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2007年04月01日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組とか

  天元突破グレンラガン #1「お前のドリルで天を突け!」。人々は地下の空洞で暮らすようになった世界。ジーハ村の孤児シモンは穴掘りが得意だが引っ込み思案な少年。気の弱さと土まみれのせいで女の子にも見向きされない、ぱっとしない毎日を送っていた。それとは対照的にド派手な性格の兄貴分カミナは、天井の向こうには壁も天井もない「地上」があると信じ、「グレン団」という不良グループを結成して頭の固い大人たちと衝突を繰り返していた。
 カミナはシモンを巻き込んで大騒ぎを起こし、天井に穴を明けようとするが村長に阻まれ失敗、牢屋にぶちこまれてしまう。村長のお気に入りのシモンは無罪放免になるが、釈然としないシモンは、穴掘りの最中大きな顔を見つけ、それをカミナに見せようと連れ出す。しかしそこを村長に見つかり、再度つかまりそうになったとき、天井をぶちやぶって巨大な顔と、巨大な対物ライフルでそれと戦う少女が落ちてきた。

 ガイナックス久々のテレビシリーズで、ロボットアニメ。なんつーか、はちゃめちゃですな(褒め言葉)。久々のロボットもの、と言っても、「顔に手足がくっついてる巨大ロボット」という時点でシリアス路線とは違う、ということが一目瞭然。ビキニ美少女が巨大ライフルぶんまわしたり、頭の悪い決めぜりふ連発の兄貴分とか……メカの動きも、両腕がドリルになったり足がバネになったりとユーモラスな表現が多い。
 けど、全部おちゃらけかと言うとそうでもなく、地下の人々は地震に伴う崩落に怯えながらくらしている。カミナの父親は地上の存在を信じて地上に出たきり帰ってきてなかったり、シモンも両親が崩落で岩盤の下敷きになり、その記憶のために臆病になってしまっている。冒頭の艦隊戦らしい描写も気になるし。「天の光はすべて敵」などのちょっとSFくすぐりな台詞も健在。
 カミナはそんな毎日に飽き飽きし、シモンもそんなカミナに発破をかけられ、ちょっとだけその気になっている。それがたまたま地上から落ちてきたとおぼしき「ガンメン」というロボットに村が襲われ、掘り出した小型のガンメン「ラガン」で撃破ついでに地上まで出てしまう。けど、地上も安全な場所ではない模様。
 二クールのシリーズらしいけど、ガイナックスらしいキャッチーな動きとこの出鱈目なノリで最後まで突っ切れるか、期待。


  ゲゲゲの鬼太郎 #1「妖怪の住む街」。五度目のアニメ化。絵柄が大分今風になってるけど、妖怪たちの住処も「妖怪横町」という界隈になっていたり、設定もいろいろ変わっている。鬼太郎も完全に子供に甘い人間の味方というわけではなく、塚を壊した子供に脅しをかける面も。原作の鬼太郎的な怖さではないが、これも時代性との融合を試みた一つの形、なのだろうな。
 しかしサブキャラがそれなりに水木風なのが面白い。ある程度記号化してるのだなぁ。


 おねがいマイメロディすっきり♪#1「お花畑ですっきり」。ダーちゃんを倒して平和が戻ったマリーランドだが、度重なる世界の危機の責任を迫られ、王様が解任させられ、新しい王様が選挙で選ばれる。が、蚊帳の外に置かれた大臣が、バクの中から大量に出てきてしまった黒音符に乗っ取られてしまう。

 これまでと違い、10分程度のシリーズ。クロミがかけた悪魔魔法をマイメロが解く、というのではなく、バクが大量に貯め込んでたのを吐きだしてしまった黒音符に人々が取り憑かれたのを解決する、というパターンらしい。で、マイメロが次期王様(女王様)候補になるのだけど、OPから見るに、クロミも女王候補になって次期女王の座を争う、って形になるのかな? それなんて魔女っ子メグ?
 今回はお助けキャラをカードに書いて呼ぶ仕組みで、マリーランドの住人に限らないよう。実際、今回は歌だったようだし。しかし真菜とか美紀とかは必殺技があるだろうけど、駆やパパが呼び出されても役に立たないような……


