不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2005年12月 来月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
HNS logo

2005年12月11日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] リーンの翼

  無料動画配信GyO にて、10日21:00〜11日09:00限定で第一話が無料配信されていたので、視聴。
 バイストン・ウェルなんで、ダンバインと同じ世界観。で、同名の富野氏による小説が存在しているが、話自体は別の話……と、思ったら、ヒロインのリュクス・サコミズの父親がシンジロー・サコミズ(迫水真次郎)だそうで、小説「リーンの翼」の続編、もしくは平行設定? 小説では旧日本軍の戦闘機乗りだった迫水がまだオーラバトラーも何もないバイストン・ウェルに召喚される話だったが、こっちはのっけからリーンの翼によって岩国にバイストン・ウェルの戦艦が現れる。主人公のエイサップ鈴木は岩国の米軍司令官と日本人の母のハーフで、悪い仲間が米軍相手に起こしたテロによって警察に追われることに。しかし向かった港の海中から突如現れる、虫のような脚の生えた空飛ぶ戦艦。その舳先にへばりついていた、光の翼を生やした靴を履いた少女、リュクス。と、否応なくのっけから視聴者を無理矢理に引っ張りまわす。リュクスはバイストン・ウェルのホウジョウ国の姫で、父王サコミズの親友でもあったはずのアマルガン率いる反乱軍ともつれあいの艦隊戦の挙句、光の翼(=リーンの翼)を発動させてしまい、地上界に出てしまったらしい。
 お互いなにがなんだかわからぬまま交戦状態に陥ってしまう米軍とホウジョウ軍。そして再度リーンの翼が発動し、エイサップはリュクス共々バイストン・ウェルへ……
 見ていると、ホウジョウ軍の装備は小説「リーンの翼」よりは進んでいるが、「ダンバイン」よりは原始的に見える。しかし米軍にはF-35が配備されていることから、パラレル設定かもしくは地上界とバイストンウェルの時間軸が平行でないとも思える。
 セリフとかもだけど相変わらずの力技富野演出で、細かい承前抜きにいきなりトップギアに入りまくり。流石とも思えるが、先の見えない分、判断のしかねる部分もある。
 ネット配信コンテンツということで、まずは12/16からバンダイチャンネルで本格配信が開始、ということらしい。全何話なんだろう? 六話? OVAシリーズみたいな感じか?

[その他] 一発だけなら……

  誤射を強調、現場指揮官は拘束 中国・広東省の住民銃撃朝日 )。これって「誤射」ってレベルなのかなぁ。指揮系統が混乱してなし崩しに発砲、ということなのかもしれないけど、「一発だけなら誤射かもしれない」ってレベルじゃないし。中国としては「誤射」ということで押し通したいのはわからんではないが。こういったことだけじゃなく、中国内部にはいろんな矛盾・ストレスが溜まってるわけで……こうしたらいい、と一言で解決策が言えるもんでもないんだよなぁ。

 京都の塾講師による女児殺人事件、容疑者はかつて同志社学内の図書館で窃盗を行ったということなのだけど、 一年半の停学処分だった京都新聞 )ってことで、処分内容としてはそんなに甘いってわけでも確かになさそうなのだよなぁ。これはこの事件の事情がわからんと、なんとも言えなさそう。

  みずほ証券株誤発注、8日最高値に上乗せで決済へ読売 )。え〜、言わんでもわかると思いますが、私は経済方面、めちゃ疎いです。なんで本当に事故でこんなことがありうるのかとか、これ巡って株購入者がどう思惑を巡らせるかってのははっきり言ってようわかりません。オペレーターの操作ミスだとすれば、ミスした当人、本気でまいるよなぁ。しかしなんともまあ……

  在日韓国人の参政権付与決議案、統一通商委が採択YONHAPニュース )。見ればわかりますが、在日韓国人の「韓国参政権」ではなく、「日本参政権」の決議案です。アホちゃうか。
 で、 親日財産帰属法や在外同胞法改正案、国会を通過YONHAPニュース )。背景としては、ネット等での反日世論に支持基盤を得てきた盧武鉉大統領が、対抗勢力に「親日」のレッテルを貼り付け封じ込めるための動きがあるようです。まあ、キチガイ沙汰の法律なんで、当然良識的な勢力は苦々しく思っているようですが。他国事ながら、盧武鉉大統領って、後世韓国亡国の最大責任者として糾弾されても不思議はないぞ。


