不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2008年04月 来月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
HNS logo

2008年04月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ポルフィの長い旅#13-16

  ポルフィ #13-16。突然ギリシャ西海岸一帯を襲った大地震。急ぎ家に戻る途中でシミトラの被害の大きさにおののく。そして家にたどり着くと、無惨に潰れた家の残骸があるきり。残骸の中に母親のスカーフを見つけたポルフィは掘り出そうとするが、ショックの大きさに気絶してしまう。再び気がつくとそこは教会に設けられた臨時の救護所だった。そこで再び被害の大きさを聞かされる。親しい人たちが多く死んでいたのだ。家族の無事を確かめようと救護所の中を探すと、妹のミーナは頭を打ってはいたが、無事だった。きっと両親も無事に違いないと信じるポルフィだが、家族ぐるみの付き合いがあった米軍のバーンズ大尉から、信じたくない事実を聞かされる。
 意識を取りもどすミーナ。しかししきりに両親のことを尋ねる彼女に、ポルフィは言うべき言葉が見つからず、黙って母親の形見の懐中時計を渡す。お嫁に行くときに渡されることになってるはずなのに、と執拗に両親の安否を問いただすミーナに、まだ自身もその事実が受け入れられないポルフィは、怒鳴るように両親の死を告げてしまう。
 ミーナはそのショックから再び気を失うが、再び目を覚ましたときには何も目に入らないかのようにぼんやりとしていた。ショックのために、心を閉ざしてしまったのだ。しかしそんな中でも希望を告げるように、親友のザイミスの妹が産まれる。やはり父を失っていたザイミスは、父親の分まで妹のエルピーダを絶対に守ると誓う、ポルフィもまた、ミーナを両親に代わって守っていくことを誓う。
 しかしミーナは心を閉ざし続けたまま。バーンズ大尉が二人を浜辺へ連れて行ったりしてくれたが、ミーナは楽しむ様子もない。そんな時、ポルフィは救護所にいた孤児の兄妹が、別々の家に養子として引き取られていくところを見てしまう。兄弟いっぺんに同じ家に引き取られる可能性が低いことを聞かされ、ポルフィはショックを受ける。そして何かを決意したかのように家のあった場所へとミーナと一緒に行く。ポルフィたちがいないことに気がついた救護所では、ザイミスたちが心配をしていた。が、その心配に反して、ポルフィたちは戻ってくる。ポルフィは父親の修理道具を取りに戻っていたのだ。フクロウのアポロも戻って来、ミーナも少しだけ心をまた開き始める。
 地震からひと月。救護所では続々人がいなくなっていき、ザイミスもまた母と一緒に叔母の家に行くことになる。不安になるポルフィは、そんなときミーナへの養子縁組話が持ち込まれたのを立ち聞きしてしまう。しかも、場所はアメリカ。そうなればもう一生ミーナとは会えない。ポルフィはミーナと一緒に救護所を抜け出すことを決意するが、怪しまれないために別々に出たのが裏目になり、ミーナは待ち合わせ場所への道を迷い、はぐれてしまう。時間になっても待ち合わせ場所に現われないミーナを探すポルフィ。ミーナはさまよった挙げ句、港町まで出てきてしまっていた。そしてイタリア行きの船に乗る乗客に、母親に似た後ろ姿を見つけ、ふらふらと乗り込んでしまう。人違いに気付くミーナだが、時は既に遅く、舟は出航してしまった。一人途方に暮れるミーナだが、そのミーナに旅芸人のイザベラが声をかけてきた。

 別れも予感もないままの両親との永遠の別れ、多くの知人友人たちとの死別。そんな中、ミーナを守らなければという義務感の生まれたポルフィに、さらにミーナとの別離が襲ってくる。
 しかし、ホントに容赦ないなぁ。ザイミスにモーションをかけていたコリーナも、あっさりと両親共々家の下敷きになって死んでしまうし。それでも生き残った人々は生きていくために希望を奮い立たせるが、ただでも艱難辛苦なのに、ポルフィは離ればなれになってしまったミーナを探し、ヨーロッパ中を旅するというさらなる苦難に進む。
 まあ、タイトルが「ポルフィの長い旅」なんだから旅をしないといけないんですが、原作だとそんなに旅をしてるわけでもないみたいなんですよね。だから恐らく以後の展開はほとんどオリジナル。ミーナは旅芸人の一行に加わり、それをポルフィが追っていくという展開。ミーナは歌で芸能の道を進んでいくらしいけど、多分そんなにご都合主義なシンデレラ展開ではないよなぁ。
 ところで、ミーナが船上で歌った歌、いきなり「よく訓練された愚民とは何か。それは今日ここに駆けつけた貴様らのことだ。手の平を合わせてこのミーナ様を拝め。力を尽くしてこのミーナ様を敬え。命を賭けてこのミーナ様をあがめよ。褒美に貴様らを踏んでやろう!」とか歌い出したらどうしようかと思った *1 。(それはない)
*1: 「狂乱家族日記」の凶華と「ポルフィ」のミーナは共にCV藤村歩。


