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2006年04月21日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] まだまだ竹島

 肝心の調査船問題は日韓協議中。一度既に韓国側は日本側からの妥協案を蹴ってるのだが、妥協点が見出せるかどうか。韓国は日本側の計画撤回が先、と言っているが、それが協議の目的であり、協議する前に結果が出るのでは協議自体必要ない。これって結局迂遠な協議拒否だよな。著しく日本に有利な状況継続中。
P.S.やっぱり交渉は平行線のまま。まあ、向こうとしては日本に譲ったと見られて国内からの売国奴扱いが怖いだろうしね。結果は見えているにしても。いずれにしろ現時点は日本側の思う壺ってことで。

  米国が自ら偽ドル製造し、流出と主張 北朝鮮CNN )。まあ、なんというか……要は「米帝の陰謀!」ってことですな。相変わらず盗人猛々しい。

  「けんかしに行くの?」少女の言葉、胸に突き刺さる日本海新聞 )。話作りすぎ。っつーか、記者がした説明ってどんなんだ、ってのが察せられる。竹島周辺でどれだけの日本の漁業民が拿捕され、あるいは殺されたか記者は知ってるのだろうか? 知ってたら「日本が喧嘩を売ってる」なんて言えないはずなんだが。昨日、たまたま島根の漁業地区出身の人と話をしたんだけど、地元の人にとっては本当に洒落になってない状況。「海自を出せ」などと短絡的なことは言わないが、解決への努力は絶対にすべき。

[アニメ] 桜蘭高校ホスト部#2と涼宮ハルヒ#3といぬかみっ!#3

  桜蘭高校ホスト部 #2「高校生ホストのお仕事」。借金返済のため性別を隠してホスト部での活動にいそしむハルヒ。そんな彼(女)を指名ホストをしょっちゅう変えることで有名な春日崎奏子が指名する。彼女には珠洲島享という、幼馴染で親同士が決めた許婚がいたが、亨はぱっとしない自分に自身が持てず、そんな自分を鍛えるために近々イギリスに留学してしまう予定だった。奏子は実は親同士の決めた婚約ながらも彼を愛しており、ホスト部遊びも亨を挑発して気を惹こうとしてのことだった。それを知ったホスト部の面々は亨と奏子のために一肌脱ぐことに……
 「女性の為に尽くす」がモットーなホスト部の面々が素直になれない恋人同士の為に奔走。ナルで耽美だけど、気のいい連中だなぁ。亨の気持ちを確かめるためにハルヒが女装(?)して偽の告白をするのだけど、なんつーか、化けすぎ(笑)。美少女の姿になっても落ち着いてるというかテンション低めなのは変わらないけど。とことんヒロインっぽくない(笑)。
 全体的に丁寧に作られており、耽美だのナルも基本的にギャグで、ホスト部の面々もアホだけどいい連中なので、嫌味なく見られるなぁ。

  涼宮ハルヒの憂鬱 #3「涼宮ハルヒの憂鬱II」。「入りたい部活がなければ作ればいい!」とSOS団がついに旗揚げ。ハルヒがセクハラ行動気味にみくるにバニーガールの格好でビラ配りさせたり、コンピューター研から横暴を尽くしてPCを奪ったりとやりたい放題。ネット上の感想では行動が行き過ぎと反感を買ってるところもあるみたいだけど、俺たちに出来ないことを平然とやってのける、そこにシビれ(以下略)なので、ここまではっちゃけてる方が却ってすがすがしい。まあ、今回ほど横暴なのは以後あまりないし。あ、みくるに対しては以後ずっとこんな感じです。まあ、被害担当艦だし。読者もそれを期待してるし。
 で、横暴学園生活ものかと印象付けられたところで最後に急展開。長門有希が、自分は宇宙人だとキョンに告白を……みくるも何かありげな態度をしばしば見せてるが、もうそろそろ逸脱し出す頃。で、次回は原作一巻目(「憂鬱」)を途中ですっとばして二巻目の「退屈」のエピソードが……古泉とかまだ出てないし、長門の説明とかも終わってないんだけど、どういう構成なんだろう? 首を捻りながらも楽しみにしていよう。

  いぬかみっ! #3「水着でたいじっ!」。啓太のいとこ・薫の犬神十人(匹?)が登場。プールに現れた物の怪退治の依頼を引き受けるのだけど、啓太やようことバッティング。対抗意識丸出しでいがみ合う。が、それとは別に薫の犬神十人の中で一人、仲間からのけものにされてる者が……物の怪と戦おうとせず、チームワークを乱すその犬神・なでしこに他の九匹(?)はついに絶縁を突きつける。
 なんか、普通の萌えアニメだ。褌も男の裸も出なかった。ちょい肩透かし。女性キャラが一気に増えた上に水着サービスで、マニア向けアニメとしては正しいんだけど。でも実は啓太の海パンはしっかり脱がされてたり。啓太もようこには見向きもしないのに他の犬神には鼻の下伸ばすんだなぁ。謎。
 謎といえばみんなしっぽが腰の辺りから生えてるんだけど、骨格的に絶対おかしいような……いや、デザイン的な必要性から(スカートやパンツに穴を開けずにしっぽを外に出すため)ってのはわかるんだけど。

[マンガ] もろもろ

 週刊チャンピオンの「サイカチ」、アマミがデレ化しすぎ。(笑) 極端だなぁ。メンバーはやはり真夏たちランキング入り三人と、コーカサス使いのタカアキは確定。もう一人はあさがお? 真夏、アマミ、サムライ少年はもちろん、レベルアップしたタカアキとも相当差があるような……それにどっちにしても控え選手が一人要るし。

 スティール・ボール・ランでは、マウンテン・ティム、愛に死す? スティール夫人を口説いたのは単に軟派野郎かと思ってたら、人妻とわかっていてもの純愛だったのだな。仲間が全員死んだ中で一人「悪魔の手のひら」で生き残って以来、おそらくわざと長生きできない人生を歩んではいたのだろう。ティムがスティール夫人にジョニーとジャイロのことを教えたことにより、急速に話が展開。DIOとブラックモア、両者を出し抜けるのか?

