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2005年11月01日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ある意味すごい

 閣僚就任の記者会見が昨夜あったらしいのだけど、その中で小泉首相の後継者の一人と目されている 麻生太郎外務大臣の記者との質疑応答がすごかった らしい。
記者:総理はですね、今回の人事で、ポスト小泉を競わせるというようなお考えを示していますが、この布陣をみてですね、麻生大臣にとってのライバルはどなただとお考えですか
麻生:マスコミかな?どうぞ次。
 これのみならず、東京新聞の質問に対しても、
記者:東京新聞の西田と申しますが、ポスト小泉の関連の話が先ほど出ましたが、改革への手腕を発揮するのがなかなか難しいポストだと思うんですが、その点についてはお伺いできますか?
(中略)
麻生:改革競争ね。改革競争はこの4年間やらさせていただきましたから。少なくとも出来ない出来ないといわれた三位一体(の改革)も、東京新聞じゃできないことになってましたけど、出来ましたしね。
 こういうのを「ワイズクラック」と言います。いや、こんだけ咄嗟にポンポン出てくるんだから、間違いなく頭の回転はいい人でしょう。いいだろうけど、なんか問題起こしそうな。面白そうだからどんどん起こせ。(え?

[その他] 連絡事項

 今年祖母が亡くなりましたので、年賀状はそういうことで。いつも不精なこんな奴に出してくださる方々、申し訳ありません。


2005年11月02日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 本当は怖い市原悦子

  まんが日本昔ばなし がデジタルリマスターで再放送されているわけですが、録画して見る。「聞き耳ずきん」と「雉も鳴かずば」でした。よりによって「雉も鳴かずば」か! 救いもなにもあったものじゃない話だよなぁ。地味で暗くって。
 当時はいつものほのぼのな内容とのギャップにとまどったものだけど、「翔べ!必殺うらごろし」を見た後だと、納得行くというか、あっちの方がもっと怖いというか……市原悦子演じる「おばさん」は、個人的に必殺中で最も怖い殺し屋です。狙われたら逃げられねえよ!

  ノエイン #4。
 間一髪、カラスたちから「ノエイン」により守られたハルカ。カラスを残し「鳥」たちは一端退却する。ハルカは一連の出来事をアイとミホに話すが、そんな突拍子もない話を親身に受け取られるはずもない。むしろミホが、ユウのことを心配してハルカに相談していたイサミを見て誤解、イサミに密かに想いを抱いているアイにあることないこと言ってしまったばかりにアイとハルカの間に亀裂が。イサミがなにげなく以前アイにもあげたのと同じ妹お手製のストラップをハルカにあげたことが決定打となり二人は喧嘩。日常の中に浸食してくる非日常を見るハルカの言動をはぐらかしとアイは思い、話は余計こじれる。一体何故アイが怒ったのかもわからないハルカだったが……
 「ノエイン」って人(?)の名前だったのか! カラスたちは自分たちの世界の滅びを回避するために「龍のトルク」であるハルカが必要で、それを妨害する「ノエイン」は、カラスたちの世界を滅ぼそうとする張本人? カラスたちより高次の存在らしいが、あまりハルカの味方って気もしないなぁ……妖しげな人たちに連れ去られたアトリが一層妖しくなって帰ってきて妖しい言動を繰り返してるけど、それがらみなのかなぁ。
 先週の予告でハルカをビンタするアイが映ったので修羅場かと思ったのだけど、ハルカも負けじとやり返してビンタ合戦。おお、中学生日記だ。(笑) 本人たちには深刻だけど、どことなくほほえましいこの光景も、異変に飲み込まれるのか。
 車が3GCDってのは気づいてたけど、ハルカの家もそうだったんだなぁ。ぱっと見、アングルが移動しない限りはわからないのがすごい。
 次週は第二話の絵柄っぽい感じ。四話サイクルじゃないのか。次回も入浴シーンキボン。


2005年11月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] やっぱりわけわからんニュースだ

  北朝鮮へ「亡命」の日本人女性が、2年余ぶりに帰国朝日 )。亡命したのに「帰りたい」ってのもわけわからん。会見に芸能プロダクション社長が同席するってのもわけわからん。ということにしておこう。無論人道云々なんてヨタが本当なわけはなくって、まあ、そういうラインがあるってことなんでしょうな、その芸能プロに。まあ、事件自体がワケわからないものなんですが。

  韓国産キムチからも寄生虫の卵 日本向け輸出品にも朝日 )。ま、そらそーだろーなー。意外でもなんでも全然なし。近所のスーパーの棚のキムチの種類が半減していたのが笑える。ちゃんとしたとこは大丈夫なのかもしれないけど、その見分けがつかんからなぁ。

  渋谷「はなまるうどん」が指紋認証導入−千円で最大420杯シブヤ経済新聞 )。
 同サービスは、指紋登録を行い1,000円で1カ月有効な定期券を購入すると、登録後、レジ前で指紋確認を行うだけで、制限無く「かけうどん」が無料で食べられるほか、その他のうどんは105円引きとなるもの。1回の会計後1時間は使用できないが、計算上(営業時間×30日)は1カ月間に1,000円で最大420杯のかけうどんが食べられる。
 う〜ん、これも食い放題って言うのか? サービスの登録者以外の利用ができないようにってことなんだろうけど、微妙すぎる……

  労働時間多く・年収少なく、アニメーターの実態調査読売 )。2/3が年収300万以下ってのよりも1/4が年収が100万以下ってのが、むしろナニかと。学生のアルバイトじゃないんだから……「アニメがお仕事!」とか見てると「就職=企業づとめ」なイマドキの考え方とはある意味対局の世界で、確かに「好きでなきゃ続けられない世界」だよなぁ。世の中モノによっては「給料は半端じゃなく安いけど、遊ぶ暇がないので貯金は出来る」という(それはそれできつい)仕事もあるけども、そういうのは大体住居や食事がまかなわれてたりって種類のものだから、あきらかに異質。じゃ、どうすべきだって言われると、う〜ん。

  中国前外相「靖国不参拝は後藤田氏の約束」と指摘日経 )。なんだか大分死人にクチナシっぽい。事実はどうだったかわかりようがないですが。

 大分前の話題で 麻生太郎議員(現外務相)が「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」と発言した朝日 )。それは歴史的には明らかに正しくないのだけど、実際問題、現状ほとんどそうだと見て問題ない。というかそういう方向に明らかに向かっている。現在日常言語として日本語(標準語とは限らない)を話していない地域はないし、文化的な面も、過去の文化を残す努力をしなければならないほど糊塗されてきている。「民族」「文化」においては難しいが、生活のスタイルがそれらを規定するならば、間違いなく日本人のはほとんど同質だ。つまり、「神道を信奉する大和民族」というのが「日本民族」の規定ではないということ(そんなこと言ったら今日「日本民族」はほとんど存在しない)。これは別に中国とかがやってるような民族浄化の結果ではほぼない、というのがある意味却っておっかないところなんだけど。

[読書] スターリングラード 運命の攻囲戦1942−1943/アントニー・ビーヴァー

 読むのに何ヶ月かかったんだ、という感じ。第二次世界大戦東部戦線において最も悲惨な戦場として有名なスターリングラード戦線を、ソ連崩壊に伴い公開された旧ソ連側の資料を多く引きながら、地獄さながらの戦場が再現される。
 いやぁ、とにかく圧巻、としか言いようがない。今更スターリングラード戦線について私が説明できるようなことはなにもないのだけど、ソ連側の資料や兵士の書簡などを多く引用し、それがどの年代のどのような状況の地域のものであったか、丹念に考察し戦場の雰囲気を再現している。スターリングラードとはなんだったかの解説書でありながら、同時に兵士たちの目から見た臨場感にあふれている。それだけに、余計にそこが地獄だったと感じるのだけど。
 やっぱり、とにかくスターリングラードは寒くってひもじくって(餓死が出るレベル)虱だらけだったと考えて間違いなさそう。劣悪かつ何時死んでもおかしくない、しかも救いの見込みのない環境ではいともたやすく人間というのは日常とは別物になってしまう様を見ると、人間の尊厳ってなんだろうなぁ、とか思ったりしてしまいますね。「スターリングラード冬景色」を口ずさむだけで空寒くなってきますよ。ええ。
 私ごときには「とにかく読め!」としか言えないレベルの本です。

[アニメ] かりん 増血鬼

 なんかいきなりHDDレコーダーが起動したので、ちょっとびびったけど、上のタイトルの新番組を予約録画してたんだっけ。自分でも予約してたの忘れてた。監督は木村真一郎氏で、やはりいろいろと手堅い。だけど、ある意味クライマックスである鼻血のシーンが……まさかこういう表現するとは! ちょっとツボに入った(笑)。


2005年11月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] どーだろなー

 目上の人間をバカ呼ばわり……それも「仕事しろ」と言われただけなのをそう言ってるのは、はたで聞いてるだけでも気分が悪い。悪いが切羽詰っても助けんぞ。

  女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行朝日 )。主張がしたいのはわかるが、手段が……迷信と言うのは簡単だが、他者の生活スタイルに土足で踏み込み踏み荒らすことが正しいとは、到底思えない。他にやり方があるだろうに。

  麻生外相:交代式で「いつの間にか中道、穏健派になった」毎日 )。いや〜。それはどうだろう? 世の中の流れの変化とかもあるとは思いますが。

  南京大虐殺巡り日中が発言 ホロコースト議題の国連総会朝日 )。ビミョーに朝日新聞の日本大使の発言の引用のし方が要領を得ないというか、恣意的な誘導性を感じますが、実際はなんと言ったのだろう? 中国様の発言は相変わらず。中国のしてることもアジアは忘れないと思いますよ。多分。

[マンガ] 今日買ったものとか

  スティール・ボール・ラン(6)/荒木飛呂彦
  武装錬金(9)/和月伸宏

 スティール・ボール・ランは相変わらず刊行ペース速いなぁ。武装錬金は、増刊号掲載分まで収録。ここまでで一巻にまとめるのか。う〜ん、どうなんだろう。本来はこの掲載分でけりを付ける予定だったのだろうけど。余計なものを盛り込もうとしすぎて、本当に書くべきところが冗漫になってるのだろうな。パターン化に囚われてることを自覚しないと、ちと作者さんはブレイクスルーするのは難しいんじゃないかと思う。
 週刊少年チャンピオン連載の「サイカチ」は、甲虫王者決定戦「サイカチ」大会の存在が明かされるも、真夏少年のクワガタ「力丸」は、二度と戦闘の出来ない致命的な傷を負う。傷を負わせてまで虫を戦わせるってのは人間のエゴなんだけど、そういうエゴとそれのもたらした結果をきちんと示したのは偉い。
 「バキ」は……いや、なんかもうこのパターン飽きてきた。

[その他] もう笑うしか

 2chの 某所 で見た書き込み。
203 名前:北海道臣民 投稿日:2005/07/23(土) 07:09:11 ID:FhFGR75z
漏れは見てしまった…
羽田空港JAL・ダイヤモンドプレミアムラウンジ麻○大臣
「ローゼンメイデン」? を読んでいた姿を…

329 名前:北海道臣民 投稿日:2005/08/26(金) 21:09:27 ID:PLsW9bHI
>>328臣民たん
 ご心配おかけしました。すぐ終わると思った人大杉が1ヶ月も続くとは思わなかったよ・・・

 羽田ラウンジローゼンメイデン事件の詳細

 朝6時半頃、漏れは旭川行の始発便に乗るためJALダイアモンドプレミアムラウンジで
モーニング珈琲を飲みながら、サービスのパンを頬張っていた。
 すると、 テレビに見慣れたフロッピーたん が、秘書を伴って入場してきた。
ダイアモンドプレミアムラウンジはJALの最上級会員しか利用できないラウンジだ。
まぁ、年間50回以上JAL便を利用するか、それに相当する利用をしてJALに認定しないと
利用できない、極めて上級なラウンジと思ってもらったら良い。
 フロッピーたんは大臣だから、SPや秘書を引き連れていたに違いない。しかし
このラウンジは同伴者は1名に限定されている。たぶん残りの者は、ラウンジの周囲で
警護していたのだろう。

 秘書たんは黒鞄を2つ持っていた。そしてフロッピーたんは
 書 泉 ブ ッ ク タ ワ ー の包装 を破って、ごく自然に珈琲を飲みながら
ローゼンメイデン? を読み始めたのだ。高級背広に身を包み、足を組みながら・・・
 読書時間は20分くらいだっただろうか。その間秘書たんは携帯電話ブースを
往復しながら、忙しそうにノートパソコンを叩いていた。フロッピーたんは自分で
珈琲をお変わりしながら、じっくりと何度も?巻をを読み返していた。
 秘書が耳打ちをしたのが7時20分頃。書泉の袋に単行本を戻したフロッピーたんは、
袋を秘書たんに渡して、ラウンジ嬢に会釈をしつつ悠然とラウンジから姿を消した。
じっつに男前 だった。読書中は 凄いしかめっ面 で怖かったよw
 さすが週10〜30冊のマンガ誌を読む男! その中に コミックBIRZ は含まれてないみたいですが。
注:当時は総務大臣です。


2005年11月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 書かずば仕方あるまいて

 いや、本人に「いつも日記見てる」とか言われたら書かないわけにはいかないでしょ。
 土曜日、後輩のN口君の結婚式の二次会に行く。まあ、N口君は身内だとかの欲目抜きでナイスガイじゃないかと思うわけで(まったくオタク方面とは縁なし)、だからこそ、出席したわけですが。
 嫁さんは若くて本当に可愛かったです。よっ。この幸せモノ!
 へっへっへっ、ネットに自分のこと書かれると恥ずかしいだろう。けけけ。「最近、日記がアニメネタばっかだからついていけない」と言われると、流石に個人的に反省もするわけですが。(でも、書くと面倒なネタもあるし)

 で、今日は今日で別件で飲み。ま、ぶっちゃけ、オタク関係なんですけどね。いつものメンバー三人+1。ま、楽しかったです。

 分野的に全然違う飲みだったんで、比較してどうこうは全然言えんわなぁ。

  判決文、わかりやすく 最高裁、裁判員導入へ文例検討朝日) 。いや、「未必の故意」くらいは調べてわかるだろ、って話だと思うんだけどなぁ。昔に比べれば判決文自体調べて簡単にわかる時代になったんだから、判決文に解説をつけるってならともかく、判決文自体をそんなふうにする必要ってあるんか? 見るほうがちっとは調べる努力せいや! 権利は有権者自体が守る努力しないといかん、と憲法にも書いてあるんだぜ?