  ハヤテのごとく #1「運命は、英語で言うとデスティニー」。やたらと高い運動能力と頑丈な身体を持つ不幸少年、綾崎ハヤテは、生活力のない両親に莫大な借金だけ押しつけられて姿をくらまされ、魔が差してお金持ちのお嬢様らしい女の子をさらおうとしてしまう。だがマヌケな失敗と勘違いから、そのお嬢様・三千院ナギに愛を告白したと勘違いされた挙げ句、本物の誘拐犯にさらわれたナギを(成り行き的に)身を挺して助けてしまう。

 原作は画力的には……だが、悲惨な設定とオタクネタをあっけらかんとやってるのが好印象なサンデー連載作。アニメ化したらどんなものかなぁ、と思ったけど、やはりオタク業界だけあって、微妙なオタクネタを生かす方向で作るらしい。悲惨で笑ってはいけないんだけど笑えるハヤテの境遇も、妙な同情無しにやってるし。ナギの声が釘宮理恵ってのも、すっかりツンデレ声優だからなぁ。
 しかし、定番の「心の中の天使と悪魔」ネタは、原作でも読んだはずなのに天使がどんどん暴走していくのには笑ってしまった。

[特撮] 電王#10

  電王 #10「ハナに嵐の特異点」。クマのイマジンが連続通り魔事件の犯人と思っていた良太郎だが、通り魔事件の真犯人らしいもう一体のイマジンの出現もあり、クマのイマジンが悪いイマジンだとは思えなくなる。だが、ハナは頑として「いいイマジンなんていない!」と言い張る。
 クマイマジンの憑いた本条を監視するハナだが、クマイマジン自体はイマジン本来の目的も忘れて本条の夢を叶えてやろうとしていた。その夢とは急病で倒れ引退を余儀なくされた空手をもう一度やりたいというもの。本条に憑いた自分が空手を覚えることでその夢を叶えようとしていたのだ。ハナはイマジンに対する激しい敵対心を押えられないが、同時に少しズレてるが一本気なクマイマジンにとまどう。
 だが、もう一体のイマジン、ライノイマジンは本条のライバルの菊池と契約していた。菊池は学生空手最強だった本条が急病で倒れたことで、本条との決着がつかないまま自分がチャンピオンになったことに納得が行かなかった。そのことをライノイマジンに曲解され、大会出場者が襲われていた。
 だが、本条に思いの丈を明かした菊池の目の前でライノイマジンが本条を襲い、契約は完了、ライノイマジンは過去へ飛ぶ。そしてクマイマジンも本条の身体を使って放った蹴りで本条の空手への情熱を呼び覚まし、契約完了。過去へと飛んでしまう。
 ハナはそれを見て「やっぱりイマジンはイマジンだ」と言うが、クマイマジンは過去で暴れるライノイマジンから本条と菊池を庇い、重傷を負ってしまう。

 ってわけで三体目の良太郎憑きイマジン「キンタロス」と、三つ目のフォーム、アックスフォーム登場。キンタロスは自分のことを「力を極めた」と言い、かつて持っていた力を失った本条のために空手を覚えようとするがそのフォームは空手と言うより相撲。そのことを指摘され、本気で落ち込んでしまう。おっちょこちょいでどうにもしまらない奴だが、同時にイマジン本来の目的も忘れて人のために一生懸命になり、また人間を庇って死に瀕してしまう。そんなキンタロスに、ハナも「死ぬんじゃない! なんとかしないさい!」と思わず口走ってしまう。
 その時に語られたハナの出自は、ハナはイマジンにより消された未来の住人というもの。そして、ハナ自身も特異点ということだった。特異点は時の流れの変化に左右されず、元いた時間軸が消滅してもその存在が消えることはないらしい。それでウラタロスが「ある意味、(良太郎の中が)一番安全」と言ってたのか。でも、だったらなんでハナが電王にならなかったんだろう? 電王の資格って、特異点ということだけじゃないの?
 それはさておき、キンタロスが良太郎に憑くことで登場したアックスフォームは、キンタロス同様豪快そのもの。必殺技も大ジャンプしてデンガッシャー・アックスモードで相手を唐竹割。しかし、必殺技後の良太郎のツッコミ、一々笑えるなぁ……
 アックスフォーム登場に併せて登場の「デンライナー・レッコウ」は先頭と両脇に斧がくっついた特異なデザイン。先頭の斧は特攻に使うのだろうと想像が付いたが、両サイドの斧は意味があるの? と思いきや、格闘戦やってました……格闘戦をする電車……テラオソロシス。
 次回、次々回はキンタロスの話がしばらく続いて、その次に第四のフォームの話になる模様。