2005年12月12日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] みずほの云々

 昨日、経済には疎いと公言しといてなんですが、 /.Jジェイコム株誤発注事件のエントリ を見て、世間様がこの事件についてどんな目で見ているかがなんとなくわかった気になってみる。いや、/.J見て世間様と思うのも間違いなんだけど。
 株式システムってのは本来的には株式会社の資金の調達のためであることは言うまでもないのだけど、今日の株式市場への投機は、かなり多くが株価の上げ下げによる利鞘稼ぎが目的と言って良いと思う。無論、中には配当や株主優待を目的としてる人もいるわけで、全員がそうということではないけど、昨今の個人投機の加熱の具合は。
 ところが、それほどの流行を見せている原因のひとつは「ギャンブル」の後ろ暗いイメージを認識させないことにあるので話がややこしい。マネーゲームには違いないが資金を循環させ世の中のためになる、と自己正当化してしまってる人も(全員ではないが)それなりにいる。資金調達という本来的な株式の目的は、少なくとも短期の個人投機家程度にはあまり当てはまらないと思うのだけどなぁ。
 ってな辺りの考えを、上の/.Jエントリに付いた多くのレスとそのモデレートを見て強くしたり。市場原理を中性的に解説してるコメントや、一般的な倫理観の擁護にも賛意が多いので良かったですが。
 まあ、個人的には株式投機がどうこう、ではなく、自分の行動と動機がギャンブル的であるのにそのことから意図的に目を背ける、という態度が気に食わないだけなんですが。中短期の投機なしに今の市場が回ってると思う? って、投機してる人の目的は「投資」じゃないでしょ? という突っ込みのすぐ入る程度の議論のすり替えを平然とやっている。そこさえわきまえてればトレーディングだろうが競馬だろうがチンチロリンだろうが好きにやれば良いです。
 システム的になにが起きたか、も、ようやくなんとなく概要が掴めました。
 禁煙風潮なんかもそうだけども、実態よりもイメージにより否定・肯定が左右されるってのは、いかにも反射的でなんだかなぁ、と思わざるを得ないです。
 一億総ギャンブラー(と、それはいかにも大げさすぎだけど)状況をどう思うかってのは、まあちょっとアレ。こんな世情なんだから、 必殺必中仕事屋稼業 の再放送、してくれないかなぁ。とかくこの世は一天地六。

[アニメ][特撮] 昨日の

  エウレカセブン 。中盤を過ぎて話の背景がようやく大体明かされるってのはどんなもんなんだろうと思いつつ、それまで曲がりなりにも間を持たせてきたのだから大したものと言えば大したものか。ボダラクの高僧ノルブがデューイと直接対決しに首都に向かったのをホランドたちが救出に向かう。デル・シエロの虐殺時までは全然なにも知らなかったホランドに、エウレカの正体とその真実を知らせたのがノルブ。ノルブはかつて「サクヤ」という人型コーラリアンの少女と対の関係にあったが、その目的であるところのコーラリアンとの対話には失敗。その望みをエウレカとその「対」につなげる。エウレカセブンって、話が飛躍的に進んでいるわけではなく、同じところを行ったり来たりして段々詳細が明らかになってく形だなぁ。

  響鬼 。巨大魔化魍に踏まれ重傷を負ったトドロキは病院に担ぎ込まれ息を吹き返すが、傷は重く、医師からは二度と鬼にはなれないと宣告される。そのことにトドロキも流石にショックを受け、自分の殻に閉じこもってしまう。
 一方、桐矢と明日夢を弟子にしたヒビキだが、運動能力ゼロの桐矢はいいところをちっとも見せられない。過去受賞した数々の栄誉も否定され、ヒビキに自分を弟子にする気はないと勘違い、その挙句、弟子をやめると宣言してしまう。
 え〜っと、ヒビキは レンジャー訓練 を参考にした方がいいと思いますた。やっぱ甘いんでしょうな。そこまで鬼になれない。鬼だけど。能力の違う者に同じタスクを課すのではなく、同じ限界状態まで叩き落す。そこからどう這い上がるか、で、実は桐矢の方が修行を先行してるとも言える。

 それはさておき、 ここ にある蛇のさばき方は、前にレンジャー出身の人に聞いたのとやっぱ同じっすね。違うのは、その人は火が見つかるとまずいから調理なんかせずに生のまま食った、ということ。衛生的にはまずいんですが、四の五の言ってられる状況じゃないですから。
 世の中、そんな過酷な訓練や体験をした人が案外と普通のおじさんみたいな顔してそこいらにいるんです。良く見ると目つきが違うとか、体つきが違うかな、と思うけども、ぱっと見なかなかわからない。ええ、世の中は案外とおっかないですよ。だから「なんだこのオヤジは」と見た目でなめて喧嘩を吹っかけたりする、あるいはした人は注意しましょう。相手は貴方を殺傷するだけの能力を十分に秘めてるかもしれませんから。まあ、そういう人は加減を知ってるので殺されることはないとは思いますが。多分。

  ゾイドG 。ディガルド帝国首都ディグの奇襲に成功し、ズーリに凱旋のはずのルージたち。ところが反乱軍は格納庫に集められ、なんの音沙汰もない。実はキダ藩再興が遅々として進まないことに苛立ちを覚えた元キダ藩家臣たちが、ダ・ジンに反乱軍への非協力を訴えたのだ。ダ・ジンはその考えには内心同意しかねながらも長年亡国の民としてさまよった部下の心情もわかり、また元家臣代表としてその意を汲まないわけにはいかなかった。陳情に行ったレ・ミィが帰ってこない(実は風呂と服と食べ物でごまかされてたw)ことに異常を察したルージが街に上がり、ディガルド打倒がならなくてはキダ藩再興もまた危ういと説得をする。しかしそれだけで到底納得するはずもないキダ藩家臣代表として、ダ・ジンがルージに一騎打ちを申し出る……
 思惑が違う連中の所帯であるディガルド討伐軍だが、ルージらの活躍によりまとまってきたと思ったら、足元から掬われることに。キダの人たちとのずれは確かに長引けば長引くほど大きくなっていくので、こういうことは起こってしかるべき。むしろこういう形で起こったのは運が良かったのか。ダ・ジンはどちらの気持ちもわかるので、板ばさみになる。最後は自分を犠牲にしてまとめようとするが、危うくミィによって助けられる。そうするとは思えないけど、本当にルージが仕留めてしまっていたら、一時的にはダ・ジンの意を汲んでまとまったとしても、キダ家臣と討伐軍の亀裂はより決定的になりかねないし。本当は策略をめぐらして実験を奪ってしまうとかやる方が好みなんですが、子供向けの朝の時間帯にそこまではできますまいて。
 最後に乞食同然の身なりで出て来た子は、まさかソウタ? 生きていたのか。びっくり。また本当の意味でようやくひとつにまとまった討伐軍に、バイオラプター・グイの編隊が襲い掛かることに。飛行ゾイドというとレインボージャークくらいしかない討伐軍にとっては、滅茶苦茶なピンチ。是非滝沢聖峰に漫画化を。