[アニメ] 冒険、冒険、また冒険。

  絶対少年 #24「彼女たちの小さな冒険」。彼女たち=希紗&理絵子。須河原も、微妙にそうなのかな? ブンちゃんの産み出した「羽根の生えた玉子」より、横浜上空に浮かぶ円盤の方がブンちゃんらしいと感じた希紗。閉じこもっていた部屋から出て、その円盤の下へと向かう。それを知った理絵子がまっきーとかにも連絡して……
 希紗のために積極的に動くまっきーに、成基は驚いたりするけど、友は思ってるより先に進んでたりするわけで。むしろ停滞していたのは成基か。達観していたような成基より、うじうじしてたまっきーの方が直接歪みに直面し、実はちゃんと現実を受け入れていた、ってのは、この辺の描写はすごいですよ。理絵子もそう。
 そういったちょっとだけ先行した友人たちに付き添われ、希紗が向かった先にいたのは逢沢歩。あむ、ラスボスか! ってわけでもなくって、第一部でのわっくんのセリフを今度は希紗に向けつつ、自分のため、希紗のため、そこで待ち、起こったこととこれから起こることに対峙しようとしている。
 次回は「世界の被膜が穴だらけ」。希紗と歩のセカンドコンタクトが、何をもたらすのか。

  エウレカセブン #20「キープ・オン・ムービン」。エウレカの今後の鍵を握るレントンのことをさぐるべく動くドミニク。たまたまレントンの祖父、アクセル・サーストンに接触するが……
 ピーキーなチューニングは家系か!w
 アクセルの、「世界の英雄、アドロック」の父ではなく、「今世界の鍵を握るレントン」の血縁ということでもなく、孫のレントンの身を案じる普通の老人のアクセルと触れ、激しく動揺するドミニク。でも相変わらず地図は読めない(笑)。
 そして拍子抜けなくらいあっさりと、ゲッコーステートでエウレカが人間でないことが明かされる。エウレカは、人間でなくって人型のコーラリアン。地下に存在するコーラル・スカブが実は人類とは別の知的生命体、コーラリアンで、それの産み出した亜種であるエウレカは、人間と相容れないコーラリアンと人類の掛け橋になりうる唯一の存在。そして人間の代表として選ばれたのがレントン。「恋」がポイントかぁ。ま、そんなものだろうな。
 しかし、アクセル以外に2ndエンディングにも出てたレントンの同級生も出てたのが……密かにRay=Outでレントンのことを追ってたってのが……w

  マジレン 。実力的にインフェルシアの神には敵わないだろうと思ってたけど、そう来たか。それも最初のうちで、そのうちマジレンたちがパワーアップするんだろうけど、ちゃんと段階を踏むのはGOOD。冥府神の一人ワイバーンも、人好きする性格っぽいのとは裏腹に、実は冷酷な面を見せてるのも良い。

  ゾイドジェネシス 。ディガルドとの決戦で命を落とした荒法師リンガの婚約者ガボールが、リンガが死んだのがルージのせいだと誤解し、ルージの命を狙う。ってか、ガボールのヨーヨーの威力高すぎ! ってのはさておき、まあ、大事な人を失った身としては、恨みをぶつける対象を望んではしまうんでしょうな。その辺はルージの人たらし能力でうにゃうにゃですが。ルージがラ・カンと同列に反ディガルドの象徴になりつつあるってのと、戦いの犠牲になって遺された人の悲しみ、ってのを、それなりに描いている。バンブリアンの新武装のアピールも盛り込んで、やや焦点がぼやけ気味だけどそれぞれそれなりにきちんと描いてました。

  おねがいマイメロ 。いきなり特訓で弱点をあっさり克服してるマイメロもそれなりに見所だし、過去のキャラの恋模様を描写してるのもそうだけど、個人的にはゴスロリ真菜が全て。萌えないか? 萌えるだろ? 男なら。


2005年11月07日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 金なら払わん?

  NHKの在り方を議論するシンポジウム「なぜ受信料を払うのか」が6日開催サンスポ )。まあ、見てるんだったら金払えって話だと思うんですが。NHKでもどーでもいい番組は多い中、それでもまっとうなものも少数ながらあるし、なにより過去の膨大なライブラリは民放とは比較にならない。NHK-BSになるけど、まっとうな映画をたくさん流してもいるしね。昨今の「受信料支払い拒否」って、抗議とかじゃなくって単にケチってるだけのせせこましい根性じゃないかと思えるわけで。

  英テムズ川もコカイン汚染=膨大な乱用を物語る―日曜紙OCNニュース )。イギリスの日曜紙の記事ってことでどうなんかなぁ、とも思えるけども、マジなら怖い。まあ、ホームズもヤク中だったしなぁ。そんなに出回ってるって、取締りがほとんど機能してないとしか。

  架線たるみ、山手線など最大5時間ストップ 午後再開朝日 )。こら大変な事が起こっていたようで(他人事)。架線を引っ張るおもりが落ちて架線がたるんだことが原因らしいが、今日落ちたんだろうか? しかし、案外とこうも簡単にストップできると、愉快犯やらなんやらが出てきそうな気も。

  NHK大津放送局記者が連続放火大阪日刊スポーツ )。NHKも踏んだりけったりのようで。報道のための自作自演ではなく、純粋に「イライラしてやった」らしいけど、24歳ってから相当若いよなぁ。
P.S.どうも犯人、ホームページを持っていてそこで相当痛い発言をしていたらしい。まーいろいろ大変だ。

 フジモリ元ペルー大統領が密かに日本を離れてチリ入り。で、現地警察に逮捕されたらしい。なんなんだか。

[マンガ] 最近買ったもの

 ・ コミックフラッパー12月号
 ・ コミックバーズ12月号
 ・ みなみけ(2)/桜場コハル

 フラッパーは今月号から「神様家族」がコミック化。もっとも原作は一巻を買っただけでそれもまだ読んでないんですが。(埋もれた) 作画は「 たぱり 」という方で、聞きなれないなぁと思ったら、韓国の方らしい。原作挿絵とは若干違う絵柄だけど、実力的にはかなり安定してる模様。他にも時々韓国作家の読みきりとかが載ってるんで、MFが積極的に発掘しようとしてるのかな? そっちは……なのが多いですが、まあこちらは原作付きだし日本語もおできになられるようだし、多分大丈夫でしょう。他にも先月号から「陰からマモル!」も連載してるらしい。これも原作未読。他には天真楼亮一氏の読み切り「邦立グリパニア学園 金で買えざるもの」が掲載。SF大会のディーラーズルームで御本を買わせていただいたけど、絵柄的にはまだこなれてないながらも最近では珍しいくらいSFっぽい話を描く人なので頑張って欲しい。
 バーズは、入れてる書店がどんどん減っちゃったなぁ。幻冬社の本自体ちゃんとそろってるところも多くはないのだけど。
 「みなみけ(2)」は通常版。いくらお布施と言ったってあんなボッタくりに金は流石に出せません。マンガのファンであってグッズのファンではないので。お金もないし。

 ちと寒気がする。熱はないと思うのだが。
P.S.微熱だけどあった。


2005年11月08日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 熱出そう

 比喩ではなく、物理的な意味で。
 昨日たいしたことないけど熱が出て、なのに熱の割には気持ち悪くなるくらいフラフラしてさっさと寝込んだわけですが、朝起きても気持ち悪い。が、動けないほどというわけでもなく好転するか悪化するかは半々くらい。本当は半休しようかとも考えたんですが、すると色々腹の立つことが起こりそうで身体に鞭打って出勤。自転車こいでたら多少体調が良くなった。と、思いきや、案の定その後ぶり返しが。波はあるものの勤務時間の2/3くらいはぐらぐらしながら過ごしてました。特に最初のうちは意識が朦朧としてました。危ない危ない。で、間が悪いもので、恐らく当方のミスで怒られたりなんだり。恐らく、というのは記憶にないから。でも、状況証拠的にはそれ以外にありえないって辺りが。
 終わりがけになって好調が維持されるも、帰ってから疲れが身体の奥からにじみ出てくる感じが……熱が出る気がする。

[その他] むしろセイラ・マス・大山

  上野の森にガンダム降り立つ――「GUNDAM -来たるべき未来のために-」開催ITmedia )。 いや、意図はいろいろあると思いますよ。思いますけどね。このセイラ・マス像はどうかと。6mって、何故?

  中高年 キレ方ズルい?東京新聞 )。オトナなんてずるいものです。ボク、正直者だからキレられる方よ〜。「それって本当は違うでしょう」なんて言おうものならもっとキレられますから、黙ってますよ〜。ホント、ホントよ〜。

  北朝鮮の核廃棄に「行程表」 6者協議で日米韓が提案へ朝日 )。まー、どれだけ有名無実になるかって気も。はい次。

  中国の鳥インフルエンザ 湖南省の3人、感染の可能性朝日 )。他の報道では「中国で初の人間の感染の可能性」とかあったんですが……ま、そういうことにしときましょか。

  小坂憲次文科相に聞く 前任者とは対照的/ゆとり教育「方向は正しい」産経 )。方向って、やっぱ、明後日なのかなぁ? 未来派志向?


2005年11月09日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] お見苦しいネタ(+コメント)ですが

 まあ、N口君の結婚祝いも兼ねて連続して半島系ネタ。ここしばらくは控えてたんですけどね〜。

  シカゴの寿司屋「女体寿司」始めるTokyo Fuku-blog )。
 キゾク寿司の共同経営者ダレン・ハン氏は日本人とのハーフだが、女体盛りは100年の歴史をもつ日本の伝統で、現代では高級料亭で行われているという。
 日本人とのハーフって、「ハン」って苗字で? 別に日本民族純潔主義とかこれっぽっちも信じてないが、この人物のバックグラウンドは推し量れますな。あちこち自分たちでいかがわしさを演出してるし。「カラオケラウンジで体験した」とか。

  人種差別禁止法制定を 国連報告者、日本に要請産経 )。ん? どこが半島ネタかって? どうも国際人権委員会とそっち系とのつながりがかなり怪しいんですよね。視察自体ウトロ関連がべったりでその言い分を検証や考察抜きでそのまま宣伝している向きがあるし、ドゥドゥ・ディエン氏を召還した武者小路公秀氏はチュチェ(主体)思想国際研究所理事。「チュチェ思想」ってのが何か分からない方は wikipediaの解説 をどうぞ。まあ、要は北朝鮮による独裁・全体主義のためのプロパガンダです。それがどんな惨禍を引き起こしたかのは例は枚挙にいとまがありません。一番アレなのが チュチェ農法 により引き起こされた不作→飢餓のコンボですかね。一応、曲がりなりにも北朝鮮は昔アフリカ諸国などに(赤化のため)食料を援助していた国のはずなんですが。
 国連人権委員会のそうそうたる面子もあいまって、なんだかステキなものに見えてしまいます。ま、国連にそういう期待をしてる方が今時ステキなアレさ加減なんですが。
 参考: Irregular Expressionさんの2005/7/16の記事
 ちなみにチュチェ思想の実質上の提唱者である黄長菀氏は1997年、保身のため韓国に亡命しています。そんなものです。世の中って。

  地上波テレビの昼の放送、来月1日から許可へ朝鮮日報 )。あ〜まだ昼にテレビ流してなかったんだ。前にそういう話は聞いたけども。流してなかった理由が「労働意欲の減退」とあるけども、言い訳のつもりかしらんが、かなり洒落になってないような。

 ゆうべ、いきなりメインPCのキーボードが壊れる。安手のキーボード(一応メカニカル)を調達して代用してるけども、やっぱ使いづらいなぁ。なんとかちゃんとしたのを見繕う暇を作らないと。
P.S.ダメ元で壊れたキーボードを洗浄して乾かしたら直った。良かった良かった。

[アニメ] むかしー、むかしー、あるところにー

  ノエイン #5。ハルカの身辺で起こる異常事態に、心配してるんだかしてないんだかなミホが自宅に招いてウィジャボード(西洋コックリさん)をする。その結果示されたのは「N・O・E・I・N」の文字列。しかしその意味するところはわからない。それとほぼ同じくして、母親に監禁同然の目にあっているユウを心配して、皆で集まり相談する。が、不思議な浮浪者風の老人が忠告した通り、ハルカの姿がみんなの前から消え、ダムの前に現れたハルカに対し、おかしくなって帰ってきたアトリによりそそのかされたイスカとトビが、ハルカを消そうと襲いかかってくる。
 「ラクリマ」って、「涙」って意味なんですかね? 「ラクリマ・クリスティ」ってえと「キリストの涙」だし。次回のサブタイトル「ナミダノジクウ」は、多分、ラクリマのなんらかの話なんだろうな。今回ミホが占いに使った「ウィジャボード(ウィジャ盤)」は「コックリさん」と同じ祖を持つ占い。コックリさんはテーブルターニングだって聞いたけど。ひょっとしたらウィジャ盤自体がそうかも。名前の由来はフランス語の「Oui(ウィ)」とドイツ語の「Ja(ヤー)」なんだそうな。案外と安易なのね。で、それはともかく、カラスはアトリたちからハルカを守るも、ハルカをラクリマに連れ去ろうとするでなく、ユウに彼女を託そうとするが、強制的にハルカごと引き上げられる。警告をした老人とカラスは別人らしい事から、あの老人がノエイン? ラクリマとシャングリラが敵対してるってことは、やはりノエインはシャングリラのユウ? 次回予告では、意味ありげにキャラが出てたけど、なんとなくあのキャラの面影があるような。

  ムシキング は、3クール目の展開はソーマの黒化した理由が釈然としないのでイマイチ盛り上がらないところがあるんですが、次回から再び黒い話になりそう。ポポたちにチョークがソーマの母だと知られたわけだし。しかし本当に好き勝手やってるなぁ……

