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2007年10月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] いろいろ最終回

 ・もえたん:なんだか好き放題でカオスったシリーズでしたが、最後は魔法に頼らず、大学合格って辺りで、めでたしめでたし、なのかな。話題性が高い割には予算がそんなでもないところが見えたけども、その辺をめちゃくちゃなノリで乗り切った感じ。ようやりましたわ。って、いろいろええんかいな、ってところもあるけども、最終回放送できたんだからいいんでしょう。多分……
 ・ゼロの使い魔〜双月の騎士:う〜ん、一応「妖精に助けられた」って話が伏線になってたとは言え、突然というか、イマイチまとまりきってなかったというか……第三部の色気もある感じがして、ちとなんだかなぁ、というところもあったり。コルベール先生の下りから、才人がルイズのために自分が死を覚悟する下りは良かったんだけど。
 ・らき☆すた:作画、演出上で言えば、確かに良くできた最終回だったんだけど……(ED除く)やっぱり断片を見せられてる感はぬぐえず。動画数は劣ってるけど、「まなびストレート」学園祭後夜祭の演奏シーンの方が心が動かされた。良く作られてるんだけど、なにかがこちらとかみ合わない。終始そんな感じ。
 ・風の少女エミリー:最後は少女じゃなくなってましたが(でも、等身はそんなに変化してなかった)、夢を見、挫折、死別、そして再起、と、なかなかに心動かされました。特に最終回は、エリザベス伯母さんのツンデレっぷりが……エリザベス伯母さんはあるときは厳しく、またあるときはきびしくエミリーを見守ってた訳ですが……って、厳しいばっかやん! 自身は家を守るために身を尽くし、全ての誇りをそれに賭けたけども、いつしか自由に羽ばたける翼を持つエミリーに憧れ、その夢に託すことを望み、夢を諦めようとしたエミリーにそれを吐露する。バーンズ先生の臨終の意味が薄れがちだけど、これはこれでよし。次週からは「少女チャングムの夢」の再放送なので、見なくて済むなぁ。
 ・ロミオ×ジュリエット:話が途中から「どこが『ロミオとジュリエット』やねん」だったわけですが、最終回付近でそれが極まり。いや、だから世界の命運を賭けたラスボスとの対決はいらんっちゅーねん。っちゅーかむしろそれで世界を滅ぼしかけてるし、結局助けようとしたヒロインが自己犠牲で世界を助けてるし。意思の齟齬が生じてますよ? それがロミジュリだって言えばそうなのかもしれないけど……最初から「ロミオとジュリエット」として見なければ、印象もまた変わったかも知れませんが……いや、そんなに変わらないかも。余計なものを入れすぎたし。シェークスピアの原作って、良くできてたんだなぁ、と。モンターギュ公の切れっぷりと、マキューシオの顛末はなかなか良かったですが。
 ・地球へ…:なんかビミョー。いや、シリーズとしてはまとまってるんですが、原作との違いを見ると、一般化してひよったなぁ、という印象もなきにしもあらず。だってジョミーが三重苦にもならないし、結末が特に全然違う。スケール感が現代になって小さくなったってのは、一般化するためには仕方ないのか。
 ・ギガンティック・フォーミュラ:予定調和な最終回。最終回に感情移入できなかった最大の理由は、搭乗者とOX-IIの関係が、スサノオと主人公二人組くらいしか描かれなかったので、OX-IIの意思が突然だってことでしょうか……いや、他にも問題点はあったんですが。さておき、国がなくなっても地域紛争が起こるだけだってのは、突っ込んじゃダメなんでしょうかね?

 それと、グレンラガン最終回のタイトル、ブラウンってのは当然分かってますんで。


2007年10月02日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 瀬戸の花嫁#26とヒロイック・エイジ#26

  瀬戸の花嫁 #26「君が帰る場所」。魚人貴族である源義魚に攫われた燦を助けようと、永澄は海、ルナらと潜水艦で義魚の海底御殿へと乗り込む。貴族の権威を笠に、家訓で貴族に逆らえない明乃に理不尽な命令までしてやりたい放題の義魚に、永澄の怒りは爆発。仲間たちや潜水艦が突っ込んだ衝撃で牢から抜け出た瀬戸内組の面々も合流し暴れまくる。人間である永澄は帰れと言われるが、「燦ちゃんは、俺が迎えに行かなくちゃいけない気がするんだ」とその場に残る永澄の意気に、豪三郎も永澄が先に行くことを認める。
 間一髪、燦が義魚の毒牙にかかる前に救助に駆けつけるが、燦は魚人を催眠状態にする特殊な香で永澄の声が届かない。それでも必至に叫ぶ永澄の声に燦は意識を取りもどすが、逆ギレした義魚の放った凶弾が、燦を身を挺して庇った永澄に……