 漫画アクションで「さんさん録」が最終回。仙堂さんとなんだかいい雰囲気で、でもいつもどおりのようでもあり。柱に「家庭再生物語」とあったけど、参平さんが妻のいない人生を立て直す話だったのだろうな。なんだろう。なんでもないようでいて、こういう話はちょっと書けない。


2006年04月22日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 苺狩り

 行ってきた。 南知多グリーンバレイ 。苺は美味かった。ついでにバーベキューとアスレチックやってきた。アスレチックは疲れた。バーベキューは食いすぎた。以上。

[その他] 竹島調査船決着

  韓会談が妥結 日本は海洋調査中止産経 )。一度は韓国が蹴った提案を、結局は韓国側が受諾ってことか。流石に「実力で阻止」はまずいと静止が働いたか。普通はもっと早い段階で気付くものなんだが。
 まあ、現時点では判断材料が少なすぎるので感想は保留。ただ、朝日新聞の記事では韓国側が学術調査の事前通告制度の提案を蹴った、ということが触れられてないので、そこらへんがミソかもしれない。そうでないかもしれない。世界へのアピールや韓国国内への影響も考えると、今後への影響が引き続き興味深い結果ではある。いずれにしても後へつなげないと意味ないし。
 その他日本政府内の動きもいろいろ浮き出て面白かった。

[アニメ] 女子高生#1

  女子高生 GIRL'S-HIGH #1「女子高生はバカである」。中高一貫式の名門私立山咲女学園(咲女)に、高校から外部生として同じ中学から入学する絵里子、由真、綾乃の三人組。絵里子が「入学前に高校探検しよう」とバカなことを言い出し、他の二人も半ば無理矢理付き合わされて校舎に潜入する。ところが同じく中学から咲女に上がってくる三人組と鉢合わせ、つい「自分たちは在校生だ」とウソをついてしまう……
 ミもフタもない女子高の生活をあけっぴろげに面白おかしく描いた原作漫画のアニメ化。正直、作者の漫画の中では一番面白いと思うなぁ。で、アニメ化しての反応は、面白がってるのも多いけどかなりドン引きしてる反応もチラホラ。パンツとか出てたりするけど、全然お色気なかったりするのが原作に忠実。その辺が、ただの萌えアニメだと思ってた人が引く一因なんだろうなぁ……でも作画はそれなりだけども、原作が楽しめる人なら楽しめる作りに。
 原作をかなりアレンジした第一話だけど、香田のキャラが原作では当初とそれ以降は大分違うので、このアレンジは正解かと。例えば絵里子と香田の和解は、原作では閉じ込められたことが原因ではなく絵里子たちが出身校男子との合コンで懐柔したんだけど、香田のバカキャラを早々に押し出すのにはこのアレンジは良かったと思う。香田って話が進むとエキセントリックなお笑い好きのバカキャラで確立するんだけど、本当はプチセレブな高飛車キャラだったのだよね、当初。(それ言ったら絵里子も成績トップで新入生代表の挨拶を読むくらいの秀才。バカだけど)
 ともかく、このノリを維持するなら期待できそう。
 あと、目を引いたのはED。って、梅津泰臣氏かよ!(笑) 脈絡もどういうコネかも不明だが、思わず見入ってしまう。なんだかんだで自主制作ビデオっぽい感じにしつつ、各キャラの特徴が出てて良く出来てるなぁとおもってしまった。姫路のところでアイドル小田桐が出てくるのは理由があるんだけど、アニメではそのエピソードもやるのかな? 小川ちゃんのところで側に救急箱があるのは、小川ちゃんの家が薬局で薬やらサプリやらを常に大量に持ち歩いてるからだったりする……


2006年04月23日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日は一日死んでおり

 上記の通り。

  竹島問題の合意、「日本に有利」と新華社日経 )。中国がそう言うのなら、まあわりとそうなのかな、という気になってくる。っつーか、これの件について中国にとって利益になることって何があるだろうか、と考えると、ね。
論評は今回の協議について、双方が譲歩したように見えるものの実際は日本側が「終始主導権を握っていた」と指摘。日本は海域調査を突然宣言、測量船を待機させて圧力をかけ、韓国側を守勢に追い込んだと説明した。

 また争いが国際的な関心を集めたことは、竹島を実効支配する韓国にとっては不利で、日本側の利益になったとの見方を示した。
 その手段については「過激だ」との意見もあるだろうが、今回のはいずれにしても「意見の衝突が生まれた」のではなく、「衝突が顕現化した」という方が正しいのだし、実際の文章はわからないが、日経の伝聞記事では殊更日韓関係を煽る調子ではないし。まあ、中国にとってはこのくらい「当たり前な手段」ってことだと考えられなくもないが。

  竹島問題・日韓衝突回避 火種残した合意毎日 )。「双方都合よく解釈」ってのはそうなんだろうが、どうにもこうにも無駄に煽ってる記事にも見える。 5月に再開するEEZ画定に関する局長協議では、竹島周辺海域を韓国側だと認めさせるよう攻勢をかけるとみられる。とあるが、日本からのあらゆる協議を拒否し続けてた韓国側が攻勢、って言ってもなぁ、と、大概たかが知れる。今回の衝突にしても 「不信」を顕在化させたと書いてある通り、元々不信は存在していた。無視してれば不信が消えるってものでもあるまいし。 その中で、友好国だったはずの韓国との関係を「衝突」寸前まで悪化させたことは、東アジアのリーダーを名乗る資格を疑わせかねない。ってのも、何だか。韓国とは友好国ですよ。ただし、友好国だからと言って対立点がないわけじゃない。米国とだって対立点はある。中国とだって、政治的冷却がマスコミで喧伝されてるけど経済的つながりを見ればかつてなくつながりが濃くなっているようにしか見えない。一つを見て全部を語ろうというのは、どういう意図でしょうね、という印象。まっとうな意見の対立とその解消手段が提供されてこなかったのは何故でしょうね、とも思う。手段として必ずしもベストだったとは思えないのは同意だが、事勿れ主義で万事解決するわけではあるまい。
P.S.この毎日の記事みたいな論調の何が気に入らないのかと考えると、そもそもの「竹島周辺のEEZ問題」について、どうあるべきと考えるか、どう解決すべきと考えるかを抜きで政府批判に注力してるからだろうなぁ。目的が不鮮明では手段は語れない。「とにかく話し合いで」としか繰り返さないのは、何も考えてないと言ってるに等しい。

[アニメ] 吉永さん家のガーゴイル#2とシムーン#3

  吉永さん家のガーゴイル #2「激突!天使と悪魔」。行方不明になった双葉を求め町中を探索するガーゴイル。ところが双葉は東宮財閥の頭首・東宮天祢の元に保護されていて、ガーゴイルや家族の心配をよそに女中さんと遊んだり最新のゲームをしたりと羽を伸ばし放題。しかし天祢が双葉を保護したのには、別に目的が……
 ガーゴイルの創造主である高原イヨを(一方的に)ライバル視する東宮天祢登場。#1の強盗騒ぎも実はガーゴイルの性能を調べるために彼が裏で糸を引いていたことだった。と、言っても基本的には悪人ではなく、終生高原イヨに敵わなかった祖父の無念を晴らしたいだけ。
 それでも(害意はなかったと言っても)双葉を人質に取ったり強盗騒ぎを起こしたりと吉永家と町内の平和を乱したことにガーゴイルの怒りが爆発。ガーゴイルって結構短気だよな……それと、怒りを爆発させたのはガーゴイルだけではなくて……?
 次回は怪盗百色と梨々が登場。で、一応メインキャラは一通り出ることになるのか? まだOPの変な半植物みたいな人造生命体(オシリス?)が出ないのか。(#1冒頭でも出てたから、それなりに重要な存在なのだろうな)