2008年04月23日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] クリブレ#3

  クリスタルブレイズ #3「Episode・03」。謎の少女にも「サラ」と名前が付き、皆にもうちとけてきた頃、S&A探偵者の見習いアルバイト・マナミに初めての使命依頼がやってくる。と言っても知り合いの依頼。ライブハウスで歌っているマナミの先輩が行方不明になったのを、その兄が心配して来たのだ。マナミはアヤカを引っ張り回して街中を探すのだが、手がかりは見つからない。マナミはサラにアドバイスを求めるのだが、アヤカはアキラに助けを求め、居場所を突き止めて貰う。しかし、あくまで自分で事件を解決しようとしていたマナミはそれに逆上、アヤカに心ない罵倒を浴びせてしまう。

 今回もガッカリクォリティ。だがそこがいいw
 初の指名依頼をめぐるマナミとアヤカのいざこざと並行して、サラが逃げ出してきた研究所の存在と、逆に彼らからの探索の話が展開。街中に、そんな大それた施設があるなんてのもクリブレクォリティかと。一応構造はポリリンが表に出張ってきた研究所の連中を「テリトリーを荒らされた」と感じ、研究所の連中はこれまで引きこもってた立場を捨て、逃げたサラを追って表に出てきたという対立構造か。あれだけ実働部隊を持ってるのに引きこもり組織だったってのがイマイチ納得いきませんが、クリブレだから、で済みそうなのがw
 マナミとアヤカの関係のこじれも次回に持ち越されてるけど、マナミの罵倒はアヤカのトラウマに触れたようで、積極的なマナミと違い、消極的なアヤカがS&A探偵社に参加した理由も関わってきそう。へっぽこだけど、この手のストーリーは嫌いではないのだよなぁ。


2008年04月25日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ソウルイーター#3とペルソナTS#16

  ソウルイーター #3「完璧なる少年〜デス・ザ・キッドの華麗なるミッション?〜」。死神様の息子、デス・ザ・キッドは次の死神候補なのにもかかわらず自ら二丁拳銃の武器姉妹、リズとパティのトンプソン姉妹をデスサイズにしようと鬼神の卵と化した魂を刈っていた。そんなとき、死神様からアヌビスの神殿でファラオのミイラを甦らせようとする魔女を阻止するという、難易度の高いミッションが下される。完璧な自分に不可能はないと、さっそく現地に向かうキッドだったが、彼にはとんてもない欠点がひとつだけあった。

 三人目のメインキャラチーム、デス・ザ・キッドとトンプソン姉妹の紹介編。つってもまだ死武専の生徒じゃないんだけどね。高い能力に二つの武器と完全無欠そうに見えるけども、逆に完璧主義なゆえに、ささいなことが気になって本題を忘れるという難儀な性格。特に左右対称へのこだわりは並ではない。自分の髪の色が左右対称でないことが最大のコンプレックスで、さらに左右対称なものは敵でさえ見入ってしまい、攻撃できなくなると言う……ホントしょうもないw
 今回で導入部は終わり、次回から本格的に話が始まるらしい。っつってもしばらくは単発エピソードだろうけど。


  ペルソナTS #16「解放の子と治癒の精霊」。明彦に協力を求められた慎たち。だが、明彦たちの罠にかかり、マレビトが薬を入手するために山の上の廃校に来るのを待ち伏せることに。慎たちに最終的な決断が迫られるが、めぐみは普通の高校生にそんなことができるわけがない、と離脱。拓朗も、めぐみの気持ちもわかると、その席を立ち去ってしまう。
 結局慎一人が志願するが、伊藤刑事は相手を牽制するだけでいいと、あくまで慎に戦わせまいとする。が、一旦は交渉の席を離れた拓朗も「俺たちにしかできないなら、やるしかないよな」と合流する。
 しかしマレビトの椎葉が立ちはだかり、ペルソナを暴走させる。