 「まんが日本昔ばなし」四年目から演出その他を担当されていた三好和彦氏のページ 狢工房 をみつける。ここに携わったまんが日本昔ばなしの解説が幾つかあるのだけども、興味深かったのは「 もちの白鳥 」。原作ではおそらくただただ傲慢な長者だったんでしょうか。それを娘へはすべての愛情を注ぐ演出をし、それゆえ行き過ぎた行動を取ってしまう、というという形にされたよう。そしてアフレコ後、市原悦子さんが「長者は何も間違ってない」とおっしゃったそうです。昔見たときは、百姓たちの汗の滴るような悔しさの方にばかり共感していたのですが、市原悦子さんの実際の演技を幾つも見た後では、なんとなくその言葉の意味もわかる気がします。っつーか、市原悦子のあの声で「長者さんはなーんにもまちがってないよ」と言われたら納得せざるをえんでしょう。
 その他も脚色の仕方とか、なかなか面白いです。


2005年11月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 最近忘れられつつある

  聴く:ミュージカル「魔法をすてたマジョリン」−−22日・三島市民文化会館毎日 )。あ、いや。この記事自体には他意はないのです。「おじゃ魔女?」ってツッコミは置いといて。「ふ〜ん」って感じで見ていて、気になったのは次のくだり。
  小学生魔女のマジョリンを通して、最近忘れられつつある「思いやり」「愛」「連帯感」を
 いや、よく考えると、この手のフレーズで「最近忘れられつつ」でないのって見たことないよな、と。せいぜいが「現代で忘れ去られた思いやりが復活しつつある」くらいで。ということは恒常的に「忘れられつつある」状態だとするならば、現代とその前の時代においてはそもそも「思いやり」「愛」「連帯感」は「忘れられつつある」と言えるほどはそもそも残ってはいないのではないだろうか? グラフにするなら負の指数関数的減衰。半減期はどのくらいだ? つか、真面目な話、「思いやり」「愛」「連帯感」に満ち溢れた時期ってのはあったのか? この世は人情紙風船。
 と、なんかこのミュージカルにケチつけてるみたいで申し訳ないんで 公式サイト を宣伝。

  公然わいせつ:容疑で31歳会社員を逮捕 失禁したので「ふくのを手伝って」毎日 )。もらした排泄物を拭いてくれと言ったから公然わいせつなわけではなく、そう言って車内に引っ張り込んで自分のを見せたんで御用になったらしいです。見せるだけで楽しいのかな? まあ人の嗜好はあまりとやかく言いませんが、「拭くのを手伝ってくれ」と言われて車内に引っ張り込まれた女子学生、彼女こそ現代から忘れ去られつつある「思いやり」を体現してると言って過言ではないでしょう。自分だったらよーしません。ひょっとしたら介護の専門学校の生徒だったのかもしれません。しかも彼女だけでなく、50人くらいに声をかけて何回かは見せた、とのことなので、彼女のほかにも思いやりを持つ人がいたことになります。いや、現代も捨てたものじゃないですね。犯罪やってる奴は最低だけど。

  「憲法は国家権力を縛るもの」−−松本・県弁護士会長に聞く毎日 )。
 まあ、別に主義主張はそれぞれで構わないんですが、あきれ果てたのが次のくだり。
 「個人を国家の犠牲にしていいはずはないんだ」という観点から、徹底した平和外交、本当に名誉ある日本の姿を示すことができれば、 日本を侵略するなんて、どんな悪らつな国家でも恥となる。
 すいません。こういうこと言うべきじゃないのはわかってます。でも言います。
  「バカ?」
 そりゃ戦争はやりたくないしやめてほしいですがね。九条の変更も本当に正しい結果を招くのか、確信なんてありませんがね。今日見た「ローハイド」で、「みんな戦争の事は忘れようとしてるんだ!」と主人公のフェーバーが言ってたわけですが、まあ、経験者ならなおさらそうでしょう。でも、戦争の可能性を見ないようにするってのとそれとは、大分違いますよ? 夢は寝てる間だけ見て欲しいですな。こういう人たちって、一体どうしてこんなバカなこと言い続けられるんだろうか。っつーか弁護士会って変なアクションが多いけどなんでだ? 脳みそ膿んでるのか、どっかから鼻薬かがされてるのか。ま、主義主張は自由なんで言うだけなら構いませんし、九条改定反対も構いませんが、こういう主張をする姿は、どう控えめに見ても「アホ丸出し」かと。

[マンガ] 買ったもの

  もやしもん(1)/ 石川 雅之
  舞-乙HiME(1)/佐藤健悦・樋口達人・吉野弘幸

 「もやしもん」は、 2巻 だけ先に買ってたので。つか、発売日辺りに1巻、どこにも見つからないのだもの。知名度から考えれば仕方ないとも言えるが……
 モーニングの「はるか17」は社長と菜々子が再会。もうちょっと先になると思ってたんだけど。どう転がるかが読めない。また、「蒼天航路」が最終回。連載中、原作者が亡くなるなどに見舞われ、それでもかなり終盤まであの無茶なパワーを維持してた。終盤近くになると単純に胸のすく場面が少なくなっていくのは、元の三国志がそうだしなぁ。このへんはGONTA氏をもってしてもいかんともしがたかったのか、それとも流石に疲れたのか。劉備なりをメインに据えて後日談的に続けようと思えば続けられなくはなかっただろうけど、曹操の三国志ということを考えれば、曹操の死で幕を下ろすのが正しいのだろう。長らくご苦労様でした。
 週刊チャンピオン連載の「サイカチ」、ゴスロリファイターが出てきたのはともかく(「ともかく」かよ!)、さくっと一年進んで、力丸の血統(子供? 次世代?)が「力王」ってのは……「力王」と「力丸」……二匹あわせて「力王ま……」げふんげふん。


2005年11月11日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] さすがに少しは反省した

 一昨日昨日と、自分の中でちゃんと消化できてないネタをやるのはさすがにバカ丸出しで反省するところも多いので、ちょっと反省してみる。ちょっとだけなので多分あまり反省してない。

  生命誕生は進化か知的計画か 米教委で判断「1勝1敗」朝日 )。う〜ん、専門外なのであまり微に入ったことは言えないのだけど、確かにダーウィンによる進化論は細かいところでそれだけであるとは言えないところはあって、一時期は完全に過去の産物とされていたラマルクの「獲得物の保存」も、ある部分に焦点をごく絞るのならば、そういうような考えも間違いとは言い切れないということになっている。また、進化の方向性は本当に完全にランダムなのか、というのは、未だに決着はついていない。
 とは言え、それらもダーウィンによる進化論が「基本的にそうである」という前提の元での話なので、「VSダーウィニズム」という形になっているこの闘争は、現代の科学的見地から言えば明らかにおかしなもの。つか、「創造主」をそこに持ってくる理由はどこにもない。創造主を求めるのは「生命は何故誕生したか」という意味論に答えを求めてるに過ぎず、自然科学的客観性が出発点ではそもそもない。科学でない要素を科学として教えようということだから、それは明らかに間違っている。ただ、ID論ってなんなのか、私自身がイマイチまだよくわかってないのだよなぁ。

  ウイルス:ソニーの音楽CDを悪用、実例が出現Hotwired )。あ〜、やっぱ出たんだ。ソニーが作ったセキュリティホールを突くウィルス。お手軽な方法だもなぁ。どっかのわけのわからん企業がやったというならともかく、ソニーがやったというんだから救いがない。雪印の牛乳騒ぎや、三菱自動車の不具合隠しと同じレベルで語られてもいいと思うのだが。
 CCCDの敗北でも示されたように、やはり著作物をレーベル等が自分たちの都合の良いように完全にコントロールするという戦略はもはや時代遅れになりつつあるのだろう。企業だから営利を追求するなとは言わないが、娯楽は必需品じゃないからあんまりあくどい事やってると干上がるのは仕掛けてる方だと思う。

  仏検察、暴動を扇動した疑いでブロガー数人を逮捕Hotwired )。う〜ん、ネット、ブログが扇動手段となる時代なのだな。もはや。中国での反日活動なども多くネットによる扇動があったというし。
 実は、フランスの暴動についてはよくわからない。人種、宗教による云々、というのはまあ、確かに下地の一つなのだろう。この場合、そういった層と不満を爆発させてる層が一致してるのだと思う。じゃ、彼らの怒りがこの暴動を正当化する、ってえとちょっと違うな。本当に怒りが怒りの矛先へきちんと向いている暴動なのか、というと、断定できない。個人的には過去のこの手の暴動がただの高まった内圧の発散に過ぎなかったのと同じように、そうではない、そこに 何らかの社会問題があったのは確かだろうが、このような形の暴動になる必然性は、おそらく存在しなかったと思う。
 この件については安易な共感も批判も避けておく。

  英国のマンガ・アニメコンテスト 大賞は日本人アニメ!アニメ!ニュース )。記事からコンテストの公式ページに飛べ、そこで受賞作を実際に見ることが出来ますが、『Kamiya’s Correspondence』は確かに良い出来。いわゆるアート系のアニメだけど、ブラックなテイストやシュールさが効きつつも、ラストはしみじみとさせてくれる。しかも全般的に作画・演出・表現力のレベルが高い。
 そういや今年のSF大会のOPアニメがアート系だったので(ギャグ系のものを期待していた)参加者には受けが良くなかったけど、SFファンのくせに頭固いなぁと思ったのことよ。

  元祖ガンダム世代、ガンプラで幼いころの夢づくり…zakzak )より“ 四半世紀のときをへて、当時、熱狂した子供たちが大人になり、20万円以上の高額プラモデルに注文が殺到している”のだそうで。
 ところが、
  「ガンダム模型破損」 郵便局から30万円詐取産経 )。まあ、事件で使われた模型は自作のもの(スクラッチビルドという意味なのか、自分で組み立てたという意味なのかは不明)で、さらに自分で自分宛に送ったまさしく自作自演なので先の記事の高額モデルとは違うのだけど。しかし、本当の高額モデルが破損して、賠償請求したら「高額すぎる。不審だ」と怪しまれるんじゃなかろうか?

  映画より泣ける? ゲームが与える感動を調査Hotwired )。記事の骨子はともかく、次のくだり。
友人の目を見たとたん、私は何か悪いことが起こったのだと悟った。(中略)その日の午後、友人は 最愛魔法少女エアリス がいきなり理不尽に殺されてしまう有名な衝撃的シーンに行き着いたのだ。
 いや、間違ってはいないんだけどさ。「魔法少女」って書かれると、別のもの連想しちゃいますから。(意図的か?) いや、それより大のオトナが「最愛」ってのはどうかと。(だからこそのオタクか)


2005年11月12日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 源文を参照してみる。

 もとい、「原文」。
 昨日話題にしたゲームでの感動に関する Hotwiredの記事 だけども、あの表現部分は原文ではどうなってるかと気になって 元記事 を見てみた。(平易な英語でよかった)
友人の目を見たとたん、私は何か悪いことが起こったのだと悟った。(中略)その日の午後、友人は 最愛魔法少女エアリス がいきなり理不尽に殺されてしまう有名な衝撃的シーンに行き着いたのだ。
となっていた部分、元記事では
I could tell something was wrong as soon as I saw my friend's eyes. ----That afternoon, he'd gotten to a famously shocking scene in which Aerith, a beloved young magician girl , is suddenly and viciously murdered.
 見てのとおり、“young magician girl”を「魔法少女」と訳している。直訳すれば「年若い魔法使いの少女」となるが、「魔法少女」というニュアンスはあるのだろうか?
 他の場所を検索してみると、 こちらの海外のアニメサイトの「shoujo(少女)」の解説 では、 There is a popular subgenre of shoujo called mahou shoujo, or "magical girl".となっている。 こちらの少女向け変身アニメの解説 でも“magical girl”という表現を使っている。ニュアンス的にもそちらの方が近そうである。ってことは、先の記事の訳(誤訳に近い)は意図的なんだろうなぁ……

[映画] チキン・リトルは本当は何を踊っているか

 昨日深+の映画の日だったので行ったのだけど、その時、「『チキン・リトル』のCMで『恋のマイアヒ』踊ってるけど、あれって日本だけ?」という話があったので調べてみる。日本語版は確かにO-Zoneの「菩提樹の下の恋」をBGMにダンスする映像である。参照: チキン・リトル日本版公式サイト
 で、 英語版公式サイト 。他の曲も使ってるが、TV spotでは「菩提樹の下の恋」。ってわけで日本だけではなかったようです。Trailerとかでは全然違う曲だけど。

[アニメ] なしてどっしるとしっしん死んでしまうん?