[アニメ] 最終回とか

  #51「風吹く場所へ」。ノアの代わりにタスカーを引き受けたゼッドだが、タスカーの絶大な力に浸食されていく。憎悪と破壊衝動にとらわれつつあったゼッドだが、ノアやロイアが必死に呼びかける。そんなゼッドの前に命を落としたジーコの魂が現れる。

 ジーコがゼッドに力を求めた理由を思い出せと呼びかけるのだが、それに対するゼッドの返事が身も蓋もなさすぎてワロタ……もっとも、ジーコはその失敗があったからこそひたすら力を求めることの無意味さを悟り、力に憑かれた者たちを止めようとしたのだろうけど。ゼッドもなんだかんだで、その後悔と反省を理解したよう。
 まあ、決着はお約束だったし、ギンガ復活はあっけに取られたけども、皆落ち着くところに落ち着いたようだし、ゼッドは元いた世界に風穴を開けるべく旅立ったようで、らしいラストでした。でも、ノアは結局不自由な身体に逆戻りなのね……


  ときめきメモリアルOnly Love #25「ときめきの願い」。陸は再度転校することになり、三人の少女はそれぞれ自分と陸の気持ちを確かめようとする。だが、今一歩自分の気持ちに素直になれない小百合の為に生徒会長の桜井が「最後の生徒会イベント」を告知する。
 校長が外見がアレだし、声が若本か!? と思ったら、羽佐間道夫でした……「理屈じゃないんです!」とか言い出さなくて良かった。
 追いかけっこではじまり、追いかけっこで終わって、だらだら引き延ばしていた司と水奈との関係もきっぱりをけりをつけて、多分に予定調和的ではあったけども、どうにかきちんと決着を付けたかな。
 何気に作画レベルも安定してたし、「特に特徴はない」という面と表裏だけどもお約束で安心して見れました。


  おとき銃士赤ずきん #39「さよなら赤ずきん」。サンドリヨンを封印し二つの世界に平和が戻ったが、草太には赤ずきんたちとの別れが近づいていた。
 一話前のサンドリヨン巨大化は松坂慶子巨大化並にびびったし、「おいおい、説得放棄して結局封印かい」とかツッコミもしたけど(要は問題先送り)、最終回では「今は無理でも、そのうちみんなが理解し合えるときが来る」というニュアンスで締めだったので、それなりに救いはあるのか……?
 しかし現実世界では案の定まったく生活能力のない三銃士に、何故かちゃっかり学校に通ってるグレーテルとヘンゼルの対比が……


  天保異聞妖奇士 #26「ひとはあやし」。打ち切りということもあるけど、會川昇の悪い面がいろいろ出た脚本ではあったんですが……鳥居耀蔵が、若本声かつあの顔で実は善玉でなおかつ敵の本拠地に乗り込むという時点で個人的に受けてしまい楽しんでしまいましたわ。
 「物語云々」は、本来あと半年でそこに着陸させるはずが打ち切りで取って付けたようになってしまったのだろうな。色々惜しいと思える部分もあったのだけど、やはりちょっと色々ズレてたのだろうな……


2007年04月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 花も嵐も砂まみれ……

 今日、外がもやってるなぁ、と思ったら、黄砂が降ってきたらしい。またはた迷惑な……
 もっともある種の好塩菌が黄砂に乗ってやってきて、中国までサンプルを採取に行かなくてラッキー、ってなことも希にあるらしいが、まあ、そんなのホントに例外的な事例だろうなぁ。
  って、全国的なもの読売 )だったのね。

  きっこの日記、石原都知事中傷で陳謝J-CAST )。案外とヘタレるのが早かったなぁ。ええ、あやまるときはあやまっちまった方が楽です。でないと後々までネタにされるし。


  「集団自決は美しい死」許せない=教科書検定に沖縄の平和団体Y!hl )。いや、そんなことどこにも書いてないと思いますが……単に断言するのは正確さを欠くというだけで。それとも「軍が命じた」のでなくては集団自決は美しい、とおっしゃってるんでしょうか、この方たちは?
 一部部隊では民間人の自決を促したと民間人が証言したという資料はあるし、それは非道いことには非道いことなんだけど、実際激しい戦闘で軍民問わず人がバタバタ死んでて、さてどうする、って時に、「降伏すれば絶対安全」と判断できるかどうか、混乱状態ならなおさらではないかなぁ。「戦陣訓」に原因を求める向きもあるけど、戦陣訓は別に「是が非でも死ね」なんてことは書いてないのだよね。むしろ当時の世相や雰囲気がそういうもので、大方が乗せられてた、こと、中にはそう言うものに乗せられすぎた軍人もいた、というのが実際じゃないのかとも思えるのだけど。