 良い最終回でした……え? 最終回じゃない? って最終回ですが。
 前半の折り返し地点が燦が永澄を助けに行って告白し、後半はそれが入れ替わるという形なのだけど、わざとらしさとか作為は感じられない。つか、感じてる余裕が……
 主要登場キャラ全員がそれぞれに見せ場があって、義魚の横暴に堪えていた明乃も永澄の叫びに遂に反旗を翻す。「裏切り御免!」だったら隠し砦なんだけど。藤代も「永澄君を食べて良いのは僕だけ?」と、何気に携帯の待ち受けが藤代から必死に逃げる永澄だったり、なんだかんだで愛着がありそう。ロードランナーに対するワイリーコヨーテのそれの気がするけど。サルの見せ場は……サル老師?
 そして最後、シリアス展開もぶっとばす自律型究極戦士w 「これは燦ちゃんの分! これも燦ちゃんの分! これもこれもこれもこれもぜーんぶ燦ちゃんの分だ!」って、エルメェス・コステロですか?
 原作ではねちっこい策略を明乃を使ってしていていたわりに、引き際が良すぎた義魚だけど、テレビ版では極悪非道になった代わりにキャラが立ったなぁ。つか、「やばくね?」とかってマジチョームカツク<おいおい
 最後に何時も通りのドタバタの日常だけどもちょっとだけ二人の間が変わったエピローグと、前半EDの曲とイラストが……明乃とエラ呼吸三兄弟も追加。
 まだ原作のエピソードがあるので続編も出来るけど、サルの妹のサトルはともかく、サーたんが出てくると全部持ってかれちゃうからなぁ……万能過ぎるキャラは使い所が難しいので、続編に関しては考え物。
 けど、全編息切れナシですっとばして、正直岸誠二監督を見直した作品でしたわ。スタッフに多謝。


  ヒロイック・エイジ #26「エイジ」。銀の種族と和解し、黄金の種族が外宇宙へと飛び立っていった「扉」も開かれるが、エイジは扉の向こうへと消えてしまい、生死も不明。銀の種族は残った四人のノドスと共に黄金の種族を追って旅立ち、ディアネイラは銀の種族の力を譲り受け、エイジとの約束、黄金の種族が最後に足跡を残したエイジの星の再生に力を注いでいた。そして二年後。ディアネイラはいずれ全人類に譲り受けた力を伝搬すべく、見込んだ者に力を与え、人類同士の愚かしい争いを止めることに尽力していた。エイジの星の再生も完了し、エイジの痕跡を求めるかのように惑星上から星を見ていたディアネイラだが、その星空に、「扉」が突如開かれる。

 大団円の最終回。いろいろ突っ込みたいところあるけど、多分それも全部折り込み済みなんだろうな。「それって無理矢理力で押さえつけてるだけじゃん!」って言っても「うん、そうだよ。それがなにか?」ってふうに。
 現代風スペオペって感じで、これというものもなかったけども安心して見れたのも事実。結局神様(黄金の種族)に運命を全部おんぶにだっこって当りがちとなんですが。

[アニメ] スケッチブック#1とD.C.II

  スケッチブック #1「スケッチブックの少女」。人見知りの激しい、「絵はわりと好き」な美術部の少女・梶原空と仲間たちの繰り広げる日常を描く。ってホント日常だな。テンポがごっつゆっくり。主要声優さんがわりと声優ずれしてない演技なんですが……まあ、名前を見れば納得。雰囲気アニメだけど、環境ビデオっぽく流してる分には悪くない感じ。監督が監督だけあって、ARIAとかあの系統。
 エンディングテロップに「福岡県立太宰府高等学校芸術科」とあったけど、実際にロケハンしたってことだろうか?