  絶対少年 #25「世界の被膜が穴だらけ」。横浜みなとみらいの巨大浮遊物体の下で再会する希紗と歩。その彼らを求めて、次々海浜公園に集まる成基、須河原、正樹。希紗は歩にブンちゃんが生み出したフェアリー“ポーちゃん”を見せ、マテリアルフェアリー・イーヴル、そして横浜上空の巨大物体の意味を模索する。正樹によると、イーヴルによるフェアリーの消滅が等比級数的に増加しているという。常識からのしがらみを解こうとするように戯れ、希紗たちに付きまとうどっしる、しっしん、ポーちゃん。しかしそのどっしるたちも、多数のイーヴルたちに追われ……
 新生りえぞ〜は、やけにツッコミの厳しいキャラに。いや、ことごとくツッコミ、その通りなんだけど、田菜編のファンからは嫌われるぞ? 空気嫁(どこの空気?)。同様に新生まっきーは告白魔に。まー、多感な時期ですから。
 つか、どっしるとしっしんが〜! ポーちゃんも再び希紗の目の前でイーヴルたちに……だけど、希紗はショックを受けながらも泣き叫ぶではなく、そのことを受け止め、これから起こることも受け入れようとしている。
 フェアリーとイーヴルの対立構造はどういう意味なのか、どうしてイーヴルのブンちゃんからフェアリーのポーちゃんが生まれたのか、そして巨大物体に何が起ころうとしているのか。物語はついに佳境へ。
 作品のマスコットのような存在だったどっしる、しっしんもいなくなり、しかしその消滅を契機とするように横浜海浜のあちこちで、暖色系の光が瞬きだす。幼稚園とか、エンディングの情景とも重なる人のいとなみがあるところでそうなっていた気がするのだけど、気のせいだろうか?
 次回、最終回「頼りなく豊かな冬の終わり」。第一話の「憂鬱で奇妙な夏の始まり」と対になってるのだな。


2005年11月13日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日はイベント

 つっても、知り合いの団体のお手伝い、みたいなものですが。子供相手でいろいろ大変だったんですが、普段と違う場なので、ちょっと睨みを効かせると、一過性にしろ真面目に話を聞いてくれますね。人間関係の優劣の原理がよくわかりますわ。
 その他にもいろいろ勉強になります。

  「日本との外交断絶を」 ペルー副大統領が強硬発言産経 )。そんだけ対抗勢力としてのフジモリ氏を恐れてるのかな、という気もしますが……内情をあまりよく知らないだけに、あてずっぽう以上にはなりませんが。

  島に「武力」ありません 竹富町の住民団体「無防備宣言」琉球新報 )。ところが、 週刊オブイェクトのエントリ によると、軍隊と接触している自治体でなくては、出来ないということだそうで……竹富島って、今どこかの軍隊と接触してたっけ? 米軍? 意味ないじゃん。
 どっかの連中がそそのかしたんかなぁ、例によって。

  宮崎正弘の国際ニュース・早読み・11月10日 。イギリスの報道はチェックしてませんが、そうだとしても不思議はないかも。別に胡錦濤が全部悪いとかそういう話じゃないんですけど(悪くないってことでもないけど)、中国が何をやってるかってことを日本の報道は特に避けているから、こういう情報をいきなり突きつけられると受け入れがたい人はいるのかも。


2005年11月14日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] 土日のいつもの

  BLOOD+ #06。う〜ん、変なイデオロギー臭がし始めたか? 米軍が兵器として翼手を利用・開発しようとしている、って設定は別にいいのだが(ありがちとも言える)、妙に「世界の紛争は全てアメリカが起こしてる」的というか、アメリカの相手の存在感皆無の不思議な世界観を構築している。これって、ネットで見かける反米運動をやってる人たちの世界観に似てるような。アルジャーノに「地位協定云々」って台詞を言わせてるのもなぁ……別に地位協定があっても基地外の民間施設を誤爆したら、流石に責任者の首が飛ぶと思うが。むしろ守られるのは司令官の首ではなく、アメリカ大統領の首じゃないのか。被験体が何度も逃げ出して管理体制に欠陥があることがわかっていながら、実験を同じように続行してるってのも……
 プロデューサーの感覚がどれだけ反映されているかってのは不明なんだけど、「総連とも仲良しで」って発言した後だと気にはなる。いずれにしてもなんだかおかしな戦争観をしてるなぁ。
 米軍を悪役にするならするで、もうちょっとちゃんとやろうよ。
 あと、赤い盾の関係病院から流血沙汰どころか銃声の一発もなくジョージが運び出されてたんで、赤い盾も米国所属の、米軍とは利害を異にしてるだけの組織かと思ってしまった。この辺の描写もわけわからん。

  エウレカセブン 。ニルヴァーシュとエウレカの秘密を、会社の宣伝ビデオ風にあっさりと。いや、まあ、なんつーか。笑えるんですが。1クール目はヒップホップ感というかグルーブ感というか、そこら辺を重視、2クール目は戦争をしてることをレントンに突きつけ、その状況を受け入れるまで、で、世界の設定自体はすっとばして来たので、こういうところでしわ寄せしないといけないのだろうな。どうせならもうちっとタメが欲しかったような。とは言えニルヴァーシュのspec2への改修、タルホの決意と、色々と布石が。つか、エウレカといい登場人物の概観が結構変わる番組だなぁ。

  マジレン は、相変わらずソツがない。あくまで家族としての話が主軸で(美雪を助ける話になってる)、兄弟の関係をいろいろクローズアップ。強すぎる冥界神も、ゲームのルールに違反すれば処罰されることでなんとか対抗させている。まあ、そのうち小津兄弟自体がパワーアップするんだとは思うけど。

  響鬼 は先週休みだったので二週間ぶり。イブキは自身も迷いながらも師匠としてあきらにアドバイスを、トドロキはいつまでもザンキに精神的によりかかっていた自分に気付き、あえてザンキとの決別を選ぶ。そして明日夢はヒビキのアドバイスを逆に生かし、響鬼のピンチを救う。話としては、「師弟関係(のようなものも含む)」を主軸に三組の重要な(良い方向での)ターニングポイントになっている。個人的にこういう展開はとても腑に落ちる。ビルの屋上から廃車置場にテレポートとか、そういう話は置いといて。
 けど、途中で方針やテーマではなく、製作体制が変わるという稀有な番組だけに、「旧スタッフだったらどう作っただろうか」ということをつい考えずにはいられない。番組への批判じゃなく、自分が持ってる「感覚」の普遍性への疑問、という方が正しいか。自分の感覚が条件反射に陥ってないかということでもある。う〜ん。

  ゾイドG 。ルージたちの旅、クライマックス? カトーンの町でロンにギルドラゴンを見せられるルージたち。その大きさに戦慄しつつも、「戦争が終わったら何がしたい?」との質問に「ミロード村に戻って、教師になり、世界の広さを子供たちに教えたい」と答えたルージは、カトーンの有力者からの協力をとりつける。「ディガルド討伐軍へ」ではなく、「ルージへ」なんだよな。ロンにルージを託したラ・カンの意図を考えても、やはりルージをそういう方面で育て上げるつもりか。こりゃ、戦争が終わっても教師どころではないかも。ギルドラゴンはおそらく玩具展開的なものが大きい登場だろうけど、いきなり丸々出してこれまでの世界観をぶち壊すような真似はせず、ごく一部(尻尾? 腹?)だけ見せ、ロストテクノロジーのもの凄さを思い知らせる演出にしてるのは中々すぐれてる。
 一方ディガルドは「定例の御前会議」で、「空の人」と呼ばれる、破滅前に宇宙に逃れた古代人とレッゲルと技術の交換取引を行っていた。あれか。ナチスはUFOと取引している、ってアレ。(違う) 必要としていた大量のレッゲルは、これのためということか。
 ほいでもって今回も熱烈なうっかり少将ザイリンのルージへのアタック。ロンの死亡フラグがわずか数分で見る見るうちに立ってしまったので何かと思いきや……生きてるんか!(笑) とは言え、貴重なリーオの武器を持つバンブリアンと引き換えにしてでもルージを助けることを優先したということでもある。ロンは今後ゾイドに乗るのかな?
 それにしてもゾイド教室は……

[その他] 消えたキムチの謎

 え〜近所のスーパーから中国・韓国産のキムチが姿を消しまして、残った国内ブランドにも念押しをするように「この商品は国内産です」と張り紙がされていたわけです。まあ、中国・韓国産キムチから寄生虫卵が見つかったことの影響なんですが、 国内で市販の韓国産キムチから回虫の卵読売 )だそうで。そりゃ、いますよ。今さら何言ってるんですか。前から キムチに混入していた卵で感染したと見られる有鉤条虫感染の例 は報告されていたわけで、回虫とかくらいじゃ下手すりゃ済まないわけで。おそらく真面目に仕事してるメーカーも多いとは思いますが、危険性が危険性だけに(特に有鉤条虫は脳にも侵蝕する)これを機会に衛生管理は徹底的にやってほしいですな。

  暴君ハバネロ/ベビネロ、内藤陳の暴や連主催の「暴言甲子園」開催RBB TODAY )。しまった! こんなネタあるんだったらあと五日早く公開してくれ! 先週末(日本冒険小説協会公認酒場の)深+に行った時に、ネタにできたのに!(記事にもあるが、内藤陳氏は日本冒険小説協会の会長でもある) まあ、らしいっちゃらしいですが。

  北部人事管理施設センターの隊員が金武町で共同作業沖縄駐留海兵隊 )。共同作業って、地元の人たちと草刈したってことです。こういうニュースって本当に日本のマスコミは流さないなぁ。

  国内の腐敗、外圧で解決 中国の地方出身者、公館や報道機関へ“直訴”産経 )。そうかぁ、って感じの記事で、周辺事情とかは今さらな話なんだけど、つい「上」と書いた手紙を掲げて外国大使の黒塗りの車に駆け込む中国農民の姿を連想……
 と、冗談めかして書いているけど、実際は地方と都市の格差ってのは大きな問題で、おそらく中国も実際のところはまったく解決の意思はないと思われる。だって、解決しちゃうと単純に経済構造だけ見ても確実に崩壊しちゃうもの。また、平等と自由を実現するわけにもいかない。それにしてもそう長く続けられることでもないと思うけど。

  Microsoftも「駆除」決定――SONY BMGの「rootkit」対策に乗り出すITmedia )。あ〜あ。本格的に駆除対象認定か。SONY、本気で「これはナイスアイデアだ!」と思ったのかな……? 「誰か止めろよ、おい」って話だと思うのだけどな……

  朝目新聞 さん→ 酔拳の王 だんげの方 さん( 11/04 )→ Operation:Mindcrime さん( 11/01 )という流れをたどって 経産省文化情報関連産業課による「アニメーション現状と課題」報告書 (pdf)を見る。確かに「一例」ではあるけど、スポンサーは五千万払ってるのに制作プロダクションには800万という流れが示されている。広告代理店からもキー局には四千万渡っているのに、ここから「ガクン」と減る。その挙句が空洞化・人材不足。これは平成15年の報告。この問題はお上も二年前には既に認識してたんだ……これは「コンテンツ産業大国」云々なんざ、おこがましいですわな……


2005年11月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 悪趣味ネット紀行

 私の一部ネット閲覧先の 悪趣味ぶり は、直接面識のある方なら概ねご存知と思いますが、今さらながら「 STOP THE KOIZUMI 」とかいうアンチ小泉ブロガー同盟のことを知り、いろいろその周辺を調べてる次第。
 ま、誰が誰を嫌おうが自由だし、政治家ってのは基本的にはろくでもない人ばっかという偏見的観念に凝り固まってる身としては、アンチ小泉だろうがなんだろうが構わないわけですが、 きっこの日記 とかの何言ってるんだかわからないけど、とにかく小泉氏が嫌いだということだけはよくわかるサイトとかを見て、その手のアンチ小泉をがなり立ててるサイトは、主義主張関係なく、作文能力的にろくでもないし感情の発散以外の中身がないと見て概ね良いだろうという結論に至りました。
 が、そんなサイトの誘蛾灯を作り、文章まで読まなくても見る価値のあまりない、そういうサイトだと一目で分かる識別子を付けてくれる素敵な運動があると知っては、見ないわけには行きますまい。

 色々調べると、期待以上にステキな運動でした。
 コメント欄閉鎖、自分と意見の合わないトラックバックの執拗な削除に、さらに意見の合わない参加者の一方的除名宣言と、失墜への道をまっしぐら。「権力を握ったら自分の人間性をさらけだした」典型例ですな。さらにネット右翼に攻撃されてると妄想したり……こりゃ酷いや。そもそもが「俺たちって、小泉が嫌いだよな!」と確認しあう以外に活動の当ても何もあったものじゃない運動ですが(単に仲間がいると確認して安心したいだけで、やってることはそれまでと変わらず個々のブログで愚痴るだけ)。
 また内紛もかなりのもので、 たらたら日録 さんの 世に倦む日日あるいはSTOP THE KOIZUMI その4だったっけ で「除名」騒ぎでの同盟内部の動揺を指摘しておられます。
 この愉快な活動のウォッチャーさんたちにとってこの運動の決定的な躓きと映ったのは、靖国裁判に関する無知蒙昧な見解に対し、参拝反対派弁護士からのダメ出しを食らってしまった件のようです。詳しくは Irregular Expression: "世に倦む日日"が弁護士からダメ出し をどうぞ。検索を調べても、ウォッチャーのSTOP THE KOIZUMIに対する興味はこれ以降急速に低下しています。まあ、正直この手の旧ソ連や中国を髣髴とさせる内紛・粛清なんてのはうんざりするほど見てますから、それも当然。
 既に終わったも同然の運動ですが(破綻が目に見えた開始前終了な運動ではあったけど、一通り起こるべきことは起こってしまったという意味で)、このような破綻をきたす運動・人物はどのような行動パターンかの典型例としては一読に値するかもしれません。
 せめて思想信条じゃなく、行動が見られてるという意識がどこか頭の片隅に欲しいところではあります。
 あ〜、この手の悪趣味なサイトのウォッチについてしばらく書いてなかったから、すっきりした。


  米大統領のアジア歴訪 中国に「人権」圧力へ 日本・モンゴルと対比産経 )。
 ブッシュ米大統領が十四日からアジア歴訪に出発するのに際し、米政府関係者は十二日、大統領が京都やモンゴルで行う演説で、日本を「成熟した民主主義国家」、モンゴルを「新生民主主義国家」と位置づけ、米国との連携を強調することを明らかにした。
 中国へのあてつけの面もあるようですが、モンゴルとの提携を強化しようってことでしょうね。モンゴルでは好きな国一位はアメリカで、二位が日本。中国はやはり色々あって好かれてはいないようです。モンゴルにとってもアメリカと協調し中国に睨みを利かせるのは合理的でしょう。そういう面も含めて、日本ももうちっと「中国韓国北朝鮮以外のアジア諸国」に目を向けた方が良いかと。


2005年11月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] ラブホは英語でも"love hotel"

  Olympic dreams and love hotels at APECreuters )。ロイターの記事です。記事は英文なのでざっとかいつまんで説明すると、韓国釜山で開かれるAPECのフォーラムで、必要な部屋数ホテルが確保できず、一部の各国代表がラブホテルに案内されたそうです……おいおい。
 「ラブホテル」は和製英語なんですが、辞書で調べるとちゃんと載ってるんですな。馴染みのない単語のせいか、記事中に説明が書いてありますが。
 何というか、流石斜め上。

[その他] その他ニュースとか

  日本の次期戦闘機採用アピール ロッキードの「F/A−22」米以外で初のシミュレーター公開FujiSankei Business i. )。次期主力戦闘機の候補にラプターが入ってるってのは言われてはいるんだけど、高価すぎること、米国でも配備がまだ十分ではないことや、ライセンス供与の困難が予想され、ラプターはないんじゃない? ってな見方もある。自分も採用されたら面白いとは思ってるけど、実際色々考えると無理じゃないかなぁと。でもこういうニュース見るとわからなくなってくるな……