  中日新聞 。いや、特に何か記事があった訳じゃないんだけど、突然見やすくなっててびっくりした。先月まではごちゃごちゃしてて見づらいサイトだったのに……
 とか思ってながめてたら、「 確たる証拠や公的資料がないからと、強制を否定してしまえば沖縄戦の実相から遠ざかってしまうのではないか 」って、別に「否定」はしてないと思いますが……それより証拠も資料もないことを「事実」として流布してしまう方がよほど「実相」とやらから遠ざかると思いますが。証拠や資料は重要でない、と言ってるのかなぁ、この手の人たち。


  東国原知事「タミフル発言」で謝罪デイリースポーツ )。失礼ながら就任直後にこちらが思っていたより健闘してると思うのですが、やっぱ時々こういうポカはやらかしてしまってるのだよなぁ…… この人毎日 )よりは全然マシですが……って、「殺傷」でもダメだって。埼玉県民、この人なんとかしてください。


  民営H2A打ち上げ、1回ごとに国費要請…三菱重工読売 )。とにかく上げなきゃフィードバックもなされないし、やるならやるできちんと戦略立ててバックアップして欲しいのですが……民営化に丸投げ、ではなく、きちんと軌道に乗せることも考えて欲しいところ。


2007年04月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ひまわりっ!!#13(最終回)とセイントオクトーバー#13とヒロイックエイジ#1と瀬戸の花嫁#1

  ひまわりっ!! #13「決戦!主従の契りは永遠に」。最終回。唐突にしきみが改造忍者になることをよしとしてしまったり、特に演出なく先生方が操られていたり、この脈絡のなさがひまわりテイスト。でも、ひまわりを思いやってるのかやってないのかイマイチよくわからない俗人丸出しのハヤト(ある意味、俗人ではないか)とひまわりのやりとりが楽しいのもテイスト。
 二人は椿と共に小型艇で脱出した後、椿の操作ミスで墜落、脱出するが、二人分しかないパラシュートの一方を当り前の顔して使って脱出する椿……恐ろしい子!(まあ、忍者なら当然か) ハヤトは落下しながらひまわりにそれを使わせ、自分は落ちていくのだけど……「ハヤトのことだから何か持ち出してそうだなぁ」と思いつつ、何もそれらしいのが思い当たらなかったので、「まさか、ホントに自己犠牲? ハヤトが?」とびっくりしたら、以前使ったアザミの折りたたみ式パラボラでした……すっかり忘れてた。でもホッとした。ハヤトのセコさに(笑)。
 空中でもつれ合ってる最中にハヤトとひまわりの唇が触れたりしてちょっとだけそういう展開も暗示してるのだけど、ひまわりはともかく、ハヤトは無反応なのがやっぱり脈無しなのか、最後までお約束の空気を読まない男だ。安心した。


  セイントオクトーバー #13「ロリ慟哭!悩んで迷って、超乙女!」。自分がソフィアを二度目のジャッジメントで消滅させてしまったと知り、落ち込む小十乃。そして復活(笑)。いや、復活はいいのだけど、ユアン君の慰めが微妙だ……いや、人間じゃないから、人間と同じ価値観、感情を持ってると思っちゃいけないのだけど……でもまあさくっと復活。
 で、クルツの力で暴走させられたカフカを新ジャッジメント。今度は消去せずに悪しき意志だけを消滅。いや、それができるなら……って、小十乃が成長しなきゃ使えないのか。なんだか矛盾気味な力だなぁ。
 なんだかんだで丸く収まったところで二度目のジャッジメントで消去したオルロックの妹が再登場。「復讐するでち」と、不穏な事を……復讐って、小十乃にだよなぁ。クルツの意図が小十乃の完全消滅と知り、悩む猟平が彼女と組まされて、ようやく話が動き出すか?