  シムーン #3「遠い戦争」。三人の戦死に加え三人の離脱者を出し、待機状態に置かれているコール・テンペストに、更に新しい補充人員であるモリナスがやってくる。彼女は「自分は巫女でもないが兵士でもない。ただシムーンに乗りたいだけ」と断言し、アーエルと同じくネヴィリルのパル(同乗者)になることを希望する。しかしネヴィリルは関心を見せず、アーエルとネヴィリルがパルになるように、と告げる。ネヴィリルは先にパルであるアムリアを失い、シヴュラ(シムーンの搭乗者)としての自分の進退を決めかねているのだ。六人の仲間を失ったばかりでさらにコール(部隊)の支柱であるネヴィリルもそのような状態に置かれたコール・テンペストの面々は、ネヴィリルの前で訓練(マージュ)を行い、彼女を刺激しようとする。
 独自用語が多くって大変だ。
 シヴュラ選抜の基準ってなんだろうなぁ。戦争状態で人員が足りなくなり、意欲と能力がある者は本来の役目である「巫女」としての信仰を欠いていてもいい、という状態になってきてるのかな。アーエルも新しく来たモリナスも、その意味ではシヴュラらしくない。
 設定的に明らかになったのはシムーン駆動機構(ヘリカル・モートリス)ってのは発掘された未知のテクノロジーってことで、誰もその原理はわかってないということ、主人公たちの母艦アルク・スプリーマは元々は本来のシムーンの役割であるテンプス・パティウムへの祈りのリ・マージョンを観覧するための観覧船だったってことか。専用の船を建造する余裕がなかったってことは、本当に緊急だったのだな。それと、かつての栄華を失ったかのようなアルク・スプリーマの姿に「あたしはこんなふうに変わりたくない」とつぶやくアーエル。彼女のモチベーションの一端を覗かせる。
 それにしても、マージュの時の衣装はほとんどボディペインティングなんですけど……

[アニメ] 彩雲国物語#1

 今更ながらいろいろツッコミ。 中国の饅頭は小豆餡を使わない。 *1 つか、中国の小豆餡はラードやらをまぜてこってりなんだけど。それ以前に当然冷蔵庫のない世界だろうから、そうそう作り置きなどできるはずがない。火も薪から一から起こさないといけない。一体どれだけの時間待たせたんだろう? 大陸の米食文化と麦食文化は一応場所によって分かれてるもので、貧しいから麦、ってことでも。第一饅頭が作れるなら包(餡のない饅頭)なり麺なり作れると思うのだが。いくら話があると言っても、家人を国のNo.2が同じ席につかせて、しかも即答を許すってのは、アリなのか? また大陸の水は基本的に沸かすなりしないと……平野部のようだからまず清水が湧き出るということはないと思うのだが。沸かしてさました水(白湯)はまずい。だから日本以外の大部分では茶は嗜好品以前に生活必需品なのだけど。
 と、まあ「ここは日本なのか中国なのかはっきりさせろ〜!」と(いや、創作上の国でどっちでもないんだが)第一話を見ていろいろもだえてたり。他はともかく、饅頭周りは物理的な問題なので頭抱えたかも。
 まあ、話自体は面白いし良くできてるんですが、それとは別として一度突っ込んどかないと気がすまなくて。
*1: 追記。一応「豆沙包」という名前であんまんが存在しているらしい。これは当方の調査不足。

[アニメ] BLACK CAT

 一応なんだかんだで最後(#23)まで見た。原作は結構人気を誇りつつも他作品の パク …… パロ ……オマージュと思える部分が多く、「まね猫」などとも一部で揶揄されていた。個人的にはそれよりもストーリーのメリハリの欠けてたのがよほど気になったのだけど。
 で、テレビアニメ版は原作の構成を大幅に変え、原作では途中の回想エピソードだったトレインの殺し屋時代から入り、サヤをめぐるクリードとの因縁、掃除屋時代、クリード率いる星の使途との対決、それからオリジナル展開という形になっている。
 これがよく出来てるか、というとそんな絶賛するほどではないのだけど、一続きの話としてきちんとまとまり良くなっていた。トレインの自立の話としてもきちんと整合性がついていたし、最後に掃除屋連盟、元星の使徒、クロノナンバー総結集での決戦で幕を締めたことといい、最終的になし崩し的にクリードとトレインの因縁話に落ちざるを得なかった原作と比べると、作品中のキャラの世界の有様への肯定のし方がそれなりに描かれていた。
 登場人物が多すぎてガチャガチャした感は否めないが番組自体さわやかな終わり方だったし、名前は同じで別作品、ということでもなく、23話シリーズとして再構成し、更に原作では膨らませきれなかったところを膨らませたという点でもちょっと意外に良くできたシリーズだった。

[特撮] ボウケンジャー#10とカブト#13

 まあ、簡単に。
  ボウケンジャー #10「消えたボウケンレッド」。前回からの続き、と思いきや、また来週に引っ張るのか。珍しいな、と思ったら新ロボ(?)「スーパーダイボウケン」お披露目への布石らしい。ちょっと情報を取りもらしていて、腕換装だけだと思ってたので予告でビークルが全部合体するシーンが出てきたのはびっくりしてしまった。調べるとおもちゃのクレーンとミキサーはさらに変形ギミックがあるようで、別の合体パターンの可能性も?

  カブト #13。今回もいきなり田所が脈絡もなく加賀美にカブトの新装備を渡すなど、突拍子もない場面がボチボチあったんですが……ザビーがらみでまたごたごた。矢車の真意がわかりにくい、ってえか、全般的にサブキャラの心情がわからない作りをしてるのだよな……どうも最終的にザビーは矢車に落ち着きそうだけど、そこへ至るプロセスをちゃんと踏んでるのかな?


2006年04月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ん? なにかおかしい

  【写真】100年前の韓国朝鮮日報 )。ふーん、1904年当時の朝鮮半島にもこういう町並みがあったんだ、と思ったが、よく見てみると「?」となる。左側の写真、左端手前にいるのは和装に見えるのだけど……どうにも普通に近所を散歩してるような風体である。それに、あちこちに林立してるのは電信柱っぽいような……これって本当に1904年当時の写真なの??? どうも併合数年後くらいの時期の写真の年代をごまかしてるんじゃないか、って気が……あるいは、展示自体に1904年の写真もあるが、新聞にはもっと後の時代の写真を掲載したんじゃないかという可能性も。

  中2女子殺害の高1男子、子供いた日スポ )。中二と高一の痴情のもつれ、っての自体はさほどには驚かなかったけど、ちょっとこれは流石にびびった。二歳の子供を産んだ相手の女性ってのは何歳なんだろうかとか下世話な興味が出てきてしまうのはまことに申し訳なくはあるのだが、中学生日記のちょいとこじれにこじれたような話、という印象とは大分違う話なのかもしれない……善悪の話ではなく。

