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2008年02月11日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 起きたら昼間

 早めに起きたら「アメリカン・ギャングスター」でも見に行こうと思ったら、上記の通りだったので細々した雑事を片付けつつ、晩方から借りてきていた「十三人の刺客」を見始める。いや、まだ途中なんだけどさ。
 1963年の映画で、1990年にテレビスペシャルとしてリメイクもされている。そのリメイク版は見ていたんだけど、いまいち面白くなかった記憶がある。
 でも「映画は面白い」と聞いて借りようと常々思ってた。
 思ってたんだけど、近所のTSUTAYAだと半額とか旧作百円の日は必ず貸し出し中になってた……いや、そんなに一般に良く知られた映画とも思わないのだけど……
 片岡千恵蔵、里見浩太朗、丹波哲郎、山城新吾といった東映スターがずらずらキャストで並んでるのだけど、それより菅貫太郎とか音楽の伊福部昭で喜ぶ漏れって……

 話は、徳川家慶の弟で明石藩に養子に出された松平斉韶(菅貫太郎)の非道ぶりがその家老の抗議自殺で公儀の知るところとなるが、事情を知らない家慶は老中への抜擢を決めていた。もし表立てて事を荒立てては幕府の威信に関わるが、しかしこのような人物を老中に取り立てては万民を苦しめることになることは火を見るよりも明らか。そのため老中土井利位(丹波哲郎)が懇意であった旗本島田新左衛門(片岡千恵蔵)に依頼し、参勤交代で国に帰参する斉韶を暗殺することに。話は大事、しかも参勤交代が目の前に迫り、島田はえりすぐりの十二人を集める。
 しかし明石藩側もその動きに気付き、慣例を破ってまでえりすぐりの部下たちに斉韶を守らせ、帰国しようとする。

 いやぁ、なんというか、菅貫太郎、ホントにバカ殿が似合うなぁ。バカ殿って言うか、キチガイ殿様なんだけど。
 あと特筆すべきは、西村晃の剣客平山九十郎。ああ、二代目黄門様ですよ。ホントにすごみがある剣豪の役で、こんな人が水戸黄門やってたのか〜という感じ。助さん角さんさしおいて自分で相手をぶった切りかねんかったのだな……


2008年02月12日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#6と俗絶望#6とポルフィ#6

  みなみけおかわり #6「冷めてもあったか、ウチゴハン」。イヤな予想通り、「いい話」に持ってこうとしてるなぁ。少しずれた持ち味がだいなしに……

  俗絶望先生 #6。おお、今回は普通にやってる……って、非通知話とか夢のない夢の話だとかが普通かどうかはともかく。と思ったら最後の最後で声優をどんどん入れ替えていくという意味不明な演出が……いや、ちょっとそれはないだろうというものも……

  ポルフィ #6「イタリアから来た少女」。ヒロイン登場(多分)。父娘二人でトラックで旅する少女・アレッシア。ズボンをはいていたため最初ポルフィは男の子と間違えてしまい、のっけの印象は最悪。だがミーナはすぐにうち解けて旅したヨーロッパのあちこちの国のことを聞いてその生活にあこがれる。だがそれを見たアレッシアの表情は暗い。根無し草の生活の上、母親を早くに亡くした彼女にとって暖かい過程を持つポルフィたちこそが羨望の対象だった。ポルフィはそんなアレッシアのために教会の鐘を鳴らす。
 アレッシアはまた父親と旅に出るけど、多分再登場する、のだよな?


2008年02月14日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#6とレンタルマギカ#7とペルソナ#7

  のらみみ #6「ダブルダブル」。同じウサギキャラというだけではなく、外見も瓜二つなピョン助とウサ吉。何故か昔から隣に居候することが多い因縁深い二人が、またもや隣同士になって「こいつの居候先を変えてくれ!」とお互い云いに来る。結局どっちが出て行くかを決めるため、「一日居候先を交換してお互いになりすまして、偽物を見破った家の方が残る」という勝負をすることに……でもちっともお互いバレないw 困りながらもなりきる二人だが、なりすましているうちお互いの家のこと、お互いの違うところを見つけていく。
 「秋風ウソヒミツ」。何事もソツなく所内唯一の常識人の更科さん。その更科さんを口説くピノキオタイプキャラ。キャラが人間に惚れるなんてありえない! でも、ピノキオタイプは嘘を吐くと鼻が伸びるはずなのだ……実はその秘密は、そのキャラが居候をしないと意固地に決めた過去にあった。立て続けにやむなき事情で中学校になる前に居候をやめざるを得ないのが続き、それがトラウマになっていた。それがショックで鼻も伸びなくなっていたのだ。その彼にソツなく居候先を紹介する更科さん。仕事に生きる女。w 更科さんに内心を指摘され、「居候なんてばからしい!」と叫ぶが、伸びないはずの鼻が……
 やっぱこの番組って、深夜にやってるの間違いだと思うのだけど。夕方に放送できない昨今のアニメ事情はちょっとおかしい気がする。