  D.C.II #1「小さな恋の季節」。正直、前作、前々作はほとんど目を通してないんですが、なんとなく、時間が異なってるのか舞台は同じでも登場人物が違うような。でも主人公は手から和菓子出すし、どっかで見たような顔のキャラもいるし、繋がりがよくわかりませんな。
 一話目は、ヒロインが主人公に告白して、受け入れられて、だけど、こっからどう転ぶかがようわかりません。このまま二人が付き合ってほのぼのな雰囲気で、ってことはないだろうけども、目玉な部分が早々に出てこないと、挫けそう。


2007年10月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] レ・ミゼラブル読み終わった。

 感想はそのうち書く。多分。

[アニメ] アイマスXENO#26とキスダム#26

  アイマスXENOGLOSSIA #26「月とペンギン」。え〜、あ〜、まあ、なんというか、舞-HiMEスタッフの作品ですね、というか。乙女の無駄にシリアスな個人的事情のついでに世界も救っちゃう! というスタンスで。いや、そもそも世界が危機に陥ったのは君らの責任よ? とか言うのもバカバカしいので言わない。この無駄に壮大なしょうもなさ感が素敵と言えば素敵ですが。個人的な波長には今一歩合わないけど。演出でゴリ押し気味な最後の展開は、結構楽しめました。真が展開のために便利使いされた感はあるけど。


  キスダム #26「始暁−ハジマリ−」。え〜っと、つまりは、どういうことだったんだろう、ってのがなきにしも非ず。どうしてヴィリレイが黙示録の戦いを仕掛けたのかとか、わかったような、わからんような。作品の底流に「死を受け入れられるのか」ということがモチーフとしてあったようななかったようなだけど、シュウは人類の救世主となって明るく明日を生きる、ではなく、あくまで死者(由乃)の想いに応え生者のために道を開き、自分は死の側に引きずり込まれる、ってのは、らしくて良かった。しかし、ヴァルダたちの消滅が存在感ほど重要に見えなかったのが残念。

[アニメ] もっけと素敵探偵ラビリンスとナイトウィザード(全部#1)

  もっけ #1「ミコシ」。もっけとは「もののけ」のこと。すなわち、人に仇なす物の怪の、「形」「真」「理」を暴くことで退魔の剣を抜き、成敗するという……嘘です。ごめんなさい。アフタヌーンで連載中の、ほのぼの系(?)妖怪漫画。妖怪が見えてしまう姉の静流と、妖怪に取り憑かれやすい妹の瑞生が、田舎町で繰り広げる日常と妖怪の話。なんかアニメ特有のテカテカした感じがちょっと違うなぁ、とかは思ったけど、BGMにもちょっと違和感。こういう雰囲気重視の原作は、こういう違和感が出やすいので仕方ない範疇なのだけど。なんか妙な感じがするなと思ったら、 CODE-E の後番ということで妙に納得。メ〜テレがキー局で名古屋最速だったのね。CODE-Eが思ったより悪くない感じだったので、まあ、ちと様子見してみますか。なにより、お爺ちゃんとお婆ちゃんの声が堀勝之祐と京田尚子! かつのすけ〜!
 ところで久々にCODE-Eの公式サイト見たら、 こんなん が……トップページで大音量で流れるから、一瞬自分の気が狂ったかと思ってしまった。


  素敵探偵ラビリンス #1「旧都な名探偵」。探偵物+超常アクションな組み合わせ。どうなんでしょうね。こういうの。ってか、原作は絵が上手いなというくらいの印象しかなかったのだけど、アニメ化ってのがむしろ意外。声優は実力派を揃えてるし、作りは丁寧だけど、原作があまりぱっとしないので、どうなるのか様子見。


  ナイトウィザード #1「月匣〜紅き月、碧き瞳〜」。大元の原作はTRPGで、そのノベライズが原作らしい。そう聞けば納得いかないこともないけど、一見して設定がRPG崩れっぽいんで……いろいろ唐突すぎて、どこから突っ込めばいいんだか。とりあえず、魔法銃はいいけど、薬莢は飛ばしてくれ。


2007年10月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 水曜日は平和

 火曜日は前期にも増して集中してましたが、水曜日は比較的平和そうです……火曜日の視聴を一部水曜に回そう。

 何気なくテレビをつけたら、舛添厚労相が地方自治体に対し、国民年金横領をした過去の職員で訴訟を行っていない場合は訴訟を行うよう支持したことを報道してたけど、まあこれは妥当でしょうね。勿論感情の問題ではなく、理屈として。
 会社の金に手を付けた、というレベルではなく、国民に奉仕する(これは職務的な意味で)立場の公務員が、国民の利益を損ねたわけだから、厳重に処分をすると共に、横領は犯罪であるという意識を刻ませるのは理にかなってます。抑止力にもなるし。「民間ならそこまで重い処分は……」という声があるかもしれませんが、民間じゃないのだから仕方ない。普段の負担を増やすわけではないし。