[マンガ] 創刊雑誌とか

  Comic REX 創刊号。一迅社って何出してたっけ、と思ったらゼロサムとからしい。ある意味、誌面の傾向に納得。まだ創刊号なので誌面の方向性とか売りとか固まってなくて当然なのだけど、載ってる作家さんの傾向(対象層)もまとまってないところがあるのでどういう戦略なんだろうと首を捻る。完全にヤングキングの別冊の当初から、マニア向けへと方向が固まりだした頃のOURsに似てると言えば似てなくもないし、COMかガロかと言われれば間違いなくCOMなのだが……履歴がないのでまだ方向性がどっち向いてるとかはよくわからない。誌面としては、柱になる作家がまだあるとは言えないが、絵面としてはまとまっている。まだ創刊号なので本当になにも言えん。

  フラッパー 。環望作「Dance In The Vampire Bund」と、これまで読み切りで散発的に掲載されていたアキヨシカズタカ作「双月巫女」が連載開始。って、 OHP によるとアキヨシ氏はキングダムで「モルテン」を連載していたアキヨシ氏だとか。線ががらっと変えられてたんで、全然気付かんかった。むしろ近藤るるる系統の人かとてっきり。内容は、未来の老朽化したコロニーでその修理技術を唯一持つ存在である巫女さんのゆったりした話。ただし、修理と言っても祝詞みたいので一時的に塞ぐだけなので、全体としてはゆっくりと破滅に近付いている世界観。「Dance〜」は吸血鬼の少女(幼女)の従者となった少年が主人公。このパターン、最近わりと目にする気がするのは気のせいか。「怪物王女」とか。とは言え作者らしいエロっぽい描写やキメのコマも決まっており、後発ながら物真似感はない。
 その他、「陰からマモル」「レスキューウィングス」のアニメ放映予定が各柱に記載。「神様家族」と「レスキュー〜」小説版(ってもコミック・アニメ・小説と全部違う話らしい)については記載なし。


2005年12月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 巷はこんなに必殺ネタであふれてるのに

 どうして再放送とかイマイチやらないんだろうねえ?(DVD出てるやん)
 ってわけで ぱにぽにだっしゅ #24。「死して屍拾う者なし」って、金言でも格言でもない……ネタは時代劇パロディ。水戸黄門、子連れ狼、鼠小僧に遠山の金さん、志村けんのバカ殿まで、わりと馴染みの深いものが。
 が、後半の必殺パロがなんと言うか怒涛。新必殺仕置人のOP〜アバンタイトルは当たり前のように、寅の会やってるしちゃんと元締・虎(藤村登美男)に死神(河原崎健三)だし。細かい違いはあるけど。そして鉄は都か…意外というか、鉄の悪党顔の方が似合ってるってのがなんというか。主水は無視というあたりが潔い。でも決め技は骨外しではなく……(笑)
 必殺の決め技だったのは一条の三味線屋と都くらいだったのが残念。玲のは「巷説百物語(アニメ版)」か。EDも特別バージョンで歌謡曲っぽい曲に新旧仕置人の沈む夕日。カメラを微妙に揺らせているところが芸細(オリジナルも沈む夕日は静止画ではなく動画だったので微妙に揺らいでいた)。ただ、完璧を期すなら揺れはキャストのテロップが終わった時点で止めねば(オリジナルではキャストのテロップが終わった時点で夕日の動画はストップ。静止画になる)。曲は、元ネタ不明だけどイントロはちょっと「仕業人」の主題歌「さざなみ」っぽい。まあ、深いパロではないけど妙な凝り具合してました。(笑)
 ちなみに「ヨヨヨイ〜めでてえな」は、中村梅之介の「伝七捕物帖」が元ネタ。
P.S.時代劇ネタではないが、メソウサの「ご期待に添えましたでしょうか?」は多分稲川淳二。

[その他][映画] 今日の行動

 知人から明日(14日)まで シネマスコーレ のレイトショーで公開している「 不滅の男 エンケン対日本武道館 」を勧められ、今日はスケジュール的にきつそうだから明日見に行こうと思ったら、進捗的に空き時間が明日今日ひっくり帰ることに。なので見てくる。
 いや、「このところ劇場で見たいって映画がないなぁ」とぼやいていた矢先だったので飛びついたのですが……
 どんな感想だったかは、待て、次回!(って明日ってことだけど)