  レンタルマギカ #7「ソロモンの絆」。OP後が前回と同じだったので放送ミスかと一瞬思った。w 実際は前回の事件をダフネ、隻蓮側から見た話なのだけど。つか、何もかも展開が唐突すぎてワロタw 突然の黒幕、突然の異母姉妹……いや、原作はちゃんと伏線張ってるのかもしれないけど、はしょってるんでギャグとしか思えない展開でした。いやはや。

  ペルソナTS #7「署長が消えた日」。アイドルを一日署長に迎えての警察イベントの日、そのアイドルが交通渋滞のため来られなくなってしまった。何故かめぐみとカナリが代役を務めることに……さらに大企業社長の息子の誘拐事件が起こり、よりによって一日署長イベント会場が指定される。その頃署長は、街中で迷っていた。w
 タイトルが思わせぶりなOPとかぶさって署長失踪かと思ったら、ギャグ回でした。緊迫した顔と声で繰り広げられるマヌケな会話。おまけに成り行きでかぶったぬいぐるみを脱ぐに脱げない状況になる諒。w 結局肝心なときにいないと思われた署長が全部解決していました、というオチ。
 けど、諒の電話の相手、アイドルオタクだったのか。つーか「○ーこりん」って何人いるんだ?


2008年02月17日() 旧暦 [n年日記]

ゴーオンジャー#1とキバ#4

  炎神戦隊ゴーオンジャー #1「正義ノミカタ」。新しい戦隊シリーズの第一話。今度の戦隊は顔があってしゃべる巨大ビーグル「炎神」と共に戦う、という設定。敵の設定は普通の悪の組織っぽいけど、最初三人だったゴーオンジャーに第二話で二人の仲間が加わる、というところと、第一話から巨大ロボが出てきたのがちょっと珍しいか。って、三体で巨大ロボになれるんだけど、あとの二人のメカは???
 玩具ギミックとしては、「炎神ソウル」というモジュールを各アイテムに抜き差しして遊べるというのがウリらしい。


  キバ #4「夢想・ワイルドブルー」。父・音也が他人に迷惑をかけてばかりの最低な人間だったと知ってショックを受ける渡。名護に相談している最中、賞金首の詐欺師が逃走の連絡が入り、名護の捕り物に一緒に行く。しかしその詐欺師も音也のいい加減な行動のために身持ち崩したと知り、平身低頭謝る。
 父の行いを少しでも償おうと被害者たちの手伝いをした上、さらにバイトでお金をかせいで賠償しようとするのだが……

 展開がとことん井上敏樹風味w 「人を嘗めてるのか」というくらいのこの大袈裟で大雑把な展開が耐えられるかが試金石の気もする。音也に被害を受けた人たちは渡の頑張りを見て音也を許す気になるのだけど、弁護士の綾は許さず、モスファンガイアとしての正体を現し、八つ当たり的に被害者を襲う。人生に前向きになった緑のおじさんとラーメン屋台のおっさんが前向きになった矢先に……
 で、今回の最大のウリのフォームチェンジ。あまりシルエットが変わらないのは、戦闘スタイルでカバーってことかな? ドラゴの中にいるモンスターたちが憑依して、ってのは、電王を意識しすぎに見えるのだけど、どうなのだろう? 話に絡むキャラクターをフォームチェンジに絡ませた電王とは話の構造が違うのでどうかとも思うのだけど……まだなんとも言えないか。


2008年02月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 言葉が出ない(でも出してるけど)

  服役中の自死権認めず 仙台地裁、受刑者の請求棄却河北新報 )。チングレクトミー手術の遺恨で意思の家族を殺害、って、やっぱ これ か! 殺したのがたまたま不在だった当の医師ではなくその留守を預かっていた妻と母なので判決自体は妥当としか言いようがないけど、それでもあんまりだといえばあんまり。強制的に施されたロボトミー手術で人生が狂ったのは、明らかに不当とは言えるのに。