  安倍長官、中国外相の発言に違和感表明朝日 )。中国外相が靖国参拝をヒトラー追悼に比喩して批判した事に関して。一応ちゃんとすべきこと(反論)はした、ってところか。個人的には、安易にナチスを持ち出す事の方がヨーロッパの人はどう思うか気になるのですが。

 あちこち徘徊していてちと興味深かったのが 雑感324-2005.11.15「しかけられた名誉毀損訴訟の当事者的考察 。弁護士とタッグを組めば、リスクもコストもほとんどなく相手の名誉を傷つけることが出来る、それにマスコミが乗れば文句なし、という戦術があるのだな。下衆の戦術だけど。

 ブッシュ大統領の訪日報道が、微妙にほほえましいというか、笑えるというか。 セグウェイに乗って小泉首相を出迎えたり日経 )とか、 ビューティフルを連発Y!hl )したりだとか。まあ、イメージ戦略上での京都観光でしょうので、これらの行動は当然計算の上ではありましょうけどね。

  鳩山御殿ゴスロリ禁止令、カメラ小僧とトイレ着替え…zakzak )。恐らく「ゴスロリファッションの撮影に絶好の場所」ってことなんでしょうけどね。しかし本来的にゴスロリは「派手」とは違う(ゴスロリ「風」はそうかもしれないが)と思うのだけど……まあ、認知度が高まっても違和感はある格好ではありますわな。しかしこの混乱は絵的に笑えるなぁ……

[アニメ] くるくる変わる

  ぱにぽにだっしゅ は新OP。2クールなのにここまでクルクル変わるのって、関連商品数を増やすためというのとかはわかるんだけど、珍しい。しかも変則的にローテーションしてるし。それはさておき、この番組、時々感心したりするんだよなぁ。でも、アイキャッチとかのエウレカセブンネタは、あれはなんなんだろう? これまでのパロディの傾向(比較的古いもの)とは違うんで気になる。

  ノエイン 。15年後の可能性分岐世界「ラクリマ」に連れ去られたハルカ。元のハルカのいた世界では消えたハルカを友人たちが探すが、見つかるはずもない。「絶対臨界阻止委員会」の内田と郡山が異次元に連れ去られた可能性を示唆するが、皆半信半疑。一方連れ去られたハルカは監禁下で世話役のアマミクからラクリマがハルカたちの世界の15年後だと告げられる。それを信じられないハルカは牢獄を脱走、スラムへと迷い込む。そこで知り合った友人のミホそっくりな女の子に、ここは地下の世界だと知らされる。ここが未来だということがどうしても信じられないハルカは地上へ向かうが、そこで見たのは廃墟と化した函館の街。そしてそこで待ち構えていたアマミクに、彼女が友人の長谷部アイの十五年後の姿だと知らされる……
 ハルカはやけに状況適応能力が高いな。「ハチクロ」のはぐみと同じ声の人だとは思えない(笑)。しかし、生きてる虫の踊り食いは、虫食い文化でもそうはないんじゃないか……? 分岐世界だとは言え、自分の知る人、自分の知っていた街の変わり果てた姿を見ては、ハルカにとっても他人事というわけにもいかなくなるのか。でも、カラスとかもこのままハルカをラクリマの連中のなすがままにするとは思えないけど。一方、元の世界の連中は、微妙に緊迫感が……ま、子供だし。でも、一人テンパってるユウをはじめとして、手出しのしようがないはずなんだけど、どうするのか。やっぱノエインさんの登場か?


2005年11月17日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 血は水よりも

 まるっきり突然な話なのだけども、「血統」「血族」「血筋」と、実の親子関係の連続により成る一族をあらわす言葉って、「血」が含まれてるとなんとなく変に思った。親とかの特徴が色濃く現れてる事を「血が濃い」とかとも言うし。英語でも血統はBlood。なんで「血」なんだろう、というのが、妙に気になってしまう。
 遺伝子という概念が生まれる前から、いや、メンデルが遺伝の法則を見つける以前から、親から子に形質が受継がれる事は経験則的にわかってはいた。「血」がその象徴となったのは、血がそれを媒介していると考えられたんだろうか? 確かに母子はへその緒で繋がってるので母から子に血が継がれるってのはわかる。でも、別に父親でもそういった言い回しは普通にするよなぁ。それに今だとABO型分類の血液型とかが遺伝の法則の例にされることが多く、遺伝と血の関係ってのは「なんとなくそうか」と印象付けられてるが、昔は輸血なんて技術は確立してなかったし(しようとした記録はあるけど)、そういうことでもあるまい。
 この辺、よくわからない。

  ソニーBMG、「rootkit」CDのリコール発表--別のセキュリティ問題も発覚CNET )。ま、そうなりますわな。それでもメーカーの、ユーザーの便宜や安全を削ってまでのコピーコントロールの涙ぐましいまでの努力は終わらないのでしょうけど。

  「紅白」の司会、みのさん・山根アナに決定読売 )。大晦日の一家団欒の時に、みのもんた氏なんて見たくないよ、ってのが正直なところなんですが。娯楽にもなりきれず、品格もなく、中途半端な番組だなぁ。紅白って。

  仏農家に危機感 ボージョレ・ヌーボー過去最低価格産経 )。へえ。フランスで若者のワイン離れか。日本じゃあまり最低価格の恩恵はないように思えるけど。イギリスでもスコッチが若者離れで低迷してるんだっけ? 日本は、日本酒離れはとっくにしてる気が……「日本酒はまずい」って言う人がよくいるけど、そういう人に限って銘柄を聞くと大したものは飲んでない。じゃ、何がいいの? と逆に聞かれるんだけど、これが困る。だってちゃんとした日本酒って、ロットによってばらつきがあるからねえ……日本酒によらないんだけど実は美味い酒を飲むのに、値段ってそんなにあてにならない。というのは飲んだくれ人生で学習しました。でも高い酒をもったいながってちびちび飲むくらいの方が健康にはいいのかもしれない。

[その他] まあ、何と言うか……

  俺センター さん経由で、 クッキーと紅茶と さんへ。ざらっと靖国参拝関連のエントリを読んだのだが、気になったのはこのくだり。
お礼の前に「平和な人生を生きることが出来たはずなのに。慚愧に耐えません。私は、あなたを死に追いやった愚かな指導者たちを憎みます」という気持ちを伝えていますか?
 いえね。別に誰が誰を憎もうといいし、それを公言するのも、まああまり美しい行為とは思わないけどご自由に、なのですよ。ただ、「あなたは誰某を憎まなくてはなりません」という前提の元に立ったこの発言は、あけすけに言わせてもらえるなら「 でっかいお世話 」だと思う。「何故憎まないのか、理解できない」と思うのは、それもまた自由。しかし、「他の人も憎むべきだ」と考えるのは他人の思想の自由の領域に踏み込むことになる。他人は自分と同じ考えを持つべきだというならともかく。

 もう少し踏み込んで言わせて貰えば、当時の政府首脳や軍部には確かに責任はあると思うが、「責任がある=当然皆が憎むべきもの」ではない。「では、彼ら以外がそのポストにいたのなら、戦争は起きなかったのか」ということだ。A級戦犯の罪云々と言う人は、大抵この視点が抜けている。実際のところ、開戦までの流れでも決定的瞬間というものはあったが決定的失敗と言えるものはない。決定的瞬間が訪れた時には既に避けようがなく、それは小さな、ひとつひとつは決定的に見えない比較的小さな失敗の積み重ねだったのだ。決定的瞬間というのはその積み重ねがいつの間にか不可避になったことが明らかになった瞬間に過ぎない。
 「A級戦犯に責任があるんじゃなければ、誰に責任があるの」と聞かれれば、「その失敗に関わった全ての人」と答える。つまり、A級戦犯も含まれはするが、同様に私たちの祖父、曽祖父なども含まれる。結局のところ、戦争に至ったのはまぎれもなく民主主義国家(当時のレベルで言えば隠れもない)の日本だったのだから。

 更にもう少し踏み込んで言うなら、私が今の日本に抱く失望感の一部は、まぎれもなくこれに根ざす。この時と、小失敗を軽視・無視する日本人の国民性はあまり変わっていない。少なくとも「A級戦犯の戦争責任!」と声高に叫び、それだけが問題の全てだったかのように錯覚し、満足し、小さな失敗に目を向けずにその失敗をフィードバックさせない状況は、失望を抱くに十分だ。
 だから、私は「当時の指導者・A級戦犯の戦争責任」という言葉を聞くと、どうしようもない脱力感にさいなまれる。「A級戦犯は英霊だ」だからではない。日本人は、結局どうしようもなくあの戦争を起こした日本人だと感じるからだ。


2005年11月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 中国にも着々とオタク侵攻中!

  五輪キャラクター、日本アニメに酷似 パロディー版が原因FujiSankei Business i. )。「五福娃」ってのが北京五輪のマスコットキャラらしいんですが(このニュースで初めて知った)、いかにも「スーパー戦隊モノ」っぽい色分けに、中国のオタクが反応、 戦隊モノパロのイラストを描いて、それが元で「五福娃は日本アニメのパクリ」論争が始まったらしい。なんなんだか。
  こちらが元のマスコットキャラクター で、 こっちがパロディサイトのブログ 。具体的には このイラスト とか。わはは。まんま戦隊モノだ! むしろちょっと忍者キャプターっぽいか?
 元々のマスコットをデザインしたイラストレーターは「五行説などを参考にしただけで、日本のキャラクターのパクリではない。近頃の若者は中国文化に不勉強だ」とコメントしてるらしいんですが、五行の色ってのは青−木、赤−火、黄−土、白−金、黒ー水なんですけど……おまけに、五行の中で中心になるのは「土」で、中国人は金色が好き。だから、中心が「赤」ってのは、日本の戦隊モノっぽい。まあ、五行色にしたところで「アバレンジャー」と重なるんですが。
 パクリ云々ととやかく言うものじゃないですが、この騒ぎ自体は面白い。
 むしろ、マスコットの中にチベットアンテロープが含まれてるのは、あからさまに政治臭が……オリンピックが政治の道具なんてのは、ナチス時代からの常識ですけどね。

  「ヒルズ族はわきまえろ」経団連・奥田会長が苦言 ( zakzak )。「不道徳なこと、倫理を壊すことはしてはいけない」と三木氏・堀江氏に言ったということらしいが、 2chニュース速報+の該当スレ では「お前が言うな」のレスの連発……要はヤクザの大親分が新興マフィアのトップを呼び出して「ゴリ押しして、少しくらい顔を売ったからっていい気になってると、今に大やけどするぞ」(声:高松英郎)と脅したってことだよな……あと、「悪事はこっそりやれ! こっちにまでとばっちりが来るだろうが!」ってことじゃないかと……下請け・外注泣かせのトヨタ……

  「住居侵入で罰すべき」 通報住民が証言 政党ビラ配布朝日 )。この事件自体には世間一般以上の感慨はないのだけど、何度見ても、どう考えても「共産党員の僧侶」ってのは違和感しか感じない……「KKKの黒人」とか「ナチス党員のユダヤ人」と同じようなおかしな感じ。次。

  「孔子の神髄は和」中国の王大使 立命館大で講演京都新聞 )。イメージ戦略上の講演なのはわかってるけど、孔子の神髄は和じゃないと思います。はい次。

  ヘビ皮の上着に1万3000ドル 復興支援オークション京都新聞 )。やっぱり魂の自由を信じる人間のシンボルなんでしょうか? 次。

  超党派議員が皇室典範勉強会 「伝統」に理解不足産経 )。私自身問題の焦点がどこかわかってないので、リンクするだけでコメントなし。

[マンガ] 主に雑誌+α

  コミック ヤングガンガンで「フロント・ミッション」のコミカライズがスタートしたのだが、一部のキャラクターがどう見ても太田垣康男キャラなので「あれ?」と思い作者のところを見ると「原作:太田垣康男」となっている。作画は「STUDIO SEED」となっていたが、どういう製作体制なんだろう?