 今日仕事上がった後に髪を切りに行って、ぼーっと順番を待ってたら、髪を切ってたおばちゃんらしき人(多分、声から)が「車と携帯を持つと人間ワガママになる。若い女性のお化粧道具もそう」と店員さんと話をしてるのが聞こえた。持ってる人全員がそういうわけじゃないけど、ワガママなところが迷惑として出やすいのは確かにそうだよなぁ、と納得。交差点で「動きが怪しいなぁ」と思う車は、大抵運転手が携帯を手にしてたりするし。でもその後愛だのなんだの語るのは蛇足な気が。

 家に帰ってmixiを見ると、名古屋コミュニティで栄の書店・マナハウスが11月末に閉店するとの書き込みが。こないだ久々に行ったら売り場面積を縮小したり、なんかアレな雰囲気がただよっていたものなぁ。結構ゆっくり出来るし、品揃えのいい書店だったんで、惜しいのだけど……ミッドランドスクウエアを代表とする名駅前再開発の余波で、栄から名駅に人が流れたことが影響してるらしい。良い書店がなくなるのはカンベンしてほしいなぁ……それに、店内の階段の配置とかがちょっと変わってるから、他の店舗に転用可能なのか知らん?

[アニメ] おお振り#25と怪物王女#24

  おお振り #25「ひとつ勝って」。桐青との第一試合に勝った西浦ナイン。苦しい第一試合を完投した三橋は、翌日も学校を休んでいた。まだ試合のダメージが抜けきってなかったからだが、田島たちがお見舞いに行くことに。しかし、三橋との距離を掴みかねている阿部までもがお見舞いについてくる。試合の後、心配してメールを出したが返事がないのもあり、三橋のことを理解しようと阿部なりに考えてのことだった。
 三橋は阿部が演技で「やる気がないならマウンドを降りろ!」と言ったのを本気に取って、自分がワガママでマウンドに立ち続けてチームに迷惑をかけたとびくびくしていたのだが、お見舞いに来た阿部たちにやっぱりびくびくし続ける。しかし、欠席した反省会のノートの、自分に関するページを見せられると、そこには……

 アニメは一回戦終了で一区切り、ですか。中学時代にいじめられ、違う高校に行って野球を諦めようとするも、未練やらなんやらで新設野球部に入部。仲間が出来、「野球の本当の楽しさ」を知る、ってところなので、区切りとしては結構良い感じかな。
 反省ノートに書かれた、メンバーからの賞賛の言葉。てっきり責められるかと思った三橋がびっくりすると、「あの試合なら、このくらい普通だよ。別にみんなが特別いい人ってわけじゃない」と言われ、修悟に「お前が中学でやってたのは野球じゃない。絶対野球をやめるな!」と言われた意味を、ちょっとだけ理解する。原作でも読んだシーンだけど、やっぱこのシーンは良かった。
 原作のストックがないので連続しては無理だろうけど、ストックが溜まったら第二期もやっていただきたいところ。


  怪物王女 #24「決闘王女」。禁止されていた死霊を町に解き放った犯人として告訴された姫。兄弟のセブランの策略なのだが、罪を姫に押しつけ逃れようとするセブランに、姫は定めにより「決闘」を申し込む。兄弟たちの中で唯一姫が憎む仇敵を前に、姫もいつもの冷静さを失い、次第に追い詰められていくのだが……

 原作をいろいろはしょってたけど、構成としては悪くなかったなぁ。ただやはり、低予算なところとかなり角を落としてしまったのは残念。低予算感とかオリジナルエピソードのしょうもなさ感とか、結構好きでした。
 しかし、ミカサ(セブランの血の戦士)はホントどうなったのかねぇ。


2007年10月05日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] モノノ怪#12

  モノノ怪 #12「化猫・大詰め」。最終回。地下鉄開通に関する市長の醜聞を掴んだらしい節子。彼女の死は自殺なのか、そうでないのか。彼女の死の前にたまたますれ違った人間たちが消えていき、唯一残ったのは……^
 被害者も含め、みんな人間的な醜さを持っていると提示するのはこのシリーズの根底か。しかし、許せない一線というのがあるということなのか。化猫の異空間に引き込まれ死んだと思われた者たちは実は生きていて、節子の死に直接、間接の手を下した人間は行方が知れない。そして、残った人間はその人生をまっとうしようとし、節子の犠牲に手を合わせる……