  ジブリの新作は「ゲド戦記」 宮崎駿さんの長男が監督朝日 )。 ジブリ の新作は「ゲド戦記」だと噂には流れてたけど、これが公式発表か? 「ゲド戦記」の中から今回アニメ化されるのは三作目「 さいはての島へ 」。大賢人となったゲドが、世界の危機を回避するためにアレン王子とともに世界のさいはての島へと向かう。確かに映画にすることを考えると、一番絵面的に最適な選択ではあるが……やはり最初の三作は映像化して欲しいところ。 Sci-Fi channelでドラマ化した 一作目「 影との戦い 」と二作目「 壊れた腕輪 」は、原作者とファンには不評だったらしいので、特に……って、これも期待できるかはイマイチ不明なんですが(特に監督がずぶの素人って辺りが)、岩波に過去にもゲド戦記のアニメ化を申し込んできた(そして断られた)宮崎氏のお膝元だけに、原作を尊重した作品作りをして欲しい。本当に大丈夫かなぁ……
P.S.「戦記」で思い出したけど、ゲームの「義経紀」が「紀」であって「記」でないのは、そうすると「義経記(ぎけいき)」とかぶるから意図的にずらしたんだと思う……とマジレス。


2005年12月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[映画] 不滅の男 エンケン対日本武道館

 イベントもなにもない昼の武道館に、ギンギンの衣装に首からギター一本を提げた男が、ボロのママチャリに乗って武道館にやってくる。彼こそがこの映画の監督にして純音楽家、エンケンこと遠藤賢司。スタッフとエンケン以外観客も誰もいない武道館に乗り込み、無人のステージの真ん中でギター一本で日本武道館を相手に立ち向かう。

 と、まあ、真面目に解説したからもういいですよね? それじゃ以下はちょっとモード切り替えますんで。
 エンケンはひどい。本当にひどい監督だ。「エンケン対日本武道館」ってえから期待して物見遊山で見に行ったんですよ。まあ、普通はそうじゃないですか。ところがですね、そんな甘いものじゃなかったですね。
 画面で広げられる無人のリサイタル、それを見てやろうって奴に、ただ見てるだなんて許さない。「見てるんだったらお前も来い!」とばかりに傍観者を無理矢理引っ張り込み、そこにいないはずの観客にしてしまう。「疑似体験」じゃない。だって画面の中に観客は一人もいない。エンケンは武道館に挑戦状を叩きつけながら、それを通して他の誰でもない、観客にも別のなにかを叩きつけてる。それを感じてそれに応えないってのは無粋の極みじゃねえ?
 シネマスコーレなんて大きなハコじゃないんですよ。むしろ、無茶苦茶小さい。五十人は入るけど、百人はどうあがいても入らない。そんなところでですね、一曲終わるたびに拍手が、最初のうちは躊躇いがちに、最後には大きく鳴るんですよ。
 これはDVDやビデオになったのを見ても絶対体験できない。劇場でだって、また入ればまったく同じ反応は絶対にない。これは、画面の迫力のこととかもあるけど、絶対に映画館で見も知らない観客と肘突き合わせながら見ないと体験できない。そうしなきゃいけない映画だ。
 エンケンは本当にひどい監督だ。「エンケン対日本武道館」と銘打ちながら、観客までその対決の場に引っ張り上げる。ぶつけてぶつけてぶつけたものを、観客に同じ目線で 受け取らせる。エンケンと武道館、その両方と対決させやがる。
 あんまりひどいから一度だけ言ってやる。確かにあんたは最高だ!

[マンガ][アニメ] これは……

 職場帰りに書店に寄ったら、 コミックボンボン が版型が大きくなってリニューアルしててびっくり。何気に中をめくってみて更にびっくり。だって田中政志の「ゴン」が載ってるし、玉越博幸、真島ヒロって……いったいこれ、なんの雑誌? と目を疑いました。はい。いや、にわのまことが載ってるのは別にさほどでもないんですけどね。いやまー、なんつーか、迷走してる気も……

  ガンパレード・オーケストラ 。部活動中隊の白の章が終わり、今回から中国地方の緑の章に。今回は人型戦車ではなく、「雷電」と呼ばれる生体兵器と共に活動する「竜騎兵」たちが主人公。素人軍隊だった青森第四中隊と異なり、概ね兵隊らしい兵隊なので安心。こういうのも描けないわけじゃなかったんだ。つか、芝村が出てるよ、芝村。w

