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2002年04月22日(月) 旧暦 [n年日記]

足りない足りない

 ボスから「これで図を作って」と渡されたデータ。ところが発注された図にするには解析が一部足りない。仕方ないんで自分で解析しましただよ。とほー。
  クレしん劇場版 の初週土日の動員は 6位 。コナンには負けてるらしい。コナンは見てないから比較はできないけど、今年のクレしんに勝てる映画ってのもそう簡単には思いつかないから(大傑作レベルでなくては)、作品の質ではそうそう負けてるとは思えない。もっと頑張って欲しいなぁ。
  ハリケンジャー は、こないだから出てきた「ゴウライジャー」が無類の強さを発揮。そのわりにはからくりボールを盗むとかセコイことやってるけど。しかし、去年の今ごろガオレンジャーで無類の強さを発揮していた狼鬼(ロウキ)は、味方になってひと月くらいであっというまに ヘタレ てしまったので、ゴウライジャーも時間の問題だろう。南無。
  龍騎 は秋山蓮の戦う理由と、神崎唯衣の兄、神崎士郎の行ったことの片鱗が。インタビューによると、アギトとは違って一年ほとんどを謎ひっぱりにするようなことはなく、前半で謎そのものは明かすということなのだけども……来週は第五のライダー・ライア(エイがモチーフらしい)が登場とか。どんな奴かと思ったら、 実はなんとなくいい奴っぽい 。しかし、脇役で正義感が強すぎる奴ってのは「ライダーは俺一人でいい!」と言い出して「まさとー!」と苦しむとか、早々にあぼーんされるかのどっちかなのだけど、大抵。非ライダーの登場人物の悟郎と真司が絡むとか、ちょっと人間関係に意外性が出てきそうで面白そう。
 ヒカリアンの前半の大食い大会話がちとぶっとんでた。チャクラは開くは、黄金のオーラは発するは、一体なんの話なんだ、コレは? バカをやるからには最低限これくらいはやらなきゃダメなのね。
  ぴたテン は紫亜登場早々に「悪魔」とか正体明かしてるし……原作と違う? と思ったら、美紗が天使ということもこの時点で。あれれ? 原作と展開変えるのか? 話自体は、まあ優良可不可の可ってことで。
 既に mozilla 1.0RC(Release Candidate: リリース候補)1がリリースされてるのだけど、ウチだとどうも妙な不具合が出る。友達のとこだと別に問題ないという話だけど……うむむ。いずれにしても、次リリース待ちにならざるを得ないか。


2002年04月23日(火) 旧暦 [n年日記]

クレしん劇場版強化月間

 ってのは嘘ですが、 新文芸座の日プロ大賞ランキング を見てショックを受けたので。去年のクレヨンしんちゃん劇場版「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」の得点が低かったからではない(得点五点で55作品中最下位)。たった一人しか得点を入れてないからだ。十九人中一人、この数字はなにを意味してる? そういえば、 GAINAX 設立のきっかけになった「オネアミスの翼」もキネ旬の批評家などの間での邦画のベスト10の中にはほぼ名前を見せず、リストアップしたのが大森望一人だったという話があったか。結局それは現在もまったく変わってないというわけだ。
 日プロ大賞で唯一「オトナ帝国」に得点を入れた審査員である木全公彦氏の コメント に「近年のジャーナリズムは日本のアニメが元気だとかおもしろいとか盛んに喧伝し、メディアも特集を組む。しかし長年にわたり高水準の質を保ち続けている「クレヨンしんちゃん」のシリーズについては誰も取上げようとしない。」という一文が載せられている。確かにメディアはアニメ作品を取り上げるようになった。しかしそれは例えば宮崎駿や押井守、大友克洋のような海外で評価を受けたようなクリエイターか、エヴァンゲリオンのように無視できないレベルになってからようやく取り上げるというものであり、自分たちの中からすばらしいと思うものを盛り上げようという動きではない。これがアニメ大国とか言っている日本の現状だ。日本国内でのアニメの立場が低いことについて「宮崎駿が十人いれば……」という嘆くひともいる。違う。本当は、国内で「宮崎駿の次」を探そうという流れがほとんどないのだ。マニアの嗅覚はするどく面白いものをつくりだせる人をかぎ出す。しかし、マニアだけではだめなのだ。海外や過去の誰かがしてくれた評価を借りてくるマスコミ、そしてそれを疑いもせず消費する消費者。「アニメは日本の誇る文化」と言いつつ、自分からは決して実写映画等と並べて評価しようとはしない人々。かくして絶望の閉鎖系は完結する。あ〜あ。
 同族嫌悪の意味もあるけど、私はオタクという存在がキライだ。しかし、それ以上に自分から「自分の楽しいこと」を追及することを放棄する人間はもっとキライだ。ネコのうんこでも踏んでろ。