  ヒロイックエイジ #1「滅びの星」。「蒼穹のファフナー」のスタッフが結集しての新作アニメ……というのが売りらしい。ファフナーは一話目か二話目で切ったのでわかんないけど……
 今度はスペオペで、かつてこの宇宙にいた「黄金の種族」という高等種族の呼びかけに応えた三つの種族がいて、黄金の種族が去ってから遅れて呼びかけに応えた人類が、宇宙で黄金の種族を求めてさまよってるらしい。黄金の種族によって「鉄の種族」と名付けられた人類は、王女ディアネイラに率いられ彼らを求めるが、補給のため途中立ち寄った荒れ果てた惑星で、「黄金の種族」に育てられ、「英雄の種族」の力を身にまとえる唯一の人類、エイジと出会う。
 って、ゲキレンジャーのジャンに引き続いてこいつも野生児かよ! いつ「ニキニキ!」とか言い出すかと思ってしまいましただよ。
 これまでのところ、まだちょっと設定が把握しきれずなんとも言えないというところ。スペオペの風味は結構効いてて楽しみなのだけど、どうなるのか、イマイチわからない……


  瀬戸の花嫁 #1「極道の妻」。平凡な中学生・永澄は、祖母の住む瀬戸内に遊びに来、海でおぼれてしまう。その彼を助けたのは一人(匹?)の人魚、瀬戸燦。人間に正体を見られた人魚は泡になって消えるか、見た相手を消すかしかないのだが、結婚して二人が身内になれば見られたのは身内ということでどちらも助かる、ということで結婚を迫られる、というのはありがちお約束。ただ、ありがちでないのは、その相手が人魚の極道一家の一人娘ってことだけで……
 「任侠と書いてにんぎょと読むっ!」って読まへん読まへん。
 監督が「ギャラクシーエンジェる〜ん」ですべりまくってた岸誠二氏で、「どないなもんかなぁ」と思ってたら、暴走ありきな演出が結構いい方向に暴走してたと思う。(って、いい方向の暴走ってなんやねん)
 原作未読で、木村太彦というと「我が名はズシオ」しか目を通してないのだけど、まあそういう作風だし。(多分)
 OPが結構はまってたので、期待してもいいかなぁ、という気に。いや、テンション高すぎて台詞聞き取れないんだけど。(笑)
 しかし、モモーイの声を久々に聞いた気が。


2007年04月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] そういう前に、空気読ませてます?

 「空気読め」と(冗談でなく)言われたことはありますか? 私はあります。確かにこちらも場にそぐわないことを言ったな、と反省はするのです。するのですが……
 相殺論を持ち出すつもりは毛頭無いけど、そう言ってる相手もしばしば「空気読まない」ことを言ってるのですよね。「お前も悪かった。俺も悪かった」というのならわかりますが、言葉のはずみとは言え、棚上げして絶交気味に言われてしまいますとそれは「俺の話題に合わせられない奴は空気読めない奴」ということになってしまうのですよね。
 お互い、相手の話題の範囲をフォローしきれるとは限らないわけで。で、その中で自分の意に添わない流れの発言をされたとする。じゃ、どうするかと言えば、選択肢ははっきり言って二つしかない。排除するか、許容するかだ。
 排除は、拒絶。丁重にか強引にかはともかく、相手にお引き取り願う。けど、それだけでやってくってのは無理。だって、完全に話題の合う相手なんてまず見つからないから。妥協をしなくては他人を排斥し続けることになってしまう。
 その手の人間も多いですけどね。気に入らない相手は排斥し続け、似通った意見の相手とゆるやかな誤解と幻想を介して「世間」を築いてしまう。甚だしいと、それが「世界」と勘違いし、完全に他者への許容、柔軟性を失ってしまうわけだけども……
 許容も、二つ種類がある。相手の振った話題自体を許容するか、相手の場違いさは許容し、「空気を読ませる」努力をするか。
 「空気読め」と相手を糾弾し、拒絶する前に、空気を読ませる努力をしてるかどうか。無論、そうしなきゃいけない、ってことではないけど、人間関係の齟齬でその努力をせず「相手が空気を読まないから」と言っても、それは余程のことでない限り言ってる側もどうかと思う。
 同じ人物同士じゃないんだから、意思疎通の齟齬なんてお互いあって当たり前。努力する前にそれを言い出したらお互い様、ということ。

[アニメ] ここまで見た。

 とりあえず新番組。諸事情により、見たけど敢えて書いてない物もあります。

  Over Drive #1「Boy meets bicycle」。え〜、原作、一話しか記憶にないです。CM見たら、いつの間にか10巻も出てたんですな。一話見て萎えたのが、主人公のダメストーカーぶりと、妙にむかつくヒロインだったのだけど、その辺は原作通りなので変わらず……、でも、まあ、いいか、という気になってるのは、多分こちらの心境の変化。でも、見続けるかは、微妙。