  ノエイン 。ユウのことを心配してハルカの家に来たイサミ、アイ、ミホ。玄関でユウの母に出くわす一同だが、酔っ払った上に憑き物が落ちたかのように朗らかになった彼女に、目を丸くする。ハルカとユウはカラスのことを友人たちに隠そうとするが、つい話さざるを得ない状況に……最初はカラスが未来人ということを信じないアイたちだが、否応ない証拠を目の当たりにし、信じざるを得ない。状況の整理がつかないまま家路につく子供たちだが、そのユウとイサミを、カラスへの人質にしようとアトリが襲ってきた。
 そりゃまあ、あの変貌の仕方はびっくりするよなぁ。>ユウママ 子供たちの問題は一通り解決し、穏やかな日々が戻ってくるかと思いきや、ラクリマの竜騎兵とアトリたちがハルカを狙って動き出す。フクロウはアトリに襲われたユウとイサミを助けるが、そもそもの目的であるハルカ奪取も諦めたわけではない。ハルカの前に立ちふさがるカラスと対決する事に……龍のトルクの力でフクロウがラクリマ世界のイサミだと気付くハルカだが、その叫びも空しく、親友同士の戦いが繰り広げられる。二人を追うハルカの前にコサギが立ちはだかり、ハルカに職務以上の憎悪を見せる。年齢的に同級生ではないだろうから、カラスに対する私的な感情が元なんだろうか?
 アトリと行動を共にするトビだが、ハルカを消滅させようとしているアトリについていけない部分もあるようで、龍のトルクを消滅させた時の影響の余波を予測、カラスにアトリを止めるよう頼む。
 現実世界の方でも動きがあり、絶対臨界阻止委員会の内田が公聴会で東京に。そこでは量子テレポート実現のためのプロジェクトの関係者が集まっていたが、失敗した場合の深刻な影響を説く内田の言葉に、危険なんか知ったことかと押し通そうとする民間の代表者。郡山がつぶやいたとおり、碌でもないお子様だなぁ。ひょっとして、その量子テレポート実験失敗の結果があのラクリマ世界の姿?
 ひょっとしたらそうなるかもしれない未来の子供たちの姿と現在の姿。あまりに違う立場に、絡まる各人の思惑。どんどん面白くなってますよ? これ。


2005年12月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ゲームネタニ題+α

  日本のゲームファンがパンチラ格闘ゲームを開発Hotwired )。唖然。ってのは、記事の内容にじゃないぜ? 記事自体にだぜ? 同人ゲームじゃん。しかも元ネタは18禁ゲームだし。元の話題のブログ Inverted Castle ってのがどのくらい知名度のあるブログか知らないが、商業ベースの媒体が取り上げるような話題じゃねーべ。洒落のつもりにしてもバカバカしすぎて二の句が継げん。

  リアル過ぎる『Xbox 360』用ゲームと「不気味の谷」現象Hotwired )。要は下手にリアルにしすぎると本物とは違う部分に注意が行ってしまい、違和感が却って増大する、という話なんですが……日本ではとっくに常識だったような。つか、「不気味の谷」って概念を提唱したの、日本人みたいだし。いかにもそれっぽい。結局人間ってのはどうやってものを見てるかってことで、日本人のデフォルメ好きはそれにおいて一日の長がある、ってことでしょうか。

  「中国は有史以来の平和国家」 外務省副報道局長産経 )。はいはい。わろすわろす。

  「ゲド戦記」制作日誌12/14分。
 ちなみに「ゲド戦記」は、監督自ら、既に129カットのレイアウトを切っています。その内容は、作画監督の山下さんが舌を巻くほど。

 「何処で覚えたんですか?」と聞くと、前の仕事で設計図面を書いていた時に、「こんな感じになる」というイメージ画も描いていたので、その時の経験が役に立っているとか。
 その手のスキルはあるだろうと思っていたけど、そこらへんは想像を上回っていたよう。「門前の小僧〜」でもあるのかな? 期待できるかはまだなんとも……なんですが。

[その他] そういえば強度偽装事件がらみで

 今日職場で、上記の事件がらみの証人喚問を見たらしく、若い子が「姉歯って脅されてたんでしょ?」という話をしだす。
 「あいつを殺すとかなんとか、ヤクザでも言わないようなこと言われたんだって」と言い出すので、「うん、そんなこと言ったら脅迫罪になるからね。今時のヤクザはそんな下手な脅し方しないでしょ」と言ったら、相手の表情が一瞬引きつってた……
 相手が気を取り直して「でもどうする? もしこの建物が偽造してて、東海地震が来たら」と訊いてきたので、「まあ、一瞬で逝けることを祈るしかないんじゃない?」と率直に答えたら固まってた……
 友人との会話とか深+ではこの程度のやりとり、歯牙にもかけられないんだけど……このくらいでも世間様ではダメなのか。まあ、その程度で固まるんじゃ、そんな心配なんか吹き飛ぶようなアレとかコレとかのことは言わないで良かったなぁ……つか、普段威勢のいい事言ってるのにそのくらいで固まるなよぅ……

  東雲さんの崩壊日記 さんより、 電車男ファッションに身を包み、ヨドバシを見て、チチブデンキで「おでん缶」を買って、メイド喫茶に行く―というのが最新のアキバのトレンドだlivedoor )。……真面目に反応しちゃうと、「トレンド」って奴はつまりこういうことなんだよなぁ。情報の消費。絶対とは言わないが、消費するだけで生み出さない。維持もしない。他者の生み出し維持したものを食い散らかして、勝手に賞味期限とポイ捨て。次に食い散らかすものを探す。別に消費形態自体は好きにすればいいが、オタクがプチトレンドとか言いつつ結局オタクのスタイルとは全く相容れないことをやっている。ま、オタクが褒められたものじゃないってのは確かですけどね。こいつらだって褒められたものじゃない。

 それはそうと、若木民喜氏の経歴の件、ありがとうございました。お礼が遅くなりまして。

 最後に 松屋のFAQ
Q1. 松屋の牛めしは安全な牛肉を使用しているのですか?
A1. 松屋では 中国産 の安全でおいしい牛肉を使用しています。ご安心してお召し上がりください。
 ……え〜っと……
 …………安心できるかい!(笑)
#きちんと産地を提示するのは立派(というか本来当然)だが。