 脚本の「ヨコテミチコ」って、「横手美智子」だよなぁ。最終エピソードで脚本を交代した理由はなんなんだろう? まあ、面白かったのでどうでもいいですが。
 最終的に因果応報で安心してしまう自分が、わりと自分って甘ちゃんだなあと思ってしまうのですが、それでもやっぱりいくらかでも非業の死をとげた人間の恨みが晴らされ、普通の人間が人生を続けていくのは、見ていて良かったと思えてしまう。
 薬売りの正体は、明かされないままの方が個人的にはやはり良いなあと思うので、続編があるにせよないにせよ、薬売りは薬売りでいてほしい。


2007年10月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] SUKIYAKI WESTERN DJANGOを見に行こう

 と朝9時に家を出たはいいが、名駅前についてから、見ようと思ってたピカデリーでの興行が昨日で終わっていたことに気付く。orz
 しかたないので109シネマズの方で見ることにするが、そちらは15:30からの興行のみ。仕方ないので、まずはハンズに行って革製品洗濯用の洗剤を探す。作業用手袋の洗濯用に考えていたのだが、見つかった商品は8千円弱……正直見合わん。orz
 そっちは仕方ないので諦めて、ちょっとばかり熱田神宮へ。最寄りの駅がわからないので地下鉄で名駅→金山、そこからバスで神宮東門前に。なにやら七五三だったらしく、着飾った子供がたくさんいる。そこでの用事を済ませ、どうやって移動しようか考えながら歩いていると、地下鉄「神宮前西」駅が……そういえばありましたっけね。忘れてました。orz
 乗り換えついでに大須で降りて(土日休日限定の地下鉄市バス一日乗り放題券を購入済み)、昼飯に安くてマズイラーメンを食べる。いや、時々こういうのが食いたくなるので困る。食ってから決まって後悔するんだけど。
 その後、ちょっとぶらぶらしてから再び名駅前に。劇場でチケットを購入するが、まだ時間があまってたので、書店に行く。そこで購入したのは、
 ・死せる魔女が行く(上)(下)/キム・ハリスン
 ・ローマ人の物語 終わりの始まり(中)(下)/塩野七生:上は購入済み
 ・アーサー王大百科:友人がイラストを描いてるので
 その後、いい頃合いになったので劇場へ。で、 DJANGO 。なんつーか、全編無意味に英語だし、西部劇なのに源平合戦だし、意図的に酷い作りになってますが、それはそれで変な様式美があるのでおかしなもの。そしてアクションはかなり本格派。マズルフラッシュがCGモロバレなのが残念でしたが。そして、桃井かおりがかっこよすぎるんですが……話自体は「荒野の用心棒」っつーか「用心棒」というか「血の収穫」というか、対立する二組織を潰す流れ者の話。テーマ曲がちゃんと「続荒野の用心棒」(原題:DJANGO)のテーマ曲のアレンジっつーのが、凝ってるのかなんなのか。しかも歌うのは北島三郎。いや、こんな組み合わせ誰が考えたw
 主人公がフランコ・ネロばりの汚いオッサンじゃないのが残念ですが、でもアクションのキレとかも良かったのだよな。
 タイトルのジャンゴって誰の名前だろうと思ったら……最後、そのオチはないだろ!w
 そいでもって満足して帰宅。メシ食って一息ついてます。ふう。

[アニメ] 精霊の守り人#26

  精霊の守り人 #26「旅立ち」。ラルンガたちを退け、水の精霊の卵を無事に送り出したバルサたち。卵を宿したチャグムの命を守り、そして国をも乾きの危機から救った。そして王からチャグムが市井に心残りを作らないようにとバルサ暗殺の命を受けていたシュガも、バルサの大きさを認めた狩人たちに止められ、決意を翻す。すべてが解決したが、それはバルサとチャグムの別れの時が来たということでもあった。

 異世界ファンタジーものだけど派手なところが少なく、ぱっと見なかなかにとっつきにくいところもあったのだけど、緻密な世界観と登場人物たちの生活感、それをアニメで描ききったプロダクションI.G.の力で、ファンタジー物のテレビアニメとしては出色の出来になりましたわ。つか、NHK-BS放送のファンタジー小説原作アニメで、最後まで視聴し続けたのってこれが初めてですわ。実の父は父である前に国王だし、母とはその父に命を狙われたために離ればなれになって、バルサとチャグム、そしてタンダたちは、家族のような絆を築き、その中でチャグムも成長していく。特にタンダの嫁っぷりと来たら、もう(注意:タンダは28歳♂です。職業は薬師兼呪術師)。
 悪人とか陰謀とかがあったわけではないのに話も盛り上がった点も希有。敢えて言えば国王が悪人っぽいけど、国王も国の維持のために最適解を選択し続けただけなのだよな。父親としての情が微塵もなかったあるいは出てなかっただけで。
 なんかベタ誉めしてますが、趣味や波長が合ったとかいうことではなく客観的に見て良い作品だと思うので、11月のNHK-BS2での再放送などで見られる人は是非。