 先週末の竹島関連のニュース、 大石英司氏のブログ では 千葉の補選がらみで自民党が仕掛けた燃料 と断定してるのだが、ちとそれって報道に流れてる情報からでは割とトンデモ論に見えてしまうのだけど……焚き火をするのに航空燃料ぶち込むみたいな場違いな感じが。その後の北朝鮮云々見ると、あるいは冗談のつもりかもとも思えるが、後日のエントリでもそのようなこと言ってるのだよなぁ……どこまで本気なのかなぁ。

[アニメ] 牙#4とマイメロシャッフル#4

  牙-KIBA- #4「風の決意」。デュマスとロペスの戦いを見て、今まで満たされなかった想いのぶつけ先を見出したように思えたゼッドは、シャードキャスターの大会「ジャウスト」に参加しようとするが、余所者の上に騒ぎを起こしたゼッドでは参加の登録すら出来ない。一方、密かに治療していたジーモッド兵が騒ぎを起こしたことでデュマスは罰を受け、農場を奪われそうな窮地に立たされていた。そしてそんな折、街を騒がせる怪盗「ノーフェース」とゼッドが出くわすのだが……
 粗筋書くといろいろ展開が速い気もするけど、実際には各キャラを立てるようになってるんだよなあ。ロペスも色々裏のある(っつっても金持ちの暇つぶしっぽいが)キャラのようだし。ゼッドのエレメントが曰く付きらしいということも明らかに。来週は第一話以降登場しなかったゼッドの親友ノアがシャードキャスターたちの戦いに巻き込まれる? 事態が動き始めるんかな?

  おねがいマイメロディくるくるシャッフル #4「イケメンになったらイイナ!」。菊池と別れた奏に、デートの誘いが殺到。いい男を選ぼうと片っ端からデートをするが、心配した父がついてきて片っ端から邪魔をする。まんまとその策にはまった奏は、どこかに見た目も中身も自分好みのイケメンはいないかと望んでしまい、うっかりクロミの黒魔法をかけられてしまう……
 なんだかんだで男は顔よね〜、という話。「誰も困ってないからいいじゃん」というノリが、男の側からすると切ねえ(笑)。っつーか、何で真菜までイケメン魔法にかかってるんだか。
 ところが奏や歌たちまでどころかマイメロまで篭絡されていたのが、イケメンオヤジやイケメンジジイどもにまで追い回されて、ようやくマイメロがやる気になって事態が解決。なんなんだかなぁ。相変わらず大変楽しゅうございましたが。

[マンガ] ちょっとだけ

 チャンピオンREDに、先月号から成年誌で活動していた隅田かずあさ氏が「ウィッチブレイド」のコミック版「ウィッチブレイド−丈流−」を連載。キャラクターも舞台もアニメ版とは関係なし。あと、今月号に高橋葉介氏「学校怪談」の番外編が掲載。文庫版発売に合わせてだろうなぁ。

 「ジャンプ」で矢吹健太郎氏が新連載。お色気ものっすか……それととうとうクライマックスの「デスノート」。う〜ん、月が無様だ……


2006年04月25日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] たまにはローカルなニュース

  小隊長日記 さん経由で、 日進市竹の山特定土地区画整理事業地の違法投棄問題行政調査新聞 )。愛知万博絡みで開発された日進市の新興住宅地である竹の山地区での酷い話。っつーか「酷い話」で済むのか、これ?
 日進市が新興住宅地開発をした竹の山地区、ここが縦横に掘りめぐらされた亜炭鉱採掘跡の真上にあって、その亜炭鉱充填費として計上されたはずの14億円が計画が予定より採算に合わなかったため「対策費」5000万円にまで削減。つまり、事故予防を全面的に放棄し、事故が起こったときのみ対応することにした、ということ。住民はいつ陥没が起こるかわからない土地を掴まされたわけだ。
 これだけでも十分酷いのだけど、もっと酷いのは 一部充填された土地も、充填に使われたのは建築ガラ、医療廃棄物を含む産業廃棄物の違法投棄による充填だったということ 。しかもその土地を保育園用地に売るということまでしている。
 そりゃ大きな買い物をするのは自己責任って部分はあるが、それにしたって地方自治体がお墨付きを与えて開発した土地がとんでもない不良地だったってのは、あまりに酷すぎる。日進市というとフェロシルトの違法投棄問題が全国的にも報道されたが、これは更に酷い話だよなぁ。しかも日進市、名古屋のすぐ隣の話である(名古屋市内にも亜炭鉱跡の問題はあるようなのだが)。ちと酷すぎて言葉が出ない。

  「独島は主権守護の象徴」 韓国大統領が談話産経 )。まー、支持基盤とか考えてもこう言うしかないんだろうけどね。そこまで国民煽って、後どうなってもしーらないっと。

P.S. 海底地名変更、準備整えば最大限早い時期にYOUNGHAP NEWS )。はいはい。釣れた釣れた。時期は明らかにしてないが、この発言だと協議の合意内容に反する6月中の提出もありうる。まあ、そうでなくてもアホな行為に違いないんですが。ホントこの人、国内向けアピールばっか気にして外交下手だよなぁ。

[アニメ] ひまわりっ!#3とストロベリーパニック#3

  ひまわりっ! #3「死んでも口は割らぬのです」。ひまわりたちの学校は恒例の男子忍者校とのからくりメカ同士の試合をすることに。ひまわりたちの任務は相手校からの情報収集だが、試合に出るはずのからくり部が不慮の事態で出られなくなり、ひまわりたちがからくりメカを組み立てて試合に出ることに。ところがクラスメイトのあざみの様子がおかしい。メカの図面を調べたり、密かに男子校の生徒と接触しているようだったり。あざみが男子校に情報を売ってるのではないかと疑ったひまわりは、バレたらあざみが拷問にかけられると思い、そのことを隠しつつもあざみの邪魔をするのだが……
 ま〜、いろいろツッコミどころはあるんですが(なんでひまわりたちがからくり部の代理で出るかの経緯とか)、突っ込んで楽しいツッコミでは……つか、最後のオチで全部吹っ飛んだ。はあ、あざみ、 ですか……まあ、あまり深いこと考えずに面白ければいいって性格で、前回しきみを庇ったり今回も女子校の勝利を喜んでたりと実はあまり裏表のない(裏表の作れない)性格ではあるのだろう(シノビ的にはどうよ、とも思うが)。でも ……つり目なのになぁ。

  ストロベリーパニック #3「屋根裏」。クラスメイトの歓迎でいちご舎ことアストラエラ寮の探検をしていた渚砂は、間違って三校の生徒会長の会議に飛び込んでしまう。生徒会長たちは新一年生の歓迎式典の相談をしていたのだが、会議は荒れていた。三校総括代表であるエトワールの静馬は会議をすっぽかし、式典もすっぽかしそうな雰囲気なのがその理由。式典当日、やはり静馬がすっぽかしたを知った渚砂は、エトワールへの挨拶を楽しみにしていた一年生たちの為に静馬を探しに行く。
 やはり一つの敷地に女子高ばかり三校も、というのは異常に見える。しかも母体は同じ資本らしい。まあ、演出的には大グループが三つ、くらいの感じらしいが、学科分けとかというわけにはいかなかったのかな? そうすると、三人の代表とは別に生徒会長が必要になるか。静馬はキャラクター的に生徒会長ではないしなぁ……しかしなんでこんなんがエトワール(≒代表)に選ばれたんだろう? やっぱ美人だからか?