2005年12月16日(金) 旧暦 [n年日記]

[読書] あの戦争は何だったのか/保阪 正康

 帯に「塩野七生氏推薦」とあり、塩婆の言うことも時々「?」と思うけど、大枠においては、まあ、そんなに変な本じゃないだろう、と思って買いました。
 結果は、なんというか、びみょ〜。
 どういうふうに「びみょ〜」か、という話はもうちょっと後にしておく。
 序文の部分には、非常に肯けるところがある。
 考えていただきたい。たとえば戦争体験者に「太平洋戦争とは何だったか」と聞けば、ある者は「南方の戦線に動員され、銃撃戦や飢えを潜り抜け命からがら生還した」と言うだろう。またある者は「一日中、塹壕の穴を掘っていた」と答えるかもしれない。あるいは玉砕の現場にいて「明日死ぬぞ、突っ込んでいくぞ」という修羅場にいた犠牲者もいれば、東京の大本営の一室で暖衣飽食しながら図面を引いていた指導者もいる。それぞれ百人百様の戦争があるはず。それが彼らのとって全てだったのだから当然だ。確かに彼らは実際の戦争の一端を知っているわけだけれども、それはあくまでも断片に過ぎない。全体として戦争で何が起こっていたかは誰も知らないのだ。
pp6 ll15-pp7 ll7
 という部分などだ。現在の太平洋戦争に関して流布するイメージは非常に曖昧模糊で、それゆえ実態からかけ離れたプロパガンダが繰り広げられてもいる。そういうものに決着をつけるべきだ、というのは、いいんですが……
 著者は軍部の暴走の象徴的出来事として二・二六事件を取り上げ、そこから終戦に至るまでをざっと駆け足で追っている。と、言っても考えてみても欲しい。一つ一つの事件において研究がなされ何冊も本が出、いまだに評価が定まっていないものも多い。それを全体像を俯瞰して、しかも新書一冊分で解説しようというのがどだい無理がある。
 まあ、その辺は著者も当然わかっているのだろう。だから副題に「大人のための歴史教科書」と題打っている。あくまで最低限の事象を取り上げ、時代を追う形にしている。いや、それはいいんですよ、それは……
 先にも書いたとおり一つの事件だけで何冊も本が出るようなものである。どんなに切り詰めたって短い説明で終わるものじゃない。だからざっくり省略するしかないのだけど、その省略のし方が……
 結局は「この事件はこういうこと」という感じでまとめているのだが、そのまとめ方が著者の恣意に強く拠っている。まあ、詳しく説明しろったって無理なんですが、複雑な出来事を仕方ないから単純化してこういうことだと解釈している、というのと、もともと単純なことのように総括してしまうのは、大分違うと思うんですけどねえ……私程度でもあちこち「それはそうと決められるわけじゃないでしょ」というツッコミが入れられるんだから……
 そういった知識なしにも非常に簡単にツッコめるのは、最初の二・二六事件のところ。著者はこの事件などの一連の青年将校の暴走事件により、軍部の暴走を政府陣が恐れる土壌が出来た、しかも世論は事件の首謀者たちに同情的だった、ということを解説してるんですが……ちょっと待て。その「世論」はどうしてそういうふうになったのか、だ。政府関係者等が二・二六の再現を恐れたというのは、まあいい。でも、民衆がそれに同情的だった理由は何も説明されていない。この本全体で言えることだが、民衆(およびマスコミ)の動向はほぼ完全にオミットされている。だからこの本を読んでいると「悪いのは軍部だ!」と誘導されがちだが(間違っちゃいないが)、その軍部に明示的あるいは暗黙的に支持を与えた民衆は? そしてそれを仲だったマスコミは? ということになる。
 二・二六の時点からそれだったのだから、実は二・二六の時点から始めるんじゃダメなんである。無論紙数の限界から、ということもあろう。だが、その原因をどの方向に求めるか、を書く程度でもあれば、「民衆」がどういう役割を果たしたか、の一端になるはずだ。それがない。
 「あの戦争は必然だった」と結論付けるのは、二・二六から始めるんであればさほど間違いではない。その頃には問題のお膳立てが既にほぼ揃ってたのだから。が、それじゃ何の問題解決にも実はなっていない。この本のタイトルの疑問には、実はこの本では答えられない。
 だから、この本を真に受けられすぎても困る。特に結論の部分を無条件で受け入れられるのは。
 ただ、事件の並びをざっと概要を眺める分には、まるっきり悪いというわけでもない。ただし、著者の恣意の部分を見抜いて注意し、さらに一つ一つについて改めて調べるというのであれば。
 まあ、古典のあらすじを一、二ページぐらいにまとめたものでざっと知る、くらいのつもりでなら、読んでもいいんじゃないでしょうか?