[アニメ] バンブーブレード#1と灼眼のシャナII#1とMyself;Yourself#1

  バンブーブレード #1「竹ぼうきと正義の味方」。美少女剣道マンガのアニメ化。つか、アニメでも虎侍の自分勝手ぶりがアレだw 勇次の突っ込みがなかったら救われないくらいに。でも、こんなんでもたまに指導者精神が目覚めるので憎みきれん。原作では聡莉の登場は相当後のはずなのだけど、OPではメインバリバリで出てますな……構成大丈夫なのかな?
 しかし、予告の妙なノリの良さは笑った。「竹でバンブー、刀でブレード」って……


  灼眼のシャナII #1「再びの刻」。人気ラノベ原作の第二期シリーズ。つか、流し見してたらうっかり本当にこちらの耳目からもするりと流れてしまったのでもう一度見て二度手間。登場人物紹介と状況説明を兼ねた回だったのだろうけど、出来が良かったとは言い難いなぁ……なんかゲーム版のキャラが出たりとか、ほとんどオリジナル展開になるんだろうか? 原作読んでないけど。前シリーズは一応なんとか全部見たけど、今度は途中で挫けるかも……


  Myself;Yourself #1「なつかしい場所」。ギャルゲー原作のアニメ。昔住んでいた町に再び越してきて、久しぶりに会った友だちはちょっと変わったけど昔のまま……のはずが、約一名、面影がない子が、という第一話。他が性格的にはあれだけまんまなのに、そりゃ一人だけ変わってればなぁ……主人公も両親の元を離れ単身越して来たのは訳ありっぽい描写だし。つか、元不登校?
 しかし、背はちっちゃめの巨乳眼鏡が金田朋子声ってのは、「それ、なんてアニメキャラ?」とか思わず突っ込んでしまった。いや、アニメキャラなんだけど。
 OPの映像が何気に好き。


2007年10月07日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#19

  電脳コイル #19「黒い訪問者」。開いた「鍵穴」から出てきた人型のイリーガルに京子の電脳体が「向こう側」に連れ去られてしまう。フミエは怯えて都市伝説の「向こう側」を信じようとしないが、ヤサコは京子のメガネを外そうとするフミエを止める。メタタグもなくなり、家のあちこちに電脳空間のほころびが出来、そこから侵入してくるイリーガルになすすべがないヤサコたち。唯一事態を解決できそうなメガ婆に必死に連絡を取ろうとするのだが……

 誰もいない家で二人きり、侵入者に怯えるヤサコとフミエ。ホラーだなぁ。フミエは必死で都市伝説の内容を否定するが、これまでいろいろな物を見てきたヤサコはそんなフミエを説得して京子の電脳体と意識を連れ戻そうとする。
 京子が連れて行かれたのは、どこかの縁日のような風景。そしてそこは、階段にたくさん鳥居のある神社……つまり、幼い頃のヤサコは「向こう側」に迷い込んでいたのか。それを「4423」に助けられた、と。
 渡されるままに受け取ったリンゴ飴を食べようとする京子に、ヤサコからの電話が間一髪届く。神話伝承では「異界(冥府)のものを口にすると戻れなくなる」というパターンがあるので、これも非常に象徴的。逃げるように促すヤサコの必死な声に、京子も流石に逃げ出すが、これまで縁日の人たちに見えていたものがイリーガルになって追いすがってくるのは子供心には恐いだろうな。そして、転んで動けなくなった京子を助けたのはデンスケ。本来さわれないはずのデンスケに京子が乗れたのは、電脳体のみになってるという証拠なのだよな。メールで連絡がついたメガ婆から、指示された「コイルタグ」で京子の意識を身体に戻す。「コイルタグ」って名前からして、何か物語の根幹に関わりそう。でもメガ婆は相変わらず頼りになるのかならないのかわからないし、イサコもハラケンと妙な同盟関係になりつつあるし。
 次はヤサコがカンナと対決? 今の女VS昔の女。おばちゃんは?