 いよいよ本格的にマレビトと対立関係に。でも、沙季はまゆりとして慎たちに接触してるうち、拓朗に惹かれ始めたようで。それを察して衝突を避けようと取引先を変えられないかと打診するが、無理だと断られてしまう。他人のペルソナを大量に取り込んだペルソナが危険なら、慎に剥がしてもらえば無事安全だと思うのだけど、マレビトたちは自分の行為に使命感を持ってるっぽいから、するわけないか。でも、そのトップであるはずの九條はマレビトとの接触を断っている。もう用済みだから見捨てたのか、それすらも計画の内なのか。
 そして久々に本格的なペルソナバトルになるのだけど、マレビトたちは薬の半分を持って逃走、その際の攻撃に心配してやってきた洵が怪我を負ってしまう。
 結局取引現場にやってきためぐみが洵の手当をしようと連れて行ったのは……めぐみの実家? 14話の様子からするとなにか訳ありで家に近づかないようだけども、それって子供のころの事故絡みなのかな?

[アニメ] マクロスF#4

  マクロスF #4「ミス・マクロス」。SMSに仮入隊したアルトは、毎日絞られ続ける。一方バイトも上の空なランカの元に、ミス・マクロス一次選考通過の連絡が届く。ランカはアルトをミス・マクロスの本選に招待するが、その時間は実は抜き打ちのSMS正式採用試験が予定されていた。

 アルト、やっぱり行動が直線的なこともあってSMSのみんなから弄られまくる。いじられっ子世にはばかる。ミハエルはアルトの鼻っ柱をまず折っておくという名目で高難易度のシミュレーターをのっけからやらせてるし。
 ランカはミス・マクロスの本選に出場するのだけど、まわりはどっちかというとバインバイン系ばかり。友人のナナセが慰めるが、そのナナセ自体が……だものなぁ。つか、ナナセとアルトって何時ランカと共通の知人だと知ったんだ?
 火花飛び散らす楽屋の空気に飲まれたランカは本番前にめげるが、シェリルの檄で再び一生懸命に本選に臨む。そいでもって披露するのは「私の彼はパイロット」ですかい。その歌に乗せて、アルトの本採用試験の模擬戦が。この辺、初代の演出を意識してるなぁ。
 しかし、ピクシィ小隊との模擬戦の最中、ヴァジュラが突然フォールドアウトして出現。模擬弾しか積んでいないスカル小隊は撤退を命じられるが、ランカの本当の家族がヴァジュラに皆殺しにされたことを思い出し、無謀にもアルトがナイフ一本で突っ込んでいく。しかし当然歯が立たず、ピクシィ小隊から邪魔者扱い。それでもヴァジュラへの怒りを押さえきれないアルトは、そこがたまたまゼントラディの古戦場跡だったためにあったマシンガンで危機に陥ってたピクシィ小隊の隊長クラン・クランを助け、ヴァジュラを撃破する。
 無謀を叱咤されるアルトの前に、そのクラン・クランが姿を見せるが、いかにもメルトランディな巨大美女。の、はずが、その晩、アルトの正式入隊祝いに現われたマイクロンサイズは……巨大なままだと成人女性だけど、マイクロン処置後はロリ化って、ゼントラディの血は萌え設定用か!? ランカの犬耳髪の件もあるし。
 結局、ランカはミス・マクロスの選からは漏れて、「やっぱり、分不相応だったんだよね」と言う彼女に、アルトは「夢を実現させるためにチャンスを諦めるな」と励ます。
 で、入隊祝いのどんちゃん騒ぎ明けにアルトの前に現われたのは……シェリル?
 狙いはコンサート中に落としてアルトに引っかかったイヤリングだろうけど、なんでそれでデート? つか、予告で出てきた上気したシェリルの顔は一体?