2002年04月24日(水) 旧暦 [n年日記]

春眠暁を覚えず

 「にゃのにゃの」と続けた輩は逝ってよし。
 ここんところ眠い。とても眠い。家に帰ってからも仕事の続きをしてるんで、睡眠時間が削られる。う〜、はよ片をつけよ。
 GUN誌連載の特殊部隊の特集は間違いが多い、ということで紹介してもらった 暗闇の戦士たち−特殊部隊の全て を読み始める。土曜日に映画を見に行った際、駅前の星野書店で探しても見つからず、ネットで注文したら直後に杁中の三洋堂に置いてあるのをみつけたという運命の悪戯……しくしく。 amazon の書籍紹介にリンクしといてなんだけど、今回のネット注文は 本やタウン で注文した。ここは何がいいかと言うと、幾つかの書店と提携しており、提携した書店に配送してもらえば送料はただになるのである。全国大学生協書籍部とも提携していて、その場合は店頭注文と同じ一割引になる。なかなかお得である。
 肝腎の本の内容だけども、まだ冒頭だけども、第二次世界大戦時にほとんど奇襲の用をなしていなかった奇襲部隊の現状から、もっと少人数で小回りのきく隠密性の高い作戦部隊の設立が発案されることから始まる。このアイデアが、おそらく世界でもっとも有名な特殊部隊である英国のSASに結実し、特殊部隊の有用性を認めた各国も、大戦後、これにならって特殊部隊を設立していく。もっとも危険でもっとも過酷な任務につきながら、光が当てられることの少ない「特殊部隊」という存在の黎明からの歴史が淡々と語られ、非常に興味深く、また面白い。
  林氏 から久々に電話。「 ほしのこえ って、どこで入手した?」
  とらのあな なんだけども、土曜に行ったときには、積まれてる数が既にかなり減っていたから、今からだと厳しいかも……まあ、重版はするだろうから、いずれまた市場に出回りはするのだろうけど……
  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 の主題歌、聞いてて「宇宙のファンタジーみたいな歌い方だなぁ」と思ったら、「二中のファンタジー〜体育を休む女の子編」っちゅータイトルでした……ギャフン。しかも検索してみると既存の曲らしく、ダンス☆マンの ミラーボーリズム4 に収録されているらしい。映画の余韻でぼーっと聞き流していると、なんとなく今風の惚れた腫れたの曲のように思えたのだが、パンフを買ってその歌詞を見てみるとびっくり、「体育を休んでる気になるあの娘の前でかっこつけようとシュートを決めたけど肝腎のときにあの娘は見てなかった」という内容だった。非常に短絡的に言えば。用いてる単語や語感を、おそらくそういった流行りものの歌詞っぽいものを用いることで一見それ風の曲に見せかけて、実はまったく違う内容という荒業だった。う〜む。しかし「勝利V絶対つかもう」収録の「二中のファンタジー〜中学生以下お断り〜」ってどんな曲だ?

P.S.大抵の人間「楽しいことの追求」よりも「楽なことへの惰性」に流れてるんじゃないかなぁ。私自身もその傾向があることを踏まえて。「楽なこと」と「楽しいこと」は、字面は似てるけどまったく違うよね?


2002年04月25日(木) 旧暦 [n年日記]

やっぱり眠い

 眠いと思ったら、どうも体調を崩したらしい。鏡を見ると、顔色が真っ青になってた。座ってても立ちくらみがするんだもんなぁ。でも、課題になってた仕事の方はひと段落つきそうな予感。
  マガジンZ を見ると、高橋葉介の読み切り「リセット」が掲載されていた。どうも「KUROKO」のラストで作られたコピー世界のその後の話らしい。ってことは、もし連載化すれば黒子の二人も出てくるってことだろうか?
 女子学生の制服のセーラー服は名古屋の金城学院が初めて導入したという説があるそうな。水兵服を導入したというよりは、子供服などとして既に定着していたセーラー服のデザインを採用したらしい。ちなみに金城学院ってのは名古屋ではSSKと呼ばれて淑徳・椙山と並んでお嬢様学校とされている。いた、かな? 今は良く知らない。たまに話を聞くと、実体はやはり今時の女子高のようである。まあそんなものだよね。
 ところで今週のバキ、あんなにちんたら耐火服に着替えるのを見過ごすなんて、相当マヌケだと思うんだけど……