[アニメ] 機動戦士ガンダム00#1

  機動戦士ガンダム00(ダブルオー) #1「ソレスタルビーイング」。機動戦士ゆんダム。主人公側キャラが(悪そうなボス以外)みんな美形とか、ベーゴマ背負ったガンダムが変だとか、武力による戦争否定だとかはともかく、盛り上がらないなぁ……主義主張ばかりが押しつけがましく、演出・展開にまったくハッタリが効いてない。その主義主張もピントがずれてるし……「武力による戦争否定」って、軍事バランスを取ることで逆に直接の武力衝突を回避、なんて、実際にやられてることに過ぎないし。「存在そのものが矛盾」ってえけど、テーマに対する思考が足りてないように見える。
 盛り上がるはずのガンダムの登場シーンも、ガンダムがかっこよくも凄そうにも見えないし。比較してしまうと、やたらハッタリ「だけ」は効いてたガンダムWって結構大したものだったのね。
 それと、「作戦立案だけが仕事だから作戦中は酒飲んでてもおk」ってちょっと巫山戯すぎ。状況変更による作戦修正の必要は随意ありうるだろ。
 なんか見てて変に引っかかるところばかりの第一話だけど、面白くなるのかなぁ、これ。

[特撮] 電王#36

  電王 #36「憑かず、離れず、電車斬り!」。再びゼロノスに変身した侑斗。良太郎は未来の桜井がデネブと契約し、カードを侑斗に届けて戦わさせていると言うことを聞き、侑斗が「俺が決めたんだ」と言うにもかかわらず納得が行かない。これ以上侑斗に戦わせまいとしてカードを奪ってゼロライナーから飛び出してしまう。
 一方、デンライナーではキンタロスが過去で上手く良太郎に憑けなくなっていることを話していた。モモタロスは鼻で笑い飛ばそうとするが、新しい路線の出現と共に自分たちと良太郎の未来が別れつつあることを感じていた。しかし、モモタロスたちが取り憑かない電王ではイマジンと渡り合うことは出来ない。その対策のために、ウラタロスがあることを考えつく。

 玩具商戦の関係上、例年通りの二度目のパワーアップ話。クライマックスフォーム、結構好きだったんだけどなぁ。電王の一人漫才状態とかw しかし「電車斬り」って、ホントにセンスないw
 話としては、侑斗の覚悟に良太郎もゼロノスのカードを返すのと、モモタロスたちと良太郎の絆が消えてきているということなのだけど、前者は言い負かされて仕方なく、みたいな感じもしたり。覚悟を共有したと見る方が正しいのだろうけど。後者は、なんか唐突な感じだけども、それよりこの後にタロスたちとの別れがあることを暗示させてる方が大きいのか。
 しかし、愛理が記憶を封印していたながらも大事にしていた桜井の望遠鏡を、「ただのインテリア」とあっさり手放そうとしてしまうのは、やっぱ記憶を封印することと失うことの違いをドラスティックに示してるなぁ。
 次回は、イマジンたちを電王にけしかけてる張本人が登場するらしい。リュウタロスに良太郎抹殺を指示したのも彼らしい。再びリュウタロスをけしかけようとするのだけど、今のリュウタロスは既に最初の頃のリュウタロスじゃないからなぁ。デンライナー内のコント空間に毒気が抜かれたというか。デトックス?


2007年10月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] やっとかめ探偵団#1とみなみけ#1と獣神演武#1

  やっとかめ探偵団 #1「婆ちゃん探偵団登場!(前編)」。え〜、なんの冗談かと思うでしょう? 冗談じゃないんですよ。愛知ローカルでやってるんですよ。名古屋のご当地作家清水義範氏による小説が原作のアニメ化。主役のまつ尾が 杉山佳寿子 ってのが適役なんだかなんなんだか。まつ尾の孫の舞がゴットゥーザ様で、近所のガキどもを何気にしめてるってのがなんつーか。
 絵柄とか見ると子供向けという位置づけなのだろうけど、日曜の朝七時からお爺ちゃんめった刺しで殺害とか、ええんかいな? おまけに認知症が入って性衝動に歯止めがかからなくなったお爺ちゃんに「年取って変な本能だけが残ったんだろうねえ」とか、容赦ねえ……萌えとか燃えとかで変な受け狙いしてないし、OPとEDが斬新なのでしばらく様子見しましょうかね。