2008年04月26日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 二十面相の娘#1

  二十面相の娘 #1「扉」。終戦の傷跡もほとんど癒えた帝都。そこでは怪人二十面相が警察を出し抜き続け世間の注目を集めていた。一方、両親を亡くし、叔母夫婦に引き取られている少女・美甘(みかもち)千津子。叔母の手料理を拒否し、反抗的な態度をとり続ける彼女は少女らしからず探偵小説を読みあさったり、二十面相のニュースを見ては「ここではないどこかに連れ去って欲しい」とひとりつぶやいたりしている。ただ一人、執事が千津子を気遣い、千津子も少しだけ心を開いていたが……

 まさか小原愼司作品がアニメ化される日が来るとは! 「ぼくはおとうと」から見てる身としてはまさかまさかですよ。つか、本編終わってるのに外伝的連作シリーズがフラッパーで連載始まったし。
 で、話は叔母に引き取られ、反抗的な態度をとり続ける千津子がメイン。しかしただありがちな思春期の反抗ではなく、実は実際に彼女が受け取るはずの財産目当てで叔母夫婦が毒殺しようとしているのを察知し、叔母の供する食料を拒否していたのだ。
 そしてそこにアナスタシアの紅玉を狙って二十面相が現われる。しかし二十面相は一人戦い続けている千津子を見て、彼女も盗み出す。
 スケールは大きなわりに結構地味目な作風なんだけど、どう料理するのか、楽しみに見てますか。


2008年04月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#11とキバ#14

  ゴーオンジャー #11「電波ジャック」。ギンジロー号で何時も通りの生活を送ってるはずのゴーオンジャー。ところがテレビで走輔がモナコグランプリに出場するというニュースが。それだけではなく、連がクイズ王としてクイズ大会に出場したり、早輝がアイドルになったり、範人が大富豪の相続人になったりと、有り得ないニュースが次々と流れ、何故か皆それを信じて出て行ってしまう。一人残された軍平は事態が掴めず呆気にとられるが、何故か軍平自身も強盗犯として報道され、警察に追われることに。
 実は軍平が睨んだとおり、ガイアークのアンテナバンキが催眠電波を込めたニュースを放映し、日本中におかしなニュースを信じさせていたのだ。

 エンジンオーG6対策にガイアークがゴーオンジャーの離間を計るのだけど、その方法が偽ニュースでの催眠。いつもノリがいい蛮機獣だけど、今回もノリノリだなぁ。アナウンサーの姿で踊ったりしてるし。しかも、「見えすぎちゃって困る」って、マスプロ製ですか? 「サンギョーカクメー!」とかの叫びもわけわからんw
 仲間たちが計略にはまってうかれてる中、孤立無援で戦う軍平だが、アンテナバンキが調子に一人仲間を信じながら戦う軍平の姿を電波で流してしまったために、他のメンバーも目を覚ましてしまう。なんつーか、マヌケだなぁ。しかもG6対策のための蛮機獣なのに、G6が出るまでもなくガンバルオーに倒されちゃうし。なんつーか、愛嬌があっただけにちょっと哀れ。


  キバ #14「威風堂々・雷撃パープルアイ」。奪ったイクサフィストでイクサに変身し、ガルル=次狼を追い詰める音也。イクサの圧倒的パワーに次狼は逃げ出すしかなくなるが、音也は変身を解除した直後に倒れてしまう。
 後日、次狼からイクサフィストが音也に奪われたことを知ったゆりは取り返すために音也に会うが、音也は後遺症も見せずピンピンしていた。しかしそれはうわべだけで、影ではイクサの負担からくる苦痛に苛まれていた。それでも次狼からゆりを守るためにイクサフィストを手放さない音也だったが、次狼はバッシャーと組んで音也に襲いかかる。
 一方、現代では恵が渡に警告をする。健吾にプロデビューを持ちかけてきた男は、関わった青年が何人も行方不明になっており、ファンガイアの可能性が高いというのだ。渡は健吾にも男に関わらないよう告げるのだが、ファンガイアのことが話せないので上手く伝えられず、デビュー話にすっかり舞い上がった健吾は渡が自分に嫉妬して嘘を言ってるのだと思い、怒ってしまう。

 過去編は、音也がすっかりけなげな萌えキャラですな。イクサの後遺症をひた隠しにし、ゆりを守るために一人で孤独に戦い続ける音也。ゆりもそんな彼の様子がいつものオチョーシモノとはちょっと違うとは感じるが、次狼が怪物だということをてんで信じていないため、それが自分のためだと言うことに気付いていない。次狼はそれをいいことに、バッシャーと組み、二人で音也を苦しめる。
 現代では、ライノセラスファンガイアが健吾を騙し、そのライフエナジーまでも狙ってると知った渡が怒りをあらわにして、キバに変身する。だが、強靱なボディと圧倒的なパワーの前ではキバフォームでは歯が立たない。というわけで三つ目のフォームチェンジ・ドッガフォームが登場。武器がハンマーという、これまでにないタイプではあるなぁ。
 一方キバに負けて荒れていた名護は、嶋に連れられて行った先で見たのは、金属でできた竜の骨組みのようなもの。まあ、これも玩具展開なわけですが。しかしここまで意図的にキバを模倣してるってことは、イクサはキバをモデルにしてるとしか思えないのだけど……