  ウエルベールの物語 #1「始まりの章」。女盗賊と敵国王子暗殺未遂の汚名を着せられた姫様の逃避行。実は「貧乏姉妹物語」最終回後の番宣(メ〜テレでの放送)で見るまで、存在すら知りませんでした……けど、見ると「アピールが足りないなあ」と思ってたのに反し、わりと面白いでした。中世かと思いきや、ちょっとファンタジーでスチームパンクっぽくもあるけど、状況がシンプルでわかりやすい。それでいて興味を引かせるのは上手いと思った。
 ヒロイン二人の脱ぎっぷりがいいから、ってことではないですよ? ええ。


  ひとひら #1「む、無理です…」。人前が苦手な少女が、何の因果か演劇研究会に入部することになってしまい……というのが流れ。原作は、認識はしてるけど読んではいない。(単に時間的都合です。他意はない) なんでこの後の展開とか全然知りませんが、本家「演劇部」との対立、ということなのかな。絵は綺麗でした。ひとまず。


  ロミオ×ジュリエット #1「ふたり・出合わなければ」。「ロミオとジュリエット」です。ええ。これも全然放送するなんて知りませんでした。舞台はファンタジー世界になってる、ってのは、アニメ化すると知って覚悟してましたが、ギャビレット家が既に滅ぼされて、しかも密かに育てられた遺児のジュリエットは男児・オーディンとして育てられてたまでなんてなってるとは……ちょっと初回は「そんな変更加えて、ええの?」という吃驚でちとまだまともに判断できません。ジュリエットを匿ってるのは、おねえ言葉の井上和彦声ウィリアム・シェークスピアだし……
 あと、OPがアイルランド民謡のアレンジ。「あれ! あれ! あの曲じゃん!」と曲のタイトルを思い出そうとしたけど、思い出せず。思い出せないわけですわ。知らなかったんだもの。w 歌詞がついてからは「You Raise Up Me」のタイトルのようです。荒川静香のエキシビジョン? 知らん。(マジで)


2007年04月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今日はここまで見た

 いや、アニメじゃないけど 美少女戦麗舞パンシャーヌ も見てはいるんですけどね……いやもうどこをどう突っ込んでいいのかすらもわからん。(笑)

  ながされて藍蘭島 #1「ながされて、天国!?」。嵐の中客船から投げ出されてしまった東方院行人が流れ着いたのは女の子ばかりの孤島。脱出不可能のこの島で、生まれてこの方男の子を知らない女の子たちに好奇心と興味本位と島の存続のために追いかけ回されることに。
 いや、要はハーレムマンガのアニメ化なんだけど、微妙にうらやましくない(笑)。まともな子が出てこないにもほどがある。しかも妙に原作より作画に気合いが入って、跳んだり撥ねたり揺れたり(揺れ?)で、原作だと(主に画力のせいで)罪のないお色気なんだけど、エロスなことに。確かにこれじゃ夕方には流せられんなぁ。動きとかテンポとか見てるだけでも結構飽きないんだけど、話自体もお約束で気楽に見られそう。


  機神大戦ギガンティック・フォーミュラ #1「覚醒」。ロボット格闘ゲーム大会に出場した田舎育ちの少年・州倭慎吾。しかしゲームのはずの大会は実は各国同士で国の覇権を賭けて戦う「ギガンティック・フォーミュラ」の日本代表の選考で、慎吾は優勝するのだが、中国の巨大ロボットが会場を襲う。
 なんつーか、絵がこええ。(笑) 雑誌とかで見たイラストではこんなんなると思いませんでしたわ……でも、「ノエイン」で鍛えられたのでこのくらいなら大丈夫!
 第一話は事前のイメージと絵柄とのギャップで全部もってかれてしまった感じだけども、巨大ロボものなのに相手のロボの腕を奪って自分につけたりとか、ちとどういう設定なんだろう、という部分が。
 各国で選出されたタッグが巨大ロボに乗り戦争代わりに戦い合う、という設定なのだけど、どうも日時場所を指定されて戦うわけではなく、問答無用で民間人のいる場所で戦ってもいいみたい。そこらへんがどう話に絡んでくるのか。