[その他] 買い物とか

 土曜の苺狩りでバーベキューを食いすぎてからこっち、腹がずーっと張った感じだったのがようやく治って来た。腹を壊したとかではなかったんだけど。
 で、今日買ったもの。
  コラプシウム/ウィル・マッカーシィ
 表紙で引いていたら、友人から「表紙のイラストと裏表紙のあらすじはフェイクだ」と聞かされて、それでも購入に二の足を踏んでいたけど、 日々是魚を蹴る さんの 感想 を見て、購入に踏み切る。早川さん、戦略間違ってるよ。(これ見てもライトノベルのみの購読層はまず買わないと思う……)

 ボウケンジャーにここ二回出ていた立ち雛の持ち主のお婆ちゃん、どっかで見た覚えがあるなぁとずっと考えていたが思い出せなかったが、松金よね子氏だとふとしたことで知る。うわ、上品そうなお婆ちゃんをやってたんで気付かんかった! つか、お婆ちゃんやる年齢になったんだなぁ……松金さん。


2006年04月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 知っているのか雷電!?

 月光でも可。
  ゴルフの起源は中国=古代のクラブ復元Y!hl )。呉竜府ですか? つか、民明書房? と、思ったら、 ゴルフの雑学 によると、現在のゴルフと結構ルールが共通してるらしい。競技としては16世紀に途絶えてるのでゴルフの先祖ではあり得ないのですが。つか、起源はありえんだろ、起源は……

  「静かな外交」ではない対日外交とは「韓日関係談話」分析(上)朝鮮日報 )。いや、それは私も知りたいなぁ、と思って読んでみたのだけど、あまり大したことは書いてなかった。「 もちろん、測量船が韓国の排他的経済水域(EEZ)に侵入する場合、物理的阻止も辞さない構えだが」って、それやると困るのは韓国なんだけどなぁ……

  北、朝鮮総連に秘密文書「日本人拉致指令書」伝達zakzak )。まあ、今更だし記事が本当かどうかってのもあるんだけど、北朝鮮による各種工作活動の出先機関という部分があるってのは大分昔からわかってたはずなのに、どうしてずっと放っておかれたんだろうねえ、ってのが……言っても詮無いか。

  竹迫牧師のキリスト教入門記(仮) 。元統一協会信者で、まっとうなキリスト教教会の手助けも得て脱退し、その後牧師になった竹迫牧師による手記。いかにして統一協会に取り込まれていったかの描写が生々しいです。統一協会の偽装組織での人間関係で絡め取り、同時に家族や友人など、統一協会外の人間関係との遮断を行っていくというのが常套手段のようです。大学生の場合有名大学以外は大学を辞めさせられ、単純労働の労働力に仕立て上げられていくとか……「そんなのに引っかかる方が悪い」と言うかもしれないけど、人間の持つ心の弱さを徹底的に悪用する手段には、やはり嫌悪を念は禁じえません。書かれていることが起こったのは大分昔の時代ですが、現時点でも基本的な手段は恐らく変わってないのでしょう。

[アニメ] まじぽか#4とブラクラ#3

 錬金3級まじかる?ぽか〜ん #4「ないしょの呪文は梅雨前線」「耳寄りな呪文は七夕祭れ」。梅雨で家の中でくさるゆうまとパキラ。ところが洗濯していた鉄子の様子がおかしい。どこか調子が悪いんじゃないかと鉄子の中を調べてみると……
 りるが無意味なサービスシーン要員に徹してるのが……(笑)。梅雨でカビだらけになってた鉄子の内部をなんとかしようとするのだが、精密機器取り扱いの知識なんかあるわけのないゆうまとパキラ、やることも当然滅茶苦茶……友達を家電扱いですか。それで動く鉄子も鉄子だけど……部品余ってるよ部品! って、これが初めてじゃないんかい! いっぺん魔界にオーバーホールに出して貰った方がいいんじゃない?
 後半は七夕ネタ。どういう願掛けをするかでたわいもなく騒ぐのも面白かったのだけど、話の枕の定食屋でのメニューの略称ネタが……「ああ、確かに小さい子供とかこういうのあるある」という感じ。子供が勝手に省略とかを叫んだりして恥ずかしい思いをしたことがあるのかな、スタッフ。しかし錦糸玉子は略しちゃいかんだろ、錦糸玉子は(笑)。

  BLACK LAGOON #3「Ring-Ding Ship Chase」。コミックでは二話目のエピソード。ロックがこれから暮らすロアナプラの流儀の紹介? コミックではあまり気にならなかったけど、動画になるとレヴィの出鱈目さ加減がはっきり出ますな……しかし味方が射線上にいる状態で銃撃って、バカちゃうかと。逃げ出す際に船腹を見せるマヌケさ加減も。だけどそんなあまりにマヌケな敵も、バラライカ姐さんのイカスセリフ群と声で帳消し。元アラレちゃんの声とはとても思えない。

[マンガ] サッカーマンガ

 ドイツW杯直前だからなのか、マガジン、サンデーでそれぞれサッカーマンガが開始。雑誌カラーの差がはっきり出てたりしますが。さて、どうなるか……


2006年04月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] またぞろ竹島方面が動いてますなぁ

  海底地名、6月提案も可能 見送り合意ないと韓国共同 )。まあ、実際は「 6月提案は準備不足により実現は難しい状況だ」だそうで、6月提出はしない可能性が大だけど、日本側にとっては韓国の反応は十分想定の範囲内だったのか、冷静な対応。 「韓国は不法占拠」を徹底 政府、竹島問題で共同 )と、ヤブをつついたらやっぱり蛇が出た状態。
 もっとも公平を期せば 韓国名見送り「日本側の理解」=日韓合意の解釈で−塩崎外務副大臣Y!hl )って報道もあって、協議終了直後に韓国側は提出時期については明言をしておらず、日本側が「延期すると発表するがいいか」との確認をして「ご勝手に」というようなことを答えた、という報道があった気がする。ちょっと元ニュース失念。
 で、韓国側はどうかと言うと、 「熱い」大統領談話に外交部だんまり朝鮮日報 )。まっとうに外交衝突になったらかなりまずいと、外交の最前線にいる官僚はさすがにわかっている模様。それに気付いてるのか気付いてないのかひたすら暴走する大統領。ちょっと韓国の外交部には同情する。
 韓国内では 経済依存切ると妥協ない独島防御可能ネイル新聞 韓国語記事なので機械翻訳なりでどうぞ)などと勇ましい論調もあるみたいだけど、まあ原理的には韓国の弱みの考察としては正しいが(別に日本は経済圧迫で竹島問題の解決を迫ってないと思うが。やってたら手っ取り早かった)、実行可能かと言われると……