[アニメ] To LOVEる#1とRD潜脳調査室#3

  To LOVEる #1「舞い降りた少女」。同級生の西園寺春菜に恋する純情少年・結城リトは異性への免疫のなさ、特にHなことに対して極端に弱いこともあって、片想いに甘んじる毎日。しかし勇気を振り絞って告白しようとしたとき、空から落ちてきた隕石のようなものに邪魔されてしまう。結局また告白できなかったリトは落ち込みながらも帰宅後風呂に入るが、その最中、何故か真っ裸の少女がその風呂場に突然現われた。
 ララと名乗るその少女は自分は異星人で追われていると言い、リトは半信半疑ながらもなかば巻き込まれるように彼女を匿うことになる。

 というわけでジャンプで連載中の知欠先生のお色気コメディ。この手のお色気系は今期では「かのこん」「メイドガイ」とこれと三つになりますが、描写の過激さから言うと「かのこん」(本番以外は何でもアリ)>「To LOVEる」(おさわりまでならアリ)>「メイドガイ」(基本的に接触なしの恥辱プレイ)ということになりますか。
 まあ、基本的に何も深く考えるところのないお色気コメディで、スタッフもそれを理解してそれに全力投球している感じ。いや、まあその姿勢は間違ってませんが、特にキャラが魅力的とかもないので、見続けるかは微妙。OPのフェチ度合いはちょっと評価に値するけども。


  RD潜脳調査室 #3「リダイブ」。波留の元に現われた久島。彼に海中にある電理研本部にミナモ共々連れてこられる。メタルへの不正アクセスがとがめられるのかと心配するミナモを余所に、波留は久島に自分を公認のダイバーにしてくれと頼む。久島はそのために波留に潜行試験を受けさせ、規定深度までは到達するが、浮上途中で失敗。何度もチャレンジするがやはり成功しない波留に、久島は12時間の休憩の後に最後の試験を行うことを告げる。波留が「メタルはもうひとつの海だ。そこに戻れるなら、意識がメタルに溶けてしまってもかまわない」と言うのを聞き、久島は「大事なことがわかっていない」と言い残す。
 一方、なんとかして波留の力になろうとするミナモだが、電脳化もしておらず、ダイビングも素人の彼女に専門的なことがわかるわけもなく、行き詰まってしまう。だが、友人たちに呼び出されてお茶をしていたカフェで、初心者向けのダイビングパンフレットを目にし、それにインスピレーションを受けて波留の元に急ぐ。その時、潜行中の管理局のダイバーが意識を失いメタルの深層に沈降していくという事故が起きてしまう。

 もう一度海に戻れるなら、二度と帰れなくてもいいという波留に、ダイバーとしての大事なことが欠けてるという久島。ミナモも波留の言葉に違和感を感じつつそれが何かわからないのだけど、初心者向けダイビング講習のパンフに「安全安心」と書いてあるのを見て、潜るだけではなく、無事に帰ってくるという気持ちが波留には欠けていることに気付く。結局波留は意識を失ったダイバー救出に向かうが、自分を大事に思うミナモたちへの元へ戻るという確固たる意思を持った彼は、途中のアクシデントにもかかわらず無事に救出を成功し戻ってくる。帰還後、一瞬ミナモの目に波留の顔が若い頃のままに見えたのは、久島の言う「地球律」を感じる力をミナモが持っているっぽいのと関係あるのかな。
 一方で、久島の秘蔵だったっぽい波留の存在を、書記長が早々に嗅ぎつけてるのが内通者がいるっぽい。朝チュン描写からソウタっぽい気も……つか、電脳での通話のせいか、書記長が未だに一度も口を開けて話してる描写がないのが、書記長として映ってる女性が本当に書記長なのかわからない感じ。
 そういった内部の微妙な勢力争いの雰囲気を漂わせつつ、試験に合格した波留を、久島はかねてから準備していたオフィスに案内する。ここが「潜脳調査室」というわけね。秘書機能を追加されたホロンに、ミナモが当然波留をサポートするためにと参加するのだけど、OP見てるとまだ何人か参加しそう。
 マガジンZでも連載が始まったけど、これは今のところ#1〜2を忠実にトレースした内容。キャラのむちむち度合いが足りないなぁ、とか思ってたんですが、アニメのキャラクターデザイナーを改めて見たら上山徹郎! ああ、それはムチムチなわけですわ。