 コミックバンチで、妙に気になるのは「コンシェルジュ」。いや、オススメってことではない。なんか、微妙にその立ち位置の中途半端さが気になるって意味だったり……決して悪いってわけじゃないんだけど、なーんか中途半端って感じがしてしまう。類似の作風としてはビジネスジャンプの「王様の仕立て屋」があるのだけど、絵的にはとっちらかってるし線が整理されてない印象はあるものの、あちらの方がゴチャゴチャのネタをきちんとまとめてる。作風の違いがあるから一概に云々できないのだけど、う〜ん。

 なんだか文句っぽく終わるのもなんなので、 宇宙りんご さんの JOJO+マリみてネタ をどうぞ。


2005年11月19日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 頼りなく豊かな冬の終わり

  絶対少年 最終回。
 今回はあらすじ略。だってあらすじ意味ねーもん。
 何と言うか、すげー情報量でした。人によっては「セリフ量じゃないの?」とか言いそうだけど、それは「セリフの文章=情報」としか考えないせいでしょう。「マテリアルイーブルは付喪神」と断じた須河原に対し、歩がすべてをひっくり返す。
  付喪神ったって、それも解釈のひとつじゃないの? とか書いたり、 人のいとなみがありそうなところでフェアリーの光がまたたいてる とか書いたこと全部拾い上げてるのだものなぁ。個人的な感性とジャストフィットでございますよ。
 結局この話はコミュニケーション・ディスコミュニケーションの話で、「コミュニケーションしたいこと」と「実際にコミュニケーションされるもの」の間から零れ落ちる「ディスコミュニケーション」はどこに行ってしまうの? ということ(と断じてしまおう)。ひなたの感情は「フェアリー」になり、ひかげの感情は「イーブル」になる。善い者・悪い者ということではなく、それらは対をなすけど対称じゃなく、敵対するものでもない。都会に巨大なイーブルが現れたのも、都会にはディスコミュニケーションが多いから。でも人間の営みは負だけじゃなく、正もある。人がそれらに目を向けないだけ。
 だから、歩も希紗も、寂しがらない。どっしる、しっしん、ポーちゃんは消えてしまったけど、それらは彼ら・彼女ら自身で、いつでも側にいると気付いたから。
 「これから、変わりますよ」という羽鳥二郎の言葉に、はな婆さんは「変わる変わると言ってる内は変わらないね」と辛らつな言葉を返すけど、恐らくは羽鳥が「変わる」と言ってるところ以外で、彼らは変わる。
 そいでもって希紗の口から明かされる、わっくんの意外な正体! ってか、それも「わかったような気になる簡単な説明」に過ぎないのだけど、わっくんもどこにでもいる。横浜にはいないかもしれないけど、それでも日本のあちこちにまた現れる。
 「この世界は僕たちだけのものじゃな」くて、そして何時でも望めばそれを感じられる。「僕たち」とは自分で認識できる自分たち。
 「SFだ!」、と言って言えないことはないけど、何かちょっと違うな。「本来、言葉に出来ない、具体的に記述できない僕たちのやりとりの中にあるものを、浮かび上がらせ、意識させるもの」なのだろう。
 田菜編のような絵的なカタルシスとの一致はなく、むしろ玄人好みの部類なんだろうけど、ものすごく難しいテーマに挑み、そしてやりきった、と思う。描かれてるものは普遍的なものにすぎないのだけど、でも、凄いことだと思う。「昔から当たり前にあるけど、人の目に触れ得ないもの」そのものなのだから。
 そして最終回とばかりに希紗もエロス。地べたの上で寝っ転がってもだえたり、入浴シーン見せたり。(最低だな、お前)
 美玖や潮音たちもちらっとだけ登場。多分、オカカ婆は本当にはもういないけど、不思議と寂寥感はない。物語的なカタルシスとは別に、不思議な幸福感が残る。

[アニメ] 追補

 前に 絶対少年はセカイ系からの脱却 と書いたけど、それどころか「セカイ系なんて、必要ないじゃん」と、別に言ってるわけではないけど、その存在がそのことを提示してしまうものになったなぁ。
 個人的には「セカイ系にトドメを刺す作品」と言ってもいいけど、実際問題としては、多分セカイ系はなくならない。理由は、はな婆さんが「変わる変わると言ってる内は変わらない」と言った、まさしくその理由から。ディスコミュニケーションの内包するものに目を向けない人は、一部は紛れもなくそれを放置し目を向けない自分が好きなのだから。
 「セカイ」は手の届く先にあるんじゃなく、自分自身も世界の一部で、それは外と連続してる。「セカイ系」のようなジュヴナイルの畸形進化ではなく、ジュヴナイルの正統「深化」なのだろう。

[その他] お笑い国家

  靖国参拝は「韓国への挑戦」 日韓首脳会談、溝埋まらず朝日 )。はぁ、挑戦ですか。この見出しを見た瞬間思わず失笑してしまったわけですが、ところが、 挑戦とは言っていない」 日韓首脳会談で韓国側朝日 )。「挑戦」発言は日本外務省発表で各紙に伝えたらしいですが、韓国側は「言ってない」と。が、具体的にどのような表現をしたかは明らかにしてないようで……可能性としては1)「挑戦」という表現は日本側の誤り。あるいは誤訳。2)韓国側の逃げ。の二つか? 誤りだと言いつつ実際にどのような表現を用いたかは明らかにしてないのは、怪しまれても仕方ないですわな。本当だとしても笑いの種にしかなりませんが。韓国の日本への依存度を考えると。
 「国として謝罪と賠償はこれ以上は求めない」ってのも、過去何度も聞いた気がします。そもそも賠償を求めるのは日韓基本条約違反だし、謝罪は過去に既に行っているってのがわかってるんでしょうかわかってないのかわかっててやってるのかでもどうせそんな約束また反故にするから。結局韓国は定番ネタを食らわせただけですね。

  北朝鮮の人権非難決議案、国連総会委で採択 中国は反対朝日 )。ようやくですか。 棄権した途上国の多くは「特定の国を批判する決議は国連にふさわしくない」などと説明している。だそうですが、米中両方の顔色を伺ったってことなのかなぁ。あからさまに変な理屈なんですが、それに気付かぬフリをするのがオトナってものなのでしょう。そしてそれを貸しにする、と。

  盧大統領、歴史問題を詳細に説明 米韓首脳会談朝日 )。米韓会談で日韓問題をとうとうと説明するってのは傍目から見ても明らかに異常なんですが、脅しか本気か米国の極東政策におけるパートナーとして韓国の比重を落とされる行動を取られ、韓国が慌ててるって気もしないでもない。で、ブッシュ大統領に「パートナーにするなら日本よりも我々ですよ!」ということなのかな。意味があるとは思えないけど。むしろ「歴史問題を世界にアピールした」というポーズを見せる国内向けの行動なのかもしれない。
 もっとも韓国もこの辺の立ち回り方が微妙で、 米国から打診された東アジア各国による合同軍事演習に、中露が参加するかと米国に問い合わせたり中央日報 )とかしてる。「アジアのバランサー」と自称してますが、要はフラフラしてるだけ、って気も。
 日本の自衛隊も参加を打診されているこの演習、当然中露は打診先に含まれてないですが、中露に対する牽制的な意味合いもあるのかな、という気は当然してしまう。けど、実質米国資本抜きで経済が回らない中国が反米的なカラーを強めるとは思えないので、むしろフランス等に対する牽制だ、って意見もあったりする。まあ、確かに経済的なあれこれを考えると「これによって軍事的緊張が!」ってのはあまりありえないだろうけど、政治的意図としてはどの辺なんだろう?


2005年11月20日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 疲れた〜

 半分休日出勤みたいなもの。しかも肉体労働。比較的へヴぃな奴。疲れもします。軽く熱出てます。
  俺センターさん から、 こないだレスっぽい何か をいただいたわけですが……
 「 A級戦犯が悪いんだか悪くないんだか微妙な表現で」ってことなんですが、それはそうだと思います。もう一度読み返してもらえればわかると思いますが、「悪い・悪くない」って話はまったくしてないで、「責任がある・ない」の話しかしてないからです。(元のコメントが 責任を何処に求めるのかだったですし。それと「どのような責任があるか」ってのは一国民と首脳陣等では勿論違います)
 まあ、一応前提として「どこに責任の所在を求めるか」と「誰が悪いと考えるか」は違います。
 で、「責任の所在」ではなく、「悪いか悪くないか」ということになると、困った事に大変答えにくくなります。真面目に答えると……本当にとてつもなく大変なことになります。
 人間の魂に「悪人」とかタグが打ってあるわけじゃないし、ただでも善悪の判断というのは個人的なものですから、対象の行動を以って各々で判断するしかないわけです。で、A級戦犯の一人一人取り上げて、その行動を一つ一つ見ていく。「これは悪いと思う、これは悪くないと思う」。で、その上で「トータルではどう」ということをします。「悪人か否か」ということになると、業務だけではなく、日常の行動まで追わねばなりません。全部を知ることは不可能なので出来る限りになりますが、それで判断するしかないでしょう。
 で、それだけ苦労して「悪い・悪くない」を判断しても、結局は個人の所感です。そいでもって「それを判断した事で、どうなるの?」です。
 だから、それだけのコストを支払ってもはっきり言ってまったくと言っていいほど意味のないことなので、どうしてもと聞かれれば、「知りません。苦労した上で判断しなければならないこととも思いません」と答えますね。責任を明らかにするならば失敗のプロセスを分析し、そこから得られた教訓をフィードバックさせることもできるから意味がありますが。
 その上で「誰が悪いのか」ってことを人に押し付けようとしてる人ってのは、一体何がしたいんでしょうね。目的が不明です。
 A級戦犯の判決の正当性ということならば(これもまた「悪いか」とも「どのような責任があるか」とも別)、そーゆーことになったんだから、しゃーないんじゃないー? ですね。で、その上で外交上日本がA級戦犯の扱いをどうすべきってのは、もうとっくに処刑やら赦免やら済んでるんだから、このまま埋もれさせるのが正解。あがめるのも多分面倒を引き伸ばすだけ。元々があらゆる要素がガタガタでゴリ押しの話なんだから、綺麗な解決なんてほぼありえません(極東裁判の正当性を完全に否定されるとありがたくないのは中国だけではなく、現状がそういうののとの妥協点)。もう全力で埋もれさせるべき。蒸し返したところで「戦争は勝ったモン勝ち」以外の教訓は得られないでしょう。
 話があちこちに飛んでますが、なんだか「責任」「悪い悪くない」「極東裁判とA級戦犯判決の正当性」の話が入り混じってましたので。

[アニメ][特撮] 絶対少年の余韻

 なんだか不思議なモノで、ものすごく感情的に盛り上がったとか見て精根使い果たしたとかじゃないんですが、妙に満ち足りたんで他の録画の消化とかに食指が動かない。そのくせ、気に入ったら何度も見返すのに、もったいないというか、気力のボルテージを上げて見ないといけない気がしてなかなか見返せない。こういうのって初めてだなぁ。

  BLOOD+ #7「私がやらなきゃ」。基本的にはいい話のはずなんですが、スロー進行に加えて先週の反米活動家的設定やらがまだただよっていて、むしろそちらの方が気になって……沖縄から舞台が移ると思えば、今度はベトナム。また変なアレげな設定とか、出ないでしょうな?

  エウレカセブン 。デューイがその野望を明らかにしだして、しかも人類側の勢力が漸減ながら小康状態が保たれていたコーラリアンとの均衡を破り、街が一つ、コーラリアンの群れに襲われる。デューイの描いた陰謀を阻止するため、新型ニルヴァーシュへのスペックアップを急ぐゲッコーステート。そしてその最後の部品であるボードを受け取りに、レントンの祖父、アクセル・サーストンのいるベルフォレストへ向かう……
 まったり進行かと思ってたら、急展開だな。それに、グレッグ・イーガン博士って……小難しいSFとか書いてそう。レントンは、最初の頃のノリでエウレカにデレデレしてるけど、強くなったなぁ。全部わかった上で受け入れてるんだから。あと、人間を襲うコーラリアンは無茶えぐい。これで迎えるさわやかな朝……

  マジレンジャー 。やっぱり段々主人公たちが強くなってるのか、敵が弱体化してるのか……それにしても、追い詰められていき、混乱してパニックに陥る戦隊主人公ってのは初めて見た気がする。

  響鬼 。「こういうヒビキさんを見たくない!」って人もいるんだろうけど、お話は確実に進行中。しかも、ちゃんと弟子と師匠というテーマに乗っ取った上で。29話までのスタッフが継続していたら作ったものとは違うだろうけど、新スタッフなりに模索し、結論付けたものを作り上げている。それにしてもあきらまで変身するとは思わなかった。東映サイトの方の次回予告画像を見ると、変身解除もしてるようで……え〜っと、それも全身。

  ゾイドG 。ズーリへ帰還途中、レッゲル補給のためにテキトに寄ったラ・カンとコトナ。しかし街にはフェルミとソウタが先回りして二人を待ち構えていた。ソウタのバイオケントロにいいようにあしらわれるラ・カン。そこへロンの用事でテキトに寄ったルージが駆けつけるが、やはり強力な二本の剣を持つケントロには敵わない。劣勢な戦いの中、ルージの脳裏に新たなムラサメライガーの姿が浮かび上がる……
 今回、雑誌等ではあきらかになっている第三形態はお目見えせず。ただし、ハヤテライガーへの変形の際に、パネル表示が「村雨」から「疾風」に変わる直前に「無限」の文字が……ラ・カンは冒頭で討伐軍参加を断られているけど、その際に「勝利を確信させるもの」の欠如を指摘されている。第三形態が討伐軍のシンボルになるってことだろうか。ロンは前回失ったばかりのバンブリアンをちゃっかり補給。あの、リーオの武器を持つゾイドってそんなにないんじゃ……ロン先生、あなた何者ですか?
 次回はメンバーが戻ったズーリに、ディガルドの大軍が襲い掛かる。のっけからピンチ?

[その他] そういえば……はやぶさ関連

 朝、マイメロが終わった後になんとなくNHKにチャンネルを合わせてぼーっとしていたら小惑星イトカワに着地したはずの探査衛星はやぶさが通信不能で位置をロストしたって報道してて、こりゃ大変だ、と思って 松浦さんのブログ を見に行ったんですが…… 双方向通信回復のエントリ が。あの〜、NHKのニュースが個人サイトより速さでも正確さでも負けるってどうよ?
 イトカワ・はやぶさ関連は、一応ちょくちょく追ってはいるんですが、下手な言及すると恥かくだけなので迂闊なことが言えんのです。うきゅう。


2005年11月21日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 負け組の遠吠え

 いや、昨今「勝ち組・負け組」って言葉がやけに良く聞かれるんですが、この構図ってどっかで見たことあるなぁ、と気になって考えていてふと気付く。ああ、高学歴信仰と同じだ。いや、実際に仕事で云々、というものではあるので高学歴信仰よりは現実的ではあろうけど、まあ、基本的にはそういうものだよなぁ。高学歴信仰が崩れたみたいに、社会のルールが変われば過去のものになってしまうものだし。
 まあ、高学歴信仰よりは影響は受けにくいだろうし、それで目標が出来て頑張れる人がたくさんいるんだから、それはそれでいっか。

  「無防備地域」宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動産経 )。あ〜、考えれば考えるほどわけわからんよなあ。陸戦条項だから空爆には無効だとか、相手が追加議定書に批准してなきゃ意味ないとか、そもそも敵軍と隣接してなきゃダメだとか、そんなこと以前に、生存率を高めるための種としての戦略が「共同体」なのに、その共同体から自分で距離を取ってどうするつもりなんだろう? いや、場合によっては共同体に属している方が生存競争に不利益と言うこともあるが、この場合どう見ても共同体からの離脱を宣言することに何の利益もない。むしろ、近隣諸国や過去の歴史を見るとどう考えても不利益な……
 正直言って、反戦活動やら護憲運動というなら、もうちょっと気の狂ってない、まっとうなやり方があると思います。
 ってか、 たらたら日録さんによると 、支持者の前田朗氏自身が「効力はない」ということを認めています。さらにその後の運動の目的が不鮮明で意味不明。
 で、同じエントリに 「前田朗」について検索した 結果 が……ああ、なるほど。非常にわかりやすいです。