  留守中に家が取り壊される落し物の鉄筋3tを略奪 (共に 中国特快 )。中国は盗みも豪快だ。

[アニメ] 姫様ご用心#3といぬかみっ!#4とウィッチブレイド#4と桜蘭高校ホスト部#3と涼宮ハルヒ#4

 番組数多すぎ。(まだあと二本見てないよ)
  姫様ご用心 #3「お客は刺客で絶体絶命」。王冠を取り戻せなかったレスリーとカレンはミス・ヨーコからクビを言い渡され、代わりに暗殺者のアドロンが姫子の着けた王冠を狙う。一方何故か我が家が王宮になり母親はメイド長、父親は近衛兵隊長になってしまった現実を受け入れる姫子だが、隣国の王子と結婚させられると知り慌てまくる。しかしクビをくらったレスリーとカレンは怪盗の意地にかけて姫子の王冠を盗み出そうと……
 前回二話でざっくり説明省略していたことを冒頭たった一分で説明。って説明になってねえ! 姫子にくっついて王冠を外そうとしてるネーネは何者かとか、ミス・ヨーコは何故王冠を狙ってるのかとか色んな謎を置いてけぼりにしつつ、巻き込んだレスリーとカレンを凶悪誘拐犯に仕立て姫子は結婚から逃れようと……まあ、ボケキャラばっかでそんな計画上手く行くわけないですわな。
 今回もボケまくり大会だけど、アドロンがややツッコミ型のキャラなのでちょっとメリハリが出てきたかも……でも基本ボケばっかりの世界だからなぁ。
 あと、OPがちょっと変わった?

  いぬかみっ! #4「やらずのかっぽう着っ!」。わがままなようこの見本になるようにと従兄弟の薫の犬神・なでしこを一週間だけ派遣して貰った啓太。おしとやかななでしこにうかれまくるその姿に、ようこは一日も早くなでしこを追い出そうとする。一方残り九人の薫の犬神たちは、このままなでしこを啓太のところにいさせ続けようと画策し、そのために邪魔者であるようこを始末しようとする。
 今回は男の裸はなかったな。啓太は脱がされたけど。薫の犬神たちの仲たがいに巻き込まれたようこと、ようこを信頼する啓太が見所かな、一応。なんだかんだと気にしない素振りをしつつ、ようこのことで気もそぞろ(で、新聞を逆さに読んでて気がつかない)啓太も、お約束ながら二人の関係をきっちり見せてる。しかし、犬神って本性はやっぱり犬なのね。
 次回はようこと啓太の馴れ初め話らしい。でもやっぱ予告ナレーションは(男の)裸のことばっか……

  ウィッチブレイド #4「動」。導示重工の鷹山と契約を交わした雅音。梨穂子と二人でホテル暮らしをすることになるが、鷹山の部下が御用聞きと称して張り付いていたりと落ち着かない。やはりきちんとした部屋を探そうとしていたところで、梨穂子が保護されていたマリ子が雑居ビルを営んでいると聞き、そこを借りようとするが……
 前回最後に倒したはずの電子レンジ男が出たので倒し損ね? と思ったが、量産型のよう。しかもエクスコンは無差別に人間を襲っていたのではなく、導示重工と敵対するNSWFの関係者を襲っていたことが判明。それも、ウィッチブレイドと似たような変身をする資質者ばかりを……
 口の悪いマリ子と意地だけは人並み以上にある雅音がやっぱり会うなり衝突。マリ子のビルに住んでるらしいエロジジイ(チョーさん)は雅音を歓迎するが、マリ子は「ウチはオフィスビルだ!」と貸そうとしない。まあ、借りても風呂なしじゃね。ところが梨穂子がマリ子やビルの住人を気に入ったのか、母娘二人で「何でも屋」を立ち上げ、マリ子を出し抜いて借りることに成功。いや、マリ子さん、調べもしないで「ちゃんとした会社」はやめましょう……だから家賃未払いの店子ばかり……ちなみにエロジジイのノートPCにあった「TOP COW」ってロゴは、ウィッチブレイド原作版権元のトップカウ・プロダクションでしょうな。
 一度はマリ子と喧嘩して借り損ねた部屋を、梨穂子の策略でまんまと借りることに成功した雅音。その帰り道にエクスコンの気配を感じ現場に駆けつけるが、その場にはエクスコンを簡単に倒すウィッチブレイドのような人影が……エクスコンでは敵としていかにも「物足りない」だったので、ようやく近い力同士の戦いになるのかな?
 なお、今回も女性キャラは敵も味方も乳のでかいのばかりでした……(マリ子さん含む)

  桜蘭高校ホスト部 #3「身体検査に御用心」。身体検査を目前にして、このままだとハルヒの性別がばれてしまうということに初めて気付く環。最初は女の子とバレればハルヒがホストをする必要もなくなり女の子らしくなると喜ぶが、ホスト部への参加もできなくなり自分との接点がなくなると気付き一転、ハルヒの性別を隠す作戦を画策し出す。
 最初は性別がばれてもどっちでもいいや、とやる気なさげなハルヒ。本当にヒロインか? ところがホスト部に居続ければ大トロを食べるチャンスがあると聞いて態度一転。ますます本当にヒロインか?
 身体検査自体も普通の学校のそれではなくって、もうバカバカしい規模とサービスなのだけど、その中で更に環がバカ王子の本領発揮でバカな作戦を実行する。ところが他のホスト部のメンバーは冷静で、理事の息子の鏡夜が特権を使ってハルヒの身体検査の件はあっさり解決。環が一人漫才を晒しただけの結果に……が、今度は構内で変質者騒ぎ。別室で特別に身体検査を受けていたハルヒのところにその変質者が紛れ込んで……つか、このオヤジありえね〜w 話が本当なら人がいいにも程がありまくりというか……でも変質者と間違われたおっさんの話を聞いて警察に突き出すどころか親切にする環。ナルでバカだけでいい奴だねえ。バカ王子はやはり愛すべきバカ王子でした。ところでとりあえず医者で「ヤブ」って名字は周囲誰も忠告しなかったのかな?

  涼宮ハルヒの憂鬱 #4「涼宮ハルヒの退屈」。いきなり話が飛んで、長門がメガネをかけてなかったり見慣れない顔(古泉一樹)が当たり前のように部室にいたりと、原作見てない人には「?」だろうなあ。そんなこんなをひとまず置いて、話は当たり前のように進行。みくるも「この時代の友達です」とか「禁則事項」とか、微妙におかしな発言をしてるけどそれも無視。そっか、このエピソード、鶴谷さんの本格初登場エピソードでもあったんだ。この前あった大変な事態ってのがなんなのかとか、ハルヒの機嫌を損ねると世界が滅びるってなんのことかとか、謎を無責任に振りまきつつ相変わらず酔狂にハイクォリティで非常識な草野球を繰り広げる。
 多分、「退屈」のエピソードをさしはさみつつ、「憂鬱」の最後をシリーズ最後に持ってくるつもりなんだろうな。でもそれやるとヒロインが長門っぽくなるような。「消失」をやらないんなら大丈夫か。今はわけわからなくても最後まで見てれば全部わかるだろうけど、新規視聴者は最後までついてくるんだろうか……?