[その他] 末期的

 いずれも 痛いニュース 経由なんですが、 肥留間正明の芸能斜め斬り フジは制作費5%カット テレビ局の大不況内外タイムス )。まあ、書いてある事実自体は目新しいことはないんですが、 痛いニュースのエントリ にある2ch及びコメント欄の反応が……「やっぱりみんなつまらないと思ってたんだ」的な反応ばかりなのが。昔読んだショートショートで、プロデューサー、視聴者、放送作家がみんな「おっかしいなぁ。こんな番組面白いと思わないんだけど、どうしてみんな見てるんだろう?」とそれぞれ視聴・制作しながらも首を捻ってるってのがあったんだけど、それのほころびがついに生じた感じ。「コンテンツ産業」なんて持ち上げられつつもアニメなんかはビジネスモデル上DVD販売の宣伝のための放送で自己スポンサー状態なのに広告代理店が既得権益として権利を行使してるし。
 正直シナリオが出来てるのがバレバレの芸能人がクイズして景品を得る番組や、メシを食って騒いでるだけの番組はどうでもいいので、「あやしい伝説」でもゴールデンタイムに放送してください。まあ、このまま頭を切り換えられずにテレビ局がいくつか倒産していくというのが現実にありそうな路線ですが。

  IOC会長、中国への非難中止を要求 発展には時間が必要AFPBB News )。「 さらにロゲ会長は、英国、フランス、出身国ベルギー、ポルトガルを例に取り、1949年当時共通して「植民地保有国として問題を抱えていた」との認識を示し、「ようやく植民地の独立を承認したのは40年前。もう少し謙虚な立場を取るべきでは」との見方を示した。」。まあ、正直今回のは植民地問題とはちょっと違うとは思うんですが、それはさておき、「西欧でさえも」的なこの発言はいかがかと。「西欧こそが」植民地支配の中心だったんですけどね(別に日本がクリーンだったと言うつもりはなし)。更に、独立を認めたのは意識が向上したからというわけではなく、植民地における独立勢力の活動の激化と、産業形態上植民地運営の必然性がそれほどなくなってきたなどの状況が重なったというだけ。
 ってことをまともに指摘するわけにもいかないのだろうけど、今回の件はどんどん実態や実際の情勢無視でマスコミからの印象だけで感情的に騒ぎ立ててるものになっている一方というのが正直な印象ですよ。

 それはそれとして、ビッグコミックスペリオールに葉雨たにし……もとい、谷澤史紀が登場してるのにびっくりした。「すいむ。」のコミック化はまだか(いいかげん諦めなさいって)


2008年04月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他][特撮] そういえば、そんな話もあったっけ

  仮面ライダーが米国で製作中 新たな“クール・ジャパン”?日経トレンドネット )。
『マッハGoGoGo』『ドラゴンボール』をハリウッドの大手映画会社が実写映画化するなど、日本のキャラクターが海外で注目を集めている。そんななか、またひとつ「日本発海外へ」のキャラが登場した。仮面ライダーだ。02〜03年にかけて放送された『仮面ライダー龍騎(りゅうき)』を基に、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』として全50話の番組製作が米国で進んでいる。出演者はすべて米国人に変わり、セリフは英語だ。
 まあ、Power Rangerの二匹目のドジョウ狙いではあるんですが、「 全50話の総製作費約20億円も負担して製作にあたっている。」ってのはちょっとびっくりした。20億!? 役者部分は完全新撮とは言え、アクションシーンのかなりの部分が使い回しだというのに。ネットに流れてたパイロット版を見ると、ふんだんにCGを使ったりしてるのがやっぱ金かかってるなぁという感じ。つか、TVスペシャル版しか出なかったヴェルデや映画版しか出なかったファムまで登場ですかそうですか。
 ストーリーは勧善懲悪になってる(どうも主人公Kit Tylonがミラーワールドに迷い込んで行方不明になった父親を探し助け出すため、善の仮面ライダーチームに参加するって流れっぽい)けど、まあ、その辺りは流石にオリジナルと同じ「結論のでないそれぞれ大義がある同士の戦い」をやるわけにもいかないだろうので。四月で既に全話撮影が終わって順次CG作業などして放映ってのも、やっぱ効率を求めるアメリカだなぁ。