  松本人志「もう餃子のこと騒ぎすぎだって」 高須光聖「日本政府が中国を叩きたいだけでしょ」痛いニュース )。こいつら、頭大丈夫か?
 別に「毒食料流す中国を庇うなんて非国民!」と言ってるのではない。「騒ぎすぎ」と言っても実際に一時意識不明に陥った子供が出た上でのこと。松本人志は自分の子供に同じ餃子を「あまってるんだから食え」と食わせるんでしょうか? また「日本政府が中国を叩きたい」という発言もバカすぎ。現在の日中関係はきわめて良好で、日本政府の対応は過剰でもなければ不足でもない適切なものと言える。むしろバッシングをしてるのは各マスコミ。これが「日本マスコミが中国を叩きたいだけでしょ」ならまだ意味は通るが、この状況で日本政府の責任にするのは頭のおかしい陰謀論としか言いようがない。芸人は「毒」があっても面白ければいいという部分はあるが、面白くも何ともない「毒」は有害でしかない。
 他にも「ちゃんとあれをチェックしてどっかの業者がちゃんと売れよと」ってこいつ、チェックってどうやってやるのか知ってるのか? チェックってのは普通多数の中からサンプル抽出してそれを調べる。もちろん、調べたものは売り物にはならない。つまり全部チェックしたら全部売り物にならない。もし、仮にそれがなんとかなったとして、全品検査の手間、再包装の手間、それらのコストが上乗せされた「問題の餃子ですが検査してあります」なんてものが、商品として(コスト的に)成立すると思ってるんだろうか? 芸も能もなく、頭のおかしい陰謀論と「毒」しか吐かない芸能人ってのは何て言うべき何でしょうね?

[アニメ] オーバン#21

  オーバン #21「不気味なオー」。ドンはいよいよ苛烈になっていくレースからモリーを辞退させるために、モリーが娘のエバだと知っていることを明かす。そのことにショックを受けるモリーだが、娘だと認めて貰ったというのにドンへのわだかまりは解けるどころかますます激しくなる。どうして捨てたのか、会いに来てくれなかったのかと問い詰めるモリーに、ドンは妻のマヤを失ってからの日々を語る。

 不吉な予感がありながら出場を止められなかったばかりにレース中の事故で妻を失ってしまったドン。失意のどん底で自暴自棄になり、また呵責の念が強すぎるために娘までも近くに置けば不幸にするのではないかと不安になり、捨てるように寄宿学校に預けてしまう。過去を捨てて放浪していたドンはリックと出合うことでレースマネージャーとして復活するが、呵責は消えず、また長らくほったらかしにしていた後ろめたさもあり、モリーのことを意識することを避けていた。
 モリーに問い詰められてわびることしかできないドン。だがモリーは許すことが出来ない。それは、レースからの辞退を懇願するドンの願いも聞かず、「大いなる報償」を得ようとするほど。大いなる報償でマヤを生き返らせれば、家族も元通りになると思ってのことだが……
 何が何でも優勝しようと気負ってのレース。途中までは順調に進んだが、クロスが攻撃で挑発したオーの反撃の余波を喰らい、アロー号は谷底に……ドンは再び自らのせいで大事なものを失ったと苦悩するが、原住生物が大破したアロー号からモリーとジョーダンを助け出し、介抱していた。
 次回はいよいよオーバン・スターレースの本当の目的と、大いなる報償の正体がわかる? 多分どっちもモリーが考えているようなものではないのだろうけど……


2008年02月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#7と俗絶望#7

  みなおか #7「かめばかむほど甘くなるんだよ」。これはひどい。一話二話ならともかく、ここまで原作の雰囲気台無しの話が続くと……何がいけないのか考えると、いくらカナがいれば話が動かせるとはいえ、カナを便利使いしすぎなのじゃないかと思う。カナは確かに勘違いで周囲を振り回すキャラだけど、それだけで話を動かすとカナが「それだけ」のキャラになってしまう。そうすると、当然チアキも嫌味を言ってばかりのガキになってしまう。まとめ役としてのハルカも統制が出来ない影の薄いキャラになる。そんな話が連発しては……
 後発でオリジナル中心に話を作らなきゃいけない不利はわかるけども、もうちょっとやりようってものがあるんじゃないの?