2006年04月28日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] そろそろ頭を冷やさにゃならんところなんですが

  韓総理「日本が歴史美化すれば韓日関係むずかしい」中央日報 )。まあ、基本的に韓国の新聞であり韓国の立場でものを語るのは当たり前(だから日本の新聞は日本の立場でものを語ればいい)。で、国同士の主張の食い違いはどうするかだけども、その方法も経緯は様々。主張が理にかなってる方が勝つこともあるしそうでないこともある。相手に圧力をかける方法も様々。つまり、何が言いたいかと言えば、この手の主張は定番の行動だから、真に受けすぎるものでもあまりかっかするようなものでもない、ということ。
 状況的に日本側に有利なカードがかなり揃ってるように見えるから、頭に血を上らせて向こうのペースにはまる必要もない。

  佐藤優の地球を斬る 対韓外交の勝利business-i )。まあ、経過を見てると評価としてはこんなものかなぁ、という印象。ただし、現在は相手を土俵に引きずり出す途中経過に過ぎないので「勝利」は言いすぎかも。ポイントゲットくらいか? 今後の方針がよくわからないので確定的に評価はできない。
 実際は韓国側も「6月に海底地名の提出はしない」と言質を取られたわけではないことは昨日書いた通りなので(だからこの部分ってのは大して意味があるわけではない)、韓国側が冷静になってその辺を突くとちょっと日本側も痛い気もするが、いずれ韓国が地名提出をすることはわかり切ってることだし全体ではそんなでもないのかな? 韓国の手で一番ありえそうに思えるのは、交渉を引き延ばしながら日本の測量を牽制し、その一方で地名提出を行う、というものか。その対策ってのは、日本側も立ててるとは思うが、どうなるのかは不明。
  韓国側も国際法廷で争うための歴史研究中朝鮮日報 )ってニュースもあって(今さらかよ……)、国際法廷への提訴に応じる可能性もあるが、さて、どうなるか。基本的に現在の進行はスローペースか。

  盧武鉉政権の「アマチュア外交」のツケ?朝鮮日報 )。韓国政府に対し距離を置いた記事の多い朝鮮日報とは言え、韓国国内にもきちんとこういう考察があるのだなぁ。

  朝日新聞から“巨乳”消えたzakzak )。朝日の中の人はつるぺたがお好みのようです。

[アニメ] RAY#4とうたわれ#4とガーゴイル#3

  RAY THE ANIMATION #4「赤いリボン」。相変わらず無茶な奇病で無茶な話を推し進める。つっこみどころ満載なんだが、妙なケレン味があるんだよなぁ……今回の奇病は人体に寄生し凶暴化させる「芽」。肉芽を取るとニクメない奴になるんじゃよ。第一話から久々の院長の竜巻パンチ登場。っつーか公式紹介での「 超人的格闘能力で悪を蹴散らしていく」って、ええんか、それで。

  うたわれるもの #4「戻れぬ道」。村長でありハクオロの命の恩人であるトゥスクルが横暴な領主によって殺され、その復讐に村人一同と立ち上がる。領主を殺してしまったことでハクオロが朝廷の討伐軍との対決を決意するまで。原作ゲームではここまでが序章らしい。
 感想としては、う〜ん、という感じ。特につまらないってわけではないのだけど、訴えかけてくるものもない。ここで切ってもいいかなぁとも思うのだが、次回からが本格的に本編になるっぽいので、もう少し見るべきか……

  吉永さん家のガーゴイル #3「盗まれた少女」。巷を騒がす怪盗(いまどき!)百色。最強の門番・ガーゴイルの噂を聞きつけ、挑戦しに吉永家を訪れるのだが、肝心の盗むものがない。ガーゴイルは当然怪盗の百色に良い顔をしないが、百色の大ファンであるママに免じて、再戦の約束だけをして百色を見逃す。しかし、その百色は次に盗みに入った研究所で不思議な少女と出会う。梨々というその少女は実の親である所長によって人体実験の材料にされており、それによって人の心を読むことができるようになっていた。百色は研究室しか知らないその少女を、請われるままに外の世界に連れ出してしまう。
 OPの三人娘最後の一人梨々と、怪盗百色登場。怪盗紳士な百色は虐げられているらしい梨々を見過ごせず、研究所から連れ出してしまう。ところが街中で再会したガーゴイルと些細な口論ではた迷惑な大バトル。五色町の町内会の人々の協力も得て百色は取り押さえられるが、手品で町の人々と和解。いつの間にか梨々と和己が打ち解けていたこともあり、百色は梨々を吉永家に預け、梨々の父親に、彼女に何をしたのか問い詰めに行く. だが、実は梨々の父・ハミルトンの狙いはガーゴイルの中にある賢者の石。五色町の愉快な面々も巻き込んだ中盤とは一転、終盤はガーゴイルと吉永家を巻き込んだシリアスな展開になっていく。
 しかし「乳ぱんつ」って呼称は初めて聞いた……

[アニメ] ゼーガペイン#4とその他ちょっとだけ

  ゼーガペイン #4「上海サーバー」。前回、目の前にあったロッカーを触れなかったことからセレブラムの戦いがよく出来たバーチャルリアリティのゲームのようなものだと理解したキョウ。もっと詳しい話を聞こうとオケアノスを訪れるが、シマとミナトは「必要なことはシミュレーターに全部入ってる」としか教えてくれない。仕方なくシミュレーターであるゲームをするキョウ。そんな時、シズノが現れキョウをオケアノスに連れて行く。ルーシェン・メイウー・メイイェンらが今は稼動してない上海サーバーのデータを回収に行ったところ、上海サーバー付近にデフテラ領域が拡大していることを発見したのだ。いつもと同じように、ゲーム感覚で出撃するキョウだったが……
 今回ので、大体話は見えてきたかな? キョウはいつもの学校生活が現実で戦いはよくできたゲームくらいにしか考えておらず、デフテラ領域破壊が間に合わずサーバーのサルベージに失敗したメイウーたちに気楽に慰めの言葉をかける。が、それがルーシェンらの怒りに火をつけてしまう。そしてシズノから受けた説明は、セレブラムが戦ってる荒廃した世界こそが現実だということ。理屈や原理はわからないが人間は侵略を受け荒廃した現実から退避し、データ化してサーバーの中に暮らす存在となっている。そこでは侵略前と同じ平和な日常が営まれているが、現実でのそれ以上の侵略を食い止めるためにごく一部の人間が現実でゼーガペインを操ることが許される。それがセレブラム。おそらく、ルーシェンやメイウー・メイイェン姉妹は上海サーバーの生き残りで、侵略を受け稼動を停止した上海サーバーから、将来家族や友人たちがサルベージされることを期待して作戦に臨んだのだろう。
 キョウは知らなかったとはいえ、最も残酷で無神経なことを言ってしまったわけだ。
 のみならず、キョウの暮らす舞浜もそこの人々も、サーバーの中の存在ということ。キョウが失敗すれば舞浜サーバーも上海の二の舞になるということ……すぐ手の届くところでゲームをするキョウを初々しくも意識しまくってたリョーコも、キョウに妙につっかかってたヤンキー三人組も、みんな消えてしまう。そのことを理解したときキョウはどうするのか。