2008年04月30日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] クリブレ#4とRD潜脳調査室#4

  クリブレ #4「EPISODE・04」。独断でアキラの力を借りたアヤカは、マナミから非難され、ショックで屋上へ逃げ込む。しかしそこでサラの右腕がガラスになっているのを見てしまい、さらにショックを受ける。アヤカもマナミから渡された行方不明の先輩の携帯番号に電話をし、彼女がソロデビューの話があるのを相方に黙って街を出たことを知る。相方に自分の口から説明をしてくれというマナミの頼みを彼女も承諾し、待ち合わせ場所へやってきたが、マナミたちがやってくるとその目の前で高熱を発し、ガラス化して砕け散ってしまう。
 マナミとアヤカの話、それを聞いたシュウはサラにガラス女の真実を問い詰め、サラも自分の境遇を話し出す。

 サラの境遇とガラス女の秘密は、まあありがちな生体兵器ネタ。いや、襲われて身体が変質したらガラス化、って、流石に無理があるような。しかしそのベタさ加減がたまらん。
 そういったダメな見方はさておき、微妙に見習い二人にクローズアップ。アヤカは自分の見たことが信じられず都市伝説掲示板に見たことを書き込むのだが、ネタ扱いされて逆に孤立感を味わう。マナミは連絡がついた行方不明の先輩が目の前でガラス化し、事実が把握しきれず混乱したまま、それが自分が先輩を呼び出したせいだと自責する。
 二人とも、結局のところ最終的に頼れるのはシュウ(と、あとちょっとだけアキラも)だということだけど、アヤカは元々家からも学校からも孤立してたっぽいけど、一見社交的なマナミはなんでS&A探偵事務所に押しかけることになったんだろう?
 しかしアヤカ、落ち込んだ雰囲気をアキラに察され呼び止められて「お前、普通じゃないぞ」と言われて、落ち込みながらも「ちぃボスほどじゃありません」って、意外と口が悪い。w アキラ、そういう趣味があるのかと思ったら、単に先生に頼まれて断れなかっただけか。
 次回は敵の黒幕とのご対面。1クールなのでさくさく展開してきますな。


  RD潜脳調査室 #4「欲望の環礁」。本格的にメタルダイバーとして活動を始めた波留。そのサポートとして雇われたミナモだが、兄のソウタから反対されて憮然。しかも技術もなく電脳化すらしていない自分には見ているしかできないのかと、「自分にできること」を探してあがく。
 そんなとき、久島の紹介でとある大物の意識をメタルからサルベージして欲しいという依頼が来る。しかし本人がブラックアウトしてるのみならず、サルベージしようとするダイバーをもブラックアウトさせてしまうと言う現象に、ミナモは波留のことが心配になり独自に調べ始める。

 #4にしてこれまであまり描写されなかった一般ユーザーのメタルの市場と用途がちょっと描かれたか。意識に介入するため快楽を満たす使い方はやはり行われ、しかもそれは臨死体験も娯楽化する危険なもの。それに巻き込まれ波留もそのタナトスの意識に侵蝕されそうになる。それを助けるのは無論ミナモの呼びかけなのだけど、ミナモも紆余曲折してたり。
 波留に「見ていて貰いたい」と言われたが、自分に見ているしかできないことに「それだけでいいのか」と、自分に出来ることを探そうとする。けど、ヒントとなるブラックアウトしたダイバーのところにはソウタがやってくるし、それに関連した歓楽街の探索はミナモには手に余る。しかし、やはり波留の精神的支柱になってるのはもちろん、現実世界の仲立ちとしても機能していて、本人はそこまで自覚してないながらも、その無垢な一生懸命さがいろいろなブレイクスルーになっている。その若さに支えられつつ波留が事件を解決していくのが今後の展開になるのだろうなぁ。
 しかし、今回微妙に大きな話が絡んできた気がするけど、やはりその辺がさらに大きく膨らんでくるんだろうか?
 あと、#2と#3で出てきたダイバー兄弟が今回も出てきて結構サブメインな予感。