゲットの商法がある程度確立しつつある、ってことなのかなぁ。
  • ハヤテのごとく!!:前シリーズは26話までで挫折しましたすいません。善し悪し以前に、まくし立てる場面で「ピー」「ピー」鳴り響くのが耐えられなかったんですが。内容が薄いのは、作者が自分の持てる武器を最大限に生かしてるのがわかって好感ではあるんですが(でも面白いかどうかはまた別ですが)。絶対可憐チルドレンはスタッフの悪ノリも面白く感じたのだけど、ハヤテは、イマイチ面白いと思えないのだよなぁ……ベタからほんのわずかはずしたところをやり続けるというのは、上手いとは思うのだけど。上手いかと面白いかは、ホント別なのだなぁ。