 あちこちで見かけて、こないだ 週刊オブイェクトさんでも取り上げられた 「白りん爆弾」。「劣化ウラン弾が核兵器」って言ってるのと同じ毛色の人たちが糾弾してるって時点で胡散臭げだったんですが、まあ、遠巻きに様子見してたわけでして。
 が、 愛・蔵太さんのところでもこれを取り上げ て、俄かに気になりまして、色々ことの経緯を例によって後追い。あちこち調べてみたんですが、結局最初の週刊オブイェクトさんのエントリならびにそのコメント欄が一番わかりやすいようです。つまり、米軍を糾弾するために世間を騒がせる火種を探してたリベラル活動家さんたちが、イタリアのドキュメントがBBCで放映されて超誤読。どうもこのドキュメントの訳がそもそも軍事知識が薄い人が作ったようなのだけど、それが伝言ゲームの中で、昔からある「白燐弾」がいろんな機能が付加されて、非人道的な化学兵器「白りん爆弾」になってしまったようです。本当は発光弾・発煙弾として使われているだけなのですが。
 そりゃ発光弾・発煙弾ったって 人に直撃 したらとんでもないことにはなりますけどね。でも、確か曳光弾でも周囲の状況によっては火がつくことがあったよなぁ。
 こういった状況が見えてくると、伝言ゲームの中で引っ込みがつかなくなってしまった方々の姿は、なかなかの三文悲喜劇です。

  中国の新幹線、日独が半数ずつ受注…日本6社近く契約読売 )。中国は本当にこういうの上手いなぁ。でも、ドイツと日本じゃいろいろ規格や方式が違わないんですかね? 路線ごとに混在させたら、ろくでもないことになるんじゃないかって気が……いや、正直日本は手を引いた方がいいとは思ってますけどね。

  北方領土進展なし ロシア大統領、過去の合意触れず朝日 )。 大統領も「双方に善意さえあれば、ロシアと日本の国益に合致する解決策を見いだせる」って、うん、無理だと思います。元KGBの大統領の言うことを真に受ける人もいないと思いますが。まあ、ロシアが困窮して切り札に使ってくるのを待つしかないんですかねえ。今考えるとソ連崩壊直後の混乱期って、絶好の機会だったなぁ。

  生協の白石さんのガンダムCM、ネット公開ITmedia )。白石さんへの干渉が大きくなるんじゃないかと心配したけど、手と字だけの登場で一安心。

[その他] 今日とかに買ったもの

 ・ ワールドタンクミュージアム図鑑/モリナガ・ヨウ
 食頑のWTMの同封リーフレットのイラストを集めたもの。味のあるイラストに、素人にもわかりやすい特徴やエピソードの解説。これでようやく手元のが処分できる。(泣)

 ・ チャペックの犬と猫のお話/カレル・チャペック
 「ロボット」の名の生みの親として有名なカレル・チャペックの犬猫本。

 ・ 江戸のマスコミ「かわら版」/吉田豊
 かわら版関係の新書は他にも読んだことがあるけど、これの面白いのはかわら版の図版が一緒に掲載されていること。副題も「「寺子屋式」で原文から読んでみる」となっており、非常に興味深いので購入。

 ・ 日露戦争史/横手慎二
 この辺のこと、非常に無知なのでとりあえず。

 ・ ウルトラジャンプ 十二月号。
 今月から桜瀬琥姫「グランディーク・リール」が連載開始。まさかグランディークが再開するとは思っても見なかった。「スティール・ボール・ラン」は相変わらずすっとばしてます。


2005年11月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと視点をずらしてみる

 昨日の「白リン爆弾」ネタについて、人様のところとまったく同じ事しか書かないというのは非常につまらないことだと反省し、ちょっとその後調べて気になったところなぞを。
  こちらはロイターの11/8付の記事 なわけですが、"white phosphorus"と記述されてます。で、兵器のwhite phosphorusってのは(white phosphorusは白燐そのものでもある)どういう外見かと画像検索かけてみると……( M34 WPの画像 )思いっきり「SMOKE」って書いてありますね。他の画像を探してみると、 こちらこんなの が(煙が上がってるのがそうでしょう。画像の解説には「白燐弾、第一七九歩兵連隊第二大隊が投擲、七九六高地の北東斜面にて爆発」とあります)。
 他にも検索したら、早速 本家Wikipediaにも色々書かれてました 。"white phosphorus incendiary"(白リン焼夷弾)でも登録されてたんですが、流石に馬鹿げてたのか"white phosphorus"に統合されたようです。
 で、「white phosphorus bomb」で画像検索に引っかかったのは 退役になったUSSアラバマが1921年にターゲットとなった画像 だけ。Wikipediaに掲載されてる写真もそれです。元々"white phosphorus incendiary"の方に掲載されていたようですが、統合の際に移ったのでしょうか?
 いずれにしても煙主体の爆発で、イタリアのドキュメンタリーで放映したという映像とは明らかに違うし。あれは焼夷弾じゃないのか?
 動画を探してみると、 物質の白リンの燃焼の動画 (asx)が。一応ドラフト内で実験してますが、まあ、この程度の設備で十分なんですな。
 出来れば白リン弾が実際使われている動画が見たかったんですが、見つかりませんでした。イタリアの例の番組の動画ですか? いや、一応見たんですが、悲惨な映像にまじって、 白骨と化した遺体がほとんど無傷な衣服を着てる映像 を見た時点で耐え切れず噴出してしまいまして……あれが「恐ろしい」って言ってる人、おかしいと本当に思わなかったのかな? この映像は米兵が「白リン弾は身体の内側から犠牲者を焼いて……」と説明してるところでイメージ映像的に差し挟まれてるんですが、どう考えてもこの遺体は白リン弾とは無関係でしょ?
 結局 BBCの"white phosphorus bomb"報道 は「間違いでFA」なんですかね? 焼夷弾がえげつない兵器ってのは確かにそうですし、ウィリーピートが誰にどう使われたかは追及の余地があるとは思いますが、魔女狩りっつーか悪魔狩りっつーか、ありえないものを糾弾してる気が……
 今回は、ちょっと画像を中心に探してみました。


2005年11月23日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 無防備都市−戦火のかなた

 本当のところ、「無防備都市」と言われると伊藤明弘氏作品がBREN-303名義で掲載された戦争マンガアンソロジーを思い出すんですが。多分このタイトルは、未見だけどもロベルト・ロッセリーニ監督の同名映画( 無防備都市戦火のかなた )が元でしょうが。
 苫小牧は地理性、施設等を考えると、確かにその手の行動で切り札に出来るって話は思わずうなずいてしまったんですが……でもその切り札って使い手があるんだろうか? っつーか、無防備地域宣言とはほとんど関係なく成り立つ要素の気が。そもそも無防備地域宣言の条件を成り立たせるために自衛隊を都市に入れることが拒めるんだろうか? と思って、有事法制はどうなってただろうかと検索かけたら……無防備地域宣言運動の署名活動が行われている 国立市から総理への有事法制案(当時)に対する質問書 が……いや、別にいいんですけどね。国立市って、何か変なのがいる?

  断水の中国ハルビンで住民が空港や駅に殺到=目撃者 ( ロイター )。化学工場での事故によって、らしいけど……中国は経済的な成長の一方でいろいろアレだから、こういうことがやっぱり起きるんだろうなぁ。

  「中国は寛大、日本は未熟」友好に奔走の日本人語る人民網 )。ところが、このインタビューを受けたというアジア環境技術推進機構の事務局長川上彰夫氏が、 アジア環境技術推進機構のトップページ で、「取材をを受けた事実はない」と発表。「言っていない」ではなく「受けてない」のだから、多分、本当なんだろうなぁ。

  チワワ盗難、相次いで発生 日本excite )。ちっこいこともあって、盗みやすいんだろうなぁ。ブームによるペットの過剰需要は他にも問題があるんだけど、これは犬でチワワならではないんだろうか? 少なくともこれだけの規模のものはそうなんじゃないかなぁと。それに問題があろうと、盗まれたショックで仕事までやめたというこの記事中の奥さんのような人が出てるのは確実で。
 チワワの出てたCMって、金融ローンのアレだろうなぁ。カワイさで業務のあざとさをごまかそうとした結果がこれか……

[アニメ] ワクテカ

 今週の ノエイン (#7)は、#2以降初の萌え作画。これは総監督容認なのか〜。
 自分が連れ去られたのが未来だと知ったハルカは、フクロウとアマミクによって連れ戻される。そして着々とラクリマでの龍のトルク(=ハルカ)を使った計画が進行する。元の世界では子供たちが真剣なんだかふざけてるんだかわからないハルカの探索を行う一方で、ユウは自失しながら街中でハルカを捜し求める。そんなユウだったが、ハルカの危機に呼応するようにカラスとシンクロし……
 ノエインさん、二度目の登場。しかも竜騎兵のリーダーであるクイナが裏切り者? 竜騎兵のコサギは任務を逸脱したカラスの処分を買って出るが、なんかカラスにプライベートでいろいろありそう。アマミクはハルカが自分たちの知るハルカとあまりにそっくりなことに動揺しつつも任務を果たそうとするのだが……
 ラクリマから脱出したハルカとカラスだけど、ハルカはカラスがラクリマ世界でのユウだということを知らない。またラクリマがハルカを放置するわけがないし、異世界で不安定なカラスがどうなるのかも……
 今週はお風呂シーンはなかったけど、そんなようなものはアリ。

  ぱにぽにだっしゅ 。今回もOPは「少女Q」。「ルーレット・ルーレット」のように「あれ? 変わったんじゃなかったの?」ってなことはとりあえずなさそう。最初の「黄色いバカンス」は60年代後半から70年代前半っぽかったけど、これは80年代風。当時のポップスのみではなく、テクノやらも意識したあたり、多分確信犯。80年代の代表アイテムであるヘッドホンステレオとかも意識してたりと、バカっぽいわりにかなり計算ずく。
 本編は、最終回展開の複線かなぁ、という気も。芹沢の声優さんの斎藤千和しゃべりに拍手。


2005年11月25日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 大阪出張帰り

 疲れた、っつーか、異様に肩がこりましたわ。いや、比喩でなく、マジでこってるんです。
 今回は仕事自体は話聞いてくるのがほとんど、あとは引率みたいなものだったんですが。
「部屋のあかりが点けてすぐ明るくならない!」
──ビジネスホテルは大抵そうですが、何か?
「ホテルの道順がわからない!」
──そんなホームページの略地図だけでわかると思う方が間違い。
「革靴が靴擦れする!」
──ソーダネー。
 ってな具合に、なかなか楽しい旅行でした。(おい
 帰りは、レンタルで借りてた「ファイトクラブ」を見て時間を潰す。名駅について、丁度時間が合ったので 仮面ライダー THE FIRST を見てくる。
 ニ、三、書くネタはあるけど首が痛くていけませんわ。また後日。
 つか、留守中の録画の消化もしないと。


2005年11月26日() 旧暦 [n年日記]

[その他] はやぶさ、やったのか!

  はやぶさ、2度目の着陸に成功 試料採取もほぼ確実朝日 )。あまりよくわからないことだらけなので言及は避けてたけど、これは触れずばしかたあるまい。厳しい条件の中で良くぞここまで、と思う。現時点でもものすごい偉業だと思うが、当然二年後の試料回収も成功を期待したい。

 それとはなんの関係もないんですが、ナイフ買いました。今回はヴィクトリノックスではなく、レザーマンのJUICE KF4。 画像1画像2画像3
 コンセプトは1)プラスドライバは必須。2)ラジオペンチがついてるとイイナ!3)でもおっきすぎるのはイヤ。という辺りで、店頭で一目ぼれしたのを、通販で。(だって店頭だと定価だったんだもの)
 仕様要求としてはそれだけだったんですが、実際にはなぜか色々ついてきてしまいました。波刃ブレードやら、ノコ刃やら、ダイヤモンドやすりとか……(画像3参照)
 全ブレードを展開すると、中級クラスにも関わらずものものしい。まあ、着いた早々オイルストーンでブレードを研いだりしたせいもあるんですが。
 なんつーか、収納形態、ペンチ形態、全ブレード展開形態を見てると、何故かビーストウォーズ・メタルスで出てきたカニタンク( ランページ )を連想しますな。
 ふと気付くと、色々日常で使いそうもないものは付いているのに、栓抜きと缶切りは付いてなかったりする。しかたない。そっちは手持ちのヴィクトリノックスでどうにかしよう。(おい

[映画] ファイトクラブ

 自動車メーカーに勤めるジャックは社会的には何不自由なかったが、不眠症に悩まされていた。唯一、病気の患者の告白会に参加し紛れ込むことでのみ、安眠を得ることが出来たが、彼と同じように病気でもないのに告白会に顔を出す女、マーラによってそれも阻害される。
 そんなある日、出張帰りの飛行機の中で野性的な男タイラーと知り合う。その変わった男タイラーによって全てをさらけ出しての殴り合いに快感を覚えていくジャック。同じように日々に抑圧を感じる男たちがタイラーとジャックに惹かれるように合流し、何時しか地下で殴り合いをする団体「ファイトクラブ」が出来ていくのだが……

 あ〜、実は未見だったんですが、コレ、 ど変態映画 だったんですな。それだけ言ってしまうともう全部この映画についての感想は終わりなんですが、それだと不親切なので続き。
 原作があるって後で知って、妙に納得。これは確かに現代文学っぽいですわ。「トレインスポッティング」を見たときのミョーな感じと同じ。現代ストレスと、悪趣味を詰め込んで文学で御座い、って顔をしてる感じ。単にストレスからの解消と男の友情を描く映画に普通に描けばなるはずなのに、そうはしないところが……
 ど変態映画ってこともあって、個人的にはミョーに気に入ったところもあるのが厄介なところ。とりあえず変態映画好きには勧めておこう。