2005年12月17日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 斜め上にもほどがある

 え〜っと、韓国の方と働いていたりしてあまり韓国の悪口っぽいのを見るのは忍びない、という方、ごめんなさい。いや、差別とか悪口とかのつもりはないんですが……
 16日に東京拘置所の堀に犬の頭部が三十個沈んでいるのを通りがかりの女性が見つけ、通報したというニュースがあったんですが、
  犬頭部30個…食肉業者「捨てた」スポニチ
 16日午後1時50分ごろ、東京都葛飾区小菅の東京拘置所外側にある堀に、犬とみられる動物の頭部約30個が沈んでいるのを通行中の女性が見つけて交番に届けた。

 近くに住む 食肉業の韓国籍の男性 (82)が、共同通信などの取材に対し「食肉用に輸入した犬の頭を処分に困って捨てた」と話した。警視庁亀有署は、廃棄物処理法違反の疑いがあるとして男性から任意で事情を聴いた。

 男性によると、正規の許可を得て、中国・大連から頭と胴体が切断された冷凍状態で食肉用として輸入。胴体は食用として既に売れたが、精力剤などに使う頭が売れ残り、10月下旬ごろ「堀にいるコイの餌になる」と考えて捨てたという。
 ……いや、冗談でそういうのは流れてましたけどね。マジだったとは……いや、冗談ってのは「まさかそこまではやらないだろう」という前提でのものでして、マジでやりそうなことは冗談にならんのですよ……いや、まあ、不法投棄のひとつに過ぎないっていやそうだし、犬肉を食べちゃダメとも思わないですが、ちょっとそこらへんに捨てるという神経は流石に……
 追加: 朝日新聞の記事 によると、「これまでは売れ残ったものは有料ゴミとして出していたが、苦情が出るようになり、処分に困って」とあり、情状の余地はありそうだが……

  『ロボットテコンV』、国会大衆文化&メディア大賞受賞朝鮮日報 )。あ〜、え〜っと、なんと申しますか、これは「パクリ&劣化コピーが韓国の大衆文化である」と認めたということでよろしいのでしょうか? いや、ちといろいろアレだと思うんですが……

[その他][マンガ] 最近買ったものとか

 ・ あらしのよるに 漫画版/きむらゆういち原作 空十雲作画
 ・ 西の魔女が死んだ/梨木 香歩

 それと昨日の「あの戦争は何だったのか」。今日、 サンデーGX も購入。
 「あらしのよるに」は マガジンZ で第一話のみ掲載されてて、それなりに良さそうだったので。無論元は絵本だってことは存じてます。「あらしのよるに」が映画化ってのでちと意外な気もしたけど、「泣かせ」が流行りの昨今においては納得できる選択でもあるとも思えたり。ガブの声が中村獅童氏ってのは意外かもしれないけど、NHK-BS2でやっていた「あらしのよるに」の朗読も担当していたから、そういう流れかなと思う。作画の 空十雲 氏に関しては、第十二回永井豪新人大賞最優秀賞受賞とのことだけど、失礼ながら受賞時の作品を覚えていない。が、個性もあり、マンガも上手いので少し気にかけておきたい名前ではある。

 今日、ちと大須に用があったのでついでにこないだ買ったカニタンク……もとい、 Leatherman Juice KF4 のケースを買ってくる。いや、丁度いいケースってないんですよねえ。携帯用のとかって、サイズが大きすぎるし。大須からちょっと足を伸ばしてハンズまで行ったのだけど、正式の専用ケースが置いてない。仕方ないから、汎用のナイロン製ケースを購入。 こんな外観 。で、開けると こんな感じ 。金属リングは、引っ張り出しやすいようにつけてます。

 あ……はやぶさの出てくる「サイエンスZERO」見るの忘れた…… 松浦晋也氏のブログ によると、 20日(火)午前02:35にBS2で、21日(水)午前00:00にNHK教育で再放送 があるらしいから、見逃さないようにしておかないと……


2005年12月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] 昨日のとか

 ビミョーに体調不良だったり雪が降ったりその他の事情により、簡易更新。含みがありそうな表現は適当に裏を読んでください。

  エウレカセブン 。デューイがホランドの兄って事はコミック版で見た気がしたが、アニメの方は妙に盛り上がりに欠ける気が。製作者の意図としてはどうかわからないけど、兄弟げんかに落とし込まれてるように見えるからかもしれない。怪力坊主が一番面白いのは正しいのか間違ってるのか。困ったものだ。

  マジレンジャー 。見た。

  響鬼 。体制が変わった後「呪術」ってガジェットが加わったが、それなりに使いこなそうとしているのは見て取れる。ところでその前日の「チューボーですよ!」に細川茂樹氏が出ていたが、面白いというか、ミョーなキャラクターしてました。おしゃべりの割に(素では)カメラ慣れしてないというか。これまでもネット上でいろいろ「こういう発言をした」と流れてたけど、基本的に悪気があるわけじゃなさそう。しかし他局と思えないほど響鬼ネタ全開でした……魔茶亞鬼って……(音撃武器はタンバリンか?)