2002年04月27日() 旧暦 [n年日記]

休日のような、違うような

 研究室に出て、作成した図に関してボスからひとしきり言われる。いや、お小言でなく改変すべき部分の指定にすぎないのだが、「追加条項」がそんな簡単なことではないのにあっさりと言われるので、ちょっとむっとする。しかし、どのくらいの手間なのかよく知らないだけだし、もし知っていても、ボスなら自分でできればそのくらいの手間を惜しまずにやってしまうだろうということがわかるので文句を言える筋合いはまったくない。尊敬し、見習うべき部分ではあるのだけど、自分のいたらなさを突きつけられてるようで、素直に認められないところがある。自分も未熟だなぁ。
 お給金が入ってしばらくたつが、実家の両親にちょっとした贈り物を贈ることにする。GWには帰れないし、いろいろお礼って意味もあるし、無事の便りのかわりでもあるし……まあ、いろいろ。
 昼過ぎに、 林氏 に久々に会う。二月の頭以来だから、二ヶ月ぶりくらいか? そんな久しぶりでもなかったか。
 まずは「 ほしのこえ 」に関して。こちらも先方も、かなりの衝撃というか、余韻を受けているのだ。受けているのだけど、いろいろな理由でそれを直接的に出すことができない、というところか。もちろん基本的にすごい、というところでは一致しているのがわかってるし、作品を見るときの視点がお互いだいたいわかってるので安心して話ができる。
「だから、あれの長編版が見たいとか最終回が見たいってのは間違いなんですよ」「あれ以上やっても何も出ないだろうねえ」ってな具合に。おまけに共通の知人・友人にあれを見せたらどうなるか、という話までする。あの人は、技術と労力への感心はするだろうけどそんなに気に入らないんじゃないかとか、この人は直球勝負好きそうだから気に入るんじゃないか、いや、SF的ガジェットを思わせぶりに使ってそれをどうでもいいものにしてるからそれが気に入らないんじゃないかとか。
 他には 紅鉄絢 氏の前の連載(打ち切り)とか、今やってる短期集中連載の話とか。「あの話はなにをやりたかったのかね?」「姉ちゃんの正体がわかんないまま終わっちゃったからわかんないですよ」。「短期っつったら3〜4ヶ月だろうけど」「あと一、二ヶ月で終わると思う?」う〜ん、確かに。あと三話はいるだろうということで落ち着く。
 まだ流せない情報とかも、若干。まあ、だいたいはそんな感じで。


2002年04月29日(月) 旧暦 [n年日記]

アギト、キタ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−( ゜∀ ゜)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−!

  アギト劇場版 Project G4の完全版の発売 が決定したらしい。マンティスロードの云々とかは復活せんのだろうか? 無理の気もするが……
  ワールドタンクミュージアム が販売されてるようだったので、ためしに二つほど買ってみる。ひとつ目をあけると、ティーガーI戦車の後期型、ふたつ目は88mm高射砲36式東部戦線仕様。ところが最初のティーガーI、よく見るとなんか違う。インナーの解説を見ると「シークレットアイテム」とかなんとか……パッケージ裏に書いてあるリストには含まれていないものっぽい。「ヴィットマンの007号車」? マジっすか?
 2ch おもちゃ板ワールドタンクミュージアムスレッド によると、先行販売だった ワンフェス では、18個にひとつ程度は出ていたらしい。今回はそれより少し確率が上がっているっぽい。それにしてに、一発目で当たったんでそういうものだとは気がつかなかった……
 注文していた 蛇と虹 ゾンビの謎に挑む が到着。読み始める。昔テレビで「ゾンビ伝説」をやっているのを見て、それに原作があると知り、その後、ギブスンの「カウント・ゼロ」後書きに載っているのを見て読みたいと思ったのだが 速水螺旋人 氏の 日記 に書いてあって、まだ販売してると知ったので注文。……あのー、奥付見ると、88年初版1版1刷なんですが……(^^; 内容は、信憑性には疑いがあるところもあるものの、無秩序な前近代的な産物と思われていた魔術の社会における必要性のロジックが構築されていくところが、非常にエキサイティングである。ウワバインやクラーレなど、今日よく知られてる毒物の由来も面白く読める。それにヴードゥーの資料ってこれ以外には少ないし。
 ジョージ・アレック・エフィンジャー死去!? マジ?