  俗絶望 #7。うわ、のっけにリリキュアですか。w 新房監督ならいかにもやりそうだったけど……その後のAパート「百万回言われた猫」は普通(って言うのか?)だったけど、藤吉晴美のマイノリティ無自覚ぶりが微妙に痛くて……自分にも。Bパートの「絶望チャンネル」は元ネタがよくわからない……タイトルの「赤頭巾ちゃん、寝る。気をつけて」は「赤頭巾ちゃん、気をつけて」が元ネタなんだろうけど。Cパートの「津軽通信教育」。これは原作複合ネタか。受験生優遇の日本に載ろうとする望が本末転倒に資格マニア化してしまうのだけど……けど、いろんなアニメの手法を再現。Cパートで実験的演出をするって方針なのか。

P.S.ああ、そうだ。こう言えばいいんだ。
「絶望した! 雰囲気台無しのみなみけおかわりに絶望した!」


2008年02月20日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#19と狼と香辛料#8

  もっけ #19「メクラベ」。この前の話がきっかけで柔道を始めた瑞生。調子が良かったのも最初の内、腕を怪我して見学することになってしまう。そんなある日、人間の頭蓋骨を見つけてしまう。しかもその頭蓋骨が話しかけてきた。「本物の頭蓋骨ではない」と言う頭蓋骨は、ゴミの山から掘り出してくれた恩返しをしたいという。だが、取憑くとかそんなことしか出来ず、ただでも憑かれやすい瑞生は最初聞く耳を持たない。が、ふと思い立って、その物の怪に「憑かれないようにするコツを教えてくれ」と頼む。

 妖怪の指南で妖怪に取憑かれない訓練をする瑞生。その成果が現われたのか、ちょっとしたものなら跳ね返せるようになったことに気を良くする。しかし、姉の静流には瑞生に何か良くないものがまとわりついているのが見えてしまう。頭蓋骨の妖怪に気を許し始めていた瑞生は、そんな静流の心配を解消しようと会わせるのだが、頭蓋骨が瑞生の身体を操って静流の首を絞めさせる。
 裏切られたとショックの瑞生だが、苦しむ静流を見てこれまでにない気力を振り絞って呪縛を打ち破る。が、頭蓋骨は「最後に良い訓練になっただろう」とでも言いたげに犬に自分を咥えさせて去っていく……本当にただのふりだったのか、それともくやしまぎれなのか……でも、頭蓋骨の訓練がちょっと役に立ったことも事実のようで、また瑞生もやはり憎みきれないよう。「人を食う」以外の道が開けたのかな?
 って、良く考えたら「いまさらそんなめんどくさい皮なんかいらん」って……本物かよ!w


  狼と香辛料 #8「狼と正しき天秤」。教会都市ボロソンに入ったロレンスとホロ。ミローネ教会からの報償として受け取った胡椒をここで売りさばこうとするが、細工のある天秤でのインチキをホロの機転で見つけ、逆にそれをネタに脅して信用買いで商品としては儲けの固い武具を大量に仕入れる。近くの大都市リュビンハイゲンに行けば、毎年ある遠征の需要で確実に売りさばけるのだ。ホロにせがまれ尻尾の手入れ用の香油を買う約束もするのだが、リュビンハイゲンへと向かう途中、一人の羊飼いに出くわす。

 話数間違いではありません。#7はDVDのみの収録だそうです。オリジナルエピソード?
 で、この話から二巻の内容。ホントにペースがゆったりだな。ロレンスはうっかり食い物の話をホロにしてしまったばかりにホロの食い気を刺激することに。ホント学習しないなぁ。が、ホロの機転で取り引きを誤魔化されそうになったのを防いだどころか、それを逆に儲けのチャンスへと変えたので何も言えず、香油まで買う約束を……まあ、現時点では二人とも意気揚々としてるんだけど、これがとんでもないことになるのが次回以降。
 それはともかく、まあ、これが実際のヨーロッパが舞台だったらいろいろ突っ込みたいところがあるんだけど、まあ、実際のヨーロッパがモデルの架空世界なんで、その辺はアレ。で、それもともかく、最後に出合った羊飼いの娘、ノーラ。彼女も独自の事情を抱えていたりするのだけど、それも次回以降。今回はいろいろ伏線張りの回なので、以後の展開のネタバレなしだと書けることが限られるなぁ。むむむ。