  ゾイドG 。バイオラプターグイによる空襲、おそらくこの世界(有史以来では)初めての重爆激戦と、記憶を失ったソウタに戦火の憎しみをぶつけようとする民衆、と、子供向けとは思えないほど要素はしっかりそろえてる。あれで説得できてしまうのは、暴徒化する一歩手前だったとは言えやはり子供向けだからか……この手のでは「七人の侍」の老婆のエピソードがやはり忘れられない。あの老婆は老人ホームにいた、空襲で家族を失った素人さんで、語りのシーンではずっとそのことを語っていたのだそうだ(別の女優さんがセリフを吹き替えてフィルムに使用)。
 フェルミは天空人で事態を引っ掻き回すために仲間を裏切ってジーンに協力しているらしい。ジーンは大陸制覇のみならず、天空人をも相手にする気満々。
 大量の飛行兵器にほとんどなす術なし。安易にレインボージャークを出さなかったのもよし。中継基地を叩くことで対抗しようとするのだろう。

 おとといだけど、 BLOOD+ 。う〜ん、なんだろう。「赤い盾」が秘密組織って気が全然しないぞ。もうちょっと行動を忍べ。新聞記者、取材を申し込んで断られたからってその格好で乗り込もうという方が無謀というか場違いというか非常識じゃないのか? 仮にも重要人物やその子女が集う場だから、ガードマンが入館を拒否したのは当たり前すぎるくらい極めて正しい。一方「場違いだから」と言いつつやる気満々の格好の女医さん萌え。

 ウルトラジャンプ。SBRが4th stage。新キャラ、ホットパンツは善人? 妙な奴には違いなさそうだが。「能力」は相手の肉を削り取りスプレーにして吹きつけ、融合させる。相手の動きを封じるほか、傷口の手当てにも使えそう。もう一人、恐らく「敵」が登場。礼儀正しいが荒木的にやはり変な奴。ちょっとこのガンファイトは燃えた。

 朝起きたらとにかく雪が凄かった。以上。


2005年12月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 斜め上の続き

  日 肉屋, 食肉用犬 収入販売しようとしたが摘発韓国Yahoo! )。ハングルだからなんて書いてあるか読めませんね? 自分も読めません。で、機械翻訳。
18日日本 NHK放送によれば日本東京隣近カメアリギョングチァルでは “東京拘置所隣近池で切られて行った犬の頭が 30個も発見されて調査をする中隣近の一肉屋で食肉用に輸入した犬の頭をむやみに捨てたということを明かした”と発表した.
(中略)
初めには誰か動物を虐待したのではないかと推測して隣近改詞肉醤を探問捜査した警察はすなわち近くで肉屋を運営する年寄り(82)を逮捕したしこの犬の死体が食肉用で密かに輸入した拘肉の一部という事実が分かった.

年寄りは “中国で冷凍に処理された拘肉を持ちこんで 他の肉と交ぜて売れてしたが 頭部は拘肉というのが易しく明かされることができるから不法投げ捨てしたこと”と説明した.
 ……ええ、先日取り上げたニュースです。この記事では犯人の老人が 韓国籍 ということは(案の定都合よく)伏せられていますが。つまり、犬の肉だと知らずに食わされた被害者がいるわけで……流石にこれは同情の余地がありませんよ?
P.S.よく読めば、「密かに輸入」って「密輸入」か……? おいおい。

[その他] ホワイトバンドのアドヴォカシー

 はっきり言ってホワイトバンド運動のアドヴォカシーって、とっくに失敗してると思うけどね。商行為としてならともかく。
 ホワイトバンド運動が本来は政治的主張の賛同者を求める運動だというのは調べればわかることなのだが、 公式サイト では非常にその旨がわかりにくかった。紛らわしさが指摘された現在だってわかりにくい。そのため、募金活動と思い購入した人間が続出した。どうしてわかりにくくしてあったか、その真意はともかく、この時点で既に失敗である。何故なら「この主張に賛同している人がこれだけいます!」と提示する事が出来なくなったから。一体どれくらいが勘違いしていたのか、どれくらいが主張に賛同してなのか切り分ける事が事実上不可能になってしまったのだ。
 まあ、これだけで話は終わってしまうのだけど、以下余談で。
 「商行為としてならともかく」と含みのある言い方をしてるけど、これは細かい数字を挙げなくとも現在コンビニで棚を埋めている菓子についている玩具、いわゆる食玩の緻密さと価格 *1 をホワイトバンドのそれらと比較すれば、ホワイトバンドの利幅の得やすいことはオタクならば直感的にわかると思う。
 第二に、具体的な目標が提示されていない。彼我にどれだけの影響があるのか、その概算も不可能である。それで何に同意しろってのか。
 第三に、貧困の構造の分析の欠如。これも過去説明済みなので説明略。
 というようなことを以前人に話して、「普通はいろいろ胡散そうだって見て感じると思うのだけどねえ」と言ったら、苦笑混じりに「うちらみたいな心の汚れた人間はね」と返されました。
 どう見てもひねくれ者です。
 本当にありがとうございました。

 強度偽装事件で、政府の補償がらみで世論の反発がそれなりにあるそうな。それも、震災被害者への補償と比較して、というものがある。安物買いの銭失い、というのは、突き放して言ってしまえばそうではある。とは言え、放っぽりだしていいのか、という問題もある。政府の予算も無尽蔵ではないのであれもこれも、とはいかない上で、どうするかなのだけど……やはり簡単にはいかない。自己責任と住民を責められる話ではないだろうし、政府を責めればいいという話でもないだろう。
*1:  単純に比例はしないが、構造の複雑さ≒工程の手間と考えてもいいと思う。 ワールドタンクミュージアム図鑑 のオマケマンガでは、ミニチュア模型の制作・製造過程のレポートが掲載されている。部品点数や組み立て作業、塗装作業といったわかりやすいものだけではなく、複雑でシャープなディテールを追求すると金型の耐久性が落ちるといったこともあるらしい。当然それらは全てコストに跳ね返る。