  神曲奏界ポリフォニカ #1「プレリュード 紅の精霊」。精霊が人間と共存する世界で、楽器を奏でることで精霊を使う「神曲楽士」のフォロンが活躍する話……らしい。バイクがパイプオルガンに変形するのは面白いと思ったけど、ストーリー自体の印象は「どこかで見たような感じ」で終始し、おもしろみがない。作画も普通は気合いが入る第一話にしては低く、見続けるモチベーションは上がらないなぁ。


2007年04月08日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#11とゲキレンジャー#8

  電王 #11「暴走・妄想・カスミ草」。ナンバーワンキッズアイドルのカスミに突然「カスミ草の人」と呼ばれてしまう良太郎。いつもひそかにカスミ草を届けてくれる謎の人物と勘違いされたのだが、勘違いしては良太郎に取り憑いてしまうキンタロスが事態の混乱に拍車をかけてしまう。
 今度もキンタロスの話だが、キンタロスが「泣ける」とかそれに似たような言葉を聞くたびに良太郎に憑依してしまい、勘違いで周りの人間を投げ飛ばしたりショーをめちゃくちゃにしてしまう。いや、ここまでやるのはやりすぎというか、その勘違いは無理ありすぎだろう。w
 そんなキンタロス良太郎をカスミは気に入ってしまい、ボディガードにする。実は最近カスミの周囲でおかしなことが起こっていたから。周囲で起こっていたことの一部はライバルによる嫌がらせだとわかったが、それとは別にイマジンが出てきてカスミを襲う。イマジンの契約者は、芸能活動に反対して仲違いした自分の父親ではないか、とカスミは言う。
 その懸念は当たり、カスミの父謙作の身体からイマジンが出てくるのだが、父親の愛情を信じるキンタロスはイマジンにとどめを刺すのをためらう。
 次回に至っては、イマジンの破壊行為を助けまでするとか……ひたすら人情と思い込みで暴走するのがキンタロスらしいが、やりすぎでね? モモタロスじゃなくともイライラするわなぁ。
 それにしても良太郎、わかりやすいキャラを作ってるとはいえ、よくあの変な連中を演じ分けてるなぁ。


  ゲキレンジャー #8「コトコト…ひたすらコトコト」。無敵の防御力を持つマガと攻撃担当のソリサがコンビを組み、打つ手がないゲキレンジャーたち。美紀はマガの防御を破るための新アイテム・ゲキバズーカを開発。だがチャージに時間がかかるため、ランとレツはチャージを短縮するための修行を、ジャンはチャージの時間をかせぐために耐える修行をすることに。
 いや、修行が「なんでやねん」なのは、いつものことなんですけどね。ピアノの連弾はまだしも、耐える修行が豚の角煮作り……なんでやねんw まあ、じっと待つのが苦手そうなジャンだから、精神を鍛えることが大事なのかもしれないけど。
 結局マガとソリサが倒され、残る五毒拳はブラコのみ。ブラコは奥義「真毒」を隠し持ち、理央に反抗を企んでるらしい。で、その理央を助けるために、次回はメレがゲキレンジャーと修行?

[アニメ] グレンラガン#2

  グレンラガン #2「俺が乗るって言ってんだ!」。地上に出てきたシモンとカミナは、日中は常にガンメンの襲撃に脅かされる地上の生活の現実を知る。それでもいつも通りノリノリのカミナに対し、シモンはすっかり怖じ気づいてしまう。だが、地下で起こる地震の原因が、天から降ってくるガンメンが着地したときの振動だと気付き、一転、ガンメンたちに対する怒りを燃え上がらせる。
 ラガンはやはりシモンのテンションに大きく左右されるようで、怖じ気づいてると起動すらもしない。ヨーコの胸元に見とれてちょっとやる気が出て起動できてしまうのは、わかりやすいのう。さすが男の子。w
 ガンメンへの復讐に燃えるラガンは、今度は足の代わりにドリルが……いや、気合いとかそういうレベルを超えてるだろう。その変形。
 カミナは父親が旅立っていった地上に出られたことでテンション上がりまくりで、村の防衛に参加して、新たに降り立った新型のガンメンを奪い取ろうとする。起動拒否を気合いで克服し、敵ガンメンたちを撃退。って、蹴っては足が壊れてるし、殴っては腕が壊れてるんですけど……殴る蹴る向きの手足ではないからなぁ。おそらくこの後新たに手足を付けるんだろうけど、「グレンラガン」への変形合体機能は、リィロンがつけるのか? なくても気合いでなんとかしそうだ。
 しかし、カミナはたまたまそこらで見つけた行き倒れの白骨死体が父親のものだったことに気付いてしまう。流石にいつまでも落ち込んでるカミナではないだろうけど、のっけから結構へヴィですなぁ。