 今夜は朝生で女子高生#2がお休み……番組編成もうちょっと考えてよ、メ〜テレさん。BLACK LAGOONが金曜深夜に回されるのもゴメンですが。
 実は女子高生のED、何度も繰り返し再生してたり。キャラクターたちが踊ってるEDということではハルヒと同じで、見て「すげえ動き!」と思う度合いでは明らかにハルヒに軍配が上がるのだが、女子高生のEDの方が妙に心に残る。ってのも、イメージショットの各キャラのポーズとダンスとその動きが無茶苦茶キャラクターに合いまくってるから。ED絵コンテ、原画の梅津泰臣氏、よほど原作を読み込んだのかな?

 ところで今月号のOURsのコラムにあったが、今期の異様なアニメ番組数の増加を支えているのは、下請けから新たに製作会社になった会社らしい……それだけレベルが上がったということが嬉しくもあるけど、一度製作をして金銭的な高待遇を経験した会社が再度下請けに戻れるか、という話が確かに悩ましいところ。いくら粒が揃ってると言っても現在の番組数はアニメ視聴者層のキャパを越え始めている。このままで行けるとは思えないというのは、確かに……


2006年04月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] やっぱりはんぺんは黒

 今静岡の実家にちょっと帰ってきてるわけですが、市町村合併でいつの間にか掛川市になってたりとアレなのですよ。なにやらバスにも「功名ヶ辻」がらみの観光誘致の広告が張られてたりするんですが、掛川って言ったらやっぱ虎眼先生でしょう。むーざんむーざん。
 まあ、それはそうと久々に正月以外に帰省したんではんぺんが食いたくなったんですよ。え? はんぺんなんかどこでも売ってるだろうって? 私が言ってるのは こっちのはんぺん なのですよ。子供の時には腹が減っては冷蔵庫をあさっておやつ代わりに食ってたものです(で、晩御飯のおかずが消えてるんで怒られる、と)。静岡県の人間にとっては白いはんぺんは邪道。はんぺんと言えば黒なのですよ。
 で、買ってきて食ったのですが……むむむ? 昔食ったのと味が違う。なんちゅーか、味が薄い。おまけに骨っぽさがない……4枚で二百円とかのちょっと高級っぽい奴なのに、と思って原材料を見たら、「鯖、ほっけ」とある。はんぺんにほっけ! なんじゃそりゃ、と思い、もう一つかくあることもあれかしと買っておいた6枚68円特価品のはんぺんを食べてみる。む、これこれ。いわしっぽい味に砕かれた骨がちょっと舌にざらつく食感。カルシウムの塊食ってるって感じですよね。こっちは原材料にちゃんと鰯が入ってる。最近は鰯も高いからねえ。でもやっぱこれでないと。
 通販とかもあることはあるけど、そんなかしこまったものじゃないからなぁ。やっぱ一日も早く全国どこでもこのはんぺんが食えるようにしていただきたいところ。

[アニメ] デジモンセイバーズ#4,#5とシムーン#4

  デジモンセイバーズ #4「新チーム初出動! ドリモゲモンを追え!」#5「デジタルワールド突入! ドリモゲモンの罠」。ヨーロッパ帰りのトーマとチームを組まされることになったマサル。しかし頭脳明晰で冷静沈着なトーマと感情的で行動優先なマサルはことあるごとに対立する。銀行強盗に利用されていたドリモゲモンを追う二人は、別々の経路からドリモゲモンを追い詰めるが、お互い邪魔をし合ってドリモゲモンをデジタルワールドに逃がしてしまう。リアルワールドで影響を受けたドリモゲモンがデジタルワールドに悪影響を及ぼす可能性も示唆されるが、人間がそのままデジタルワールドに行くことは危険。しかし責任を感じたトーマはデジタマを送還する装置でデジタルワールドにドリモゲモンを倒しに行ってしまう。同じ事を考えていてトーマに先を越されたマサルもそれを知って後を追う。
 まあ、正反対な二人がまず反発し、それからお互いを認め合うって定番なのだけど、実際はこの二人って流儀は違えどどっか似たもの同士なのだろうなぁと思う。トーマも自分のやり方に拘らないし、マサルはマサルでわりと後を引きずらない性格だし。最後の合体技もお約束ながらベネ(良し)。
 個性の違う二人がぶつかったりするのをヨシノがなだめすかしたり顎でコキつかったりする、ってのがチームの定番になるのかな? 今回は一方的に気苦労かけさせられた気がするけど。(結局トーマもどっか無謀だし)
 しかし登場人物の年齢層が高めだとデジタルワールドで冒険って、やはりあまり合わないなぁ。多分これまでのパターンだとどっかでデジタルワールドが舞台になる展開が入ると思うのだけど……

  シムーン #4「近い戦争」。相変わらず待機状態のコール・テンペスト。アーエルは待ちきれずモリナスと共に勝手にシムーンを持ち出し練習をするが、シムーンを敬わないアーエルの態度に上層部は彼女を問題視する。コールのふがいなさに苛立ちを感じていたリモネと共に再び夜中にこっそりシムーンで飛び出すアーエルだが、地上に墜落したシムーンらしい物体を発見する。着陸して調べようとするが、それは潜伏したショウ国の兵士の罠だった。
 シヴュラに志願したのはまだ男になりたいか女になりたいか決めておらず、シヴュラでいる限りは青の泉に行かなくてすむから、と語るアーエル。モラトリアムというよりは、自分の納得できる理由で自分の意思で決めたい、ということだろう。だけどモラトリアムには違いないわけで、そんな理由で神聖なシムーンを操るのは一般的には不純なのだろう。もっともコール・テンペストの補充人員は今のところ三人とも普通の意味で一般的なシヴュラではないようだが……
 そんなアーエルが初めて本当の意味で戦争に触れる。自国の為にシムーンを持ち帰ろうとするショウ国の兵士の切実なまでの願いと、しかし言葉も通じず、事情のまったく異なるアーエルたちとの温度差。最後、動くはずもないシムーンの操縦席の中で事果てたショウ国兵士の手を操縦桿から離すために切り落とすシーンは、ちとぞっとした。目的の為に迷いのないアーエルの少女らしい残酷さとひたむきさ。そして、まあ戦争ってのはある意味こういう場面はザラ(お互いの事情を感知し得ない。自分が生存するために他者に冷淡になる)なのでもあろうけど。