[映画] 兵隊やくざ

  有馬頼義著「貴三郎一代」 の映画化。主人公の大宮貴三郎にはモデルがいて、調べてみると名門テキ屋の親分、山本五郎だということらしいのだが……
 原作でも歩兵と砲兵がいがみ合い、階級章の星が物をいい、鉄拳制裁がまかり通る軍隊で、兵卒の枠にはまらない大宮貴三郎二等兵と、そのお世話をおおせつかることになった有田上等兵の厳しくもバカバカしく、おかしな軍隊生活を描いている。
 軍隊と言えども人の集まりで、人の集まりである以上杓子定規で動いているわけではない。兵隊としては問題ありすぎな大宮だが、たくましさしぶとさでは人一倍。いつしか彼を抑えなければならないはずの有田でさえ、彼のバイタリティに魅了されていく。
 この有田も優等生ではなく、大学出のインテリのくせに他の同期のように試験を受けて昇進することはせず、軍隊が嫌いだからと入隊三年目にして未だ上等兵のまま、指折り除隊の日を待っているという変わり者。ただ大人しいというわけではなくむしろ知能犯的に大宮の騒ぎを収集したり、逆に便乗したりする。
 しかし不思議と大宮に惹かれるものがあった有田は大宮を無理矢理縛るようなことはせず、大宮もそんな有田に惹かれ、凸凹の二人には固い友情が結ばれる。
 この大宮と有田を勝新太郎と田村高廣とが演じる。
 また、規格から外れた彼らの目に映る軍隊は実にダイナミズムに富んでおり、当時の軍隊生活の一端を推し量ることが出来る。
 原作は続までしかないのだが(多分)、映画は人気を受けてその後も続々シリーズ化されている。近所のレンタル屋にシリーズが揃ってるので、続きも見てみようっと。


2005年11月27日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 木登り木登り

 知人のお手伝いで、木登りイベントに行って来ました。今回はこちらの人数も多かったし、参加した子供たちも極端にやんちゃなのはいなかったし、総じてスムーズな進行でした。
 手伝いの合間に自分も登ったり、登ってる子達の写真を撮ったりしてたんですが、こういうのって自然と立体的な構図になって、面白いっす。被写体の顔が出てしまうのでネットには掲載できないけど。普段、上下も見てるつもりでも基本的に意識は水平方向にしか向いてないってことでもあるし。
 ロープや器具を使った安全で自由度の高い登り方なのだけども、上級者は上下だけではなく、ロープからロープへ、枝から枝へと自由に移動する。私は高所恐怖症のヘタレなので、そんなわけにはいかないけど。でも、それでもかなり慣れては来たんですけどね〜。
 「樹上で過ごす」ってのは普通とまったく違う感じので、なんかこれってSFっぽいなぁ、とか思ったりもして。そう言えば、人間は木から下りた猿って俗説があったっけ。樹上生活者ってどういう意識でどういう社会・文明を構築するだろうなぁ、とか。浮遊都市とかが舞台のSFってのは多くあるけど、完全に樹上世界でストーリーが展開するSFってなかった気がする。北欧神話ってのはナシな。三次元的な立体配置が当たり前の世界ってのは考えてみると面白いかもしれない。
 帰ってからは録画の消化。でも疲れたので感想とかは明日以降に……ふにゅう。
 あ、でも一言だけ。エウレカセブンの「ニルヴァーシュspec 2」の登場へのシークエンスは、ちょっと感動しましたよ。あのタイミングで「DAYS」が流れるとは、ちょっと卑怯だ。


2005年11月28日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 姉歯建築士とヒューザーとかの件について

 世間様を騒がせてるこの事件だけども、私が第一報を聞いて思ったのは「姉歯? 誤植じゃない? そんな名字あるんだ」というくらいのものだった。その後ヒューザーやシノケンや木村建設と芋蔓式に名前が上がり、特にヒューザー社長の下品なヒールっぷりが取り上げられるに至っても、個人的には「ふ〜ん」というのが正直なところであったりする。
 いや、大変な事件だとか、マンション購入者が大変だとか、どうなるのかなぁ、被害者はできるだけなんとかなるといいなぁ、とか思っていないということではない。だが、その程度にしか思っていないということでもある。他人事だから、と言われるかもしれないが、事実他人事であるし、メディアに挙がった個人をヒステリックに糾弾して社会正義の一端を担った気になりたいわけでもない。
 実際のところ、耐震強度偽造のニュースから更に建設会社からの圧力の話が出て来た時、「ま、そうだよなぁ」と思ったのが一番大きな感慨だったりする。
 建設会社自身もだけど、購入者もコストダウンを望む中で、高い商品価値(この場合は安全性)をも同時に望む場合、その両者の圧力により「偽装」という決壊が起こるのは珍しい話じゃない。食品の産地偽装だなんて日常的にある。最近ではフォルクスが商品の表示が紛らわしいということだけで社長辞任にまで至ってもいる。
 一生に一度の買い物、とも言えまいが、それでもマンション購入は食品などより遥かに大きな買い物だし、万が一の時の致命性も高いのだから、大騒ぎになるのもむべなるかなではある。でも、結局問題発生の原理としては同じだ。ヒューザーの小嶋社長は期待以上に下品でヒールな言動のため火に油を注いでもいるが、どんな言動をしようが、出来る行動など限られているのだから、それ(言動)はそれだけのことでもある。
 また、極端なコストダウンと商品価値の二律背反が事の根幹とすれば、当然姉歯建築士や上に挙げられている三社だけの問題ではないということになる。おそらく、社会的ヒステリックの様相も呈してきている理由の一つはそこだろう。
 周辺ニュースなども見ると問題が明るみに出る前に国交省幹部と接触していたりとかもあったみたいだから、スキャンダル発生のメカニズムに興味もあるが、さして熱を入れて調べようとも思わないし、今のところ上に書いた分が感想の全てである。被害が大きいので同情もしはするが、結局現象だけを見れば世間一般に偏在している問題にすぎない、とも言える。対策も、おのずとそれに準じることになるだろう。

  マコケン 。VIP板の 髪の毛短いし、青いズボンだし、絶対男の子だと思ってた スレのコミック化だそうな。VIPは流石に見てねえっす。

[アニメ] 絶対少年のない土日

 なんだか物寂しくもあり。
  BLOOD+ 。なんだか舞台はベトナムになって女子校ものに。このくらい頭悪い方が気楽に見れるけど、場所柄何時「ベトナム戦争で米軍が」と電波飛ばしてくれるか、 楽しみに 不安になってしまう。ちなみに当のベトナムでは伝統的なアオザイより日本のセーラー服の方が人気だそうな。

  エウレカセブン 。ただでも個人的ツボの決死のジジイに、クライマックスで流れる第一期オープニング曲の「DAYS」と来たら、ちょっと卑怯ですよ? タイプエンドの追尾弾に追われるニルヴァーシュがいつの間にか高速飛行形態になっていて飛行型への変形シークエンスが見られなかったのはちょっと残念だったけど。ジジイとレントンの同級生のガキどものやりとりがまた泣ける泣ける。だからジジイはツボなんだってば。

  響鬼 。長らく続いたあきらの迷いに決着。あきらの変身体は一瞬現れただけ。このシーンのためだけにスーツを用意するとは、なんて贅沢な。だけどもあきらの選択は……自分は復讐心を乗り越えられない、と悟ったのだろうか。少し寂しくもある。そのあきらの決意が、弟子を取ることに臆病になっていたヒビキを動かす事にもなる。名前を呼ばれるまでの展開を描いてた明日夢はともかく、桐矢を認めるのは唐突という気もするけど。
 展開的には、今まで敵だったはずの館の男女が猛士と共闘? というわけではないだろうが、自分たちの手には負えない魔化魍「オロチ」を倒すために協力を今後もすることはありそう。

  ゾイドG 。ムラサメライガーの第三形態・ムゲンライガー登場。フェルミとソウタの率いるディガルド軍がルージたちの帰還したズーリの街を強襲。秘密の出入り口がばれ、戦力がいくらか増したディガルド討伐軍も苦しめられることに。ムラサメライガーも二本の大剣を操るバイオケントロにピンチに陥るが……
 いやぁ、動く動く。これまでで多分一番動いてるぞ。作画スタッフを見ても今回は全部日本人スタッフ。力の入れようがわかる。ムゲンライガーの登場、そしてそれを契機に討伐軍の逆襲の転機となるだろう回だけに、気合が入ってるなぁ。ムラサメライガーのような大刀をハヤテライガーのように二刀流で豪快に操るムゲンライガーは、ソウタのバイオケントロを圧倒。ムゲンライガーへの変形がいつの間にか行われていたのはちと残念か。一瞬光るとかくらいのエフェクトでも入ってれば映えただろうに。ソウタはあれで退場なのかなぁ。
 それよかレ・ミィが丸焼き以外の料理を作った事の方が驚きか? 今回はミィ様ツンデレ祭り第二弾でもありました。ゾイド講座も相変わらず飛ばしてる。


2005年11月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちと尾篭な話ですが

 十日ほど前に東京新聞(中日新聞系列)が 「寄生虫の卵 感染、ラッキーかも」などと無知無神経極まりないことを書いた のだけども、それに対し「笑うカイチュウ」などの著者である藤田紘一郎教授が 夕刊フジ上でその誤謬と危険性を指摘 している。 *1
 件のコラムは藤田教授の説を引用しているのだが、こんな間違いだらけのトンデモ引用をされたらたまらないだろうな、と思ったら、ご本人自ら反論なさった(ってわけでもなかろうが、結果的にはそうなってる)のでほっとする。そもそも本来糞尿は堆肥化のプロセスを経なければマズいハズなのに、そのまま撒かれてもなぁ。(参考: よい家畜ふん堆肥とは ) どうも堆肥化のコストを惜しんで、とのことらしいのですが。
 まあ、国産キムチだからと言って安全かと言えばそうも言い切れず、コストのために外国産の白菜などを使ってる場合もあるので、絶対とは言い切れないらしい。本当に難しい世の中だぁね。

 寄生虫ってえと、ちらと聞いた話では医療の現場では寄生虫の専門家が年々減っているらしい。ふた昔前みたいに、子供のほとんどがお腹の中に回虫を飼っていただなんて時代ではないから、需要としては減っているのはわかるが、寄生虫症はものによっては治療が難しく、また場合によっては対応が正しく出来ないといった問題も発生するかもしれない。
 こんなことで散々脅したって仕方ないのだけど、誤った知識(それも危険な)を新聞が平然と広めるのはやめて欲しい。少なくとも修正記事くらいは載せてくれ。

 新聞の怖さってえと、 愛・蔵太の気ままな日記 宇宙ロケット「はやぶさ」関連で、こちらへのリファがけっこうすごい 経由で 的川泰宣氏講演会レポート 。「おおすみ」打ち上げ失敗で朝日記者が糸川氏を散々叩いたのは、銀座のママをめぐる私怨だった、というお話。四年前の講演で、愛・蔵太氏のブログで取り上げたのも二年前だったのだけど、読み流してたのか今回初めて知りました。朝日新聞のことはいろいろからかい半分にあげつらったりもしてたけど、科学記事を比較的多く取り上げる傾向(内容の正確さと方向性はともかく)は評価してたんだけどなぁ……
*1:  よく考えたらリンク先まで飛んで読む暇がある人ばかりではなかったので、解説。
 東京新聞のコラムは「回虫によって花粉症が軽減される」という藤田教授の説を引いて、「逆にラッキーかも」などと書いたのだけど、藤田教授は種による寄生虫感染の危険性を指摘しておられる。特に犬など、人間以外に特化した寄生虫の場合、人体の中ではちゃんと成虫にならず、幼虫のまま何年も体内を徘徊し、臓器に居付いたり、場合によっては網膜に到達して失明する可能性も少ないながらある、ということをちゃんと言っている。ちゃんと共生している生物も、別の種を宿主とするとその行動は制御されないという当たり前のことを東京新聞記者は理解していなかった。

[マンガ][その他] 今日の買い物

 ・ 東京赤ずきん(3)/玉置勉強

 出てたの、うっかり見逃してた。他には週刊プレイボーイなども買ったり。いや、普段は全然買ってないけど、ちと知り合いの絡んだ記事があったので。ゴシップ系ではないですよ。
 週刊ジャンプでいとうみきお氏がまた読みきりを書いていたけど、ちと絵柄が変わったか? 絵柄なんてのは変わるものなんですが、以前はバタ臭さが前面に押し出すぎていたのが、かなりやわらいでる。それでいて演出や話の癖はきっちり残ってるから、いい変化、なのかな?
  樹上生活SFはある 、という話で、 ニーヴンのインテグラル・ツリー なのだそうなのだけど(未読)、 紹介文 によると、浮遊状態ってことなのでちと違うかなぁ、と思ったら、擬似重力があるのか。
 「暁星記」は確かに樹上SFになるのかな? なんかビミョーな気もしないでもないけど。
 それにしてもものすごい頭が痛い。うう、早めに休まんとなぁ……


2005年11月30日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他][マンガ] たまには気持ちよく飲みたい

 ここんとこ連日、へこむことがあって、毎日気分を切り替えても切り替えても……おかげで晩酌も進まなくってねえ(それってむしろ健康にいいんじゃ)。ワタクシの開き直りスキルは極めて低いのですよ。

 Firefox1.5が出ていた。日本語版も同時に出ていた( 本家 から落とせます)。なんか力入ってるなぁ。使ってる拡張機能やテーマは大体対応版が出来ていて、すんなりと移行完了。どこが変わったのか、リリースノートちゃんと見てないのでわかりません。(^^;

 OURsとBIRZを購入。OURsは定期購入を宣伝してるけど、新規読者へのアピールを考えた方がいいんじゃ……と思わなくもない。OURsの連載傾向には一致してるのかもしれませんが……と、「アニメがお仕事」を読んでてふと思ったが、これで裏表紙にアニメ専門学校の広告が載ってるって状況は、皮肉というか、逆効果なんじゃと思わなくも……

  朝目新聞 様→ QUITER 様経由で、 DEAD OR ALIVE劇場版TRAILER 。QUITER様の解説を参考にしてダウンロードしてください。なんつーか、女性キャラばっか……てか、グラマラスな女優さんばかり(しかもかすみやあやねまで欧州系)ってのはわかってるのかバカなのか。両方だな。きっと。しかも異様にビキニのブラに拘ってるし。一体何なんだか。

  魚にキスしなかった通行人を魚で殴った男 ― 被害者の頬に魚の鱗AZOZ blog )。犯人はきっとモンティパイソンの見すぎだったんでしょう。