  みなみけ #1「南さんちの三姉妹」。あらすじ紹介に困るなw 南家の三姉妹、包容力があって天然の長女ハルカ、元気だけが取り柄の暴走娘の次女カナ、ツッコミがやたら厳しいがハルカ姉様ラヴの三女チアキの繰り広げる、気の抜けた淡々とした日常。いや、アバンタイトルでも「この物語は、南家三姉妹の平凡な日常を淡々と描く物です」って言ってるし。しかし、原作の妙に抜けた雰囲気をどう表現するんだろうと思ったけど、無駄なところに無駄な力を入れることでクリアするとは、原作を良く分かってるw 作画はちと心配だけども。でも、スライム口はアニメでやられると違和感があるな……
 とりあえず原作での人気キャラの一人、藤岡が早々に出てきたから、もう一人の人気キャラ、マコちゃんが出てくるのを待とう。
 なんだかシリーズ前半と後半では別の制作会社、スタッフになるらしいけど、どういう意図なんだろう? よくわからない。


  獣神演武 #1「破軍吼ゆる刻」。荒川弘が企画に関わった中国武侠小説風格闘ファンタジー? 第一話とかだと、オーソドックスなヒーローアクションという感じで、それを安心して見られるか、ベタすぎてギャグすれすれと見るかは人それぞれ、という感じでしょうか。個人的には半々かなぁ。この手の話は登場人物のドラマ次第、という感じもするので、様子見ですが、今のところあまり好みとは合致しないかも。


2007年10月10日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#2とラビリンス#2とナイトウィザード#2

  もっけ #2「ナガレイズナ」。お稲荷さんのお供え物が何者かにかじられてると聞いた瑞生は、見に行った祠で神を自称する「何か」に取り憑かれてしまう。特に悪さをするではないが、テストの答えを教えると言ったり、怪しいことこの上ない。だが、課題のグループ研究に関する資料のありかを次々と教えてくれ、グループ内の友達からも感謝され得意満面。実は憑いているのは「イズナ」。それも主を亡くして流浪する流れイズナだった。ちょっとうるさいが気はよさそうなイズナを瑞生は気に入り、おじいちゃんとミケが帰ってくるまでという約束で家において貰うことに。だが、なんでも教えてくれるイズナにいい気になった瑞生は、友達の意向を無視してグループ研究を進めてしまい、愛想を尽かされてしまう。友達のためと言っていたが自分がいい気になっていただけと思い知らされた瑞生は、ついそのいらだちをイズナにぶつけてしまう。

 二話目にして作画がヤバ目w けど、原作が安定してるだけあって、安心して見ていられるなぁ。変な要素を入れることもしてないし。イズナの声が中尾隆聖なのだけど、やっぱネズミ系は似合うなw いや、別にイズナはネズミじゃないけど。
 良いも悪いもなく人に力を貸すことを本性としているイズナの、ある意味万能の力が簡単に人間に万能感を与えて狂わせてしまう。それはイズナのせいではないのだけども、自分のせいと突きつけられてそのことを素直に受け入れがたかった瑞生はつい、イズナが悪いと言ってしまう。そして、直後、突如現われたミケに驚いたイズナは消え去ってしまう。
 自分が悪いことを認められなかったばかりに友達のイズナと後味の悪い別れ方をしてしまった瑞生は、翌日グループの友達に謝り、またイズナにも謝れる日が来ることを信じる。
 しかし、EDはともかく80年代歌謡のようなOPは合ってるような、合ってないような。


  素敵探偵ラビリンス #2「繭樹の決意」。繭樹がみのりたちの学校に転校してきたりなんだり。粉塵爆発の準備してたんなら警察だって気付くだろとかいうツッコミはダメなんでしょうかダメなんでしょうね。やはり推理パートとアクションパートの乖離感は否めず。
 しかし、晴嵐は余所様の娘さんを勝手に操り人形にしてるんでしょうか? なんてうらやま……げふんげふん。なんと言っても一番かわいいのは戸丸警部ですが。


  ナイトウィザード #2「下がる男〜世界は狙われている」。下がる男って、そういうことですか……留年じゃないし、なんて言うんだ? 降年? 「去年は一年」って、去年も似たようなことがあったのか。それにしてもストレートなうえわかりやすすぎてうがってしまったりバカにされてる気がしたりする設定だなあ。いや、そういう番組だとはわかってるんですが。
 タマネギのタルトってマジかいな、と思ったら、本当に そういう料理 があるらしい。
  根底に流れているものがMoE the ANIMATIONと同じ というツッコミには深く納得すると共にワロタw