2007年04月09日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まだまだ新番組……

  DARKER THAN BLACK 黒の契約者 #1「契約の星は流れた」。う〜ん、正直、一話は流し見だったのだけど、なんだかまだようわからん。「契約者」という、なにか悪魔みたいなものと契約をして超常的な能力を手に入れた人間たちがいて、公安のある部署が秘密裏に彼らの起こす事件を解決しているというのが前提らしいのだけど、そこに、黒(ヘイ)という「契約者」が関わってくる、というところか。設定的には好みのはずなんだけど、まだぴんと来ないなぁ。契約者は異能の力と引き替えに人間性が希薄になるらしい。その辺がまだきっちり描写されてないのが原因かも。こういうのは難しいやね。


  sola〜ソラ #1「ソライロノカサ」。メディアミックス作品、とのことらしいのだけど、いや、絶対原作はギャルゲだと思ってました。別に出来が悪い、というわけでもないのだけど、エキセントリックな女の子たちがわんさと出てくる、ってのは、やはり普通に考えて違和感がある。つか、必然性がない。やっぱそれってギャルゲならではの手法なのだよね。それはそれで意図的にやってるのかもしれないが、見続けるだけの魅力があるかと言えば……


  風の少女エミリー #1「風の少女」。モンゴメリ原作のアニメ化。だけど、正直絵柄がめっさこええw ギガンティック・フォーミュラなんて目じゃないですよ! 「レ・ミゼラブル〜少女コゼット」が「萌え化してる!」と不満が一部で表されたりしてたけど、この方向性ならOKなのかなぁ……ジミーおじさんも多分本当はいい人なんだろうけど、妙に怪しい人に見えるし。
 ただし、話自体は当り前だけど王道。父を亡くしたエミリーは、絶縁状態だった母方の親族に引き取られることに。で、親族会議の様子がいやらしい。これをやりたいがためにこの絵柄にしたのだったら、非常に効果的でした。自分の関与できない世界で自分のことが決められていく不気味さってのはとてもよくでてました。
 王道だけに安定はしていそうだけど、見続けるかは不明。


  精霊の守り人 #1「女用心棒バルサ」。実は先行放送で見てました。美術、作画は流石だとは思うものの、第一話では引き込まれるまでは至らず……8人のかけがえのない命を奪った代償に、それと等しく大事な人物の命を8人、守りきるという誓いを立てたバルサが、実父の国王から命を狙われることになった皇太子を、王妃の依頼で守ることになる、というのが第一話の流れ。バルサが奪った大事な8人の命ってのはどういう存在だったのかとか、まだよくわからないし。ヒロインが三十路だってのがちょっと新しかったですが。
 それにしてもこの手の中華風ファンタジーって、妙に多いのね……


2007年04月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] どうでもいい話

 ふと気になって 「グレンガラン」でぐぐってみた


  4/10の中日春秋中日 )。「 この言葉がよく使われるのは「有権者のしっぺ返し」というように選挙のときか」。そーか?


  TBS「お得意」の取材拒否 週刊現代にも「発動」J-CAST )。「 TBSが同一人物が4回にわたって出演していたことを報道各社に対して認めたが、「『やらせ』や『仕込み』はなかった」「バラエティー番組の”アクセント”」などと釈明した」。バラエティって言うなら、「報道」を名乗って「報道の自由」と口にするのはやめた方がいいですねぇ。むしろ、「これはバラエティです。実在の人物・団体とは関係ありません」とお得意のテロップでも流した方がいいかも。


  石原都知事:兵庫・井戸知事が不快感、震災発言「失礼だ」毎日 )。石原都知事の発言もいつもながらあれなんですが、兵庫県知事の発言もかなり問題。「 阪神大震災の問題は、不意打ちだったということ」。不意打ちだからこそ、直後の対応が重要なのでは? そしてそれを次の教訓として生かすことも。不意打ちが問題なのではなく、不意打ちにどう対処するかが問題なのでは? 「 自衛隊派遣の有無と犠牲者の数は脈絡のないこと」自衛隊は要救助者救出はしてないんでしょうか? 「どのくらいが助かったか」と具体的な数字は簡単に出せないでしょうが、対応が遅れたことが失策ではないことにはなりません。
 必要以上の部分に批判を加えると地金が見える、ということでしょうかね。鶴亀鶴亀。